JP4024076B2 - 流体圧作動弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気圧などの流体圧を使用して弁体を作動させる流体圧作動弁に係り、特に弁体の開度位置範囲を規制する位置決め部材を備えた流体圧作動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウエハの製造技術分野を始め、液晶基板製造技術分野や多層配線基板製造技術などの分野では、フォトレジスト液、アルカリ性や酸性の処理液などの薬液が使用されている。それぞれの薬液を供給するために、容器とこの中に収容された薬液を供給するポンプとこのポンプの作動により流路を介して案内された薬液を吐出するノズルとを有する薬液供給装置が使用されている。このような薬液供給装置としては、たとえば、米国特許第5,061,156 号公報に開示されているようなものが開発されている。
【0003】
この薬液供給装置は、容器に収容されたレジスト液(薬液)を半導体ウエハに塗布するために使用されている。ウエハにレジスト液を吐出するノズルと容器とを結ぶ配管には、容器側から順に、ノズルに向けて薬液を供給するポンプと、薬液を濾過するフィルターとが設けられ、さらに、配管内の流路を開閉する開閉バルブと、サックバックバルブとが直列に接続されている。
【0004】
このうちサックバックバルブは吸い戻し弁とも言われ、ノズルから所定の量の薬液を吐出した後においてノズルから液垂れするのを防止するために使用されるものである。具体的には、開閉バルブを作動させて流路を閉じた後にノズルの先端面から薬液が突出している状態となっているところ、このサックバックバルブを作動させることにより、この突出分の薬液をすべてノズルの先端部内に吸引されて収まるようにしている。これらのポンプ、開閉バルブおよびサックバックバルブの作動は、システム制御部からの信号によって制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
サックバックバルブとしては、流路にサックバックチャンバを設け、その容積を調整する弁体としてダイヤフラムを有するタイプのものが使用されている。ノズルから薬液を吐出する際にはそのダイヤフラムを小さい開度位置に作動させてサックバックチャンバの容積を少なくさせており、ノズルからの薬液の吐出を停止するために開閉バルブを閉じた後には、ダイヤフラムを大きい開度位置に作動させてサックバックチャンバの容積を大きくするようにしている。チャンバ容積を大きくすることによって、ノズルの先端部内の薬液はノズルの内部に引き込まれることになる。ダイヤフラムの作動は空気圧によって行われており、サックバックチャンバの最大容積はダイヤフラムの変形量、すなわちダイヤフラムの開度位置範囲を規制する調整ねじによって設定される。この場合には、システム制御部からの信号によって空気圧が制御され、サックバックバルブ内のダイヤフラムが作動することになる。サックバックバルブを電空レギュレータによって作動するようにしたタイプのものもあり、この場合にはダイヤフラムの移動量や速度を任意に設定することができる。
【0006】
これらの何れかのタイプのサックバックバルブを用いた薬液供給装置にあっては、調整ねじによりダイヤフラムの最大変形量を規制してサックバックチャンバの最大容積を設定しているが、そのように常に一定の変形量でダイヤフラムを作動させても、ノズル内の液面位置が一定とならない場合がある。その理由としては、薬液の温度変化による膨張収縮や粘度変化が考えられ、さらには、周囲温度の変化による開閉バルブやサックバックバルブおよび配管などの膨張収縮が考えられる。また、ノズルは塗布位置と待機位置との間を移動することになるので、配管チューブ内の曲がり部の曲率が経時変化して配管内の体積が変化することもあり、また開閉バルブおよびサックバックバルブ内にそれぞれ組み込まれたダイヤフラムが経時変化することもある。これらの経時変化が発生すると、それぞれのバルブ内あるいは管路内の薬液案内部の容積が変化し、ノズル内の液面位置が変化する原因となる。
【0007】
このようにノズル内の液面位置は不安定となりやすいものであり、そのうちサックバック量が少な過ぎた場合、すなわち薬液がノズルの先端面よりも突出した状態となった場合には、この突出部分の薬液が自重によって落下しやすくなる。このように余分な薬液が落下してしまうと、適正量を超える薬液をウエハに塗布してしまうばかりでなく、塗布終了後にノズルを初期位置に戻す際に被塗布物に薬液がぼた落ちして均一な分布の塗布表面にムラが生じてしまうことになる。
【0008】
一方、サックバック量が多過ぎると、ノズル先端部内の薬液の液面位置が上昇し過ぎて、薬液の内部に外部空気を巻き込んで気泡が形成されてしまう。このように気泡が形成されると、次の薬液吐出工程において所定量の薬液を塗布することができなくなる。
【0009】
そしてこのようなサックバック量の過少量と過多量の間の適正範囲は非常に狭いものであり、そのためチャンバの最大容積の調整、すなわちダイヤフラムの最大変形量の調整にはかなり高い精度が要求されている。しかしながら従来このようなチャンバ容積の調整には、ダイヤフラムに当接しつつ軸方向に移動可能に設置される調整ねじが用いられるのが一般的であり、現在通常に製造されるねじのピッチ精度では、そのような高い精度での微調整を行うことは困難であった。
【0010】
また開閉バルブについても、その開弁時の状態は流路開口量を適切に維持する流量制御弁として機能するものであるが、サックバックバルブと同様にその弁体であるダイヤフラムの開度位置を高い精度で微調整できるものがなかった。
【0011】
本発明の目的は、弁体の開度位置を高い精度で微調整可能な流体圧作動弁を提供することにある。
【0012】
本発明のその他の目的は、ダイヤフラムの最大変形量を高い精度で調整して適正範囲の狭いサックバック量を適正に設定可能な流体圧作動弁を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の流体圧作動弁は、液体が流入する流入側流路と流出する流出側流路とこれらの流路を結ぶ連通開口部と前記流出側流路に連通するサックバックチャンバとが形成されたハウジングと、前記ハウジングに装着され、前記連通開口部を閉じる前進限位置と開く後退限位置とに変形自在の第1の弁体と、前記ハウジングに装着され、前記サックバックチャンバを形成するとともに前記サックバックチャンバを縮小させる前進限位置と拡張させる後退限位置とに変形自在の第2の弁体と、それぞれ前記ハウジングに軸方向に移動自在に装着され、一方が加圧室となった前進用室と後退用室とを形成し、それぞれ前記第1の弁体と第2の弁体が取り付けられる第1と第2のピストンと、前記第1のピストンの後退限位置を規制する第1のストッパの位置を調整する第1の調整ねじ組立体と、前記第2のピストンの後退限位置を規制する第2のストッパの位置を調整する第2の調整ねじ組立体とを有し、前記第1のストッパを前記ハウジングに対して回転することなく軸方向にのみ摺動可能に設け、前記第1のストッパに設けられる差動ねじ部材と、前記差動ねじ部材の雄ねじにねじ結合する中空孔を有するとともに前記雄ねじと相違するピッチで前記ハウジングに形成された大径雌ねじに結合する調整ねじ部材とにより前記第1の調整ねじ組立体を形成し、前記調整ねじ部材を回転させることにより前記差動ねじ部材を介して前記第1のストッパの位置を調整することを特徴とする。
【0014】
本発明の流体圧作動弁は、前記第1のストッパに前記ハウジングに接触するOリングを設けることを特徴とする。
【0015】
本発明の流体圧作動弁は、前記第2のストッパを前記ハウジングに対して回転することなく軸方向にのみ摺動可能に設け、前記第2のストッパに設けられる差動ねじ部材と、前記差動ねじ部材の雄ねじにねじ結合する中空孔を有するとともに前記雄ねじと相違するピッチで前記ハウジングに形成された大径雌ねじに結合する調整ねじ部材とにより前記第2の調整ねじ組立体を形成し、前記第2の調整ねじ組立体の前記調整ねじ部材を回転させることにより前記差動ねじ部材を介して前記第2のストッパの位置を調整することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施の形態である流体圧作動弁を用いた薬液供給装置の構成概要図であり、レジスト液Lが収容されたタンクつまり容器1と、ウエハWにレジスト液Lを吐出するノズル2とを結ぶ配管3には、ノズル2に向けてレジスト液Lを供給するポンプ4と、レジスト液Lを濾過するフィルター5とが設けられ、さらに、配管3内の流路を開閉する開閉バルブ6とサックバックバルブ7が一体のバルブ組立体8として形成されて配管3に設けられている。
【0018】
ポンプ4、開閉バルブ6およびサックバックバルブ7の作動を制御するためにシステム制御部10が設けられており、このシステム制御部10からポンプ4には作動信号が送られ、開閉バルブ6およびサックバックバルブ7にはそれぞれ図示しない空気圧制御弁により生成された制御用空気圧が送られるようになっている。
【0019】
後述するようにバルブ組立体8内部の流路にはレジスト液Lを貯留可能なサックバックチャンバ11が設けられており、サックバックバルブ7はシステム制御部10の制御によってこのサックバックチャンバ11の容積を拡大させるサックバック動作と、サックバックチャンバ11の容積を減少させる逆サックバック動作とを行うことができる。
【0020】
次にこの薬液供給装置の作動を説明する。まずウエハWへの薬液塗布時には、図示しない駆動手段によりウエハWが一定速度で回転しており、またノズル2が図示しない移動手段により塗布位置であるウエハWの回転中心の真上に位置されている。
【0021】
この状態でシステム制御部10からの制御によりポンプ4が駆動を始め、規定の薬液圧送圧に達した時点で開閉バルブ6が流路を開き、ノズル2よりレジスト液Lを吐出させる。回転しているウエハWの表面上に適量に吐出されたレジスト液Lは、遠心力により外周に向かって拡散し、その表面全体に薄く均一に塗布される。またこのレジスト液Lを吐出している最中には、サックバックバルブ7が逆サックバック動作を行いサックバックチャンバ11の容積を減少させている。そして規定量のレジスト液Lを吐出した後に開閉バルブ6が流路を閉じる。そしてこのレジスト液Lの吐出終了後にサックバックバルブ7によるサックバック動作が行われる。
【0022】
図2はこのサックバック動作が行われる前後のノズル2の先端部における液面位置の変化を示す断面図であり、図2(A)はサックバック動作前の図であり、図2(B)はサックバック動作後の図である。
【0023】
図2(A)に示すように吐出終了時にはレジスト液Lの液面がノズル2の先端面より下方に突出してしまい、自重によって液滴が落下しやすい状態となっている。しかしこの状態からサックバックバルブ7がサックバック動作を行うことによりサックバックチャンバ11の容積が拡大され、その拡大分の容積だけ流路内のレジスト液Lが引き込まれる。その結果、図2(B)に示すようにレジスト液Lの液面位置がノズル2の先端部内に引き上げられ、落下しにくい安定した状態となる。ここで、レジスト液Lの液面位置が引き上げられる高さは、サックバック動作によるサックバックチャンバ11の拡大容積、すなわちサックバック量に比例することになる。
【0024】
一方、レジスト液Lの液面位置を引き上げすぎた場合には、レジスト液Lの内部に外部空気を巻き込んで気泡を形成しやすく、次の薬液吐出工程で所定量の吐出ができなくなる。したがってレジスト液Lの液面を適正な位置に引き上げることができるよう、サックバック動作前後のサックバックチャンバ11の容積変化量を調整する必要がある。
【0025】
またウエハWへのレジスト液Lの吐出量も過不足なく適量で供給できるよう調整する必要があるが、この吐出量は開閉バルブ6の開弁時間と流路開口量、およびポンプ4からの圧送圧に比例するものであり、そのうち開閉バルブ6の開弁時間は適切に調整することが難しく、またポンプ4からの圧送圧はむやみに調整すると圧送圧の安定性を阻害してしまうことから、レジスト液Lの吐出量を調整する場合は開弁時における開閉バルブ6の流路開口量を調整するのが望ましい。
【0026】
図3は、図1に示された本実施の形態の流体圧作動弁であるバルブ組立体8を拡大して示す断面図である。図3に示すようにバルブ組立体8は、全体を収容するハウジングとして、1つの本体ブロック12に、開閉バルブ6の筒型ケーシング13とサックバックバルブ7の筒型ケーシング14を並設した構成となっている。それぞれの筒型ケーシング13,14は図中上端から下方に向けて順次配置されるカバー13a,14aと、シリンダチューブ13b,14bとにより形成されており、これらは本体ブロック12と図中下端に位置するプレート15とともに図示しないねじ部材により組み付けられている。
【0027】
本体ブロック12には、流入ポート16aに連通しレジスト液Lなどの薬液が流入する流入側流路16と、薬液が流出する流出ポート17aに連通する流出側流路17とが形成され、開閉バルブ6の筒型ケーシング13と本体ブロック12とを接続する部分であって流入側流路16と流出側流路17を結ぶ位置に連通開口部18が形成されており、サックバックバルブ7の筒型ケーシング14の近傍で本体ブロック12内の流出側流路17の途中位置には薬液の貯留室であるサックバックチャンバ11が形成されている。
【0028】
以下、開閉バルブ6の構成について説明すると、開閉バルブ6の筒型ケーシング13内には軸方向に往復動自在に駆動軸19が装着されており、この駆動軸19の先端にはダイヤフラム式の開閉弁体20が設けられている。この開閉弁体20は駆動軸19の先端部にねじ結合される軸部20aと、弾性変形自在のディスク部20bとを有し、ディスク部20bの外周部は、本体ブロック12とシリンダチューブ13bの間に挟み付けられている。本体ブロック12と開閉弁体20は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などのフッ素樹脂により形成されている。
【0029】
駆動軸19を軸方向に移動させることにより、連通開口部18を形成する弁座21と開閉弁体20との間の隙間を変化させると、流入側流路16と流出側流路17との間の連通開口部18の開度すなわち流路開口量が変化して、流出側流路17に向けて流出する液体の流量が変化する。
【0030】
駆動軸19の図中上端部にはピストン22が一体となっており、ピストン22には駆動軸19を介して開閉弁体20が取り付けられている。このピストン22により筒型ケーシング13のシリンダチューブ13b内にはピストン22の前端面側つまり開閉弁体20側に開弁用加圧室23が区画形成され、この開弁用加圧室23に連通させてシリンダチューブ13bには開閉用流体給排ポート24が形成されている。筒型ケーシング13のカバー13a内にはピストン22の後端面に対向する筒部25が形成されており、さらにその内周側には調整ねじ組立体50がねじ結合され、この調整ねじ組立体50の前端部にはストッパ51が固定されている。
【0031】
開閉用流体給排ポート24から開弁用加圧室23内に圧縮空気を供給すると、駆動軸19は後退する方向、つまり一方向に押圧され、ピストン22は筒部25またはその内周側のストッパ51のいずれか先に接触する後退限位置まで駆動されて開閉弁体20を後退限位置まで作動させることになる。
【0032】
図3は開閉弁体20が前進限位置となって弁座21に接触しており、筒部25とストッパ51が同じ位置となっている状態を示す。ピストン22はその前進限位置から後退限位置までのストロークS1の範囲で前進後退移動するようになっており、ピストン22が後退限位置となると開閉弁体20により連通開口部18は最大の開度に設定される。
【0033】
ピストン22の後端面側にはばね室26が形成され、このばね室26内には駆動軸19を前記一方向とは逆の方向、つまり前進させる方向に押圧し、ピストン22および開閉弁体20を前進限位置に向けて押圧するための付勢手段として閉弁用ばね部材27が設けられている。したがって、開閉用流体給排ポート24から圧縮空気を開弁用加圧室23内に供給すると、開閉弁体20は流路を全開する。そして、圧縮空気の供給を停止して開弁用加圧室23内に空気を外部に排出させると、閉弁用ばね部材27のばね力により開閉弁体20は流路を閉塞する。ただし、ばね室26を閉弁用加圧室とし、この中に圧縮空気を供給することにより、駆動軸19を逆方向に押圧し、ピストン22に対して前進限位置に向かう付勢力を加えるようにしてもよい。
【0034】
なお、駆動軸19の往復動に際してこれを円滑に行わせるために、筒型ケーシング13に形成されたばね室26のスペースとその外部とを連通させ、そのスペース内への空気の流出入を行うためにブリード孔28が筒型ケーシング13に形成されている。また、相互に摺動関係となる部材相互間には、Oリング29やパッキン30などのシール材が設けられている。
【0035】
また、流路内を流れる流体が薬液などの金属腐食性の液体であることから、本体ブロック12は開閉弁体20と同様にPTFEにより形成されており、他に筒型ケーシング13を構成するカバー13aおよびシリンダチューブ13bについても同様の樹脂により形成するようにしてもよい。
【0036】
ここで調整ねじ組立体50について詳述すると、直径の大きい円管形状であって外周と内周にそれぞれねじ部を形成した調整ねじ部材52と、その内周の雌ねじ部にねじ結合された直径の小さい差動ねじ部材53の二重構造となっており、調整ねじ部材52の後端部には調整つまみナット54が固定され、ストッパ51は差動ねじ部材53の前端部に固定されている。また調整ねじ部材52とカバー13aとの間で結合するねじ部52aのピッチが0.5mmであり、また調整ねじ部材52と差動ねじ部材53との間で結合するねじ部53aのピッチが0.45mmであってどちらのねじ部52a,53aも同じ右ねじ方向にねじが形成されている。さらにストッパ51は先端が二股に割れた構造となっており、その割れた隙間に、筒部25の先端部を径方向に貫通したピン25aを挟むようにして筒部25内に挿入している。そのためストッパ51は、筒部25の内周に対して回転することなく軸方向にのみ摺動可能に挿入されている。また調整ねじ組立体50を筒型ケーシング13に対して締結するために、調整ねじ部材52の雄ねじ部にロックナット55がねじ結合している。
【0037】
次に、前記した開閉バルブ6の動作について説明すると、開弁用加圧室23内に作動制御用の空気圧が供給されていない状態では、閉弁用ばね部材27のばね力により、駆動軸19と開閉弁体20は前進限位置となる。図示する場合には、前進限位置において開閉弁体20が弁座21に接触して連通開口部18を閉塞する位置となっており、流路中の液体の流れは停止される。また図示する場合には、調整ねじ組立体50の調整によりストッパ51の前端面が筒部25の前端部と同じ軸方向位置となっている。
【0038】
この状態のもとで、開閉用流体給排ポート24から開弁用加圧室23に圧縮空気を供給すると、ピストン22は閉弁用ばね部材27のばね力に抗してストッパ51および筒部25に接触する後退限の位置まで移動し、開閉弁体20は後退限位置となり、連通開口部18は全開状態となってその開度は最大の設定で開いた状態となる。この状態では、ポンプ4からの圧送圧の条件が同じであれば最も大きい流量が得られることになる。
【0039】
ここで開弁時における開閉バルブ6の通過流量の設定、すなわち全開状態における連通開口部18の開度の設定は、開閉弁体20、ピストン22の後退限位置を規制するストッパ51の位置を調整することにより調整される。そしてこのストッパ51の位置調整は、位置決め部材である調整ねじ組立体50の調整つまみナット54の回転量を調整して行われる。例えば調整つまみナット54を図中矢印Rに示す右回転方向に回すことにより、ストッパ51の軸方向位置を前進側に移動させて連通開口部18の最大開度の設定を下げ、すなわち開閉バルブ6の通過流量を減少させるよう調整することが可能となる。また逆に調整つまみナット54を左回転方向に回すことにより、開閉バルブ6の通過流量を増加させるよう調整することができる。
【0040】
このとき、調整ねじ組立体50が前述した構成となっていることにより、ストッパ51の軸方向位置を高い精度で調整することができる。例えば調整つまみナット54を右方向に1回転回した場合には、調整ねじ部材52自体はカバー13aとの間のねじ部のピッチに従って0.5mmだけ前進側に移動する。一方、ストッパ51に固定されている差動ねじ部材53自体は中心軸周りに回転することができないため、調整ねじ部材52に対して相対的に左方向へ1回転し、それにより調整ねじ部材52と差動ねじ部材53の間のねじ部のピッチに従い差動ねじ部材53は調整ねじ部材52に対して相対的に0.45mm後退側に移動する。以上により差動ねじ部材53の前端部に固定されているストッパ51は結果的に0.05mmだけ前進側に移動したことになる。これにより調整ねじ組立体50は、通常の調整ねじでは得ることの困難な0.05mmという高いピッチ精度で調整するよう機能することになる。
【0041】
図4は、ポンプ4からの圧送圧が0.1MPaの場合で開閉バルブにおける調整つまみの回転量と液体の通過流量との関係を示す特性線図であり、図中には本発明による開閉バルブ6の特性線と、他に比較例として通常のピッチ精度の調整ねじを用いた開閉バルブA,Bの特性線が記載されている。なお、本発明の開閉バルブ6における弁座21の開口部オリフィスの直径が2mmであるのに対し、開閉バルブA,Bそれぞれの開口部オリフィスの直径は2mm、0.8mmとなっている。
【0042】
図4に示すように、調整つまみを4/8回転(1/2回転)回した時点での流量が、開閉バルブA,Bの場合は約650,250ml/minであるのに対し、本発明による開閉バルブ6は100ml/minにも満たない値となっている。また1回転回した時点では開閉バルブA,Bはそれぞれ約850,280ml/minを超える最大流量に達して流路が開き切った状態となっているのに対し、本発明による開閉バルブ6は4回転回した時点でもまだ700ml/minに達せず、さらに安定して流量の増減調整が可能な状態となっている。これより本発明による開閉バルブ6は、調整ねじを広い回転範囲に渡って操作して安定的に流量の増減調整を行えることがわかる。
【0043】
また各特性線の線形比例範囲における傾きを見た場合でも、本発明による開閉バルブ6の傾きが他の2つと比較して大幅に小さく、このことは調整つまみの回転数に対する通過流量の変化の割合が小さいことを意味している。すなわち本発明による開閉バルブ6が通過流量を調整する際の精度としては、開口部オリフィスの直径が同じである開閉バルブAと比較しても高いばかりでなく、開口部オリフィスの直径が半分以下である開閉バルブBと比較した場合でもかなり高いことがわかる。
【0044】
以上により、図3に示す本実施の形態のバルブ組立体8が備える開閉バルブ6は、連通開口部18の開度、すなわち流路開口量を調整して薬液などの流体の通過流量を高い精度で調整することができる。
【0045】
図3に戻り、サックバックバルブ7の構成について説明する。前記開閉バルブ6における部材と共通する部材には同一の符号が付されている。サックバックバルブ7の筒型ケーシング14内には軸方向に往復動自在に駆動軸31が装着されており、この駆動軸31の先端にはダイヤフラム式のサックバック弁体32が設けられている。このサックバック弁体32は駆動軸31の先端部にねじ結合される軸部32aと、弾性変形自在のディスク部32bとを有し、ディスク部32bの外周部はガイドワッシャ33とともに本体ブロック12とシリンダチューブ14bの間に挟み付けられている。
【0046】
駆動軸31を軸方向に移動させることにより、サックバックチャンバ11の一壁面を形成するサックバック弁体32の全体的な軸方向位置を変化させると、流出側流路17に形成したサックバックチャンバ11の容積が変化して、流路内の液体を押し出す逆サックバック動作、または流路内の液体を引き込むサックバック動作が行われる。
【0047】
駆動軸31の図中上端部にはピストン34が設けられており、このピストン34により筒型ケーシング内にはピストン34の後端面側つまりカバー14a側に逆サックバック用加圧室35が区画形成され、この逆サックバック用加圧室35に連通させてカバー14aにはサックバック用流体給排ポート36が形成されている。サックバック用流体給排ポート36から逆サックバック用加圧室35内に圧縮空気を供給すると、駆動軸31は前進する方向、つまり一方向に押圧され、サックバック弁体32がその変形が最大となる前進限位置まで作動させることになる。
【0048】
筒型ケーシング14のカバー14a内にはピストン34の後端面に対向する筒部37が形成されており、さらにその内周側には開閉バルブ6に設けたものと同じ調整ねじ組立体50がねじ結合されている。
【0049】
図3は筒部37とストッパ51が同じ位置にあり、ピストン34が後退限位置となって筒部37およびストッパ51に接触している状態を示す。ピストン34はその後退限位置から前進限位置までのストロークの範囲で前進後退移動するようになっており、ピストン34が図示するような筒部37に接触する後退限位置となるとサックバック弁体32によりサックバックチャンバ11の容積は最大に設定される。
【0050】
ピストン34の前端面側にはばね室38が形成され、このばね室38内には駆動軸31を前記一方向とは逆の方向、つまり後退させる方向に押圧し、ピストン34およびサックバック弁体32を後退限位置に向けて押圧するための付勢手段としてサックバック用ばね部材39が設けられている。したがって、圧縮空気の供給を停止して逆サックバック用加圧室35内の空気を外部に排出させると、サックバック用ばね部材39のばね力によりサックバック弁体32はサックバックチャンバ11の容積を増加させる。そしてサックバック用流体給排ポート36から圧縮空気を逆サックバック用加圧室35に供給すると、サックバック弁体32はサックバックチャンバ11の容積を減少させる。ただし、ばね室38をサックバック用加圧室とし、この中に圧縮空気を供給することにより、駆動軸31を逆方向に押圧し、ピストン34に対して前進限位置に向かう付勢力を加えるようにしてもよい。
【0051】
サックバックバルブ7に設けた調整ねじ組立体50もまた開閉バルブ6に設けたものと同様に調整ねじ部材52の内周に差動ねじ部材53をねじ結合させた二重構造となっており、調整ねじ部材52の後端部には調整つまみナット54が固定され、差動ねじ部材53の前端部には回転しないストッパ51が固定されている。調整ねじ部材52とカバーとの間のねじ部のピッチが0.5mmであり、調整ねじ部材52と差動ねじ部材53の間のねじ部のピッチが0.45mmであってどちらも同じ右ねじ方向にねじが形成されている。
【0052】
次に、前記したサックバックバルブ7の動作について説明すると、サックバック用流体給排ポート36から逆サックバック用加圧室35に圧縮空気を供給している状態では、ピストン34はサックバック用ばね部材39のばね力に抗してサックバック弁体32が最大に変形する前進限の位置まで移動し、サックバック弁体32は前進限位置となり、サックバックチャンバ11の容積は最小となる。この逆サックバック動作は開閉バルブ6が開弁して液体が吐出されている間に行われる。
【0053】
また図示する場合には、調整ねじ組立体50の調整によりストッパ51の前端面が筒部37の前端部と同じ軸方向位置となっている。開閉バルブ6が閉弁して液体の吐出が止められた後、圧縮空気の供給を停止して逆サックバック用加圧室35内の空気を外部に排出させると、サックバック用ばね部材39のばね力により、ピストン34がストッパ51および筒部37に接触する後退限の位置まで移動し、サックバック弁体32は後退限位置となり、図示するようにサックバックチャンバ11の容積は最大となってサックバック弁体32の開度は最大の設定で開いた状態となる。この状態とするサックバック動作は、流路からサックバックチャンバ11への液体の引き込み量、すなわちサックバック量が最も多く、ノズル2内の液面位置を最も引き上げることになる。
【0054】
ここでサックバック量の設定、すなわちサックバックチャンバ11の容積変化量の設定は、サックバック弁体32、ピストン34の後退限位置を規制するストッパ51の位置を調整することにより調整される。そしてこのストッパ51の位置調整は、位置決め部材である調整ねじ組立体50の調整つまみナット54の回転量を調整して行われる。例えば調整つまみナット54を図中矢印Rに示す右回転方向に回すことにより、ストッパ51の軸方向位置を前進側に移動させてサックバックチャンバ11の容積変化量を減少させるよう設定し、すなわちサックバック量を減少させるよう調整することが可能となる。また逆に調整つまみナット54を左回転方向に回すことにより、サックバック量を増加させるよう調整することができる。
【0055】
このとき調整ねじ組立体50が前述の開閉バルブ6が備えるものと同じ構成であるため、通常の調整ねじでは得ることの困難な0.05mmという高いピッチ精度でストッパ51の軸方向位置を調整することができる。
【0056】
以上により、本実施の形態のバルブ組立体8が備えるサックバックバルブ7は、サックバック量を調整して、サックバック動作後のノズル2内の薬液の液面位置を高い精度で調整することができる。
【0057】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、図示する薬液供給装置は、半導体ウエハWを被塗布物としてこれにレジスト液Lを塗布するために使用されているが、薬液としてはレジスト液Lに限られず、また被塗布物もウエハWに限られず、それぞれ種々のものを対象とすることができる。また前記実施の形態においては、開閉バルブ6とサックバックバルブ7を一体に構成したが、個別に独立して構成してもよい。また調整ねじ組立体50における調整ねじ部材52と差動ねじ部材53のそれぞれの外周のねじ部のピッチは0.5mm、0.45mmに限られず、2つのピッチ差が調整ねじ組立体50全体のピッチとなるため両方のピッチが近いほど調整精度が向上する。さらに調整ねじ部材52と差動ねじ部材53のそれぞれの外周のねじ部は、ともに同じ右ねじ方向にねじが形成されていたが、ともに同じ左ねじ方向にねじを形成してもよい。この場合には、調整つまみナット54を左方向に回すことにより各弁体20,32の後退限位置を前進させ、右方向に回すことにより各弁体20,32の後退限位置を後退させる。またバルブ組立体8に設けた開閉バルブ6とサックバックバルブ7の一方のみに調整ねじ組立体50を取り付け、他方に通常の調整ねじを取り付けてもよい。なお、前記実施の形態においては、各バルブ6,7を作動制御する流体圧を圧縮空気による空気圧としたが空気圧に限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、通常の調整ねじでは得られない高いピッチ精度の調整ねじ組立体を用いることにより、サックバック弁体の開度位置を高い精度で微調整できるため、適正範囲の狭いサックバック量の設定を容易化し、作業時間の短縮、設定再現性の向上を図ることができる。
【0059】
本発明によれば、通常の調整ねじでは得られない高いピッチ精度の調整ねじ組立体を用いることにより、開閉弁体の開度位置を高い精度で微調整できるため、薬液などの流体の通過流量の設定を容易化し、作業時間の短縮、設定再現性の向上を図ることができる。
【0060】
本発明によれば、開閉バルブとサックバックバルブを一体に構成することにより、この種の制御バルブの小型化や薬液供給装置の構造の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である流体圧作動弁を用いた薬液供給装置の構成概要図である。
【図2】サックバック動作が行われる前後のノズル先端部における液面位置の変化を示す断面図であり、(A)はサックバック動作前の図であり、(B)はサックバック動作後の図である。
【図3】図1に示されたバルブ組立体を拡大して示す断面図である。
【図4】開閉バルブにおける調整つまみの回転量と液体の通過流量との関係を示す特性線図である。
【符号の説明】
1 容器
2 ノズル
3 配管
4 ポンプ
5 フィルター
6 開閉バルブ
7 サックバックバルブ
8 バルブ組立体
10 システム制御部
11 サックバックチャンバ
12 本体ブロック
13 筒型ケーシング(開閉バルブ)
13a カバー
13b シリンダチューブ
14 筒型ケーシング(サックバックバルブ)
14a カバー
14b シリンダチューブ
15 プレート
16 流入側流路
16a 流入ポート
17 流出側流路
17a 流出ポート
18 連通開口部
19 駆動軸
20 開閉弁体
20a 軸部
20b ディスク部
21 弁座
22 ピストン
23 開弁用加圧室
24 開閉用流体給排ポート
25 筒部
25a ピン
26 ばね室
27 閉弁用ばね部材
28 ブリード孔
29 Oリング
30 パッキン
31 駆動軸
32 サックバック弁体
32a 軸部
32b ディスク部
33 ガイドワッシャ
34 ピストン
35 逆サックバック用加圧室
36 サックバック用用流体給排ポート
37 筒部
38 ばね室
39 サックバック用ばね部材
50 調整ねじ組立体
51 ストッパ
52 調整ねじ部材
52a ねじ部
53 差動ねじ部材
53a ねじ部
54 調整つまみナット
55 ロックナット
L レジスト液
W ウエハ

Claims (3)

  1. 液体が流入する流入側流路と流出する流出側流路とこれらの流路を結ぶ連通開口部と前記流出側流路に連通するサックバックチャンバとが形成されたハウジングと、
    前記ハウジングに装着され、前記連通開口部を閉じる前進限位置と開く後退限位置とに変形自在の第1の弁体と、
    前記ハウジングに装着され、前記サックバックチャンバを形成するとともに前記サックバックチャンバを縮小させる前進限位置と拡張させる後退限位置とに変形自在の第2の弁体と、
    それぞれ前記ハウジングに軸方向に移動自在に装着され、一方が加圧室となった前進用室と後退用室とを形成し、それぞれ前記第1の弁体と第2の弁体が取り付けられる第1と第2のピストンと、
    前記第1のピストンの後退限位置を規制する第1のストッパの位置を調整する第1の調整ねじ組立体と、
    前記第2のピストンの後退限位置を規制する第2のストッパの位置を調整する第2の調整ねじ組立体とを有し、
    前記第1のストッパを前記ハウジングに対して回転することなく軸方向にのみ摺動可能に設け、
    前記第1のストッパに設けられる差動ねじ部材と、前記差動ねじ部材の雄ねじにねじ結合する中空孔を有するとともに前記雄ねじと相違するピッチで前記ハウジングに形成された大径雌ねじに結合する調整ねじ部材とにより前記第1の調整ねじ組立体を形成し、
    前記調整ねじ部材を回転させることにより前記差動ねじ部材を介して前記第1のストッパの位置を調整することを特徴とする流体圧作動弁。
  2. 請求項1記載の流体圧作動弁において、前記第1のストッパに前記ハウジングに接触するOリングを設けることを特徴とする流体圧作動弁。
  3. 請求項1または2記載の流体圧作動弁において、前記第2のストッパを前記ハウジングに対して回転することなく軸方向にのみ摺動可能に設け、前記第2のストッパに設けられる差動ねじ部材と、前記差動ねじ部材の雄ねじにねじ結合する中空孔を有するとともに前記雄ねじと相違するピッチで前記ハウジングに形成された大径雌ねじに結合する調整ねじ部材とにより前記第2の調整ねじ組立体を形成し、前記第2の調整ねじ組立体の前記調整ねじ部材を回転させることにより前記差動ねじ部材を介して前記第2のストッパの位置を調整することを特徴とする流体圧作動弁。
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