JP4022099B2 - 映像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像表示装置に関するもので、特に人の頭部に装着し、拡大された虚像を見ることができる小型の映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、人の頭部に装着するタイプの映像表示装置は、小型でありながら大画面映像を楽しめる装置として開発が盛んに行われている。また、携帯電話や携帯情報端末に表示する情報の増加に伴い、携帯型の大画面表示装置としてのニーズが高まっている。このような携帯型の場合、外界の視認性が要求される。
【0003】
特表2000−511306号公報には、表示素子からの光束を導光する平板を透して外界を観ることができる映像表示装置が提案されている。この従来例では外界視野を狭くしないために、導光部を含めた光学系が筐体に覆われることなく、観察者の眼球前の空間に垂下した状態、又は横から突出した状態で使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような従来例のような構成では、何らかの外乱要因により、光学系が眼球に直接当たる可能性があるという問題があった。
【0005】
本発明は前記のような従来の問題を解決するものであり、不慮の事態が発生し、光学系が眼球に直接当たっても眼球の損傷を防止できる映像表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の映像表示装置は、映像表示手段と、前記映像表示手段に表示された映像を虚像として拡大する光学系とを備え、前記光学系は、観察者の眼球に対向し屈折作用を有する曲面と、前記映像表示手段に表示された映像からの光束を前記曲面へ導き、かつ外界からの光束を観察者の瞳に到達するように透過する導光部とを備えた光学部材を含んでおり、前記曲面及び前記導光部は透光性シリコーンゴムで形成されていることを特徴とする。前記のような映像表示装置によれば、観察者の眼球に対向する部分の材質を軟質材としているので、不慮の事態が発生し、光学系が眼球に接触しても眼球を傷つける危険性が小さくなる。このため、レンズと観察者の瞳との間に、眼球の保護用の緩衝部を設ける必要がなくなり、視野を広げることもできる。
【0007】
前記映像表示装置においては、前記光学部材は、観察者の眼球に対向し屈折作用を有する曲面を備えたレンズであることが好ましい。
【0008】
また、前記光学部材は、観察者の眼球に対向し屈折作用を有する曲面と、前記映像表示手段に表示された映像からの光束を前記曲面へ導き、かつ外界からの光束を透過する導光部と、前記導光部からの光束を折り曲げる反射面とを備えており、前記曲面、前記導光部、及び前記反射面は、前記透光性シリコーンゴムで一体に形成されていることが好ましい。前記のような映像表示装置によれば、反射面用の専用の反射膜を形成する必要がなくなるので、製造容易で低コストにもなる。
【0009】
また、前記反射面の配置は、前記導光部からの光束が全反射する配置であることが好ましい。
【0010】
また、前記光学部材と別の素材で形成され、前記導光部からの光束を折り曲げる反射面をさらに備えており、
前記光学部材は、観察者の眼球に対向し屈折作用を有する曲面と、前記映像表示手段に表示された映像からの光束を前記曲面へ導き、かつ外界からの光束を透過する導光部とが透光性シリコーンゴムで一体に形成されており、
前記反射面は、前記光学部材と一体になっていることが好ましい。
【0011】
前記のような映像表示装置によれば、反射面を別素材で形成するので加工が容易で、光路の折り曲げ角度の設計自由度が増え小型化に有利となる。
【0012】
また、前記反射面は、前記光学部材にシリコーンゴム系の接着材を介して接合されていることが好ましい。
【0013】
また、前記光学部材に、前記反射面を有する部材が一体成形されていることが好ましい。前記のような映像表示装置によれば、接合工程を省けるので製造が容易になる。
【0014】
また、前記反射面は、樹脂基板上に形成された反射膜の面であることが好ましい。前記のような映像表示装置によれば、前記のような映像表示装置によれば、安価で軽量化を実現できる。
【0015】
また、前記反射面は、金属箔の面であることが好ましい。前記のような映像表示装置によれば、安価で軽量化を実現できる。
【0016】
また、前記曲面は、非球面であることが好ましい。前記のような映像表示装置によれば、収差を補正することができ、高画質化を実現できる。
【0017】
また、前記透光性シリコーンゴムは、可視域波長帯における透過率が90%以上であることことが好ましい。前記のような映像表示装置によれば、明るく良好な映像を表示することができる。
【0018】
また、前記透光性シリコーンゴムは、d線における屈折率をndとすると
1.40<nd<1.42
の関係を満足することが好ましい。前記のような映像表示装置によれば、下限を1.40としたことにより、曲面の曲率半径が小さくなり収差が大きくなることによる画質劣化を抑えることができ、上限1.42としたことにより、ゴム材料のコスト高を抑えることができる。
【0019】
また、前記透光性シリコーンゴムは、硬さをH度とすると、
38<H<65
の関係を満足することが好ましい。前記のような映像表示装置によれば、収差上限を65としたことにより、眼球の損傷防止がより確実となり、下限を38としたことにより、材料の生成が容易になり、低コストにもなる。
【0020】
次に、本発明の携帯情報端末は、前記各映像表示装置を備えたことを特徴とする。前記のような携帯情報端末によれば、前記各映像表示装置を用いているので小型で大画面表示を実現するとともに、携帯性に優れており、眼球の損傷も防止できる。
【0021】
また、本発明の撮像装置は、前記各映像表示装置を備えたことを特徴とする。前記のような撮像装置によれば、前記各映像表示装置を用いているので小型で大画面表示を実現するとともに、携帯性に優れており、眼球の損傷も防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の映像表示装置の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0023】
(実施の形態1)
図1は、実施形態1に係る映像表示装置の基本構成図を示している。映像が表示された表示素子1からの光は、反射面2によって拡大光学系を構成する光学部材であるレンズ3の方向へ反射され、レンズ3を経て観察者の瞳4に入射する。この構成により、観察者は拡大された映像(虚像)を観察することができる。反射面2を用いているのは、光路を折り曲げて小型化を図るためである。
【0024】
本実施形態では、レンズ3の材質を透光性シリコーンゴムとしている。実使用時においては、レンズ3は眼球近傍に配置されることになるが、レンズ3の材質を軟質材としているので、不慮の事態が発生し、レンズ3が眼球に接触しても眼球を傷つける危険性が小さくなる。このため、レンズ3と観察者の瞳4との間に、眼球の保護用の緩衝部を設ける必要がなくなり、視野を広げることもできる。
【0025】
透光性シリコーンゴムの屈折率は、レンズに通常用いられる樹脂に比べて低くく、レンズ材質に透光性シリコーンゴムを用いると、収差発生量が大きくなる。本実施形態では、レンズ曲面を非球面とすることにより、収差が良好に補正されている。
【0026】
以下の数1に、非球面形状の一例を示している。数1に示した非球面形状は、軸対称非球面であり、頂点を原点とする座標p(mm)における面の頂点からのサグ量z(mm)で表している。サグ量zは、瞳4から遠ざかる方向を正とするとしている。また、R(mm)は中心曲率半径、kは円錐定数、D、E、F、及びGは高次定数である。
【0027】
【数1】
Figure 0004022099
【0028】
ここで、透光性シリコーンゴムの硬さをH度とすると、
38<H<65
の関係を満足することが好ましい。上限を65としたことにより、眼球の損傷防止がより確実となり、下限を38としたことにより、材料の生成が容易になり、低コストにもなる。なお、硬さHは、JIS K6253−5デュロメータ硬さ試験方法に基いたものであり、タイプAデュロメータを使用した値である。
【0029】
また、透光性シリコーンゴムは、可視域波長帯における透過率が90%以上(厚さ2mmの平板、表面反射含む)であることが好ましい。このような透光性シリコーンゴムを用いれば、明るく良好な映像を表示することができる。
【0030】
また、透光性シリコーンゴムは、d線すなわち波長587.56nmにおける屈折率をndとすると、
1.40<nd<1.42
の関係を満足することが好ましい。
【0031】
下限を1.40としたことにより、曲面の曲率半径が小さくなり収差が大きくなることによる画質劣化を抑えることができ、上限を1.42としたことにより、ゴム材料のコスト高を抑えることができる。
【0032】
硬さH、透過率、及び屈折率ndに関する説明は、以下の各実施形態でも同様であり、前記のような関係を満足していることが好ましい。
【0033】
以下の表1に、実施例1の数値を示している。表1におけるd1〜d4は、図1に図示している。d1は瞳4からレンズ3の入射面までの距離、d2はレンズ3の肉厚、d3はレンズ3の射出面から反射面2までの距離、d4は反射面2から表示素子1までの距離である。
【0034】
実施例1では、視野は半画角で7度、レンズ3の材質である透光性シリコーンゴムのnd=1.41、アッベ数νd=51、光軸と反射面2のなす角α=45度である。
【0035】
【表1】
Figure 0004022099
【0036】
図2に実施例1において、瞳4に平行光束が入射したときの像面(表示素子1)上の横収差図を示している。図2(a)、(b)、(c)は、それぞれ相対像高が1(画角7度)、0.5(画角3.5度)、及び0(画角0度)におけるY方向、X方向の収差(mm)を示している。図2の各図において、破線は波長656.3nm、実線は波長587.6nm、一点鎖線は波長486.1nmの場合の収差をそれぞれ示している(図5についも同じ)。また、図3は、図2の各図の相対像高に対応したスポットダイヤグラムを示している。これら各図より、収差性能は、良好であることが分る。
【0037】
(実施の形態2)
図4は、実施形態2に係る映像表示装置の断面光路図を示している。本実施形態では、拡大光学系を構成する光学部材25は透光性シリコーンゴムで形成されており、導光部22、反射面23、及び屈折作用をする曲面24が同一素材すなわち透光性シリコーンゴムで一体に形成されている。
【0038】
映像が表示された表示素子21からの光は、光学部材25の導光部22を透過し、反射面23で観察者の方向へ折り曲げられ、曲面24を経て、観察者の瞳26に入射する。この構成により、観察者は拡大された映像を観察することができる。反射面23を用いているのは、光路を折り曲げて小型化を図るためである。
【0039】
また、光学部材25は、導光部22、反射面23、及び曲面24が一体化されているので、表示素子21からの光束の反射面23への入射角が全反射条件を満足するように設定すれば、反射面としての特別な加工は不要となり、低価格化を実現できる。さらに、図4に示したように、導光部22は外界からの光束27を瞳26に到達するよう透過するので、映像観察時にも広い視野を確保することができる。
【0040】
そして、本実施形態においても、光学部材25の材質を透光性シリコーンゴムとしているので、不慮の事態が発生し、光学部材25が眼球に接触しても眼球を傷つける危険性が小さくなる。このため、光学部材25と観察者の瞳26との間に、眼球の保護用の緩衝部を設ける必要がなくなり視野を広げることもできる。
【0041】
また、曲面24の形状は、実施形態1と同様に前記数1を満足する非球面としている。以下の表2に、実施例2の数値を示している。表2におけるd1〜d4は、図4に図示している。d1は瞳26から曲面24までの距離1、d2は曲面24から反射面23までの距離、d3は反射面23から射出面までの距離、d4は射出面から表示素子21までの距離である。
【0042】
実施例2では、視野は半画角で7度、光学部材25の透光性シリコーンゴムのnd=1.41、アッベ数νd=51である。光軸と反射面23とのなす角αはα=45度であり、全ての光線に関して全反射条件を満たしている。
【0043】
【表2】
Figure 0004022099
【0044】
図5に、実施例2において、瞳26に平行光束が入射したときの像面(表示素子21)上の横収差図、図6にスポットダイヤグラムを示す。これら各図より、収差性能は、良好であることが分る。
【0045】
(実施の形態3)
図7は、実施形態3に係る映像表示装置の基本構成図を示している。本実施形態では、拡大光学系である光学部材35は、透光性シリコーンゴムで形成されており、導光部32、及び屈折作用をする曲面34が一体になっている。図4に示した実施形態では、反射面23と光学部材25とが同一素材で一体に形成されているのに対して、本実施形態では、反射面33aは光学部材35とは別の素材で形成された反射部33の反射面である。反射面33aは部材上に形成した反射膜の反射面でもよい。
【0046】
反射部33は、光学部材35に密着して接合されている。この接合のための接着剤として光学部材35と同じ透光性シリコーンゴム系の接着剤を用いれば、面荒さによる散乱光を少なくすることができ画質が向上する。
【0047】
また、透光性シリコーンゴムである光学部材35の表面に直接反射膜を形成するのは、加工が困難な場合が多いが、本実施形態では、光学部材35とは別部材に反射膜を形成できるので、加工が容易になる。加えて、図4に示した実施形態のように、表示素子21からの光束の反射面23への入射角が全反射条件を満足するように設定する必要はなくなり、光路の折り曲げ角度の設計自由度が増え小型化に有利となる。
【0048】
本実施形態の基本作用は、実施形態2と同様であり、表示素子31からの光は、拡大光学系35の導光部32を透過し、反射面33aで観察者の方向へ折り曲げられ、曲面34を経て、観察者の瞳36に入射する。この構成により、観察者は拡大された映像を観察することができる。また、導光部32は外界からの光束37を瞳36に到達するように透過するので、映像観察時にも広い視野を確保することができる。
【0049】
本実施形態においても、光学系部材35の材質が透光性シリコーンゴムであるので、眼球の損傷を防止できる点は、前記実施形態と同様である。また、実施形態2と同様な非球面形状、各面の距離関係を用いることができる。
【0050】
(実施の形態4)
図8は、実施形態4に係る映像表示装置の基本構成図示している。本実施形態は、拡大光学系である光学部材45の本体45aは、透光性シリコーンゴムで形成されており、導光部42、及び屈折作用をする曲面44が一体になっている。
【0051】
反射部43は、本体45aとは別の素材で形成されており、本体45aの内部に本体45aと一体になっている。このような構成は、例えば本体45aの外形形状と対応した型に、別途加工した反射部43を所定位置に配置した後、透光性シリコーンゴムの原材料を型に入れて凝固させて形成できる。
【0052】
また、反射部43としては、樹脂基板上にアルミ等の反射膜を形成したものや、金属箔を用いることができる。このように、反射部43を本体45aと一体成形する構成は、製造容易であり、安価で軽量化を実現できる。
【0053】
本実施形態の基本作用は、実施形態2、3と同様であり、表示素子41からの光は、光学部材45の導光部42を透過し、反射面43aで観察者の方向へ折り曲げられ、曲面44を経て、観察者の瞳46に入射する。この構成により、観察者は拡大された映像を観察することができる。また、導光部42は外界からの光束47を瞳に到達するように透過するので映像観察時にも広い視野を確保することができる。
【0054】
本実施形態においても、光学部材45の本体45aの材質が透光性シリコーンゴムであるので、眼球の損傷を防止できる点は、前記各実施形態と同様である。また、実施形態2と同様な非球面形状、各面の距離関係を用いることができる。
【0055】
(実施の形態5)
図9(a)は、本発明の携帯情報端末に係る一実施形態の概略図を示している。情報端末本体101は、情報入力、情報記録、情報処理、無線通信、及び表示画像生成の機能を果たす。映像表示装置102は、前記実施形態1から4のいずれかの構成を用いたものである。
【0056】
情報端末本体101で生成された画像は、有線又は無線で映像表示装置102の表示素子に伝送され表示される。映像表示装置102は、ハンズフリーで情報を観ることができることに加え、前記各実施形態のいずれかを用いているので、不慮の事態が発生しても眼球の損傷を防止できるので、多くの場面での使用が可能となる。
【0057】
(実施の形態6)
図9(b)は、本発明の撮像装置に係る一実施形態の概略図を示している。ビデオカメラ本体201は、撮像光学系、撮像素子、及び映像記録部等で構成されている。映像表示装置202は、前記実施形態1から4のいずれかの構成を用いたものである。
【0058】
ビデオカメラ本体201で撮影中の映像又は記録された映像の再生映像が、有線又は無線で映像表示装置201の表示素子に伝送され表示される。映像表示装置202は、ハンズフリーで情報を観ることができることに加え、前記各実施形の映像表示装置を用いているので、不慮の事態が発生しても眼球の損傷を防止できるので、多くの場面で使用が可能となる。
【0059】
なお、表示映像がビデオカメラの表示映像ので説明したが、静止画撮影専用のデジタルカメラの表示映像でもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、光学部材は透光性シリコーンゴムで形成されているので、不慮の事態が発生し、光学系が眼球に接触しても眼球を傷つける危険性が小さくなる。このため、レンズと観察者の瞳との間に、眼球の保護用の緩衝部を設ける必要がなくなり、視野を広げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る映像表示装置の基本構成図
【図2】本発明の実施例1に係る横収差図
【図3】本発明の実施例1に係るスポットダイヤグラム
【図4】本発明の実施形態2に係る映像表示装置の基本構成図
【図5】本発明の実施例2に係る横収差図
【図6】本発明の実施例2に係るスポットダイヤグラム
【図7】本発明の実施形態3に係る映像表示装置の基本構成図
【図8】本発明の実施形態4に係る映像表示装置の基本構成図
【図9】(a)本発明の携帯情報端末に係る一実施形態の概略図
(b)本発明の撮像装置に係る一実施形態の概略図
【符号の説明】
1,21,31,41 表示素子
2,23,33a,43a 反射面
3 レンズ
25,35,45 光学部材
45a 本体
4,26,36,46 瞳
22,32,42 導光部
24,34,44 曲面
102,202 映像表示装置

Claims (15)

  1. 映像表示手段と、前記映像表示手段に表示された映像を虚像として拡大する光学系とを備え、前記光学系は、観察者の眼球に対向し屈折作用を有する曲面と、前記映像表示手段に表示された映像からの光束を前記曲面へ導き、かつ外界からの光束を観察者の瞳に到達するように透過する導光部とを備えた光学部材を含んでおり、前記曲面及び前記導光部は透光性シリコーンゴムで一体に形成されていることを特徴とする映像表示装置。
  2. 記観察者の眼球に対向し屈折作用を有する曲面はレンズである請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記光学部材は、前記導光部からの光束を折り曲げる反射面をさらに備えており、前記曲面、前記導光部、及び前記反射面は、前記透光性シリコーンゴムで一体に形成されている請求項1に記載の映像表示装置。
  4. 前記反射面の配置は、前記導光部からの光束が全反射する配置である請求項3に記載の映像表示装置。
  5. 前記光学部材と別の素材で形成され、前記導光部からの光束を折り曲げる反射面をさらに備えており、前記反射面は、前記光学部材と一体になっている請求項1に記載の映像表示装置。
  6. 前記反射面は、前記光学部材にシリコーンゴム系の接着材を介して接合されている請求項5に記載の映像表示装置。
  7. 前記光学部材に、前記反射面を有する部材が一体成形されている請求項5に記載の映像表示装置。
  8. 前記反射面は、樹脂基板上に形成された反射膜の面である請求項5から7のいずれかに記載の映像表示装置。
  9. 前記反射面は、金属箔の面である請求項5から7のいずれかに記載の映像表示装置。
  10. 前記曲面は、非球面である請求項1から9のいずれかに記載の映像表示装置。
  11. 前記透光性シリコーンゴムは、可視域波長帯における透過率が90%以上である請求項1から9のいずれかに記載の映像表示装置。
  12. 前記透光性シリコーンゴムは、d線における屈折率をndとすると
    1.40<nd<1.42
    の関係を満足する請求項1から11いずれかに記載の映像表示装置。
  13. 前記透光性シリコーンゴムは、硬さをH度とすると、
    38<H<65
    の関係を満足する請求項1から11のいずれかに記載の映像表示装置。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載の映像表示装置を備えた携帯情報端末。
  15. 請求項1から13のいずれかに記載の映像表示装置を備えた撮像装置。
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