JP4024560B2 - ジェット噴流器付き風呂 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入浴者をリラックスさせた姿勢で、入浴者の身体にジェット噴流を行うジェット噴流器付き風呂に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ジェット噴流器付き風呂は、例えば、特開2001−198030号に示すように、仰向けに寝た状態で入浴できるように浴槽の深さが浅めに設定されると共に、浴槽の底部にジェット噴流器が複数配設されている。さらに、浴槽には、入浴者の頭部及び両手が支持できるように枕及び手すりが取り付けられている。
【0003】
そして、浴槽の底部の各ジェット噴流器から入浴者に向かってジェット噴流が行われ、このジェット噴流によって、浴槽内において入浴者を浮遊した状態にさせてリラックスさせると共に、マッサージも行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記ジェット噴流器付き風呂の場合、浴槽の深さが比較的浅めなため、入浴者が仰向けに寝た状態で入浴した際、浴槽の凹部底面によって略水平に支持される入浴者の胴部及び下半身に対して、入浴者の頭部及び頸部は、枕によってやや傾斜した状態で支持されることになる。しかも、入浴者の頭部は、浴槽の湯面から充分に露出させる必要があるため、入浴者の胴部の背筋に対して頸部の首筋の傾斜は少しきつくなる。よって、入浴者は、下顎を若干引いた状態で入浴していると考えられる。この状態において、浴槽の底部からのジェット噴流で首筋を支点として入浴者の身体を浮遊させたとすれば、下顎が首筋に近接し、下顎によって首筋を圧迫することになり、息苦しくなる。
【0005】
さらに、入浴者の身体を浮遊させた場合、胴部は浮遊したとしても、両脚は浮遊しているとは考えにくい。また、左右の手すりは、浮遊した状態の入浴者の身体をバランスよく支持するための補助的な役割を果たすのみである。しかも、首筋が背筋に比して短いため、首筋のみを支点として下顎と首筋との距離を調整すれば、入浴者の頭部は仰け反る状態になり、首筋に掛かる負担が大きくなるのは免れず、この状態を所要時間保持するのは困難であり、リラックスしているとは考えにくい。
【0006】
入浴者の首筋の負担を軽減するには、首筋及び背筋を利用して下顎と首筋との距離を調整することが必要になるが、前記ジェット噴流器付き風呂の場合、入浴者の背筋は、浴槽の凹部側面及び凹部底面によって浴槽の凹部底面側への回動が規制されているため、浴槽の湯面側への回動のみ可能になる。また、浴槽の湯面側に回動しすぎると、入浴者の上半身や下半身の一部が湯面から露出し、見苦しくなる場合もある。
【0007】
よって、現状において、首筋及び背筋を利用して下顎と首筋との距離を調整しようとすれば、入浴者は、両脚の膝を曲げ両足の裏を浴槽の底面に着けると共に、手すりを把持しながら胴部を若干持ち上げて浴槽の底面から離間させることになると推察される。
【0008】
この姿勢も、上記と同様に、かなり窮屈で且つ不安定であるため、リラックスしているとは考えにくく、新陳代謝が活発になるまでこの姿勢を継続するのは困難である。しかるに、下顎の離間した状態を維持して両脚を伸ばせば、下顎と首筋との距離が大きくなり、入浴者の頭部が仰け反る状態になる。一方、下顎の離間した状態を維持することなく両脚を伸ばせば、下顎が首筋に近接して、下顎が首筋を圧迫した状態になる。
【0009】
したがって、前記ジェット噴流器付き風呂の場合、仰向けに寝た状態で首筋を支点として入浴者の身体を単に浮遊させても、入浴者の全身をバランスよくリラックスさせることができず、充分な効果は得にくいという問題がある。寝具においては、仰向けに寝た状態は保持しやすくリラックスすることになるが、浴槽においては、仰向けに寝た状態が必ずしもリラックスしているとはいえず、寛いで入浴できる手段を模索する必要がある。
【0010】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、全身をバランスよくリラックスした状態で入浴でき、新陳代謝の活発化や血行促進が充分に図れると共に、精神的な開放感も充分に得られるジェット噴流器付き風呂を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のジェット噴流器付き風呂は、請求項1に示す如く、
入浴者の上半身を凭れ掛けさせた状態で、入浴者の上半身にジェット噴流を行うジェット噴流器付き風呂において、入浴者の上半身側に位置する浴槽の凹部側面には、入浴者の上半身を凭れ掛けさせる上半身用傾斜面が形成され、しかも、上半身用傾斜面に対向する浴槽の凹部側面には、入浴者の両足の足用載置部が突設され、さらに、上半身用傾斜面の上部には、入浴者の頭部の頭部用載置部が設けられると共に、上半身用傾斜面の左側及び右側にそれぞれ手すりが取り付けられ、且つ、上半身用傾斜面の下部には、複数の上半身用ジェット噴流器が設けられてなり、そしてさらに足用載置部は、足用載置部に載置された足裏と、該足裏に対向する浴槽の凹部側面とが略平行する高さを有し、足裏に対向する浴槽の凹部側面には、複数の足裏用ジェット噴流器が設けられてなるものである。
【0012】
例えば、入浴者が仰向けの状態で入浴する場合、入浴者は、上半身を浴槽の上半身用傾斜面に凭れ掛けさせると共に、頭部を頭部用載置部に載置し、左右の手すりを把持すると共に、両足を足用載置部に載せる。この際、入浴者の姿勢は、リクライニングシートに腰掛けたような姿勢となると共に、入浴者は、この状態で上半身の背面側にジェット噴流器のジェット噴流の圧力を間近で受け、さらに足裏にジェット噴流が当たって足裏を刺激することになる。
【0013】
このため、上半身とジェット噴流器との適当な距離をとらざるを得ない。この距離は、全身の力を抜いて浴槽の湯の浮力及びジェット噴流の圧力に任せれば容易に得ることができる。この距離をとることで、入浴者の身体は、結果的に、且つ、必然的に、全身を緩やかに伸ばしてリクライニングシートに腰掛けたような姿勢のまま自然に浮遊した状態になる。この状態は、浮こうとして浮くのではなく、あくまで自然であり、この姿勢を保持するにあたって入浴者自らの力は何ら不要である。入浴すれば、入浴者の体型や身長に関係なく誰もが自然に且つ容易に得られる本願特有の状態であり、リラックスして長時間の入浴も可能になる。なお、この際、入浴者の身体は、リクライニングシートに腰掛けたような状態で浮遊するため、入浴者の身体の一部が湯面から露出することはなく、見苦しくない。
【0014】
さらに、上記浮遊状態においては、入浴者の上半身と上半身用傾斜面との間に傾斜角度が形成されることになる。この傾斜角度は、ジェット噴流器の噴流が流体であることから入浴者が下顎と首筋との距離を調整することで自在に調整できる。即ち、浮遊している入浴者の上半身は、浴槽の湯面側、及び、上半身用傾斜面側のどちらにも充分移動できる位置に位置している。よって、入浴者は、背筋の回動に際して、浴槽の湯面側、あるいは、浴槽の上半身用傾斜面側への回動方向が規制されることなく柔軟に対応できる。このため、入浴者は、下顎による首筋の圧迫が回避されると共に、下顎の仰け反ることによる首筋への負担も防止される。なお、上記浮遊状態においては、下顎と首筋との距離は自然に調整されており、下顎による首筋の圧迫も、下顎の仰け反ることによる首筋への負担も全くない。
【0015】
さらに、入浴者の上半身は、ジェット噴流によって浴槽に浮遊した状態が保持されているが、頭部が頭部用載置部で支持されると共に、両足が足用載置部に載せられて、上下方向のバランスが保持される一方、左右方向のバランスが手すりを把持することによって保持されるため、全身が安定した状態で支持されることになる。
【0016】
よって、入浴者は、安定した状態で、且つ、リラックスした状態で、ジェット噴流器によって上半身がマッサージされることになり、血行促進が図られると共に、新陳代謝が活発になり、精神的な開放感も充分に満喫できる。
【0017】
さらに、例えば、俯つ伏せの状態で入浴する場合、両脚の膝を曲げて浴槽の凹部底面に着け、入浴者の上半身の前面側を上半身用傾斜面に凭れ掛けさせ、上半身の前面側を上半身用傾斜面の近傍で対向させると、上半身の下腹部がジェット噴流によって刺激され、下腹部の余分な脂肪が除去できて、下腹部の贅肉がとれ、下腹部が引き締まり、ダイエット効果が得られる。
【0018】
また、請求項2に示す如く、上半身用傾斜面の角度を、水平線に対して40度〜70度の範囲にするのが好ましい。
【0019】
そうすれば、この傾斜角度によって、入浴者の上半身がリクライニングできるようになると共に、手すりを把持した両手、及び、足用載置部に載せた両足を使って、入浴者の上半身を浴槽の上半身用傾斜面から離脱させやすくなる。
【0020】
さらに、請求項3に示す如く、上半身用傾斜面に対してジェット噴流器の噴出口の軸線が垂直になるように埋設するのがより好ましい。
【0021】
この場合、上半身用傾斜面に凭れ掛けさせた入浴者の上半身に対して略垂直にジェット噴流することで、入浴者の上半身を浴槽の湯面側に押し上げやすくなる。
【0022】
特に本願発明では、足用載置部に載置された足裏と、該足裏に対向する浴槽の凹部側面とが略平行するように足用載置部の高さを設定し、足裏に対向する浴槽の凹部側面に、複数の足裏用ジェット噴流器を設けるようにしている
【0023】
よって、仰向け状態の入浴者の足裏を足裏用ジェット噴流器の噴出口の近傍に対向させれば、足裏に対して略垂直にジェット噴流が行われ、足裏が高圧力のジェット噴流で刺激され、上半身のマッサージ効果に加えて、足裏のマッサージ効果も得られるようになる。
【0024】
また、浴槽の開口部から上半身用傾斜面の上端部に向けて下降傾斜した洗浄用傾斜面を形成するのが望ましい。
【0025】
この場合、浴槽の湯を洗浄用傾斜面側に向かって流せば、洗浄用傾斜面の傾斜角度によって、流した湯が頭部用載置部に戻されることになり、頭部用載置部を洗い流すことができる。
【0026】
さらに、放熱性の良好な円柱体からなる頭部用載置部の一部の周面を、上半身用傾斜面、又は、上半身用傾斜面から洗浄用傾斜面にかけて露出するようにしてもよい。
【0027】
よって、下顎と首筋との距離を調整する際、入浴者の頭部が頭部用載置部の周面に沿って移動できるため、頭部の移動が頭部用載置部によって規制されることがなく、下顎と首筋との距離の調整がより円滑に行われることになる。さらに、頭部用載置部によって頭部を冷やすことができ、長時間の入浴が可能になり、充分に休息できる。
【0028】
加えて、上半身用傾斜面において入浴者の入浴姿勢をとるための空間を確保できるように、上半身用傾斜面の下端部に切欠部を形成するのがよい。
【0029】
そうすれば、上半身用傾斜面の下端部に形成された切欠部によって、上半身用傾斜面が浴槽の底面にまで達することはなく、上半身用傾斜面によって入浴者の入浴姿勢が規制されることはない。例えば、入浴者が仰向けの状態で入浴した場合、入浴者の上半身の腰部が切欠部に位置することで、ゆったりと脚を伸ばせるようになる。また、入浴者が俯つ伏せの状態で入浴した場合、入浴者の折り曲げた膝頭が、上半身用傾斜面の近傍に位置することになり、上半身の腰部の位置が低くなることで、俯つ伏せの姿勢をとるための重心が低くなり、俯つ伏せの状態の上半身が上半身用傾斜面に凭れ掛けやすくなると共に、俯つ伏せの姿勢が安定した状態で保持されることになる。
【0030】
勿論、この切欠部がなくても、浴槽における入浴者の入浴姿勢を確保できているが、上半身用傾斜面が浴槽の底面まで達した場合、傾斜面であるが故に、入浴者の入浴姿勢が、上半身用傾斜面と足用載置部とによって規制され、足腰を自由に伸ばすことができず、入浴者の入浴姿勢を充分に確保できない場合もあるため、入浴者の入浴姿勢をより確実に確保するための手段である。
【0031】
また、浴槽の底部に、気泡生成器又は複数のジェット噴流器のいずれか一方を設けるのが望ましい。
【0032】
そうすれば、入浴者の上半身のみならず、下半身のマッサージ効果が得られるようになり、より一層血行がよくなり、身体に溜まった老廃物もより多く排出されることになる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について説明する。
本発明のジェット噴流器付き風呂は、浴槽に入浴した入浴者の上半身側に位置する浴槽の凹部側面に形成した上半身用傾斜面と、上半身用傾斜面に対向する浴槽の凹部側面に突設された足用載置部と、上半身用傾斜面の上部に設けた頭部用載置部と、上半身用傾斜面の左側及び右側に取り付けられた手すりと、上半身用傾斜面の下部に設けられた複数の上半身用ジェット噴流器とを備える。
【0034】
そして、入浴者は、仰向け状態又は俯つ伏せ状態の上半身を、浴槽の上半身用傾斜面に凭れ掛けさせることができる。また、手すりを把持した両手、及び、足用載置部に載せた両足によって仰向け状態の入浴者の身体を支持できる。さらに、リクライニングシートに腰掛けた姿勢の入浴者の身体を、入浴者が全身の力を抜くだけでそのまま自然に浮遊させ、浮力と上半身用ジェット噴流器のジェット噴流の圧力とによって浮遊状態を保持させることで、入浴者をリラックスさせると共に、入浴者の身体の血行促進を図る。
【0035】
【実施例】
つぎに本発明の一実施例の構成につき、図1を参照して説明する。開口部が略矩形状の浴槽1と、入浴者Aの上半身側に位置する浴槽1の凹部後側面1aに形成された上半身用傾斜面10と、浴槽1の開口部から上半身用傾斜面10の上端部にかけて形成された洗浄用傾斜面15と、浴槽1の凹部後側面1aにおいて上半身用傾斜面10の下端部に形成された切欠部20と、上半身用傾斜面10に対向する浴槽1の凹部前側面1bの下部に突設された足用載置部25と、上半身用傾斜面10の上部に設けられた頭部用載置部30と、上半身用傾斜面10の左側及び右側にそれぞれ取り付けられた二本の手すり35,35と、浴槽1の凹部底面1dに設置された複数の気泡供給管40a,…を有する気泡生成器40と、上半身用傾斜面10における頭部用載置部30の下方に埋設された複数の上半身用ジェット噴流器45,…と、浴槽の凹部前側面1bの上面に埋設された複数の足裏用ジェット噴流器50,…とを備えている。
【0036】
なお、浴槽1における各凹部側面1a〜1cは、仰向けの状態で浴槽1に入浴した入浴者Aを基準として、入浴者Aの上半身の背面側の凹部側面を凹部後側面1aとし、上半身の前面側の凹部側面を凹部前側面1bとし、入浴者Aの左側及び右側の凹部側面を凹部左側面1c,凹部右側面1cとする。但し、この場合の浴槽1は、便宜上、一人の入浴者Aを入浴させるものとするが、複数の入浴者A,…を横一列に並べて入浴させるものであってもよい。
【0037】
浴槽1は、コンクリート材が使用されており、浴槽1の深さ、浴槽1の湯面の大きさは既製の浴槽と略同一に形成されている。さらに、浴槽1の凹部後側面1aには、図1を正面から見た場合、その側面が略台形状に骨組みされたフレーム5が埋設されている。なお、浴槽1の表面を合成樹脂やタイルによって覆うようにしてもよい。
【0038】
上半身用傾斜面10は、浴槽1の凹部後側面1aに埋設されたフレーム5の傾斜に沿って形成されており、水平線に対して40度〜70度の傾斜角度を有し、この傾斜角度によって、仰向けの状態又は俯つ伏せの状態の入浴者Aの上半身を上半身用傾斜面10に凭れ掛けさせてゆったりと寛げる姿勢がとれるようになっている。
【0039】
洗浄用傾斜面15は、水平線に対して10度〜15度の範囲で傾斜しており、浴槽1から洗浄用傾斜面15に向かって浴槽1の湯を流した際に、流した湯が洗浄用傾斜面15によって浴槽1に流れ込むように構成され、浴槽1に流れ込む湯によって頭部用載置部30が洗浄される。
【0040】
切欠部20は、その切欠面20aが浴槽1の凹部底面1dに対して直角になるように形成されているため、浴槽1の底部1eの形状が、上半身用傾斜面10の切欠面20aと、浴槽1の凹部左側面1c及び凹部右側面1cと、上半身用傾斜面10に対向する足用載置部25の前面25aと、浴槽1の凹部底面1dとによって平面視略矩形状の空間を呈している。
【0041】
この空間によって、入浴者Aの上半身の背面側を上半身用傾斜面10に対峙させて仰向けの姿勢で入浴した際、入浴者Aの体型や身長によって上半身用傾斜面10と足用載置部25の前面25aとで規制されることはなく、入浴者Aは浴槽1でゆったりと寛げる。また、入浴者Aの上半身の前面側を上半身用傾斜面10に対峙させて俯つ伏せの姿勢で入浴した際、入浴者Aの折り曲げた膝頭を上半身用傾斜面10の下端部の近傍に位置させ、両肘を曲げた状態の両腕を身体の前方で略水平に位置させてこの両腕を頭部用載置部30に載せて入浴できる。この際、俯つ伏せ状態の入浴者Aの上半身を、洗浄用傾斜面15に載せた両手、及び、膝頭を浴槽1の凹部底面1dに着けた両脚で安定した状態で支持することができると共に、俯つ伏せの状態の姿勢を長時間維持しやすくなる。
【0042】
足用載置部25は、略直方体形状を呈し、足用載置部25に載置された足裏と、足裏に対向する浴槽1の凹部前側面1bとが略平行する高さを有し、足用載置部25の上面25b(載置面)の上方に足用ジェット噴流器50,…が設けられている。さらに、足用載置部25の上面25b(載置面)において入浴者Aの浮遊準備姿勢及び浮遊姿勢が形成されるような構成になっている。ここでいう浮遊準備姿勢とは、入浴者Aの上半身を上半身用傾斜面10に凭せ掛けると共に、入浴者Aの頭部を頭部用載置部30に載せ、さらに、足用載置部25に膝を曲げた状態の両足の踵を載せると共に、手すり35,35を把持して上半身を上半身用傾斜面10から少し離脱させた状態にすることをいう。また、浮遊姿勢とは、浮遊準備姿勢から全身の力を抜いてリラックスし、浴槽1の湯の浮力及び各上半身用ジェット噴流器45,…によって、全身を緩やかに伸ばしてリクライニングシートに腰掛けたような姿勢のまま浮遊された状態のことをいう。
【0043】
頭部用載置部30は、放熱性の良好な円柱体からなり、一般的にはステンレス製の中空の円柱体が使用され、頭部用載置部30の支柱31,…が上半身用傾斜面10に対して垂直方向に立設されている。さらに、頭部用載置部30の周面の一部が、図示のような状態で露出している。即ち、頭部用載置部30の軸線と、上半身用傾斜面10及び洗浄用傾斜面15の境界線とが一致し、上半身用傾斜面10から洗浄用傾斜面15にかけて205度〜240度の範囲で露出している。よって、入浴者Aは、頭部用載置部30の周面に頭部を載置した状態で、頭部用載置部30の周面に沿って頭部を移動し、下顎と首筋との間隔を調整する。しかも、頭部用載置部30は、放熱性がよく、入浴者Aの頭部が熱せられず、長時間の入浴も可能になる。
【0044】
手すり35,35は、ステンレス製の管体からなり、略台形状に折り曲げられ、その一端部が上半身用傾斜面10に垂直方向に植設されると共に、別端部が切欠部20の凹部側面20aに植設されている。手すり35,35を把持することによって入浴者Aの身体の左右方向のバランスを保持し、入浴直後の着座姿勢、後述する浮遊準備姿勢及び浮遊姿勢を安定した状態で支持する。
【0045】
気泡生成器40は、複数の気泡供給管41,…が浴槽1の凹部底面1dに左右方向に並設され、浴槽1の湯面側に位置する各気泡供給管41,…の周面には、複数の気泡穴42,…が軸線方向に一列に穿設され、各気泡穴42,…から供給される気泡によって入浴者Aの下半身をマッサージする。該気泡は、浴槽1の湯中を上昇するにしたがって大きくなり、入浴者Aの下半身との接触面積が大きくなるように生成されている。43は、各気泡供給管41,…にバルブ44を介して空気を供給するブロワーである。
【0046】
上半身用ジェット噴流器45,…は、その軸線が上半身用傾斜面10に対して垂直になるようにフレーム5に取り付けられた直管46,…と、該直管46,…に設けられた噴射ノズル47,…とから構成されている。上半身用ジェット噴流器45,…の噴出口48,…は、入浴者Aの腰部にジェット噴流できる位置に位置している。49,…は、浴槽1の凹部後側面1aの上部に設けられた上半身用ジェット噴流器45,…のエアー吸引口である。
【0047】
足裏用ジェット噴流器50,…は、浴槽1の凹部前側面1bに埋設された直管51,…と、該直管51,…に接続されたエルボ管52,…と、該エルボ管52,…に設けられた噴射ノズル53,…とから構成されている。各足裏用ジェット噴流器50,…の噴出口54,…は、浴槽1の凹部前側面1bにおいて、足裏をマッサージできる位置、即ち各足裏用ジェット噴流器50,…の噴出口54,…の軸線が、足用載置部25に載置された入浴者Aの足裏に対して略垂直になるように設けられている。55は、浴槽1の凹部前側面1bの上端面に設けられた足裏用ジェット噴流器50,…のエアー吸引口、56はポンプであり、バルブ57及び集塵器58を介して浴槽1の湯を吸引し、バルブ59を介して各上半身用ジェット噴流器45,…及び各足裏用ジェット噴流器50,…に送出する。
【0048】
つぎにジェット噴流器付き風呂の使用態様について説明する。まず、入浴者Aが仰向けの状態で入浴した場合、図2に示すように、入浴者Aの入浴直後の姿勢は、入浴者Aの上半身を浴槽1の上半身用傾斜面10に凭れ掛けさせ、頭部を頭部用載置部30に載置し、両手で左右の手すり35,35を把持し、両脚の膝を曲げて、両足の踵を浴槽1の足用載置部25に着けて載せた状態になっている。この際、入浴者Aの姿勢は、リクライニングシートに腰掛けた姿勢になっている一方、入浴者Aの上半身の背面側の間近で、各上半身用ジェット噴流器45,…のジェット噴流を受けることになる。
【0049】
よって、入浴者Aは、各上半身用ジェット噴流器45,…との距離をとろうとして、必然的に全身から力を抜いて浴槽1の湯の浮力、及び、ジェット噴流器45,…のジェット噴流の圧力に身体を任せる。その結果、入浴者Aの身体は、浴槽1の湯の浮力、及び、各上半身用ジェット噴流器45,…のジェット噴流の圧力によって自然に浮遊することになる。この時、入浴者Aの上半身と各上半身用ジェット噴流器45,…の噴出口48,…との距離が適当に調整されており、下顎と首筋との距離もうまく調整できている。さらに、入浴者Aの上半身が、各上半身用ジェット噴流器45,…のジェット噴流によって浴槽1の湯面側に押し上げられ、入浴者Aの浮遊した状態が保持されることになる。
【0050】
一方、浮遊した状態においては、足用載置部25に載置された入浴者Aの足裏が足裏用ジェット噴流器50,…の噴出口54,…の近傍に移動し、足裏と足裏用ジェット噴流器50,…の噴出口54,…とが対向するようになり、足裏にジェット噴流が行われて足裏のマッサージが可能になる。
【0051】
また、浮遊した状態においては、入浴者Aの上半身と上半身用傾斜面10との間に傾斜角度が形成されており、この傾斜角度は、入浴者Aによって、首筋を支点として背筋を浴槽1の湯面側及び上半身用傾斜面10側に回動させることで自在に調整できる。よって、下顎による首筋の圧迫、及び、下顎の仰け反ることによる首筋への負担もなく、リクライニングシートに腰掛ける姿勢で浮遊することになり、全身がリラックスした状態になる。
【0052】
つぎに、入浴者Aが俯つ伏せの状態で入浴した場合、図3に示すように、入浴者Aの入浴した直後の姿勢は、曲げた状態の両脚の膝頭を上半身用傾斜面10の切欠部20に位置させると共に、浴槽1の凹部底面1dに着ける一方、両肘を曲げた状態の両腕を身体の前方で略水平に位置させてこの両腕を頭部用載置部30に載せ、さらに、頭部用載置部30に載せた両腕に下顎を載置すると共に、上半身用傾斜面10に上半身をやや凭れ掛けさせた状態にすれば、両手を身体の前方で組んで頭部用載置部30に載せ、両手の上に下顎を載置し、上半身を上半身用傾斜面10に凭れ掛けさせ、曲げた状態の膝頭を上半身用傾斜面10の切欠部20に位置させると共に、浴槽1の凹部底面1dに着け、上半身用傾斜面10に凭せ掛けた上半身の重心を低くし、上半身を安定した状態で、上半身用ジェット噴流器45,…の噴出口48,…の近傍に上半身の下腹部を位置させ、上半身の下腹部にジェット噴流を当てるようにする。
【0053】
そうすれば、上半身の下腹部に対してジェット噴流が略垂直に行われて、ジェット噴流によって上半身の下腹部が刺激され、上半身の下腹部の余分な脂肪が除去されて、スリムな体型作りに有効である。
【0054】
このように、本発明のジェット噴流器付き風呂によれば、入浴者Aは、仰向けの状態、俯つ伏せの状態でも入浴できる。そして、仰向けの状態の際には、肉体的及び精神的なリラックス効果、及び、全身のマッサージ効果が得られる。俯つ伏せの状態の際には、上半身の下腹部のマッサージ効果、及び、ダイエット効果が得られるようになる。
【0055】
なお、前記実施例の場合、上半身用傾斜面10の傾斜角度を、40度〜70度の範囲としたが、好ましくは55.2度である。
【0056】
また、前記実施例の場合、洗浄用傾斜面15の傾斜角度を、10度〜15度の範囲としたが、好ましくは12.9度である。
【0057】
さらに、前記実施例の場合、足用載置部25の形状を略直方体形状としたが、上述した入浴者Aの浮遊準備姿勢及び浮遊姿勢をとれる高さの位置に平板状の足用載置部25を設けてもよい。
【0058】
加えて、前記実施例の場合、頭部用載置部30の位置は、頭部用載置部30の軸線と、浴槽1の上半身用傾斜面10及び洗浄用傾斜面15の境界線とが一致する位置に設けたが、この位置が上半身用傾斜面10において上方又は下方に10cm程度ずれてもよい。要するに、入浴者Aの頭部が浴槽1の湯面から露出し、頭部が頭部用載置部30の周面に沿って移動でき、下顎と首筋との距離の調整が行われる位置であればよい。但し、頭部用載置部30を洗浄して清潔にするためには、頭部用載置部30の一部の周面を湯面から2cm程度露出させて、洗浄用傾斜面15によって戻される湯を受けるべく、上半身用傾斜面30と洗浄用傾斜面15との境界線、もしくは、上半身用傾斜面30の上端部に位置させるのが好ましい。
【0059】
また、前記実施例の場合、頭部用載置部30の形状を中空の円柱体としたが、樋形状であってもよい。要するに、頭部用載置部30の形状は、露出する部位が曲面であって、且つ、その曲面によって、下顎と首筋との距離を調整すべく、入浴者Aの頭部が移動できればよい。また、入浴者Aの頭部をより強制的に冷やすために、頭部用載置部30の内部に通水するようにしてもよい。
【0060】
さらに、手すり35,35の折り曲げ加工は、図示に限定されるものではなく、例えば、コ字形状に折り曲げてもよい。要するに、手すり35,35によって、入浴者Aの上半身を上半身用傾斜面10から離脱でき、且つ、浮遊した入浴者Aの身体をバランスよく安定した状態で支持できればよい。
【0061】
加えて、前記実施例の場合、複数の気泡供給管41,…を有する気泡生成器40としたが、複数の気泡穴が穿設された平面視略矩形状の気泡マットであってもよい。また、気泡生成器40の代わりに複数のジェット噴流器を浴槽1の凹部底面1dに設けてもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のジェット噴流器付き風呂は、入浴者の上半身側に位置する浴槽の凹部側面に形成された上半身用傾斜面と、上半身用傾斜面に対向する浴槽の凹部側面に突設された足用載置部と、上半身用傾斜面の上部に設けられた頭部用載置部と、上半身用傾斜面の左側及び右側に取り付けられた手すりと、上半身用傾斜面における頭部用載置部の下方に設けられた複数の上半身用ジェット噴流器とを備え、そしてさらに足用載置部は、足用載置部に載置された足裏と、該足裏に対向する浴槽の凹部側面とが略平行する高さを有し、足裏に対向する浴槽の凹部側面には、複数の足裏用ジェット噴流器が設けられてなるため、仰向けの状態の入浴者が、リクライニングシートに着座したような姿勢で湯中に自然に浮遊させてリラックスさせることができることに加え、ジェット噴流器による上半身の背面側及び前面側のマッサージ効果が得られる。
【0063】
また、ジェット噴流器で足裏を刺激してマッサージすることで、より一層血行促進が図れる。
【0064】
さらに、浴槽の開口部から上半身用傾斜面の上端部に向けて下降傾斜した洗浄用傾斜面を形成するようにした本発明のジェット噴流器付き風呂においては、浴槽の湯を洗浄用傾斜面によって浴槽に戻すことで、頭部用載置部の洗浄を有効に行うことができる。
【0065】
加えて、浴槽の上半身用傾斜面において入浴者の入浴姿勢をとるための空間を確保できるように、上半身用傾斜面の下端部に切欠部を形成するようにした本発明のジェット噴流器付き風呂においては、入浴者が仰向けの状態、又は、俯つ伏せの状態であっても、浴槽の底部においてゆったりとした姿勢をとることができる。
【0066】
また、浴槽の底部に、気泡生成器又は複数のジェット噴流器のいずれか一方を設けた本発明のジェット噴流器付き風呂においては、入浴者の下半身のマッサージ効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジェット噴流器付き風呂を示した側断面図である。
【図2】仰向けの状態で入浴した態様を示す図である。
【図3】俯つ伏せの状態で入浴した態様を示す図である。
【符号の説明】
1 浴槽
1a 凹部後側面
1b 凹部前側面
1c 凹部左側面及び凹部右側面
1d 凹部底面
1e 底部
5 フレーム
10 上半身用傾斜面
15 洗浄用傾斜面
20 切欠部
20a 切欠面
25 足用載置部
25a 前面
25b 載置面
30 頭部用載置部
31 支柱
35 手すり
40 気泡生成器
41 気泡供給管
42 気泡穴
43 ブロワー
44、57 バルブ
45 上半身用ジェット噴流器
46、51 直管
47、53 噴流ノズル
48、54 噴出口
49、55 エアー吸引口
50 足裏用ジェット噴流器
52 エルボ管
56 ポンプ
57 バルブ
58 集塵器
59 バルブ
A 入浴者

Claims (6)

  1. 入浴者の上半身を凭れ掛けさせた状態で、入浴者の上半身にジェット噴流を行うジェット噴流器付き風呂において、入浴者の上半身側に位置する浴槽の凹部側面には、入浴者の上半身を凭れ掛けさせる上半身用傾斜面が形成され、しかも、上半身用傾斜面に対向する浴槽の凹部側面には、入浴者の両足の足用載置部が突設され、さらに、上半身用傾斜面の上部には、入浴者の頭部の頭部用載置部が設けられると共に、上半身用傾斜面の左側及び右側にはそれぞれ手すりが取り付けられ、且つ、上半身用傾斜面の下部には、複数の上半身用ジェット噴流器が設けられてなり、そしてさらに足用載置部は、足用載置部に載置された足裏と、該足裏に対向する浴槽の凹部側面とが略平行する高さを有し、足裏に対向する浴槽の凹部側面には、複数の足裏用ジェット噴流器が設けられてなることを特徴とするジェット噴流器付き風呂。
  2. 上半身用傾斜面の角度が、水平線に対して40度〜70度の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のジェット噴流器付き風呂。
  3. 上半身用傾斜面に対してジェット噴流器の噴出口の軸線が垂直になるように埋設されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のジェット噴流器付き風呂。
  4. 浴槽の開口部から上半身用傾斜面の上端部に向けて下降傾斜した洗浄用傾斜面が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のジェット噴流器付き風呂。
  5. 浴槽の上半身用傾斜面において入浴者の入浴姿勢をとるための空間を確保すべく上半身用傾斜面の下端部に切欠部が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のジェット噴流器付き風呂。
  6. 浴槽の底部には、気泡生成器又は複数のジェット噴流器のいずれか一方が設けられてなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のジェット噴流器付き風呂。
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