JP4023416B2 - 冷却器 - Google Patents

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Description

本発明は,複数の電子部品を両面から冷却するための冷却器に関する。
従来より、図6に示すごとく、半導体素子を内蔵した半導体モジュール92の放熱を行うために、該半導体モジュール92を両面から挟持するように冷却チューブ93を配設してなる冷却器9がある(特許文献1、特許文献2参照)。
この冷却器9においては、上記半導体モジュール92とその両面に配置した冷却チューブ93とを、挟圧部材941,942によって挟圧した構成となっている。上記半導体モジュール92の両面に配置された一対の上記冷却チューブ93と上記挟圧部材941,942とによって両面冷却ユニット95を構成している。
しかしながら、隣り合う上記両面冷却ユニット95における冷却チューブ93の間には、少なくとも上記挟圧部材941,942の厚み分以上の隙間91、即ち例えば10mm強の隙間91を設ける必要がある。そのため、上記冷却器9の体格が大きくなってしまうという問題がある。
また、両面冷却ユニット95ごとに上記挟圧部材941,942を配設するため、部品点数も多くなり、組付け工数の増加、製造コストの増加につながるという問題もある。
また、冷却チューブと半導体モジュールとを交互に積層配置することにより、冷却器の小型化を図ることが考えられる。
しかしながら、かかる構造をとると、一つの冷却チューブを挟んでその両側面に2つの半導体モジュールを配置することとなる。そのため、それらの半導体モジュールの発熱量が大きく異なると、一方の半導体モジュールから他方の半導体モジュールに熱移動が生じるおそれがある。これにより、上記冷却器の冷却能力が低下する原因となりうる。
また、上記半導体モジュールの発熱量のばらつきに伴う熱膨張のばらつきが、積層方向に関して互いに干渉し合い、部分的な負荷がかかるおそれがあるという問題がある。
また、各半導体モジュールの間に厚みのばらつきがあった場合にも、そのばらつきが積層方向について影響し合うこととなる。
更に、半導体モジュールを複数並列配置して冷却チューブと積層して、多層とした場合、並列配置された上記半導体モジュールの間の厚みばらつきを吸収することが困難となる。即ち、上記半導体モジュールの厚みばらつきは、多層となるほどその全体としての厚みばらつきが大きくなり、冷却チューブによる挟持力にばらつきが生ずるおそれがある。その結果、冷却チューブと半導体モジュールとの接触熱抵抗が大きくなり、冷却能力が低下するおそれがある。
特開2001−320005号公報 特開2002−26215号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、小型で優れた冷却能力を有する冷却器を提供しようとするものである。
第1の発明は、複数の電子部品を両面から冷却するための冷却器であって、
該冷却器は、上記電子部品を複数個並列させた状態で挟持するように配置されると共に内部に冷却媒体を流通させる一対の扁平状の冷却チューブからなる両面冷却ユニットを有し、
該両面冷却ユニットは、上記冷却チューブの厚み方向に複数個配列しており、
かつ、隣り合う上記両面冷却ユニットの間には、隙間が形成されており、
隣り合う上記両面冷却ユニットの間の上記隙間には、断熱部材が配設されていることを特徴とする冷却器にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記冷却器においては、隣り合う上記両面冷却ユニットの間に隙間が形成されている。そのため、各電子部品の発熱量が異なっても、他の電子部品に熱移動することを防ぐことができる。これにより、上記冷却器の冷却能力を確保することができる。
また、上記電子部品の発熱量のばらつきに伴う熱膨張のばらつきがあっても、個々の両面冷却ユニットにおいて、そのばらつきを吸収することができ、他の両面冷却ユニットに干渉することを防ぐことができる。即ち、上記電子部品の厚みの変化にばらつきがあっても、上記各両面冷却ユニットにおける扁平状の冷却チューブが適宜撓んだりすることにより上記電子部品に追従させることができると共に、その各冷却チューブの撓み等が他の両面冷却ユニットに干渉することがない。
また、各電子部品の間に厚みのばらつきがあった場合にも、そのばらつきを個々の両面冷却ユニットにおいて吸収することができる。
更に、並列配置した複数の上記電子部品の間の厚みばらつきについても、個々の両面冷却ユニットにおいて吸収することができる。それ故、冷却チューブと電子部品との接触熱抵抗を小さくすることができ、充分な冷却能力を確保することができる。
また、上記両面冷却ユニットの両面から挟圧する挟圧部材として、積層方向に大きな厚みを有するものを用いなければ、隣り合う上記両面冷却ユニットの間の隙間を小さくすることができ、冷却器の小型化を図ることができる。
以上のごとく、本発明によれば、小型で優れた冷却能力を有する冷却器を提供することができる。
第2の発明は、複数の電子部品を両面から冷却するための冷却器であって、
該冷却器は、上記電子部品を複数個並列させた状態で挟持するように配置されると共に内部に冷却媒体を流通させる一対の扁平状の冷却チューブからなる両面冷却ユニットを有し、
該両面冷却ユニットは、上記冷却チューブの厚み方向に複数個配列しており、
かつ、隣り合う上記両面冷却ユニットの間には、隙間が形成されており、
上記冷却器は、上記隙間の厚みと略同等の幅を有する凸部と、その間に形成され上記両面冷却ユニットと略同等の幅を有する凹部とを、それぞれ複数設けてなるストッパを有し、該ストッパは、上記凸部を上記隙間に嵌入すると共に、上記凹部に上記両面冷却ユニットを嵌入させていることを特徴とする冷却器にある(請求項3)。
本発明において、上記電子部品は、例えば、IGBT等の半導体素子とダイオードとを内蔵した半導体モジュールとすることができる。そして、該半導体モジュールは、自動車用インバータ、産業機器のモータ駆動インバータ、ビル空調用のエアコンインバータ等に用いるものとすることができる。
また、上記電子部品として、上記半導体モジュール以外にも、例えば、パワートランジスタ、パワーFET、IGBT等を用いることもできる。
また、上記冷却媒体としては、例えば、エチレングリコール系の不凍液が混入した水、水やアンモニア等の自然冷媒、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒などを用いることができる。
また、上記第1の発明(請求項1)においては、隣り合う上記両面冷却ユニットの間の上記隙間には、断熱部材が配設されていている。
これにより、複数の電子部品の間の熱移動を防止することができるため、冷却能力の高い冷却器を得ることができる。また、上記断熱部材として伸縮可能な部材を用いることにより、上記電子部品の厚みばらつきを上記両面冷却ユニット毎に吸収することができ、冷却チューブによる電子部品の挟持を確実に行うことができる。その結果、冷却能力を向上させることができる。
上記断熱部材としては、例えば樹脂板、樹脂系充填材等の熱伝導率が低い部材等を用いることができる。
また、上記隙間の厚みは、上記電子部品の厚みよりも小さいことが好ましい(請求項)。
この場合には、上記冷却器の体格を小さくすることができる。また、複数の上記電子部品同士の距離を短くすることができるため、隣り合う電子部品の端子間を接続する場合、その間の電気的抵抗を小さくすることができる。
また、上記隙間の厚みを上記電子部品の厚みより小さくすることにより、上記電子部品を上記冷却器に組み入れる際に、電子部品を上記隙間に挿入することができないようにすることができる。これにより、確実に電子部品を正しい位置、即ち上記両面冷却ユニットにおける一対の冷却チューブの間にのみ配設することができ、上記電子部品を確実に冷却することができる。
また、上記隙間の厚みは、0.1〜10mmであることが好ましい(請求項)。
この場合には、小型で優れた冷却能力を有する冷却器を確実に得ることができる。上記隙間の厚みが0.1mm未満の場合には、上記電子部品間の熱移動を充分に防止することができないおそれがある。また、上記電子部品の厚みばらつきがあったとき、隣り合う両面冷却ユニット同士が互いに干渉するおそれがあり、冷却能力が低下するおそれがある。
一方、上記隙間の厚みが10mmを超える場合には、上記冷却器の小型化が困難となるおそれがある。
また、上記第2の発明(請求項3)においては、上記冷却器は、上記隙間の厚みと略同等の幅を有する凸部と、その間に形成され上記両面冷却ユニットと略同等の幅を有する凹部とを、それぞれ複数設けてなるストッパを有し、該ストッパは、上記凸部を上記隙間に嵌入すると共に、上記凹部に上記両面冷却ユニットを嵌入させている。
これにより、上記電子部品と上記冷却チューブとの間の押圧力確保し、両者を確実に接触させることができる。それ故、電子部品と冷却チューブとの接触熱抵抗を低減することができ、冷却能力に優れた冷却器を得ることができる。
また、上記ストッパは、複数の上記両面冷却ユニットに対して1個取り付けることができるため、冷却器の製造が容易であり、製造コストを低減することもできる。
なお、上記冷却器におけるストッパの配設個数は、1個でもよいし、複数個であってもよい。
また、上記第1の発明(請求項1)において、更に、上記冷却器は、上記隙間の厚みと略同等の幅を有する凸部と、その間に形成され上記両面冷却ユニットと略同等の幅を有する凹部とを、それぞれ複数設けてなるストッパを有し、該ストッパは、上記凸部を上記隙間に嵌入すると共に、上記凹部に上記両面冷却ユニットを嵌入させていることが好ましい(請求項2)。
また、上記両面冷却ユニットは、上記電子部品と上記冷却チューブとの間に介在させた接着剤によって、上記電子部品と上記一対の冷却チューブとを一体化することもできる(請求項6)。
この場合には、容易かつ確実に上記冷却チューブによって上記電子部品を挟持することができる。上記接着剤としては、例えば熱伝導性接着剤等を用いることができる。また、薄型挟圧部材で強度を持たせた上から熱伝導性接着剤等を塗布してもよい。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる冷却器につき、図1を用いて説明する。
上記冷却器1は、複数の電子部品2を両面から冷却するための冷却器である。
該冷却器1は、図1に示すごとく、内部に冷却媒体6を流通させる一対の扁平状の冷却チューブ3からなる両面冷却ユニット4を有する。上記冷却チューブ3は、上記電子部品2を2個並列させた状態で挟持するように配置される。
上記両面冷却ユニット4は、上記冷却チューブ3の厚み方向に複数個配列している。そして、隣り合う上記両面冷却ユニット4の間には、隙間11が形成されている。
即ち、該隙間11は、上記冷却チューブ3における電子部品2と反対側の面と、これと隣合う冷却チューブ3における電子部品2と反対側の面との間に、上記隙間11が形成される。
該隙間11の厚みδは、上記電子部品2の厚みtよりも小さく、約2mmである。
また、上記冷却チューブ3は、アルミニウムの押出成形品からなる。
上記電子部品2は、IGBT素子とダイオードとを内蔵した半導体モジュールである。そして、該半導体モジュール(電子部品2)は、自動車用インバータの一部を構成する。
また、上記冷却媒体6としては、エチレングリコール系の不凍液が混入した水等を用いる。
上記冷却器1は、冷却媒体6を上記冷却チューブ3に供給するための供給ヘッダ12と、上記冷却チューブ3から冷却媒体6を排出する排出ヘッダ13とを有する。各冷却チューブ3は、その両端において、上記供給ヘッダ12及び排出ヘッダ13と接続されている。上記冷却チューブ3と、上記供給ヘッダ12及び排出ヘッダ13との接続は、かしめ及び樹脂系の接着剤による接着によって行われる。
上記冷却器1を製造するに当っては、治具等を用いて、多数の上記冷却チューブ3を所定の間隔を設けて略平行に並べる。上記所定の間隔は、上記電子部品2の厚みt分の間隔と上記隙間11の厚みδ分の間隔であり、これらが交互に形成されるように冷却チューブ3を並べる。上記電子部品2の厚みt分の間隔を設けて略平行に並べられた一対の冷却チューブ3によって、上記両面冷却ユニット4が形成される。
そして、該両面冷却ユニット4における一対の冷却チューブ3の間に、それぞれ上記電子部品2を2個ずつ並列して挿入する。
電子部品2を装着した後に、一対の上記冷却チューブ3を電子部品2に押し付けるようにして保持する。
この状態において、上記冷却チューブ3の両端部を、それぞれ、上記供給ヘッダ12及び排出ヘッダ13に接続する。上記冷却チューブ3と供給ヘッダ12及び排出ヘッダ13とは、かしめ及び樹脂系の接着剤により接合する。
以上により、上記冷却器1を得る。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記冷却器1においては、隣り合う上記両面冷却ユニット4の間に隙間11が形成されている。そのため、各電子部品2の発熱量が異なっても、他の電子部品2に熱移動することを防ぐことができる。これにより、上記冷却器1の冷却能力を確保することができる。
また、上記電子部品2の発熱量のばらつきに伴う熱膨張のばらつきがあっても、個々の両面冷却ユニット4において、そのばらつきを吸収することができ、他の両面冷却ユニット4に干渉することを防ぐことができる。即ち、上記電子部品2の厚みtの変化にばらつきがあっても、上記各両面冷却ユニット4における扁平状の冷却チューブ3が適宜撓んだりすることにより上記電子部品2に追従させることができると共に、その各冷却チューブ3の撓み等が他の両面冷却ユニット4に干渉することがない。
また、各電子部品2の間に厚みのばらつきがあった場合にも、そのばらつきを個々の両面冷却ユニット4において吸収することができる。
更に、並列配置した複数の上記電子部品2の間の厚みばらつきについても、個々の両面冷却ユニット4において吸収することができる。それ故、冷却チューブ3と電子部品2との接触熱抵抗を小さくすることができ、充分な冷却能力を確保することができる。
また、上記冷却器1においては、上記両面冷却ユニット4の両面から挟圧する挟圧部材を特に用いないため、隣り合う上記両面冷却ユニット4の間の隙間11を小さくすることができ、冷却器1の小型化を図ることができる。
また、上記隙間11の厚みδは、上記電子部品2の厚みtよりも小さいため、上記冷却器1の体格を小さくすることができる。また、複数の上記電子部品2同士の距離を短くすることができるため、隣り合う電子部品2の端子間を接続する場合、その間の電気的抵抗を小さくすることができる。
また、上記隙間11の厚みδを上記電子部品2の厚みtより小さくすることにより、上記電子部品2を上記冷却器1に組み入れる際に、電子部品2を上記隙間11に挿入することができないようにすることができる。これにより、確実に電子部品2を正しい位置、即ち上記両面冷却ユニット4における一対の冷却チューブ3の間にのみ配設することができ、上記電子部品2を確実に冷却することができる。
また、上記隙間11の厚みδは、約2mmであるため、小型で優れた冷却能力を有する冷却器1を確実に得ることができる。
以上のごとく、本例によれば、小型で優れた冷却能力を有する冷却器を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図2に示すごとく、隣り合う両面冷却ユニット4の間の隙間11に、断熱部材14を配設した例である。
該断熱部材14としては、熱伝導率の低い伸縮可能な樹脂からなるもの、例えば、シリコン板、フッ素樹脂板、樹脂充填材、ゴム板等を用いる。
その他は、実施例1と同様である。
この場合にも、複数の電子部品2の間の熱移動を防止することができるため、冷却能力の高い冷却器1を得ることができる。また、上記断熱部材14として、伸縮可能な部材を用いているため、上記電子部品2の厚みtばらつきを上記両面冷却ユニット4毎に吸収することができ、冷却チューブ3による電子部品2の挟持を確実に行うことができる。その結果、冷却能力を向上させることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
本例は、図3、図4に示すごとく、隙間11の厚みδと略同等の幅を有する凸部51と、その間に形成され両面冷却ユニット4と略同等の幅を有する凹部52とを、それぞれ複数設けてなるストッパ5を配設した冷却器1の例である。
該ストッパ5は、凸部51を隙間11に嵌入すると共に、凹部52に両面冷却ユニット4を嵌入させている。
上記ストッパ5は、図3に示すごとく、上記冷却チューブ3の長さ方向の中間位置であって、並列配置された2つの上記電子部品2の間において、冷却チューブ3に直交するように配設される。
また、上記ストッパ5における上記凹部52は、若干斜めに切り込まれたテーパ形状に形成されている。
上記ストッパ5は、上記冷却器1に全ての電子部品2を挿入した後に、上記凸部51を隙間11に押し込むようにして配設する。
その他は、実施例1と同様である。
この場合には、上記電子部品2と上記冷却チューブ3との間の押圧力を確保し、両者を確実に接触させることができる。それ故、電子部品2と冷却チューブ3との接触熱抵抗を低減することができ、冷却能力に優れた冷却器1を得ることができる。
また、上記ストッパ5は、複数の上記両面冷却ユニット3に対して1個取り付けることができるため、冷却器1の製造が容易であり、製造コストを低減することもできる。
その他、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本例においては、上記ストッパ5の配設個数は1個としたが、複数個とすることもできる。即ち、上記ストッパ5を上記冷却チューブ3に対して、例えば上方と下方との双方から配設することもでき、また、上記ストッパ5を上記電子部品2の配設位置に交差するように配設することもできる。
(実施例4)
本例は、図5に示すごとく、電子部品2と冷却チューブ3との間に介在させた接着剤15によって、上記電子部品2と一対の冷却チューブ3とを一体化した例である。上記接着剤15としては、熱伝導性接着剤を用いることができる。なお、図5においては、上記接着剤15が電子部品2や冷却チューブ3の上面にまではみ出した状態を表している。
その他は、実施例1と同様である。
この場合には、容易かつ確実に冷却チューブ3によって電子部品2を挟持することができる。その他、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1における、冷却器の平面図。 実施例2における、冷却器の平面図。 実施例3における、冷却器の平面図。 図3のA−A線矢視断面図。 実施例4における、冷却器の平面図。 従来例における、冷却器の平面図。
符号の説明
1 冷却器
11 隙間
12 供給ヘッダ
13 排出ヘッダ
2 電子部品
3 冷却チューブ
4 両面冷却ユニット
6 冷却媒体

Claims (6)

  1. 複数の電子部品を両面から冷却するための冷却器であって、
    該冷却器は、上記電子部品を複数個並列させた状態で挟持するように配置されると共に内部に冷却媒体を流通させる一対の扁平状の冷却チューブからなる両面冷却ユニットを有し、
    該両面冷却ユニットは、上記冷却チューブの厚み方向に複数個配列しており、
    かつ、隣り合う上記両面冷却ユニットの間には、隙間が形成されており、
    隣り合う上記両面冷却ユニットの間の上記隙間には、断熱部材が配設されていることを特徴とする冷却器。
  2. 請求項1において、上記冷却器は、上記隙間の厚みと略同等の幅を有する凸部と、その間に形成され上記両面冷却ユニットと略同等の幅を有する凹部とを、それぞれ複数設けてなるストッパを有し、該ストッパは、上記凸部を上記隙間に嵌入すると共に、上記凹部に上記両面冷却ユニットを嵌入させていることを特徴とする冷却器。
  3. 複数の電子部品を両面から冷却するための冷却器であって、
    該冷却器は、上記電子部品を複数個並列させた状態で挟持するように配置されると共に内部に冷却媒体を流通させる一対の扁平状の冷却チューブからなる両面冷却ユニットを有し、
    該両面冷却ユニットは、上記冷却チューブの厚み方向に複数個配列しており、
    かつ、隣り合う上記両面冷却ユニットの間には、隙間が形成されており、
    上記冷却器は、上記隙間の厚みと略同等の幅を有する凸部と、その間に形成され上記両面冷却ユニットと略同等の幅を有する凹部とを、それぞれ複数設けてなるストッパを有し、該ストッパは、上記凸部を上記隙間に嵌入すると共に、上記凹部に上記両面冷却ユニットを嵌入させていることを特徴とする冷却器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記隙間の厚みは、上記電子部品の厚みよりも小さいことを特徴とする冷却器。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記隙間の厚みは、0.1〜10mmであることを特徴とする冷却器。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、上記両面冷却ユニットは、上記電子部品と上記冷却チューブとの間に介在させた接着剤によって、上記電子部品と上記一対の冷却チューブとを一体化していることを特徴とする冷却器。
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