JP4041387B2 - 光ディスク用マーク検出回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一定周期のうねりを有するデータ記録用のグルーブが螺旋状に形成されている光ディスクから所定の情報用(たとえばアドレス情報用)のマークを検出するための光ディスク用マーク検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、書き込み(追記)可能または書き換え可能な光ディスクのデータ記録面は、螺旋状に形成されたグルーブ(溝部分)とグルーブ間のランド(土手部分)とで構成されており、グルーブの壁面(ランドの側面)には一定周期で繰り返されるうねり、いわゆるウォブルが形成されている。
【0003】
DVD(Digital Versatile Disc)の代表的な物理規格であるDVD−R(追記型)およびDVD−RW(書き換え型)では、グルーブにデータが記録され、ランドには決められた規則にしたがってランドプリピット(LPP)と称されるアドレス情報用のピット(マーク)が配置される。
【0004】
図13に示すように、光ピックアップがDVD−R規格またはDVD−RW規格の光ディスク上のグルーブをトラッキングする際に、レーザビームLBの戻り光またはレーザ反射光LB’をプッシュ・プル法により差動検出することで、ウォブルのうねり形状に対応した略正弦波のプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)が得られる。このプッシュプル信号にはランドプリピットを示す角状のランドプリピット信号SLPPが含まれているので、プッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)をコンパレータにかけて所定の閾値で2値化することにより、ランドプリピット信号SLPPを抽出または検出するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
実際には、図14に示すように、トラック(グルーブ)にデータを記録する前(A)と記録した後(B)とではプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)の波形もランドプリピット信号SLPPの波形も大分違ったものになる。すなわち、記録前は、プッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)の波形が略正弦波形状を維持し、ランドプリピット信号SLPPがウォブル信号の極小ピーク値付近から大きな振幅できれいに角状に突出しているので、ランドプリピット信号SLPPの2値化または抽出は容易に行える。しかし、記録後は、当該トラックや隣接トラックに記録されているRF信号成分またはデータ成分によるクロストークの影響を受けて、プッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)が略正弦波の波形を維持できなくなるとともに、ランドプリピット信号SLPPの振幅もRF信号成分の振幅と差がなくなるほどまで小さくなり、SLPPの2値化または抽出は非常に難しくなる。ランドプリピット信号SLPPを正確に検出できないと、記録データのアドレスを取得できなくなり、追記や書き換えあるいは再生のエラーが多くなる。
【0006】
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、一定周期のうねりを有するトラックが螺旋状に形成されている光ディスクから所定の情報用のマークを安定確実に検出できるようにした光ディスク用マーク検出回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の観点における光ディスク用アドレスマーク検出回路は、一定周期のうねりを有するトラックが螺旋状に形成されている光ディスクからアドレス情報用のマークを検出するための光ディスク用アドレスマーク検出回路であって、前記光ディスク上のグルーブをトラッキングする光ビームの戻り光をプッシュプル法により差動検出して、プッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成手段と、前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第1のエンベロープ信号を生成する第1のエンベロープ検出手段と、前記第1のエンベロープ信号のレベルを2値化するための閾値信号を与える閾値信号発生手段と、前記第1のエンベロープ信号のレベルを前記閾値信号のレベルと比較して、前記アドレスマークを表すアドレスマーク検出信号を生成するアドレスマーク検出信号生成手段とを有し、前記閾値信号発生手段が、前記第1のエンベロープ検出手段よりも遅い追従速度で前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第2のエンベロープ信号を生成する第2のエンベロープ検出手段と、前記第2のエンベロープ信号を所定値だけレベルシフトして前記閾値信号とするレベルシフト手段とを有する。
【0008】
上記構成の光ディスク用アドレスマーク検出回路では、第1のボトムエンベロープ回路によりプッシュプル信号のボトムエンベロープ波形を表す第1のボトムエンベロープ信号を生成し、この第1のボトムエンベロープ信号を閾値信号発生手段からの閾値信号のレベルで2値化して、アドレスマーク検出信号を生成する。第1のボトムエンベロープ信号によってプッシュプル信号に含まれるアドレスマーク信号成分の波形を強調できるため、プッシュプル信号からアドレスマーク信号成分を安定確実に抽出することができる。そして、閾値信号発生手段より与えられる閾値信号は、第1のエンベロープ検出手段よりも遅い追従速度でプッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第2のエンベロープ信号を所定値だけレベルシフトしたものであるから、遅れのない同期した閾値信号で正規(第1)のボトムエンベロープ信号を2値化することが可能であり、誤検出を十全に防止し、より正確なマーク検出を可能とすることができる。
【0009】
本発明において、好ましくは、第1及び第2のエンベロープ検出手段がプッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに対する追従速度を光ディスクの回転速度に応じて可変制御する手段を有してよい。かかる構成によって、光ディスクの回転速度が変わってもアドレスマークの検出を安定確実に行うことができる。
【0012】
また、本発明の一態様によれば、プッシュプル信号生成手段が、光ディスクからの光ビームの戻り光をラジアル方向に2分割された第1および第2の受光領域で受光してそれぞれの受光領域における戻り光の光強度に応じた第1および第2の電気信号を出力する光検出手段と、第1の電気信号と第2の電気信号との差をとってプッシュプル信号を生成する減算手段とを有する。かかる構成において、好ましくは、プッシュプル信号生成手段が、第1の電気信号に含まれるデータ成分の振幅と第2の電気信号に含まれるデータ成分の振幅とをほぼ等しくするように、第1および第2の電気信号に対する増幅の利得をそれぞれ自動的に制御する第1および第2の自動利得制御回路を有してよい。
【0013】
本発明の別の態様によれば、プッシュプル信号生成手段が、光ディスクからの光ビームの戻り光をラジアル方向に2分割された第1組および第2組の受光領域で受光して各組に属する個々の受光領域における戻り光の光強度に応じた電気信号を出力する光検出手段と、第1組の受光領域から得られる複数の電気信号の和をとって第1の和信号を生成する第1の加算手段と、第2組の受光領域から得られる複数の電気信号の和をとって第2の和信号を生成する第2の加算手段と、第1の和信号と第2の和信号との差をとってプッシュプル信号を生成する減算回路とを有する。この構成において、好ましくは、プッシュプル信号生成手段が、第1の和信号に含まれるデータ成分の振幅と第2の和信号に含まれるデータ成分の振幅とをほぼ等しくするように、第1および第2の電気信号に対する増幅の利得をそれぞれ自動的に制御する第1および第2の自動利得制御回路を有してよい。
【0014】
本発明の第2の観点における光ディスク用アドレスマーク検出回路は、一定周期のうねりを有するデータ記録用のグルーブが螺旋状に形成され、かつ相隣接する前記グルーブ間のランドに記録データのアドレス情報を与えるためのマーク(たとえばランドプリピット)が形成されている光ディスクから前記マークを検出するための光ディスク用アドレスマーク検出回路であって、前記光ディスク上のグルーブをトラッキングする光ビームの戻り光をプッシュプル法により差動検出して、プッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成手段と、前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第1のエンベロープ信号を生成する第1のエンベロープ検出手段と、前記第1のエンベロープ信号のレベルを2値化するための閾値信号を与える閾値信号発生手段と、前記第1のエンベロープ信号のレベルを前記閾値信号のレベルと比較して、前記アドレスマーク(ランドプリピット)を表すアドレスマーク検出信号を生成するアドレスマーク検出信号生成手段とを有し、前記閾値信号発生手段が、前記第1のエンベロープ検出手段よりも遅い追従速度で前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第2のエンベロープ信号を生成する第2のエンベロープ検出手段と、前記第2のエンベロープ信号を所定値だけレベルシフトして前記閾値信号とするレベルシフト手段とを有する。
【0015】
本発明の第3の観点における光ディスク用アドレスマーク検出回路は、一定周期のうねりを有するデータ記録用のグルーブが螺旋状に形成されるとともに、相隣接する前記グルーブ間にデータ記録用のランドが設定され、記録トラックの単位区間毎に前記グルーブまたは前記ランドに対してラジアル方向に所定のピッチだけオフセットした位置に記録データのアドレス情報を与えるためのマーク(たとえばCAPA)が形成されている光ディスクから前記マークを検出するための光ディスク用アドレスマーク検出回路であって、前記光ディスク上の記録トラックをトラッキングする光ビームの戻り光をプッシュプル法により差動検出して、プッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成手段と、前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第1のエンベロープ信号を生成する第1のエンベロープ検出手段と、前記第1のエンベロープ信号のレベルを2値化するための閾値信号を与える閾値信号発生手段と、前記第1のエンベロープ信号のレベルを前記閾値信号のレベルと比較して、前記アドレスマークを表すアドレスマーク検出信号を生成するアドレスマーク検出信号生成手段とを有し、前記閾値信号発生手段が、前記第1のエンベロープ検出手段よりも遅い追従速度で前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第2のエンベロープ信号を生成する第2のエンベロープ検出手段と、前記第2のエンベロープ信号を所定値だけレベルシフトして前記閾値信号とするレベルシフト手段とを有する。
【0017】
本発明の第4の観点における光ディスク用マーク検出回路は、光ディスク記録媒体の記録領域の物理的形状に応じた第1の信号成分と前記記録領域に記録されている所定の情報用のマークに応じた第2の信号成分とを有するラジアルプッシュプル信号を入力する入力端子と、前記ラジアルプッシュプル信号のトップエンベロープ又はボトムエンベロープに追従して前記トップエンベロープ又はボトムエンベロープの波形に対応する第1の信号を生成する第1の信号生成回路と、前記第1の信号生成回路よりも遅い追従特性を有し、前記ラジアルプッシュプル信号のトップエンベロープ又はボトムエンベロープに追従して前記トップエンベロープ又はボトムエンベロープの波形に対応する第2の信号を生成する第2の信号生成回路と、前記第1の信号と前記第2の信号とを比較することにより前記第2の信号成分に対応したマーク検出信号を生成するマーク検出信号生成回路とを有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
【0019】
図1に、本発明の一実施形態によるランドプリピット検出回路の回路構成を示す。このランドプリピット検出回路は、DVD−R規格またはDVD−RW規格の光ディスクにプリフォーマットとして形成されているランドプリピット(LPP)を検出するものである。
【0020】
このランドプリピット検出回路は、光ディスク(図示せず)からのレーザビームの戻り光つまりレーザ反射光LB’に基づいて光ディスク上のグルーブウォブルを表すプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成部10と、このプッシュプル信号生成部10で得られたプッシュプル信号からランドプリピットLPPを表すランドプリピット信号SLPPを抽出するランドプリピット信号抽出部12とを有する。
【0021】
プッシュプル信号生成部10は、4つの利得制御増幅器14A,14B,14C,14Dと、2つの加算回路16,18と、2つの自動利得制御回路20,22と、減算回路24と、ローパスフィルタ26と、オフセット回路28と、利得制御増幅器30とを有している。
【0022】
入力段の利得制御増幅器14A,14B,14C,14Dには、たとえば図13に示すようなプッシュプル方式の4分割型光検出器PDを構成する4つの受光領域(A,B,C,D)よりRF信号(SA,SB,SC,SD)がそれぞれ入力される。図13の光検出器PDにおいて、4つの受光領域(A,B,C,D)は斜め四方から突き合せるようにして分割配置される。各受光領域(A,B,C,D)は、たとえばフォトダイオードからなり、受光したレーザ反射光の受光量または受光強度に応じた電気信号またはRF信号SA,SB,SC,SDを生成する。これらのRF信号は光ピックアップ(図示せず)内でI−V変換されて電圧信号として出力される。
【0023】
利得制御増幅器14A,14B,14C,14Dは、光ピックアップに与えられるのと同一のリファレンス電圧を基準としてRF信号SA,SB,SC,SDを所望の利得でそれぞれ増幅する。利得制御増幅器14A,14Bでそれぞれ増幅されたRF信号SA,SBは加算回路16に入力される。加算回路16は、両入力信号SA,SBの和をとって、たとえば図2の(A)に示すような波形の和信号(SA+SB)を出力する。一方、利得増幅器14C,14Dでそれぞれ増幅されたRF信号SC,SDは他方の加算回路18に入力される。加算回路18は、両入力信号SC,SDの和をとって、たとえば図2の(B)に示すような波形の和信号(SC+SD)を出力する。両加算回路16,18は増幅回路で構成されてもよい。
【0024】
ここで、光ディスク上のトラック(グルーブ)にデータが記録されている場合に得られる各和信号(SA+SB)、(SC+SD)は、図2の(A)、(B)に示すように、振幅一定のRF信号成分またはデータ成分EDにウォブル信号成分EWを変調信号として重畳した波形を有している。また、トラック(グルーブ)の外周部のウォブルと内周部のウォブルとは互いに平行にうねっているため、外周部ウォブルに対応する領域(A,B)から得られるウォブル信号成分と内周部ウォブルに対応する領域(C,D)から得られるウォブル信号成分とは位相が互いに180゜ずれた関係になっている。また、図13に示すように、グルーブをトラッキングするレーザ光LBが外周側に隣接する各ランドプリピットLPPの傍を通るときは、当該ランドプリピットLPPで回折を受けることにより、外周部ウォブルに対応する領域(A,B)から得られるRF信号SA,SBないし和信号(SA+SB)のレベルが急峻に落ち込む。この急峻な角状の落ち込みDLPPがランドプリピット信号成分である。なお、トラッキング中のレーザ光LBが内周側に隣接する各ランドプリピットLPPの傍を通るときは、内周部ウォブルに対応する領域(C,D)から得られるRF信号SC,SDないし和信号(SC+SD)のレベルが急峻に落ち込む。しかし、通常は、外周側に隣接するランドプリピットLPPのみを検出対象とし、内周側のランドプリピットLPPは無視するようにしている。
【0025】
加算回路16,18で得られた和信号(SA+SB),(SC+SD)は、それぞれ自動利得制御器20,22に供給される。両自動利得制御器20,22は、両和信号(SA+SB),(SC+SD)のデータ成分EDの振幅を揃える(等しくする)ように、両和信号(SA+SB),(SC+SD)に対する増幅の利得を自動的に制御する。このAGCの制御を受ける増幅器は、専用の増幅器(図示せず)でもよく、あるいは前段の加算回路16,18であってもよい。両自動利得制御器20,22の入力側および出力側には、それぞれオフセット・キャンセル用のコンデンサCa,Cbが挿入されている。
【0026】
減算回路24は、自動利得制御器20からの和信号(SA+SB)と自動利得制御器22からの和信号(SC+SD)とをそれぞれ正側端子および負側端子に入力し、減算により両信号の差を表す差信号(SA+SB)−(SC+SD)を出力する。基本的には、この減算回路24より出力される差信号(SA+SB)−(SC+SD)をラジアルプッシュプル信号(Radial Push-Pull信号:以下、単にプッシュプル信号という。)とすることができる。この実施形態では、この差信号をローパスフィルタ26、オフセット回路28および利得制御増幅器30に順次通して、高調波ノイズを除去し、信号処理のオフセットを補償し、かつ利得を適度に上げたものを正規のプッシュプル信号として出力し、後段のランドプリピット信号抽出部12に供給するようにしている。
【0027】
上記のようにしてプッシュプル信号生成部10より得られるプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)は、理想的には、両和信号(SA+SB),(SC+SD)のデータ成分EDを互いに相殺させて、両和信号(SA+SB),(SC+SD)のウォブル信号成分EWを足し合わせて(2倍に増幅して)残したようなものである。たとえば、AGC後の両和信号(SA+SB),(SC+SD)のデータ成分EDのピーク対ピーク値を1Vppとし、ウォブル信号成分EWの振幅がデータ成分EDの振幅の5%と仮定すると、理想的には100mVppのピーク対ピーク値を有する略正弦波のウォブル信号成分EWだけが残る。しかしながら、実際には、AGCで振幅を決められるのは6T以上(Tは1ビット分の長さ)の大きな信号であり、3T,4T,5T等の信号は両和信号(SA+SB),(SC+SD)の間にアンバランスがあれば減算後も残りやすい。特に、3Tの信号は最低でもデータ成分全体の約15%程度の振幅を有しているため、アンバランス成分が3T信号の30%もあればウォブル信号成分EWとほぼ同じ振幅のデータ成分がプッシュプル信号の中に残ることになる。
【0028】
このように、レーザビームLBがデータの記録されているトラック(グルーブ)をトラッキングする場合は、図2の(C)に模式的に示すように、プッシュプル信号生成部10より得られるプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)はウォブル信号成分EWだけでなく相当のRF信号成分またはデータ成分を残しており、ランドプリピット信号成分DLPPも見分けがつき難くなる。
【0029】
もっとも、この実施形態では、以下に述べるランドプリピット信号抽出部12がそのようなプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)からランドプリピット信号成分DLPPを正確に弁別してランドプリピット信号SLPPを安定確実に抽出できるようになっている。
【0030】
ランドプリピット信号抽出部12は、2つのボトムエンベロープ回路32,34と、オフセット回路36と、コンパレータ38と、ワンショット・マルチバイブレータ40とを有している。
【0031】
図3に、ボトムエンベロープ回路32,34の回路構成例を示す。これらのボトムエンベロープ回路32,34は、相補的な2値論理出力を発生する差動コンパレータ42と、それぞれの制御端子がコンパレータ42の非反転出力端子および反転出力端子に接続された一対のNPNトランジスタ44,46と、ホールド用のコンデンサ48と、充電用のソース型定電流源回路50と、放電用のシンク型定電流源回路52と、出力バッファ用の電圧フォロア54とを有する。
【0032】
差動コンパレータ42は、入力信号Sinの電圧レベルと出力信号Soutの電圧レベルとを比較し、入力信号Sinが出力信号Soutよりも低いときはトランジスタ44をオフにしてトランジスタ46をオンさせる。そうすると、ソース型の定電流源回路50がオン状態のトランジスタ46を介してホールド・コンデンサ48を一定電流(I1−I2)で充電し、これによってコンデンサ48の充電電圧ひいては出力信号Soutの電圧レベルが入力信号Sinに追従して低下する(負方向には増大する)。そして、入力信号Sinがボトムピーク値に到達してから上昇に転じると、つまり出力信号Soutよりも高くなると、差動コンパレータ42はトランジスタ44をオンさせてトランジスタ46をオフにする。そうすると、シンク型の定電流源回路52がホールド・コンデンサ48を一定電流I2で放電させ、これによってコンデンサ48の充電電圧ひいては出力信号Soutの電圧レベルがほぼ一定のドループレート(Droop Rate)で上昇する(負方向では減少する)。入力信号Sinが再び出力信号Soutよりも低くなると、上記と同様の動作を繰り返す。こうして、入力信号Sinのボトムエンベロープ波形を表す出力信号Soutつまりボトムエンベロープ信号Sbtmが得られる。
【0033】
これらのボトムエンベロープ回路32,34では、定電流源回路50,52の電流値I1,I2を調整することにより、入力信号Sinのボトムエンベロープに対する追従速度を可変制御することができる。すなわち、電流値I2に対する電流値I1の相対値(I1−I2)を大きくするほど、コンデンサ48の充電速度を大きくして、ボトムピーク値に向うときの入力信号Sinに出力信号Soutが追いつく速度を大きくすることができる。また、電流値I2を大きくするほど、コンデンサ48の放電速度を大きくして、ボトムピーク値から上昇するときの入力信号Sinに出力信号Soutが追従する速度またはドループレートを大きくすることができる。
【0034】
この実施形態では、第1のボトムエンベロープ回路32の追従速度を高めに設定する一方で、第2のボトムエンベロープ回路34の追従速度を低めに設定する。すなわち、第1のボトムエンベロープ回路32では、出力信号Sout(Sbtm1)が入力信号Sin{(SA+SB)−(SC+SD)}のボトムエンベロープに高速かつ高精度で追従し、ランドプリピット信号成分DLPPに対してもボトムピーク値付近まで追従できるようにする。一方、第2のボトムエンベロープ回路34では、出力信号Sout(Sbtm2)が入力信号Sinのボトムエンベロープの波形に緩やかに追従し、ランドプリピット信号成分DLPPに対してはこれに応答してレベルがある程度落ち込むだけに止め、ボトムピーク値付近までは追従しないようにする。
【0035】
図4は、この実施形態のランドプリピット信号抽出部12における作用を示すシミュレーション波形である。このシミュレーションでは、第1のボトムエンベロープ回路32におけるドループレートを400mV/usに設定し、第2のボトムエンベロープ回路34におけるドループレートを25mV/usに設定している。
【0036】
図4に示すように、第1のボトムエンベロープ回路32より得られるボトムエンベロープ信号Sbtm1は、入力信号つまりプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)のボトムピークを忠実になぞり、ランドプリピット信号成分DLPPに対しても極小ピーク付近まで追従して角状波形をなぞっている。一方、第2のボトムエンベロープ回路34より得られるボトムエンベロープ信号Sbtm2は、入力信号(SA+SB)−(SC+SD)のボトムピークに遅い速度で緩やかに追従して平均値付近で推移し、ランドプリピット信号成分DLPPに対してはレベルが鈍く落ち込むだけに止まっている。
【0037】
再び図1において、第1のボトムエンベロープ回路32からのボトムエンベロープ信号Sbtm1は、コンパレータ38の負側端子に入力される。一方、第2のボトムエンベロープ回路34からのボトムエンベロープ信号Sbtm2はオフセット回路36に入力される。オフセット回路36は、ボトムエンベロープ信号Sbtm2を所定値だけレベルシフトまたはオフセットして、これを閾値信号Srefとしてコンパレータ38の正側端子に供給する。図4のシミュレーションでは、レベルシフト値またはオフセット値を−240mVに選んでいる。
【0038】
コンパレータ38は、両入力信号Sbtm2,Srefのレベルを比較し、その大小関係に応じた論理レベルを有する2値信号を出力する。より詳細には、Sbtm2<SrefのときはHレベル、Sbtm2>SrefのときはLレベルを出力する。ワンショット・マルチバイプレータ40は、コンパレータ38の出力信号の立ち下がりエッジ(H→L)に応動して、一定パルス幅のHレベルの出力信号をランドプリピット信号SLPPとして出力する(図4)。
【0039】
上記のように、この実施形態のランドプリピット信号抽出部12では、追従速度の高い第1のボトムエンベロープ回路32によりプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)のボトムエンベロープ波形を高感度で表す第1のボトムエンベロープ信号Sbtm1を生成するとともに、追従速度の低い第2のボトムエンベロープ回路34によりプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)のボトムエンベロープ波形を低感度で表す第2のボトムエンベロープ信号Sbtm2を生成する。そして、この第2のボトムエンベロープ信号Sbtm2をレベルシフトしたものを閾値信号Srefにして第1のボトムエンベロープ信号Sbtm1を2値化することにより、プッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)からランドプリピット信号SLPPを安定確実に抽出することができる。
【0040】
特に、この実施形態では、プッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)のボトムエンベロープ波形を表す第2のボトムエンベロープ信号Sbtm2を用いることにより、遅れのない同期した閾値信号Srefで第1(正規)のボトムエンベロープ信号Sbtm1を2値化することができる。これにより、誤検出を十全に防止し、より正確なランドプリピット検出を可能とすることができる。
【0041】
第1および第2のボトムエンベロープ回路32,34の追従速度はプログラマブルに可変制御できるのが好ましく、ディスクの回転数に応じて最適な追従速度を自動的に選択するように構成することもできる。
【0042】
上記実施形態の変形例として、ランドプリピット検出の精度ないし信頼性は低くなるが、図5に示すように第2のボトムエンベロープ回路34をローパスフィルタ56に置き換える構成や、図6に示すように基準値発生回路58より一定レベルの閾値信号Srefをコンパレータ38に与える構成等も可能である。
【0043】
プッシュプル信号生成部10においても、種々の変形が可能であり、たとえば周波数特性等に応じてローパスフィルタ26やオフセット回路28等を省略することも可能である。
【0044】
また、光検出器PDは、プッシュプル法に適合するものであれば任意の構成を採用することが可能であり、たとえば2分割型でもよい。2分割型の場合は、一対の受光領域からのRF信号を加算回路に通すことなく増幅回路や自動利得制御器等を通して減算回路に供給し、減算回路の出力端子よりプッシュプル信号を得ることができる。
【0045】
また、極性の反転したランドプリピット信号SLPPを検出する場合は、上記ランドプリピット信号抽出部12におけるボトムエンベロープ回路32,34をそれぞれ等価なトップエンベロープ回路に置き換えることで、上記と同様の作用によりプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)からランドプリピット信号SLPPを安定確実に抽出することができる。
【0046】
図7に、本発明で使用可能なトップエンベロープ回路の回路構成例を示す。このトップエンベロープ回路は、相補的な2値論理出力を発生する差動コンパレータ60と、それぞれの制御端子がコンパレータ60の非反転出力端子および反転出力端子に接続された一対のPNPトランジスタ62,64と、ホールド用のコンデンサ66と、充電用のソース型定電流源回路68と、放電用のシンク型定電流源回路70と、出力バッファ用の電圧フォロア72とを有する。
【0047】
図7において、差動コンパレータ60は、入力信号Sinの電圧レベルと出力信号Soutの電圧レベルとを比較し、入力信号Sinが出力信号Soutよりも高いときはトランジスタ62をオフにしてトランジスタ64をオンさせる。そうすると、ソース型の定電流源回路68がオン状態のトランジスタ64を介してホールド・コンデンサ66を一定電流(I1−I2)で充電し、これによってコンデンサ66の充電電圧ひいては出力信号Soutの電圧レベルが入力信号Sinに追従して上昇する。そして、入力信号Sinがトップピーク値に到達してから減少に転じると、つまり出力信号Soutよりも低くなると、差動コンパレータ60はトランジスタ62をオンさせてトランジスタ64をオフにする。そうすると、シンク型の定電流源回路70がホールド・コンデンサ66を一定電流I2で放電させ、これによってコンデンサ66の充電電圧ひいては出力信号Soutの電圧レベルがほぼ一定のドループレートで減少する。入力信号Sinが再び出力信号Soutよりも高くなると、上記と同様の動作を繰り返す。こうして、入力信号Sinのトップエンベロープ波形を表す出力信号Soutつまりトップエンベロープ信号Stopが得られる。
【0048】
上記ボトムエンベロープ回路32,34(図3)と同様に、このトップエンベロープ回路でも、定電流源回路68,70の電流値I1,I2を調整することにより、入力信号Sinのトップエンベロープに対する追従速度を可変制御することができる。
【0049】
本発明によれば、上記実施形態のランドプリピット検出回路の構成、特にランドプリピット信号抽出部12の回路構成を変形してDVD−RAM規格の光ディスクからアドレス情報用のCAPA(Complementary Allocated Pit Address)を検出するためのCAPA検出回路を得ることができる。
【0050】
図8および図9に、一実施形態によるCAPA検出回路の要部の構成例を示す。このCAPA検出回路の前段には、たとえば図1のプッシュプル信号生成部10のようなプッシュプル信号生成回路が設けられる。
【0051】
DVD−RAM規格では、図10に示すように、グルーブおよびランドの双方にデータを書き換え可能に記録する。そして、ディスクの円周方向でグルーブ・トラックとランド・トラックを複数のセクタ(単位区間)に分割し、各セクタの先頭部つまりヘッダにグルーブまたはランドに対してラジアル方向に1/2トラックずらしてトラック方向に所定パターンのピット列をアドレス情報のマークつまりCAPAとしてプリフォーマットで形成している。
【0052】
DVD−RAM規格の光ディスク上で光ピックアップからのレーザビームがグルーブ・トラックをトラッキングしているときは、図11の(A)に示すように、プッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)の途中で前半部に高レベル側にオフセットしたCAPA信号(CAPAt)が現れ、後半部に低レベル側にオフセットしたCAPA信号(CAPAb)が現れる。レーザビームがランド・トラックをトラッキングしているときは、図11の(B)に示すように、プッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)の途中で前半部に低レベル側にオフセットしたCAPA信号SCAPAbが現れ、後半部に高レベル側にオフセットしたCAPA信号SCAPAtが現れる。
【0053】
しかしながら、実際には、DVD−R規格またはDVD−RW規格のものと同様に、光ディスク上のトラック(グルーブ/ランド)にデータを記録した後は、プッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)に相当のRF信号成分またはデータ成分が残るだけでなく、CAPA信号(CAPAb),(CAPAt)もぼやけてはっきりしなくなる。本発明のCAPA検出回路によれば、そのようなプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)でもCAPA信号SCAPAb,SCAPAtを安定確実に検出することができる。
【0054】
図8のCAPA検出回路において、ボトムエンベロープ回路32,34と、オフセット回路36とコンパレータ38は、上記したランドプリピット信号抽出部12(図1)のものと同じ構成および機能を有してよい。したがって、第1のボトムエンベロープ回路32がプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)のボトムエンベロープ波形を高感度で表す第1のボトムエンベロープ信号Sbtm1を生成し、追従速度の低い第2のボトムエンベロープ回路34によりプッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)のボトムエンベロープ波形を低感度で表す第2のボトムエンベロープ信号Sbtm2を生成する。そして、この第2のボトムエンベロープ信号Sbtm2をオフセット回路36でレベルシフトしたものを閾値信号SBrefにしてコンパレータ38が第1のボトムエンベロープ信号Sbtm1を2値化することにより、低レベル側または負極性のCAPA信号SCAPAbに対応するパルス波形のCAPA検出信号IPbを生成することができる。
【0055】
図8のCAPA検出回路において、トップエンベロープ回路80とコンパレータ82は、高レベル側または正極性のCAPA信号(CAPAt)を検出するためのものである。トップエンベロープ回路80は、たとえば図7に示すような回路構成を有してよく、プッシュプル信号(SA+SB)−(SC+SD)のトップエンベロープ波形を高感度で表すトップエンベロープ信号Stopを生成する。コンパレータ82は、トップエンベロープ回路80からのトップエンベロープ信号Stopを基準値発生回路(図示せず)からの一定レベルの閾値信号STrefと比較して2値化することにより、高レベル側または正極性のCAPA信号SCAPAtに対応するパルス波形のCAPA検出信号IPtを出力する。
【0056】
図8のCAPA検出回路において、第2のボトムエンベロープ回路34の換わりにローパスフィルタを用いる構成も可能であり、追従速度の低い第2のトップエンベロープ回路とオフセット回路を用いてトップエンベロープ信号Stopに対する閾値信号STrefを生成する構成も可能である。
【0057】
あるいは、図9に示すように、基準値発生回路(図示せず)よりボトムエンベロープ信号Sbtm1に対して一定レベルの閾値信号SBrefを与える構成も可能である。
【0058】
また、CAPA検出信号IPtを出力する回路について、感度の異なる2つのトップエンベロープ回路を用いて、CAPA検出信号IPbを出力する回路と同様の構成としてもよい。
【0059】
図12に、図9のCAPA検出回路における作用を示すシミュレーション波形である。このシミュレーションでは、ボトムエンベロープ回路32におけるドループレートおよびトップエンベロープ回路80におけるドループレートをいずれも50mV/usに設定している。また、ボトムエンベロープ信号Sbtm1に対する閾値信号SBrefを中心レベルから低レベル側に−180mVオフセットしたレベルに設定し、選びボトムエンベロープ信号Sbtm1に対する閾値信号SBrefを中心レベルから高レベル側に+180mVオフセットしたレベルに設定している。図示のように、本発明によれば、CAPA信号SCAPAb,SCAPAtにそれぞれ対応するCAPA検出信号IPb,IPtを安定確実に検出できることがわかる。
【0060】
以上、DVD−R規格またはDVD−RW規格の光ディスクからアドレス情報のマーク(ランドプリピット)を検出する装置、およびDVD−RAM規格の光ディスクからアドレス情報のマーク(CAPA)を検出する装置について本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明はそれらの規格に限定されるものではなく、一定周期のうねりを有するトラックが螺旋状に形成されている光ディスクから所定の情報用の任意のマークを検出する装置に適用可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光ディスク用アドレスマーク検出回路によれば、一定周期のうねりを有するトラックが螺旋状に形成されている光ディスクからアドレス情報用のマークを安定確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるランドプリピット検出回路の回路構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態において得られる和信号およびプッシュプル信号の波形を模式的に示す波形図である。
【図3】実施形態のランドプリピット信号抽出部で用いるボトムエンベロープ回路の回路構成例を示す回路図である。
【図4】実施形態におけるランドプリピット信号抽出部の作用を示すシミュレーション波形図である。
【図5】実施形態におけるランドプリピット信号抽出部の一変形例を示すブロック図である。
【図6】実施形態におけるランドプリピット信号抽出部の別の変形例を示すブロック図である。
【図7】実施形態のランドプリピット信号抽出部で使用可能なトップエンベロープ回路の回路構成例を示す回路図である。
【図8】一実施形態におけるCAPA検出回路の要部の構成を示すブロック図である。
【図9】実施形態のCAPA検出回路の変形例を示すブロック図である。
【図10】DVD−RAM規格(特にCAPA)を模式的に示す図である。
【図11】DVD−RAM規格におけるCAPA信号を模式的に示す波形図である。
【図12】実施形態のCAPA検出回路(図9)の作用を示すシミュレーション波形図である。
【図13】DVD−R,DVD−RW規格(特にランドプリピットLPP)を模式的に示す図である。
【図14】DVD−R,DVD−RW規格におけるプッシュプル信号およびランドプリピット信号の波形を示す図である。
【符号の説明】
10 プッシュプル信号生成部
12 ランドプリピット信号抽出部
PD 光検出器
A,B,C,D 受光領域
16,18 加算回路
20,22 自動利得制御器
24 減算回路
32 第1のボトムエンベロープ回路
34 第2のボトムエンベロープ回路
36 オフセット回路
38 コンパレータ
40 ワンショット・マルチバイブレータ
56 ローパスフィルタ
58 基準値発生回路
80 トップエンベロープ回路
82 コンパレータ

Claims (12)

  1. 一定周期のうねりを有するトラックが螺旋状に形成されている光ディスクからアドレス情報用のマークを検出するための光ディスク用アドレスマーク検出回路であって、
    前記光ディスク上のトラックをトラッキングする光ビームの戻り光をプッシュプル法により差動検出して、プッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成手段と、
    前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第1のエンベロープ信号を生成する第1のエンベロープ検出手段と、
    前記第1のエンベロープ信号のレベルを2値化するための閾値信号を与える閾値信号発生手段と、
    前記第1のエンベロープ信号のレベルを前記閾値信号のレベルと比較して、前記アドレスマークを表すアドレスマーク検出信号を生成するアドレスマーク検出信号生成手段と
    有し、
    前記閾値信号発生手段が、
    前記第1のエンベロープ検出手段よりも遅い追従速度で前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第2のエンベロープ信号を生成する第2のエンベロープ検出手段と、
    前記第2のエンベロープ信号を所定値だけレベルシフトして前記閾値信号とするレベルシフト手段と
    を有する
    光ディスク用アドレスマーク検出回路。
  2. 一定周期のうねりを有するデータ記録用のグルーブが螺旋状に形成され、かつ相隣接する前記グルーブ間のランドに記録データのアドレス情報を与えるためのマークが形成されている光ディスクから前記マークを検出するための光ディスク用アドレスマーク検出回路であって、
    前記光ディスク上のグルーブをトラッキングする光ビームの戻り光をプッシュプル法により差動検出して、プッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成手段と、
    前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第1のエンベロープ信号を生成する第1のエンベロープ検出手段と、
    前記第1のエンベロープ信号のレベルを2値化するための閾値信号を与える閾値信号発生手段と、
    前記第1のエンベロープ信号のレベルを前記閾値信号のレベルと比較して、前記アドレスマークを表すアドレスマーク検出信号を生成するアドレスマーク検出信号生成手段と
    有し、
    前記閾値信号発生手段が、
    前記第1のエンベロープ検出手段よりも遅い追従速度で前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第2のエンベロープ信号を生成する第2のエンベロープ検出手段と、
    前記第2のエンベロープ信号を所定値だけレベルシフトして前記閾値信号とするレベルシフト手段と
    を有する
    光ディスク用アドレスマーク検出回路。
  3. 一定周期のうねりを有するデータ記録用のグルーブが螺旋状に形成されるとともに、相隣接する前記グルーブ間にデータ記録用のランドが設定され、記録トラックの単位区間毎に前記グルーブまたは前記ランドに対してラジアル方向に所定のピッチだけオフセットした位置に記録データのアドレス情報を与えるためのマークが形成されている光ディスクから前記マークを検出するための光ディスク用アドレスマーク検出回路であって、
    前記光ディスク上の記録トラックをトラッキングする光ビームの戻り光をプッシュプル法により差動検出して、プッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成手段と、
    前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第1のエンベロープ信号を生成する第1のエンベロープ検出手段と、
    前記第1のエンベロープ信号のレベルを2値化するための閾値信号を与える閾値信号発生手段と、
    前記第1のエンベロープ信号のレベルを前記閾値信号のレベルと比較して、前記アドレスマークを表すアドレスマーク検出信号を生成するアドレスマーク検出信号生成手段と
    有し、
    前記閾値信号発生手段が、
    前記第1のエンベロープ検出手段よりも遅い追従速度で前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに追従して、前記ボトムエンベロープまたはトップエンベロープの波形を表す第2のエンベロープ信号を生成する第2のエンベロープ検出手段と、
    前記第2のエンベロープ信号を所定値だけレベルシフトして前記閾値信号とするレベルシフト手段と
    を有する
    光ディスク用アドレスマーク検出回路。
  4. 前記第1及び第2のエンベロープ検出手段が、前記プッシュプル信号のボトムエンベロープまたはトップエンベロープに対する追従速度を前記光ディスクの回転速度に応じて可変制御する手段を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の光ディスク用アドレスマーク検出回路。
  5. 前記プッシュプル信号生成手段が、
    前記光ディスクからの前記光ビームの戻り光をラジアル方向に2分割された第1および第2の受光領域で受光してそれぞれの受光領域における前記戻り光の光強度に応じた第1および第2の電気信号を出力する光検出手段と、
    前記第1の電気信号と前記第2の電気信号との差をとって前記プッシュプル信号を生成する減算手段と
    を有する請求項1〜のいずれか一項に記載の光ディスク用アドレスマーク検出回路。
  6. 前記プッシュプル信号生成手段が、前記第1の電気信号に含まれるデータ成分の振幅と前記第2の電気信号に含まれるデータ成分の振幅とをほぼ等しくするように、前記第1および第2の電気信号に対する増幅の利得をそれぞれ自動的に制御する第1および第2の自動利得制御回路を有する請求項に記載の光ディスク用アドレスマーク検出回路。
  7. 前記プッシュプル信号生成手段が、
    前記光ディスクからの前記光ビームの戻り光をラジアル方向に2分割された第1組および第2組の受光領域で受光して各組に属する個々の受光領域における前記戻り光の光強度に応じた電気信号を出力する光検出手段と、
    前記第1組の受光領域から得られる複数の前記電気信号の和をとって第1の和信号を生成する第1の加算手段と、
    前記第2組の受光領域から得られる複数の前記電気信号の和をとって第2の和信号を生成する第2の加算手段と、
    前記第1の和信号と前記第2の和信号との差をとって前記プッシュプル信号を生成する減算回路と
    を有する請求項1〜のいずれか一項に記載の光ディスク用アドレスマーク検出回路。
  8. 前記プッシュプル信号生成手段が、前記第1の和信号に含まれるデータ成分の振幅と前記第2の和信号に含まれるデータ成分の振幅とをほぼ等しくするように、前記第1および第2の電気信号に対する増幅の利得をそれぞれ自動的に制御する第1および第2の自動利得制御回路を有する請求項に記載の光ディスク用アドレスマーク検出回路。
  9. 光ディスク記録媒体の記録領域の物理的形状に応じた第1の信号成分と前記記録領域に記録されている所定の情報用のマークに応じた第2の信号成分とを有するラジアルプッシュプル信号を入力する入力端子と、
    前記ラジアルプッシュプル信号のトップエンベロープ又はボトムエンベロープに追従して前記トップエンベロープ又はボトムエンベロープの波形に対応する第1の信号を生成する第1の信号生成回路と、
    前記第1の信号生成回路よりも遅い追従特性を有し、前記ラジアルプッシュプル信号のトップエンベロープ又はボトムエンベロープに追従して前記トップエンベロープ又はボトムエンベロープの波形に対応する第2の信号を生成する第2の信号生成回路と、
    前記第1の信号と前記第2の信号とを比較することにより前記第2の信号成分に対応したマーク検出信号を生成するマーク検出信号生成回路と
    を有する光ディスク用マーク検出回路。
  10. 前記第1及び第2の信号がボトムエンベロープ信号である請求項に記載の光ディスク用マーク検出回路。
  11. 前記第2の信号に所定のオフセットを与えるオフセット回路を有し、
    前記マーク検出信号生成回路が前記第1の信号とオフセットを与えられた前記第2の信号とを比較する比較回路を有する請求項9又は10記載の光ディスク用マーク検出回路。
  12. 前記第1の信号成分がウォブル信号成分であり、前記第2の信号成分がランドプリピット信号成分である請求項9、10又は11に記載の光ディスク用マーク検出回路。
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