JP4034554B2 - 額縁等包装箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、額縁等包装箱、より詳細には、写真や絵画等の額縁やこれに類する四角形の額状物を、搬送時や保管時等に収納する厚紙又は段ボール製の受箱と蓋箱から成る額縁等包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
写真や絵画等を収める額縁は、一般に段ボール製の包装箱に入れられて搬送され、あるいは、保管される。この従来の包装箱は、単に段ボールを箱型に形成したもので、額縁の周囲は段ボール1枚で保護されることになる。また、額縁は受箱内に隙間なく収まるため、指を差込む隙間がなく、額縁を出し入れしにくい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来の額縁包装箱は、段ボール1枚で額縁を保護するため、外部からの衝撃を十分に吸収緩和することができず、大きな衝撃を受けた場合に額縁並びに作品を損傷する虞があり、また、受箱内に収まった額縁を取り出しにくいという欠点があった。
【0004】
そこで本発明は、そのような欠点のない、即ち、外部からの衝撃吸収性にすぐれていて額縁(並びに作品)等の収納物を十分に保護でき、受箱からの額縁の取り出しも容易な額縁等包装箱を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、額縁等の四角形物品を収納する受箱と前記受箱に被せられる蓋箱とから成り、前記受箱は、その四隅を残して四辺に平面視横長台形状の中空壁形成され、前記四隅には三角柱状のコーナー受部形成されることにより、前記各中空壁の両側開放端面と前記各コーナー受部の受面とによって平面視四角形状の凹部が形成され、前記受箱に前記額縁等を収納した際に、前記額縁の四辺は前記中空壁によって密着支持され、前記額縁等の4つの角部は前記凹部内に収まって、各角が前記コーナー受部の受面に当って支持され、また、その際に、前記額縁等の各角部の両側に指先を差し入れ可能な隙間が生成されることを特徴とする額縁等包装箱、を以て上記課題を解決した。
【0006】
好ましくは、前記受箱を一枚の紙材を折曲して組み立て可能にし、前記受箱の内底面に、前記中空壁に対する係止手段を設け、また、前記蓋箱の一部を切除して額縁等の収納物を透視可能にする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に依拠して説明する。図1は、本発明に係る包装箱を構成する額縁収納時の受箱1及び蓋箱31を示す斜視図、図2は受箱1の斜視図、図3はその展開図、図4乃至図8は、その組立て方法を示す図である。
【0008】
受箱1は、図3に示す展開状態から四辺を折返すことによって形成される中空壁2〜5と、折曲することによって三角柱状に形成されるコーナー受部6〜9を有する。
【0009】
図示した例において長辺側の中空壁2、4は、連設された外側面10と上面11と内側面12と折込面13とで構成され、短辺側の中空壁3、5は、連設された外側面14と上面15と内側面16と折込面17とで構成される。
【0010】
図3に示されるように、中空壁2、4の上面11の両端11a、11bは、外側面10の端部より少し内側に位置し、且つ、内側に傾斜する。また、内側面12に連設される折込面13の両端13a、13bは、外開きに傾斜する。各面の境界線は、折り線18a〜18dとされる。
【0011】
中空壁3、5の外側面14の両端は、延長されて折込片20が形成される。上面15の両端は、外側面14の端部より少し内側に位置し、且つ、内側に傾斜する。また、内側面16に連設される折込面17の両端17a、17bは、外開きに傾斜する。各面の境界線は、折り線19a〜19dとされる。
【0012】
外側面14における上面15の延設辺の両側に、コーナー受部6〜9を形成するための受部構成部が連設される。受部構成部は、直角三角形の上面21と、上面の21の斜辺に延設される受面22と、上面21の一辺に延設される折込片23とから成る。
【0013】
受箱1の底面24の各辺の中央部には、適宜形状の差込片25、26が形成される。差込片25、26は内方側辺のみがつながっていて他の部分は切り離され、そのつながった辺から折り返して起立可能にされる。一方、各内側面12、16と折込面13、17の境界の折り線18d、19dの各中央部に、差込片25、26の上部が差込まれるスリット27、28が形成される。
【0014】
図3に示す展開状態から受箱1を組立てるには、差込片25、26を起こした状態で、各折り線18a〜18d、19a〜19dを直角に折曲していき(図4、図5)、最後の折り線18a、19aを折曲する際に、各差込片25、26をそれぞれ対応するスリット27、28に差込む(図6)。
【0015】
上記工程において中空壁3を形成する際、折込片20が中空壁2の外側面10の内側に当接する(図6参照)。その状態から、受部構成部の受面22と折込片23を上面21に対して直角に折曲し(図7)、次いで、上面21を外側面14に対して折曲することにより、三角柱状のコーナー受部6〜9を形成する(図8)。かくして受箱1が完成するが、この状態において、各中空壁2〜5は平面視において横長の台形状となり、また、各中空壁2〜5の両側開放端面と、各コーナー受部6〜9の受面22とによって、平面視において四角形状の凹部38が形成されることになる(図2参照)。後述するように、収納時において額縁33の角部がこの凹部38に収まることになる。
【0016】
図9乃至図13は、コーナー受部6〜9の他の構成例を示すものである。ここに示されるものは、上述したものに対し、更に、折込片23に内側受面29と支持底面30とを延設したものである(図9)。
【0017】
この場合は、内側受面29に対して支持底面30を折曲すると共に、折込片23に対して内側受面29を折曲し、また、上面21に対して内側受面29を折曲し、更に、上面21に対して受面22を折曲する(図10)。次いで、上面21に対して折込片23を折曲すると、内側受面29が受面22の裏面に当接して三角柱状体が形成される(図11)。その後外側面14に対して上面21を折曲することにより、コーナー受部6〜9が形成される(図12)。
【0018】
この実施形態の場合は、受面22に加わる押圧力は内側受面29から支持底面30に伝わるが、支持底面30の端面が折込片23及び外側面14に当たって押え止められるので、受面22が額縁33の角に押し込まれて凹むことがなく、額縁33は確固と保持される。
【0019】
蓋箱31は、一般的な構成の蓋箱でもよいが、その表面の一部、例えば、四隅のうちの一ヶ所に三角形等の開口32を設け、その部分に内側から透明ないし半透明のフィルムを張り、蓋箱31を受箱1に被せた状態で、内部を透視可能にすることもできる(図14)。
【0020】
図15に示す実施形態は、蓋箱31の側面に差込折曲片33を設けると共に、受箱1の側面下辺に沿って、差込折曲片33に対応する位置にそれを差込むためのスリット34を形成したものである。差込折曲片33は、蓋箱31の対向する2側面、あるいは、4側面に、縦に2本の平行な切離線を入れ、この切離線間を若干下方に延長し、且つ、切離線の上端間、並びに、側面の下辺に沿った線上に折曲線35を入れることによって形成する。
【0021】
この構成の場合、蓋箱31を受箱1に被せた際に差込折曲片33をスリット34に差込めば、蓋箱31が受箱1から容易に外れないようになり、以て、不用意に蓋箱1が開いて額縁が脱落して破損するようなことがなくなる。
【0022】
上記いずれの実施形態の場合にも、受箱1に額縁36を入れた場合、その四辺は中空壁2〜5によって支持され、4つの角部は凹部38内に収まり、各角が受面22に当ることによって支持されるので、外部からの衝撃は緩衝されて額縁に伝わりにくい。また、額縁収納時において、額縁36の各角部両側に隙間37ができ、そこに指先を挿入できるので、受箱1への額縁36の出し入れが容易である。
【0023】
なお、上記説明においては収納物を額縁としているが、これに限られる訳ではなく、これに類する四角形の額状収納物全てについて利用可能であることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、上述した通りであって、外部からの衝撃吸収性にすぐれていて額縁並びに作品等の収納物を十分に保護でき、受箱に対する額縁の出し入れが容易な額縁等包装箱を提供し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態における受箱の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態における受箱の展開図である。
【図4】本発明の一実施形態における受箱の第1組立過程を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態における受箱の第2組立過程を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態における受箱の第3組立過程を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態における受箱の第4組立過程を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態における受箱の第5組立過程を示す図である。
【図9】本発明の他の実施形態における受箱の第1組立過程を示す図である。
【図10】本発明の他の実施形態における受箱の第2組立過程を示す図である。
【図11】本発明の他の実施形態における受箱の第3組立過程を示す図である。
【図12】本発明の他の実施形態における受箱の第4組立過程を示す図である。
【図13】図12におけるA−A線断面拡大図である。
【図14】本発明の更に他の実施形態を示す斜視図である。
【図15】本発明の更に他の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 受箱
2 中空壁
3 中空壁
4 中空壁
5 中空壁
6 コーナー受部
7 コーナー受部
8 コーナー受部
9 コーナー受部
10 外側面
11 上面
11a 両端
11b 両端
12 内側面
13 折込面
14 外側面
15 上面
16 内側面
17 折込面
17a 両端
17b 両端
18a 折り線
18b 折り線
18c 折り線
18d 折り線
19a 折り線
19b 折り線
19c 折り線
19d 折り線
20 折込片
21 上面
22 受面
23 折込片
24 底面
25 差込片
26 差込片
27 スリット
28 スリット
29 内側受面
30 底面
31 蓋箱
32 開口
33 差込折曲片
34 スリット
35 折曲線
36 額縁
37 隙間

Claims (5)

  1. 額縁等の四角形物品を収納する受箱と前記受箱に被せられる蓋箱とから成り、前記受箱は、その四隅を残して四辺に平面視横長台形状の中空壁形成され、前記四隅には三角柱状のコーナー受部形成されることにより、前記各中空壁の両側開放端面と前記各コーナー受部の受面とによって平面視四角形状の凹部が形成され、前記受箱に前記額縁等を収納した際に、前記額縁の四辺は前記中空壁によって密着支持され、前記額縁等の4つの角部は前記凹部内に収まって、各角が前記コーナー受部の受面に当って支持され、また、その際に、前記額縁等の各角部の両側に指先を差し入れ可能な隙間が生成されることを特徴とする額縁等包装箱。
  2. 前記受箱を一枚の紙材を折曲して組み立て可能にした請求項1に記載の額縁等包装箱。
  3. 前記受箱の内底面に、前記中空壁に対する係止手段を設けた請求項1又は2に記載の額縁等包装箱。
  4. 前記蓋箱の一部を切除して額縁等の収納物を透視可能にした請求項1乃至のいずれかに記載の額縁等包装箱。
  5. 前記蓋箱の側面に差込折曲片を設けると共に、前記受箱に、前記差込折曲片を差込むためのスリットを形成した請求項1乃至のいずれかに記載の額縁等包装箱。
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