JP4049148B2 - 商品情報管理システム、書込端末、書込端末用プログラムおよび商品情報管理方法 - Google Patents

商品情報管理システム、書込端末、書込端末用プログラムおよび商品情報管理方法 Download PDF

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本発明は、小売店舗において商品情報を変更するための商品情報管理システム、書込端末、書込端末用プログラムおよび商品情報管理方法に関する。
小売店舗において、例えば、商品の値引きを行う場合、従来は、小売店舗の売り場の担当者が個々の商品に値引きシールを貼り付け、小売店舗の精算の担当者が、商品に貼り付けられた値引きシールを参照して、精算を行っていた。
しかし、そのような従来の方法では、小売店舗の売り場の担当者、および精算の担当者の手間がかかる。
そこで、商品の価格等の情報を入力する入力装置と、入力装置に入力された情報を記憶する記憶装置と、記憶装置が記憶している商品の価格を表示する価格表示器と、商品に表示されているバーコードを読みとるPOS(Point of Sales)端末装置と、POS端末装置が読みとったバーコードにもとづいて、記憶装置から商品の情報を検索する管理装置とを備えたシステムが提案されている(特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されているシステムでは、例えば、入力装置に商品の価格の情報が入力されると、入力された価格を記憶装置が記憶する。そして、価格表示器は、記憶装置が記憶している価格を表示し、POS端末装置は、記憶装置が記憶している価格で精算を行う。従って、例えば、入力装置に変更された価格の情報が入力されると、価格表示器は、変更された価格を表示し、POS端末装置は、変更された価格で精算を行う。
また、小売店舗の売り場の担当者が、調理時刻の情報を含むバーコードを商品に貼り付け、POS端末が、商品に貼り付けられたバーコードを読みとり、調理時刻と、現在の時刻との差等に応じて商品の価格の値引きを行う方法が提案されている(特許文献2参照。)。
特開平4−246770号公報 (段落0007〜0008、図1) 特開2003−077068号公報 (段落0011〜0036、図1)
しかし、特許文献1に記載されているシステムは、記憶装置との通信機能を有する価格表示器を各商品陳列棚の各商品の陳列位置ごとに設置しなければならない。そのため、システムが高価になるという問題がある。
また、特許文献2に記載されている方法は、予め商品に表示されているJAN(Japanese Article Number)コードによるバーコードに加えて、小売店舗独自のバーコードを各商品に貼付しなければならず、手間がかかるという問題がある。また、値引き開始時間や、値引き額等の値引きの情報を、予めPOS端末に記憶させていなければならず、小売店舗の営業時間中に柔軟に値引き開始時間や値引き額等を変更することが困難であるという問題がある。さらに、顧客に値引き対象商品であるか否かを表示する手段について考慮されておらず、他の手段で顧客に値引きの情報を提供しなければならないという問題がある。
そこで、本発明は、小売店舗の営業時間中であっても商品情報の変更を柔軟に行うことができる安価な商品情報管理システム、書込端末、書込端末用プログラムおよび商品情報管理方法を提供することを目的とする。
本発明による商品情報管理システムは、商品の価格を表示し、かつ、商品特定情報を記憶する記憶手段が付随する商品価格表示手段と、商品の価格に関する価格変更情報および各商品の在庫数を入力するための入力部、価格変更情報を商品価格表示手段に記載する記載処理部、記憶手段から商品特定情報を読み取る読み取り部、および記憶手段から読み取った商品特定情報と商品価格表示手段に記載される価格変更情報とを対応付けて送信する送信部を含む書込端末と、通信ネットワークを介して送信部から商品特定情報と価格変更情報とを受信する変更情報受信部、商品に付されている商品特定情報を読み取る商品特定情報読み取り部、および商品特定情報読み取り部が読み取った商品特定情報が、変更情報受信部が受信した商品特定情報に相当する情報である場合には、商品特定情報に対応する価格変更情報にもとづいて精算処理を行う精算部を含む精算装置とを備え、書込端末は、記載処理部に商品に関する付加情報を商品価格表示手段に記載させる付加情報記載制御部と、商品特定情報と商品の在庫数とを対応づけて商品ごとに記憶する在庫数記憶部とを含み、付加情報記載制御部は、書込端末の操作者の操作に応じて読み取り部によって複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が入力部に入力された場合に、所定期間前に入力部に入力され在庫数記憶部に記憶されている所定期間前の各商品の在庫数から、入力部入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージを付加情報として商品価格表示手段に記載することを特徴とする。
書込端末は、記載処理部が価格変更情報を商品価格表示手段に記載する前に、読み取り部に記憶手段から商品特定情報を読み取らせ、読み取り部が読み取った商品特定情報を表示部に表示させる制御部を含むことが好ましい。書込端末の操作者が、誤って他の記憶手段に価格変更情報を記載する処理を実行してしまうことを防止できるからである。
本発明による他の態様の商品情報管理システムは、商品の価格を表示し、かつ、商品特定情報を記憶する記憶手段が付随する商品価格表示手段と、商品の価格に関する価格変更情報とその情報に対応付けられた商品特定情報とを入力するための入力部、および商品の価格に関する価格変更情報を送信する送信部を含む商品情報管理装置と、商品情報管理装置から商品の価格に関する価格変更情報を受信する受信部、記憶手段から商品特定情報を読み取る読み取り部、および読み取り部が記憶手段から読み取った商品特定情報に対応する価格変更情報を商品価格表示手段に記載する記載処理部を含む書込端末と、通信ネットワークを介して商品情報管理装置から商品特定情報と価格変更情報とを受信する変更情報受信部、商品に付されている商品特定情報を読み取る商品特定情報読み取り部、および商品特定情報読み取り部が読み取った商品特定情報が、変更情報受信部が受信した商品特定情報に相当する情報である場合には、商品特定情報に対応する価格変更情報にもとづいて精算処理を行う精算部を含む精算装置とを備え、書込端末は、各商品の在庫数を入力するための在庫入力部と、記載処理部に商品に関する付加情報を商品価格表示手段に記載させる付加情報記載制御部と、商品特定情報と商品の在庫数とを対応づけて商品ごとに記憶する在庫数記憶部とを含み、付加情報記載制御部は、書込端末の操作者の操作に応じて読み取り部によって複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が在庫入力部に入力された場合に、所定期間前に在庫入力部に入力され在庫数記憶部に記憶されている所定期間前の各商品の在庫数から、在庫入力部入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージを付加情報として商品価格表示手段に記載することを特徴とする。
商品情報管理装置における送信部が、価格変更情報とその情報に対応付けられた商品特定情報とを書込端末に送信し、書込端末が、受信部が受信した価格変更情報と商品特定情報とを対応付けて記憶する記憶部を含み、記載処理部が、記憶部に記憶されている価格変更情報を商品価格表示手段に記載するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、書込端末は、商品情報管理装置から多数の価格変更情報と商品特定情報とを一括して受信して記憶しておくことができ、また、書込端末から精算装置に価格変更情報送信しなくてよいので、書込端末を接続するための通信ネットワークを不要にすることができる。
書込端末が、記載処理部が価格変更情報を商品価格表示手段に記載する前に、読み取り部に記憶手段から商品特定情報を読み取らせ、記憶手段に記憶されている商品特定情報が、書込端末における記憶部に記憶されている商品特定情報に相当する情報であるか否か判断する制御部を含むことが好ましい。書込端末が、誤って他の記憶手段に価格変更情報を記載する処理を実行してしまうことを防止できるからである。
商品情報管理装置が、入力された商品の価格に関する価格変更情報とその情報に対応付けられた商品特定情報とを記憶する記憶部を含み、書込端末が、読み取り部が読み取った商品特定情報を商品情報管理装置に送信する送信部を含み、商品情報管理装置における送信部が、書込端末から受信した商品特定情報が記憶部に記憶されている場合に、その商品特定情報に対応する価格変更情報を書込端末に送信するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、書込端末から精算装置に価格変更情報送信しなくてよいので、書込端末を接続するための通信ネットワークを不要にすることができる。また、書込端末の記憶容量を増加させない。
書込端末が、商品情報管理装置から商品特定情報に対応する価格変更情報を受信しなかった場合には、記載処理部を動作させないように制御する制御部を含むことが好ましい。書込端末が、誤って他の記憶手段に価格変更情報を記載する処理を実行してしまうことを防止できるからである。
本発明による商品情報管理方法は、商品の価格を表示する商品価格表示手段に商品特定情報を記憶する記憶手段を付随させ、商品価格表示手段に価格変更情報を書き込む書込端末が各商品の在庫数を記憶し、書込端末が記憶手段から商品特定情報を読み取り、書込端末が、書込端末の操作者の操作に応じて記憶手段から複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が入力された場合に、所定期間前に入力され記憶している所定期間前の各商品の在庫数から、入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、書込端末が算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージと、入力された商品の価格に関する価格変更情報を商品価格表示手段に記載し、書込端末が記憶手段から読み取った商品特定情報と商品価格表示手段に記載される価格変更情報とを対応付けて、精算処理を行う精算装置に送信し、精算装置が商品に付されている商品特定情報を読み取り、精算装置が、読み取った商品特定情報が、書込端末から受信した商品特定情報に相当する情報である場合には、商品特定情報に対応する価格変更情報にもとづいて精算処理を行うことを特徴とする。
本発明による他の態様の商品情報管理方法は、商品の価格を表示する商品価格表示手段に商品特定情報を記憶する記憶手段を付随させ、商品の価格に関する価格変更情報とその情報に対応付けられた商品特定情報とを入力する商品情報管理装置が、商品価格表示手段に価格変更情報を書き込む書込端末と精算処理を行う精算装置とに、価格変更情報を送信し、書込端末が、各商品の在庫数を記憶し、書込端末が記憶手段から商品特定情報を読み取り、書込端末が、書込端末の操作者の操作に応じて記憶手段から複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が入力された場合に、所定期間前に入力され記憶している所定期間前の各商品の在庫数から、入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、書込端末が、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージと、商品情報管理装置から受信した価格変更情報であって記憶手段から読み取った商品特定情報に対応する価格変更情報を商品価格表示手段に記載し、精算装置が商品に付されている商品特定情報を読み取り、精算装置が読み取った商品特定情報が、商品情報管理装置から受信した商品特定情報に相当する情報である場合には、商品特定情報に対応する価格変更情報にもとづいて精算処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、小売店舗の営業時間中であっても商品の価格の変更を柔軟に行うことができる安価な商品情報管理システム、書込端末および書込端末用プログラムを提供することができる。
実施の形態1.
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の一構成例を示す説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態は、商品陳列棚101と、商品価格表示手段としてのプライスカード102と、書込端末103と、POS精算処理装置(精算装置)104と、通信ネットワーク105とを含む。
通信ネットワーク105は、例えば、無線LAN等によって実現され、書込端末103とPOS精算処理装置104を通信可能に接続する。
商品陳列棚101は、小売店舗内に設置され、商品を陳列する棚を有する。棚の各段に商品が陳列される。なお、商品陳列棚101は、小売店舗内に複数設置されていてもよい。プライスカード102は、商品陳列棚101において陳列されている各商品の近傍にそれぞれ設置され、商品名や、商品の価格等の情報を表示する。
図2は、プライスカード102の一例を示す説明図である。なお、プライスカード102には、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)タグ等の記憶手段が付随し、記憶手段は、商品のJANコード(商品特定情報の一例)またはJANコードに対応した商品特定情報、商品名、商品の価格、商品の価格変更の有無を示す変更指示情報、および価格変更の内容を示す価格変更情報を商品情報として記憶している。変更指示情報は、必須の情報ではなく、商品情報として記憶されていなくてもよい。変更指示情報が記憶されない場合には、価格変更情報の有無または価格変更情報が0を示しているか否か等にもとづいて、商品の価格変更の有無が判断される。なお、「付随」とは、例えばプライスカード102に内蔵されていることであるが、プライスカード102に貼付されていたりしてもよい。また、記憶手段としてRFIDタグを用いると、書込端末103は、プライスカード102に付随する記憶手段に接触することなくプライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報を読み出したり、プライスカード102に付随する記憶手段に情報を書き込んだりすることができるので、プライスカード102における記載やプライスカード102の汚れに影響されることなく情報を読み書きでき、情報の信頼性を向上させることができる。
図3は、プライスカード102に付随する記憶手段が記憶している内容を示す説明図である。図4は、プライスカード102に付随する記憶手段が記憶している内容の具体例を示す図である。図4に示す例では、JANコードが「1234567890123」であり、変更指示情報が「0」であり、価格変更情報が「0」である。
プライスカード102は、例えば、ロイコタイプのように、表面の印字を繰り返し書き換え可能なリライト方式のカードである。リライト方式のカードを使用すると、商品の価格等を変更する場合に、プライスカード102を再利用することができる。また、プライスカード102は、例えば、液晶表示部を備え、液晶表示部が情報を表示してもよい。
図5は、書込端末103の一構成例を示すブロック図である。図5に示すように、書込端末103は、情報を入力するためのキーボード等の入力部30、情報をプライスカード102に付随する記憶手段に記憶させる書き込み部32、入力部30に入力された情報をプライスカード102の表面に印字する印字部(記載処理部の一例)33、通信ネットワーク105を介して情報を送受信する無線LAN通信部(送信部)34、プライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報を読み取る読み取り部35、情報を表示する表示部36および書込端末103の各部を制御する制御部31を含む。プライスカード102に付随する記憶手段がRFIDタグである場合には、書き込み部32および読み取り部35を、アンテナを含む1つの書込/読取回路で実現することもできる。
書込端末103には、例えば、スリットが設けられており、そのスリットにプライスカード102が挿入されると、印字部33は、情報をプライスカード102の表面に印字する。印字部33は、ロイコタイプのようなリライト方式のカードの印字に対応していてもよい。また、書込端末103は、バッテリ(図示せず)を内蔵した携帯型の端末であってもよい。書込端末103が携帯型の端末である場合には、小売店舗の店員は、書込端末103を携帯して任意の場所でプライスカード102に情報を書き込むことができる。
表示部36は、例えば、液晶表示パネルによって実現される。制御部31は、例えば、プログラムによって処理を実行するCPUによって実現される。
POS精算処理装置104は、各商品と価格とを対応づけて記憶している商品価格データベースを内蔵していてもよく、商品価格データベースを実現する外部記憶装置に接続されていてもよい。そして、POS精算処理装置104は、予め商品に表示されているバーコード(JANコード)を読み取ると、商品価格データベースから、読み取ったバーコードが示す商品に対応づけられている価格を読み出して精算処理を行う。
また、POS精算処理装置104は、通信ネットワーク105を介して書込端末103から変更指示情報と価格変更情報とを受信する変更情報受信部と、受信した変更指示情報が価格変更があることを示すと、価格変更情報と、商品に付されている商品特定情報を読み取るバーコードリーダ等の商品特定情報読み取り部と、商品価格データベースから読み出した価格とにもとづいて商品の精算処理を行う精算部とを含む。具体的には、精算部は、例えば、変更指示情報が価格変更があることを示し、価格変更情報が30%引きであることを示し、商品価格データベースから読み出した価格が210円であった場合、210−(210×0.3)=147なので、商品の価格が147円であるものとして精算処理を行う。
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態における書込端末103の動作を示すフローチャートである。図7は、第1の実施の形態におけるPOS精算処理装置104の動作を示すフローチャートである。
以下、小売店舗が通常210円で販売している「○○製菓 のりせんべい」を、例えば、タイムセールス等で、営業時間中に30%引きで販売する場合を例に説明する。
小売店舗の売り場の担当者等が、書込端末103をプライスカード102に近づけると、書込端末103の読み取り部35が、プライスカード102に付随する記憶手段が記憶している商品情報を読み取る(ステップS101)。書込端末103の制御部31は、表示部36に、読み取り部35が読み取った商品情報を表示させる(ステップS102)。ステップS102では、例えば、商品情報のうち、商品名や商品の価格が表示される。また、商品情報に賞味期限が含まれていれば、それも表示するようにしてもよい。
小売店舗の売り場の担当者は、書込端末103の表示部36が表示した情報を参照して、現在の販売価格等を確認し、例えば、現在の来店者数や、商品の在庫数等に応じて、価格を変更するか否かを判断し、価格を変更する場合、価格の変更の内容を決定する。
小売店舗の売り場の担当者は、書込端末103の入力部30を操作して、商品の価格を変更することを示す変更指示情報と、価格変更の内容を示す価格変更情報とを入力する(ステップS103)。具体的には、例えば、変更指示情報として「1」を入力し、価格変更情報として「30」を入力する。なお、変更指示情報において、「1」は価格変更ありを示し、「0」は価格変更なしを示しているものとする。また、価格変更情報における数字は割引率を示すものとするが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、割引額を示していてもよい。
小売店舗の売り場の担当者等が、書込端末103に設けられたスリットにプライスカード102を挿入すると、すなわちプライスカード102を書込端末103に装着すると、書込端末103の書き込み部32は、入力部30に入力された変更指示情報と価格変更情報とをプライスカード102に付随する記憶手段(例えばRFIDタグ)に記憶させる(ステップS104)。図8は、プライスカード102に付随する記憶手段が記憶した情報の具体例を示す図である。なお、ステップS101の処理を実現するために、書込端末103をプライスカード102に近づけるのではなく、プライスカード102を書込端末103に装着するようにしてもよい。その場合には、既にプライスカード102が書込端末103に装着されているので、ステップS104の処理を実行するためにあらためてプライスカード102を書込端末103に装着する必要はない。
また、書込端末103の印字部33は、入力部30に入力された価格変更情報をプライスカード102の表面に印字する(ステップS105)。図9は、印字部33がプライスカード102の表面に印字した例を示す図である。
書込端末103の無線LAN通信部34は、入力部30に入力された変更指示情報、価格変更情報、および読み取り部35がプライスカード102に付随する記憶手段から読み取ったJANコードを、対応づけて通信ネットワーク105を介してPOS精算処理装置104に送信する(ステップS106)。なお、入力部30に入力された変更指示情報および価格変更情報は書込端末103における記憶部に一時記憶され、無線LAN通信部34は、記憶部に記憶されている変更指示情報および価格変更情報を送信するが、プライスカード102に付随している記憶手段から変更指示情報および価格変更情報をあらためて読み出して、読み出した情報を送信するようにしてもよい。
POS精算処理装置104は、書込端末103から受信した変更指示情報、価格変更情報、およびJANコードを対応づけて記憶する(ステップS111,S112)。
顧客が商品を精算場所に持ち込むと、すなわち精算処理をすべき状況が発生した場合には(ステップS113)、精算場所における小売店舗の担当者は、商品に付されているJANコードをPOS精算処理装置104に読み取らせる(ステップS114)。POS精算処理装置104は、商品に付されているJANコードを読み取ると、JANコードに対応づけられた価格を商品価格データベースから入力する(ステップS115)。そして、読み取ったJANコードが、書込端末103から受信して記憶しているJANコードと合致するか否かを判断する(ステップS116)。読み取った商品のJANコードと、書込端末103から受信したJANコードとが合致すると判断すると(ステップS116)、書込端末103から受信して記憶している変更指示情報を参照する。POS精算処理装置104は、変更指示情報が価格変更ありを示していると(ステップS117)、書込端末103から受信した価格変更情報にもとづいて、商品の価格を算出する(ステップS118)。
具体的には、商品価格データベースが記憶している「○○製菓 のりせんべい」の価格は210円であり、変更指示情報が「1」であり(価格変更ありを示している)、価格変更情報が「30」(30%引きであることを示している)であるので、POS精算処理装置104は、210円の30%引きである147円を商品の価格として算出する。
POS精算処理装置104は、算出した価格で精算処理を行う(ステップS119)。また、POS精算処理装置104は、読み取った商品のJANコードと、書込端末103から受信したJANコードとが合致しなかったり、書込端末103から受信した変更指示情報が「0」(価格変更なしを示している)であったりすると、商品価格データベースから読み出した価格で精算処理を行う(ステップS120)。
なお、書込端末103における制御部31がプログラムに従って処理を行うCPUで実現されている場合には、商品の価格に関する価格変更情報を入力部30から入力する処理と、読み取り部35に、プライスカード102に付随する記憶手段から商品特定情報を読み取らせる処理と、印字部33を駆動してプライスカード102に価格変更情報を記載させる処理と、無線LAN通信部34に、プライスカード102に付随する記憶手段から読み取った商品特定情報とプライスカード102に記載される価格変更情報とを対応付けて精算処理を行う精算装置に送信させる処理とを実行する書込端末用プログラムが、書込端末103に搭載される。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、小売店舗の売り場の担当者が、書込端末103を操作することによって、柔軟に商品の価格を変更することができる。また、プライスカード102に、紙製や、ロイコタイプ等のカードを用いるので、通信機能を有する価格表示手段を用いる場合と比較して、安価にシステムを構築することができる。
実施の形態2.
本発明の第2の実施の形態について説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態の一構成例を示す説明図である。
本発明の第2の実施の形態の構成は、商品陳列棚101と、プライスカード102と、書込端末123と、POS精算処理装置104と、商品情報管理装置に相当する商品管理サーバ126と、通信ネットワーク125とを含む。商品陳列棚101、プライスカード102、およびPOS精算処理装置104の構成は、第1の実施の形態におけるそれらの構成と同様なため、図1と同じ符号を付し、説明を省略する。
図11は、書込端末123の一構成例を示すブロック図である。図11に示すように、この実施の形態における書込端末123は、第1の実施の形態の書込端末103の無線LAN通信部34を、近距離データ通信部37に置き換え、記憶部38を追加したものである。そのため、その他の制御部等には、図5と同じ符号を付し、説明を省略する。
第1の実施の形態では、変更指示情報および価格変更情報は、書込端末103の入力部30から入力されたが、この実施の形態では、それらの情報は、商品管理サーバ126において、1つまたは多数(2以上)の商品について入力される。そして、商品管理サーバ126から書込端末123に、1つまたは多数の商品についての変更指示情報および価格変更情報がJANコード等の商品特定情報に対応付けて一括して送信される。書込端末123において、制御部31は、商品管理サーバ126から受信した情報を記憶部38に記憶させる。
その後、小売店舗の売り場の担当者等は、状況に応じて価格を変更することにした場合に、変更指示情報および価格変更情報を入力部30から入力する必要はない。書込端末123に、プライスカード102に付随している記憶手段からJANコード等の商品特定情報を読み出させ、読み出させた商品特定情報に一致する情報が記憶部30に記憶されている場合には、商品特定情報に対応する変更指示情報および価格変更情報を、プライスカード102に付随している記憶手段に記憶させる。また、書込端末123に、プライスカード102に価格変更情報を印字する処理を実行させる。
近距離データ通信部37は、例えば、赤外線通信や、USB(Universal Sereal Bus)ケーブル、シリアルケーブル、LANケーブル等で通信可能に接続された商品管理サーバ126と情報の送受信を行う。従って、近距離データ通信部37は、商品の価格に関する価格変更情報を受信する受信部を実現する。なお、書込端末123が、例えば、商品管理サーバ126に接続されたクレイドル等の装置に載置されると、近距離データ通信部37は、商品管理サーバ126と情報を送受信してもよい。記憶部38は、近距離データ通信部37が商品管理サーバ126から受信した情報を記憶する。
通信ネットワーク125は、例えば、LAN等によって実現される。商品管理サーバ126は、通信ネットワーク125を介してPOS精算処理装置104に接続され、情報を送受信する。商品管理サーバ126は、商品を指定する情報(商品特定情報)や、変更指示情報や、価格変更情報を入力するための入力部と、入力部に、商品を指定する情報や変更指示情報や価格変更情報が入力されると、それらの情報をPOS精算処理装置104に送信する送信部とを備える。
また、商品管理サーバ126の入力部に、商品を指定する情報や変更指示情報や価格変更情報が入力されると、それらの情報を書込端末123に送信する出力部を備える。なお、商品管理サーバ126は、例えば、小売店舗のバックヤード等に設置される。また、商品管理サーバ126は、商品価格データベースを実現する記憶装置を備えていてもよい。
なお、書込端末123における制御部31がプログラムに従って処理を行うCPUで実現されている場合には、商品の価格に関する価格変更情報を商品特定情報に対応付けて保有している商品管理サーバ126から、価格変更情報と商品特定情報とを近距離データ通信部37を介して受信する処理と、受信した価格変更情報と商品特定情報と対応付けて記憶部38に記憶する処理と、読み取り部35に、プライスカード102に付随する記憶手段から商品特定情報を読み取らせる処理と、印字部33に、読み取った商品特定情報に相当する商品特定情報に対応する価格変更情報をプライスカード102に記載させる処理とを実行する書込端末用プログラムが、書込端末123に搭載される。
次に、本発明の第2の実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。図12は、本発明の第2の実施の形態における商品管理サーバおよび書込端末の動作を示すフローチャートである。図13は、第2の実施の形態におけるPOS精算処理装置104の動作を示すフローチャートである。
以下、小売店舗が通常210円で販売している「○○製菓 のりせんべい」を、例えば、タイムセールス等で、営業時間中に30%引きで販売する場合を例に説明する。
商品管理サーバ126に対して、商品を指定して、変更指示情報と価格変更情報とが入力されると(ステップS201)、商品管理サーバ126は、入力された情報を一時記憶する。商品管理サーバ126は、書込端末123が商品管理サーバ126に通信可能に接続されると、書込端末123に、入力された商品を指定する情報(商品特定情報)と、変更指示情報と価格変更情報とを送信し、通信ネットワーク125を介して、入力された商品を指定する情報と、変更指示情報と価格変更情報とをPOS精算処理装置104に送信する(ステップS202)。具体的には、例えば、変更指示情報として「1」が入力され、価格変更情報として「30」が入力されたものとする。書込端末123において、各情報は近距離データ通信部37で受信され、記憶部38に記憶される(ステップS203)。
なお、ここでは、1つの変更指示情報および価格変更情報が商品管理サーバ126に入力された場合を例にするが、書込端末123が商品管理サーバ126に通信可能に接続される前に多数の変更指示情報および価格変更情報が商品管理サーバ126に記憶されている場合には、商品管理サーバ126は、全ての変更指示情報および価格変更情報と、対応する商品特定情報とを、書込端末123およびPOS精算処理装置104に送信する。また、小売店舗の売り場の担当者等は、例えば、小売店の開店前に、書込端末123を商品管理サーバ126に通信可能に接続する。その場合、商品管理サーバ126には、前夜等に、変更指示情報および価格変更情報が入力される。
なお、商品管理サーバ126に入力した変更指示情報と価格変更情報とに対応する商品を指定する方法には、例えば、商品管理サーバ126のキーボード(図示せず)等を介してJANコードを直接入力する方法や、商品管理サーバ126に付随しているバーコードリーダ(図示せず)に対象商品に表示されているバーコードを読み取らせる方法等がある。以下、商品を指定する情報は、JANコードであるものとするが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の方法で商品を指定してもよい。
書込端末123の近距離データ通信部37が、商品管理サーバ126からJANコードと変更指示情報と価格変更情報とを受信した後、小売店舗の売り場の担当者等が、商品の価格を変更しようとするときに、書込端末123をプライスカード102に近づける。すると、読み取り部35が、プライスカード102に付随する記憶手段が記憶している商品情報としてのJANコードを読み取る(ステップS204,S205)。
そして、制御部31が、読み取り部35が読み取ったJANコードと、記憶部38に記憶されているJANコードとが合致すると判断すると(ステップS206)、表示部36にその旨を表示する。制御部31は、読み取り部35が読み取ったJANコードに合致するJANコードが記憶部38に記憶されていない場合には、例えば、該当する情報がないことを示す情報を表示部36に表示する。また、書き込み部32および印字部33を動作させない。
売り場の担当者等が、表示部36におけるJANコードが合致した旨の表示に応じて、書込端末123に設けられたスリットに、プライスカード102を挿入すると、すなわちプライスカード102を書込端末123に装着すると、書き込み部32は、商品管理サーバ126から受信し記憶部38に記憶されている価格変更情報をプライスカード102に付随する記憶手段に書き込む(ステップS207)。JANコードに対応する変更指示情報および価格変更情報が記憶部38に記憶されていない場合には、例えば、書込端末123における制御部31は、該当する情報がないことを示す情報を表示部36に表示する。また、書き込み部32を動作させない。なお、ステップS205の処理を実現するために、書込端末123をプライスカード102に近づけるのではなく、プライスカード102を書込端末123に装着するようにしてもよい。その場合には、既にプライスカード102が書込端末123に装着されているので、ステップS207の処理を実行するためにあらためてプライスカード102を書込端末123に装着する必要はない。
また、書込端末123の印字部33は、商品管理サーバ126から受信し記憶部38に記憶されている価格変更情報をプライスカード102の表面に印字する(ステップS208)。
POS精算処理装置104は、商品管理サーバ126から変更指示情報、価格変更情報、およびJANコードを受信した場合には、変更指示情報、価格変更情報、およびJANコードを対応づけて記憶する(ステップS111A,112)。その後のPOS精算処理装置104の動作は、第1の実施の形態の場合と同様である。
なお、小売店舗の売り場の担当者が通信ネットワーク125に接続されている図示しない端末に、書込端末123を用いたプライスカード102への各処理が終了したことを示す情報を入力し、POS精算処理装置104は、その端末から書込端末123を用いたプライスカード102への各処理が終了したことを示す情報を受信してから、商品管理サーバ126から受信した価格変更情報にもとづいて、商品の価格を算出してもよい。つまり、POS精算処理装置104は、プライスカード102への各処理が終了してから、商品を精算するときの価格を変更してもよい。
また、書込端末123の近距離データ通信部37は、書き込み部32および印字部33によるプライスカード102への処理が終了し、クレイドルに載置されると、商品管理サーバ126に、プライスカード102への処理が終了したことを示す情報を送信してもよい。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、書込端末123は、無線LAN通信部34を備える必要がなく、小売店舗に無線LAN等の通信ネットワーク105を設置する必要がないため、安価にシステムを構築することができる。
実施の形態3.
本発明の第3の実施の形態について、図面を参照して説明する。図14は、本発明の第3の実施の形態の一構成例を示す説明図である。
図14に示すように、本発明の第3の実施の形態は、商品陳列棚101と、プライスカード102と、書込端末103と、POS精算処理装置104と、通信ネットワーク105と、商品管理サーバ136とを含む。
商品陳列棚101、プライスカード102、書込端末103、POS精算処理装置104、および通信ネットワーク105の構成は、第1の実施の形態におけるそれらの構成と同様なため、図1と同じ符号を付し、説明を省略する。
商品管理サーバ136は、通信ネットワーク105を介して、書込端末103およびPOS精算処理装置104と情報の送受信を行う。商品管理サーバ136は、商品を指定する情報や、変更指示情報や、価格変更情報が入力されると、それらの情報を自身の記憶部に記憶する。そして、書込端末123から商品特定情報が送信されると、記憶している商品を指定する情報や、変更指示情報および価格変更情報を、通信ネットワーク105を介して書込端末103およびPOS精算処理装置104に送信する。なお、商品管理サーバ136は、例えば、小売店舗のバックヤード等に設置される。
また、書込端末103における制御部31がプログラムに従って処理を行うCPUで実現されている場合には、プライスカード102に付随する記憶手段から商品特定情報を読み取る処理と、読み取った商品特定情報を、無線LAN通信部34に、商品の価格に関する価格変更情報を商品特定情報に対応付けて記憶する商品管理サーバ136に送信させる処理と、商品管理サーバ136から無線LAN通信部34を介して価格変更情報を受信する処理と、受信した価格変更情報をプライスカード102に記載する処理とを実行する書込端末用プログラムが、書込端末103に搭載される。
第2の実施の形態では、商品管理サーバ126から書込端末123に、1つまたは多数の商品についての変更指示情報および価格変更情報がJANコード等の商品特定情報に対応付けて一括して送信された。そして、書込端末123において、制御部31が、商品管理サーバ126から受信した情報を記憶部38に記憶させた。この実施の形態では、変更指示情報および価格変更情報が、商品管理サーバ136において、1つまたは多数の商品について入力可能であることは第2の実施の形態の場合と同様であるが、書込端末103から要求があると、商品管理サーバ136は、該当する変更指示情報および価格変更情報を自身の記憶部から読み出して書込端末123とPOS精算処理装置104とに対して供給する。
次に、本発明の第3の実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。図15は、本発明の第3の実施の形態における商品管理サーバおよび書込端末の動作を示すフローチャートである。
以下、小売店舗が通常210円で販売している「○○製菓 のりせんべい」を、例えば、タイムセールス等で、営業時間中に30%引きで販売する場合を例に説明する。
商品管理サーバ136に、商品を指定して、変更指示情報と価格変更情報とが入力されると(ステップS301)、商品管理サーバ136は、それらの情報を記憶する(ステップS302)。具体的には、例えば、変更指示情報として「1」が入力され、価格変更情報として「30」が入力されたものとする。
ここでは、1つの変更指示情報および価格変更情報が商品管理サーバ136に入力された場合を例にするが、書込端末123が商品管理サーバ136に通信可能に接続される前に多数の変更指示情報および価格変更情報が商品管理サーバ136に記憶されている場合には、商品管理サーバ136は、全ての変更指示情報および価格変更情報と、対応する商品特定情報とを記憶する。
なお、商品管理サーバ136に入力した変更指示情報と価格変更情報とに対応する商品を指定する方法には、例えば、商品管理サーバ136のキーボード(図示せず)等を介してJANコードを直接入力する方法や、商品管理サーバ136に付随しているバーコードリーダ(図示せず)に対象商品に表示されているバーコードを読み取らせる方法等がある。以下、商品を指定する情報は、JANコードであるものとするが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の方法で商品を指定してもよい。
小売店舗の売り場の担当者等が、商品の価格を変更しようとするときに、書込端末103をプライスカード102に近づける。すると、読み取り部35が、プライスカード102に付随する記憶手段が記憶している商品情報としてのJANコードを読み取る(ステップS303,S304)。書込端末103の制御部31は、読み取り部35が読み取ったJANコードを、無線LAN通信部34および通信ネットワーク105を介して商品管理サーバ136に送信する(ステップS305)。
商品管理サーバ136における制御部(具体的には、プログラムに従って動作するCPU)は、書込端末103からJANコードが送信されると、すなわち価格変更情報等の送信を要求されると、そのJANコードがが自身の記憶部に記憶されている場合には、そのJANコードに対応する変更指示情報および価格変更情報を、書込端末103とPOS精算処理装置104とに対して送信する(ステップS306)。書込端末103において、商品管理サーバ136から送信された情報は一時記憶される。
商品管理サーバ136の記憶部に、JANコードに対応する変更指示情報および価格変更情報が記憶されていない場合には、商品管理サーバ136における制御部は、例えば、該当する情報がないことを示す情報を書込端末103に送信する。その場合、書込端末103における制御部31は、該当する情報がないことを示す情報を表示部36に表示する。また、書き込み部32および印字部33を動作させない。すなわち、商品管理サーバ136から商品特定情報に対応する価格変更情報を受信しなかった場合には、書き込み部32および印字部33を動作させないように制御する。
そして、売り場の担当者等が、書込端末103に設けられたスリットに、プライスカード102を挿入すると、すなわちプライスカード102を書込端末103に装着すると、書込端末103の書き込み部32は、商品管理サーバ136から受信した価格変更情報をプライスカード102に付随する記憶手段に書き込む(ステップS307)。
なお、ステップS304の処理を実現するために、書込端末103をプライスカード102に近づけるのではなく、プライスカード102を書込端末103に装着するようにしてもよい。その場合には、既にプライスカード102が書込端末103に装着されているので、ステップS307の処理を実行するためにあらためてプライスカード102を書込端末103に装着する必要はない。
また、書込端末103の印字部33は、無線LAN通信部34が商品管理サーバ136から受信した価格変更情報をプライスカード102の表面に印字する(ステップS308)。
なお、書込端末103は、プライスカード102への各処理が終了すると、通信ネットワーク105を介して、商品管理サーバ136に、プライスカード102への各処理が終了したことを示す情報を送信してもよい。
POS精算処理装置104の動作は、第2の実施の形態の場合と同様である。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、小売店舗のバックヤード等に設置されている商品管理サーバ136に、JANコード、変更指示情報、および価格変更情報を入力するため、売り場での作業を最小限にすることができる。
実施の形態4.
上記の各実施の形態では、プライスカード102に価格変更情報が記載させる場合を例にしたが、プライスカード102に価格変更情報以外の商品に関する情報(付加情報)も記載させるようにしてもよい。
プライスカード102に付加情報も記載させる本発明の第4の実施の形態について説明する。本発明の第4の実施の形態の構成は、第2の実施の形態と同様なため説明を省略する。
書込端末123の記憶部38は、プライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報に対応づけて、入力部30に入力された在庫数を記憶する。具体的には、小売店舗の売り場の担当者が、一の商品のプライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報を、書込端末123の読み取り部35に読み取らせ、一の商品の在庫数を入力部30に入力すると、制御部31は、読み取り部35が読み取ったプライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報と、入力部30に入力された在庫数とを対応づけて記憶部38に記憶させる。
同様に、小売店舗の売り場の担当者が、一の商品に類似する商品のプライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報を、書込端末123の読み取り部35に読み取らせ、一の商品に類似する商品の在庫数を入力部30に入力すると、制御部31は、読み取り部35が読み取ったプライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報と、入力部30に入力された在庫数とを対応づけて記憶部38に記憶させる。
そして、小売店舗の売り場の担当者が、所定の時間(例えば、1週間)経過後、一の商品のプライスカード102に付随する記憶手段、および一の商品に類似する商品のプライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報を、書込端末123の読み取り部35に読み取らせ、一の商品、および一の商品に類似する商品の在庫数を入力部30に入力すると、制御部31は、読み取り部35が読み取ったプライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報と、入力部30に入力された在庫数とを対応づけて記憶部38に記憶させる。
書込端末123の制御部31は、所定の時間経過前の在庫数と、所定の時間経過後の在庫数との差をそれぞれの商品ごとに算出する。そして、例えば、所定の時間経過前の在庫数と、所定の時間経過後の在庫数との差が最も大きい商品を、最も売れている商品であると判断し、その商品のプライスカードの表面に、その商品の商品名、商品の価格とともに、例えば、「売れ筋No.1」等といった付加情報としての販売促進用のメッセージや、商品案内のメッセージ等を印字部33に印字させる。図16は、販売促進用のメッセージをプライスカード102の表面に印字した例を示す図である。なお、付加情報を商品価格表示手段(この例では印字部33)に記載させるメッセージ記載制御部は、制御部31で実現されている。
また、例えば、所定の時間経過前の在庫数と、所定の時間経過後の在庫数との差が2番目に大きい商品を、2番目に売れている商品であると判断し、プライスカードの表面に、その商品の商品名、商品の価格とともに、例えば、「売れ筋No.2」等といった販売促進用のメッセージや、商品案内のメッセージ等を印字部33に印字させてもよい。印字部33は、制御部31が算出した所定の時間経過前の在庫数と、所定の時間経過後の在庫数との差に応じたメッセージ等をプライスカードの表面に印字してもよい。
なお、書込端末123の印字部33は、入力部30に入力された数字や記号、文字列等を、プライスカード102の表面に印字してもよい。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、売り場で簡単な作業を行うだけで、販売促進用のメッセージ等をプライスカードの表面に印字することができる。
また、書込端末123において、読み取り部35がプライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報を読み取ってから、印字部33がプライスカードの表面に文字を印字するため、誤った商品のプライスカードに販売促進用のメッセージ等を印字することを防ぐことができる。
なお、商品の売れ行きを示す販売促進用のメッセージに限らず、プライスカードに付随している記憶手段に入荷時刻を記憶させる等によって、商品の鮮度を示す情報などの他の販売促進用のメッセージをプライスカードの表面に印字するように構成することもできる。さらには、販売促進用のメッセージを表示するための情報に限らず、商品に関する他の情報をプライスカードに付随している記憶手段に記憶させるようにしてもよい。
また、この実施の形態を、第1の実施の形態や、第3の実施の形態と組み合わせて実施してもよい。このとき、書込端末103は、記憶部38を有するものとする。
また、上記の各実施の形態では、プライスカード102に割引率が印字され、プライスカード102に付随するRFIDタグ等に割引率を示す情報が記憶される場合を例にしたが、プライスカード102に表示される価格そのもの、およびRFIDタグ等に記憶されている価格そのものを変更するようにしてもよい。すなわち、価格変更情報は、割引率や割引額を示す情報であってもよいし、変更後の商品の価格を示す情報であってもよい。
さらに、価格変更情報が変更後の商品の価格を示す情報である場合には、プライスカード102に価格変更情報が書き込まれたときに、書込端末103,123が価格変更情報を商品価格データベースの内容を価格変更情報が示す価格に変更する制御を行ったり、商品管理サーバ126,136が、商品価格データベースの内容を価格変更情報が示す価格に変更する制御を行うようにしてもよい。
また、上記の各実施の形態では、商品の価格そのものを値引く場合を例にしたが、本発明を、商品の価格に応じて顧客にポイントを付与する場合等にも適用することができる。例えば、プライスカード102に通常よりも多い付与ポイント数を印字するとともに、POS精算処理装置104が、JANコード等の商品特定情報と対応づけて、プライスカード102に印字されているポイント数を記憶するように構成してもよい。
本発明は、スーパーマーケットや、電気店等の小売店舗で、プライスカード102に付随する記憶手段が記憶している情報にもとづいて、柔軟に価格等の商品の情報を変更したり、販売促進用のメッセージをプライスカードに印字したりするシステムに適用することができる。
本発明の第1の実施の形態の一構成例を示す説明図である。 プライスカードの一例を示す説明図である。 プライスカードに付随する記憶手段が記憶している内容を示す説明図である。 プライスカードに付随する記憶手段が記憶している内容の具体例を示す図である。 第1の実施の形態における書込端末の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における書込端末の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるPOS精算処理装置の動作を示すフローチャートである。 プライスカードに付随する記憶手段が記憶した情報の具体例を示す図である。 印字部がプライスカードの表面に印字した例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の一構成例を示す説明図である。 第2の実施の形態における書込端末の一構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態における商品管理サーバおよび書込端末の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるPOS精算処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の一構成例を示す説明図である。 第3の実施の形態における商品管理サーバおよび書込端末の動作を示すフローチャートである。 販売促進用のメッセージをプライスカードの表面に印字した例を示す説明図である。
符号の説明
30 入力部
31 制御部
32 書き込み部
33 印字部
34 無線LAN通信部
35 読み取り部
36 表示部
37 近距離データ通信部
38 記憶部
101 商品陳列棚
102 プライスカード
103、123 書込端末
104 POS精算処理装置
105、125 通信ネットワーク
126、136 商品管理サーバ

Claims (18)

  1. 商品の価格を表示し、かつ、商品特定情報を記憶する記憶手段が付随する商品価格表示手段と、
    商品の価格に関する価格変更情報および各商品の在庫数を入力するための入力部、価格変更情報を前記商品価格表示手段に記載する記載処理部、前記記憶手段から商品特定情報を読み取る読み取り部、および前記記憶手段から読み取った商品特定情報と前記商品価格表示手段に記載される価格変更情報とを対応付けて送信する送信部を含む書込端末と、
    通信ネットワークを介して前記送信部から商品特定情報と価格変更情報とを受信する変更情報受信部、商品に付されている商品特定情報を読み取る商品特定情報読み取り部、および前記商品特定情報読み取り部が読み取った商品特定情報が、前記変更情報受信部が受信した商品特定情報に相当する情報である場合には、商品特定情報に対応する価格変更情報にもとづいて精算処理を行う精算部を含む精算装置とを備え、
    前記書込端末は、前記記載処理部に商品に関する付加情報を商品価格表示手段に記載させる付加情報記載制御部と、商品特定情報と商品の在庫数とを対応づけて商品ごとに記憶する在庫数記憶部とを含み、
    前記付加情報記載制御部は、前記書込端末の操作者の操作に応じて前記読み取り部によって複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が前記入力部に入力された場合に、所定期間前に前記入力部に入力され前記在庫数記憶部に記憶されている前記所定期間前の各商品の在庫数から、前記入力部入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージを付加情報として商品価格表示手段に記載する
    ことを特徴とする商品情報管理システム。
  2. 書込端末は、記載処理部が価格変更情報を商品価格表示手段に記載する前に、読み取り部に記憶手段から商品特定情報を読み取らせ、読み取り部が読み取った商品特定情報を表示部に表示させる制御部を含む
    請求項1記載の商品情報管理システム。
  3. 商品の価格を表示し、かつ、商品特定情報を記憶する記憶手段が付随する商品価格表示手段と、
    商品の価格に関する価格変更情報とその情報に対応付けられた商品特定情報とを入力するための入力部、および商品の価格に関する価格変更情報を送信する送信部を含む商品情報管理装置と、
    前記商品情報管理装置から商品の価格に関する価格変更情報を受信する受信部、前記記憶手段から商品特定情報を読み取る読み取り部、および前記読み取り部が前記記憶手段から読み取った商品特定情報に対応する価格変更情報を前記商品価格表示手段に記載する記載処理部を含む書込端末と、
    通信ネットワークを介して前記商品情報管理装置から商品特定情報と価格変更情報とを受信する変更情報受信部、商品に付されている商品特定情報を読み取る商品特定情報読み取り部、および前記商品特定情報読み取り部が読み取った商品特定情報が、前記変更情報受信部が受信した商品特定情報に相当する情報である場合には、商品特定情報に対応する価格変更情報にもとづいて精算処理を行う精算部を含む精算装置とを備え、
    前記書込端末は、各商品の在庫数を入力するための在庫入力部と、前記記載処理部に商品に関する付加情報を商品価格表示手段に記載させる付加情報記載制御部と、商品特定情報と商品の在庫数とを対応づけて商品ごとに記憶する在庫数記憶部とを含み、
    前記付加情報記載制御部は、前記書込端末の操作者の操作に応じて前記読み取り部によって複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が前記在庫入力部に入力された場合に、所定期間前に前記在庫入力部に入力され前記在庫数記憶部に記憶されている前記所定期間前の各商品の在庫数から、前記在庫入力部入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージを付加情報として商品価格表示手段に記載する
    ことを特徴とする商品情報管理システム。
  4. 商品情報管理装置における送信部は、価格変更情報とその情報に対応付けられた商品特定情報とを書込端末に送信し、
    書込端末は、受信部が受信した価格変更情報と商品特定情報とを対応付けて記憶する記憶部を含み、
    記載処理部は、前記記憶部に記憶されている価格変更情報を商品価格表示手段に記載する
    請求項3記載の商品情報管理システム。
  5. 書込端末は、記載処理部が価格変更情報を商品価格表示手段に記載する前に、読み取り部に記憶手段から商品特定情報を読み取らせ、前記記憶手段に記憶されている商品特定情報が、書込端末における記憶部に記憶されている商品特定情報に相当する情報であるか否か判断する制御部を含む
    請求項4記載の商品情報管理システム。
  6. 商品情報管理装置は、入力された商品の価格に関する価格変更情報とその情報に対応付けられた商品特定情報とを記憶する記憶部を含み、
    書込端末は、読み取り部が読み取った商品特定情報を商品情報管理装置に送信する送信部を含み、
    商品情報管理装置における送信部は、前記書込端末から受信した商品特定情報が前記記憶部に記憶されている場合に、その商品特定情報に対応する価格変更情報を前記書込端末に送信する
    請求項3記載の商品情報管理システム。
  7. 書込端末は、商品情報管理装置から商品特定情報に対応する価格変更情報を受信しなかった場合には、記載処理部を動作させないように制御する制御部を含む
    請求項6記載の商品情報管理システム。
  8. 商品の価格を示す情報を商品特定情報に対応付けて記憶する商品価格データベースを備え、
    精算装置における精算部は、商品特定情報読み取り部が読み取った商品特定情報に対応する商品の価格を示す情報を前記商品価格データベースから入力し、入力した情報と価格変更情報とにもとづいて精算処理を行う
    請求項1から請求項7のうちいずれか1項記載の商品情報管理システム。
  9. 商品価格表示手段に付随している記憶手段は、RFIDタグである
    請求項1から請求項8のうちいずれか1項記載の商品情報管理システム。
  10. 商品価格表示手段は、繰り返し書き換え可能なリライト式カードである
    請求項1から請求項9のうちいずれか1項記載の商品情報管理システム。
  11. 商品の価格に関する価格変更情報および各商品の在庫数を入力するための入力部と、
    商品価格表示手段に付随し商品特定情報を記憶する記憶手段から商品特定情報を読み取る読み取り部と、
    前記商品価格表示手段に価格変更情報を記載する記載処理部と、
    前記記憶手段から読み取った商品特定情報と前記商品価格表示手段に記載される価格変更情報とを対応付けて、精算処理を行う精算装置に送信する送信部と、
    前記記載処理部に商品に関する付加情報を商品価格表示手段に記載させる付加情報記載制御部と、
    商品特定情報と商品の在庫数とを対応づけて商品ごとに記憶する在庫数記憶部とを備え、
    前記付加情報記載制御部は、前記読み取り部の操作者の操作に応じて前記読み取り部によって複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が前記入力部に入力された場合に、所定期間前に前記入力部に入力され前記在庫数記憶部に記憶されている前記所定期間前の各商品の在庫数から、前記入力部入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージを付加情報として商品価格表示手段に記載する
    ことを特徴とする書込端末。
  12. 商品の価格に関する価格変更情報を商品特定情報に対応付けて保有している商品情報管理装置から、価格変更情報と商品特定情報とを受信する受信部と、
    前記受信部が受信した価格変更情報と商品特定情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    商品の価格を表示する商品価格表示手段に付随し商品特定情報を記憶する記憶手段から商品特定情報を読み取る読み取り部と、
    前記読み取り部が読み取った商品特定情報に相当する商品特定情報に対応する価格変更情報を前記商品価格表示手段に記載する記載処理部と、
    各商品の在庫数を入力するための在庫入力部と、
    前記記載処理部に商品に関する付加情報を商品価格表示手段に記載させる付加情報記載制御部と、
    商品特定情報と商品の在庫数とを対応づけて商品ごとに記憶する在庫数記憶部とを備え、
    前記付加情報記載制御部は、前記読み取り部の操作者の操作に応じて前記読み取り部によって複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が前記在庫入力部に入力された場合に、所定期間前に前記在庫入力部に入力され前記在庫数記憶部に記憶されている前記所定期間前の各商品の在庫数から、前記在庫入力部入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージを付加情報として商品価格表示手段に記載する
    ことを特徴とする書込端末。
  13. 商品の価格を表示する商品価格表示手段に付随し商品特定情報を記憶する記憶手段から商品特定情報を読み取る読み取り部と、
    前記読み取り部が読み取った商品特定情報を、商品の価格に関する価格変更情報を商品特定情報に対応付けて記憶する商品情報管理装置に送信する送信部と、
    前記商品情報管理装置から価格変更情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した価格変更情報を前記商品価格表示手段に記載する記載処理部と、
    各商品の在庫数を入力するための在庫入力部と、
    前記記載処理部に商品に関する付加情報を商品価格表示手段に記載させる付加情報記載制御部と、
    商品特定情報と商品の在庫数とを対応づけて商品ごとに記憶する在庫数記憶部とを備え、
    前記付加情報記載制御部は、前記読み取り部の操作者の操作に応じて前記読み取り部によって複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が前記在庫入力部に入力された場合に、所定期間前に前記在庫入力部に入力され前記在庫数記憶部に記憶されている前記所定期間前の各商品の在庫数から、前記在庫入力部入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージを付加情報として商品価格表示手段に記載する
    ことを特徴とする書込端末。
  14. 商品の価格を表示し、かつ、商品特定情報を記憶する記憶手段が付随する商品価格表示手段に価格変更情報を書き込む書込端末におけるコンピュータに、
    商品の価格に関する価格変更情報および各商品の在庫数を入力する処理と、
    入力された各商品の在庫数を商品ごとに記憶部に記憶させる処理と、
    前記記憶手段から商品特定情報を読み取る処理と、
    前記書込端末の操作者の操作に応じて前記記憶手段から複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が入力された場合に、所定期間前に入力され前記記憶部に記憶されている前記所定期間前の各商品の在庫数から、入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出する処理と、
    算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージと、価格変更情報とを前記商品価格表示手段に記載する処理と、
    前記記憶手段から読み取った商品特定情報と前記商品価格表示手段に記載される価格変更情報とを対応付けて、精算処理を行う精算装置に送信する処理と
    を実行させるための書込端末用プログラム。
  15. 商品の価格を表示し、かつ、商品特定情報を記憶する記憶手段が付随する商品価格表示手段に価格変更情報を書き込む書込端末におけるコンピュータに、
    商品の価格に関する価格変更情報を商品特定情報に対応付けて保有している商品情報管理装置から、価格変更情報と商品特定情報とを受信する処理と、
    受信した価格変更情報と商品特定情報と対応付けて記憶する処理と、
    入力された各商品の在庫数を商品ごとに記憶部に記憶させる処理と、
    前記記憶手段から商品特定情報を読み取る処理と、
    前記書込端末の操作者の操作に応じて前記記憶手段から複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が入力された場合に、所定期間前に入力され前記記憶部に記憶されている前記所定期間前の各商品の在庫数から、入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出する処理と、
    算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージと、読み取った商品特定情報に相当する商品特定情報に対応する価格変更情報とを前記商品価格表示手段に記載する処理と
    を実行させるための書込端末用プログラム。
  16. 商品の価格を表示し、かつ、商品特定情報を記憶する記憶手段が付随する商品価格表示手段に価格変更情報を書き込む書込端末におけるコンピュータに、
    入力された各商品の在庫数を商品ごとに記憶部に記憶させる処理と、
    前記記憶手段から商品特定情報を読み取る処理と、
    読み取った商品特定情報を、商品の価格に関する価格変更情報を商品特定情報に対応付けて記憶する商品情報管理装置に送信する処理と、
    前記商品情報管理装置から価格変更情報を受信する処理と、
    前記書込端末の操作者の操作に応じて前記記憶手段から複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が入力された場合に、所定期間前に入力され前記記憶部に記憶されている前記所定期間前の各商品の在庫数から、入力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出する処理と、
    算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージと、受信した価格変更情報とを前記商品価格表示手段に記載する処理と
    を実行させるための書込端末用プログラム。
  17. 商品の価格を表示する商品価格表示手段に、商品特定情報を記憶する記憶手段を付随させ、
    前記商品価格表示手段に価格変更情報を書き込む書込端末が、各商品の在庫数を記憶し、
    前記書込端末が、前記記憶手段から商品特定情報を読み取り、
    前記書込端末が、該書込端末の操作者の操作に応じて前記記憶手段から複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が入力された場合に、所定期間前に入力され記憶している前記所定期間前の各商品の在庫数から、力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、
    前記書込端末が、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージと、入力された商品の価格に関する価格変更情報とを前記商品価格表示手段に記載し、
    前記書込端末が、前記記憶手段から読み取った商品特定情報と前記商品価格表示手段に記載される価格変更情報とを対応付けて、精算処理を行う精算装置に送信し、
    前記精算装置が、商品に付されている商品特定情報を読み取り、
    前記精算装置が、読み取った商品特定情報が、前記書込端末から受信した商品特定情報に相当する情報である場合には、商品特定情報に対応する価格変更情報にもとづいて精算処理を行う
    ことを特徴とする商品情報管理方法。
  18. 商品の価格を表示する商品価格表示手段に、商品特定情報を記憶する記憶手段を付随させ、
    商品の価格に関する価格変更情報とその情報に対応付けられた商品特定情報とを入力する商品情報管理装置が、前記商品価格表示手段に価格変更情報を書き込む書込端末と精算処理を行う精算装置とに、価格変更情報を送信し、
    前記書込端末が、各商品の在庫数を記憶し、
    前記書込端末が、前記記憶手段から商品特定情報を読み取り、
    前記書込端末が、該書込端末の操作者の操作に応じて前記記憶手段から複数の商品特定情報が読み取られることによって複数の対象商品が選択され、かつ、それらの対象商品の在庫数が入力された場合に、所定期間前に入力され記憶している前記所定期間前の各商品の在庫数から、力された現在の各商品の在庫数を差し引いた値を商品ごとに算出し、
    前記書込端末が、算出した値が大きい順番にもとづく販売促進用メッセージと、前記商品情報管理装置から受信した価格変更情報であって前記記憶手段から読み取った商品特定情報に対応する価格変更情報とを前記商品価格表示手段に記載し、
    前記精算装置が、商品に付されている商品特定情報を読み取り、
    前記精算装置が、読み取った商品特定情報が、前記商品情報管理装置から受信した商品特定情報に相当する情報である場合には、商品特定情報に対応する価格変更情報にもとづいて精算処理を行う
    ことを特徴とする商品情報管理方法。
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