JP4038289B2

JP4038289B2 - Microphone holder

Info

Publication number: JP4038289B2
Application number: JP32780598A
Authority: JP
Inventors: 村聡内
Original assignee: Audio Technica KK
Current assignee: Audio Technica KK
Priority date: 1998-11-18
Filing date: 1998-11-18
Publication date: 2008-01-23
Anticipated expiration: 2018-11-18
Also published as: JP2000152360A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は防振手段を備えたマイクロホンホルダーに関し、さらに詳しく言えば、簡単な構成でありながら、良好な防振性能を有するマイクロホンホルダーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
マイクロホンホルダーは、主として手持ち式のハンドマイクロホンを固定した位置や角度に設置して使用する場合に用いられる。その一般的な態様としては、例えば円筒状もしくは断面Ｃ字型状のホルダー本体内に、マイクロホングリップを差し込む形式のものがよく知られている。
【０００３】
この種のマイクロホンホルダーはマイクロホンを安定して支持することを第一義とする関係上、そのスタンド部分を含めてある程度の重量のある硬質金属材から構成されている。
【０００４】
しかしながら、そのままではマイクロホングリップを差し込む際に、金属同士のこすれ音が発生したり、また、外部からの振動がマイクロホンホルダーからマイクロホンに伝達してしまうため、何らかの防振手段（ショックマウント手段）を講ずる必要がある。
【０００５】
きわめて簡単なものとしては、マイクロホンホルダー内にゴムなどの弾性体を貼り付けたものがあるが、これでは例えばマイクロホングリップの差し込み具合などによって防振性能が変化してしまうため確実とは言えず、特に精密な録音には好ましくない。そこで、種々のショックマウント型のマイクロホンホルダーが提案されているが、ここでは図５の第１従来例と図６の第２従来例の２例について説明する。
【０００６】
まず、図５の第１従来例のマイクロホンホルダー１Ａにおいては、マイクロホンのグリップを挿通保持する円筒状保持部４と、図示しないスタンドに連結される連結部２１Ａを有する大径のホルダーリング２Ａとを別々に形成し、円筒状保持部４を例えばゴム製の吊り紐３を介してホルダーリング２Ａ内に弾性的に支持するようにしている。
【０００７】
次に、図６の第２従来例としてのマイクロホンホルダー１Ｂでは、中空円筒体よりなるホルダー本体２Ｂの内周面にゴムなどの弾性材料からなる内張材５を設けるとともに、それらの間に樋状の押圧板７を配置し、内張材５内に図示しないマイクロホンのグリップ部を挿通した後、ホルダー本体２Ｂ設けらているネジ６，６を回して、押圧板７により内張材５をマイクグリップに強固に固定するようにしている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
第１従来例によれば、マイクグリップの円筒状保持部４がスタンド側に取り付けられるホルダーリング２Ａ内にゴム製の吊り紐３を介していわゆる宙づり状態に支持されているため、効果的な防振が期待できるが、図５からも分かるように構成がかなり複雑であるがゆえにコスト的に高価であり、しかも全体として大型であり、使用上ユーザーに対して威圧感を与えるなどの課題があった。
【０００９】
この第１従来例に比べれば、第２従来例の構成は比較的簡単ではある。しかしながら、それでもなお樋状の押圧板７およびこれを操作するためのネジ６，６を必要とするため、その部品コストおよび組立作業工数が負担となる。また、操作性の問題として、ホルダー本体２Ｂが円筒体であるため、マイクロホンコードを通し難い。
【００１０】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、構成が簡単かつ安価でありながら、良好な防振性能を有するマイクロホンホルダーを提供するにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、防振手段を介してマイクロホングリップが差込まれる筒状のホルダー本体を備えたマイクロホンホルダーにおいて、
ゴムなどの弾性体からなる弾性環ベルトを有するとともに、上記ホルダー本体の少なくとも一方の開口端縁には、その軸線方向に切り込まれた１つのスリットと、同スリットを三角形の一つの頂点として残りの各頂点位置に形成された２つの引掛部とが設けられており、上記弾性環ベルトの一部分が上記ホルダー本体の内部にて上記各引掛部間に掛け渡された状態で上記スリットから上記ホルダー本体の外側に引き出され、上記弾性環ベルトの残部が裏返されて上記ホルダー本体の外周面に沿って張り巡らされており、上記スリットと上記各引掛部との間で三角形状に掛け渡された上記弾性環ベルト内に上記マイクロホングリップが保持されることを特徴としている。
【００１２】
この場合、上記ホルダー本体の他方の開口端縁も、上記一方の開口端縁と同様に形成されていることが好ましい。また、ホルダー本体内において、マイクロホングリップを均等に保持するためには、上記弾性環ベルトがホルダー本体に対して、正三角形状に掛け渡されていることが好ましい。
【００１３】
また、スリットをホルダ本体の全長にわたって形成して、ホルダ本体を断面Ｃ字状とすることにより、そのスリットからマイクロホンコードをホルダ本体内に引き込むことができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【００１５】
図１は本発明の実施例に係るマイクロホンホルダー１０の斜視図であり、これによると、このマイクロホンホルダー１０は、内部にマイクロホングリップ（マイクグリップ）Ｍが挿入される中空円筒体からなるホルダー本体２０を備えている。
【００１６】
このマイクロホンホルダー１０において、ホルダー本体２０はその軸線方向に沿って切り込まれた所定幅のスリット２４を有する断面Ｃ字状に形成されている。
【００１７】
ホルダー本体２０の両端には、それぞれ防振材としての弾性環ベルト３０を係止するためのスリット２４の位置を正三角形の１つの頂点位置として、他の各頂点位置に弾性環ベルト３０を引っかけるための引掛部２５，２６がそれぞれ設けられている。
【００１８】
この場合、各引掛部２５，２６はホルダー本体２０の開口端縁から突出するのではなく、同開口端縁に切り込み溝を入れることにより形成されている。すなわち、引掛部２５の両側には切り込み溝２５１，２５１が形成されており、同様に、引掛部２６の両側にも切り込み溝２６１，２６１が形成されている。したがって、スリット２４と引掛部２５との間、引掛部２５と引掛部２６との間および引掛部２６とスリット２４との間には、ホルダー本体２０の筒壁が残されている。
【００１９】
このホルダー本体２０に対して弾性環ベルト３０を装着するには、まず、ホルダー本体２０内側から弾性環ベルト３０の一部分を引掛部２５，２６間に引っ掛けた後、弾性環ベルト３０をスリット２４からホルダー本体２０の外側に引き出す。次いで、ホルダー本体２０から引き出された弾性環ベルト３０の残部を裏返してホルダー本体２０の外周面に張り巡らすようにして装着する。
【００２０】
これにより、ホルダー本体２０の両端内に、引掛部２５，２６と引出溝２４とを各頂点とする弾性環ベルト３０による正三角形状の弾性保持部がそれぞれ形成される。この場合においても、弾性環ベルト３０は所定の張力で引き伸ばされた状態でホルダー本体２０に装着され、また、それに内接する内接円の直径はマイクグリップＭの外径よりも小さくなるように設定されている。
【００２１】
したがって、マイクグリップＭは、この弾性環ベルト３０を押し広げるようにして同弾性環ベルト３０内に装着され、同弾性環ベルト３０を介してホルダー本体２０内に保持されることになる。また、この第２実施例によれば、スリット２４の部分からマイクロホンコードをホルダー本体２０内に引き込むことができる。
【００２２】
なお、この実施例において、ホルダー本体２０の両端に設けられる一対の弾性環ベルト３０，３０の内、一方の弾性環ベルト３０に対して他方の弾性環ベルト３０を逆正三角形状の配置としてもよい。また、弾性環ベルト３０の幅が十分に広く、一方の弾性環ベルト３０のみでマイクグリップＭを支持できる場合には、他方の弾性環ベルト３０はなくてもよい。
【００２３】
次に、このマイクロホンホルダー１０の耐振動特性を測定したので、これについて説明する。測定装置として図２に示されているように、加振器４０上に疑似スタンド４１を介してマイクロホンホルダー１０をそのホルダー本体２０が垂直となるように設置した。
【００２４】
ホルダー本体２０内に、先端に加速度ピックアップ４２を取り付けたマイクグリップＭを装着し、また、加振器４０上に標準ピックアップ４３を設置した。なお、マイクグリップＭとして直径２１ｍｍ、長さ５０ｍｍで重さ１４４．０ｇのＢＳ材を用いた。
【００２５】
そして、加振器４０の振動を０．３Ｇに固定し、標準ピックアップ４３の出力をフィードバックしながら、加振器４０の振動周波数を２０Ｈｚ〜２０ｋＨｚまで変化させた。そのときの加速度ピックアップ４２の出力波形を図３に示す。
【００２６】
これによれば、約３０Ｈｚ付近から約２００Ｈｚにかけて一様に振動が減衰され、それ以上の周波数帯ではマイクロホンホルダー１０のショックマウントがほぼ完全に機能していることが確認できた。
【００２７】
比較例として、第２従来例のマイクロホンホルダー１Ｂを上記測定装置に設置して、同じ条件でその耐振動特性を測定した結果を図４に示す。これによると、２０Ｈｚ〜１ｋＨｚの範囲で、共振を示すピークが複数箇所で見られ、ショックマウント機能が余り良好とは言えない。
【００２８】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ホルダー本体に弾性環ベルトを引っ掛けるようにして装着するという簡単な構成により、良好なショックマウント機能を有し、しかも安価なマイクロホンホルダーが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例に係るマイクロホンホルダーの斜視図。
【図２】マイクロホンホルダーの耐振動特性の測定装置を示した模式図。
【図３】上記測定装置にて上記実施例のマイクロホンホルダーの耐振動特性を評価したグラフ。
【図４】上記測定装置にて第２従来例のマイクロホンホルダーの耐振動特性を評価したグラフ。
【図５】第１従来例としてのマイクロホンホルダーを示した斜視図。
【図６】第２従来例としてのマイクロホンホルダーを示した斜視図。
【符号の説明】
１０マイクロホンホルダー
２０ホルダー本体
２４スリット
２５，２６引掛部
３０弾性環ベルト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a microphone holder provided with a vibration isolating means, and more specifically, relates to a microphone holder having an excellent vibration isolating performance with a simple configuration.
[0002]
[Prior art]
The microphone holder is mainly used when a hand-held hand microphone is used at a fixed position or angle. As a general mode, for example, a type in which a microphone grip is inserted into a holder body having a cylindrical shape or a C-shaped cross section is well known.
[0003]
This type of microphone holder is composed of a hard metal material having a certain amount of weight including the stand portion for the primary purpose of stably supporting the microphone.
[0004]
However, when the microphone grip is inserted as it is, a rubbing sound between metals is generated, or vibration from the outside is transmitted from the microphone holder to the microphone, so some vibration isolation means (shock mount means) is taken. There is a need.
[0005]
As an extremely simple one, there is one with an elastic body such as rubber attached in the microphone holder, but this is not certain because the vibration-proof performance changes due to the insertion of the microphone grip, for example, It is not particularly suitable for precise recording. Therefore, various shock mount type microphone holders have been proposed. Here, two examples of the first conventional example in FIG. 5 and the second conventional example in FIG. 6 will be described.
[0006]
First, in the microphone holder 1A of the first conventional example of FIG. 5, a cylindrical holding part 4 for inserting and holding a grip of the microphone and a large-diameter holder ring 2A having a connecting part 21A connected to a stand (not shown) are provided. It is formed separately, and the cylindrical holding portion 4 is elastically supported in the holder ring 2A via, for example, a rubber hanging strap 3.
[0007]
Next, in the microphone holder 1B as the second conventional example of FIG. 6, the lining material 5 made of an elastic material such as rubber is provided on the inner peripheral surface of the holder main body 2B made of a hollow cylindrical body, and the rim material is interposed between them. After placing a microphone grip portion (not shown) in the lining material 5 and turning the screws 6 and 6 provided on the holder main body 2B, the lining material 5 is moved by the pressing plate 7. It is fixed firmly to the microphone grip.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
According to the first conventional example, since the cylindrical holding portion 4 of the microphone grip is supported in a so-called suspended state via the rubber strap 3 in the holder ring 2A attached to the stand side, it is effective to prevent As can be seen from FIG. 5, there is a problem that the configuration is quite complicated and is expensive in terms of cost, and is large in size as a whole. It was.
[0009]
Compared to the first conventional example, the configuration of the second conventional example is relatively simple. However, since it still requires the bowl-shaped pressing plate 7 and the screws 6 and 6 for operating the same, the parts cost and assembly man-hour are burdened. Further, as a problem of operability, since the holder body 2B is a cylindrical body, it is difficult to pass the microphone cord.
[0010]
The present invention has been made to solve such a problem, and an object of the present invention is to provide a microphone holder that has a simple vibration reduction performance while being simple and inexpensive in configuration.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a microphone holder including a cylindrical holder body into which a microphone grip is inserted through vibration isolation means.
It has an elastic ring belt made of an elastic body such as rubber, and at least one opening edge of the holder body has one slit cut in the axial direction, and the slit remains as one vertex of a triangle. Two hook portions formed at each vertex position of the holder, and a part of the elastic ring belt is passed through the slit from the slit in a state in which a part of the elastic ring belt is looped between the hook portions. Pulled out to the outside of the main body, the remaining part of the elastic ring belt is turned over and stretched along the outer peripheral surface of the holder main body, and is stretched in a triangular shape between the slit and each hooking portion. The microphone grip is held in the elastic ring belt.
[0012]
In this case, it is preferable that the other opening edge of the holder body is formed in the same manner as the one opening edge. In order to hold the microphone grip evenly in the holder body, it is preferable that the elastic ring belt is stretched around the holder body in a regular triangle shape.
[0013]
Further, by forming the slit over the entire length of the holder body and making the holder body have a C-shaped cross section, the microphone cord can be drawn into the holder body from the slit.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a perspective view of a microphone holder 10 according to an embodiment of the present invention. According to this, the microphone holder 10 is a holder main body 20 composed of a hollow cylindrical body into which a microphone grip (microphone grip) M is inserted. It has.
[0016]
In the microphone holder 10, the holder body 20 is formed in a C-shaped cross section having a slit 24 with a predetermined width cut along the axial direction.
[0017]
At both ends of the holder body 20, the position of the slit 24 for locking the elastic ring belt 30 as a vibration isolator is set as one apex position of the equilateral triangle, and the elastic ring belt 30 is hooked at each other apex position. Hooks 25 and 26 are provided respectively.
[0018]
In this case, the hooks 25 and 26 are formed not by projecting from the opening edge of the holder body 20 but by making a cut groove in the opening edge. That is, cut grooves 251 and 251 are formed on both sides of the hook portion 25, and similarly, cut grooves 261 and 261 are formed on both sides of the hook portion 26. Therefore, the cylindrical wall of the holder main body 20 remains between the slit 24 and the hook portion 25, between the hook portion 25 and the hook portion 26, and between the hook portion 26 and the slit 24.
[0019]
In order to attach the elastic ring belt 30 to the holder main body 20, first, a part of the elastic ring belt 30 is hooked between the hook portions 25 and 26 from the inside of the holder main body 20, and then the elastic ring belt 30 is removed from the slit 24. Pull out to the outside of the holder body 20. Next, the remaining portion of the elastic ring belt 30 pulled out from the holder main body 20 is turned over and attached to the outer peripheral surface of the holder main body 20.
[0020]
As a result, an equilateral triangular elastic holding portion is formed in each end of the holder main body 20 by the elastic ring belt 30 having the hook portions 25 and 26 and the drawing groove 24 as apexes. Also in this case, the elastic ring belt 30 is attached to the holder main body 20 in a state of being stretched with a predetermined tension, and the diameter of the inscribed circle inscribed therein is set to be smaller than the outer diameter of the microphone grip M. Has been.
[0021]
Therefore, the microphone grip M is mounted in the elastic ring belt 30 so as to spread the elastic ring belt 30 and is held in the holder main body 20 via the elastic ring belt 30. Further, according to the second embodiment, the microphone cord can be drawn into the holder body 20 from the slit 24 portion.
[0022]
In this embodiment, of the pair of elastic ring belts 30, 30 provided at both ends of the holder body 20, the other elastic ring belt 30 may be arranged in an inverted equilateral triangle shape with respect to one elastic ring belt 30. Good. If the elastic ring belt 30 is sufficiently wide and the microphone grip M can be supported by only one elastic ring belt 30, the other elastic ring belt 30 may not be provided.
[0023]
Next, vibration resistance characteristics of the microphone holder 10 were measured and will be described. As shown in FIG. 2 as a measuring apparatus, the microphone holder 10 is placed on the vibrator 40 via a pseudo stand 41 so that the holder body 20 is vertical.
[0024]
A microphone grip M having an acceleration pickup 42 attached to the tip thereof was mounted in the holder body 20, and a standard pickup 43 was installed on the vibrator 40. As the microphone grip M, a BS material having a diameter of 21 mm, a length of 50 mm, and a weight of 144.0 g was used.
[0025]
And the vibration frequency of the vibrator 40 was changed from 20 Hz to 20 kHz while fixing the vibration of the vibrator 40 to 0.3 G and feeding back the output of the standard pickup 43. The output waveform of the acceleration pickup 42 at that time is shown in FIG.
[0026]
According to this, it was confirmed that the vibration was uniformly attenuated from about 30 Hz to about 200 Hz, and that the shock mount of the microphone holder 10 was almost completely functioning in a frequency band higher than that.
[0027]
As a comparative example, FIG. 4 shows the result of measuring the vibration resistance characteristics under the same conditions by installing the microphone holder 1B of the second conventional example in the measuring apparatus. According to this, in the range of 20 Hz to 1 kHz, peaks indicating resonance are seen at a plurality of locations, and the shock mount function is not very good.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a microphone holder that has a good shock mount function and is inexpensive can be provided by a simple configuration in which an elastic ring belt is hooked on the holder body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a microphone holder according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a measurement device for vibration resistance characteristics of a microphone holder.
FIG. 3 is a graph showing an evaluation of vibration resistance characteristics of the microphone holder of the example using the measuring apparatus.
FIG. 4 is a graph in which the vibration resistance of the microphone holder of the second conventional example is evaluated by the measurement apparatus.
FIG. 5 is a perspective view showing a microphone holder as a first conventional example.
FIG. 6 is a perspective view showing a microphone holder as a second conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Microphone holder 20 Holder main body 24 Slit 25, 26 Hook part 30 Elastic ring belt

Claims

防振手段を介してマイクロホングリップが差込まれる筒状のホルダー本体を備えたマイクロホンホルダーにおいて、
ゴムなどの弾性体からなる弾性環ベルトを有するとともに、上記ホルダー本体の少なくとも一方の開口端縁には、その軸線方向に切り込まれた１つのスリットと、同スリットを三角形の一つの頂点として残りの各頂点位置に形成された２つの引掛部とが設けられており、上記弾性環ベルトの一部分が上記ホルダー本体の内部にて上記各引掛部間に掛け渡された状態で上記スリットから上記ホルダー本体の外側に引き出され、上記弾性環ベルトの残部が裏返されて上記ホルダー本体の外周面に沿って張り巡らされており、上記スリットと上記各引掛部との間で三角形状に掛け渡された上記弾性環ベルト内に上記マイクロホングリップが保持されることを特徴とするマイクロホンホルダー。In the microphone holder provided with the cylindrical holder body into which the microphone grip is inserted through the vibration isolating means,
It has an elastic ring belt made of an elastic body such as rubber, and at least one opening edge of the holder main body has one slit cut in the axial direction, and the slit remains as one vertex of a triangle. Two hook portions formed at each vertex position of the holder, and a part of the elastic ring belt is passed from the slit to the holder in a state where a part of the elastic ring belt is stretched between the hook portions inside the holder body. Pulled out to the outside of the main body, the rest of the elastic ring belt is turned over and stretched along the outer peripheral surface of the holder main body, and is stretched in a triangular shape between the slit and each hooking portion A microphone holder, wherein the microphone grip is held in the elastic ring belt.

上記スリットが、上記ホルダー本体の全長にわたって形成されている請求項１に記載のマイクロホンホルダー。The microphone holder according to claim 1, wherein the slit is formed over the entire length of the holder body.

上記ホルダー本体の他方の開口端縁も、上記一方の開口端縁と同様に形成されている請求項１または２に記載のマイクロホンホルダー。The microphone holder according to claim 1 or 2, wherein the other opening edge of the holder body is formed in the same manner as the one opening edge.

上記スリットと上記各引掛部とにより形成される三角形が正三角形である請求項１，２または３に記載のマイクロホンホルダー。The microphone holder according to claim 1, 2, or 3, wherein a triangle formed by the slit and each hooking portion is a regular triangle.