JP4024167B2 - Prop work scaffold and method of constructing support work scaffold - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は鉄骨構造の建築物の梁材を建造するための梁同士を接合する際に使用する支柱作業用足場および支柱作業用足場の構築方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
中層ないし高層の建築物の多くは、垂直方向のコラムつまり支柱と水平方向に延びて支柱に連結される梁材とを有する骨格構造物とを有しており、支柱および梁材としてはそれぞれＨ型鋼、Ｉ型鋼および断面四辺形の鋼管などの鋼材料が使用されている。このような骨格構造物は、地上に建造される建築物のみならず、地下街などの地下構造物を構築する際にも構築され、固定された相互に梁材が連結されることになる。
【０００３】
支柱に対する梁材の締結は、溶接やボルトにより行われており、支柱を梁に直接接合する場合と、予め支柱の側面に溶接されたブラケットとも言われるジョイント部材に梁本体を接合する場合とがあり、ジョイント部材を使用する場合にはジョイント部材は水平梁材の端部となり、梁材はジョイント部と梁本体とにより形成される。いずれの場合にも、作業者が溶接やボルト締めなどを用いて梁材を支柱に接合する作業つまり支柱作業を行うために支柱作業用足場が取り付けられることになる。
【０００４】
従来、中層ないし高層の建築物の骨格構造物の梁材を建造するために、支柱に対して梁材を溶接もしくはボルトにより接合する場合には、支柱に支柱作業用足場を取り付けている（特許文献１参照）。
【０００５】
【特許文献１】
特許第２５２２７４８号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の支柱作業用足場は、作業する場所毎に部材を組み立てて支柱に取り付けるようにしており、足場を使用して作業者が支柱作業を行った後には、足場を分解して他の支柱作業箇所に搬送しており、支柱作業箇所毎に足場を組み立てる必要がある。このように、従来では、支柱作業箇所毎に足場を分解組み立てしなければならず、その作業に時間がかかるだけではなく、多くの人手が必要となっている。
【０００７】
本発明の目的は、所定の箇所の支柱作業が終了した後に、他の支柱作業を行う際に、足場を分解組み立てすることなく、組み立てられた状態のまま迅速に所定の支柱作業箇所に移動し得るようにすることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の支柱作業用足場は、垂直方向の複数本の支柱と支柱に水平方向に延びて連結される梁材とを有する骨格構造物を建造するための支柱作業用足場であって、前記梁材の上面に前記梁材の両側から突出して配置される少なくとも２本の支持棒と、それぞれの前記支持棒の一端部に回動自在にピン結合され、上下方向に延びて複数の前記梁材を横切る少なくとも２本の垂直棒材、それぞれの前記垂直棒材に上下方向に離れて装着される複数対の足場用フレーム、およびそれぞれの前記足場用フレームに装着される足場板を有する第１のユニット枠体と、それぞれの前記支持棒の他端部に回動自在にピン結合され、上下方向に延びて複数の前記梁材を横切る少なくとも２本の垂直棒材、それぞれの前記垂直棒材に上下方向に離れて装着される複数対の足場用フレーム、およびそれぞれの前記足場用フレームに装着される足場板を有する第２のユニット枠体とを有し、前記第１と第２のユニット枠体のそれぞれの下端部を広げる方向に回動させて上下方向に移動することを特徴とする。
【０００９】
本発明の支柱作業用足場は、前記第１と第２のユニット枠体をそれぞれの垂直棒材の上端部に係合し、それぞれの前記ユニット枠体を吊り上げる上下動機構を有することを特徴とする。
【００１０】
本発明の支柱作業用足場は、上下に隣接する前記足場用フレームの間に梯子を装着することを特徴とする。
【００１１】
本発明の支柱作業用足場の構築方法は、垂直方向の複数本の支柱と支柱に水平方向に延びて連結される梁材とを有する骨格構造物を建造するための支柱作業用足場の構築方法であって、前記梁材の上面に前記梁材の両側から突出させて少なくとも２本の支持棒を配置する工程と、それぞれの前記支持棒の一端部に回動自在にピン結合され、上下方向に延びて複数の前記梁材を横切る少なくとも２本の垂直棒材、それぞれの前記垂直棒材に上下方向に離れて装着される複数対の足場用フレーム、およびそれぞれの前記足場用フレームに装着される足場板を有する第１のユニット枠体を組み立てる工程と、それぞれの前記支持棒の他端部に回動自在にピン結合され、上下方向に延びて複数の前記梁材を横切る少なくとも２本の垂直棒材、それぞれの前記垂直棒材に上下方向に離れて装着される足場板を有する第２のユニット枠体を組み立てる工程と、複数段の前記梁材と前記支柱との接合作業が終了後に、前記第１と第２のユニット枠体を吊り下げて移動する盛替え工程とを有することを特徴とする。
【００１２】
このような本発明の支柱作業用足場および支柱作業用足場の構築方法は、第１と第２のユニット枠体が骨格構造物の梁材の両側にまたぐように装着され、梁の両側から複数階分の支柱連結作業を行うことができる。これにより、支柱作業を短時間で行うことができ、かつ、所定の部位の支柱作業が終了した後は、第１と第２のユニット枠体を組み立てた状態のままそれぞれの下端部を広げ、他の支柱作業箇所に移動させることにより、他の支柱作業箇所において迅速に支柱作業を行うことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【００１４】
図１は本発明の支柱作業用足場を骨格構造物に取り付けた状態を示す平面図であり、図２は図１における矢印Ａ方向から見た側面図であり、図３は図１におけるＢ−Ｂ線に沿う方向の断面図であり、図４は図２におけるＣの部分を示す拡大斜視図である。
【００１５】
図１〜図４には建設途中における骨格構造物１０が示されており、図１には骨格構造物１０を構成する４本の支柱１１ａ〜１１ｄと、水平方向に延びて隣り合う支柱１１ａ〜１１ｄを相互に連結する梁材１２とが示されている。また、図３には支柱１１ａにそれぞれ上下に間隔を隔てて連結される３本の梁材１２が符号１２ａ〜１２ｃを付して示されている。
【００１６】
それぞれの梁材１２は、予め支柱１１ａ〜１１ｄに工場において固定されたジョイント部材１３と、相互に隣り合う支柱１１ａ〜１１ｄのジョイント部材１３の間に連結される梁本体１４とから構成されており、梁本体１４をジョイント部材１３に添え板を用いてボルトにより仮止めした後に、梁本体１４とジョイント部材１３はボルトにより接合される。ただし、ジョイント部材１３を用いることなく、梁材１２を直接支柱１１ａ〜１１ｄに接合するようにしても良い。なお、図１においては、ジョイント部材１３と梁本体１４の接合部が符号１５を付して示されている。
【００１７】
仮止めされた梁本体１４とジョイント部材１３とをボルトにより締結する支柱作業を行う際には、支柱作業用足場２０を骨格構造物１０に配置することになる。マンションやオフィスビルなどの建築物を建築する際には支柱１１ａ〜１１ｄや梁材１２が連結する部分の必要な箇所に対応させて、所定の台数の支柱作業用足場２０が骨格構造物１０に取り付けられることになる。図１には、骨格構造物１０を構成する支柱１１ａ〜１１ｄのうち、骨格構造物１０の梁本体１４とジョイント部材１３との接合部１５に対する接合作業を行うために支柱作業用足場２０が取り付けられた状態を示している。図１に示す支柱１１ａにはその四面に予めジョイント部材１３が工場で固定されており、４つのジョイント部材１３に対して４本の梁本体１４が接合されることになり、それぞれの梁本体１４をジョイント部材１３に仮止めした後に、四カ所の接合部１５を接合するために４組の支柱作業用足場２０がそれぞれの梁材１２に装着される。
【００１８】
それぞれの支柱作業用足場２０は、骨格構造物１０の梁材１２の上面に配置される支持棒１９と、第１と第２のユニット枠体２１，２２を有しており、それぞれの支持棒１９は２本の棒材を平行に連結することにより形成されている。第１のユニット枠体２１は、上下方向に延びて支持棒１９の一端部に回動自在にピン結合される複数の垂直棒材２３と、垂直棒材２３に上下方向に離れて装着される複数対の足場用フレーム３０とを備えている。第２のユニット枠体２２は、図２に示された第１のユニット枠体２１と同様の構造となっており、図１〜図３においては第２のユニット枠体２２を構成する部材は第１のユニット枠体２１を構成する部材と同一の番号が付されている。これら第１と第２のユニット枠体２１，２２を構成する垂直棒材２３は、図２に示された２本に限定されるものではなく、任意の本数とすることができ、足場用フレーム３０も図１および図２に示される個数に限定されるものではなく、任意の個数とすることができる。図に示していないが、第１と第２のユニット枠体２１，２２の外面に安全ネットを取り付けるようにしても良い。
【００１９】
図２及び図４に示される複数の垂直棒材２３は、所定の長さの柱部材２５を複数本接続することにより形成されており、分解及び組み立てを行うことができる。
【００２０】
図５（Ａ）は柱部材を示す側面図であり、図５（Ｂ）は柱部材を示す正面図であり、図５（Ｃ）は柱部材の一部を示す斜視図である。柱部材２５はそれぞれの所定の長さを断面コの字形状の２本のチャンネル材２５ａを逆向きにし、それぞれに溶接されるスペーサ２５ｂによって固定することにより形成されている。
【００２１】
一方のチャンネル材２５ａの一端部と他方のチャンネル材２５ａの他端部にはそれぞれ断面コの字形状のジョイント部材２５ｃが固定され、それぞれのジョイント部材２５ｃには取付孔２７ａが形成されている。また、一方のチャンネル材２５ａの他端部と他方のチャンネル材２５ａの一端部には、それぞれ取付孔２７ａに対応して取付孔２７ｂが形成されている。これにより、柱部材２５のジョイント部材２５ｃ同士を連結することができ、所定の長さの垂直棒材２３を構成することができる。それぞれのチャンネル材２５ａの対向面には、長手方向に所定の間隔毎に取付孔２７が形成されている。取付孔２７を貫通するボルトによってジョイント部材２５ｃを取り付け、ジョイント部材２５ｃを介して柱部材２５を連結することにより必要な長さの垂直棒材２３を建築現場で容易に組み立てることができる。
【００２２】
垂直棒材２３は任意の本数の柱部材２５を連結するとともに、図４に示すように、連結された柱部材２５の先端部にトップ吊り金具２４を取り付けることにより形成されている。トップ吊り金具２４には水平方向に延びる水平棒材２６が連結されており、この水平棒材２６は柱部材２５と同様に、断面コの字形状の２本のチャンネル材を逆向きにし、それぞれに溶接されるスペーサによって固定することにより形成されている。
【００２３】
図６はそれぞれのユニット枠体２１，２２に取り付けられる足場用外枠つまり足場用フレーム３０を示す斜視図である。図６に示すように足場用フレーム３０は、２つの手摺り枠３１，３２とこれらの手摺り枠３１，３２を連結する連結棒材３３とにより形成されており、それぞれの手摺り枠３１，３２には上下方向に所定の間隔を隔てて複数の水平棒材３４が取り付けられている。それぞれの手摺り枠３１，３２に設けられた水平棒材３４には、足場板３５が取り付けられるようになっている。
【００２４】
図７（Ａ）は、足場板を示す平面図であり、図７（Ｂ）は、足場板を示す正面図である。足場板３５としては布板と称される部材が使用されている。図７（Ａ）（Ｂ）に示すように、足場板３５は枠体部３６の上面に布板部３７が設けられ、枠体部３６の長手方向の両端面にそれぞれ幅方向に間隔を隔ててフック３８が設けられており、フック３８を足場用フレーム３０の水平棒材３４に引っ掛けることによって、足場用フレーム３０に対して着脱自在に装着される。
【００２５】
枠体部３６は、鉄などの金属薄板の折り曲げ、打ち抜き、プレス加工を経て製造しても良いし、角パイプもしくは丸パイプを組み合わせて構成しても良い。また、この実施の形態では、布板部３７にエキスパンドルメタル等の金属メッシュが用いられているが、金属板の表面に多数の穴を設けた多孔板や、金属板の表面に多数の微小な凹凸模様を付したものを用いても良い。
【００２６】
図８は複数本連結された柱部材２５とこれの端部に取り付けられて垂直棒材２３を構成するトップ吊り金具を示す斜視図である。図８に示すように、トップ吊り金具２４は、梁材１２の上面にその幅方向に配置される支持棒１９にボルト４１やピンにより回動自在にピン結合されるようになっている。２本の棒材１９ａを平行にして連結することにより形成される支持棒１９には、ボルト４１が貫通する複数の取付孔４２が形成されており、トップ吊り金具２４を連結する位置を梁材１２の幅寸法に対応させて変化させることができる。
【００２７】
トップ吊り金具２４にはこれを柱部材２５に取り付けるための複数の取付孔４３が形成されており、ピンやボルトを用いてトップ吊り金具２４を柱部材２５に連結することにより、柱部材２５とトップ吊り金具２４とにより垂直棒材２３を組み立てることができる。
【００２８】
このトップ吊り金具２４にはクレーンなどの上下動機構のワイヤが引っ掛かけられるフック４４が取り付けられており、クレーンにより第１と第２のユニット枠体２１，２２を一体として上下動させることができる。フック４４にワイヤを引っ掛けてユニット枠体２１，２２を上昇させると、ボルト４１を中心にトップ吊り金具２４はそれぞれの上端部が相互に接近する方向に回動することになり、回動限位置を規制するために、フック吊り金具２４の上端部には、他方のフック吊り金具２４に向けて突出した位置決め部材４５が取り付けられている。
【００２９】
次に本発明の支柱作業用足場２０を構築して建築作業を行う手順について説明する。図９は支柱作業用足場２０を骨格構造物１０に取り付けて所定の支柱作業が終了した状態を示す説明図であり、図１０は支柱作業用足場２０の上昇移動を開始させる状態を示す説明図であり、図１１は支柱作業用足場２０の上昇移動が終了した状態を示す説明図であり、図１２は本発明の支柱作業用足場２０を次の支柱作業箇所に盛り替えた状態を示す説明図である。
【００３０】
まず、建築現場において支柱作業用足場２０を組み立てるには、図５に示す柱部材２５を複数本連結し、連結された柱部材の端部にトップ吊り金具２４を取り付けることによって所定の長さの垂直棒材２３を形成する。図に示されるように２本の垂直棒材２３により第１のユニット枠体２１が形成される場合には、２本の垂直棒材２３と２本の支持棒１９を連結する。トップ吊り金具２４は、梁材１２の両側から突出して梁材１２の上面に配置される支持棒１９に連結される。垂直棒材２３と支持棒１９とにより第１と第２のユニット枠体２１，２２の組み立てが完了した後に、垂直棒材２３に上下方向に離れて装着される複数対の足場用フレーム３０を装着する。それぞれの足場用フレーム３０は垂直棒材２３を構成する柱部材２５に形成された取付孔２７を使用してこれに嵌合するピンにより垂直棒材２３に取り付けられるので、支柱作業が行われる位置に対応させて上下方向の任意の位置に取り付けることができる。このように足場用フレーム３０が装着された後に、手摺り枠３１，３２の水平棒材３４に足場板３５を装着する。
【００３１】
図２および図３に示される支柱１１ａ〜１１ｃに対する梁材１２の接合作業つまり支柱作業が終了した後には、それぞれの支柱１１ａ〜１１ｄの上にさらに上層階用の支柱が接続されることになる。支柱１１ａ〜１１ｄに接合された上層階用の支柱に対する支柱作業を行うには、図１０に示すように、まず、上下動機構としての図示しないクレーンに設けられたワイヤ４６をフック４４に引っかける。次いで、クレーンによりワイヤ４６を上昇移動させる。これにより、両方のユニット枠体２１，２２は図１０に示すように、それぞれの下端部が広がるようにボルト４１を中心に回動することになり、垂直棒材２３は梁材１２から離れることになる。
【００３２】
この状態のもとで、クレーンにより両方のユニット枠体２１，２２を一体として上昇移動させることができ、図１１に示すように、次に作業を行う階層部分の高さにまで第１と第２のユニット枠体２１，２２を吊り上げる。そして、ジョイント部材１３を支柱にボルトにより仮止めした後に、図１２に示すように、支持棒１９が上層階用の梁材に接触する位置にまで第１と第２のユニット枠体２１，２２を下降させる。
【００３３】
このように、本発明の支柱作業用足場２０は、骨格構造物１０を構成する支柱に予め固定されているジョイント部材１３と梁本体１４とをボルトにより締結するための支柱作業を行う場合には、複数階分の長さの第１と第２のユニット枠体２１，２２を有する支柱作業用足場２０を用いて、複数階分の支柱作業を梁材１２の両側から行うことにより短時間で行うことができ、かつ、所定の部位の支柱作業が終了した後は、第１および第２のユニット枠体２１，２２を分解組み立てする必要なく、第１と第２のユニット枠体２１，２２を組み立てた状態のままそれぞれのユニット枠体２１，２２の下端部を広げるように回動させるとこにより、骨格構造物１０の任意の箇所に迅速に第１と第２のユニット枠体２１，２２を据え付けることができる。
【００３４】
図４に示すように、第１と第２のユニット枠体２１，２２の一方の側辺に位置する足場用フレーム３０には、梯子４７が取り付けられている。それぞれの梯子４７は上下に隣り合う足場板３５に取り付けられるようになっており、足場板３５には梯子４７が取り付けられる部分に対応させてハッチ４８が図１に破線で示すように設けられることになる。したがって、作業者は第１と第２のユニット枠体２１，２２の内側で梯子４７を使用して上り下りすることができ、安全に作業者は上り下りすることができる。
【００３５】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、第１と第２のユニット枠体２１，２２のサイズおよび第１と第２のユニット枠体２１，２２に装着される足場板３５の段数は建築現場に応じて任意に設定することができる。また、この実施の形態では、上下動機構としてはクレーンが使用されているが、巻上げ機などの他の上下動機構を用いて足場を上下動させるようにしても良い。また、ワイヤ４６に代えてチェーンまたはロープを用いても良い。更に、前記実施の形態では、支柱作業用足場２０を上側階へ移動させる場合について説明したが、足場を下側階へ移動させたり、水平方向に移動することも可能である。
【００３６】
図１には４組の支柱作業用足場２０が示されており、図２はそのうちの１つを示すが、他の３組の支柱作業用足場２０も同様の構造である。また、図１に示された支柱１１ｂ〜１１ｄについても同様の支柱作業用足場２０を用いて支柱作業を行うことができる。また、１組の支柱作業用足場２０を用いて各々の支柱に対する支柱作業を行うようにしても良い。
【００３７】
【発明の効果】
前述したように、本発明によれば、骨格構造物を構成する支柱に対して梁材を連結するために支柱に対して梁材を接合する支柱作業を行う場合には、複数階分の長さの第１と第２のユニット枠体が装着された状態でこれに装着された足場板において支柱作業を行うことができる。所定の支柱作業が終了した後には、ユニット枠体の下端部が広がるようにしてユニット枠体を骨格構造物から取り外して他の支柱作業箇所に足場を移動することができる。これにより、支柱作業箇所に応じて第１と第２のユニット枠体を分解組み立てする必要がなく、第１と第２のユニット枠体を取り付けたまま骨格構造物の任意の箇所に迅速に足場を据え付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の支柱作業用足場を骨格構造物に取り付けた状態を示す平面図である。
【図２】図１における矢印Ａ方向から見た側面図である。
【図３】図１におけるＢ−Ｂ線に沿う方向の断面図である。
【図４】図２におけるＣの部分を示す拡大斜視図である。
【図５】（Ａ）は柱部材を示す側面図であり、（Ｂ）は柱部材を示す正面図であり、（Ｃ）は柱部材の一部を示す斜視図である。
【図６】足場用フレームを示す斜視図である。
【図７】（Ａ）は足場板の平面図であり、（Ｂ）は足場板の正面図である。
【図８】トップ吊金具を示す斜視図である。
【図９】支柱作業用足場を骨格構造物に取り付けて所定の支柱作業が終了した状態を示す説明図である。
【図１０】支柱作業用足場の上昇移動を開始させた状態を示す説明図である。
【図１１】支柱作業用足場の上昇移動が終了した状態を示す説明図である。
【図１２】本発明の支柱作業用足場を次の支柱作業箇所に盛り替えた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
１０ 骨格構造物
１１ａ〜１１ｄ 支柱
１２ 梁材
１３ ジョイント部材
１４ 梁本体
１５ 接合部
１９ 支持棒
２０ 支柱作業用足場
２１ 第１のユニット枠体
２２ 第２のユニット枠体
２３ 垂直棒材
２４ トップ吊り金具
２５ 柱部材
２５ａ チャンネル材
２５ｂ スペーサ
２５ｃ ジョイント部材
２６ 水平棒材
２６ａ チャンネル材
２６ｂ スペーサ
２６ｃ ジョイント部材
２７ 取付孔
２７ａ 取付孔
２７ｂ 取付孔
３０ 足場用フレーム
３１，３２ 手摺り枠
３３ 連結棒材
３４ 水平棒材
３５ 足場板
３６ 枠体部
３７ 布板部
３８ フック
４１ ボルト
４２ 取付孔
４３ 取付孔
４４ フック
４５ 位置決め部材
４６ ワイヤ
４７ 梯子
４８ ハッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a column work scaffold and a method for constructing a column work scaffold used when joining beams for building a beam of a steel structure building.
[0002]
[Prior art]
Many of the medium to high-rise buildings have a vertical column or column and a skeletal structure having a beam that extends horizontally and is connected to the column. Steel materials such as shaped steel, I-shaped steel, and a steel pipe having a quadrangular cross section are used. Such a skeletal structure is not only constructed on the ground, but also when constructing an underground structure such as an underground mall, and the beam members are connected to each other.
[0003]
Fastening of the beam material to the column is done by welding or bolts, and there are cases where the column is joined directly to the beam and cases where the beam body is joined to a joint member also called a bracket previously welded to the side of the column. Yes, when a joint member is used, the joint member becomes an end portion of the horizontal beam member, and the beam member is formed by the joint portion and the beam body. In either case, a column work scaffold is attached for the operator to perform the operation of joining the beam member to the column using welding, bolting, or the like, that is, the column operation.
[0004]
Conventionally, in order to construct a beam material for a skeleton structure of a middle-rise or high-rise building, when the beam material is joined to the column by welding or bolts, a column work scaffold is attached to the column (patent) Reference 1).
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2522748 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional strut work scaffold is constructed so that members are assembled and attached to the struts for each work place. After the worker performs the strut work using the scaffold, the scaffold is disassembled and other scaffolds are disassembled. It is transported to the strut work location, and it is necessary to assemble a scaffold for each strut work location. Thus, conventionally, a scaffold has to be disassembled and assembled for each column work location, which requires not only time but also a lot of manpower.
[0007]
The object of the present invention is to quickly move to a predetermined strut work location in an assembled state without disassembling the scaffold when performing another strut work after the strut work at a predetermined place is completed. There is to get.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A strut work scaffold according to the present invention is a strut work scaffold for constructing a skeletal structure having a plurality of vertical struts and a beam member extending in a horizontal direction and connected to the struts. A plurality of beam members which are pivotally coupled to at least two support rods arranged on the upper surface of the member so as to protrude from both sides of the beam members, and pivotally connected to one end of each of the support rods, and extend vertically. A plurality of pairs of scaffolding frames that are mounted on the vertical bars separately from each other in the vertical direction, and a scaffold plate that is mounted on each of the scaffolding frames. At least two vertical bars that are pivotally coupled to the unit frame and the other end of each of the support bars, extend in the vertical direction and cross the plurality of beam members, and the vertical bars Mounted apart vertically A plurality of pairs of scaffolding frames and a second unit frame having a scaffolding plate attached to each of the scaffolding frames, and each lower end of the first and second unit frames is widened It is characterized by moving in the vertical direction by rotating in the direction.
[0009]
The column work scaffold according to the present invention includes a vertical movement mechanism that engages the first and second unit frame bodies with the upper end portions of the respective vertical bar members and lifts the unit frame bodies. To do.
[0010]
The support work scaffold according to the present invention is characterized in that a ladder is mounted between the scaffold frames adjacent vertically.
[0011]
The method for constructing a strut work scaffold according to the present invention is a strut work scaffold construction method for constructing a skeletal structure having a plurality of vertical struts and a beam member extending in a horizontal direction and connected to the struts. A step of projecting from both sides of the beam material on the upper surface of the beam material and disposing at least two support rods, and one pin of each of the support rods being rotatably pin-coupled, At least two vertical bars extending across the plurality of beam members, a plurality of pairs of scaffolding frames mounted on the vertical bars separately in the vertical direction, and mounted on the scaffolding frames. Assembling a first unit frame having a scaffolding plate, and at least two pieces that are pivotally coupled to the other end of each of the support rods and extend in the vertical direction across the plurality of beam members. Vertical bar, each After the step of assembling the second unit frame having a scaffold plate mounted on the vertical bar member in the vertical direction, and the joining work of the plurality of stages of the beam member and the column are completed, the first and first And a refilling step in which the unit frame body is suspended and moved.
[0012]
Such a column work scaffold and a method for constructing the column work scaffold of the present invention are such that the first and second unit frames are mounted so as to straddle both sides of the beam material of the skeletal structure, and a plurality of frames are provided from both sides of the beam. The struts can be connected to the floor. Thereby, the strut work can be performed in a short time, and after the strut work of the predetermined part is finished, the respective lower end portions are spread while the first and second unit frame bodies are assembled, By moving to another strut work location, the strut work can be quickly performed at the other strut work location.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0014]
FIG. 1 is a plan view showing a state where the scaffold for scaffolding work of the present invention is attached to a skeletal structure, FIG. 2 is a side view seen from the direction of arrow A in FIG. 1, and FIG. FIG. 4 is a sectional view in the direction along the line B, and FIG. 4 is an enlarged perspective view showing a portion C in FIG.
[0015]
1 to 4 show a skeletal structure 10 in the middle of construction. FIG. 1 shows four struts 11a to 11d constituting the skeletal structure 10 and adjacent struts 11a to 11d extending in the horizontal direction. A beam member 12 connecting 11d to each other is shown. Also, in FIG. 3, three beam members 12 respectively connected to the support pillar 11a with an interval in the vertical direction are shown with reference numerals 12a to 12c.
[0016]
Each beam member 12 is composed of a joint member 13 fixed in advance to the columns 11a to 11d in the factory, and a beam body 14 connected between the joint members 13 of the columns 11a to 11d adjacent to each other. After the beam main body 14 is temporarily fixed to the joint member 13 with a bolt using an attachment plate, the beam main body 14 and the joint member 13 are joined by the bolt. However, you may make it join the beam material 12 directly to the support | pillars 11a-11d, without using the joint member 13. FIG. In FIG. 1, a joint portion between the joint member 13 and the beam main body 14 is indicated by reference numeral 15.
[0017]
When performing a column work for fastening the temporarily secured beam body 14 and the joint member 13 with bolts, the column work scaffold 20 is disposed on the skeleton structure 10. When building a building such as a condominium or an office building, a predetermined number of column work scaffolds 20 are added to the skeleton structure 10 so as to correspond to necessary portions of the portions to which the columns 11a to 11d and the beam material 12 are connected. Will be attached. In FIG. 1, among the columns 11 a to 11 d constituting the skeleton structure 10, a column work scaffold 20 is attached in order to perform a bonding operation on the joint 15 of the beam body 14 and the joint member 13 of the skeleton structure 10. The state is shown. In the column 11a shown in FIG. 1, joint members 13 are fixed in advance on the four surfaces at the factory, and four beam bodies 14 are joined to the four joint members 13, and each beam body 14 is joined. Are temporarily fixed to the joint member 13, and four sets of strut work scaffolds 20 are attached to the respective beam members 12 in order to join the four joint portions 15.
[0018]
Each strut work scaffold 20 includes a support bar 19 disposed on the upper surface of the beam member 12 of the skeletal structure 10, and first and second unit frame bodies 21, 22. 19 is formed by connecting two bars in parallel. The first unit frame 21 is vertically attached to a plurality of vertical bars 23 that extend in the vertical direction and are pivotally connected to one end of the support bar 19, and the vertical bars 23. A plurality of pairs of scaffolding frames 30. The second unit frame body 22 has the same structure as the first unit frame body 21 shown in FIG. 2, and the members constituting the second unit frame body 22 in FIGS. The same number as the member which comprises the 1st unit frame 21 is attached | subjected. The vertical bar members 23 constituting the first and second unit frame bodies 21 and 22 are not limited to the two shown in FIG. 2, but may be any number, and the scaffold frame The number 30 is not limited to the number shown in FIGS. 1 and 2, and may be any number. Although not shown in the drawing, safety nets may be attached to the outer surfaces of the first and second unit frame bodies 21 and 22.
[0019]
The plurality of vertical bars 23 shown in FIGS. 2 and 4 are formed by connecting a plurality of column members 25 having a predetermined length, and can be disassembled and assembled.
[0020]
FIG. 5A is a side view showing the column member, FIG. 5B is a front view showing the column member, and FIG. 5C is a perspective view showing a part of the column member. The column member 25 is formed by reversing two channel members 25a each having a U-shaped cross section in a predetermined direction and fixing them with spacers 25b welded to each other.
[0021]
A joint member 25c having a U-shaped cross section is fixed to one end of one channel member 25a and the other end of the other channel member 25a, and an attachment hole 27a is formed in each joint member 25c. In addition, attachment holes 27b are formed in the other end portion of the one channel member 25a and one end portion of the other channel member 25a corresponding to the attachment holes 27a, respectively. Thereby, the joint members 25c of the column member 25 can be connected to each other, and the vertical bar 23 having a predetermined length can be configured. Attachment holes 27 are formed in the opposing surface of each channel member 25a at predetermined intervals in the longitudinal direction. By attaching the joint member 25c with a bolt passing through the attachment hole 27 and connecting the column member 25 via the joint member 25c, the vertical bar 23 having a required length can be easily assembled at the construction site.
[0022]
The vertical bar 23 is formed by connecting an arbitrary number of column members 25 and attaching a top hanging bracket 24 to the tip of the connected column members 25 as shown in FIG. A horizontal bar 26 extending in the horizontal direction is connected to the top hanging bracket 24, and the horizontal bar 26, like the column member 25, has two channel members with a U-shaped cross-section reversed, It is formed by fixing with a spacer welded to the substrate.
[0023]
FIG. 6 is a perspective view showing the scaffold outer frame, that is, the scaffold frame 30 attached to each of the unit frame bodies 21 and 22. As shown in FIG. 6, the scaffolding frame 30 is formed by two handrail frames 31, 32 and a connecting bar 33 that connects these handrail frames 31, 32. A plurality of horizontal bars 34 are attached to 32 at predetermined intervals in the vertical direction. A scaffolding plate 35 is attached to a horizontal bar 34 provided in each handrail frame 31, 32.
[0024]
FIG. 7A is a plan view showing the scaffold board, and FIG. 7B is a front view showing the scaffold board. As the scaffold board 35, a member called a cloth board is used. As shown in FIGS. 7 (A) and 7 (B), the scaffold plate 35 is provided with a cloth plate portion 37 on the upper surface of the frame body portion 36, and spaced in the width direction on both end surfaces in the longitudinal direction of the frame body portion 36. A hook 38 is provided, and the hook 38 is detachably attached to the scaffold frame 30 by hooking the hook 38 on the horizontal bar 34 of the scaffold frame 30.
[0025]
The frame body portion 36 may be manufactured through bending, punching, or pressing of a thin metal plate such as iron, or may be configured by combining a square pipe or a round pipe. In this embodiment, a metal mesh such as expandable metal is used for the cloth plate portion 37. However, a porous plate provided with a large number of holes on the surface of the metal plate, or a large number of microscopic surfaces on the surface of the metal plate. You may use what gave the uneven pattern.
[0026]
FIG. 8 is a perspective view showing a plurality of column members 25 connected to each other and top suspension fittings that are attached to the ends of the column members 25 and constitute the vertical bar 23. As shown in FIG. 8, the top hanger 24 is pin-coupled to a support bar 19 disposed in the width direction on the upper surface of the beam member 12 by bolts 41 and pins. A plurality of mounting holes 42 through which the bolts 41 pass are formed in the support bar 19 formed by connecting the two bar members 19a in parallel, and the position where the top hanger 24 is connected is a beam material. The width can be changed corresponding to 12 width dimensions.
[0027]
A plurality of mounting holes 43 are formed in the top suspension bracket 24 to attach the top suspension bracket 24 to the column member 25. By connecting the top suspension bracket 24 to the column member 25 using pins or bolts, The vertical bar 23 can be assembled with the top hanger 24.
[0028]
A hook 44 to which a wire of a vertical movement mechanism such as a crane is hooked is attached to the top hanging bracket 24, and the first and second unit frame bodies 21 and 22 can be moved up and down integrally by the crane. it can. When the wire is hooked on the hook 44 and the unit frames 21 and 22 are raised, the top hanger 24 rotates around the bolt 41 in the direction in which the upper ends thereof approach each other. Therefore, a positioning member 45 protruding toward the other hook suspension fitting 24 is attached to the upper end portion of the hook suspension fitting 24.
[0029]
Next, a procedure for constructing the work column scaffold 20 according to the present invention for building work will be described. FIG. 9 is an explanatory diagram showing a state in which a predetermined column work has been completed after the column work scaffold 20 is attached to the skeleton structure 10, and FIG. 10 is an explanatory diagram showing a state in which the upward movement of the column work scaffold 20 is started. FIG. 11 is an explanatory view showing a state in which the upward movement of the column work scaffold 20 is completed, and FIG. 12 is an illustration showing a state in which the column work scaffold 20 of the present invention is replaced with the next column work place. FIG.
[0030]
First, in order to assemble the column work scaffold 20 at the construction site, a plurality of column members 25 shown in FIG. 5 are connected, and a top hanging bracket 24 is attached to the end of the connected column members to have a predetermined length. A vertical bar 23 is formed. As shown in the figure, when the first unit frame 21 is formed by two vertical bars 23, the two vertical bars 23 and the two support bars 19 are connected. The top hanger 24 is connected to a support bar 19 that protrudes from both sides of the beam member 12 and is disposed on the upper surface of the beam member 12. After the assembly of the first and second unit frame bodies 21 and 22 is completed by the vertical bar 23 and the support bar 19, a plurality of pairs of scaffold frames 30 to be attached to the vertical bar 23 apart in the vertical direction are provided. Installing. Each scaffolding frame 30 is attached to the vertical bar 23 by a pin fitted to the mounting hole 27 formed in the column member 25 constituting the vertical bar 23, so that the column work position is performed. It can be attached at any position in the vertical direction corresponding to the above. After the scaffold frame 30 is thus mounted, the scaffold plate 35 is mounted on the horizontal bar 34 of the handrail frames 31 and 32.
[0031]
After the joining work of the beam member 12 to the pillars 11a to 11c shown in FIG. 2 and FIG. 3, that is, the pillar work is finished, the pillars for the upper floors are further connected on the respective pillars 11a to 11d. . In order to perform the column work for the upper floor columns joined to the columns 11 a to 11 d, first, as shown in FIG. 10, a wire 46 provided on a crane (not shown) as a vertical movement mechanism is hooked on the hook 44. Next, the wire 46 is moved up by the crane. As a result, as shown in FIG. 10, both unit frame bodies 21 and 22 rotate around the bolt 41 so that the lower ends of the unit frame bodies 21 and 22 are widened, and the vertical bar 23 is separated from the beam 12. become.
[0032]
Under this state, both unit frame bodies 21 and 22 can be moved up and down as a unit by the crane, and as shown in FIG. 2 unit frames 21 and 22 are lifted. Then, after the joint member 13 is temporarily fixed to the support column with bolts, as shown in FIG. 12, the first and second unit frame bodies 21 and 22 are brought to a position where the support bar 19 comes into contact with the beam material for the upper floor. Is lowered.
[0033]
As described above, the column work scaffold 20 according to the present invention is used when performing column work for fastening the joint member 13 and the beam body 14 that are fixed in advance to the column constituting the skeleton structure 10 with the bolts. By using the column work scaffold 20 having the first and second unit frame bodies 21 and 22 having a length of a plurality of floors, the column work for the plurality of floors is performed from both sides of the beam member 12 in a short time. The first and second unit frame bodies 21 and 22 can be performed without the need to disassemble and assemble the first and second unit frame bodies 21 and 22 after the column work of a predetermined part is completed. The first and second unit frame bodies 21 and 22 can be quickly moved to any part of the skeleton structure 10 by rotating the unit frame bodies 21 and 22 so that the lower ends of the unit frame bodies 21 and 22 are widened in the assembled state. Can be installed .
[0034]
As shown in FIG. 4, a ladder 47 is attached to the scaffolding frame 30 located on one side of the first and second unit frame bodies 21 and 22. Each ladder 47 is attached to a scaffold plate 35 adjacent to each other in the vertical direction, and a hatch 48 is provided on the scaffold plate 35 so as to correspond to a portion to which the ladder 47 is attached as shown by a broken line in FIG. become. Therefore, the worker can go up and down using the ladder 47 inside the first and second unit frame bodies 21 and 22, and the worker can go up and down safely.
[0035]
It goes without saying that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. For example, the size of the first and second unit frame bodies 21 and 22 and the number of steps of the scaffold plates 35 attached to the first and second unit frame bodies 21 and 22 can be arbitrarily set according to the construction site. it can. In this embodiment, a crane is used as the vertical movement mechanism. However, the scaffold may be moved up and down using another vertical movement mechanism such as a hoisting machine. Further, instead of the wire 46, a chain or a rope may be used. Further, in the above-described embodiment, the case where the column work scaffold 20 is moved to the upper floor has been described. However, the scaffold can be moved to the lower floor or moved in the horizontal direction.
[0036]
FIG. 1 shows four sets of strut work scaffolds 20 and FIG. 2 shows one of them, but the other three sets of strut work scaffolds 20 have the same structure. Moreover, the column work can be performed using the same column work scaffold 20 for the columns 11b to 11d shown in FIG. Moreover, you may make it perform the support | pillar operation | work with respect to each support | pillar using one set of support | pillar work scaffolds 20. FIG.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when performing the column work for joining the beam material to the column in order to connect the beam material to the column constituting the skeleton structure, the length of a plurality of floors is required. In the state where the first and second unit frame bodies are mounted, the column work can be performed on the scaffold plate mounted on the frame. After the predetermined strut work is completed, the unit frame can be detached from the skeleton structure so that the lower end of the unit frame is widened, and the scaffold can be moved to another strut work location. Thus, there is no need to disassemble and assemble the first and second unit frames according to the column work location, and the scaffold can be quickly placed at any location of the skeletal structure with the first and second unit frames attached. Can be installed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a state in which a scaffold for scaffolding work according to the present invention is attached to a skeletal structure.
FIG. 2 is a side view seen from the direction of arrow A in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 1. FIG.
4 is an enlarged perspective view showing a portion C in FIG. 2. FIG.
5A is a side view showing a column member, FIG. 5B is a front view showing the column member, and FIG. 5C is a perspective view showing a part of the column member.
FIG. 6 is a perspective view showing a scaffold frame.
FIG. 7A is a plan view of a scaffold plate, and FIG. 7B is a front view of the scaffold plate.
FIG. 8 is a perspective view showing a top hanging bracket.
FIG. 9 is an explanatory view showing a state in which a predetermined strut work is completed by attaching a strut work scaffold to a skeleton structure;
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a state in which the ascending movement of the column work scaffold is started.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a state in which the upward movement of the column work scaffold is completed.
FIG. 12 is an explanatory view showing a state in which the strut work scaffold according to the present invention is replaced with the next strut work place.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Skeletal structure 11a-11d Support | pillar 12 Beam material 13 Joint member 14 Beam main body 15 Joint part 19 Support bar 20 Supporting work scaffold 21 First unit frame 22 Second unit frame 23 Vertical bar 24 Top suspension bracket 25 Column member 25a Channel member 25b Spacer 25c Joint member 26 Horizontal bar 26a Channel member 26b Spacer 26c Joint member 27 Mounting hole 27a Mounting hole 27b Mounting hole 30 Scaffolding frames 31, 32 Handrail frame 33 Connecting bar 34 Horizontal bar 35 Scaffold plate 36 Frame body portion 37 Fabric plate portion 38 Hook 41 Bolt 42 Mounting hole 43 Mounting hole 44 Hook 45 Positioning member 46 Wire 47 Ladder 48 Hatch

Claims (5)

垂直方向の複数本の支柱と支柱に水平方向に延びて連結される梁材とを有する骨格構造物を建造するための支柱作業用足場であって、
前記梁材の上面に前記梁材の両側から突出して配置される少なくとも２本の支持棒と、
それぞれの前記支持棒の一端部に回動自在にピン結合され、上下方向に延びて複数の前記梁材を横切る少なくとも２本の垂直棒材、それぞれの前記垂直棒材に上下方向に離れて装着される複数対の足場用フレーム、およびそれぞれの前記足場用フレームに装着される足場板を有する第１のユニット枠体と、
それぞれの前記支持棒の他端部に回動自在にピン結合され、上下方向に延びて複数の前記梁材を横切る少なくとも２本の垂直棒材、それぞれの前記垂直棒材に上下方向に離れて装着される複数対の足場用フレーム、およびそれぞれの前記足場用フレームに装着される足場板を有する第２のユニット枠体とを有し、
前記第１と第２のユニット枠体のそれぞれの下端部を広げる方向に回動させて上下方向に移動することを特徴とする支柱作業用足場。A scaffold for scaffolding work for constructing a skeletal structure having a plurality of vertical pillars and a beam member extending in a horizontal direction and connected to the pillars,
At least two support bars arranged to protrude from both sides of the beam material on the upper surface of the beam material;
At least two vertical bars that are pivotally connected to one end of each of the support bars, extend in the vertical direction and cross the plurality of beam members, and are vertically attached to the vertical bars. A plurality of pairs of scaffolding frames, and a first unit frame having a scaffolding plate attached to each of the scaffolding frames;
At least two vertical bars that are pivotally connected to the other end of each of the support bars, extend in the vertical direction and cross the plurality of beam members, and are separated from the vertical bars in the vertical direction. A plurality of pairs of scaffolding frames to be attached, and a second unit frame having a scaffolding plate to be attached to each of the scaffolding frames;
A strut work scaffold characterized by rotating in the direction of expanding the lower ends of the first and second unit frame bodies and moving in the vertical direction. 請求項１記載の支柱作業用足場において、前記第１と第２のユニット枠体の上端部に係合し、それぞれの前記ユニット枠体を吊り上げる上下動機構を有することを特徴とする支柱作業用足場。2. The support structure for supporting pillars according to claim 1, further comprising a vertical movement mechanism that engages with upper ends of the first and second unit frame bodies and lifts the unit frame bodies. scaffold. 請求項１または２記載の支柱作業用足場において、上下に隣接する前記足場用フレームの間に梯子を装着することを特徴とする支柱作業用足場。3. The support column scaffold according to claim 1, wherein a ladder is mounted between the scaffold frames adjacent to each other in the vertical direction. 垂直方向の複数本の支柱と支柱に水平方向に延びて連結される梁材とを有する骨格構造物を建造するための支柱作業用足場の構築方法であって、
前記梁材の上面に前記梁材の両側から突出させて少なくとも２本の支持棒を配置する工程と、
それぞれの前記支持棒の一端部に回動自在にピン結合され、上下方向に延びて複数の前記梁材を横切る少なくとも２本の垂直棒材、それぞれの前記垂直棒材に上下方向に離れて装着される複数対の足場用フレーム、およびそれぞれの前記足場用フレームに装着される足場板を有する第１のユニット枠体を組み立てる工程と、
それぞれの前記支持棒の他端部に回動自在にピン結合され、上下方向に延びて複数の前記梁材を横切る少なくとも２本の垂直棒材、それぞれの前記垂直棒材に上下方向に離れて装着される足場板を有する第２のユニット枠体を組み立てる工程と、
複数段の前記梁材と前記支柱との接合作業が終了後に、前記第１と第２のユニット枠体を吊り下げて移動する盛替え工程とを有することを特徴とする支柱作業用足場の構築方法。A method for constructing a scaffold for working with pillars for constructing a skeletal structure having a plurality of pillars in the vertical direction and a beam member extending and connected to the pillars in the horizontal direction
Disposing at least two support bars on the upper surface of the beam member so as to protrude from both sides of the beam member;
At least two vertical bars that are pivotally connected to one end of each of the support bars, extend in the vertical direction and cross the plurality of beam members, and are vertically attached to the vertical bars. Assembling a plurality of pairs of scaffolding frames and a first unit frame having a scaffolding plate attached to each of the scaffolding frames;
At least two vertical bars that are pivotally connected to the other end of each of the support bars, extend in the vertical direction and cross the plurality of beam members, and are separated from the vertical bars in the vertical direction. Assembling a second unit frame having a scaffold plate to be mounted;
Construction of a strut work scaffold comprising: a refilling step of suspending and moving the first and second unit frame bodies after the joining work of the plurality of beam members and the struts is completed. Method. 請求項４記載の支柱作業用足場の構築方法において、前記盛替え移動時に上方に移動させるか、水平方向に移動されることを特徴とする支柱作業用足場の構築方法。5. The method for constructing a strut work scaffold according to claim 4, wherein the strut work scaffold is moved upward or moved in the horizontal direction at the time of the refilling movement.

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