JP4030894B2 - 撮影装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信機能を備えた撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、撮影した画像データを送信するために通信機能を有するデジタルカメラが提案されている。一方、携帯電話においても、撮影により画像データを取得するカメラ機能付き携帯電話が普及しつつある(例えば、特許文献1、特許文献2等)。
【0003】
このようなデジタルカメラやカメラ付き携帯電話においては、撮影した画像データを一旦内部メモリに記憶してデジタルカメラが有する液晶モニタに表示したり、電子メールに添付して友人に送信することができる。また、画像データの保管管理を行う画像サーバに画像データを送信して画像データを一旦保管した後、パソコン等から画像サーバにアクセスして画像を閲覧したり、アルバムを作成したり、画像データに画像処理を施したり、ラボ店に対して画像データのプリント注文を行うこともできる。
【0004】
一方、無線LANはデータ通信速度が既存の携帯電話通信網と比較して遙かに高速で通信料金も定額制であるため、とくに画像データのように比較的容量が大きいデータの通信を行うには好適な通信インフラとして注目されている。とくに、近年増えつつあるホットスポットを利用すれば、外出先からも容易に画像データの送受信を行うことが可能である。
【0005】
このようなデジタルカメラから無線LANを利用して画像データを送信する場合、デジタルカメラの所持者(すなわち撮影者)が無線LANの接続サービスを提供するホットスポットに移動し、ホットスポットに設置された無線LAN通信機器の通信可能エリア内に入ったことをデジタルカメラが検知すると、内部メモリに記憶した画像データを無線LAN通信機器経由で外部の画像サーバに送信している。このため、デジタルカメラの所持者は画像データの撮影を行い、ホットスポットに移動するのみで、画像データの送信を行うことができる。とくに、ホットスポットが、駅、街角、コンビニエンスストア等、デジタルカメラの所持者が日常的に立ち寄るような場所に設置されている場合には、デジタルカメラの所持者は画像データの送信を何ら意識することなく、画像データを画像サーバに送信することが可能である。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−233020号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2000−253290号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、デジタルカメラの所持者が画像データの送信中であることに気がつかないままホットスポットから移動してしまうと通信状態が不安定となるため、画像データを正常に送信することができない場合がある。また、ホットスポットであっても、場所によって無線LAN通信機器が発する電界強度が異なるため、電界強度が弱い場所に移動すると通信状態が不安定となって画像データの送信に失敗したり、画像データの送信中に通信が中断してしまうおそれもある。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、画像データの送信中における画像データの送信の中断を防止することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮影装置は、撮影により画像データを取得する撮影手段と、
該撮影手段が取得した画像データを記憶する記憶手段と、
ホットスポットに設置された無線LAN通信機器と通信を行い、前記記憶手段に記憶された前記画像データを該無線LAN通信機器経由で外部の画像サーバに送信する無線LAN通信手段とを備えた撮影装置において、
前記撮影装置が前記無線LAN通信機器の通信可能エリア内にあるか否かを検出する検出手段と、
該検出手段により前記撮影装置が前記通信可能エリア内にあることが検出されると、前記画像データが送信されるように前記無線LAN通信手段を制御する制御手段と、
前記画像データの送信が開始されると、その旨を通知する送信開始通知手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
「無線LAN通信手段」は、ホットスポットに設置された無線LAN通信機器に無線LANにより接続して、無線によりデータの送受信を行うものである。
【0012】
「無線LAN通信機器」は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers:米国電気電子技術者協会)において標準化された規格に準拠したものが用いられる。より具体的には、IEEE802.11a、IEEE802.11b等の規格に準拠したものを用いることが好ましい。また、これらの規格を切り替え可能なものを用いてもよい。IEEE802.11bは、2.4GHz帯を使用し、最大11Mbpsの転送速度を規格化した現在主流のものである。IEEE802.11aは、5.0GHz帯を使用し、最大54Mbpsの転送速度を規格化したものである。なお、2.4GHz帯を使用し、最大54Mbpsの転送速度を規格化したIEEE802.11gも提案されている。
【0013】
「無線LAN通信機器」は、駅、バス停、役所、銀行、コンビニエンスストア、ファーストフード店、繁華街の中心地等、人が立ち寄ることが多い場所やインターネットカフェ等に設置されることが好ましく、このような無線LAN通信機器が設置される場所をホットスポットと称する。
【0014】
「通信可能エリア」とは、無線LAN通信機器が発信する無線通信の電波を受信してデータ通信が可能なエリアであり、「検出手段」により、所定の検出周期で通信可能エリア内に撮影装置があるか否かの検出を行う。
【0015】
「送信開始通知手段」による画像データの送信が開始された旨を通知する方法としては、バイブレーションによるもの、音声によるもの、文字や画像の表示によるもの、またはこれらの組み合わせによるもの等、本発明による撮影装置の所持者に画像データの送信が開始されたことを通知することが可能な任意の方法を用いることができる。
【0016】
なお、本発明による撮影装置においては、前記画像データの送信中に前記無線LAN通信機器の電界強度が所定値以下となると、その旨を通知する通信状況通知手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0017】
この場合、前記無線LAN通信機器が発する電界強度を表示する表示手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0018】
「通信状況通知手段」による無線LAN通信機器の電界強度が所定値以下となった旨を通知する方法としては、バイブレーションによるもの、音声によるもの、文字や画像の表示によるもの、またはこれらの組み合わせによるもの等、本発明による撮影装置の所持者に無線LAN通信機器の電界強度が所定値以下となったことをことを通知することが可能な任意の方法を用いることができる。なお、送信開始通知手段とは異なる態様にて電界強度が所定値以下となったことを通知することが好ましい。
【0019】
「電界強度を表示する」方法としては、電界強度を数値で表示するもの、電界強度のレベルに応じて表示するアンテナの本数を増減させるもの等、種々の態様のものを用いることができる。
【0020】
また、本発明による撮影装置においては、前記画像データの送信が完了すると、その旨を通知する送信完了通知手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0021】
「送信完了通知手段」による画像データの送信が完了した旨を通知する方法としては、バイブレーションによるもの、音声によるもの、文字や画像の表示によるもの、またはこれらの組み合わせによるもの等、本発明による撮影装置の所持者に画像データの送信が完了したことを通知することが可能な任意の方法を用いることができる。なお、送信開始通知手段および通信状況通知手段とは異なる態様にて画像データの送信が完了したことを通知することが好ましい。
【0022】
また、本発明による撮影装置においては、前記検出手段は、前記画像データの送信中は、前記検出を中断する手段であってもよい。
【0023】
「検出を中断する」とは、通信可能エリア内にあるか否かを周期的な検出を中断する場合や、検出回路の電源を遮断する場合を含むものである。
【0024】
ここで、本発明による撮影装置が、無線LAN通信機器の通信可能エリア内にあっても、通信する無線LAN通信機器に接続している他の撮影装置やパソコン等の端末装置の数が多い場合には、無線LANの通信回線が混雑してデータ転送速度が低下する。このため、画像データをストレスなく送信することが可能な所定の条件、例えば無線LAN通信機器に接続している端末装置数が所定のしきい値以下である等の条件を満たす場合にのみ、画像データが送信されるように前記無線LAN通信手段を制御する手段とすることが好ましい。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、検出手段が、撮影装置が無線LAN通信機器の通信可能エリア内にあるか否かを検出して、撮影装置が無線LAN通信機器の通信可能エリア内にあるときには、制御手段が無線LAN通信手段を制御して、記憶手段が記憶した画像データを無線LAN通信機器経由で外部の画像サーバに送信する。また、画像データの送信が開始されると、送信開始通知手段が画像データの送信が開始されたことを通知する。このため、撮影装置の所持者は、画像データの送信が開始されたことを知ることができ、これにより、画像データの送信が開始されたことが通知された後は、その場所から移動しないようにすることにより、無線LAN通信機器との通信が不安定となって、画像データの送信が中断されてしまうことを防止できる。
【0026】
また、画像データの送信中に無線LAN通信機器の電界強度が所定値以下となったときに、通信状況通知手段がその旨を通知することにより、撮影装置の所持者は、電界強度が所定値を越える場所に移動する等の措置を執ることができ、これにより、無線LAN通信機器との通信が中断しそうな場合であっても、画像データの送信が中断されてしまうことを防止できる。
【0027】
この際、無線LAN通信手段の電界強度を表示手段に表示すれば、撮影装置の所持者はその表示を頼りに電界強度が所定値を越える場所に移動することが容易となる。
【0028】
また、送信完了手段が画像データの送信が完了したことを通知することにより、撮影装置の所持者は画像データの送信が完了していることから、ホットスポットに居続ける必要がないことを知ることができる。
【0029】
また、検出手段を、画像データの送信中は通信可能エリアの検出を中断する手段とすることにより、電源の無駄な消費を防ぐことが可能となる。
【0030】
また、制御手段を、無線LAN通信機器とのデータ通信速度が所定の条件を満たす場合にのみ画像データを送信する手段とすることにより、より高速に画像データを送信することができ、その結果、撮影装置の所持者はホットスポットにいる時間を短くすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の撮影装置の実施形態である無線LANデジタルカメラの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施形態による無線LANデジタルカメラ(以下MDSCとする)1は、撮影により画像データを取得する撮影手段2と、撮影手段2が取得した画像データを記憶する記憶手段3と、ホットスポットに設置された無線LAN通信機器と通信を行う無線LAN通信手段4と、MDSC1が無線LAN通信機器の通信可能エリア内であるか否かを検出する検出手段5と、検出手段5がMDSC1が無線LAN通信機器の通信可能エリア内にあることを検出すると、記憶手段3に記憶している画像データを外部の画像サーバに送信するように無線LAN通信手段4を制御するとともに、MDSC1の駆動を制御する制御手段6と、種々の表示を行う液晶モニタ等の表示手段7と、画像データの送信が開始されるとその旨をMDSC1の所持者であるユーザに通知する送信開始通知手段8と、画像データの送信中に無線LAN通信手段4の電界強度が所定値以下となるとその旨をユーザに通知する通信状況通知手段9と、画像データの送信が完了するとその旨をユーザに通知する送信完了通知手段10とを備える。
【0032】
撮影手段2は、CCD、撮影レンズ、シャッタ等を備え、撮影により画像データを取得する。
【0033】
記憶手段3としては、MDSC1の内部に設けられる磁気記録可能な半導体メモリ、光学的に記録可能なメモリ等を用いることができる。なお、記憶手段3は、MDSC1から取り外し自在なメモリカードであってもよい。
【0034】
また、記憶手段3には、無線LAN通信機器と通信を行う際に必要なWEP(Wired Equivalent Privacy)キーおよび後述する画像サーバにログオンする際に必要なIDおよびパスワードが記憶されている。
【0035】
無線LAN通信手段4は無線LAN通信回路からなり、無線LANを利用してホットスポットの無線LAN通信機器と通信を行って、画像データを無線LAN通信機器に送信する機能を備えたものである。
【0036】
検出手段5は、無線LAN通信手段4から所定の周期でポーリングを行い、MDSC1が無線LAN通信機器の通信可能エリア内であるか否かの検出を行う。
【0037】
制御手段6は、動作プログラム等が記憶されているROMと、プログラム実行時の作業領域となるRAM等から構成され(不図示)、検出手段5によりMDSC1が無線LAN通信機器の通信可能エリア内にあると判定された場合に、無線LAN通信手段4を制御して記憶手段3に記憶されている画像データを無線LAN通信機器に送信する。
【0038】
なお、一般にデジタルカメラには、電源「ON」、「OFF」、「スタンバイ」等のモードを選択することが可能である。このため、本実施形態によるMDSC1においても、このようなモードを選択可能としておき、「スタンバイ」の状態で、常に画像データの送信ができるように無線LAN通信手段4に電源を供給した状態にしておき、MDSC1が無線LAN通信機器の通信可能なエリア内にあることを検出手段5が検出すると、記憶手段3に記憶されている画像データを無線LAN通信機器に自動的に送信するように、制御手段6が無線LAN通信手段4を制御する。
【0039】
また、画像データの送信中、制御手段6は無線LAN通信機器が発する電界強度を表示手段7に表示する。図2は、表示手段7に表示される電界強度を示す図である。図2に示すように、本実施形態においては、アンテナ7Aの本数により無線LAN通信機器が発する電界強度を表示するものであり、アンテナ7Aの本数が3本が最も電界強度が高く、以下本数が少なくなるに連れて、電界強度が低くなる。なお、電界強度を数値で表示してもよい。
【0040】
また、制御手段6は、画像データを送信する際には、無線LAN通信機器とのデータ通信速度を検出し、画像データの送信を効率よく行うことができる条件である場合にのみ、画像データの送信を行うよう無線LAN通信手段4を制御する。なお、条件については後述する。
【0041】
送信開始通知手段8はバイブレータからなり、無線LAN通信手段4が画像データの送信を開始すると振動する。なお、送信開始通知手段8としては、バイブレータのみならず、音声を発するもの、文字や画像を表示手段7に表示するもの、またはバイブレータ、音声、文字や画像の表示の組み合わせ等を用いることができる。
【0042】
通信状況通知手段9は送信開始通知手段8と同様にバイブレータからなり、無線LAN通信機器の電界強度が低下してアンテナ7Aが3本現れる状態から、2本以下現れる状態となると振動する。なお、通信状況通知手段9としては、バイブレータのみならず、音声を発するもの、文字や画像を表示手段7に表示するもの、またはバイブレータ、音声、文字や画像の表示の組み合わせ等を用いることができる。
【0043】
送信完了通知手段10は送信開始通知手段8と同様にバイブレータからなり、画像データの送信が完了すると振動する。なお、送信完了通知手段10としては、バイブレータのみならず、音声を発するもの、文字や画像を表示手段7に表示するもの、またはバイブレータ、音声、文字や画像の表示の組み合わせ等を用いることができる。
【0044】
なお、本実施形態においては、送信開始通知手段8、通信状況通知手段9および送信完了通知手段10は、ユーザが画像データの送信の開始、電界強度の低下および画像データの送信完了を識別できるように、それぞれ異なる振動の仕方で振動する。
【0045】
また、送信開始通知手段8、通信状況通知手段9および送信完了通知手段10と同一の手段とし、画像データの送信の開始、電界強度の低下および画像データの送信完了を検知すると、それぞれ異なる振動の仕方により、画像データの送信の開始、電界強度の低下および画像データの送信完了ユーザに通知するものとしてもよい。
【0046】
図3は町中におけるホットスポットを説明するための図である。ホットスポットは無線LAN通信機器20が設置されて無線LANによるデータ通信を行うことが可能な場所であり、駅、バス停、役所、銀行、コンビニエンスストア、ファーストフード店、繁華街の中心地、インターネットカフェ等人が立ち寄ることが多い様々な場所に設けられる。本実施形態においては図3に示すA店、B店およびC店に無線LAN通信機器20が設置されて、A店、B店およびC店の店内およびその周辺がホットスポットとなっているものとする。
【0047】
なお、無線LAN通信機器20はインターネット30に接続されており、インターネット30には画像データを保管管理する画像サーバ40が接続されている。また、図3において、実線の円がアンテナ7Aが3本出現する電界強度のエリアを示し、破線がアンテナ7Aが2本出現する電界強度のエリアを示す。ここで、アンテナ7Aが2本出現すれば、無線LANによる通信を概ね良好に行うことができるものとする。
【0048】
画像サーバ40は、画像データを保管するために大容量の記憶装置を備えたものが好ましく、サービスセンターやラボ店等に設置される。あるいは、無線LAN接続サービスを提供するホットスポットに、無線LAN通信機器20とやや容量が小さい画像サーバ40を設置するようにしてもよい。さらに、やや容量が小さい画像サーバ40に一旦保管した画像データを、大容量の記憶装置を備えた画像サーバ40に転送するようにしてもよい。
【0049】
また、画像データの送信後は、ユーザは画像サーバ40に自身のパソコンを用いてアクセスして、画像サーバ40に保管された画像データを閲覧することができる。また、閲覧した画像データのプリント出力やCD−R、DVD−R等のメディアへの記録等の注文を行うこともできる。
【0050】
なお、MDSC1の所持者であるユーザは、画像サーバ40にログオンするために、画像サーバ40からIDおよびパスワードの発行を受けて記憶手段3に記憶しており、画像データの送信時には、無線LAN通信手段4が記憶手段3からIDおよびパスワードを読み出して画像サーバ40に送信することによりユーザの認証が行われ、認証された場合にのみ画像データの画像サーバ40への送信が許可される。
【0051】
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図4および図5は、本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、本実施形態においては、撮影により取得した画像データは記憶手段3に記憶されており、MDSC1は画像データの送信を行うことが可能なスタンバイ状態となっているものとする。
【0052】
まず、検出手段5が、MDSC1が無線LAN通信機器20の通信可能エリア内にあるか否かを監視しており(ステップS1)、ステップS1が肯定されると、制御手段6が、無線LAN通信機器20の電界強度がアンテナ7Aが3本現れる十分な強度であるか否かを判定する(ステップS2)。なお、電界強度は常時表示手段7に表示される。
【0053】
ここで、図3に示すようにユーザが地点P1から矢印Y1方向に向かって移動し、A店の前を経由してB店に向かっているとすると、A店の前を通過中に一旦A店の無線LAN通信機器20の通信可能エリア内に入るため、ステップS1が肯定されるが、A店の前においては電界強度が破線内、すなわちアンテナ7Aが2本しか出現しない程度の強度であるため、ステップS2が否定される。
【0054】
一方、ユーザがB店の店内に入ると、ステップS1が肯定され、さらにB店の店内は電界強度が実線内、すなわちアンテナ7Aが3本出現する十分な強度であるため、ステップS2が肯定される。
【0055】
ステップS2が否定されるとステップS1に戻る。ステップS2が肯定されると、制御手段6は接続を確立させるために必要な認証情報であるSSID(Service Set Identifier)のリストを無線LAN通信機器20から取得し(ステップS3)、その無線LAN通信機器20がMDSC1自身が加入するプロバイダとローミング可能なプロバイダが設置したローミング対象の無線LAN通信機器20であるか否かを判定する(ステップS4)。
【0056】
ステップS4が肯定されると、MDSC1内においてユーザの設定によりローミングが禁止されている場合もあるため、ローミングが禁止されているか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5が肯定されるとステップS1に戻り、他の無線LAN通信機器20の通信可能エリアを探索する。
【0057】
ステップS4,S5が否定されると、その無線LAN通信機器20との通信を確率させるべく、WEPキーを無線LAN通信機器20に送信する(ステップS6)。無線LAN通信手段4において設定したWEPキーと無線LAN通信機器20において設定したWEPキーとが一致して通信が確立されると(ステップS7)、さらに制御手段6は、画像サーバ40にログオンするためのIDおよびパスワードを無線LAN通信機器20に送信する(ステップS8)。これにより、MDSC1が画像サーバ40にアクセスして画像データを送信可能な状態となる(ステップS9)。
【0058】
さらに、制御手段6は、現在通信中の無線LAN通信機器20に接続中のMDSC1やパソコン等の端末装置の数を無線LAN通信機器20から取得する(ステップS10)。なお、端末装置の数に代えて、接続中の端末装置等の通信機器のMACアドレス(Media Access Control Address)数を取得してもよい。
【0059】
そして、制手段部6は、端末装置数が予め定められた所定のしきい値Th1と比較することにより、無線LAN通信機器20との間の通信の混雑状況を判定し(ステップS11)、端末装置数がしきい値Th1以上となりステップS11が肯定されるとステップS1に戻り、他の無線LAN通信機器20の通信可能エリアを探索する。ステップS11が否定されると転送時間評価処理を行う(ステップS12)。この際、しきい値Th1の値を小さくして、次回の判定時にはステップS11が肯定されるようにしてもよい。
【0060】
ここで、無線LAN通信機器20が接続しているインフラが光ファイバーであれば、データ転送速度は上りで20Mbpsであるが、ADSLの場合データ転送速度は上りで1Mbpsであり、その速度に20倍の差がある。このため、しきい値Th1は、無線LAN通信機器20が接続しているインフラの種類に応じて変更することが好ましい。
【0061】
図6は転送時間評価処理のフローチャートである。まず、制御手段6は、記憶手段3に記憶されている画像データの総容量を算出する(ステップS31)。そして、現在接続中の無線LAN通信機器20の上りのデータ転送速度に関する情報(以下転送速度情報)を取得する(ステップS32)。この転送速度情報は、データ転送速度計測サイトにアクセスすることにより入手できる。
【0062】
そして、転送速度情報により表されるデータ転送速度により画像データの総容量を除算して、全ての画像データを送信するのに要する転送時間を算出する(ステップS33)。
【0063】
ここで、データ容量が500KBの画像データが記憶手段3に40個記憶されている場合、画像データの総容量は20MBとなる。そして、転送速度情報により表されるデータ転送速度が500kbpsである場合には、転送時間は約5.3分となる。一方、データ転送速度が10Mbpsである場合には、転送時間は約16秒となる。また、データ転送速度が遅くても、画像データ数が少なく画像データの総容量が小さい場合には転送時間は短くなる。
【0064】
そして、算出した転送時間が予めユーザが設定したしきい値Th2以下であるか否かを判定し(ステップS34)、ステップS34が肯定されると画像データの送信を許可し(ステップS35)、転送時間評価処理を終了する。一方、ステップS34が否定されると転送時間評価処理を終了する。
【0065】
図5に戻り、ステップS12の転送時間評価処理において画像データの送信が許可されたか否かを判定し(ステップS13)、ステップS13が否定されるとステップS1に戻り、他の無線LAN通信機器20の通信可能エリアを探索する。ステップS13が肯定されると、制御手段6が検出手段5を停止し(ステップS14)、無線LAN通信手段4が画像データの送信を開始する(ステップS15)。これと同時に、送信開始通知手段8が振動して、画像データの送信が開始されたことをユーザに通知する(ステップS16)。画像データの送信中は、無線LAN通信機器20の電界強度の確認処理が行われる(ステップS17)。
【0066】
図7は電界強度確認処理のフローチャートである。電界強度確認処理においては、制御手段6が無線LAN通信手段4により、現在通信中の無線LAN通信機器20の電界強度を測定し(ステップS41)、無線LAN通信機器20の電界強度がアンテナ7Aが3本現れる十分な強度であるか否かを判定する(ステップS42)。
【0067】
ここで、ユーザがB店の店内にいる場合には、無線LAN通信機器20の電界強度は図3における実線内すなわちアンテナ7Aが3本出現する十分な強度であるため、ステップS42が肯定される。一方、ユーザがB店から出て移動を開始し、無線LAN通信機器20の電界強度が実線の領域から出ると、電界強度が破線内すなわちアンテナ7Aが2本しか出現しない程度の強度となるため、ステップS42が否定される。
【0068】
ステップS42が肯定されると電界強度確認処理を終了する。ステップS42が否定されると、通信状況通知手段9が振動して、電界強度が低下したことをユーザに通知する(ステップS43)。ユーザは、この通知を受けて、再度B店に入って、電界強度が十分な通信可能エリアに移動するという措置を執ることができる。なお、電界強度は表示手段7に表示されるアンテナ7Aの数により確認できる。
【0069】
さらに、ユーザが通信状況通知手段9が振動していることに気がつかないで、無線LAN通信機器20の通信可能エリアから離れてしまうと、通信状況が不安定となる。このため、制御手段6は、ユーザが無線LAN通信機器20の通信可能エリアから離れてしまうことにより、電界強度が画像データの送信を続けることができないほど低下して、通信環境が限界となったか否かを判定し(ステップS44)、ステップS44が否定されるとステップS41に戻る。ステップS44が肯定されると、通信中の無線LAN通信機器20との通信を遮断し(ステップS45)、電界強度確認処理を終了する。
【0070】
図5に戻り、制御手段6は、ステップS17の電界強度確認処理において、通信中の無線LAN通信機器20との通信を遮断したか否かを判定し(ステップS18)、ステップS18が肯定されるとステップS1に戻り、他の無線LAN通信機器20の通信可能エリアを探索する。ステップS18が否定されると、全ての画像データの送信が完了したか否かを判定し(ステップS19)、ステップS19が否定されるとステップS17に戻る。
【0071】
ステップS19が肯定されると、送信完了通知手段10が振動して、画像データの送信が完了したことをユーザに通知する(ステップS20)。そして、制御手段6は通信中の無線LAN通信機器20との通信を遮断し(ステップS21)、処理を終了する。
【0072】
画像サーバ40に送信された画像データは、画像サーバ40に保管される。ユーザは、後日自身のパソコンから画像サーバ40にアクセスして画像データを閲覧することができる。また、画像データのプリント出力やメディアへの記録等の注文を行うこともできる。
【0073】
このように、本実施形態においては、送信開始通知手段8が画像データの送信が開始されたことをMDSC1のユーザに通知しているため、ユーザは画像データの送信が開始されたことを知ることができる。このため、画像データの送信が開始されたことが通知された後は、その場所から移動しないようにすることにより、無線LAN通信機器20との通信が不安定となって、画像データの送信が中断されてしまうことを防止できる。
【0074】
また、通信状況通知手段9が、画像データの送信中に無線LAN通信機器20の電界強度がアンテナ7Aが2本以下となって不十分となると、その旨をユーザに通知しているため、ユーザは電界強度が十分な場所に移動する等の措置を執ることができ、これにより、無線LAN通信機器20との通信が中断しそうな場合であっても、画像データの送信が中断されてしまうことを防止できる。
【0075】
この際、無線LAN通信機器20の電界強度を表示手段7に表示すれば、ユーザはその表示を頼りに電界強度が十分な場所に移動することが容易となる。
【0076】
また、送信完了通知手段10が画像データの送信が完了したことを通知することにより、ユーザは画像データの送信が完了しているために、ホットスポットに居続ける必要がないことを知ることができる。
【0077】
また、画像データの送信中は、検出手段を停止することにより、電源の無駄な消費を防ぐことが可能となる。
【0078】
また、無線LAN通信機器20とのデータ通信速度が所定の条件を満たす場合にのみ画像データを送信しているため、より高速に画像データを送信することができ、その結果、ユーザはホットスポットにいる時間を短くすることができる。
【0079】
なお、上記実施形態においては、MDSC1は送信開始通知手段8、通信状況通知手段9および送信完了通知手段10を備えているが、通信状況通知手段9および送信完了通知手段10のいずれか一方のみを備えるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影装置の実施形態である無線LANデジタルカメラ(MDSC)の構成を示す概略ブロック図
【図2】表示手段に表示されるアンテナを示す図
【図3】町中におけるホットスポットを説明するための図
【図4】本実施形態において行われる処理を示すフローチャート(その1)
【図5】本実施形態において行われる処理を示すフローチャート(その2)
【図6】転送時間評価処理のフローチャート
【図7】電界強度確認処理のフローチャート
【符号の説明】
1 無線LANデジタルカメラ(MDSC)
2 撮影手段
3 記憶手段
4 無線LAN通信手段
5 検出手段
6 制御手段
7 表示手段
8 送信開始通知手段
9 通信状況通知手段
10 送信完了通知手段
Claims (5)
- 撮影により画像データを取得する撮影手段と、
該撮影手段が取得した画像データを記憶する記憶手段と、
ホットスポットに設置された無線LAN通信機器と通信を行い、前記記憶手段に記憶された前記画像データを該無線LAN通信機器経由で外部の画像サーバに送信する無線LAN通信手段とを備えた撮影装置において、
前記撮影装置が前記無線LAN通信機器の通信可能エリア内にあるか否かを検出する検出手段と、
該検出手段により前記撮影装置が前記通信可能エリア内にあることが検出されると、前記画像データが送信されるように前記無線LAN通信手段を制御する制御手段と、
前記画像データの送信が開始されると、その旨を通知する送信開始通知手段とを備え、
前記検出手段は、前記画像データの送信中は前記検出を中断する手段であることを特徴とする撮影装置。 - 前記画像データの送信中に前記無線LAN通信機器の電界強度が所定値以下となると、その旨を通知する通信状況通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
- 前記無線LAN通信機器が発する電界強度を表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
- 前記画像データの送信が完了すると、その旨を通知する送信完了通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮影装置。
- 前記制御手段は、前記無線LAN通信機器とのデータ通信速度が所定の条件を満たす場合にのみ、前記画像データが送信されるように前記無線LAN通信手段を制御する手段であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の撮影装置。
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