JP4040935B2 - マウスリモコンとこれを用いた映像情報システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マウス機能を備えたリモートコントローラ(マウスリモコン)とこのマウスリモコンの操作に応じた画像表示を行なう映像情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン受像機(TV受像機)には、通常、リモコンがセットされていて、1つの映像情報システムを形成している。このリモコンには、各種の操作ボタンが設けられており、かかる操作ボタンを操作することにより、TV受像機本体に近づかなくとも、このTV受像機の操作を行なうことができる。即ち、リモコンでボタン操作を行なうと、このリモコンからその操作ボタンの操作に応じた指令信号が赤外線でTV受像機本体に送られ、これを受けたTV受像機では、この指令信号に応じてチャンネル(番組)切替えや音量調整,受信番組の録画,再生などの各種の制御,調整が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、映像情報システムでは、電子番組表による番組予約やインターネット機能などといったような新たな機能も付加されるようになってきて、ユーザが使用できる機能がますます増えている。そして、これとともに、リモコンに設けられる操作ボタンも非常に多くなってきており、その操作も多岐にわたって手間のかかるものとなっているし、複雑なものとなっている。例えば、番組予約を行なう場合には、この電子番組表をTV受像機の表示画面に表示させるためのリモコン操作が必要であるし、表示された電子番組表から必要な番組を表示するための操作ボタン、即ち、カーソルを移動させるための十字ボタンの繰り返し操作も必要である。
【0004】
このように、映像情報システムの機能向上に伴ってリモコンの操作性が問題となり、リモコンのより簡単な操作で映像情報システムの多岐にわたる機能を実行可能とすることが望まれる。
【0005】
本発明は、かかる要望を勘案してなされたものであって、その目的は、多岐にわたる機能操作をより容易にすることができるようにしたマウスリモコンとそれを用いた映像情報システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、筐体の背面に各種操作ボタンからなるリモコン操作部が、筐体の上面側に左右ボタンやホイールからなるマウス操作部が夫々設けられ、かつリモコン操作部に光学的に被写体の模様を読み取るポインティングデバイスが設けられてなり、リモコン操作部での各種操作ボタンを操作するリモコンとしての使用モードと、ポインティングデバイスを模様の読取り手段としマウス操作部を操作する光学式マウスとしての使用モードとを選択可能にしたものである。
【0007】
また、ポインティングデバイスをリモコンとしての使用モードでのカーソル移動手段,決定ボタンとしても機能させるものである。
【0008】
そして、リモコンとしての使用モードのとき、リモコン操作部の操作による指令信号を赤外線で送信し、マウスとしての使用モードのとき、マウス操作部の操作による指令信号を無線電波で送信するものである。
【0009】
また、筐体の上面と背面の空間的上下方向の向きの反転を検知する姿勢センサが設けられ、この姿勢センサの検知出力に基づいて、使用モードを決定するものである。
【0010】
さらに、筐体の側面の背面側の縁部が、この背面に設けられているリモコン操作部の各種操作ボタンやポインティングデバイスよりも突出している構成とするものである。
【0011】
さらに、ポインティングデバイスは、被写体の模様を読み取る画像読取手段と、画像読取手段を密閉する透明カバーとからなるものである。
【0012】
さらに、透明カバーは、その外面での画像読取手段が被写体を読み取る範囲を少なくとも含むエリアに、窪み部を有するものである。
【0013】
上記目的を達成するために、本発明は、上記のマウスリモコンとこのマウスリモコンによって制御される画像情報表示装置とからなる映像情報システムであって、マウスリモコンの使用モードに応じて、画像情報表示装置の表示画面で表示されるカーソルの表示形態を異ならせるものである。
【0014】
上記目的を達成するために、本発明は、ポインティングデバイスをリモコンとしての使用モードでのカーソル移動手段,決定ボタンとしても機能させるマウスリモコンとこのマウスリモコンによって制御される画像情報表示装置とからなる映像情報システムであって、ポインティングデバイスに対する被写体の移動方向に対し、画像情報表示装置の表示画面で表示されるカーソルの移動方向を、使用モードに応じて、上下反転させるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は本発明によるマウスリモコンの第1の実施形態を示す外観構成図であって、同図(a)はその背面図、同図(b)は側面図、同図(c)は上面図であり、1はマウスリモコン、2はケース、3は背面、4は上面、5はリモコン操作部、5aはマウス操作部、6は電源ボタン、7は十字ボタン、8は決定ボタン、9は操作ボタン、10はポインティングデバイス、11aは左ボタン、11bは右ボタン、12はホイールである。
【0016】
同図において、この第1の実施形態は、リモコン機能と光学式のマウス機能とを備えたものである。
【0017】
即ち、図1(a)に示すように、マウスリモコン1のケース2と後述の外ケースとで筐体が形成され、その筐体の背面3には、図示しないTV受像機などの対象機器の電源をオン,オフするための電源ボタン6やカーソル移動手段としての十字ボタン7,決定ボタン8,各種操作ボタン9が設けられたリモコン操作部5が形成されており、このリモコン操作部5に、光学式マウスの被写体の模様を光学的に読み取るためのポインティングデバイス10が設けられている。また、図1(c)に示すように、ケース2と外ケースからなる筐体の上面4側には、ホイール12と、これを挟んで、図1(b)に示すように、ケース2の側面にわたる左ボタン11aと右ボタン11bとからなるマウス操作部5aとポインティングデバイス10とで光学式マウスが形成されている。
【0018】
図2は図1に示すマウスリモコン1の内部構成を示す図であって、同図(a)は図1(a)と同様の背面図、同図(b)は同図(a)の分断線X−Xに沿う縦断面図、同図(c)は同図(a)の分断線Y−Yに沿う部分断面図であり、2aはケース2の縁部、2bは外ケース、13は赤外線発光素子、14a,14b,14cは基板、15は姿勢センサ、16は回転読取部、17は透明カバー、18は画像読取装置である。なお、図1に対応する部分には、同一符号を付けて重複する説明を省略する。従って、図2(a)については、図1(a)と同様であるので、説明を省略する。
【0019】
図2(b)において、ケース2の背面3側が外ケース2bで塞がれており、これらケース2と外ケース2bとがマウスリモコン1の筐体をなし、この筐体の内部が収納空間を形成している。そして、この外ケース2bの外面に図2(a)に示すリモコン操作部5を構成する電源ボタン6や十字ボタン7,決定ボタン8,各種操作ボタン9が設けられている。そして、かかる収納空間内には、その外ケース2a側、即ち、筐体の背面3側に基板14aが、筐体の上面4側に基板14bが夫々設けられている。基板14aには、リモコン操作部5の電源ボタン6や十字ボタン7,決定ボタン8,各種操作ボタン9に接続された回路(図示せず)が設けられており、基板14bには、図示しないが、後述の指令信号を無線で送信するためのプリントパターンによるアナテナなどが設けられている。また、ケース2と外ケース2bとによる筐体内の収納空間の先頭部には、指令信号を赤外線で送信するための赤外線発光素子13が設けられている。光学式マウスのホイール12は、基板14aに設けられてその回転を検出する回転検出部16に対向して、回転可能に取り付けられている。
【0020】
さらに、ケース2と外ケース2bとによる筐体内の収納空間の、例えば、後端部側には、姿勢センサ15が設けられている。このマウスリモコン1はリモコンとして使用できるし、また、マウスとして使用できるのであるが、リモコンとして使用するときには(これを使用モードがリモコンモードという)、図2(a)に示す背面3を表側とし、上記のリモコン操作部5を操作する(これを、以下、リモコン操作という)ことができるようにするものであり、マウスとして使用するときには(これを使用モードがマウスモードという)、上面4(図1)を表側として使用し、裏側となる背面3のポインティングデバイス10で情報を読み取るものである。このように、このマウスリモコン1は、上面4を表側として使用する場合(マウスモード)とこれを裏返して使用する場合(リモコンモード)とがあるが、姿勢センサ15は、このようなマウスリモコンの表裏裏返しの使用モードを検知するものである。
【0021】
ここで、ケース2の背面3側の枠状の縁部2aは、外ケース2b、即ち、筐体の背面3よりも外部に突出して土手状をなしており、しかも、この縁部2aの先端は、図示するように、その断面形状が丸みをもって形成されている。そして、この縁部2aの先端は、さらに、筐体の背面3側のリモコン操作部5の各操作ボタンの先端面を含む平面よりも突出しており、これら間にクリアランスd1が設定されている。このマウスリモコン1をマウスとして使用するマウスモードのとき、これを机上などの硬い面上で、背面3をこの面側として、動かしてマウス操作を行なう場合には、このクリアランスd1により、リモコン操作部5の各操作ボタンの先端面がこの硬い面に触れることがなく、各操作ボタンが擦れたり、傷が付いたりすることが防げることになる。
【0022】
なお、図示しないが、筐体内には、電源としてのバッテリも収納されている。
【0023】
図2(c)において、光学式マウスのポインティングデバイス10は、さらに他の基板14cに搭載されており、基板14aや外ケース2bの開口部を通って筐体の背面3側に出ている。このポインティングデバイス10は基板14c上に設けられた画像読取装置18とこれを密閉して外界から保護するための透明カバー17とから構成されており、この透明カバー17の先端面は、ケース2の縁部2aの背面3側先端の全体を含む面(後述する図3での仮想面S)に対し、若干のクリアランス(例えば、0.5mm程度のクリアランス)をもって、引っ込んでいる。このため、このマウスリモコン1を、上記のように、マウスとして使用するマウスモードのときでも、透明カバー17の先端面が硬い面に擦れるようなことはない。
【0024】
図3は図2(c)におけるポインティングデバイス10の一具体例を示す断面図であって、17aは窪み部、19は集光レンズ、20は撮像素子、21は発光部であり、図2に対応する部分には同一符号を付けている。基板14aは図示していない。
【0025】
同図において、透明カバー17の外面中央部には、窪み部17aが形成されている。また、集光レンズ19とCCDセンサのような小型の撮像素子20と照明装置としての発光部21とが画像読取り装置18を形成しており、基板14c上に取り付けられている。この撮像素子20の撮像面の中心点の法線と集光レンズ19の光軸,透明カバー17の中心軸とはほぼ一致しており、透明カバー17からの画像が集光レンズ19で拡大されて撮像素子20の撮像面に結像され、この結像した光像が撮像素子20で撮像されて映像信号が得られる。
【0026】
ここで、撮像素子20の被写体としては、自然に、または人工的に模様が付されたものであればよく、撮像素子20は、この模様を有するものを被写体として、この模様を撮像する。マウスリモコン1を動かすと、この撮像素子20の撮像面に対してこの模様が移動し、撮像される映像が変化するが、この映像の変化からマウスリモコン1の移動速度や移動方向を検出する。撮像素子20の被写体としては、模様があるものであれば、机の表面のような硬い面であってもよいし、布地などの柔らかい面であってもよい。従って、この第1の実施形態のマウスリモコン1をマウスモードで使用する場合には、机上のような硬い面上で用いることもできるし、また、布地などの柔らかい面上、例えば、使用者の膝の上などで用いることもできる。
【0027】
この撮像素子20が撮像可能な透明カバー17の外面でのエリアに、もしくはこれよりも若干広いエリアに窪み部17aが設けられており、この窪み部17a内を通る光、即ち、被写体像を撮像素子20が撮像する。この窪み部17aの底面は、撮像素子20の撮像面に平行な平面をなしており、また、この窪み部17aは、例えば、0.3mm程度の深さd3の浅い窪みをなしている。
【0028】
ここで、透明カバー17の外面は、上記のように、ケース2の縁部2aの先端に対してわずかなクリアランスd2(=ほぼ0.5mm)が設定されて、この縁部2aの先端よりもへこまされている。これにより、上記のように、このマウスリモコン1をマウスモードで机上のような硬い面で使用しても、この透明カバー17が擦れるようなことがない。また、この透明カバー17の外面の撮像素子20が撮像するエリアに対しては、窪み部17aが設けられているので、例えば、机上に砂つぶのような硬い微粒子が乗っていて、これが透明カバー17の外面に触れるようなことになっても、この窪み部17により、撮像素子20が撮像するエリアに対しては、かかる微粒子による影響を避けることができ、透明カバー17aのこのエリアには、傷が付いたり、擦れたりすることがない。従って、撮像素子20が常に良好な状態で撮像を行なうことができる。
【0029】
透明カバー17は、画像読取り装置18内へのほこりなどの進入を防止する遮蔽物として機能するとともに、被写体と撮像素子20の撮像面との間の距離(即ち、被写体距離)をほぼ一定に保持する機能も持つものである。
【0030】
マウスリモコン1を机上などの硬い面上で用いる場合には、ケース2の全体として枠状をなす縁部2aの先端全体を含む仮想平面Sにこの硬い面が一致するから、いま、集光レンズ19から透明カバー17の窪み部17aの底面までの距離をDとすると、被写体としてのこの硬い面から集光レンズ19までの距離は、
D+d2+d3
となる。これに対し、被写体が布地などの柔らかい面である場合には、マウスリモコン1をこの面に押し付けるように使用すると、この面は撓むなどして透明カバー17の窪み部17aに入り込んでしまうこともある。このような場合での被写体としてのこの柔らかい面から集光レンズ19までの距離は、

となる。このようにして、マウスリモコン1が置かれる面の状態に応じて、被写体から集光レンズ19までの距離が異なることになる。
【0031】
しかし、クリアランスd2,窪み部17aの深さd3を上記のような小さな値として、値(d2+d3)を距離Dよりも充分小さくすることにより、被写体から集光レンズ19までの距離に値(d2+d3)の変化が生じても、撮像素子20の撮像面に結像される被写体像のぼけはわずかであり、リモコンマウスの移動速度や移動方向の検出に支障を来すような影響が生ずることがない。
【0032】
また、透明カバー17の窪み部17aの深さを、上記のように、充分浅くすると、この窪み部17aに進入したほこりなどを布などで簡単に取り除くことができるし、また、被写体が布地などである場合には、これが窪み部17aに入り込むから、マウスリモコン1を移動させるとともに、この被写体となる布地がこの窪み部17aの底面を拭き取ることにもなり、自然とほこりなどが取り除かれることになる。
【0033】
以上のように、この第1の実施形態では、リモコンモードで従来のリモコンと同様の操作をすることができるし、また、マウスモードでマウスと同様に使用することができる。このマウスモードでの使用は、TV受像機などの操作対象機器に対し、リモコンモードの場合と同様の操作ができるようにするものであり、通常のリモコンとして使用するか、マウスとして操作するかを選択することができる。この選択は、例えば、リモコン操作部5(図1)に選択スイッチを設け、これを操作することにより行なうようにしてもよいが、この第1の実施形態では、姿勢センサ15(図2(b))の検出出力に応じて自動的にこの選択ができるようにしている。即ち、この姿勢センサ15により、マウスリモコン1が上面4(図1)を上向きとする状態で使用されていることが検知されると、制御部33はマウスモードと判定し、リモコン操作部5(図1)を停止状態、かつポインティングデバイス10を稼働状態としてマウスとして使用可能とし、また、マウスリモコン1の背面3(図1)を上向きとする状態で使用されていることが検知されると、制御部33はリモコンモードと判定し、逆にリモコン操作部5(図1)を稼働状態、かつポインティングデバイス10を停止状態としてリモコンとして使用可能となる。従って、マウスリモコン1の持ち方を換えることにより、マウスモードとリモコンモードとの使用モードの選択を自動的に行なうことができ、選択操作を省くことができる。
【0034】
図4は図1〜図3に示すマウスリモコン1を用いた本発明による映像情報システムの一実施形態を示すブロック図であって、30はアンテナ、31は電波送信部、32は赤外線発光部、33は制御部、34は記憶部、35は操作手段、40はTV受像機、41は外部アンテナ、42は放送電波受信部、43は制御部、44は記憶部、45はマウス電波受信部、46は内部アンテナ、47は赤外線受光部、48は映像生成部、49はGUI(Graphical User Interface)画像生成部、50は映像合成部、51は表示部、52は音声出力部であり、図1に対応する部分には同一符号を付けている。本発明による映像情報システムは、先に説明したマウスリモコン1と画像情報表示装置とからなり、マウスリモコン1によってこの画像情報表示装置が制御,調整するものであるが、この実施形態では、この画像情報表示装置をTV受像機とする。
【0035】
同図において、TV受像機40では、マウスリモコン1がリモコンモードにあるときには、マウスリモコン1からの赤外線による指令信号が赤外線受光部47で受光され、また、マウスリモコン1がマウスモードにあるときには、マウスリモコン1からの無線電波による指令信号が内部アンテナ46からマウス電波受信部45で受信され、夫々制御部43に送られる。制御部43は、この指令信号に応じて、各部の制御を行なう。
【0036】
外部アンテナ41と放送電波受信部42で受信処理された放送番組信号は、制御部43の制御のもとに、その映像情報が映像生成部48で処理され、画面合成部50から表示部51に供給されて映像表示される。また、放送番組信号の音声情報は音声出力部52に供給されて音声出力される。
【0037】
また、マウスリモコン1からの指令に応じて、制御部43はGUI画像生成部49を動作させて電子番組表などのGUI画像を生成させ、このGUI画像を、画面合成部50を介し、表示部51に供給する。これにより、表示部51では、GUI画像が放送番組の映像と合成されて、あるいは単独に表示される。
【0038】
さらに、記憶部44はVTRなどの記録再生装置からなるものであって、放送電波受信部42で受信された放送番組やムービなどで撮影した動画,静止画(写真も含む)情報などのデータが蓄積されるものである。かかる蓄積データは、制御部43の制御のもとに、読み出され、映像生成部48,画面合成部50を介して表示部51に供給され、再生映像の表示が行なわれる。
【0039】
マウスリモコン1では、制御部33が、姿勢センサ15の検出出力に応じて、マウスリモコン1がリモコンモードにあるのか、マウスモードにあるのかを判定する。ここで、操作手段35は、図1に示したリモコン操作部5の各種操作ボタンやマウス操作部5aのボタン11a,11b、ホイール12からなるものであって、制御部33により、マウスリモコン1がリモコンモードにあると判定されたときには、この操作手段35のうちのリモコン操作部5が稼働状態となり、マウスリモコン1がマウスモードにあると判定されたときには、この操作手段35のうちのマウス操作部5aが稼働状態となる。
【0040】
そこで、制御部33は、姿勢センサ15の検出出力を基に、マウスリモコン1がリモコンモードにあると判定したときには、赤外線発光部32を有効とし、操作手段35のうちのリモコン操作部5の操作に伴う指令信号を生成して、赤外線発光部32でこの指令信号に応じて変調された赤外線を発光させ、TV受像機40に送信させる。この赤外線は、上記のように、TV受像機40の赤外線受光部47で受光され、この指令信号が制御部43に送られる。また、マウスリモコン1がマウスモードにあると判定したときには、電波送信部31を有効とし、操作手段35のうちのマウス操作部5aの操作に伴う指令信号を生成して、電波送信部31でこの指令信号の送信信号が生成されてアンテナ30から無線電波でTV受像機40に送信させる。この無線電波は、上記のように、TV受像機40の内部アンテナ46からマウス電波受信部45で受信され、この指令信号が制御部43に送られる。
【0041】
このようにして、マウスリモコン1は、指令信号を赤外線や無線電波でTV受像機40に送信することができ、TV受像機40は、これらのいずれをも受信することができて、受信した指令信号に応じた上記のような動作をする。
【0042】
なお、ここでは、マウスリモコン1がリモコンモードにあるときには、指令信号を赤外線で送信し、マウスモードにあるときには、無線電波で送信するようにしたが、その逆であってもよいし、また、これら使用形態に拘らず、同じ方法で、即ち、赤外線と無線電波とのいずれかで指令信号を送信するようにしてもよい。
【0043】
無線電波による送信は、送信経路に多少の障害物があっても、これに邪魔されることなく、対象機器への通信が可能であり、使用場所の制限が緩和される。
【0044】
従って、無線電波による送受信をマウスモードに採用することにより、受信部から離れたテーブルやサファ上などでマウス操作をする際にも、効率良く送受信ができる。また、赤外線受信部に向けて操作することが容易なリモコンモード操作においては、赤外線による送受信が節電の点で有利である。
【0045】
マウスモード及びリモコンモードのいずれにも無線電波を採用することにより、障害物に拘らず、効率良く送受信をすることができる。また、これら両モードで赤外線を採用することにより、省電力の送受信システムとすることができる。
【0046】
図5はマウスリモコン1の操作に伴うTV受像機50の表示部51に表示される画面51aの一具体例を摸式的に示す図であって、同図(a)はマウスリモコン1がマウスモードであるときの操作(マウス操作)のよる画面51aを示し、同図(b)はマウスリモコン1がリモコンモードにあるときの操作(リモコン操作)による画面51aを示すものである。ここでは、例えば、放送番組などの選択脚が選択脚1,2,3,4と4個あって、そのうちの1つを選択する画面51aを例としており、同図での(イ)はユーザが選択操作する前の初期の選択画面51aを示し、(ロ)は所望の選択脚をユーザが選択したときの選択画面51aを示している。
【0047】
まず、マウスリモコン1がマウスモードにあるときの図5(a)において、かかる選択画面51aには、各選択脚1,2,3,4とともに、これらのうちの1つを選択するための矢印型のフリーカーソル52が表示され、(イ)に示す初期の選択画面51aでは、フリーカーソル52はいずれの選択脚1,2,3,4からも離れてそれらのいずれも選択されない状態にある。かかるマウスモードでは、上記のような状態にしてマウスリモコン1を移動させると、その移動方向と同じ方向に、その移動速度に応じた速度でフリーカーソル52が移動する。
【0048】
そして、図5(a)の(ロ)に示すように、フリーカーソル52を所望とする選択脚、この場合、選択脚2に合致させると、この選択脚2に枠53が表われ、この選択脚2が選択されたことが示される。そこで、左ボタン11a(図1)をクリックすると、この選択脚2の選択が決定し、選択脚2に対する次の画面表示がなされることになる。このようにして、マウス操作を行なうことができる。
【0049】
また、マウスリモコン1がリモコンモードにあるときには、図5(b)において、選択画面51aの初期状態では、(イ)として示すように、選択脚1,2,3,4のいずれか、この場合、選択脚1に枠状のステップカーソル54が付された表示状態にある。このステップカーソル54は、選択された選択脚に合致されるものであり、従って、この初期状態では、デフォルトとして、例えば、選択脚1が選択されている。
【0050】
他の選択脚を選択する場合には、リモコン操作部5の十字ボタン7(図1)を操作する。この操作に伴って、ステップカーソル54は次の選択脚へ、さらに、次の選択脚へとステップ状に移動していく。なお、十字ボタン7の上向き三角マークを操作すると、ステップカーソル54は上方に移動し、下向き三角マークを操作すると、ステップカーソル54は下方に移動し、右向き三角マークを操作すると、ステップカーソル54は右方に移動し、左向き三角マークを操作すると、ステップカーソル54は左方に移動する。
【0051】
そこで、十字ボタン7の下向き三角マークを操作することにより、図5(b),(ロ)に示すように、次の選択脚2に移り、これが選択された状態となる。そこで、決定ボタン8(図1)を操作すると、この選択脚2の選択が決定し、選択脚2に対する次の画面表示がなされることになる。このようにして、リモコン操作を行なうことができる。
【0052】
ところで、図5に示すような表示状態でユーザがマウスリモコン1を握り直し、マウスリモコン1の使用モードを変更すると、画面51aでは、新たな使用モードの表示に代わる。例えば、マウスモードで図5(a),(イ)に示す画面51aが表示されている状態でリモコンモードに切り替えると、この画面51aに対応した図5(b),(イ)に示す表示状態となる。つまり、図5(a),(イ)の画面51aと図5(b),(イ)の画面51aとは同じ状態を示すものであり、使用モードによってその表示の仕方が異なるものである。従って、例えば、リモコンモードで図5(b),(ロ)に示す画面51aが表示されているとき、リモコンモードからマウスモードにその使用モードを切り替えると、図5(a),(ロ)に示す画面51aに表示が切り替わる。この場合、図5(b),(ロ)に示す画面51aと図5(a),(ロ)に示す画面51aとは、同じ選択画面であって、選択脚2が選択されていることでその内容も同じである。
【0053】
このようにして、TV受像機40の表示部51で画面表示がなされているときに、リモコンモードからマウスモードへ、あるいはその逆に使用モードを切り替えても、表示の仕方は異なるが、即ち、リモコン操作部5を用いたリモコン操作のときには、その操作に適した画面表示が行なわれ、また、マウス操作部5aを用いたマウス操作のときには、その操作に適した画面表示が行なわれるものであり、従って、ユーザは画面操作がし易い使用モードへ、マウスリモコン1を持ち換えるという簡単な動作でもって、しかも、いつでも、変更することができる。
【0054】
なお、このようなマウスリモコン1の操作に伴う画面は、図4に示すTV受像機40において、マウスリモコン1からの上記の指令信号に基づく制御部43の制御のもとに、GUI画像生成部49で生成される。そして、GUI画像生成部49では、かかる画像を生成するためのデータを保存しており、かかるデータを用いて、マウス操作用の画面とリモコン操作用に画面とを生成する。
【0055】
しかし、このためには、かかる画面の生成時に、マウスリモコン1がマウス操作のための画面の生成を指令しているのか、リモコン操作のための画面を指令しているのかを制御部43が正しく認識できなければならない。そこで、マウスリモコン1の制御部33は、姿勢センサ15の検出出力を常時取り込んで、マウスリモコン1がマウスモードとリモコンモードとのいずれの使用モードにあるかを認識し、少なくとも指令信号をTV受像機40に送信するときに、この使用モードを示す情報をこの指令信号に付加して送信する。
【0056】
以上のようにして、この実施形態では、リモコンモードとマウスモードとのいずれの使用モードでも使用することができ、使用中でもこの使用モードを変更することができて、しかも、常に使用モードに対応する画面表示がなされて画面操作がし易くなり、操作性が向上する。
【0057】
図6は本発明によるマウスリモコンの第2の実施形態を示す背面図であって、55はポインティングデバイスであり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0058】
この第2の実施形態は、図1に示した第1の実施形態でのマウス操作に用いるポインティングデバイス10をリモコン操作のときに用いるカーソル移動手段としての十字ボタン7及び決定ボタン8にも兼用したものであり、図6においては、これをポインティングデバイス55として示している。また、この第2の実施形態を用いた映像情報システムも、図4に示したものと同様であり、画面操作も、図5で説明したのと同様である。従って、これらの説明も省略する。
【0059】
即ち、図6において、リモコン操作部15にポインティングデバイス55が設けられており、図1でのような十字ボタン7や決定ボタン8は設けられていない。これ以外の構成は、図1に示した第1の実施形態と同様であるので、このマウスリモコン1の構成に関する他の図面は省略し、また、その説明も省略する。
【0060】
かかる第2の実施形態においては、背面3を上向きにしてリモコンモードで使用する場合には、ポインティングデバイス55が図1における十字ボタン7と決定ボタン8の機能を有することになり(これも、図4での姿勢センサ15の検出出力を基に、制御部33がこのように機能させる)、図示しないが、ユーザがその指先でこれにタッチして移動させることにより、十字ボタンとして機能することになり、また、押し込むことにより、決定ボタンとして機能する。
【0061】
また、背面3を下向きにしてマウスモードとして使用する場合には、このポインティングデバイスは図1でのポインティングデバイス10と全く同じ機能となる。従って、この第2の実施形態も、図1に示した第1の実施形態と同様のマウス操作ができる。
【0062】
なお、この第2の実施形態の図5に示す画面操作では、マウスモードで使用する場合とリモコンモードで使用する場合とで、ポインティングデバイス55が設けられているリモコン操作部5の向きが反転するから、被写体の移動方向がユーザが見て同じであっても、ポインティングデバイス55に対しては上下逆転する。このため、マウスモードの場合とリモコンモードの場合とでは、図5(a)に示すマウス操作での画面51aでのフリーカーソル52のような移動画像と図5(b)に示すリモコン操作での画面51aでのステップカーソ54のような移動画像との移動方向を上下反転させるようにする。これは、例えば、マウスリモコン1の制御部33(図4)により、マウスモードとリモコンモードとで、指令信号にかかる移動方向を決める情報を付加することにより、実現できる。
【0063】
図7は図6におけるポインティングデバイス55の一具体例を示す構成図であって、図6での分断線Z−Zに沿う断面を示すものであって、56は「決定」スイッチ、57はヒンジ、58はユーザの指先であり、図3に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0064】
このポインティングデバイス55は、図3に示したポインティングデバイス10と同様の構成をなしているが、図7に示すように、透明カバー17の一端がヒンジ57によって矢印方向に回動可能に外ケース2bに取り付けられており、また、透明カバー17の他端に対向して、「決定」スイッチ56が設けられている点が異なる。
【0065】
かかる構成により、図6に示すマウスリモコン1がリモコンモードで使用されるときには、指先58で透明カバー17の面をタッチすることができる。このときには、指先58の指紋が模様として撮像素子20によって撮像される。従って、この指先58をこの透明カバー17に対して移動させることにより、図3で示したマウスモードでのポインティングデバイス10と同様の機能が得られることになり、即ち、図1に示す十字ボタン7と同様の機能が得られることになる。これにより、操作する指先の感触でカーソルの方向や移動速度といった操作を調整でき、操作性が向上する。
【0066】
また、指先58で透明カバー17を押し込むと、この透明カバー17は矢印方向に回動し、「決定」スイッチ56をオンして決定機能が実行され、図1に示す決定ボタン8と同様の機能が得られるようにする。指先58による押し込みを解除すると、図示しないバネなどの復帰手段により、透明カバー17は図示するもとの状態に復帰する。
【0067】
図6に示すマウスリモコン1がマウスモードで使用されるときには、図1,図2に示す第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0068】
以上のようにして、この第2の実施形態では、先の第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、ポインティングデバイスをリモコンモードで使用する十字ボタンや決定ボタンにも兼用するものであるから、リモコン操作部5での操作部材を削減できる。
【0069】
なお、以上の実施形態では、画像情報表示装置をTV受像機として説明したが、かかる画像情報表示装置としては、投写型の表示装置やパーソナルコンピュータなどのリモコンで操作可能な他の画像情報表示装置であってもよい。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるマウスリモコンによれば、リモコンとしても、マウスとしても使用することができ、対象機器を操作するのにし易い使い方ができることになる。また、マウスとして使用するときには、ポインティングディバイスによって模様を光学的に読み取るものであるから、机上ばかりでなく、布地などの上など使用する場所やユーザの使用時の姿勢などが制限されることがなく、使い勝手が大幅に向上する。
【0071】
また、本発明によるマウスリモコンによれば、リモコン操作部に設けられるポインティングデバイスを、リモコン操作での十字ボタン,決定ボタンに兼用できるものであるから、リモコン操作部での部材の低減を図ることができるし、操作する指先の感触で操作を調整でき、操作性が向上する。
【0072】
さらに、本発明によるマウスリモコンによれば、リモコンとしての使用モードのとき、リモコン操作部の操作による指令信号を赤外線で送信するものであるから、従来のリモコンと同様の使い方ができるし、また、マウスとしての使用モードのときには、指令信号が無線電波で送信されるものであるから、送信経路に多少の障害物があっても、これに邪魔されることなく、対象機器への送信が可能となり、使用場所の制限が緩和される。
【0073】
さらに、本発明によるマウスリモコンによれば、上記の使用モードの選択が姿勢センサの検知出力に基づいて決められるものであるから、そのためのユーザの操作が不要となり、ユーザは自分の好きな使用モードを筐体の持ち方で決めることができて使い勝手が向上する。
【0074】
さらに、本発明によるマウスリモコンによれば、筐体の側面の背面側の縁部が、この背面に設けられているリモコン操作部の各種操作ボタンやポインティングデバイスよりも突出しているものであるから、マウスモードで使用しても、操作面でこれら各種操作ボタンやポインティングデバイスが傷つけられたり、擦れたりすることがない。
【0075】
さらに、本発明によるマウスリモコンによれば、ポインティングデバイスは、被写体の模様を読み取る画像読取手段を透明カバーで密閉した構成をなすものであるから、画像読取手段へのほこりなどの侵入を防止することができるとともに、画像読取手段が撮像する被写体がこの透明カバーに当接した状態とすることができて、画像読取手段と被写体との距離が常にほぼ一定に保持でき、模様の撮像画像を常に鮮明に得ることができる。
【0076】
さらに、本発明によるマウスリモコンによれば、透明カバーの外面での画像読取手段が被写体を読み取る範囲を少なくとも含むエリアに、窪み部を設けたものであるから、この読取範囲は常に無傷の状態やほこりなどが付かない状態とすることができ、画像読取手段から常に鮮明な撮像画像を得ることができる。
【0077】
本発明による映像情報システムによると、上記のマウスリモコンの使用モードに応じて、画像情報表示装置の表示画面で表示されるカーソルの表示形態を異ならせるものであるから、ユーザは使い慣れた、もしくは使い易い表示形態のカーソルを用いた操作を行なうことができる。
【0078】
また、マウスリモコンでのポインティングデバイスをリモコンとしての使用モードでの十字ボタン,決定ボタンとしても機能させるものであって、ポインティングデバイスに対する被写体の移動方向に対し、画像情報表示装置の表示画面で表示されるカーソルの移動方向を、使用モードに応じて、左右反転させるものであるから、いずれの使用モードでも、表示画面では、自動的にマウスリモコンの移動方向にあった方向にカーソルが移動することになり、ユーザとしては、使用モードを全く考慮することなく、画像情報表示装置の操作が違和感なく行なうことができるものであって、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマウスリモコンの一実施形態を示す外観構成図である。
【図2】図1に示すマウスリモコンの内部構成を示す図である。
【図3】図2におけるポインティングデバイスの一具体例を示す断面図である。
【図4】図1〜図3に示すマウスリモコンを用いた本発明による映像情報システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図5】マウスリモコンの操作に伴うTV受像機の表示部に表示される画面の一具体例を摸式的に示す図である。
【図6】本発明によるマウスリモコンの第2の実施形態を示す背面図である。
【図7】図6におけるポインティングデバイスの一具体例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 マウスリモコン
2 ケース
2a 縁部
2b 外ケース
3 背面
4 上面
5 リモコン操作部
5a マウス操作部
6 電源ボタン
7 十字ボタン
8 決定ボタン
9 操作ボタン
10 ポインティングデバイス
11a 左ボタン
11b 右ボタン
12 ホイール
2a ケース2の縁部
2b 外ケース
13 赤外線発光素子
14a,14b 基板
15 姿勢センサ
16 回転読取部
17 透明カバー
18 画像読取装置
17a 窪み部
19 集光レンズ
20 撮像素子
21 発光部
30 アンテナ
31 電波送信部
32 赤外線発光部
33 制御部
34 記憶部
35 操作手段
40 TV受像機
41 外部アンテナ
42 放送電波受信部
43 制御部
44 記憶部
45 マウス電波受信部
46 内部アンテナ
47 赤外線受光部
48 映像生成部
49 GUI画像生成部
50 映像合成部
51 表示部
52 音声出力部
55 ポインティングデバイス
56 「決定」スイッチ
57 ヒンジ
58 ユーザの指先

Claims (9)

  1. 筐体の背面に各種操作ボタンからなるリモコン操作部が、該筐体の上面側に左右ボタンやホイールからなるマウス操作部が夫々設けられ、かつ該リモコン操作部に光学的に被写体の模様を読み取るポインティングデバイスが設けられてなり、該リモコン操作部での該各種操作ボタンを操作するリモコンとしての使用モードと、該ポインティングデバイスを模様の読取り手段とし該マウス操作部を操作する光学式マウスとしての使用モードとを選択可能に構成したことを特徴とするマウスリモコン。
  2. 請求項1において、
    前記ポインティングデバイスを前記リモコンとしての使用モードでのカーソル移動手段,決定ボタンとしても機能させることを特徴とするマウスリモコン。
  3. 請求項1,2において、
    前記リモコンとしての使用モードのとき、前記リモコン操作部の操作による指令信号を赤外線で送信する手段と、前記マウスとしての使用モードのとき、前記マウス操作部の操作による指令信号を無線電波で送信する手段とを有することを特徴とするマウスリモコン。
  4. 請求項1,2または3において、
    前記筐体の上面と背面の空間的上下方向の向きの反転を検知する姿勢センサが設けられ、該姿勢センサの検知出力に基づいて、前記使用モードを決定することを特徴とするマウスリモコン。
  5. 請求項1,2,3または4において、
    前記筐体の側面の前記背面側の縁部が、前記背面に設けられている前記リモコン操作部の前記各種操作ボタンや前記ポインティングデバイスよりも突出していることを特徴とするマウスリモコン。
  6. 請求項1,2,3,4または5において、
    前記ボインティングデバイスは、
    被写体の模様を読み取る画像読取手段と、
    該画像読取手段を密閉する透明カバーと
    からなることを特徴とするマウスリモコン。
  7. 請求項6において、
    前記透明カバーは、その外面での前記画像読取手段が被写体を読み取る範囲を少なくとも含むエリアに、窪み部を有することを特徴とするマウスリモコン。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載のマウスリモコンと該マウスリモコンによって制御される画像情報表示装置とからなる映像情報システムであって、
    該マウスリモコンの前記使用モードに応じて、該画像情報表示装置の表示画面で表示されるカーソルの表示形態を異ならせることを特徴とするマウスリモコンを用いた映像情報システム。
  9. 前記ポインティングデバイスを前記リモコンとしての使用モードでのカーソル移動手段,決定ボタンとしても機能させる請求項4に記載のマウスリモコンと該マウスリモコンによって制御される画像情報表示装置とからなる映像情報システムであって、
    前記ポインティングデバイスに対する被写体の移動方向に対し、該画像情報表示装置の表示画面で表示されるカーソルの移動方向を、前記使用モードに応じて、上下反転させることを特徴とするマウスリモコンを用いた映像情報システム。
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