JP4037738B2 - ナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法 - Google Patents
ナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法 Download PDFInfo
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置内にある電話帳のデータベースにデータを登録するためのシステムに関し、特に、地図情報と関連付けされたデータベースを利用して電話帳を登録するためのナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
電話機、特に携帯電話機等には、電話帳データベースが内蔵されており、法人又は個人の名称、略称、ニックネームなどをキーワードに電話番号を検索でき、簡単に発信できる機能を備えているものが多い。また、ＰＤＡ（Personal Digital Assistant）に代表される携帯型情報機器等にも、一般的に電話帳データベースが内蔵されており、電話番号を検索することができる。
【０００３】
以上のような端末装置に内蔵されている電話帳データベースに名前と電話番号あるいは住所を登録するにあたって、数字キーの組み合わせによって文字を入力する方法が知られている（例えば、特許文献１及び特許文献２参照。）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平１０−１１２７４７号公報（第４頁、第２図、第５図）
【特許文献２】
特開平９−６５３９５号公報（第２−３頁、第２図）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような電話帳データベースのデータを登録するには、ダイヤルキーを操作し、キーを多数回押下して仮名を入力し、仮名漢字変換を行うことで法人又は個人の名称、略称、ニックネームなどのキーワードとなる言葉を入力しなければならず、操作が複雑で手間がかかる。特に、大量に入力しようとすると、多大な時間を必要とする。
【０００６】
また、携帯型情報機器等では表示面にキーボード相当の一覧を表示し、ポインティングデバイスなどで指示し、仮名を選択し、仮名漢字変換を行うことでキーワードとなる言葉を入力する方法、あるいは表示面を特殊な書き順でなぞることで数字、ローマ字、仮名を入力する方法も知られていているが、入力方法に慣れが必要であり、操作が複雑で手間がかかる。
【０００７】
さらに、法人又は個人の所在地は分かるが、電話番号が分からない、法人又は個人の所在地は分かるが、正確な名前が分からない、法人又は個人の名称の一部の情報しか分からない(例えば、漢字が分からない、苗字は分かるが名前が分からない)、といった場合に、電話番号を調べるのに苦労することがある。
【０００８】
従って、本発明の目的は、端末における電話帳入力における複雑な操作を省き、電話帳データベースの登録を容易にした電話帳入力が可能なナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１のナビゲーションシステムは、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースと、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択する操作手段と、前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをシステムの外部に送出するデータ送出手段と、を備えるナビゲーションシステムであって、前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、前記操作手段によって所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称に対応する前記関連情報を登録するか否かを前記操作手段により選択するようにしている。
【００１２】
本発明の第２のナビゲーションシステムは、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースと、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択する操作手段と、前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをシステムの外部に送出するデータ送出手段と、を備えるナビゲーションシステムであって、前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、前記操作手段によって所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称及び前記名称に対応する関連情報の内容を修正するか否かを前記操作手段により選択するようにしている。
【００１５】
本発明の第１の電話帳データベース登録方法は、ナビゲーションシステム内にあって、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースから、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択し、前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをナビゲーションシステムの外部に送出し、送出された前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とを端末装置内に取り込み、取り込まれた前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する関連情報とを前記端末装置内に設けてある電話帳データベースに登録する電話帳データベース登録方法であって、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択するに際し、前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称に対応する前記関連情報を登録するか否かを選択するようにしている。
【００１６】
本発明の第２の電話帳データベース登録方法は、ナビゲーションシステム内にあって、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースから、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択し、前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをナビゲーションシステムの外部に送出し、送出された前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とを端末装置内に取り込み、取り込まれた前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する関連情報とを前記端末装置内に設けてある電話帳データベースに登録する電話帳データベース登録方法であって、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択するに際し、前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称及び前記名称に対応する関連情報の内容を修正するか否かを選択するようにしている。
【００１７】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を以下に説明する。
【００１８】
図１は、本発明の実施の形態に係るナビゲーションシステム及び端末装置の構成を示すブロック図である。ナビゲーションシステム１は、共通のバス１０に接続されたデータベース１１、操作手段１２、データ送出手段１３、表示手段１４、演算処理手段１５から構成される。
【００１９】
データベース１１は、地図情報と、地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と、法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するものである。また、ナビゲーションシステム１を実行させる際の各種のデータを保存している。
【００２０】
操作手段１２は、例えば各種のスイッチ、ジョイスティック、タッチパネル、リモコン操作装置などの入力装置で構成され、表示手段１４と共にマンマシンインタフェースを司るものである。
【００２１】
データ送出手段１３は、データベース１１内の所定の情報を外部に送出するものであって、接続手段３を介して、端末装置２と接続される。
【００２２】
表示手段１４は、液晶表示器などを用いた表示装置で構成され、データベース１１内の所定の情報を操作手段１２による指示等によって表示するものである。ナビゲーションシステム１がカーナビゲーションシステム等である場合には、カーナビゲーションシステムの走行位置に従って、地図上に現在位置、走行予定コース、現在位置の周辺の建物や施設などがデータベース１１内に保存されている各種のデータに基づき表示される。
【００２３】
演算処理手段１５は、ナビゲーションシステム１を制御する主体であって、操作手段１２からの情報あるいはカーナビゲーションシステムの走行位置情報等に基づき、データベース１１から必要な情報を取り出し、表示手段１４に表示する制御を行うものである。また、操作手段１２からの指示を読み取って、データベース１１内の所定の情報を特定のデータ形式に変換し、データ送出手段１３から送出する制御を行うものである。特定のデータ形式とは、ナビゲーションシステム１と端末装置２との間の伝送に適したプロトコル及びコード等を意味するものである。
【００２４】
一方、端末装置２は、共通のバス２０に接続された電話帳データベース２１、操作手段２２、データ入力手段２３、表示手段２４、演算処理手段２５、通信手段２６から構成される。
【００２５】
電話帳データベース２１は、法人又は個人の名称と、法人又は個人の関連情報、特に電話番号情報とを関連付けして蓄積するものである。
【００２６】
操作手段２２は、例えば各種のスイッチやタッチパネルなどから構成され、表示手段２４と共にマンマシンインタフェースを司るものである。
【００２７】
データ入力手段２３は、接続手段３を介して、ナビゲーションシステム１と接続されるものである。
【００２８】
表示手段２４は、液晶表示器などを用いた表示装置で構成され、電話番号などの各種のデータを表示するものである。
【００２９】
演算処理手段２５は、端末装置２を制御する主体であって、操作手段２２からの情報あるいは通信手段２６からの情報に基づき、表示手段１４に対して各種情報の表示の制御を行うものである。また、操作手段１２からの指示によって、電話帳データベース２１内の所定の情報に基づき通信手段２６から発信の制御を行うものである。さらに、接続手段３及びデータ入力手段２３を介してナビゲーションシステム１から受け取ったデータが所定のデータ形式である場合には、データ内の法人又は個人の名称と、法人又は個人の関連情報とを操作手段１２からの指示によらず自動的に電話帳データベース２１に格納する制御を行うものである。
【００３０】
通信手段２６は、いわゆる電話の発着信を行うものであって、端末装置２がＰＤＡなどの携帯型情報機器等では存在しない場合もある。
【００３１】
接続手段３は、ナビゲーションシステム１のデータ送出手段１３と、端末装置２のデータ入力手段２３とを接続するものであって、有線による伝達手段であっても、赤外線や電波等の無線による伝達手段であってもかまわない。
【００３２】
以上説明したような構成において、ナビゲーションシステム１内にあって、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベース１１から、地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を操作手段１２からの指示によって選択し、選択された法人又は個人の名称と名称に対応する関連情報とをデータ送出手段１３からナビゲーションシステム１の外部に送出する。送出された法人又は個人の名称と名称に対応する関連情報とを接続手段３、データ入力手段２３を介して端末装置２内に取り込み、取り込まれた法人又は個人の名称と名称に対応する関連情報とを端末装置２内に設けてある電話帳データベース２１に登録するように動作させることができる。
【００３３】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【００３４】
図２は、本発明の実施例に係るナビゲーションシステム及び端末装置の接続構成を示す図である。
【００３５】
図２の接続構成は、外部に表示手段１４と操作手段１２とを備えたナビゲーションシステム１を有線ケーブルである接続手段３を介して、外部に表示手段２４と操作手段２２とを備えた端末装置２に接続する例である。なお、十分な長さのケーブルを用意することによって、ナビゲーションシステム１と接続している際に、端末装置２を使った通話に支障がないようにすることができる。
【００３６】
次に、ナビゲーションシステム１における操作フロー及びナビゲーションシステム１と端末装置２の動作について説明する。図３は、本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける操作フローを示す図である。
【００３７】
ステップＳ０でスタートすると、ステップＳ１でモード設定を行う。操作手段１２により設定されたモードが、地図上で目的地を指定するモードである場合には、ステップＳ２で従来のカーナビゲーションシステムの動作が行われる。また、操作手段１２により設定されたモードが、電話番号による目的地検索モードである場合にも、ステップＳ３で従来のカーナビゲーションシステムの動作が行われる。なお、ナビゲーションシステム１がカーナビゲーションシステムでない場合には、スタート後、ステップＳ４に進むように動作する。
【００３８】
操作手段１２により設定されたモードが、電話番号登録モードである場合には、ステップＳ４において地図上で目的地の指定がなされる。指定の方法は、表示手段１４に表示された地図上の目的地を操作手段１２により指示する。例えば、カーソルあるいはポインタを地図上に重ね合わせて表示し、所定の位置でクリックすることで行う。また、操作手段１２により住所あるいは郵便番号の全部あるいは一部を入力することで目的地あるいはその近傍の位置を表示するように構成することもできる。さらに、良く知られている施設名を入力することで所定の位置を表示するように構成することもできる。その上で地図の詳細を見ながら、目的地を特定することもできる。また、所定の位置の近傍における候補となる目的地を複数個表示し、その中から目的地を選択する方法もある。
【００３９】
ステップＳ５では、ステップＳ４において指定した目的地の情報を表示手段１４に表示する。
【００４０】
ステップＳ６では、ステップＳ５において表示された目的地の情報を確認する。目的地の情報が所望の情報であれば（ＯＫ）、ステップＳ７に進み、さもなければ（ＮＧ）、ステップＳ９に進む。
【００４１】
ステップＳ７では、ステップＳ６で確認された目的地の情報を登録する。
【００４２】
ステップＳ８では、さらに電話番号登録モードを継続するか否かを操作手段１２により指示し、継続する場合にはステップＳ４に進み、継続しない場合にはステップＳ１１に進む。
【００４３】
ステップＳ９では、ステップＳ６で確認された目的地の情報を修正するか否かについて操作手段１２より指示し、修正する場合にはステップＳ１０に進み、修正しない場合にはステップＳ４に進む。修正する場合の例として、電話帳データベース２１に登録したい名称を略称やニックネームなどに変更したい場合が挙げられる。
【００４４】
ステップＳ１０では、ステップＳ６で確認された目的地の情報を操作手段１２により修正し、ステップＳ５に進む。
【００４５】
ステップＳ１１では、ステップＳ７で登録された目的地の情報をデータ送出手段１３、接続手段３を介して端末装置２に転送し、ステップＳ１２で一連の処理を終了する。
【００４６】
接続手段３を介して端末装置２に転送された目的地の情報は、データ入力手段２３において受信され、演算処理手段２５の制御により、端末装置２を人手で操作することなく自動的に電話帳データベース２１に登録される。この際に登録された旨を表示手段２４に表示するように構成してもよい。また、電話帳データベース２１に登録する際に操作手段２２による確認操作を必要とするように構成してもよい。
【００４７】
次に、ナビゲーションシステム１における電話帳データベース登録時の表示手段１４の表示例を説明する。図４は、本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける電話帳データベース登録時の表示例を示す図（その１）である。表示手段１４の表示面１４ａに地図が表示され、地図上に表示された建物１４１、１４２、１４３は、データベース１１内のデータ１１１、１１２、１１３とそれぞれ関連付けされて管理されている。また、データ１１１、１１２、１１３は、法人又は個人の名称と法人又は個人の関連情報である住所あるいは電話番号などのデータから構成されている。
【００４８】
図５は、本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける電話帳データベース登録時の表示例を示す図（その２）であって、ステップＳ４からステップＳ６における表示手段１４の表示例を示す。ステップＳ４において、操作手段１２の操作に基づきポインタ１４４により建物１４３を指示し、建物１４３を目的地として選択する。また、ステップＳ５において、選択された建物１４３に関連付けされているデータ１１３の内容（個人の名前、住所、電話番号）が表示手段１４の表示面１４ｂに地図と共に情報表示１４５として表示される。さらに、データ１１３の内容を電話帳データベース２１に登録するか否かを確認するメッセージが情報表示１４５として表示され、登録するのであればＹＥＳ、さもなければＮＯの指示を操作手段１２の操作により選択する。選択の結果は、ステップＳ６において、それぞれ確認後のＯＫ、ＮＧに対応して処理される。
【００４９】
以上説明したように、本発明のナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法は、建物の場所しか分からない場合でも、ナビゲーションシステムのデータベース内の地図情報とこれに関連付けされた個人の名前、住所、電話番号等とを地図上に表示し、所望の情報を選択することで端末装置の電話帳データベースに登録することができる。
【００５０】
以上の説明において、ナビゲーションシステムは、地図情報と、地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースを備えるシステムであれば、車載用のカーナビゲーションシステム、携帯型のナビゲーションシステム、あるいはパーソナルコンピュータ上で動作する地図情報システム等であってもよい。また、端末装置は、電話帳データベースを備える端末であれば、電話機、携帯電話機、携帯型情報機器（ＰＤＡ）、あるいはパーソナルコンピュータ（パーソナルコンピュータ内の電話帳あるいはハガキ作成ソフト内の電話帳が搭載されたもの）等であってもよい。
【００５１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法は、地図情報に関連付けされたデータベース内の法人又は個人の情報を地図上で表示して所望の情報を選択し、選択された情報を端末装置の電話帳データベースに登録するので、端末における電話帳入力の複雑な操作を省くことができ、電話帳データベースの登録を容易にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るナビゲーションシステム及び端末装置の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の実施例に係るナビゲーションシステム及び端末装置の接続構成を示す図である。
【図３】本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける操作フローを示す図である。
【図４】本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける電話帳データベース登録時の表示例を示す図（その１）である。
【図５】本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける電話帳データベース登録時の表示例を示す図（その２）である。
【符号の説明】
１ ナビゲーションシステム
２ 端末装置
３ 接続手段
１０、２０ バス
１１ データベース
１２、２２ 操作手段
１３ データ送出手段
１４、２４ 表示手段
１４ａ、１４ｂ 表示面
１５、２５ 演算処理手段
２１ 電話帳データベース
２３ データ入力手段
２６ 通信手段
１１１、１１２、１１３ データ
１４１、１４２、１４３ 建物
１４４ ポインタ
１４５ 情報表示
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置内にある電話帳のデータベースにデータを登録するためのシステムに関し、特に、地図情報と関連付けされたデータベースを利用して電話帳を登録するためのナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
電話機、特に携帯電話機等には、電話帳データベースが内蔵されており、法人又は個人の名称、略称、ニックネームなどをキーワードに電話番号を検索でき、簡単に発信できる機能を備えているものが多い。また、ＰＤＡ（Personal Digital Assistant）に代表される携帯型情報機器等にも、一般的に電話帳データベースが内蔵されており、電話番号を検索することができる。
【０００３】
以上のような端末装置に内蔵されている電話帳データベースに名前と電話番号あるいは住所を登録するにあたって、数字キーの組み合わせによって文字を入力する方法が知られている（例えば、特許文献１及び特許文献２参照。）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平１０−１１２７４７号公報（第４頁、第２図、第５図）
【特許文献２】
特開平９−６５３９５号公報（第２−３頁、第２図）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような電話帳データベースのデータを登録するには、ダイヤルキーを操作し、キーを多数回押下して仮名を入力し、仮名漢字変換を行うことで法人又は個人の名称、略称、ニックネームなどのキーワードとなる言葉を入力しなければならず、操作が複雑で手間がかかる。特に、大量に入力しようとすると、多大な時間を必要とする。
【０００６】
また、携帯型情報機器等では表示面にキーボード相当の一覧を表示し、ポインティングデバイスなどで指示し、仮名を選択し、仮名漢字変換を行うことでキーワードとなる言葉を入力する方法、あるいは表示面を特殊な書き順でなぞることで数字、ローマ字、仮名を入力する方法も知られていているが、入力方法に慣れが必要であり、操作が複雑で手間がかかる。
【０００７】
さらに、法人又は個人の所在地は分かるが、電話番号が分からない、法人又は個人の所在地は分かるが、正確な名前が分からない、法人又は個人の名称の一部の情報しか分からない(例えば、漢字が分からない、苗字は分かるが名前が分からない)、といった場合に、電話番号を調べるのに苦労することがある。
【０００８】
従って、本発明の目的は、端末における電話帳入力における複雑な操作を省き、電話帳データベースの登録を容易にした電話帳入力が可能なナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１のナビゲーションシステムは、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースと、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択する操作手段と、前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをシステムの外部に送出するデータ送出手段と、を備えるナビゲーションシステムであって、前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、前記操作手段によって所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称に対応する前記関連情報を登録するか否かを前記操作手段により選択するようにしている。
【００１２】
本発明の第２のナビゲーションシステムは、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースと、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択する操作手段と、前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをシステムの外部に送出するデータ送出手段と、を備えるナビゲーションシステムであって、前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、前記操作手段によって所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称及び前記名称に対応する関連情報の内容を修正するか否かを前記操作手段により選択するようにしている。
【００１５】
本発明の第１の電話帳データベース登録方法は、ナビゲーションシステム内にあって、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースから、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択し、前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをナビゲーションシステムの外部に送出し、送出された前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とを端末装置内に取り込み、取り込まれた前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する関連情報とを前記端末装置内に設けてある電話帳データベースに登録する電話帳データベース登録方法であって、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択するに際し、前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称に対応する前記関連情報を登録するか否かを選択するようにしている。
【００１６】
本発明の第２の電話帳データベース登録方法は、ナビゲーションシステム内にあって、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースから、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択し、前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをナビゲーションシステムの外部に送出し、送出された前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とを端末装置内に取り込み、取り込まれた前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する関連情報とを前記端末装置内に設けてある電話帳データベースに登録する電話帳データベース登録方法であって、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択するに際し、前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称及び前記名称に対応する関連情報の内容を修正するか否かを選択するようにしている。
【００１７】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を以下に説明する。
【００１８】
図１は、本発明の実施の形態に係るナビゲーションシステム及び端末装置の構成を示すブロック図である。ナビゲーションシステム１は、共通のバス１０に接続されたデータベース１１、操作手段１２、データ送出手段１３、表示手段１４、演算処理手段１５から構成される。
【００１９】
データベース１１は、地図情報と、地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と、法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するものである。また、ナビゲーションシステム１を実行させる際の各種のデータを保存している。
【００２０】
操作手段１２は、例えば各種のスイッチ、ジョイスティック、タッチパネル、リモコン操作装置などの入力装置で構成され、表示手段１４と共にマンマシンインタフェースを司るものである。
【００２１】
データ送出手段１３は、データベース１１内の所定の情報を外部に送出するものであって、接続手段３を介して、端末装置２と接続される。
【００２２】
表示手段１４は、液晶表示器などを用いた表示装置で構成され、データベース１１内の所定の情報を操作手段１２による指示等によって表示するものである。ナビゲーションシステム１がカーナビゲーションシステム等である場合には、カーナビゲーションシステムの走行位置に従って、地図上に現在位置、走行予定コース、現在位置の周辺の建物や施設などがデータベース１１内に保存されている各種のデータに基づき表示される。
【００２３】
演算処理手段１５は、ナビゲーションシステム１を制御する主体であって、操作手段１２からの情報あるいはカーナビゲーションシステムの走行位置情報等に基づき、データベース１１から必要な情報を取り出し、表示手段１４に表示する制御を行うものである。また、操作手段１２からの指示を読み取って、データベース１１内の所定の情報を特定のデータ形式に変換し、データ送出手段１３から送出する制御を行うものである。特定のデータ形式とは、ナビゲーションシステム１と端末装置２との間の伝送に適したプロトコル及びコード等を意味するものである。
【００２４】
一方、端末装置２は、共通のバス２０に接続された電話帳データベース２１、操作手段２２、データ入力手段２３、表示手段２４、演算処理手段２５、通信手段２６から構成される。
【００２５】
電話帳データベース２１は、法人又は個人の名称と、法人又は個人の関連情報、特に電話番号情報とを関連付けして蓄積するものである。
【００２６】
操作手段２２は、例えば各種のスイッチやタッチパネルなどから構成され、表示手段２４と共にマンマシンインタフェースを司るものである。
【００２７】
データ入力手段２３は、接続手段３を介して、ナビゲーションシステム１と接続されるものである。
【００２８】
表示手段２４は、液晶表示器などを用いた表示装置で構成され、電話番号などの各種のデータを表示するものである。
【００２９】
演算処理手段２５は、端末装置２を制御する主体であって、操作手段２２からの情報あるいは通信手段２６からの情報に基づき、表示手段１４に対して各種情報の表示の制御を行うものである。また、操作手段１２からの指示によって、電話帳データベース２１内の所定の情報に基づき通信手段２６から発信の制御を行うものである。さらに、接続手段３及びデータ入力手段２３を介してナビゲーションシステム１から受け取ったデータが所定のデータ形式である場合には、データ内の法人又は個人の名称と、法人又は個人の関連情報とを操作手段１２からの指示によらず自動的に電話帳データベース２１に格納する制御を行うものである。
【００３０】
通信手段２６は、いわゆる電話の発着信を行うものであって、端末装置２がＰＤＡなどの携帯型情報機器等では存在しない場合もある。
【００３１】
接続手段３は、ナビゲーションシステム１のデータ送出手段１３と、端末装置２のデータ入力手段２３とを接続するものであって、有線による伝達手段であっても、赤外線や電波等の無線による伝達手段であってもかまわない。
【００３２】
以上説明したような構成において、ナビゲーションシステム１内にあって、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベース１１から、地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を操作手段１２からの指示によって選択し、選択された法人又は個人の名称と名称に対応する関連情報とをデータ送出手段１３からナビゲーションシステム１の外部に送出する。送出された法人又は個人の名称と名称に対応する関連情報とを接続手段３、データ入力手段２３を介して端末装置２内に取り込み、取り込まれた法人又は個人の名称と名称に対応する関連情報とを端末装置２内に設けてある電話帳データベース２１に登録するように動作させることができる。
【００３３】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【００３４】
図２は、本発明の実施例に係るナビゲーションシステム及び端末装置の接続構成を示す図である。
【００３５】
図２の接続構成は、外部に表示手段１４と操作手段１２とを備えたナビゲーションシステム１を有線ケーブルである接続手段３を介して、外部に表示手段２４と操作手段２２とを備えた端末装置２に接続する例である。なお、十分な長さのケーブルを用意することによって、ナビゲーションシステム１と接続している際に、端末装置２を使った通話に支障がないようにすることができる。
【００３６】
次に、ナビゲーションシステム１における操作フロー及びナビゲーションシステム１と端末装置２の動作について説明する。図３は、本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける操作フローを示す図である。
【００３７】
ステップＳ０でスタートすると、ステップＳ１でモード設定を行う。操作手段１２により設定されたモードが、地図上で目的地を指定するモードである場合には、ステップＳ２で従来のカーナビゲーションシステムの動作が行われる。また、操作手段１２により設定されたモードが、電話番号による目的地検索モードである場合にも、ステップＳ３で従来のカーナビゲーションシステムの動作が行われる。なお、ナビゲーションシステム１がカーナビゲーションシステムでない場合には、スタート後、ステップＳ４に進むように動作する。
【００３８】
操作手段１２により設定されたモードが、電話番号登録モードである場合には、ステップＳ４において地図上で目的地の指定がなされる。指定の方法は、表示手段１４に表示された地図上の目的地を操作手段１２により指示する。例えば、カーソルあるいはポインタを地図上に重ね合わせて表示し、所定の位置でクリックすることで行う。また、操作手段１２により住所あるいは郵便番号の全部あるいは一部を入力することで目的地あるいはその近傍の位置を表示するように構成することもできる。さらに、良く知られている施設名を入力することで所定の位置を表示するように構成することもできる。その上で地図の詳細を見ながら、目的地を特定することもできる。また、所定の位置の近傍における候補となる目的地を複数個表示し、その中から目的地を選択する方法もある。
【００３９】
ステップＳ５では、ステップＳ４において指定した目的地の情報を表示手段１４に表示する。
【００４０】
ステップＳ６では、ステップＳ５において表示された目的地の情報を確認する。目的地の情報が所望の情報であれば（ＯＫ）、ステップＳ７に進み、さもなければ（ＮＧ）、ステップＳ９に進む。
【００４１】
ステップＳ７では、ステップＳ６で確認された目的地の情報を登録する。
【００４２】
ステップＳ８では、さらに電話番号登録モードを継続するか否かを操作手段１２により指示し、継続する場合にはステップＳ４に進み、継続しない場合にはステップＳ１１に進む。
【００４３】
ステップＳ９では、ステップＳ６で確認された目的地の情報を修正するか否かについて操作手段１２より指示し、修正する場合にはステップＳ１０に進み、修正しない場合にはステップＳ４に進む。修正する場合の例として、電話帳データベース２１に登録したい名称を略称やニックネームなどに変更したい場合が挙げられる。
【００４４】
ステップＳ１０では、ステップＳ６で確認された目的地の情報を操作手段１２により修正し、ステップＳ５に進む。
【００４５】
ステップＳ１１では、ステップＳ７で登録された目的地の情報をデータ送出手段１３、接続手段３を介して端末装置２に転送し、ステップＳ１２で一連の処理を終了する。
【００４６】
接続手段３を介して端末装置２に転送された目的地の情報は、データ入力手段２３において受信され、演算処理手段２５の制御により、端末装置２を人手で操作することなく自動的に電話帳データベース２１に登録される。この際に登録された旨を表示手段２４に表示するように構成してもよい。また、電話帳データベース２１に登録する際に操作手段２２による確認操作を必要とするように構成してもよい。
【００４７】
次に、ナビゲーションシステム１における電話帳データベース登録時の表示手段１４の表示例を説明する。図４は、本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける電話帳データベース登録時の表示例を示す図（その１）である。表示手段１４の表示面１４ａに地図が表示され、地図上に表示された建物１４１、１４２、１４３は、データベース１１内のデータ１１１、１１２、１１３とそれぞれ関連付けされて管理されている。また、データ１１１、１１２、１１３は、法人又は個人の名称と法人又は個人の関連情報である住所あるいは電話番号などのデータから構成されている。
【００４８】
図５は、本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける電話帳データベース登録時の表示例を示す図（その２）であって、ステップＳ４からステップＳ６における表示手段１４の表示例を示す。ステップＳ４において、操作手段１２の操作に基づきポインタ１４４により建物１４３を指示し、建物１４３を目的地として選択する。また、ステップＳ５において、選択された建物１４３に関連付けされているデータ１１３の内容（個人の名前、住所、電話番号）が表示手段１４の表示面１４ｂに地図と共に情報表示１４５として表示される。さらに、データ１１３の内容を電話帳データベース２１に登録するか否かを確認するメッセージが情報表示１４５として表示され、登録するのであればＹＥＳ、さもなければＮＯの指示を操作手段１２の操作により選択する。選択の結果は、ステップＳ６において、それぞれ確認後のＯＫ、ＮＧに対応して処理される。
【００４９】
以上説明したように、本発明のナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法は、建物の場所しか分からない場合でも、ナビゲーションシステムのデータベース内の地図情報とこれに関連付けされた個人の名前、住所、電話番号等とを地図上に表示し、所望の情報を選択することで端末装置の電話帳データベースに登録することができる。
【００５０】
以上の説明において、ナビゲーションシステムは、地図情報と、地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースを備えるシステムであれば、車載用のカーナビゲーションシステム、携帯型のナビゲーションシステム、あるいはパーソナルコンピュータ上で動作する地図情報システム等であってもよい。また、端末装置は、電話帳データベースを備える端末であれば、電話機、携帯電話機、携帯型情報機器（ＰＤＡ）、あるいはパーソナルコンピュータ（パーソナルコンピュータ内の電話帳あるいはハガキ作成ソフト内の電話帳が搭載されたもの）等であってもよい。
【００５１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法は、地図情報に関連付けされたデータベース内の法人又は個人の情報を地図上で表示して所望の情報を選択し、選択された情報を端末装置の電話帳データベースに登録するので、端末における電話帳入力の複雑な操作を省くことができ、電話帳データベースの登録を容易にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るナビゲーションシステム及び端末装置の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の実施例に係るナビゲーションシステム及び端末装置の接続構成を示す図である。
【図３】本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける操作フローを示す図である。
【図４】本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける電話帳データベース登録時の表示例を示す図（その１）である。
【図５】本発明の実施例に係るナビゲーションシステムにおける電話帳データベース登録時の表示例を示す図（その２）である。
【符号の説明】
１ ナビゲーションシステム
２ 端末装置
３ 接続手段
１０、２０ バス
１１ データベース
１２、２２ 操作手段
１３ データ送出手段
１４、２４ 表示手段
１４ａ、１４ｂ 表示面
１５、２５ 演算処理手段
２１ 電話帳データベース
２３ データ入力手段
２６ 通信手段
１１１、１１２、１１３ データ
１４１、１４２、１４３ 建物
１４４ ポインタ
１４５ 情報表示
Claims (7)
- 地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースと、
前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択する操作手段と、
前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをシステムの外部に送出するデータ送出手段と、を備えるナビゲーションシステムであって、
前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、前記操作手段によって所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称に対応する前記関連情報を登録するか否かを前記操作手段により選択することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースと、
前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択する操作手段と、
前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをシステムの外部に送出するデータ送出手段と、を備えるナビゲーションシステムであって、
前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、前記操作手段によって所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称及び前記名称に対応する関連情報の内容を修正するか否かを前記操作手段により選択することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 前記関連情報は、電話番号であることを特徴とする請求項１又は２記載のナビゲーションシステム。
- 前記関連情報は、電話番号と住所であることを特徴とする請求項１又は２記載のナビゲーションシステム。
- 前記ナビゲーションシステムは、車載用のナビゲーションシステムであることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一項に記載のナビゲーションシステム。
- ナビゲーションシステム内にあって、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースから、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択し、
前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをナビゲーションシステムの外部に送出し、
送出された前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とを端末装置内に取り込み、
取り込まれた前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する関連情報とを前記端末装置内に設けてある電話帳データベースに登録する電話帳データベース登録方法であって、
前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択するに際し、
前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称に対応する前記関連情報を登録するか否かを選択することを特徴とする電話帳データベース登録方法。 - ナビゲーションシステム内にあって、地図情報と地図上で対応付けされている法人又は個人の名称と前記法人又は個人の関連情報とを関連付けして蓄積するデータベースから、前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択し、
前記選択された法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とをナビゲーションシステムの外部に送出し、
送出された前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する前記関連情報とを端末装置内に取り込み、
取り込まれた前記法人又は個人の名称と前記名称に対応する関連情報とを前記端末装置内に設けてある電話帳データベースに登録する電話帳データベース登録方法であって、
前記地図情報に関連付けられた法人又は個人の名称を選択するに際し、
前記ナビゲーションシステムが前記地図情報に基づき地図を表示し、前記地図上の所定の位置が指示された際に、前記位置の近傍の地図上に所在する前記法人又は個人に対応する建物が表示され、所望の建物を指示することで該所望の建物に対応して法人又は個人の名称が表示され、前記名称及び前記名称に対応する関連情報の内容を修正するか否かを選択することを特徴とする電話帳データベース登録方法。
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| JP2002325084A JP4037738B2 (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | ナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法 |
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| JP2002325084A Expired - Lifetime JP4037738B2 (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | ナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法 |
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