JP4026569B2 - 地図表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力された地図データが有するロゴマークの表示に基づいて、この地図データの示す地域を地図データベースから読み出して表示手段に表示させる地図表示制御装置に関するものである。
従来、施設の位置情報およびランドマークを有する地図データベースを検索して、地図および地図上のランドマークを表示する装置において、入力された外部の地図データ(以降目標地図データと記す)上の文字ランドマークに基づいて、この目標地図データの示す地域を地図データベースから読み出して表示装置に表示させる地図表示制御装置が提案されている。目標地図データとしては、例えばスキャナによって読み取られた紙地図のデータがある。
このような地図表示制御装置の例として、特許文献1、2においては、目標地図データからランドマークとなる文字列(駅名、学校を表す「文」の文字等)を認識し、それら文字列の当該地図中の位置関係と当該ランドマークの当該地図データベース中の位置関係とを比較し、地図データベース中の類似する位置関係を有する部分を表示させる技術が開示されている。
特開2000−285121号公報 特開2002−228477号公報
しかし、認識した文字列から、それに対応するランドマークを特定する場合、その文字列のうち1文字でも認識誤りがあると、対応するランドマークの特定における誤りは非常に大きなものとなってしまう。
一方、ランドマークとしては、文字からなる文字ランドマークの他に、看板の画像等の図形からなる図形ランドマーク(以下ロゴマークと記す)がある。このロゴマークは、その一部の認識に誤りがあったとしても、全体として全く違ったロゴマークとして特定される可能性は、文字列認識に誤りがあった場合に比べて小さい。
そこで本発明は、入力された目標地図データ上のロゴマークに基づいて、この目標地図データの示す地域を地図データベースから読み出して表示手段に表示させる地図表示制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項に記載の発明は、入力された画像形式の目標地図データから、複数のロゴマークとそれら複数のロゴマークの前記目標地図データ上の位置情報とを認識する認識手段(220)と、記憶媒体(19)に記憶され、複数のロゴマークおよびロゴマークの位置情報を有する地図データベースの所定の地理範囲内から、前記複数のロゴマークの位置情報を読み出す読出手段(230)と、前記認識手段が認識した前記複数のロゴマークの前記目標地図データ上の地理的位置関係と、前記読出手段が読み出した前記複数のロゴマークの前記地図データベース上の地理的位置関係とを比較し、この比較の結果に基づいて、前記目標地図データの示す地域の候補として、前記地図データベースの所定の地理範囲内の部分を表示手段(20)に表示させる表示制御手段(240〜260)と、を備え、前記読出手段は、前記認識手段が認識した前記複数のロゴマークから、ロゴマークに付与された所定の優先度に基づいて1点のロゴマークを選択し、その選択されたロゴマークの位置情報を、前記地図データベースから読み出し、前記認識手段が認識した複数のロゴマークのうち、前記選択されたロゴマーク以外の残りのロゴマークについては、前記選択されたロゴマークを含むと共に前記所定の地理範囲より小さい範囲内にあるものについてのみ、位置情報を読み出すことを特徴とする地図表示制御装置である。なお、所定の地理範囲内とは、特定の一部の地理範囲、および全地理範囲を含む概念である。
これによって、表示手段が、地図データベースの情報を用いて、目標地図上のロゴマークの位置の情報と、当該ロゴマークの地図データベース上の位置情報とを比較することで、地図データベースの部分を、目標地図データの示す地域の候補として、表示装置に表示させるので、地図表示制御装置が、入力された目標地図データ上のロゴマークおよび位置情報に基づいて、この目標地図データの示す地域を地図データベースから読み出して表示手段に表示させることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の地図表示制御装置において、前記地図データベースの前記所定の地理範囲とは、現在位置特定手段(11)によって特定された現在位置を含む所定の範囲であることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の地図表示制御装置において、前記地図データベースの前記所定の地理範囲とは、ユーザの指定によって特定された地理範囲であることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の地図表示制御装置において、前記読出手段は、前記複数のロゴマークに対応する施設の業種に属する全ての施設のロゴマークの位置情報を、前記地図データベースの所定の地理範囲内から読み出すことを特徴とする。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段、または具体的手段として下記制御回路18のCPUを機能させるためのソフトウェアの処理との対応関係を示すものである。
図1に、本発明の一実施形態に係るカーナビゲーション装置1、スキャナ2等の構成を示す。
スキャナ2は、制御回路18からの制御信号に基づいて、所定の位置に配置された紙等に描かれた地図を読み込み、読み込んだ地図を地図データとしてカーナビゲーション装置1の制御回路18に出力する。なお、スキャナ2が制御回路18に出力する地図データを、以降目標地図データと記す。
カーナビゲーション装置1(地図表示制御装置に相当する)は、位置検出器11、内部メモリ制御装置16、操作スイッチ群17、外部メモリ制御装置19、表示装置20、リモコンセンサ21およびこれらに接続された制御回路18を備えている。
表示装置20は、液晶ディスプレイ等の表示面およびスピーカを有し、制御回路18からの映像信号の入力に応じて液晶ディスプレイ等の表示面に当該映像を表示し、また制御回路18からの音声信号の入力に応じてスピーカに当該音声を出力させる。
操作スイッチ群17は、表示装置20の表示面の周囲に設けられた複数のメカニカルスイッチ、当該表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置から成り、ユーザによるメカニカルスイッチの押下(例えば押しボタンの押下)、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御回路18に出力する。
リモコンセンサ21は、ユーザの操作に基づいて赤外線等による無線信号を送信するリモコン22から受信した信号を制御回路18に出力する。
位置検出器11は、いずれも周知の地磁気センサ12、ジャイロスコープ13、車速センサ14、および衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機15を有している。これらのセンサ等12〜15は、各々の性質に基づいた現在位置を特定するための情報を制御回路18に出力する。また位置検出器11は、更に図示しないステアリングの回転センサ、各駆動輪の車輪センサ等を有していてもよい。
内部メモリ制御装置16は、HDD(ハードディスクドライブ)等の不揮発性記憶媒体を備え、制御回路18からの制御命令等に基づいて、この不揮発性記憶媒体に対してデータの読み出しおよび可能であればデータの書き込みの制御を行う。この不揮発性記憶媒体が記憶している情報としては、上記した位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データベースおよび目印データを含む各種データ、カーナビゲーション装置1の動作のためのプログラム等がある。
地図データベースとは、複数の縮尺の地図、その地図上の地点の位置(例えば緯度、経度)を特定するための情報、およびその地図上の地形、道路等の情報を有するデータである。また地図データベースは、上記した情報に加え、上記地図上の施設の名称、種類、業種、位置等の情報、すなわち施設情報を有している。また地図データベースは、ロゴマーク辞書を有している。なお、施設の種類とは、例えばガソリンスタンドチェーン、コンビニエンスストアチェーン等のチェーン店の場合、そのチェーンのブランド名(例えばファミリーマート(登録商標)、エッソ(登録商標))をいい、業種とは、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、ファミリーレストラン、書店等をいう。
ロゴマーク辞書は、ロゴマーク毎に設けられる複数のエントリから成るデータである。ロゴマークとは、施設の種類を区別するための所定の図形(画像、線図等)である。ロゴマーク辞書の各エントリは、ロゴマーク、およびそのロゴマークの上記地図中の位置(例えば緯度、経度)等の情報を要素として有する。
外部メモリ制御装置19は、DVD−ROM、メモリスティック、メモリカード等の外部記憶媒体に対して、データの読み出しおよび可能であればデータの書き込みの制御を行う。上記外部記憶媒体が記憶している情報としては、マップマッチング用データ、地図データベースおよび目印データ等に対する追加データ等がある。
制御回路18は、通常のコンピュータとして構成されており、内部にはCPU、ROM、RAM、フラッシュメモリ、I/Oおよびこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。制御回路18は、ROM、内部メモリ制御装置16、外部メモリ制御装置19から読み出したカーナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはROM、RAM、フラッシュメモリから情報を読み出し、RAM、フラッシュメモリに対して情報の書き込みを行い、I/Oを介して位置検出器11、内部メモリ制御装置16、操作スイッチ群17、外部メモリ制御装置19、表示装置20、リモコンセンサ21、スキャナ2等と信号の授受を行う。
また、制御回路18は、データ通信機能を有する携帯電話23などの移動体通信機器を介して、インターネット等の外部ネットワーク24上のWebサーバ、各種情報サーバ等と情報をやりとりすることができる。
この制御回路18のCPUは、カーナビゲーション装置1が起動するとき、ROMからブートプログラム、オペレーティングシステム(以下OSと記す)等を読み出して実行し、このOSに基づいたハードウェア制御およびプロセス管理を行う。OS上で動作するプロセスとしては、メニュープログラム、経路探索プログラム、地図表示プログラム、およびその他のプログラムがある。
なお制御回路18のCPUは、これらプログラムの実行において、現在位置を特定する必要があれば、位置検出器11が有するセンサ等12〜15から出力される現在位置を特定するための信号に基づいて、現在位置を算出する。その際、各種センサ12〜15からの出力は、それぞれ性質が異なる誤差を持っているため、制御回路18のCPUにおける現在位置の特定は、複数のセンサを相補的に使用するようになっている。
以下では、当該CPUがプログラムを読み込んで実行する動作を、当該実行されるプログラム自体の動作であると表現して説明する。
メニュープログラムは、OS上で動作する各種プログラムを、そのプログラムの機能や目的別に階層的にメニュー表示し、そのメニュー表示されたものの中からユーザが選択したプログラムの実行を開始させる。なお、メニュー表示は表示装置20の表示面に当該メニューの画像データを出力することで行い、また、ユーザの選択は、リモコンセンサ21を介したリモートコントロール端末(以下リモコンと称する)22または操作スイッチ群17に対する選択操作(カーソル移動、確定ボタン押下等)によって制御回路18に入力された信号に基づいて検出する。
経路探索プログラムは、リモコン22により、あるいは操作スイッチ群17により目的地の位置が入力されると、現在位置からその目的地までの最適な経路を自動的に選択して誘導経路を形成し表示装置20に表示させる。自動的に最適な経路を設定する手法としては、ダイクストラ法等が知られている。
地図表示プログラムは、位置検出器11から入力された現在位置情報に基づく車両現在位置マークと、内部メモリ制御装置16より読み出した地図データベースと、経路探索プログラムによって形成した誘導経路等の付加データとを重ねてその表示装置20の表示面に表示させる。
また、本実施形態においては、上記した経路探索プログラムにおける目的地の決定のための、OS上で動作するプロセスとして、目標地図読み込みプログラムがある。以下、この目標地図読み込みプログラムについて図2〜図5を参照して説明する。図2は、この読み込みプログラムのフローチャートである。
このプログラムは、上記したメニュープログラムにおいて、ユーザが操作スイッチ群17を操作して地図読み込みプログラムを選択することによって開始する。
まずステップ210では、目標地図データを入力する。具体的には、スキャナ2に制御信号を出力することで、スキャナ2が、所定の位置に配置された紙等に描かれた地図を読み取り、読み取った地図を目標地図データとして制御回路18に出力するようにする。図3に、一例としての目標地図データ31を示す。この目標地図データ31は、ロゴマーク32〜36を含んでいる。ロゴマーク32は、ガソリンスタンドチェーンである「アスミ」のロゴマークであり、ロゴマーク33は、コンビニエンスストアチェーンである「ヤマシタデイリー」のロゴマークであり、ロゴマーク34は、ガソリンスタンドチェーンである「サット」のロゴマークであり、ロゴマーク35は、ガソリンスタンドチェーンである「出坂」のロゴマークであり、ロゴマーク36は、コンビニエンスストアドチェーンである「トライアングルF」のロゴマークである。
次にステップ220では、目標地図データからロゴマークと、目標地図データ上のロゴマークの地理的位置関係を読み取る。
具体的には、ステップ210で入力した目標地図データと、内部メモリ制御装置16の地図データベース中のロゴマーク辞書に保存されるロゴマークの図形情報を用いて、周知の技術であるパターンマッチングにより、目標地図データ中のどこにロゴマークがあるかを認識し、その認識したロゴマーク、およびそのロゴマークを認識した目標地図中の地理的位置を特定する。
パターンマッチングの一例としては、例えばロゴマーク辞書からロゴマークを順に読み出し、その読み出したロゴマークと色調、模様が所定の程度以上マッチする部分が目標地図に含まれているか否かを検索し、所定の程度以上マッチする部分があれば、その部分を当該読み出したロゴマークであると特定する。なお、相似形もマッチすると判定される。
また、ロゴマークを認識した目標地図データ中の地理的位置としては、例えば目標地図データによって表現される地図上の、当該ロゴマークの中心の位置を、その地図の四隅の座標値を(0、0)、(0、100)、(100、0)、(100、100)とする2次元カルテシアン座標の値に対応させたものとする。
次にステップ230では、目標地図データ中の複数のロゴマークの位置情報を、地図データベース(図2中では地図DBと記す)の所定の地理範囲内から全て読み取る。地図データベースの所定の地理範囲とは、具体的には、検索中心を含む所定の地理範囲である。検索中心とは、このプログラムの実行が開始されて以降、後述するステップ280において変更がない限り、カーナビゲーション装置1を搭載した車両の現在地である。現在地の特定は、上述した通り、位置検出器11からの出力に基づいて行う。
また、ロゴマークの読み取りは、具体的には、検索中心を含む所定の地理範囲内(例えば検索中心を中心とする半径10km以内)のロゴマークの位置、およこのロゴマークに対応する施設の名称、種類、業種、位置等の情報を、内部メモリ制御装置16中の、または外部メモリ制御装置19に接続された記憶媒体中の地図データベースから読み出す。なお、ロゴマークと施設とが、地図データベース上で同じ位置(例えば緯度、経度等の座標)となっているとき、そのロゴマークと施設とが対応するという。
図4に、このようにして読み出された地図データベース中のランドマークのリストの一例41を示す。例えば「サット」のランドマークとしては、3つの店舗が該当する。
次にステップ240では、ステップ220で読み取ったロゴマークの目標地図上の地理的位置関係と、ステップ230で地図データベースから読み取った当該ロゴマークの地理的位置関係とを照合し、その地理的位置関係が合致しているものを抽出する。地理的位置関係とは、ロゴマーク間の相対的な地理的配置をいう。ステップ230で特定した複数のロゴマークの、目標地図データ上の地理的位置関係の特定は、以下の(1)、(2)の手順で行う。
(1)当該複数のロゴマークのうちから1つを選び出す。複数のロゴマークうちから1つを選び出す基準としては、どのようなものでもよい。例えば、他のロゴマークから比較的離れているものを選び出すことが考えられる。
(2)選び出されたロゴマークに対して、他の特定されたロゴマークがどの方角にあるかを特定する。方角としては、例えば北、北東、東、南東、南、南西、西、北東の8つの値を用いる。
以上のような手順によって選ばれた1つのロゴマークと、そのロゴマークに対する他のロゴマークの方角からなる位置関係情報が生成される。このようにして生成した、目標地図データ上のロゴマークの地理的位置関係と、地図データベース上のロゴマークの地理的位置関係とが合致しているか否かの照合は、以下の(3)〜(4)の手順で行われる。
(3)上記地図データベース中から読み出されたロゴマークのうち、上記した手順(1)によって選び出されたロゴマークと同じロゴマークを選び出す。なお、例えば同じ店舗チェーンの異なる店舗は、同じロゴマークを有しているので、同じロゴマークが複数ある場合もある。
(4)手順(3)で選び出したロゴマークの1つ1つを取り出し、当該取り出したロゴマークについて、手順(2)で生成された位置関係情報に合致するような他のロゴマークが所定の範囲内(例えば当該取り出したロゴマークを中心とする半径2km以内)にあるか否かを判定する。この位置関係情報の全てに合致するような他のロゴマークがあれば、当該取り出したロゴマークおよび当該他のロゴマークが、目標地図データ上のロゴマークと地理的位置関係が合致していると判定される。なお、合致とは、厳密に位置関係が同じである必要はなく、ある程度地理的位置関係が近いものを合致しているとみなしてもよい。
以上のような手順によって、ステップ220で認識した複数のロゴマークと、ステップ230で地図データベースから読み取った複数のロゴマークとで位置関係が合致しているものが抽出される。図4に、目標地図データのロゴマークと地理的位置関係が合致する地図データベース中のロゴマークの組42、43を示す。
次にステップ250では、該当する場所がみつかったか否か、すなわち、ステップ240で、目標地図データ中のロゴマークと地理的位置関係が合致する地図データベース上のロゴマークが1つ以上あったか否かを判定する。該当する場所があった場合、処理はステップ260に進み、なかった場合、処理はステップ280に進む。
ステップ260では、該当する場所を表示装置20に表示させる。具体的には、ステップ240で、目標地図データ中のロゴマークと地理的位置関係が合致すると判定された地図データベース中のロゴマークを含む地域の地図を、内部メモリ制御装置16の地図データベースから読み出し、読み出した地図に対応する画像のデータを表示装置20に出力する。これによって表示装置20は、当該地域の地図を表示する。
図5に、このような表示装置20の表示の一例としての表示画面44を示す。表示画面44中、地図と共にロゴマーク32〜36が表示される。
次にステップ270では、ユーザがこの場所で満足したか否かを判定する。具体的には、「この場所でいいですか」等の、表示場所が現在のものでよいか否かの入力を促す旨の表示を表示装置20に行わせる。これは、図5の例においては、表示45に対応する。
そして、その表示に従ってユーザがこの場所でよいか否かのいずれかの入力を操作スイッチ群17、リモコン22等を用いて行うと、その入力を操作スイッチ群17またはリモコンセンサ21からの信号によって検出し、それがこの場所でよい旨の入力であれば、処理は終了し、この場所ではよくない旨の入力であれば、処理はステップ280に進む。なお、図5の例においては、表示45に含まれる「はい」ボタン46、または「いいえ」ボタン47をユーザが選択する操作を行うと、それぞれ、表示場所が現在のものでよいか否かの入力に対応する。また、図5の例においては、ユーザが「目的地セット」ボタン48を選択する操作を行うと、このプログラムは、表示されている地図の中心49を目的地として設定する。また、ユーザが「地点登録」ボタン50を選択する操作を行うと、このプログラムの地点登録をするためのプログラムが起動し、それによって中心49等の地点登録が行われる。
ステップ280では、検索中心の変更、検索範囲の変更をユーザに問い合わせる。すなわち、(a)検索中心を現在位置から変更するか否か、また変更するならどこに変更するか、および(b)検索範囲を変更するか否か、また変更するならどのように変更するか、の入力を促す表示を表示装置20に行わせ、その表示に従ってユーザの入力(すなわちユーザの指定)があった場合、その入力に従って検索中心、検索範囲を変更し、またはそのままにする。なお、検索範囲としては、例えば検索中心からの半径の値を用いる。そして、その後処理はステップ230に戻る。
このような地図読み込みプログラムの動作により、カーナビゲーション装置1は、スキャナ2から入力された目標地図データから、複数のロゴマークとそれら複数のロゴマークの目標地図データ上の位置情報とを認識し(ステップ220)、このロゴマークの位置情報等を地図データベースの所定の地理範囲内から読み出す(ステップ230)。また、これら複数のロゴマークの地図データベース上の位置情報と、当該複数のロゴマークの目標地図データ上の位置についての情報とを比較し、この比較の結果に基づいて、位置関係がこの目標地図と一致する地図データベース上の複数のロゴマークを、目標地図データの示す地域の候補として、表示装置20に表示させる(ステップ240〜260)。
また、このカーナビゲーション装置1は、認識した複数のロゴマークを含む地図データベース中の部分を表示装置20に表示させるようになっているとも言える。
これによって、カーナビゲーション装置1が、入力された目標地図データ上のロゴマークおよび位置情報に基づいて、この目標地図データの示す地域を地図データベースから読み出して表示装置20に表示させることができる。
なお、本実施形態においては、目標地図データを制御回路18に入力する装置がスキャナ2であったが、これに限らず、例えばデジタルカメラで撮影された目標地図データが制御回路18に入力されるような構成となっていてもよいし、また、外部ネットワーク24上の他の通信機器から送信された目標地図データが、外部ネットワーク24、携帯電話23を介して制御回路18に入力されるようになっていてもよい。すなわち、目標地図データが制御回路18に入力される方法はどのようなものでもよい。
また、本実施形態においては、ステップ230で、目標地図中のロゴマークの全てを地図データベースの検索中心近くから読み取るようになっているが、必ずしもこのようになっている必要はなく、例えば、あらかじめ設定された優先度に基づいて、目標地図中のロゴマークの中で最も優先度の高いロゴマークについて最初に検索し、他のロゴマークについては、当該最も優先度の高いロゴマークの地図データベース上の位置から所定の範囲内にあるもののみを読み出すようになっていてもよい。この所定の範囲とは、ステップ230で最も優先度の高いロゴマークを検索する範囲よりも小さい範囲であり、例えば当該最も優先度の高いロゴマークの地図データベース上の位置から半径2km以内である。このようにすることで、当該優先度の最も高いロゴマークから遠く離れた他のロゴマークを無駄に検索することがなくなる。
なお、優先度の設定方法としては、例えば駅や公共施設等、移動や名称変更の頻度が低いものをより高く、ガソリンスタンドやコンビニエンスストア等、移動や名称変更の頻度が高いものをより低くすることが考えられる。
また、本実施形態においては、ステップ230において、ロゴマークを地図データベース中から検索して読み取るようになっているが、このようにして読み取られたロゴマークの中で、ステップ240で目標地図と位置関係が合致するものがない場合は、処理がステップ230に戻り、ステップ230においては、そのロゴマークに対応する施設の業種(例えばヤマシタデイリーのロゴマークならコンビニエンスストア、サットのロゴマークならガソリンスタンド)に属する全ての施設のロゴマークを検索するようになっていてもよい。これによって、同業種間の会社合併等によるロゴマークの変更に柔軟に対応することができる。なお、施設の属する業種は、上記した施設情報に基づいて特定する。
本発明の実施形態に係るカーナビゲーション装置1、スキャナ2等の構成を示す図である。 地図読み込みプログラムのフローチャートを示す図である。 地図読み込みプログラムの、目標地図からロゴマーク、ランドマークを特定する動作についての説明図である。 地図読み込みプログラムの、地図データベースから該当するランドマークを抽出する動作についての説明図である。 地図読み込みプログラムの地図表示の例を示す図である。
符号の説明
1…カーナビゲーション装置、2…スキャナ、11…位置検出器、
12…地磁気センサ、13…ジャイロスコープ、14…車速センサ、
15…GPS受信機、16…内部メモリ制御装置、17…操作スイッチ群、
18…制御回路、19…外部メモリ制御装置、20…表示装置、
21…リモコンセンサ、22…リモコン、23…携帯電話、24…外部ネットワーク、
31…目標地図データ、32〜36…ロゴマーク、44…表示画面。

Claims (4)

  1. 入力された画像形式の目標地図データから、複数のロゴマークとそれら複数のロゴマークの前記目標地図データ上の位置情報とを認識する認識手段(220)と、
    記憶媒体(19)に記憶され、複数のロゴマークおよびロゴマークの位置情報を有する地図データベースの所定の地理範囲内から、前記複数のロゴマークの位置情報を読み出す読出手段(230)と、
    前記認識手段が認識した前記複数のロゴマークの前記目標地図データ上の地理的位置関係と、前記読出手段が読み出した前記複数のロゴマークの前記地図データベース上の地理的位置関係とを比較し、この比較の結果に基づいて、前記目標地図データの示す地域の候補として、前記地図データベースの所定の地理範囲内の部分を表示手段(20)に表示させる表示制御手段(240〜260)と、を備え
    前記読出手段は、前記認識手段が認識した前記複数のロゴマークから、ロゴマークに付与された所定の優先度に基づいて1点のロゴマークを選択し、その選択されたロゴマークの位置情報を、前記地図データベースから読み出し、前記認識手段が認識した複数のロゴマークのうち、前記選択されたロゴマーク以外の残りのロゴマークについては、前記選択されたロゴマークを含むと共に前記所定の地理範囲より小さい範囲内にあるものについてのみ、位置情報を読み出すことを特徴とする地図表示制御装置。
  2. 前記地図データベースの前記所定の地理範囲とは、現在位置特定手段(11)によって特定された現在位置を含む所定の範囲であることを特徴とする請求項に記載の地図表示制御装置。
  3. 前記地図データベースの前記所定の地理範囲とは、ユーザの指定によって特定された地理範囲であることを特徴とする請求項に記載の地図表示制御装置。
  4. 前記読出手段は、前記複数のロゴマークに対応する施設の業種に属する全ての施設のロゴマークの位置情報を、前記地図データベースの所定の地理範囲内から読み出すことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の地図表示制御装置。
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