JP4036049B2 - 睡眠状態の良否判定システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、宿泊施設における睡眠状態の良否判定システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ホテルや旅館などの宿泊施設においては、インターネットを介して宿泊を予約することができるようにしているところがある。更に、これらの宿泊施設では、インターネットを介して宿泊を予約すると、宿泊料金を割り引くサービスを行っているところもある。
【0003】
また、特定のサービス事業者においては、複数の宿泊施設と契約等を行い、宿泊施設間の競争原理に基づき、利用者に安価な宿泊を提供し得るようにし、集客効果を向上させるようにしているところがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、宿泊施設の評価は、宿泊料金そのものを対象としている場合が多く、睡眠状態そのものが対象となっていなかった。つまり、宿泊施設における睡眠状態が良好であったか否かの判断は、従来、利用者の個人的な評価に委ねられており、客観的な評価がなされていなかった。この結果、宿泊施設における睡眠状態の良否が宿泊料金に反映されていないという問題があった。
【0005】
本発明は、斯かる点に鑑みて成されたもので、宿泊施設における睡眠状態の良否を宿泊料金に反映させることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
具体的に、図1に示すように、請求項1に係る発明は、宿泊施設(20)の客室(21)における就寝者(11)の生理量を検出して睡眠情報を出力する検出手段(30)を備えている。更に、該検出手段(30)が出力した就寝者(11)の睡眠情報より睡眠状態が良好であったか、又は不良であったかを判定する良否判定手段(62)を備えている。加えて、該良否判定手段(62)が睡眠状態の不良を判定すると、宿泊施設(20)の宿泊料金の返金額を導出する返金手段(63)を備えている。
【0007】
この請求項1に係る発明では、宿泊施設(20)の利用者である就寝者(11)が就寝すると、検出手段(30)が就寝者(11)の生理量を検出して睡眠情報を出力する。この検出手段(30)の睡眠情報より良否判定手段(62)は、就寝者(11)の睡眠状態が良好であったか、又は不良であったかを判定する。
【0008】
例えば、上記良否判定手段(62)は、深いNON−REM睡眠が所定時間以上であると、睡眠状態が良好であったと判定し、その判定結果を出力する。一方、上記良否判定手段(62)は、深いNON−REM睡眠が所定時間未満であると、睡眠状態が不良であったと判定し、その判定結果を出力する。そして、上記良否判定手段(62)が睡眠状態の不良を判定すると、返金手段(63)は、宿泊施設(20)の宿泊料金の返金額を導出する。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、上記請求項1において、上記検出手段(30)が、就寝者(11)の生理量を検出するセンサ(42)と、センサ(42)の検出信号に基づき睡眠情報を導出する情報導出部(51)と、該情報導出部(51)が導出した睡眠情報を送信する送信部(52)とを備えている。
【0010】
この請求項2に係る発明では、センサ(42)が就寝者(11)の生理量を検出し、センサ(42)の検出信号に基づき情報導出部(51)が睡眠情報を導出し、該情報導出部(51)が導出した睡眠情報を送信部(52)が送信する。
【0011】
また、請求項3に係る発明は、上記請求項2において、上記送信部(52)は、インターネット(70)に接続され、該インターネット(70)に良否判定手段(62)が接続されている。
【0012】
この請求項3に係る発明では、送信部(52)が出力する睡眠情報がインターネット(70)を経由して良否判定手段(62)に送信される。
【0013】
また、請求項4に係る発明は、上記請求項2において、上記センサ(42)が、マットレス(41)に封入された流体の圧力変動に基づいて該マットレス(41)に横臥する就寝者(11)の生理量を検出するように構成されている。
【0014】
この請求項4に係る発明では、宿泊施設(20)の利用者である就寝者(11)が、例えば、ベッドで就寝すると、マットレス(41)に封入された流体の圧力(マットレス(41)の内圧)が就寝者(11)の心拍、呼吸、体動などによって変動する。センサ(42)は、マットレス(41)に封入された空気の圧力変動を電気信号に変換して出力する。
【0015】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の実施形態1を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1及び図2に示すように、本実施形態の睡眠状態の良否判定システムは、ホテル(20)に設置され、該ホテル(20)の睡眠状態が良好であったか、又は不良であったかを判定するようにしたものである。
【0017】
上記ホテル(20)は、複数の客室(21)を備え、各客室(21)は、就寝部であるベッド(22)が設置されると共に、就寝者(11)の生理量の検出手段(30)が設けられている。そして、該検出手段(30)は、就寝者(11)の生理量を検出するように構成され、生理量検出部(40)と信号処理部(50)とを備えている。そして、該生理量検出部(40)は、上記ベッド(22)に設けられ、エアマット(41)とマイクロホン(42)とを備えている。
【0018】
上記エアマット(41)は、ベッド(22)に敷設され、つまり、ベッド(22)のスポンジマット(23)の下に敷かれている。上記エアマット(41)は、内部に流体である空気が封入されてマットレスを構成している。上記マイクロホン(42)は、エアマット(41)に短いチューブを介して接続されている。
【0019】
上記ホテル(20)の利用者である就寝者(11)が客室(21)に入ってベッド(22)に横たわっている状態において、エアマット(41)に封入された空気の圧力(エアマット(41)の内圧)が就寝者(11)の心拍、呼吸、体動などによって変動する。上記マイクロホン(42)は、エアマット(41)に封入された空気の圧力変動を電気信号に変換して出力するセンサを構成している。
【0020】
上記信号処理部(50)は、情報導出部(51)と送信部(52)とを備え、該情報導出部(51)は、マイクロホン(42)の出力信号(検出信号)に基づき睡眠情報を導出するように構成され、信号分離部(53)と睡眠状態判定部(54)とを備えている。
【0021】
上記信号分離部(53)は、フィルタ回路を備え、マイクロホン(42)から出力された電気信号が入力されている。上記マイクロホン(42)の出力信号には、就寝者(11)の心拍に起因する圧力変動だけでなく、その呼吸や体動などに起因する圧力変動も含まれている。そこで、上記信号分離部(53)は、フィルタ回路を用いて上記マイクロホン(42)の出力信号にフィルタ処理を施すようにしている。
【0022】
具体的に、上記信号分離部(53)は、マイクロホン(42)の出力信号から就寝者(11)の心拍に起因する圧力変動の波形だけを分離し、この圧力変動の波形に基づいて就寝者(11)の心拍数を検出する。つまり、上記信号分離部(53)は、就寝者(11)の生体情報である心拍数を、マイクロホン(42)の出力信号に基づいて検出するように構成されている。
【0023】
上記睡眠状態判定部(54)は、信号分離部(53)で検出された就寝者(11)の心拍数が入力されている。そして、上記睡眠状態判定部(54)は、入力された就寝者(11)の心拍数に基づき、就寝者(11)の睡眠状態である睡眠深度を判定するように構成されている。つまり、就寝者(11)の心拍数と睡眠深度の間には相関関係があり、睡眠深度が深くなるにつれて心拍数も低下してゆく。そこで、上記睡眠状態判定部(54)は、この心拍数と睡眠深度の相関関係を利用し、入力された就寝者(11)の心拍数から就寝者(11)の睡眠深度を判定するようにしている。
【0024】
上記送信部(52)は、睡眠状態判定部(54)が判定した睡眠深度である睡眠情報が入力される一方、この睡眠情報をサーバ(60)に送信するように構成されている。
【0025】
上記サーバ(60)には、受信部(61)と睡眠状態の良否判定部(62)と返金部(63)と出力部(64)とが設けられている。該受信部(61)は、送信部(52)からの睡眠情報を良否判定部(62)に出力する受信手段を構成している。
【0026】
上記良否判定部(62)は、睡眠情報である睡眠深度より、就寝者(11)の睡眠状態が良好であったか、又は不良であったかを判定する良否判定手段を構成している。つまり、就寝者(11)の睡眠深度より、就寝状態をNON−REM睡眠とREM睡眠と覚醒とに区分することができ、更に、NON−REM睡眠は、深いNON−REM睡眠と浅いNON−REM睡眠とに区分することができる。
【0027】
そして、図4に示すように、十分に睡眠して熟睡した就寝者(11)は、就寝時において、深いNON−REM睡眠が70分〜80分である。この深いNON−REM睡眠の時間は、長時間睡眠した者であっても、短時間睡眠した者であってもほぼ同じである。
【0028】
そこで、上記良否判定部(62)は、就寝者(11)の睡眠深度より、深いNON−REM睡眠が所定時間に達しているか否かを判定し、深いNON−REM睡眠が所定時間以上であると、睡眠状態が良好であったと判定する。逆に、上記良否判定部(62)は、深いNON−REM睡眠が所定時間未満であると、睡眠状態が不良であったと判定する。
【0029】
上記返金部(63)は、良否判定部(62)が睡眠状態の不良を判定すると、ホテル(20)の宿泊料金の返金額を算出する返金手段を構成している。
【0030】
上記出力部(64)は、良否判定部(62)及び返金部(63)のそれぞれの出力を受けて、良否判定部(62)の判定結果、及び返金額を表示等する出力手段を構成している。
【0031】
〈作用〉
次に、上述した睡眠状態の良否判定システムの判定動作について説明する。
【0032】
先ず、ホテル(20)の利用者は、客室(21)に入ると、ベッド(22)に横たわり、休息することになる。そして、このホテル(20)の利用者である就寝者(11)は、ベッド(22)で就寝すると、エアマット(41)に封入された空気の圧力(エアマット(41)の内圧)が就寝者(11)の心拍、呼吸、体動などによって変動する。マイクロホン(42)は、エアマット(41)に封入された空気の圧力変動を電気信号に変換して出力する。
【0033】
上記マイクロホン(42)の出力信号は、信号分離部(53)においてフィルタ処理され、就寝者(11)の心拍に起因する圧力変動の波形のみが出力され、睡眠状態判定部(54)は、心拍数と睡眠深度の相関関係を利用し、就寝者(11)の心拍数から就寝者(11)の睡眠深度を判定する。
【0034】
続いて、上記睡眠状態判定部(54)が出力する就寝者(11)の睡眠深度は、送信部(52)からサーバ(60)に送信され、受信部(61)が受信する。この受信部(61)の出力信号を受けて良否判定部(62)は、睡眠情報である睡眠深度より、深いNON−REM睡眠の時間を導出し、睡眠状態の良否を判定する。
【0035】
上記良否判定部(62)は、深いNON−REM睡眠が所定時間以上であると、睡眠状態が良好であったと判定し、その判定結果を出力する。
【0036】
一方、上記良否判定部(62)は、深いNON−REM睡眠が所定時間未満であると、睡眠状態が不良であったと判定し、その判定結果を出力する。そして、返金部(63)は、良否判定部(62)の判定結果に基づいて返金額を算出する。
【0037】
その後、出力部(64)は、良否判定部(62)及び返金部(63)の出力を受けて、良否判定部(62)の判定結果、及び返金額を表示等する。そして、ホテル(20)は、利用者の睡眠状態が不良であると、利用者の宿泊料を割り引くことになる。
【0038】
〈実施形態1の効果〉
以上のように、本実施形態によれば、就寝者(11)の就寝状態の良否を判定するようにしたために、ホテル(20)の主目的である睡眠を対象としてホテル(20)の評価を行うことができる。
【0039】
この結果、ホテル(20)の利用者にとっては実質的に良質のホテル(20)を選択することができる一方、ホテル(20)にとっては、ホテル(20)の主目的である睡眠でもって良い評価を得ることができ、同業他社との差別化を図ることができる。
【0040】
また、宿泊料の返金額を算出するので、返金された場合、就寝者(11)であるホテル(20)の利用者は、睡眠状態の不良に対して精神的な救済を得ることができる。
【0041】
また、上記睡眠情報をエアマット(41)とマイクロホン(42)とにより検出するようにすると、睡眠状態を簡単な構成で確実に検出することができる。
【0042】
また、上記マイクロホン(42)の検出信号に基づき情報導出部(51)が睡眠情報を導出し、送信部(52)が睡眠情報を送信するので、睡眠情報を確実に導出して送信することができる。
【0043】
【発明の実施の形態2】
次に、本発明の実施形態2を図面に基づいて詳細に説明する。
【0044】
図3に示すように、本実施形態は、実施形態1が睡眠情報を送信部(52)がサーバ(60)に直接送信するようにしたのに代えて、睡眠情報をインターネット(70)を介して送信するようにしたものである。
【0045】
つまり、ホテル(20)には、就寝者(11)の生理量の検出手段(30)が設けられる一方、サーバ(60)は、サービス事業者(80)に設けられている。そして、上記ホテル(20)とサービス事業者(80)は、インターネット(70)を介して接続されている。具体的に、上記検出手段(30)の送信部(52)がインターネット(70)に接続される一方、該インターネット(70)にはサーバ(60)の受信部(61)が接続されている。
【0046】
また、上記実施形態1におけるサーバ(60)の出力部(64)に代えて送信部(65)が設けられている。該送信部(65)は、良否判定部(62)及び返金部(63)の出力をインターネット(70)に送信するように構成されている。一方、上記ホテル(20)には、インターネット(70)に接続された出力部(25)が設けられている。該出力部(25)は、送信部(65)の出力をインターネット(70)を介して受信し、良否判定部(62)の判定結果、及び返金額を表示等するように構成されている。
【0047】
したがって、就寝者(11)の睡眠情報は、ホテル(20)からインターネット(70)を経由してサービス事業者(80)が取り込み、睡眠状態の良否結果は、サービス事業者(80)が導出して送信する。該サービス事業者(80)の送信部(65)から送信されたデータは、インターネット(70)を経由してホテル(20)が受信し、出力部(25)は、良否判定部(62)及び返金部(63)の出力を受けて、良否判定部(62)の判定結果、及び返金額を表示等することになる。
【0048】
本実施形態によれば、インターネット(70)を利用するようにしているので、ホテル(20)がサーバ(60)を有する必要がなく、専門業者が睡眠状態の良否判定を行うようにすることができる。この結果、ホテル(20)のシステム利用を向上させることができる。その他の構成、作用及び効果は実施形態1と同様である。
【0049】
【発明の他の実施の形態】
上記各実施形態において、良否判定部(62)は、深いNON−REM睡眠の時間に基づいて判定するようにしたが、本発明の良否判定部(62)は、深いNON−REM睡眠の時間と入眠時間とに基づいて判定するようにしてもよい。つまり、図5に示すように、一般的に、就寝時において、入眠に要する時間は、10分〜15分程度である。したがって、良否判定部(62)は、睡眠深度に基づき、就寝者(11)が一定時間以内(例えば、20分以内)で入眠したか否かを判定する。具体的に、上記良否判定部(62)は、就寝者(11)が一定時間以内に入眠した場合、スムーズに眠れたと判定し、深いNON−REM睡眠の時間が所定時間以上で且つ一定時間未満の入眠であると、睡眠状態が良好であると判定し、深いNON−REM睡眠の時間が所定時間未満であるか、又は一定時間以上の入眠であると、睡眠状態が不良であると判定するようにしてもよい。尚、図5の実線は男性を示し、波線は女性を示している。
【0050】
また、本発明の良否判定部(62)は、深いNON−REM睡眠の時間と覚醒回数とに基づいて判定するようにしてもよい。つまり、良否判定部(62)は、睡眠深度に基づき、就寝者(11)が就寝中に何回覚醒したかを判定する。具体的に、上記良否判定部(62)は、就寝者(11)の覚醒回数が少ない場合、よく眠れたと判定し、深いNON−REM睡眠の時間が所定時間以上で且つ覚醒回数が一定回数未満であると、睡眠状態が良好であると判定し、深いNON−REM睡眠の時間が所定時間未満であるか、又は覚醒回数が一定回数以上であると、睡眠状態が不良であると判定するようにしてもよい。
【0051】
また、本各実施形態は、ホテル(20)について説明したが、本発明は、旅館など各種の宿泊施設を対象としてもよい。
【0052】
また、上記検出手段(30)における生体量検出部(40)は、発汗センサを利用するものであってもよい。つまり、発汗量を計測する場合で、体表での湿度変化を計測対象とする場合、体表に貼付けた湿度センサによる計測又は寝床部に設置した湿度センサによる計測を行う。また、発汗量を計測する場合で、赤外線反射量を計測対象とする場合、人体に向かって放射した赤外線(水の赤外吸収バンド)の反射量の計測を行う。この発汗を検出する場合、NON−REM睡眠状態が多く、REM睡眠時に低下するので(NON−REM睡眠>REM睡眠)、良否判定部(62)は、この発汗量に基づきNON−REM睡眠の時間から睡眠状態の良否を判定するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
したがって、本発明によれば、就寝者(11)の就寝状態の良否を判定するようにしたために、宿泊施設(20)の主目的である睡眠を対象として宿泊施設(20)の評価を行うことができる。
【0054】
この結果、宿泊施設(20)の利用者にとっては実質的に良質の宿泊施設(20)を選択することができる一方、宿泊施設(20)にとっては、宿泊施設(20)の主目的である睡眠でもって良い評価を得ることができ、同業他社との差別化を図ることができる。
【0055】
また、宿泊料の返金額を算出するので、返金された場合、就寝者(11)である宿泊施設(20)の利用者は、睡眠状態の不良に対して精神的な救済を得ることができる。
【0056】
また、請求項2に係る発明によれば、センサ(42)の検出信号に基づき情報導出部(51)が睡眠情報を導出し、送信部(52)が睡眠情報を送信するので、睡眠情報を確実に導出して送信することができる。
【0057】
また、請求項3に係る発明によれば、インターネット(70)を利用するようにしているので、宿泊施設(20)が良否判定手段(62)を有する必要がなく、専門業者が睡眠状態の良否判定を行うようにすることができる。この結果、宿泊施設(20)のシステム利用を向上させることができる。
【0058】
また、請求項4に係る発明によれば、睡眠情報をマットレス(41)とセンサ(42)とにより検出するので、睡眠状態を簡単な構成で確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1の検出手段をを示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態2の構成を示すブロック図である。
【図4】就寝中における睡眠状態を示す特性図である。
【図5】就寝時における入眠時間を示す特性図である。
【符号の説明】
10 良否判定システム
11 就寝者
20 ホテル(宿泊施設)
21 客室
22 ベッド(就寝部)
30 検出手段
40 生理量検出部
41 エアマット
42 マイクロホン(センサ)
50 信号処理部
51 情報導出部
52 送信部
54 睡眠状態判定部
60 サーバ
62 良否判定部(良否判定手段)
63 返金部(返金手段)
70 インターネット

Claims (4)

  1. 宿泊施設(20)の客室(21)における就寝者(11)の生理量を検出して睡眠情報を出力する検出手段(30)と、
    該検出手段(30)が出力した就寝者(11)の睡眠情報より睡眠状態が良好であったか、又は不良であったかを判定する良否判定手段(62)と、
    該良否判定手段(62)が睡眠状態の不良を判定すると、宿泊施設(20)の宿泊料金の返金額を導出する返金手段(63)と
    を備えている睡眠状態の良否判定システム。
  2. 請求項1において、
    上記検出手段(30)は、就寝者(11)の生理量を検出するセンサ(42)と、センサ(42)の検出信号に基づき睡眠情報を導出する情報導出部(51)と、該情報導出部(51)が導出した睡眠情報を送信する送信部(52)とを備えている睡眠状態の良否判定システム。
  3. 請求項2において、
    上記送信部(52)は、インターネット(70)に接続され、該インターネット(70)に良否判定手段(62)が接続されている睡眠状態の良否判定システム。
  4. 請求項2において、
    上記センサ(42)は、マットレス(41)に封入された流体の圧力変動に基づいて該マットレス(41)に横臥する就寝者(11)の生理量を検出するように構成されている睡眠状態の良否判定システム。
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