JP4030400B2 - コンテンツ再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はコンテンツ再生装置に関し、特にたとえば記録媒体に記録された音楽、画像などのコンテンツを再生する、コンテンツ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のコンテンツ再生装置は、ユーザが再生指示を入力すると、記録媒体に記録された複数の音楽データのようなコンテンツデータから指示された音楽データを再生する。そして、ユーザが再生の停止を指示するまでは、記録媒体に記録した順序或いはユーザによって並べ替えられた順序に従って連続的に複数の音楽データを再生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来技術のコンテンツ再生装置では、音楽データの著作権を保護するため、各音楽データの再生に先立って、再生権限(ライセンス)の有無が判別される。したがって、有効なライセンスを有しない音楽データが連続している場合には、認証処理のみが続けて実行されるが音楽データが再生されないため、曲間のブランクが不必要に長くなるという問題があった。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、ライセンスを有するコンテンツとライセンスを有していないコンテンツとが混在する場合でも曲間ブランクが不必要に長くなることがない、コンテンツ再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、記録媒体に記録された複数のコンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、複数のコンテンツの各々がライセンスを有する第1コンテンツおよびライセンスを有しない第2コンテンツのいずれであるかを判別する第1判別手段、第2コンテンツに優先して第1コンテンツに識別番号を割り当てる割当手段、および複数のコンテンツを識別番号に従う順序で再生する再生手段を備えることを特徴とする、コンテンツ再生装置である。
【0006】
【作用】
コンテンツ再生装置は、記録媒体に記録された複数のコンテンツを再生する。ライセンスを有する第1コンテンツには、ライセンスを有しない第2コンテンツに優先して、識別番号が割り当てられる。再生時には、この識別番号に従う順序でコンテンツが再生される。つまり、ライセンスを有する第1コンテンツが連続的に再生される。
【0007】
たとえば、ライセンスを有する場合であっても、当該ライセンスが再生回数や再生期限のような制限により、無効になっている場合には、コンテンツを再生することができない。つまり、ライセンスの有無が判別され、ライセンスを有する場合には、さらに当該ライセンスの有効性が判別される。したがって、ライセンスを有しない第2コンテンツおよび有効なライセンスを有しない第1コンテンツに優先して、有効なライセンスを有する第1コンテンツに識別番号が割り当てられるようにしてある。
【0008】
また、ユーザが再生する順序を変更する場合、変更にかかるコンテンツのライセンスの有無およびその有効性を判別し、第2コンテンツまたは有効なライセンスを有しない第1コンテンツである場合には、順序の変更を禁止する。再生可能なコンテンツの集まりに、再生不能なコンテンツが含まれるのを防止することができる。
【0009】
【発明の効果】
この発明によれば、ライセンスを有するコンテンツを連続的に再生するので、認証処理を短時間で終えることができる。つまり、ライセンスを有するコンテンツとライセンスを有していないコンテンツとが混在する場合であっても、曲間ブランクが必要以上に長くなることがない。
【0010】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のコンテンツ記録再生装置(以下、単に「記録再生装置」という。)10はメモリカード12を含み、このメモリカード12は記録再生装置10に着脱可能(着脱自在)に設けられる。メモリカード12は、記録再生装置10に設けられるスロット14に装着され、メモリインターフェイス(I/F)16を介してCPU18に接続される。
【0012】
メモリカード12には、コンテンツデータ(この実施例では、音楽データ)が圧縮された状態で複数曲分記録される。音楽データは、それぞれMP3などの任意のフォーマットに従って圧縮され、かつ任意の圧縮率(ビットレート)で圧縮されている。また、このメモリカード12には、それぞれの音楽データを伸張(復調)するためのデコードソフト(復号プログラム)も併せて記録される。
【0013】
なお、音楽データは、WMA(Windows Media (登録商標)Audio)やAACのような他の任意の圧縮フォーマットに従って圧縮・変調されるようにしてもよい。
【0014】
このような音楽データは、著作権の保護のため、自由な再生が許されておらず、音楽データについて有効な再生権限(ライセンス)を有する場合に、当該音楽データを再生することができる。したがって、音楽データを再生するためのライセンスを有しており、そのライセンスが再生回数や再生期間の制限を満たす場合には、つまり有効なライセンス(有効ライセンス)の場合には、当該音楽データが再生される。一方、ライセンスがない場合には、当該音楽データを再生することができない。また、ライセンスを有する場合であっても、再生回数や再生期間の制限を満たさない場合には、つまり無効なライセンス(無効ライセンス)の場合には、当該音楽データを再生することができない。
【0015】
ただし、著作権の保護が施されていない音楽データは、ライセンスの有無等に拘わらず、自由に再生することができる。
【0016】
図1に戻って、CPU18には、操作キー20が接続され、この操作キー20を操作することにより、モードを切り換えたり、メニューを選択したり、記録(録音)、再生、停止、送り(FF)、戻し(RW)および音量調整などの指示を入力したり、曲順変更、曲追加或いは曲削除などを実行したりすることができる。
【0017】
また、CPU18には、外部I/F22を介してUSB端子24が接続される。このUSB端子24には、図示しないパーソナルコンピュータのようなコンピュータなどを接続することができる。したがって、コンピュータを用いてインターネット上の任意のサイトからダウンロードした音楽データやコンピュータに装着されたCD−ROMに記録された音楽データを、USB端子24および外部I/F22を介してCPU18に与えることができる。すると、音楽データは、CPU18の指示の下、DSP30の処理によってMP3のような所定のフォーマットに従ってエンコード(圧縮・変調処理)された後、メモリI/F16を介してメモリカード12に転送される。
【0018】
ただし、コンピュータによってダウンロードした音楽データであって、予めMP3などのフォーマットで圧縮・変調処理が施されている音楽データは、そのままメモリI/F16を介してメモリカード12に転送される。
【0019】
また、CPU18には、液晶ドライバ(図示せず)を介して液晶のディスプレイ26が接続される。ディスプレイ26には、現在時刻(カレンダー)、現在のモード、再生時における動作状態(再生、停止、FF或いはRW等)、電池残量、音量、再生リストおよび再生中の曲名とそれに関連する情報(たとえば、アーティスト名やアルバム名)などが表示される。
【0020】
ここで、再生リストは、図2に示すように、メモリカード12に記憶された後述する管理情報に基づき、音楽データの曲名およびアーティスト名を再生する順序で表示するものである。つまり、図2から分かるように、再生リストでは、曲名に対応してそのアーティスト名が記述され、それぞれの曲に対して番号が付されている。通常、この番号に従う順序で音楽データは再生される。
【0021】
たとえば、ユーザが操作キー20に含まれるモードキーを操作することにより、録音/再生する音楽の音質を設定したり、ディスプレイ26の表示方法を設定したりすることができる。このとき、ユーザは、ディスプレイ26の表示を見て、どのような設定がなされているか(現在のモード)を判断することができる。また、設定に際しては、操作キー20に含まれるジョグダイヤルやボリュームキーなどの各種キー(図示せず)が操作される。
【0022】
音楽を再生する場合には、上述したような再生リストおよび音楽(曲)を選択するためのカーソルがディスプレイ26に表示される。なお、ディスプレイ26の表示画面の大きさにもよるが、再生リストは多数の曲を含むため、その一部がディスプレイ26に表示され、他の部分はスクロールすることにより、ディスプレイ26に表示される。
【0023】
ここで、ユーザが操作キー20に含まれるジョグダイヤルをいずれか一方に回転すると、カーソルがディスプレイ26の画面上を上下にスクロールされ、したがって、所望の曲を選択することができる。次いで、ジョグダイヤルが押される(オンされる)と、つまり再生指示が入力されると、カーソルが指す曲の再生処理が開始される。
【0024】
このようにして、CPU18は再生処理を開始するが、曲を再生を開始する前に、再生する曲(音楽データ)についての有効ライセンスの有無およびライセンスの有効性が判断される。メモリカード12には、図3に示すような音楽データについての管理情報が記録されており、この管理情報を参照することにより、CPU18はライセンスの有無を判断する。さらに、ライセンスを有する場合には、同じくメモリカード12に記録されるライセンスの内容を参照して、ライセンスの有効性を判断する。
【0025】
図3を参照して、管理情報は、先頭に総曲数(N)の情報を含むヘッダ情報が記述される。また、ヘッダ情報は、各曲(音楽データ)に対応する曲情報(1),曲情報(2),…,曲情報(N)のそれぞれが記述される先頭アドレスの情報を含む。このヘッダ情報に続いて、曲情報(1)〜(N)が再生すべき順序で記述される。この実施例では、曲情報には、コンテンツID、曲名、アーティスト名、アルバム名、ファイル名、再生時間(演奏時間)およびライセンスの有無の情報が含まれる。
【0026】
したがって、CPU18は再生指示があった曲(音楽データ)についての曲情報に含まれるライセンスの有無の情報を取得する。そして、ライセンスが無い場合には、当該音楽データを再生することは許されないため、ディスプレイ26にライセンスが無く再生することができない旨を表示する。つまり、再生できない旨が警告される。
【0027】
一方、ライセンスが有る場合には、さらに有効ライセンスか無効ライセンスかを判別し、有効ライセンスであれば、当該音楽データをメモリカード12から読み出すとともに、当該音楽データのデコードソフトを読み出して、DSP30に与える。そして、再生指示をDSP30に与える。
【0028】
すると、DSP30が、デコードソフトを用いて音楽データをMP3フォーマットに従ってデコード(伸張)する。デコードされた音楽データは、D/A変換器32でアナログの音楽信号に変換される。そして、変換後の音楽信号は、オーディオアンプ(AMP)34によって増幅された後、出力端子(ジャック端子)36からヘッドフォン38に入力される。これにより、ユーザは、再生指示した曲を聞くことができる。
【0029】
ただし、無効ライセンスである場合には、ライセンスが無効であるため、ライセンスが無い場合と同様に、ディスプレイ26にライセンスが無効であるため再生できない旨のメッセージを表示する。
【0030】
音楽データの再生中では、ジョグダイヤルが一方向に回転されると、早送り再生されたり、次の曲に送られたりする。一方、ジョグダイヤルが逆の方向に回転されると、巻き戻し再生されたり、前の曲に戻ったりする。さらに、操作キー20に含まれる音量キーを操作することにより、再生中の曲の音量を小さくしたり、大きくしたりすることもできる。そして、操作キー20に含まれる停止キーを操作すると、曲の再生を停止(終了)することができる。
【0031】
ただし、曲の再生を終了しない場合には、ユーザが再生指示した曲の再生を終了すると、再生リストが示す次の曲の再生処理を実行する。このとき、当該次の曲についても、上述したようなライセンスの認証処理が実行される。
【0032】
具体的には、CPU18は、図4に示すフロー図に従って再生処理を実行する。曲を再生する場合には、上述したように、再生リストがディスプレイ26に表示され、CPU18はステップS1で再生指示があるかどうかを判断する。ステップS1で“NO”であれば、つまり再生指示がなければ、そのままステップS1に戻る。
【0033】
なお、図示等は省略するが、このとき、ユーザによって所望の曲が選択され、それに伴いカーソルの移動や再生リストのスクロールの処理が実行される。
【0034】
一方、ステップS1で“YES”であれば、つまり再生指示があれば、ステップS3で指示された曲すなわち再生する曲のライセンスをチェックする。つまり、CPU18は、メモリカード12に記録された管理情報から再生する曲の曲情報を参照して、ライセンスの有無をチェックするとともに、ライセンスの有効性をチェックする。
【0035】
続くステップS5では、有効ライセンスが有るかどうかを判断する。ステップS5で“NO”であれば、つまり有効ライセンスが無ければ、ステップS9で再生できない旨を警告して、すなわちディスプレイ26にライセンスが無いため(無効であるため)、再生できない旨の警告メッセージを表示して、ステップS13に進む。
【0036】
一方、ステップS5で“YES”であれば、つまり有効ライセンスが有れば、ステップS7で指示された曲の再生処理を実行する。つまり、指示された曲に対応する音楽データおよび当該音楽データのデコーダソフトをメモリカード12から読み出して、DSP30に与えるとともに、DSP30に再生を指示する。
【0037】
そして、ステップS11では、曲の再生が終了したかどうかを判断する。ステップS11で“NO”であれば、つまり曲の再生が終了していなければ、そのままステップS11に戻る。一方、ステップS11で“YES”であれば、つまり曲の再生が終了すれば、ステップS13で、次の曲があるかどうかを判断する。つまり、再生リストを参照して、次の番号が割り当てられた曲があるかどうかを判断する。
【0038】
ステップS13で“NO”であれば、つまり次の曲がなければ、そのまま再生処理を終了する。一方、ステップS13で“YES”であれば、つまり次の曲があれば、ステップS15で次の曲のライセンスをチェックして、ステップS5に戻る。
【0039】
なお、このフロー図においては省略するが、ユーザが再生停止の指示を入力した場合にも曲の再生は終了され、この場合には、そのまま再生処理が終了される。
【0040】
このように再生処理が実行されるが、図5(A)に示すように、有効ライセンスを有していない曲(音楽データ)が有効ライセンスを有する音楽データに混在する場合には、ライセンスの認証処理のための時間およびその警告メッセージを表示するための時間等により、曲間のブランクが必要以上に長くなってしまうという問題がある。特に、ライセンスが無い曲や有効ライセンスが無い曲が、複数連続して存在する場合には、次の曲が再生されるまでにかなりの時間を要してしまう。
【0041】
かかる問題を回避するため、この実施例では、再生リストを並べ替えて、再生する順序を変更するようにしてある。具体的には、ライセンスが無い曲や無効ライセンスが有る曲に優先して、有効ライセンスが有る曲に再生リストの若い番号を割り当てるようにしてある。つまり、図5(B)に示すように、有効ライセンスを有する曲とそれ以外の曲とを大別し、有効ライセンスが有る曲の曲順を前にしてある。図示は省略するが、再生リストを並べ替える場合には、この実施例では、番号、曲名およびアーティスト名が全て移動(ソート)された後に、再生リスの上から下に向けて昇べきの順で連続するように番号が変更される。
【0042】
ただし、曲順を変更する場合には、再生リスト内の番号を固定しておき、曲名およびアーティスト名をソートするようにしてもよい。
【0043】
具体的には、CPU18が、図6に示すフロー図に従って再生リストの並べ替え処理を実行する。たとえば、CPU18は、記録再生装置10の主電源投入時に並べ変え処理を開始し、ステップS21で、メモリカード12が有効かどうかを判断する。つまり、メモリカード12が装着されているか、メモリカード12に損傷があるか、またはメモリカード12に記録されたデータ(音楽データ等)に損傷があるかなどを判断する。
【0044】
ステップS21で“NO”であれば、つまりメモリカード12が装着されていなかったり、メモリカード12自体或いはメモリカード12に記録されたデータが損傷したりしている場合には、メモリカード12が無効であると判断して、そのまま再生リストの並べ替え処理をリターンする。
【0045】
一方、ステップS21で“YES”であれば、つまりメモリカード12が装着されており、メモリカード12自体およびメモリカード12に記録されたデータに損傷がなければ、メモリカード12が有効であると判断して、ステップS23で再生リストの編集済みかどうかを判断する。具体的には、再生リストの編集済みフラグがオンであるかどうかを判断する。ステップS23で“YES”であれば、つまり編集済みフラグがオンであれば、そのまま再生リストの並べ替え処理をリターンする。
【0046】
しかし、ステップS23で“NO”であれば、つまり編集済みフラグがオフであれば、ステップS25ですべての曲についてライセンスの有無を確認する。つまり、メモリカード12に記録される管理情報に含まれる曲情報を参照してライセンスの有無を確認する。続くステップS27では、ライセンスの有効性を確認する。つまり、ステップS25で確認した結果から、ライセンスが有る曲のすべてについて、当該ライセンスの実体をメモリカード12を参照して確認し、有効ライセンスか無効ライセンスかを判別する。
【0047】
続いて、ステップS29では、ライセンスが無い曲および無効ライセンスが有る曲を再生リストの最後に移動する。その後、ステップS31で、再生リストの上から下に向けて昇べきの順で連続するように番号を変更する。逆に言えば、有効ライセンスの有る曲が再生リストの上方に移動される。つまり、再生リストの若い番号が割り当てられる。そして、ステップS33では、再生リストの編集フラグをオンして、再生リストの並べ替え処理をリターンする。
【0048】
なお、図示等は省略したが、再生リストが並べ替えられた場合には、並べ替えられた曲順に従って、メモリカード12に記録される管理情報も並べ替えられる。
【0049】
また、ユーザが操作キー20を操作して、メニューから再生リストの編集処理を選択すると、図7に示すように、CPU18は再生リストの編集処理を開始し、ステップS41で曲の追加があるかどうかを判断する。つまり、メモリカード12に曲(音楽データ)を追加したかどうかを判断する。ステップS41で“NO”であれば、つまり曲の追加がなければ、そのままステップS47に進む。
【0050】
一方、ステップS41で“YES”であれば、ステップS43で追加された曲に番号を割り当て、再生リストの最後に追加する。具体的には、CPU18は、メモリカード12に記録される現在の再生リストの最終番号を検出するとともに、メモリカード12に記録された管理情報に含まれる追加された曲(音楽データ)の曲情報から曲名およびアーティスト名を取得する。そして、取得した曲名およびアーティスト名に当該最終番号の次の番号が割り当てられ、再生リストに追加される。そして、ステップS45で再生リストの編集フラグをオフして、再生リストの編集処理をリターンする。
【0051】
ステップS47では、曲順変更の指示があるかどうかを判断する。つまり、ユーザが、操作キー20を操作して、所望の曲の再生順序の変更を指示したかどうかを判断する。ステップS47で“NO”であれば、つまり曲順変更の指示がなければ、そのままステップS57に進む。
【0052】
一方、ステップS47で“YES”であれば、つまり曲順変更の指示があれば、ステップS49でユーザーが指示する曲について有効ライセンスを有しているかどうかを判断する。ステップS49で“YES”であれば、つまり曲順変更を指示された曲について有効ライセンスを有していれば、ステップS51で再生リストの指定位置に当該曲を移動する。つまり、管理情報がユーザの指示に従って並べ替えられる。このとき、曲情報の番号も変更される。したがって、管理情報に基づく再生リストも並べ変えられ、指示された曲の番号、曲名およびアーティスト名が移動される。そして、ステップS53で、再生リストの上から下に向けて昇べきの順に連続するように、番号を変更して、再生リスト編集の処理をリターンする。
【0053】
しかし、ステップS49で“NO”であれば、つまり曲順変更を指示された曲についてライセンスが無い或いは無効ライセンスが有る場合には、ステップS55で指定位置に曲を移動できない旨を警告して、再生リストの編集処理をリターンする。つまり、CPU18は、液晶ドライバを駆動して、ディスプレイ26に、“ライセンスが無効であるため、曲を移動できません。”のような警告メッセージを表示する。つまり、曲順の変更が禁止される。
【0054】
なお、この実施例では、有効ライセンスが無い曲については、曲順の移動を全く認めないようにしているが、有効ライセンスが有る曲の集まりに、移動させようとした場合にのみ、曲を移動できない旨の警告メッセージを表示するようにしてもよい。
【0055】
ステップS57では、曲の削除であるかどうかを判断する。ステップS57で“NO”であれば、つまり曲の削除でなければ、ユーザから何ら指示が入力されていないと判断し、そのまま再生リストの編集処理をリターンする。一方、ステップS57で“YES”であれば、つまり曲の削除が指示されれば、ステップS59で、指示された曲の実体(音楽データ)をメモリカード12から削除するとともに、メモリカード12内の管理情報から当該曲の曲情報を削除する。したがって、管理情報に基づく再生リストから当該曲(番号、曲名およびアーティスト名)が削除される。そして、ステップS61で、再生リストの番号を変更して、再生リストの編集処理をリターンする。
【0056】
たとえば、ステップS61では、削除が指示された曲について、再生リストの番号、曲名およびアーティスト名を削除した後、番号の抜けがないように、再生リストの上から下に向けて昇べきの順で番号が変更される。ただし、再生リストの番号を固定しておき、削除が指示された曲についての曲名およびアーティスト名を削除した後、曲名およびアーティスト名の抜けがないように、削除された項目(曲名およびアーティスト名)より下側の項目がすべて上方にソートされるようにしてもよい。
【0057】
なお、図示等は省略したが、再生リストの編集処理において、曲が追加されたり、曲順が変更されたり、曲が削除された場合には、これに従ってディスプレイ26の表示も変更される。
【0058】
この実施例によれば、有効ライセンスを有していない曲は、再生リストの最後に移動するようにしたので、有効ライセンスを有する曲とそうでない曲とを大別することができ、連続して曲を再生する場合であっても、ライセンスの認証にかかる時間を少なくすることができる。つまり、曲間のブランクが不必要に長くなることがないので、ユーザに不快感を与えることがない。
【0059】
また、ユーザの編集により、曲順を変更する場合にも、移動する曲のライセンスの有無およびその有効性に基づいて、曲順の変更を禁止するので、有効ライセンスが有る曲の集まりに、有効ライセンスの無い曲が移動されることがない。
【0060】
なお、この実施例では、コンテンツデータとして音楽データについてのみ説明したが、これに限定されるべきでない。つまり、コンテンツデータには、画像(映像)データ、地図データ、文書データなど、著作権により保護された様々なデータが含まれる。このような画像(映像)データ、地図データ、文書データを再生する場合には、画像(映像)、地図、文書は、それぞれ、ディスプレイに表示される。
【0061】
また、この実施例では、着脱可能な記録媒体に音楽データ等を記録するようにしたが、内蔵の記録媒体を用いるようにしてもよい。
【0062】
さらに、この実施例では、通信機能等を備えていない記録再生装置についてのみ説明したが、通信機能或いは通話機能またはそれら両方の機能を備える記録再生装置を構成するようにしてもよい。通信機能を備える場合には、実施例で述べたように、音楽データを直接ダウンロードすることができる。
【0063】
さらにまた、この実施例では、音楽データ等の記録再生装置について説明したが、再生機能のみを有する装置についても適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の記録再生装置の電気的な構成を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示す管理情報に基づく再生リストを示す図解図である。
【図3】図1実施例に示すメモリカードに記録される音楽データの管理情報を示す図解図である。
【図4】図1実施例に示しCPUの再生処理を示すフロー図である。
【図5】図1実施例に示すEEPROMに記録される再生リストを並べ替える場合の再生リストの変化を示す図解図である。
【図6】図1実施例に示すCPUの再生リストの並べ替え処理を示すフロー図である。
【図7】図1実施例に示すCPUの再生リストの編集処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …記録再生装置
12 …メモリカード
18 …CPU
20 …操作キー
26 …ディスプレイ
28 …EEPROM
30 …DSP

Claims (3)

  1. 記録媒体に記録された複数のコンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、
    前記複数のコンテンツの各々がライセンスを有する第1コンテンツおよび前記ライセンスを有しない第2コンテンツのいずれであるかを判別する第1判別手段、
    前記第2コンテンツに優先して前記第1コンテンツに識別番号を割り当てる割当手段、および
    前記複数のコンテンツを前記識別番号に従う順序で再生する再生手段を備えることを特徴とする、コンテンツ再生装置。
  2. 前記第1コンテンツについて前記ライセンスの有効性を判別する第2判別手段をさらに備え、
    前記割当手段は、有効な前記ライセンスを有していない前記第1コンテンツに優先して有効な前記ライセンスを有する前記第1コンテンツに前記識別番号を割り当てる、請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記順序を変更するとき、変更するコンテンツについての前記ライセンスの有無およびライセンスの有効性の少なくとも一方を検出する検出手段、および
    前記検出手段の検出結果から前記第2コンテンツ或いは有効な前記ライセンスを有していない前記第1コンテンツと判別されたとき前記順序の変更を禁止する禁止手段をさらに備える、請求項2記載のコンテンツ再生装置。
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