JP4047712B2 - 操作装置 - Google Patents

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JP4047712B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機、PDA、携帯ゲーム機器など小型の情報端末機器に搭載可能な操作装置に係り、特に音を出さずに振動で操作感触を発揮できるようにした操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
操作感触を発生させることのできる従来の操作装置としては、例えば特許文献1に示すものがある。
【0003】
この特許文献1に示す操作装置は、絶縁基板上に接点が形成され、この接点の上部を覆うようにドーム状に形成されたダイヤフラムが設けられている。ダイヤフラムの上部にはケースに支持されたボタンが設けられており、このボタンを押し下げることにより、ダイヤフラムが押圧されて撓み、ダイヤフラムと前記接点とが接触してスイッチ出力が切り換えられるものである。
【0004】
このような操作装置を、携帯電話端末の操作部の裏側に搭載して、携帯電話端末のキーが操作されたときに、操作感触の一種であるクリック感触を発生させるようにすることが一般的に行われている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−258641号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記特許文献1に記載の操作装置を搭載した携帯電話端末では、前記操作装置によって携帯電話端末に設けられたキーを操作したときのクリック感触を発生させる機能と、振動(バイブレータ)によって着信を知らせる機能とは別々のデバイスにより行われていた。また状況によってはキーを操作したときに発生するクリック音が大きく感じて不都合な場面が生じる。
【0007】
また、折り畳み式の携帯電話機では、二つ折りの状態から開いたときに生じる「カチッ」といった音が発生するものがあるが、この場合も前記音が、場合によって過大に感じることがある。
【0008】
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、音漏れを考慮する必要のない操作感触を発生させることのできる操作装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の操作装置は、所定の入力を行う操作部と、前記操作部の操作を検知する検知部材と、振動発生部材と、前記検知部材で操作が検知されたときに駆動信号を生成する制御手段とが設けられ、前記制御手段から出力される前記駆動信号によって前記振動発生部材が動作させられる操作装置において、
前記振動発生部材は、可動体と、前記可動体を支持する付勢部材と、前記可動体に往復運動を与える磁気駆動手段とを有しており、
前記駆動信号は、前記可動体の固有振動数に合わせたパルス状の励振信号によって前記可動体の振幅を拡大させる蓄積信号と、前記励振信号とは位相がずれるパルス状の抑制信号によって前記可動体の振幅を低下させる減衰信号とを有し、
前記磁気駆動手段のコイルに発生する逆起電力から前記可動体がその振幅の中心に至ったことを検知する位置検知手段が設けられ、この位置検知手段の検知出力に基づいて、前記励振信号と前記抑制信号の印加タイミングが決められ、
前記可動体を振動させたときの振幅の頂点を結んだエンベロープの幅が、前記蓄積信号で増大し前記減衰信号で収縮し、このエンベロープの増大と収縮の一連の変化が、クリック感触として体感可能とされることを特徴とするものである。
【0010】
上記本発明では、操作部の操作タイミングに合わせて振動させているので、ダイヤフラムなどを操作部の裏側に配置する必要がなく、このため装置の薄型化が可能になる。
【0012】
また、前記蓄積信号は、前記励振信号と励振信号との間に前記励振信号とは電流方向が逆であるパルス状の逆励振信号が含まれ、前記励振信号と前記逆励振信号とで、前記可動体に対して互いに相反する方向への駆動力が与えられ、
前記減衰信号は、前記抑制信号と抑制信号との間に前記抑制信号とは電流方向が逆であるパルス状の逆抑制信号が含まれ、前記抑制信号と前記逆抑制信号とで、前記可動体に対して互いに相反する方向への減衰力が与えられる。
【0013】
あるいは、前記蓄積信号は、前記励振信号と励振信号との間に前記励振信号とは電流方向が逆であるパルス状の逆励振信号が含まれ、前記励振信号と前記逆励振信号とで、前記可動体に対して互いに相反する方向への駆動力が与えられて、前記エンベロープの幅が増大する時間よりも前記幅が収縮する時間の方が長く設定される。
【0014】
例えば、1個または2個以上の押圧式のキー入力部を有する操作部が設けられており、前記キー入力部が操作される毎に前記振動発生部材が駆動され、前記キー入力部の操作に対して前記振動により擬似的なクリック感が与えられる構成にできる。なお、前記操作部は、座標入力が可能なパッド型のものであってもよく、あるいは画面上にキー入力部が表示されたタッチパネル式のものであってもよい。
【0015】
この場合、前記キー入力部の入力パターンに基づいて前記振動の種類が切り換えられるようにしてもよい。
【0016】
また、前記制御手段において前記操作部の操作が正しいか否かを判別し、前記操作部の操作が誤っていると判断したときに、前記警告を意味する前記振動が発生する構成にしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の操作装置に搭載される振動発生手段の一例を示し、Aは斜視断面図、Bは断面図である。また図7は操作装置の一例である携帯電話端末の外観を示す斜視図、図8は携帯電話端末の主要部を示すブロック図である。
【0021】
図7に示すように、本実施の形態の携帯電話端末20は、第1のケース21aと第2のケース21bが軸26を支点として回動可能に連結されたケース21を有している。前記第1のケース21aには複数個の押釦式のキー入力部22aが配列された操作部22が設けられ、また前記第2のケース21bには液晶パネルで形成された表示部24が設けられている。前記携帯電話端末20では、前記操作部22の面と前記表示部24の面とが対向して2つに折り畳まれて非使用状態(第2のケース21bを1点鎖線で示している)となり、前記第1のケース21aと第2のケース21bとがほぼ180度に近い角度まで拡開したときに使用状態となるように設定されている。
【0022】
図8に示すように、前記携帯電話端末20のケース21内には、前記操作部22による操作を検知する検知部材25Aと、制御手段(CPU)10と、振動駆動手段(駆動用IC)30と、振動発生部材1が設けられている。
【0023】
前記検知部材25Aは、前記操作部22を構成する各キー入力部22aの下側(裏側)にそれぞれ設けられている例えばフィルム状のものである。前記制御手段10では、前記操作部22を操作して前記検知部材25Aで操作が検知されたときにその操作に応じた信号処理が行われて、この制御手段10から駆動信号(駆動指令)が前記振動駆動手段30に出力される。そして、前記振動駆動手段30では、前記駆動信号(駆動指令)に基づいて前記振動発生部材1が駆動される。
【0024】
次に、前記振動発生部材1の一実施の形態について説明する。
図1に示すように、前記振動発生部材1は、支持体として円筒状の磁性体のケース2とその両端に取り付け可能な非磁性体の蓋体3,3を有している。前記蓋体3,3の内面には非磁性体の軸4が支持されており、前記軸4はケース2および蓋体3,3の中心を通る仮想中心線O−Oに一致している。
【0025】
前記ケース2の内壁にはコイル5が固定されている。前記コイル5はエナメル線などの被覆導線を円筒状に巻き付けることによって形成されており、ケース2の図示X方向の長さの中心から若干一方(図1ではX1側)の蓋体3に寄った位置に固定されている。
【0026】
前記ケース2の内部には可動体6が設けられている。前記可動体6は一方(X2側)の端部に非磁性体の錘7が設けられ、他方(X2側)の端部にマグネットMが設けられている。また前記マグネットMの両端面には磁性材料で形成されたヨーク部材8a,8bが設けられている。前記錘7、ヨーク部材8a、マグネットMおよびヨーク部材8bは円柱または円盤形状をしており、全ての外周面は、軸4の中心に対して同心円上に位置している。
【0027】
前記可動体6の中心、すなわち前記錘7、ヨーク部材8a、マグネットMおよびヨーク部材8bの中心にはX方向に抜ける孔6aが形成されており、この内部に前記軸4が挿通されている。よって、可動体6は前記軸4に沿って図示X方向に所定範囲のストロークにて往復移動できるようになっている。前記軸4が非磁性材料で形成されているため、可動体6がマグネットの力で軸4に引き付けられることがなく、可動体6が軸4に沿って動くときの移動負荷が小さくなっている。
【0028】
また前記マグネットMおよびヨーク部材8bの外径寸法は、前記錘7、ヨーク部材8aの外径寸法よりも小さく且つ前記コイル5の内径寸法よりも小さく形成されている。よって、可動体6が前記軸4に沿って図示X1方向に移動するときに、前記マグネットMおよびヨーク部材8bの部分が前記コイル5の内部で移動できるようになっている。
【0029】
この実施の形態では、前記マグネットMとコイル5とでムービングマグネット型の磁気駆動手段が形成されている。ただし、前記可動体6にコイルが搭載され、ケース2の内周面に前記コイルに対向するマグネットが設けられたムービングコイル型の磁気駆動手段が用いられてもよい。
【0030】
前記可動体6の両端と前記蓋体3,3の内面との間には付勢部材9,9が設けられており、可動体6は前記付勢部材9,9によって、軸方向に沿う互いに逆向きの付勢力を受けている。前記付勢部材9,9は互いに同じばね定数で、同じ軸方向長さのときに同じ弾性力を発揮するものであることが好ましい。図1は、コイル5に通電されていない状態を示しているが、このとき前記可動体6は、両側に位置する前記付勢部材9,9からの付勢力を受けて、その移動ストロークの中点に位置している。
【0031】
図1(B)では、前記付勢部材9,9が円錐コイルばねである。この円錐コイルばねは、圧縮変形していくにしたがってばね定数が変化する特性を有している。この振動発生部材1は、図1に示す中立状態での各付勢部材9,9のばね定数と可動体6の質量とで求まる固有振動数によって可動体6を振動させるものである。しかし、前記円錐コイルばねを用いると、可動体6がX1方向またはX2方向へ移動するにしたがって、両側の円錐コイルばねのばね定数が変化する。そのため、可動体6が図1に示す中点から大きく移動するにしたがって固有振動数が変化することになる。これにより、可動体6が固有振動数により共振して、本来制御したいストロークよりも大きな振幅で動いてしまうのを抑制できるようになっている。
【0032】
すなわち、前記円錐コイルばねを用いた付勢部材9,9は、そのばね定数により固有振動数を決める機能を有すると共に、可動体6のストロークが大きくなったときにその移動を抑制するダンパーとしての機能も発揮できる。このように変位によってばね定数が変化する付勢部材としては、前記円錐コイルばねの他に、不等ピッチで巻かれたコイルばねを使用することができる。あるいは、蓋体3,3の内側に、可動体6の振幅が過大になるのを抑制するダンパーを別個に設けてもよい。
【0033】
前記マグネットMは、ヨーク部材8aに接する端面Maと、ヨーク部材8bに接する端面Mbとが逆の磁極となるように着磁されている。図1に示す実施の形態では、端面MbがN極で端面MaがS極である。この場合、前記マグネットMで発生した磁束φは、一方の前記ヨーク部材8bを介して外周方向に向けて出力され、前記コイル5を垂直に横断してケース2に達する。さらに前記磁束φは磁性材料で形成されたケース2の内部を通り他方のヨーク部材8aと対向する位置に導かれ、この位置から前記ヨーク部材8aに向けて出力されてマグネットMのS極に達するという磁路を形成している。
【0034】
また図1に示すように、可動体6が移動ストロークの中点に位置しているとき、一方のヨーク部材8aのX方向での幅寸法の中点が、コイル5の巻き軸方向の中点と一致し、あるいはほぼ一致している。
【0035】
図1に示す中立状態において、コイル5に図1Bに示す方向の電流が与えられると、前記磁束φと電流とによって電磁力FがX2の向きに発生し、可動体6に対してX2方向への駆動力を与えることができる。またコイル5に逆向きの電流を与えることで、可動体6にX1方向への駆動力を与えることができる。
【0036】
次に、前記振動駆動手段30について説明する。図2はマグネットとコイルとの対向関係を示す部分断面図、図3は振動駆動手段を示すブロック図、図4はコイルに与えられる駆動信号の一例とそのときの可動体の振動を示す線図である。
【0037】
図2に示すように、コイル5の一方の端部(巻き始端)が端子Ta1、他方の端部(巻き終端)が端子Ta2、前記端子Ta1と端子Ta2との中間点(コイル5の中点)が中間端子Ta3である。
【0038】
図3に示す振動駆動手段30は、前記中間端子Ta3に接続された位置検出手段11、信号生成手段12、ドライブ手段13および中央制御部14を有している。ドライブ手段13には2つの出力部が設けられており、その一方がコイル5の一方の端子Ta1に接続され、他方がコイル5の他方の端子Ta2に接続されている。
【0039】
前記信号生成手段12では中央制御部14の指令に基づいて、駆動信号S1を生成してドライブ手段13に出力し、前記ドライブ手段13から所定の波形の駆動電流が前記コイル5の端子Ta1と端子Ta2に与えられる。前記信号生成手段12には、複数のパターンの前記駆動信号S1が記憶されており、前記中央制御部14からの指令によって、いずれかのパターンの駆動信号S1が選択されて前記ドライブ手段13に与えられる。
【0040】
前記位置検出手段11は、可動体6が図1および図2に示す中立位置、すなわち往復移動ストロークの中点に至ったことを検知するものである。この位置検出手段11で検出された前記中点の検出信号が信号生成手段12に与えられると、信号生成手段12では、この検出信号を基準として駆動信号S1の電流方向の切換などの制御が行われる。
【0041】
なお、前記位置検出手段11は必須のものではないが、この位置検出手段11を設けると、可動体6の摺動負荷などが大きくなり、あるいは付勢部材9,9の弾性力が大きく変化したりして可動体6の固有振動数が大きく狂ったような場合であっても、その変化に追従した駆動信号S1を生成することができる。
【0042】
図4は駆動信号S1の波形を示している。この実施の形態では、前記駆動信号S1が矩形波としてコイル5に与えられるが、この駆動信号S1の波形は三角波などであってもよい。図4では、駆動信号S1の中立点を「0」で示しており、このときコイル5は無通電状態である。駆動信号S1が順方向に立ち上がっているとき、コイル5に対して電流が端子Ta1から端子Ta2に向けて流れる。このとき、可動体6にはX2方向への駆動力が作用する。また、図4に示す駆動信号S1が逆方向のときに、コイル5に対して前記と逆の電流が流れ、このとき、可動体6にはX1方向への駆動力が与えられる。
【0043】
図4に示すように、前記駆動信号S1には蓄積信号S1aを含んでいる。この蓄積信号S1aは、可動体6にその固有振動数による共振振動を励振させるものである。この蓄積信号S1aには励振信号A1,A2,A3が含まれており、この励振信号A1,A2,A3によりコイル5に対して順方向の電流が与えられる。なお、図4では前記励振信号A1,A2,A3のレベルが一定であり、この励振信号によりコイル5に対して一定量の電流が間欠的に与えられる。
【0044】
図4には、駆動信号S1の波形とともに、可動体6のX1方向とX2方向への変位量を縦軸にとった振動波形が示されている。前記振動波形のOmは、可動体6が図1と図2に示す中点に位置することを意味している。なお、駆動信号S1の波形図と可動体6の変位量を示す線図の双方において、横軸は時間tである。
【0045】
前記可動体6の固有振動数(共振周波数)は、可動体6の質量と、前記付勢部材9,9のばね定数(図1に示す中立状態のときのばね定数)で決められるものであるが、前記励振信号A1,A2,A3は、前記固有振動数(共振周波数)の逆数である周期Tごとに与えられ、通電時間は前記周期Tの半分である。すなわち前記励振信号A1,A2,A3は、可動体6がX2方向への速度を有しているときに与えられ、この励振信号A1,A2,A3がコイル5に与えられることにより、X2方向への速度を有している可動体6にさらにX2方向への駆動力が与えられる。なお、前記励振信号A1は起動信号である。
【0046】
前記励振信号A1,A2,A3により、可動体6が振動を開始するとともに、固有振動数による振動の振幅が時間とともに大きくなっていく。
【0047】
図4の実施の形態の蓄積信号S1aでは、隣接する前記励振信号A1,A2,A3の間に逆励振信号B1,B2が含まれている。この逆励振信号B1,B2により、コイル5に対して励振信号Aとは逆向きの電流が与えられる。この逆励振信号B1,B2は、可動体6がX1方向への速度を有しているときに、前記コイル5に与えられ、可動体6に対してさらにX1方向への駆動力が与えられる。
【0048】
このように励振信号Aと逆励振信号Bとが交互に与えられることにより、可動体6の振幅が短時間に急激に大きくなっていく。
【0049】
なお、前記蓄積信号S1aは、必ずしも励振信号Aと逆励振信号Bを含んでいることを必要とせず、励振信号Aまたは逆励振信号Bのみであっても、可動体6に振動を生じさせてその振幅を拡大させていくことが可能である。この場合、励振信号Aまたは逆励振信号Bの電流量を大きくすることによって、振幅を急激に大きくさせることは可能である。
【0050】
また、蓄積信号S1aが与えられている期間のうちの最初の期間にのみ励振信号Aと逆励振信号Bを与え、その後しばらくコイルに電流を与えなくても、可動体6の共振により振幅を維持することが可能である。
【0051】
ここで、振幅の増加は、駆動の方向と、可動体6の移動の方向がそろうこと、および周波数が共振周波数と一致することで最大となる。
【0052】
振幅の増加率(減少率)を制御する方法としては、入力エネルギーを変化させる方法と、駆動信号S1をずらす方法がある。前者の入力エネルギーを変化させる方法としとは、コイル5に与える駆動電流(または駆動電圧)の大きさを変化させる振幅変化による制御と、駆動電流(または駆動電圧)の通電時間を変化させるPWM(Pulse Width Modulation)制御によるものがある。また後者の駆動信号S1をずらす方法としては、位相をシフトするものと、周波数シフトするものとがある。
【0053】
前記PWM制御では、蓄積信号S1aにおいて、例えば励振信号Aの与える時間を、前記周期Tの半分の時間よりも短くし、残りの時間は励振を0とすることにより、可動体6の振幅の増加が過大にならないように制御することが可能である。
【0054】
また位相シフトでは、信号のパルス幅(時間間隔)は変えずに、前記励振信号Aを基準となる時間よりも若干進めたり、または遅らせることにより、可動体6の振幅の増加が過大にならないように制御することが可能である。
【0055】
さらに周波数シフトでは、可動体の駆動周波数を共振周波数の2倍にするとともに、低い周波数から高い周波数に移動させ、またはその逆の方向に移動させたり、あるいはずれた周波数から共振周波数に一致させ、また一致した状態からずらして行くといった操作を行うことにより、可動体6の振幅の増加が過大にならないように制御することが可能である。この方法では、励振の効率が変化し、また位相のずれることになるため、励振区間と制止区間を設けることが可能となる。
【0056】
前記駆動信号S1には減衰信号S1bが含まれている。この減衰信号S1bには、抑制信号C1,C2,C3が含まれている。この抑制信号C1,C2,C3は前記励振信号A1,A2,A3と位相が180°ずれたものであり、可動体6がX1方向への速度を有しているときに、コイル5に順方向への電流が与えられて、可動体6に対して前記速度方向と逆向きのX2方向への駆動力が与えられる。これにより固有振動数で振動している可動体6の振動が減衰させられる。
【0057】
図4では、抑制信号C1,C2,C3の間に、逆抑制信号D1,D2が設けられており、この逆抑制信号D1,D2によってコイル5に逆方向の電流が与えられる。この逆抑制信号D1,D2により、X2方向への速度を有している可動体6に対して、前記速度を打ち消すX1方向の駆動力が与えられる。前記抑制信号Cと逆抑制信号Dを交互に設けることにより、可動体6の振幅が急激に減衰する。
【0058】
なお、前記減衰信号S1bに、抑制信号Cと逆抑制信号Dの一方のみが設けられていてもよい。また抑制信号Cや逆抑制信号Dを減衰信号の前半においてのみ設けてもよいし、前記抑制信号Cと逆抑制信号Dの周期を徐々にずらすようにしてもよい。
【0059】
図5は、前記蓄積信号S1aと減衰信号S1bを連続させ、この蓄積信号S1aと減衰信号S1bを組とした信号を周期Teで与えた場合の、可動体6の振動波形を示している。図5では、蓄積信号S1aでの励振信号A1,A2,A3の数と、減衰信号S1bでの抑制信号C1,C2,C3の数が一緒であり、また励振信号A1,A2,A3と抑制信号C1,C2,C3とでコイル5に与えられる電流量が同じである。また逆励振信号B1,B2,B3の数と逆抑制信号D1,D2,D3の数が同じであり、逆励振信号と逆抑制信号とでコイルに与えられる電流量が同じである。また蓄積信号S1aと減衰信号S1bの時間長も同じである。
【0060】
図5では、可動体6が固有振動数(共振周波数)にて振動し、蓄積信号S1aではその振幅が時間と共に増加し、減衰信号S1bでは振幅が減衰していく。図5では、可動体6の振幅の頂点を結んだ線をエンベロープEとして示しているが、このエンベロープEは、前記蓄積信号S1aと減衰信号S1bの周期Teに応じて増減し、このエンベロープEの周波数feは1/Teである。
【0061】
前記可動体6の質量は小さく、このため固有振動数(共振周波数)は高くなる。しかしながら、前記エンベロープEの周波数feは、前記共振周波数よりも低く設定することが可能であり、振動の強さの変化を与えることが可能となる。この振動の強さの変化は、圧感(痛覚)の変化として体感し易い特徴がある。また、前記エンベロープEの周波数feは、人が有効に振動を体感できる周波数帯域にあり、このため人が振動を有効に体感できるようになっている。
【0062】
可動体6の質量が小さく固有振動数が高い小型の振動発生部材1を用いて、図5に示すエンベロープEの振動を発生させ、このエンベロープEの周波数を人が体感できる値に設定しておくと、人はエンベロープEの波形を振動として感じるようになる。
【0063】
なお、駆動信号S1での、蓄積信号S1aと減衰信号S1bから成る組の繰り返し周期を変えることにより、人が体感できる前記エンベロープEの周期および周波数を自由に変化させることができる。また、励振信号Aと逆励振信号Bの数や電流量を変え、また抑制信号Cと逆抑制信号Dの数や電流量を変えることにより、エンベロープEの振幅を変えることもできる。
【0064】
本実施の形態の操作装置では、前記可動体6を振動させるときの固有振動数(共振周波数)を高く設定して且つ微小時間振動させて、図5で符号E1(またはE2)で示すようなエンベロープを得ることで、この振動に対して人は擬似的なクリック感として体感できるようになる。
【0065】
前記エンベロープE1,E2は、図5に示すように可動体6を複数回往復運動させることによって得られる波形であるが、可動体6を高い固有周波数によって振動させることにより、振動の振幅の増幅と減衰がいずれも急峻なものとなって人は単一の感触しか体感できないものとなる。なお、振動自体は可聴領域ではあるが、付勢部材9が数回伸縮するだけなので音は非常に小さいものとなる。
【0066】
したがって、携帯電話端末20において擬似的なクリック感を体感させることにより、従来よりクリック感触を出すために用いられていたダイヤフラムなどの板材が不要となり、装置の薄型化が可能になるとともに、前記板材の変形に伴う音の発生もなく、装置の静音性が高まる。
【0067】
また、図7に示す携帯電話端末20では、ケース21が非使用状態から使用状態に変形させられたことを検知する検知部材25Cが設けられている。図8に示す前記制御手段10では、前記検知部材25Cで検知されたときのその操作に応じた信号処理が行われるとともに駆動信号(駆動指令)が生成されて、この駆動信号(駆動指令)が前記振動駆動手段30に伝達されて前記振動発生部材1が駆動させられる。本実施の形態では、前記ケース21が最大まで拡開させられた状態に同期して振動させられるので、携帯電話端末20が使用状態に至ったことを確実に認識できる。
【0068】
なお、図9に示すように、前記検知部材25Aの検知によってその操作に応じた信号処理を振動駆動手段30で行い、そして前記振動発生部材1を駆動するようにしてもよい。これにより、制御手段(CPU)10での処理負担を低減させることができる。また、前記制御手段10と振動駆動手段30を一体のIC回路などで形成して、振動発生部材1を駆動させるようにしてもよい。
【0069】
また前記制御手段10では、それぞれのキー入力部22aが押される毎に駆動信号(駆動指令)を生成して、前記振動発生部材1を駆動させて擬似的なクリック感を人に体感させてもよい。
【0070】
また前記制御手段10において、前記操作部22での操作が正しいか否かを判別するようにして、前記操作部22での操作が誤っていると判断したときに、警告をする意味において前記振動を発生させるようにしてもよい。
【0071】
また、前記携帯電話端末20には、無線媒体を介して通信または通話可能な通信手段が設けられているが、このような通信手段が設けられているものでは、着信を知らせる機能が搭載されている。この着信を知らせる機能としては、音ではなく振動によって知らせる機能(マナーモード)が搭載されている。図7に示す実施の形態では、前記制御手段10において着信があったことを検知する検知部材を設けて、制御手段10において振動発生部材1を駆動させる駆動信号(駆動指令)を生成するようにしてもよい。このように、着信を振動で知らせる機能と、操作部22を操作したときにクリック感を出す機能を兼用することで、部品点数を減らすことができ、製造コストを抑えることが可能になる。
【0072】
また、本実施の形態では、図6に示すように、エンベロープEの波形を制御することも可能である。
【0073】
図6の駆動例では、蓄積信号S1aが励振信号Aと逆励振信号Bを交互に有しているが、減衰信号S1bは、抑制信号Cのみであり、逆抑制信号Dを有していない。この場合の前記エンベロープEは急激に立ち上がってなだらかに収束する形状となる。このように図6に示す波形が形成されるように前記振動発生部材1を前記振動駆動手段30で制御して、クリック感触に似せた単発的なフィードバック振動を発生させるようにしてもよい。
【0074】
この例の他にも、蓄積信号S1aと減衰信号S1bの信号の内容を変えることにより、エンベロープEの波形を制御することが可能である。このようにエンベロープEの波形を変えることにより、人が敏感に感じる振動や、人に鈍く重く感じさせる振動などを任意に生成することが可能である。
【0075】
なお、図2においてヨーク部材8bの幅方向の中心が端子Ta1と中間端子Ta3との間でX1方向へ移動しているとき、コイル5に対しヨーク部材8bから発生する磁力線が交差する位置が移動して行くことになり、端子Ta1と中間端子Ta3との間に逆起電力(電圧)Vaが誘起される。またヨーク部材8bの幅方向の中心が、中間端子Ta3と端子Ta2との間を同じくX1方向へ移動しているときにも、端子Ta2と中間端子Ta3との間に逆起電力(電圧)Vbが誘起される。また同じくX1方向に移動しているとき、ヨーク部材8bから発生する磁力線が、中間端子Ta3に一致するときには、各端子間に誘起される前記逆起電力Vaと前記逆起電力Vbとは等しくなる。また可動体6の移動方向がX2方向に変わった場合、コイル5に誘起される逆起電力Va,Vbの極性は,前記X1方向に移動しているときと逆向きとなる。
【0076】
可動体6の移動が静止するX1およびX2方向の最大振幅の位置では、ヨーク部材8bから発生する磁力線が時間的に変化しないため、逆起電力Yは0となる。
【0077】
よって、前記位置検出手段11が、この逆起電力Vaと逆起電力Vbの切り換わりの時間的なタイミングを検出することにより、ヨーク部材8bの幅方向の中心が中間端子Ta3に一致する時点、および最大振幅点を検知することが可能である。そして、前記のようにこの検出時点を用いて、前記励振信号A、逆励振信号B、抑制信号C、逆抑制信号Dの生成のタイミングを設定することにより、可動体6の共振周波数を追尾する駆動信号S1を生成することができる。
【0078】
このようにエンベロープの形状を変化させたり、また振動回数を変化させることにより、振動の種類を変化させることができる。
【0079】
したがって、図7に示す携帯電話端末20において、前記操作部22のキー入力部22a毎に、振動の種類が変化するように振動駆動手段30で制御することができる。
【0080】
なお、本実施の形態の操作装置では、携帯電話端末に限られるものではなく、PDA(パーソナルディジタルアシスタント)、ゲーム用コントローラ、コンピュータの入力装置、ATM(現金自動預払機)などに適用することができる。あるいは、電灯などをオンオフする押釦式のスイッチに適用してもよい。
【0081】
例えば、操作装置が、例えばノートブック型コンピュータに用いられているパッド型の座標入力装置である場合では、例えばパッド表面を押圧操作(タッピング)したときに上記した擬似的なクリック感触による振動を発生させることができる。また、コンピュータの入力装置としてマウス型に形成されたものでは、マウス型のケースに設けられた押釦の操作に応じて振動が発生するようにしてもよい。
【0082】
また、前記操作装置が、金融機関のATM(現金自動預払機)などに用いられているタッチパネル式のものであってもよい。ただし、タッチパネル式の操作部が大型化のものでは、タッチパネルの操作部を複数の区画に分割にして各区画毎に振動発生部材1を設置して、各振動発生部材1を振動駆動手段30で制御して、確実にクリック感を伝達できるようにしてもよい。
【0083】
また、図7では折り畳み式の携帯電話端末20について説明したが、これに限られるものではなく、伸縮自在に連結されているケースで構成された携帯電話端末であってもよく、この場合には非使用状態では縮められて使用状態では延ばされて、前記ケースが非使用状態から使用状態に変形させられたときに前記振動発生部材1を駆動させて擬似的なクリック感を得るようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】
以上のように本発明では、音を出さずに擬似的なクリック感による振動を人に体感させることができる。また、例えば携帯電話端末に設けた場合には装置を薄型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】振動発生部材の実施の形態を示し、Aは斜視断面図、Bは断面図、
【図2】マグネットとコイルとの対向関係を示す部分断面図、
【図3】振動駆動手段を示すブロック図、
【図4】コイルに与えられる駆動信号の一例とそのときの可動体の振動を示す線図、
【図5】蓄積信号と減衰信号を組とした信号と可動体の振動波形との関係を示す図、
【図6】エンベロープの振動波形を制御する一例を示す図、
【図7】本発明の操作装置の一例である折り畳み式の携帯電話装置を示す斜視図、
【図8】操作装置を示すブロック図、
【図9】操作装置を示す他のブロック図、
【符号の説明】
1 振動発生部材
2 ケース
4 軸
5 コイル
6 可動体
7 錘
8a,8b ヨーク部材
9 付勢部材
10 制御手段
11 電流検出手段
12 信号生成手段
13 ドライブ手段
14 中央制御部
20 携帯電話端末
21 ケース
22 操作部
22a キー入力部
23 制御手段
25A,25B,25C 検出部材
30 振動駆動手段
A,A1,A2,A3 励振信号
B,B1,B2 逆励振信号
C,C1,C2,C3 抑制信号
D,D1,D2 逆抑制信号
E エンベロープ
S1 駆動信号
S1a 蓄積信号
S1b 減衰信号
Ta1,Ta2 端子
Ta3 中間端子
M マグネット

Claims (5)

  1. 所定の入力を行う操作部と、前記操作部の操作を検知する検知部材と、振動発生部材と、前記検知部材で操作が検知されたときに駆動信号を生成する制御手段とが設けられ、前記制御手段から出力される前記駆動信号によって前記振動発生部材が動作させられる操作装置において、
    前記振動発生部材は、可動体と、前記可動体を支持する付勢部材と、前記可動体に往復運動を与える磁気駆動手段とを有しており、
    前記駆動信号は、前記可動体の固有振動数に合わせたパルス状の励振信号によって前記可動体の振幅を拡大させる蓄積信号と、前記励振信号とは位相がずれるパルス状の抑制信号によって前記可動体の振幅を低下させる減衰信号とを有し、
    前記磁気駆動手段のコイルに発生する逆起電力から前記可動体がその振幅の中心に至ったことを検知する位置検知手段が設けられ、この位置検知手段の検知出力に基づいて、前記励振信号と前記抑制信号の印加タイミングが決められ、
    前記可動体を振動させたときの振幅の頂点を結んだエンベロープの幅が、前記蓄積信号で増大し前記減衰信号で収縮し、このエンベロープの増大と収縮の一連の変化が、クリック感触として体感可能とされることを特徴とする操作装置。
  2. 前記蓄積信号は、前記励振信号と励振信号との間に前記励振信号とは電流方向が逆であるパルス状の逆励振信号が含まれ、前記励振信号と前記逆励振信号とで、前記可動体に対して互いに相反する方向への駆動力が与えられ、
    前記減衰信号は、前記抑制信号と抑制信号との間に前記抑制信号とは電流方向が逆であるパルス状の逆抑制信号が含まれ、前記抑制信号と前記逆抑制信号とで、前記可動体に対して互いに相反する方向への減衰力が与えられる請求項1記載の操作装置。
  3. 前記蓄積信号は、前記励振信号と励振信号との間に前記励振信号とは電流方向が逆であるパルス状の逆励振信号が含まれ、前記励振信号と前記逆励振信号とで、前記可動体に対して互いに相反する方向への駆動力が与えられて、前記エンベロープの幅が増大する時間よりも前記幅が収縮する時間の方が長く設定される請求項1または2に記載の操作装置。
  4. 1個または2個以上の押圧式のキー入力部を有する操作部が設けられており、前記キー入力部が操作される毎に前記振動発生部材が駆動され、前記キー入力部の操作に対して前記クリック感が与えられる請求項1ないしのいずれかに記載の操作装置。
  5. 前記制御手段において前記操作部の操作が正しいか否かを判別し、前記操作部の操作が誤っていると判断したときに、前記警告を意味する前記クリック感が得られる請求項1ないしいずれかに記載の操作装置。
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