JP4042116B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
図1〜図3は、それぞれ、実施例1の制御装置の正面図、左側面図、分解斜視図であり、制御装置1aは、各種の制御素子を搭載した基板2を覆うための分割式の収納ケースC、無線による所定の呼出波を受信すると記憶している固有の識別情報を含む反射波を無線により出力するICタグ26a、ICタグ26aに対して呼出波を送信しICタグ26aからの反射波を受信するシート状のアンテナ32等によって構成されている。また、分割式の収納ケースCは、第1ケースである透明な合成樹脂製の上ケース3と、第2ケースである透明な合成樹脂製の下ケース4とによって構成されている。
下ケース4の左端縁の支持翼22aの外側には、扁平な長方形状のICタグ26aが接着剤によって強固に接着されている。図4は、ICタグ26aの外観を示したものであり、図5は、ICタグ26aの制御機構を示したものである。ICタグ26aは、ベースシートである合成樹脂(ポリエステル)製のフレキシブルプリント基板27上に、ICチップ30と送受信回路31とを搭載したものである。ICチップ30は、所定波長の呼出波に応答して反射波を放出するRF回路28と、不揮発性の記憶手段であるEEPROM29とを一体にしたものであり、EEPROM29と送受信回路31とが、RF回路28に接続された状態になっている。そして、EEPROM29の上書消去禁止区域には、ICタグ26aを他のICタグと識別するためのIDコード等の識別情報が記憶されている。かかるICタグ26aは、アンテナとの間で、所定の周波数(たとえば、13.56MHz)を利用して、ノイズの影響が比較的に少ないRF送受信を行うことができ、呼出波を受信すると、予め登録された識別情報を含む反射波を、所定の通信範囲(約1mm)内に出力(返信)する。なお、反射波の返信は、EEPROM29からIDコード等の識別情報を読み出し、その識別情報を反射波に乗せてRF回路28から送信することによって行われる。また、ICタグ26aは、所定波長の呼出波が送信されると、その呼出波を送受信回路31が受信し、呼出波に含まれた搬送波成分をRF回路28で整流することによって直流電圧を得ることができる。したがって、ICタグ26aは、外部からの電源供給を受けることなく必要な時にいつでも反射波を返信することができる。また、呼出波に乗せて送信されたデータをEEPROM29に記憶しておくこともできる。
上記の如く構成された制御装置1aは、パチンコ機等の遊技機に設置されて使用される。図8、図9は、制御装置1aを設置したパチンコ機の一例を示したものであり、パチンコ機36は、中央よりやや上側に遊技盤39が設けられており、その遊技盤39の表面には、ガイドレールで囲まれた略円形の遊技領域41が設けられている。また、遊技盤39の下側には、内蔵された発射装置に遊技球を供給するための供給皿42が設けられており、その供給皿42の下側には、供給皿42から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿43が設けられている。さらに、供給皿42と貯留皿43との間には、効果音を発生させるスピーカ44が設けられており、貯留皿43の右側には、発射装置を操作するための発射ハンドル45が設けられている。また、遊技領域41の略中央には、図柄表示装置46が設けられており、液晶画面47に、種々の動画やメッセージ等を表示することができるようになっている。また、図柄表示装置46の下側には、図柄始動口48が設けられており、その図柄始動口48の下方には、扉部材を開閉するアタッカ部材49が設けられている。
パチンコ機36は、制御装置1aのLSI25に記憶されたプログラムにしたがい、図柄変動制御装置54、効果音制御装置56、遊技球払出装置57等と信号の送受信を行うことによって、主たる遊技動作を実行する。そして、発射ハンドル45の回転操作によって遊技領域41に打ち出された遊技球が図柄始動口48に入賞すると、「抽選」を実行し、「大当たり」を生起させるか否かを決定する。また、「抽選」を実行すると略同時に、図柄表示装置46に表示された図柄を変動させ(他の図柄と順々に入れ替わる動画を表示し)、所定時間後に停止させて新たな図柄を表示する。さらに、「抽選」において「大当たり」が生起した場合には、図柄の変動後に、予め設定された「大当たり図柄」を表示し、しかる後に、「大当たり状態」を生起させる。「大当たり状態」においては、アタッカ部材49の扉部材を所定回数だけ断続的に開成させるとともに、各種の発光部材を所定の態様で発光させ、スピーカ44から所定の効果音を発生させる。一方、各種の入賞装置に遊技球が入賞した場合には、遊技球払出装置57が、所定数の遊技球を賞品球として供給皿42に払い出す。
制御装置1aは、上記の如く、ICタグ26aが、分割式の収納ケースCの下ケース4に取り付けられており、シート状のアンテナ32が、分割式の収納ケースCのすべてのパーツ(上ケース3および下ケース4)に跨がりICタグ26aを覆った状態で貼着されているとともに、シート状のアンテナ32が、剥離すると自己破壊を起こすため、収納ケースCが不正に開放された場合には、ICタグ26aとアンテナ32とが送受信不能となり、不正に開放された事態を直ちに(リアルタイムで)検知することができる。したがって、LSI25等の制御素子の不正取り替え、不正改造等の不正行為を、効果的に防止することができる。
実施例2の制御装置1bの構成は、実施例1の制御装置1aの構成と略同様であるが、上ケース3と下ケース4に設置されるアンテナ、およびICタグの構成が、実施例1の制御装置1aと異なっている。図13は、実施例2の制御装置1bを示したものであり、制御装置1bの収納ケースCには、実施例1の制御装置1aの収納ケースCに貼着されたものと同じシート状のアンテナ32が、上ケース3と下ケース4とに跨るように、接着剤によって強固に接着されている。また、そのシート状のアンテナ32の上側には、シート状のアンテナ32より一回り大きいシート状のICタグ26bが貼着されており、シート状のアンテナを覆った状態になっている。
かかる制御装置1bも、実施例1の制御装置1aと同様に、LSI25等の各制御素子が遊技機の各種の装置に接続され、アンテナ32が同軸ケーブル37によってR/Wユニット38のRF回路に接続された状態で、パチンコ機36に設置される。そして、R/Wユニット38のRF回路58が、定期的におよび任意のタイミングで呼出信号を送信すると、アンテナ32からICタグ26bに対して呼出波が送信される。ICタグ26bは、呼出波を受けると直ちに識別コードを含んだ反射波を送信し、アンテナ32は、反射波を受けると、その反射波をR/Wユニット38に送信する。さらに、R/Wユニット38は、呼出波を送信してから所定時間内に反射波を受信しなかった場合に異常と判断し、異常を検知した旨を記憶手段52に記憶し、所定の異常検知信号を外部の端末や警報器等に出力するとともに、異常を検知した旨を表示器62に表示する。
制御装置1bは、上記の如く、シート状のICタグ26bが、分割式の収納ケースCのすべてのパーツ(上ケース3および下ケース4)に跨がるように貼着されているとともに、アンテナ32を覆っており、剥離すると自己破壊を起こすため、収納ケースCが不正に開放された場合には、ICタグ26bとアンテナ32とによって、直ちに(リアルタイムで)その事態を検知することができる。したがって、LSI25等の制御素子の不正取り替え、不正改造等の不正行為を、効果的に防止することができる。
本発明の制御装置は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、基板、収納ケース、ICタグ、アンテナの材料、形状、構造等の構成を本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができる。
Claims (2)
- 所定の動作を行う機器の動作内容を制御するための制御素子が、分割式の収納ケースに収納された制御装置を備えた遊技機であって、
前記制御装置において、無線による所定の呼出波を受信すると記憶している固有の識別情報を含む反射波を無線により出力するICタグが、前記分割式の収納ケースの少なくとも一つに取り付けられているとともに、
そのICタグに対して呼出波を送信しICタグからの反射波を受信するシート状のアンテナが、前記分割式の収納ケースのすべてのパーツに跨り前記ICタグを覆った状態で貼着されており、剥離すると自己破壊を起こすことを特徴とする遊技機。 - シート状のアンテナが、合成樹脂製のベースシート上に送受信回路をプリントしたものであり、収納ケースから剥離すると、送受信回路を切断させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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