JP4021407B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信回線を介して複数の情報処理装置が接続されており、当該通信回線を介して機器設定情報を更新することができる情報処理装置に関するものである。
複数台の機器の設定を同じように1台ずつ設定する手間を省くために、1台の機器の設定を他の機器へ複製するデバイスクローニングという技術がある。このデバイスクローニングを行う場合、機器間において、ファームウェアのバージョンが異なり、例えば、送信元よりも登録側のバージョンが低く更に機器設定情報の項目数が登録側の方が少ない場合等、無理やりデバイスクローニングを行ってしまうと、送信側と同じように動作できなかったり、動作しないなどの不具合が発生する恐れがある。特許文献1では、パラメータデータの移動やプログラムのバージョンアップを行う内容であるが、パラメータデータの移動とプログラムのバージョンアップは連動していないため、パラメータの移動とプログラムの移動を別々に操作しなければならず、パラメータ移動を行うときプログラムのバージョンアップも併せて行う必要があるかどうか意識する必要がある。
特開平8−251336号公報(公開日;1996年9月27日)
しかしながら、上記特許文献1に開示の構成では、パラメータデータの移動とプログラムのバージョンアップを連動させていないため、パラメータの移動とプログラムの移動を別々に操作しなければならない。例えば、プログラムのバージョンが異なっている場合に、パラメータデータの移動を行うと、正常に動作しない虞がある。つまり、上記特許文献1に開示の構成では、パラメータ移動を行うときプログラムのバージョンアップも併せて行う必要があるかどうか意識する必要があるという問題点を有している。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、機器の設定を更新した場合でも問題なく使用することができる情報処理装置を提供することにある。
本発明に係る情報処理装置は、上記課題を解決するために、自装置の機器設定情報および自装置を動作させるプログラムを記憶する記憶手段と、外部とデータの送受信を行うデータ送受手段とを備える情報処理装置であって、上記機器設定情報および上記プログラムのバージョン情報を含む更新データを受信した際に、当該更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と、上記記憶手段に記憶されているプログラムのバージョン情報とを比較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に基づいて、記憶手段に記憶されている、機器設定情報、または、機器設定情報とプログラムとの両方を更新する更新手段と、上記更新手段からの指示に基づいて、上記データ送受手段を介して外部から上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムを取得する取得手段と、上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムの取得の可否を設定する設定手段とを備え、上記更新手段は、上記比較手段の比較結果から2つのバージョン情報が異なると判断し、かつ、上記設定手段によって上記プログラムを取得できるように設定されている場合、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して、記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新上記2つのバージョン情報が異なると判断し、かつ、上記設定手段によって上記プログラムを取得できないように設定されている場合、上記更新データに含まれている機器設定情報と上記記憶手段に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較し、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、機器設定情報の更新を中止する一方、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、記憶手段に記憶されている機器設定情報を更新し、上記2つのバージョン情報が同じであると判断した場合、機器設定情報を更新するものであることを特徴としている。
本発明に係る情報処理装置は、上記課題を解決するために、自装置の機器設定情報および自装置を動作させるプログラムを記憶する記憶手段と、外部とデータの送受信を行うデータ送受手段とを備える情報処理装置であって、上記機器設定情報および上記プログラムのバージョン情報を含む更新データを受信した際に、当該更新データに含まれている機器設定情報と上記記憶手段に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較する項目比較手段と、上記項目比較手段の比較結果に基づいて、記憶手段に記憶されている、機器設定情報または機器設定情報とプログラムとの両方を更新する更新手段と、上記項目比較手段からの指示に基づいて、上記データ送受手段を介して外部から上記プログラムを取得する取得手段とを備え、上記更新手段は、上記項目比較手段の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、機器設定情報を更新するものであることを特徴としている。
また、本発明にかかる情報処理装置は、上記取得手段は、上記プログラムを、上記更新データを送信した送信元、または、当該プログラムの製造元から取得するものである構成がより好ましい。
また、本発明にかかる情報処理装置は、更新手段が上記項目比較手段の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断した場合に上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムの取得の可否を設定する設定手段を備えており、上記設定手段によって上記プログラムを取得できるように設定されている場合、更新手段は、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記設定手段によって上記プログラムを取得できないように設定されている場合、更新手段は、機器設定情報の更新を中止する構成がより好ましい。
また、本発明にかかる情報処理装置は、上記更新データを送信した送信元に対して、情報を報知する報知手段を備え、上記機器設定情報の更新を中止した場合には、上記報知手段は、中止したことを送信元に報知する構成がより好ましい。
また、本発明にかかる情報処理装置は、上記更新データを送信した送信元に対して、情報を報知する報知手段を備え、プログラムの更新を行った場合には、上記報知手段は、プログラムを更新した旨を送信元に報知する構成がより好ましい。
また、本発明にかかる情報処理装置は、上記項目比較手段は、上記更新データに含まれている機器設定情報と上記記憶手段に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類および当該項目のデータ構造を比較するものであるとともに、上記更新手段は、上記項目比較手段の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断する、または、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断し、かつ、両者に含まれる上記項目のデータ構造が異なると判断すると、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断し、両者に含まれる上記項目のデータ構造が同じであると判断すると、機器設定情報を更新するものであることがより好ましい。
本発明に係る情報処理装置は、以上のように、機器設定情報および上記プログラムのバージョン情報を含む更新データを受信した際に、当該更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と、上記記憶手段に記憶されているプログラムのバージョン情報とを比較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に基づいて、記憶手段に記憶されている、機器設定情報、または、機器設定情報とプログラムとの両方を更新する更新手段と、上記更新手段からの指示に基づいて、上記データ送受手段を介して外部から上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムを取得する取得手段と、上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムの取得の可否を設定する設定手段とを備え、上記更新手段は、上記比較手段の比較結果から2つのバージョン情報が異なると判断し、かつ、上記設定手段によって上記プログラムを取得できるように設定されている場合、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して、記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新上記2つのバージョン情報が異なると判断し、かつ、上記設定手段によって上記プログラムを取得できないように設定されている場合、上記更新データに含まれている機器設定情報と上記記憶手段に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較し、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、機器設定情報の更新を中止する一方、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、記憶手段に記憶されている機器設定情報を更新し、上記2つのバージョン情報が同じであると判断した場合、機器設定情報を更新するものである構成である。
上記の構成によれば、機器設定情報の更新を行う前に、プログラムを更新する必要があるか否かを判断するようになっている。これにより、例えば、機器設定情報のみの更新を行った場合、正常に動作することができないといった事態を防止することができる。従って、機器の設定を更新した場合でも問題なく使用することができる情報処理装置を提供することができるという効果を奏する。また、機器設定情報とプログラムとの更新を同時に行うことができる。
また、上記の構成によれば、プログラムのバージョン情報が、記憶手段と更新データとで異なっている場合であっても、機器設定情報のみを更新しても正常に動作する場合がある。つまり、上記の構成とすることにより、不要なプログラムのバージョンアップが自動的に行われることを防止することができる。
また、上記の構成とすることにより、例えば、プログラムを更新することなく機器設定情報のみを更新したい場合であっても、好適に更新を行うことができる、また、プログラムを更新しないで機器設定情報を更新すると正常に動作しない可能性がある場合、すなわち、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、機器設定情報の更新を中止するので、情報処理装置が正常に動作できなくなることを防止することができる。
本発明に係る情報処理装置は、以上のように、上記機器設定情報および上記プログラムのバージョン情報を含む更新データを受信した際に、当該更新データに含まれている機器設定情報と上記記憶手段に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較する項目比較手段と、上記項目比較手段の比較結果に基づいて、記憶手段に記憶されている、機器設定情報または機器設定情報とプログラムとの両方を更新する更新手段と、上記項目比較手段からの指示に基づいて、上記データ送受手段を介して外部から上記プログラムを取得する取得手段とを備え、上記更新手段は、上記項目比較手段の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、機器設定情報を更新するものである構成である。
上記の構成によれば、項目比較手段は、新たに送信されてきた機器設定情報と、既に記憶手段に登録されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較するようになっている。そして、この比較結果に基づいて、プログラムのバージョンアップを行う必要があるか否かを判断することができる。そして、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、機器設定情報の更新のみを行うようになっている。
これにより、プログラムのバージョン情報を意識することなく、機器の設定を更新した場合でも問題なく使用することができる情報処理装置を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記取得手段は、上記プログラムを、上記更新データを送信した送信元、または、当該プログラムの製造元から取得する構成がより好ましい。上記更新データを送信した送信元には、当該更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムが記憶されていることが多い。また、プログラムの製造元からプログラムを取得する場合には、正常なプログラムを取得することができる。従って、より簡単かつ正常なプログラムを取得することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、さらに設定手段を備えており、上記設定手段によって上記プログラムを取得できるように設定されている場合、更新手段は、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記設定手段によって上記プログラムを取得できないように設定されている場合、更新手段は、機器設定情報の更新を中止する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、外部からプログラムを取得できないように設定されている場合には、機器設定情報の更新を行わないので、正常に動作できないことをより一層防止することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、報知手段を備え、上記機器設定情報の更新を中止した場合には、上記報知手段は、中止したことを上記更新データを送信した送信元に報知する構成がより好ましい。機器設定情報の更新を中止したことを送信元に報知することができる。つまり、機器設定情報の更新ができなかった情報処理装置を送信元に報知することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、報知手段を備え、プログラムの更新を行った場合には、上記報知手段は、プログラムを更新した旨を上記更新データを送信した送信元に報知する構成がより好ましい。上記の構成によれば、機器設定情報と併せてプログラムを更新したことを送信元に報知することができる。
また、本発明にかかる情報処理装置は、上記更新手段は、上記項目比較手段の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断する、または、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断し、かつ、両者に含まれる上記項目のデータ構造が異なると判断すると、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断し、両者に含まれる上記項目のデータ構造が同じであると判断すると、機器設定情報を更新するものであることがより好ましい。
上記の構成によれば、上記項目のデータ構造を比較して、処理を行うので、より正確なプログラムのバージョンアップ処理を行うことができる。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1ないし図7に基づいて説明すると以下の通りである。
本実施の形態にかかる情報処理装置は、外部から上記機器設定情報および上記プログラムのバージョン情報を含む更新データを受信した際に、当該更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と、情報記憶部に記憶されているプログラムのバージョン情報とを比較する比較手段を備え、上記比較手段の比較結果に基づいて、更新手段が、上記比較手段の比較結果から2つのバージョン情報が異なると判断すると、プログラムおよび機器設定情報を更新する一方、上記2つのバージョン情報が同じであると判断すると、機器設定情報を更新する装置である。
なお、以下の説明では、上記情報処理装置として、複写機やFAX装置等が一体となった複合機を例に説明する。また、上記プログラムとして、ファームウェアを例に説明する。
具体的には、本実施の形態にかかる情報処理装置1は、図1、2に示すように、制御部10、情報記憶部20、ネットワークI/F30、操作・表示部40、スキャナ部50、FAX部50、および、プリンタエンジン70を備えている。なお、制御部10の詳細な構成については後述する。なお、図2では、情報処理装置1を複合機として記載している。そして、これら情報処理装置1は、図2に示すように、通信回線を介して、他の機器(ホストPC、他の複合機)と接続されている。なお、上記ホストPCについては後述する。
情報記憶部20は、様々な情報を記憶するものである。上記情報記憶部20は、機器識別情報記憶部21、ファームウェア記憶部22、アドレス帳記憶部23、機器設定情報記憶部24、および、バージョンアップ設定記憶部25を備えている。これら各記憶部に記憶される情報については、後述する。
ネットワークI/F30は、外部と情報処理装置1との間で、通信回線を介して、データ(情報)のやり取りを行うものである。
操作・表示部40は、操作部と表示部と(いずれも図示せず)から構成されており、表示部は、例えば、情報処理装置1の現在の状況や例えば、画像形成条件等を表示するものである。また、操作部は、例えば、上記情報処置装置を用いて画像形成を行う場合、画像形成枚数や、画像濃度、画像形成を行うシートサイズ、拡大・縮小等の画像形成条件等の動作条件等を入力するものである。また、上記表示部は、例えば、液晶於パネルから構成されており、上記操作部はキー等によって構成されている場合がある。また、上記操作部と表示部とが一体となったタッチパネル方式の操作・表示部40が設けられている場合がある。
スキャナ部50は、例えば、自動原稿搬送装置から搬送されてきた原稿画像を読み取るものである。
FAX部50は、外部にFAX送信したいデータをFAX用データに変換するものである。そして、変換されたFAX用データは、FAX部50が備えるNCU(Network Control Unit)を介して、送信先に送信される。
プリンタエンジン70は、上記情報記憶部20の画像情報記憶部20(図示せず)に記憶された画像データ、ネットワークI/F30を介して送信されてきた画像データ、および、スキャナ部50にて読み取られた画像データに基づいて画像形成を行うものである。
本実施の形態にかかる情報処理装置1では、外部から送信されてくるデバイスクローニングファイル(更新データ)を受信すると、当該デバイスクローニングファイルの内容に基づいて自身(情報処理装置1)の設定または自身の設定と情報処理装置1に内蔵されているファームウェアとを更新するようになっている。また、上記情報処理装置1は、外部から当該情報処理装置1に関するデバイスクローニングファイルを作成する要求であるデバイスクローニングファイル作成命令信号(以下、作成命令信号と称する)が送信されてきた場合、自身のファームウェアのバージョン情報および自身の設定を含むデバイスクローニングファイルを作成して、作成命令信号を送信した送信元に当該デバイスクローニングファイルを送信するようになっている。
ここで、上記デバイスクローニングファイルについて説明する。
図3は、デバイスクローニングファイルのデータ構造を示す図面である。図3に示すように、デバイスクローニングファイルには、機器設定情報と、アドレス帳情報と、機器識別情報(図示せず)と、ファームウェアのバージョン情報とが含まれている。
上記機器設定情報とは、情報処理装置1の各種設定に関する情報である。また、上記機器設定情報に含まれる項目の種類とは、設定を行うことができる種類である。上記機器設定情報に含まれる項目の種類としては、具体的には、例えば、図3に示すように、給紙トレイ設定、シャットオフ時間、トナーセーブ等が挙げられる。上記アドレス帳情報とは、データの送信先のアドレス等の情報である。機器識別情報とは、例えば、自身は複合機であり複写機とプリンタとの機能を有しているといった情報処理装置1が備えている機器に関する情報である。また、ファームウェアのバージョン情報とは、情報処理装置1に内蔵されているファームウェアのバージョンに関する情報である。なお、上記機器設定情報に含まれる項目の種類は、情報処理装置1の種類等によって異なる。
そして、上記デバイスクローニングファイルの作成および当該デバイスクローニングファイルの内容に基づく、情報処理装置1の機器設定情報の更新は、制御部10と情報記憶部20とによって行われる。以下に、制御部10と情報記憶部20との詳細な構成について説明する。
まず、制御部10の詳細な構成について説明する。上記制御部10は、情報記憶部20、ネットワークI/F30、操作・表示部40、スキャナ部50、FAX部50、および、プリンタエンジン70を制御するものである。そして、上記制御部10は、具体的には、図1に示すように、データ判断部11、機器識別部12、機器設定登録部17、ファームウェア判定部13、通知部18およびデバイスクローニングファイル作成部19を備えている。また、上記ファームウェア判定部13は、ファームウェアバージョン判定部14、バージョンアップ判断部15、および、バージョンアップ処理部16を備えている。
上記データ判断部11は、ネットワークI/F30を介して外部から送信されてくる各種データを、振り分けるものである。例えば、外部から画像データと当該画像データの画像形成要求が送信されてきた場合、データ判断部11は、画像データをプリンタエンジン70に送る。そして、上記データ判断部11は、外部から送信されてきたデバイスクローニングファイルを受信した場合には、当該デバイスクローニングファイルを機器識別部12に送る。
上記機器識別部12は、データ判断部11から送られてきたデバイスクローニングファイルが、壊れていないか、および、正しいかを調べる。また、上記機器識別部12は、当該デバイスクローニングファイルに含まれている機器識別情報を抽出して、情報記憶部20の機器識別情報記憶部21に記憶されている情報処理装置1自身の機器識別情報とを比較する。そして、上記2つの機器識別情報(デバイスクローニングファイルに含まれている機器識別情報、および、自身の機器識別情報)が一致していると判断した場合に、デバイスクローニングファイルを、ファームウェアバージョン判定部14に送信する。また、上記2つの機器識別情報が異なっていると判断した場合には、デバイスクローニングファイルを破棄するとともに、後述する通知部18を動作させて、当該デバイスクローニングファイルを送信してきた送信元に対して異常を通知する。上記通知部18は、このとき、送信元に対して、「デバイスクローニングファイルが壊れている」、または、「機器設定情報を更新する対象となる機器の種類が異なる」等の通知を行う。
なお、例えば、デバイスクローニングファイルに含まれる機器識別情報の内容が、プリンタに関する情報であって、情報処理装置1の機器識別情報の内容がスキャナに関する情報の場合、このデバイスクローニングファイルに基づいて自身の設定を変更した場合には、情報処理装置1が正常に動作しない場合がある。従って、このような場合には、デバイスクローニングファイルは破棄される。しかし、例えば、デバイスクローニングファイルに含まれる機器識別情報の内容が、プリンタ機能を含む複合機に関する情報であって、情報処理装置1の機器識別情報の内容がプリンタに関する情報の場合には、デバイスクローニングファイルに含まれるプリンタに関する機器設定情報のみを更新すれば、情報処理装置1を正常に動作させることができる。つまり、上記「一致」とは、完全一致のみを示すものではなく、デバイスクローニングファイルに含まれる機器識別情報の内容が、情報処理装置1の機器設定情報を少なくとも含む場合には「一致」したとする。なお、機器設定情報の更新については後述する。
上記ファームウェア判定部13は、機器識別部12から送信されてきたデバイスクローニングファイルに含まれるファームウェアのバージョン情報に基づいて、情報処理装置1の機器設定情報を更新するか否かを判断する。また、上記ファームウェア判定部13は、上記バージョン情報と、ファームウェア記憶部22に記憶されているファームウェアのバージョン情報とを比較して、ファームウェアを更新するか否かを判断する。これについて説明する。
上記ファームウェア判定部13は、ファームウェアバージョン判定部14、バージョンアップ判断部15、および、バージョンアップ処理部16を備えている。
上記ファームウェアバージョン判定部14は、デバイスクローニングファイルに含まれるファームウェアのバージョン情報と、情報記憶部20のファームウェア記憶部22に記憶されているファームウェアのバージョン情報とを比較する。つまり、ファームウェア判定部13は、情報処理装置1自身のファームウェアのバージョン情報とデバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報とが同じであるか否かを判断する。
上記バージョンアップ判断部15は、ファームウェアバージョン判定部14の判定結果に基づいて、情報記憶部20に記憶されているファームウェアおよび機器設定情報のうち、(1)ファームウェアおよび機器設定情報の両方を更新する、(2)機器設定情報のみを更新する、(3)更新を中止する、のいずれかの処理を行う。
具体的には、バージョンアップ判断部15は、デバイスクローニングファイルに含まれるファームウェアのバージョン情報と、ファームウェア記憶部22に記憶されているファームウェアのバージョン情報とが同じである旨の信号を受信すると、機器設定情報のみを更新する。また、バージョンアップ判断部15は、デバイスクローニングファイルに含まれるファームウェアのバージョン情報と、ファームウェア記憶部22に記憶されているファームウェアのバージョン情報とが異なっている旨の信号を受信すると、ファームウェアを自動的に更新することを許可する設定になっているか否かによって、更新処理を切換える。
具体的には、上記2つのバージョン情報が異なっている場合であって、ファームウェアを自動的に更新することを許可する設定になっている場合には、バージョンアップ判断部15は、ファームウェアと機器設定情報との両方を更新する。一方、上記2つのバージョン情報が異なっている場合であって、ファームウェアを自動的に更新することを許可しない設定になっている場合には、バージョンアップ判断部15は、ファームウェアを更新しないで機器設定情報を更新すると正常に動作することができるか否かを判断し、正常に動作することができると判断した場合には、ファームウェアを更新することなく、機器設定情報のみを更新する。また、正常に動作しないと判断した場合には、更新処理を行わない。ここで上記正常に動作するか否かを判断する方法について説明する。
上記バージョンアップ判断部15は、上記ファームウェアバージョン判定部14から送信されてきたデバイスクローニングファイルに含まれている機器設定情報と、情報記憶部20の機器設定情報記憶部24に記憶されている機器設定情報とに基づいて、ファームウェアのバージョンアップが必要か否かを判断する。例えば、情報記憶部20のファームウェア記憶部22に記憶されているファームウェアのバージョンが、デバイスクローニングファイルに記録されているバージョン情報と異なっている場合であっても、機器設定情報を更新したとしても正常に動作する場合がある。このような場合には、ファームウェアのバージョンアップを行わなくてもよい。つまり、上記ファームウェアバージョン判定部14では、単に、デバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報と、情報記憶部20に記憶されているファームウェアのバージョン情報とを比較するだけであるが、上記バージョンアップ判断部15は、上記2つのバージョン情報が異なっていても機器設定情報を更新できるか否かを判断する。
具体的には、上記バージョンアップ判断部15は、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まれているか否かを判断する。これにより機器設定情報のみを更新できるか否かを判断することができる。
また、上記バージョンアップ判断部15は、情報記憶部20のバージョンアップ設定記憶部25に記憶されているバージョンアップ設定情報を参照して、情報処理装置1に内蔵されているファームウェアを自動的にバージョンアップすることが許可するように設定されているか否かを判断する。
そして、自動バージョンアップを許可する設定であり、ファームウェアのバージョンアップが必要であると判断した場合、バージョンアップ判断部15は、バージョンアップ処理部16に、ファームウェア取得命令を送信する。また、ファームウェアのバージョンアップが必要であるが、自動バージョンアップを許可しない設定である場合、バージョンアップ判断部15は、通知部18を動作させて、送信元にファームウェアのバージョンアップが必要である旨を通知する。
バージョンアップ処理部16は、バージョンアップ判断部15からファームウェア取得命令を受信すると、外部から対応するファームウェアを取得するとともに、情報記憶部20に記憶されているファームウェアを更新する。そして、バージョンアップ処理部16は、ファームウェアのバージョンアップ処理を完了すると、機器設定登録部17に、デバイスクローニングファイルを送信して機器設定情報の更新を行わせる。また、情報記憶部20のバージョンアップ設定記憶部25に記憶されている設定が、バージョンアップ処理を行うと送信元に当該バージョンアップ処理を行った旨を通知する設定となっている場合、バージョンアップ処理部16は、バージョンアップ処理を完了すると、通知部18を動作させて、自動的にバージョンアップ処理が完了した旨を送信元に通知する。
上記機器設定登録部17は、上記ファームウェア判定部13から送信されてきたデバイスクローニングファイルに含まれている機器設定情報に基づいて、情報記憶部20の機器設定記憶部に記憶されている自身の機器設定情報を更新する。また、上記機器設定登録部17は、デバイスクローニングファイルに含まれているアドレス帳情報に基づいて、情報記憶部20のアドレス帳記憶部23に記憶されているアドレス情報の内容を更新する。そして、上記機器設定登録部17は、機器設定情報の更新を完了すると、通知部18を動作させて、設定の更新が完了した旨を通知する。上記通知部18は、送信元に対して、様々な情報を通知する。
次に、情報記憶部20について説明する。情報記憶部20は、機器識別情報記憶部21、ファームウェア記憶部22、アドレス帳記憶部23、機器設定情報記憶部24、および、バージョンアップ設定記憶部25を備えている。上記機器識別情報記憶部21には、情報処理装置1の機器識別情報が記憶されている。上記ファームウェア記憶部22は、ファームウェアおよび当該ファームウェアのバージョン情報が記憶されている。アドレス帳記憶部23には、アドレス帳情報が記憶されている。バージョンアップ設定記憶部25には、自動的にバージョンアップを行うか否かを設定する自動バージョンアップ設定情報と、自動バージョンアップ処理を行った場合、この自動バージョンアップ処理を行ったことを通知するか否かを設定する自動バージョンアップ通知情報とが記憶されている。
なお、自動バージョンアップ設定情報は、情報処理装置1の操作・表示部40を用いて設定することができる。例えば、表示部に図4に示すように表示し、操作者が任意に設定することが可能である。なお、図4は、自動バージョンアップ設定情報を設定する設定画面の一例を示す正面図である。
上記デバイスクローニングファイル作成部19は、外部から送信されてくる上記作成命令信号を受信すると、情報記憶部20に記憶されている各種情報からデバイスクローニングファイルを作成するものである。
図5は、上記情報処理装置1と通信回線を介して接続されているホストPCの概略構成を示すブロック図である。ここで、上記情報処理装置1に対して、作成命令信号およびデバイスクローニングファイルを送信するホストPCについて図5を参照して説明する。なお、上記作成命令信号およびデバイスクローニングファイルを送信する機器としては、上記ホストPCに限定されるものではなく、例えば、情報処理装置1と通信回線を介して接続されている機器であればよい。従って、例えば、他の情報処理装置1であってもよい。
上記ホストPCは、I/Fと、デバイスクローニングファイル作成命令信号部と、デバイスクローニングファイル送信部と、記憶部とを備えている。また、上記記憶部は、デバイスクローニングファイル記憶部と接続先記憶部とを備えている。
上記I/Fは、通信回線を介してデータのやり取りを行うものである。つまり、ホストPCと情報処理装置1とは通信回線を介して接続されている。
デバイスクローニングファイル作成命令信号部は、通信回線を介して接続されている情報処理装置1に対して、作成命令信号を送信するものである。
デバイスクローニングファイル記憶部は、情報処理装置1から送信されてきたデバイスクローニングファイルを記憶するものである。接続先記憶部は、ホストPCと、通信回線を介して接続されている情報処理装置1の機器のIPアドレス等を記憶している。
デバイスクローニングファイル送信部は、デバイスクローニングファイル記憶部に記憶されているデバイスクローニングファイルを情報処理装置1に対して送信するものである。
つまり、上記ホストPCは、情報処理装置1に対して作成命令信号を送信し、デバイスクローニングファイルを作成させる。そして、上記情報処理装置1から送信されてくるデバイスクローニングファイルを記憶し、他の情報処理装置1に、当該デバイスクローニングファイルを送信するようになっている。
ここで、ホストPCから作成命令信号を受信した際の、情報処理装置1の処理を図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、ホストPCから作成命令信号が情報処理装置1に対して送信される(S10)。作成命令信号を受信した情報処理装置1は、自身がデバイスクローニングファイルを作成することができるか否かを判断する(S11)。具体的には、データ判断部11が、ホストPCから送信されてくるデータが作成命令信号であるか否かを判断する。また、データ判断部11が、ホストPCから送信されてきたデータが作成命令信号であると判断できない場合には処理は終了する。
次に、データ判断部11は、ホストPCから送信されてきたデータが作成命令信号であると判断すると、作成命令信号をデバイスクローニングファイル作成部19に送信する。そして、作成命令信号を受信したデバイスクローニングファイル作成部19は、機器設定情報記憶部24およびアドレス帳記憶部23に記憶されている機器設定情報およびアドレス帳情報を取得し、データ転送用作業領域に格納する(S12)。
次に、デバイスクローニングファイル作成部19は、機器識別情報記憶部21に記憶されている機器識別情報を取得し、データ転送用作業領域に格納する(S13)。
さらに、デバイスクローニングファイル作成部19は、ファームウェア記憶部22に記憶されているファームウェアのバージョン情報を取得し、データ転送用作業領域に格納する(S14)。
そして、デバイスクローニングファイル作成部19は、上記ステップS12〜14にて取得した機器設定情報、アドレス帳情報、機器識別情報、および、バージョン情報をまとめて、デバイスクローニングファイルとし、当該デバイスクローニングファイルを作成命令の送信元であるホストPCに送信する(S15)。このようにして、情報処理装置1は、デバイスクローニングファイルを作成し、送信元であるホストPCに送信することができる。
次に、ホストPCからデバイスクローニングファイルが送信された場合の、情報処理装置1における機器設定情報の更新処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、ホストPCから機器設定情報を更新する情報処理装置1に対して、デバイスクローニングファイルが送信される(S20)。なお、上記デバイスクローニングファイルは、他の情報処理装置1から送信されてきたものであってもよく、ホストPCにて作成されたものであってもよい。
次に、デバイスクローニングファイルを受信した情報処理装置1は、受信したデバイスクローニングファイルに基づいて、自身の機器設定情報を変更することができるか否かを判断する(S21)。具体的には、データ判断部11が、ホストPCから送信されてくるデータがデバイスクローニングファイルであるか否かを判断する。また、データ判断部11が、ホストPCから送信されてきたデータがデバイスクローニングファイルであると判断できない場合には処理は終了する。
そして、データ判断部11は、ホストPCから送信されてきたデータがデバイスクローニングファイルであると判断すると、当該デバイスクローニングファイルを受信し(S22)、受信が完了したか否かを判断する(S23)。
次に、データ判断部11は、受信したデバイスクローニングファイルを機器識別部12に送信する。そして、機器識別部12は、受信したデバイスクローニングファイルのチェックサムの確認を行い(S24)、チェックサムの確認結果が正常であるか否かを判断する(S25)。
ステップS25にて、チェックサムの確認結果が正常であると判断すると、機器識別部12は、受信したデバイスクローニングファイルから機器識別情報を抽出する(S26)。そして、機器識別部12は、上記機器識別情報と、自身の機器識別情報記憶部21に記憶されている機器識別情報とが一致しているか否かを判断する(S27)。
上記ステップS27にて、2つの機器識別情報が一致していると判断すると、機器識別部12は、上記デバイスクローニングファイルをファームウェア判定部13のファームウェアバージョン判定部14に送信する。
次に、ファームウェアバージョン判定部14は、受信したデバイスクローニングファイルからバージョン情報を抽出する(S28)。そして、ファームウェアバージョン判定部14は、上記バージョン情報と、自身のファームウェア記憶部22に記憶されているバージョン情報とが一致しているか否かを判断する(S29)。
上記ステップS29にて、2つのバージョン情報が一致していると判断すると、ファームウェアバージョン判定部14は、上記デバイスクローニングファイルを機器設定登録部17に送信する。
そして、デバイスクローニングファイルを受信した機器設定登録部17は、当該デバイスクローニングファイルに含まれている機器設定情報とアドレス帳情報とを抽出する。そして、機器設定登録部17は、抽出した機器設定情報とアドレス帳情報とを、自身の機器設定情報記憶部24およびアドレス帳記憶部23に記憶する(S30)。なお、既に自身の機器設定情報記憶部24およびアドレス帳記憶部23に機器設定情報とアドレス帳情報が記録されている場合には、機器設定登録部17は、抽出した機器設定情報およびアドレス帳情報に情報を更新する。
その後、機器設定登録部17は、機器設定情報とアドレス帳情報の登録を完了したか否かを判断する(S31)。そして、終了したと判断すると、通知を動作させて、送信元に対して機器設定情報の登録処理を完了した旨を通知する(S32)。そして、機器設定情報の更新処理を終了する。
上記S29にて、2つのバージョン情報が異なると判断した場合、ファームウェアバージョン判定部14は、受信したデバイスクローニングファイルをバージョンアップ判断部15に送信する。
そして、バージョンアップ判断部15は、バージョンアップ設定記憶部25に記憶されたバージョンアップ設定情報を参照して、自身が自動バージョンアップを行う設定になっているか否かの判断を行う(S33)。
そして、自動バージョンアップが許可されている設定であると判断した場合、バージョンアップ判断部15は、バージョンアップ処理部16に、バージョンアップ命令信号を送信する。上記バージョンアップ命令信号を受信すると、バージョンアップ処理部16は、ネットワークI/F30を介して、外部の機器に接続し、上記デバイスクローニングファイルのバージョン情報と対応するファームウェアのダウンロードを行う。そして、バージョンアップ処理部16は、ダウンロードしたファームウェアを用いて、自身のファームウェアのバージョンアップを行う(S34)。具体的には、バージョンアップ処理部16は、ダウンロードしたファームウェアをファームウェア記憶部22に記憶させる。そして、ファームウェアのバージョンアップが完了すると、バージョンアップ処理部16は、バージョンアップ判断部15に、完了報告を送信する。
完了報告を受信したバージョンアップ判断部15は、バージョンアップ設定記憶部25に記憶されたバージョンアップ設定情報を参照して、送信者に対してファームウェアのバージョンアップを行ったことを通知する設定になっているか否かを判断する(S35)。そして、上記ステップS35にて、バージョンアップ通知を行う設定になっていると判断した場合、バージョンアップ判断部15は、通知部18を動作させて、送信元に対して、ファームウェアのバージョンアップを行った旨の通知を行うとともに、操作・表示部40を動作させて、上記旨を通知する(S36)。そして、バージョンアップ判断部15は、デバイスクローニングファイルを機器設定登録部17に送信し、ステップS30〜S32の処理を行う。また、上記ステップS35にて、バージョンアップ通知を行う設定になっていないと判断した場合、バージョンアップ判断部15は、デバイスクローニングファイルを機器設定登録部17に送信し、ステップS30〜S32の処理を行う。
上記ステップS33にて、自動バージョンアップが許可されている設定でないと判断した場合、バージョンアップ判断部15は、デバイスクローニングファイルの機器設定情報と、情報記憶部20の機器設定情報記憶部24とを比較し、バージョンアップが必要か否かを判断する(S37)。そして、上記ステップS37にて、バージョンアップが必要であると判断した場合には、バージョンアップ判断部15は、バージョンアップ設定記憶部25に記憶されたバージョンアップ設定情報を参照して、送信者に対してファームウェアのバージョンアップを行ったことを通知する設定になっているか否かを判断する(S38)。そして、上記ステップS38にて、バージョンアップ通知を行う設定になっていると判断した場合、バージョンアップ判断部15は、通知部18を動作させて、送信元に対して、ファームウェアのバージョンアップが必要である旨を報知するとともに、操作・表示部40を動作させて、上記旨を通知する(S39)。また、上記ステップS38にて、バージョンアップ通知を行わない設定になっていると判断した場合には、処理を終了する。
また、上記ステップS37にて、バージョンアップが必要でないと判断した場合、すなわち、現行のファームウェアのままで機器設定情報を更新した場合でも正常に動作させることができると判断した場合には、バージョンアップ判断部15は、デバイスクローニングファイルを機器設定登録部17に送信し、ステップS30〜S32の処理を行う。
また、上記ステップS25にて、チェックサムが正常でないと判断した場合、機器識別部12は、通知部18を動作させて、送信元にデバイスクローニングファイルが壊れているか、または、正常でない旨の報知を行う(S40)。
また、上記ステップS27にて、2つの機器識別情報が一致しないと判断すると、機器判断部は、通知部18を動作させて、送信元に、送信したデバイスクローニングファイルでは、機器の設定を行うことができない旨の報知を行う(S40)。
以上のように、本実施の形態にかかる情報処理装置1は、自装置の機器設定情報および自装置を動作させるプログラムを記憶する情報記憶部20と、外部とデータの送受信を行うネットワークI/F30とを備える情報処理装置1であって、上記機器設定情報および上記プログラムのバージョン情報を含む更新データを受信した際に、当該更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と、上記情報記憶部20に記憶されているプログラムのバージョン情報とを比較するファームウェアバージョン判定部14と、上記ファームウェアバージョン判定部14の比較結果に基づいて、情報記憶部20に記憶されている、機器設定情報または機器設定情報とプログラムとの両方を更新するバージョンアップ判断部15と、上記バージョンアップ判断部15からの指示に基づいて、上記ネットワークI/F30を介して外部から上記プログラムを取得するバージョンアップ処理部16とを備え、上記バージョンアップ判断部15は、上記ファームウェアバージョン判定部14の比較結果から2つのバージョン情報が異なると判断すると、バージョンアップ処理部16を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して情報記憶部20に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記2つのバージョン情報が同じであると判断すると、機器設定情報を更新するする構成である。
上記の構成によれば、ファームウェアバージョン判定部14が、新たに外部から送信されてきた更新データに含まれるバージョン情報と、既に情報記憶部20に登録されているプログラムのバージョン情報とを比較するようになっている。そして、この比較結果に基づいて、バージョンアップ判断部15は、プログラムのバージョンアップを行った後で機器設定情報の更新を行うか、プログラムのバージョンアップを行うことなく機器設定情報のみを更新するかの処理を行うことができる。
つまり、上記の構成によれば、機器設定情報の更新を行う前に、プログラムを更新する必要があるか否かを判断するようになっている。これにより、例えば、機器設定情報のみの更新を行った場合、正常に動作することができないといった事態を防止することができる。従って、機器の設定を更新した場合でも問題なく使用することができる情報処理装置1を提供することができる。
また、機器設定情報とプログラムとの更新を同時に行うことができる。
また、本実施の形態にかかる情報処理装置1は、上記バージョンアップ処理部16は、上記プログラムを、上記更新データを送信した送信元、または、当該プログラムの製造元から取得する構成であることがより好ましい。
上記更新データを送信した送信元には、当該更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムが記憶されていることが多い。また、プログラムの製造元からプログラムを取得する場合には、正常なプログラムを取得することができる。従って、より簡単かつ正常なプログラムを取得することができる。
また、本実施の形態にかかる情報処理装置1は、バージョンアップ判断部15が上記ファームウェアバージョン判定部14の比較結果から2つのバージョン情報が異なるものであると判断した場合に上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムの取得の可否を設定する、設定・表示部を備えており、上記プログラムを取得できるように設定されている場合、バージョンアップ判断部15は、バージョンアップ処理部16を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して情報記憶部20に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記プログラムを取得できないように設定されている場合、バージョンアップ判断部15は、機器設定情報を更新する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、プログラムのバージョン情報が、情報記憶部20と更新データとで異なっている場合であっても、機器設定情報のみを更新しても正常に動作する場合がある。つまり、上記の構成とすることにより、不要なプログラムのバージョンアップが自動的に行われることを防止することができる。
また、本実施の形態にかかる情報処理装置1は、上記プログラムを取得できないように設定されている場合、バージョンアップ判断部15は、上記更新データに含まれている機器設定情報と上記情報記憶部20に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較し、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、機器設定情報の更新を中止するものであり、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、情報記憶部20に記憶されている機器設定情報を更新する構成がより好ましい。
上記の構成とすることにより、例えば、プログラムを更新することなく機器設定情報のみを更新したい場合であっても、好適に更新を行うことができる、また、プログラムを更新しないで機器設定情報を更新すると正常に動作しない可能性がある場合、すなわち、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、機器設定情報の更新を中止するので、情報処理装置1が正常に動作できなくなることを防止することができる。
また、本実施の形態にかかる情報処理装置1は、送信元に対して、情報を報知する通知部18を備え、上記機器設定情報の更新を中止した場合には、上記通知部18は、中止したことを送信元に報知する構成がより好ましい。
機器設定情報の更新を中止したことを送信元に報知することができる。つまり、機器設定情報の更新ができなかった情報処理装置1を送信元に報知することができる。
また、本実施の形態にかかる情報処理装置1は、送信元に対して、情報を報知する通知部18を備え、プログラムの更新を行った場合には、上記通知部18は、プログラムを更新した旨を送信元に報知する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、機器設定情報と併せてプログラムを更新したことを送信元に報知することができる。
なお、上記の説明では、情報処理装置1として複合機を例に説明したが、情報処理装置1は、これに限定されるものではない。本実施の形態にかかる情報処理装置1は、外部と通信回線を介して、自身の設定を変更することができるものであればよい。上記情報処理装置1としては、具体的には、例えば、プリンタ、FAX、複写機、スキャナ等が挙げられる。
また、上記の説明では、機器設定情報とアドレス帳情報とを同時に更新する情報処理装置1の例について説明しているが、単に、機器設定情報のみをファームウェアのバージョン情報に基づいて更新するものであってもよい。
また、上記の説明では、プログラムの一例としてファームウェアを例にして説明しているが、上記プログラムとしては、例えば、OS(オペレーティング システム)やプリンタドライバ等であってもよい。つまろ、上記プログラムは、情報処理装置1または情報処理装置1の一部を動作させるプログラムであればよい。
なお、上記制御部10は、各ブロック(が、ハードウェアロジックによって実現されてもよいし、これら機能のうちの少なくとも何れか一部を、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現されてもよい。
すなわち、情報処理装置1の制御部10は、各ブロックの機能を実現する情報処理装置1の制御方法の命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、制御部10は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報処理装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、制御部10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、実現可能である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
このように本明細書において、手段(部)とは必ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能がソフトウェアによって実現される場合も包含する。さらに、1つの手段の機能が、2つ以上の物理的手段により実現されても、もしくは、2つ以上の手段の機能が、1つの物理的手段により実現されてもよい。
また、本発明の情報処理装置1の制御プログラムは、コンピュータを上記の各手段として機能させるコンピュータ・プログラムである。
上記の構成により、コンピュータで上記情報処理装置1の各手段を実現することによって、上記情報処理装置1を実現することができる。
また、本発明の情報処理装置1の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の各手段をコンピュータに実現させて、上記情報処理装置1を動作させる情報処理装置1の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
また、上記の例では、外部とデータのやり取りをネットワークI/F30にて行う構成について説明している。しかしながら、本発明にかかる情報処理装置1は、有線・無線を介してプログラム(ファームウェア)のバージョンアップを行うことに限定されるものではない。例えば、上記外部には、PCカードやUSBメモリのような、情報処理装置に汎用/専用I/Fを介して接続可能なものも含まれる。つまり、例えば、USBメモリにファームウェアおよび機器設定情報を格納しておき、当該USBメモリを情報処理装置1に接続することで、ファームウェアのバージョンアップ処理を行うようにしてもよい。
また、上記の説明では、自動バージョンアップを許可するモードと禁止モードとがある構成について説明している。しかしながら、設定に関しては、上記に限定されるものではなく、例えば、強制的にバージョンアップを行う設定を設けてもよい。このように強制的にファームウェアのバージョンアップを行う構成とすることにより、例えば、中古の情報処理装置や古い在庫の情報処理装置などが混在している場合もあり、一斉にプログラムと機器設定情報を更新したい場合等により有効となる。
また、自動バージョンアップを行ったことを通知する、自動バージョンアップ通知許可設定になっている場合には、例えば、操作・表示部40を動作させてユーザに表示したり、プリンタエンジン70を動作させて自動バージョンアップを行ったことを印刷することにより通知したりする方法等がある。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図8ないし図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施の形態1にて示した各部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
本実施の形態にかかる情報処理装置31は、デバイスクローニングファイルに含まれる機器設定情報に含まれる項目の種類と、情報処理装置31の情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類とを比較することにより、ファームウェアのバージョンアップ処理を行うか否かを決定する構成である。
図8は、本実施の他の形態にかかる情報処理装置31の概略の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる情報処理装置31は、図8に示すように、実施の形態1と比べてファームウェア判定部13の構成が異なっている。他の構成、機能については上記実施の形態と同様である。なお、説明の便宜上、本実施の形態においては、ファームウェア判定部13を、「ファームウェア判定部(A)34」として説明する。
本実施の形態では、ファームウェア判定部(A)34は、データ構造比較部33と、ファームウェアバージョン判定部14と、バージョンアップ処理部16とを備えている。
上記データ構造比較部33は、デバイスクローニングファイルに含まれる機器設定情報に含まれる項目の種類と、情報処理装置31の情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類とを比較するものである。具体的には、例えば、データ構造比較部33は、デバイスクローニングファイルに含まれる機器設定情報を抽出して、当該機器設定情報の項目の種類を解析する。そして、データ構造比較部33は、その解析結果が、情報処理装置31の情報記憶部20に記憶されている機器設定情報の項目の種類と一致しているか否かを判断する。なお、ここで「一致しているか否か」については、上記デバイスクローニングファイルの機器設定情報に含まれる項目の種類が、情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれている項目の種類を全て含む場合を「一致」とする。従って、上記2つの機器設定情報に含まれる項目の種類が完全に一致した場合であっても、また、デバイスクローニングファイルの機器設定情報に含まれる項目が、情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれている項目の種類を全て含み、かつ、それよりも多い場合であっても「一致」と判断する。
次に、上記情報処理装置31における機器設定情報の更新処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。なお、上記実施の形態1と同じ工程については、同じ工程番号を付し、その説明を省略する。
上記ステップS27にて、2つの機器識別情報が一致すると判断すると、機器判断部は、上記デバイスクローニングファイルをファームウェア判定部(A)34に送信する。デバイスクローニングファイルを受信すると、ファームウェア判定部(A)34のデータ構造比較部33は、当該デバイスクローニングファイルに含まれる機器設定情報およびアドレス帳情報を抽出する。そして、データ構造比較部33は、抽出した機器設定情報に含まれる項目の種類と、情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を比較し(S41)、両者が一致しているか否かを判断する(S42)。
上記ステップS42にて、両者が一致していると判断した場合、データ構造比較部33は、デバイスクローニングファイルを機器設定登録部17に送信し、ステップS30〜S32の処理を行う。
一方、上記ステップS42にて、両者が一致していないと判断した場合、データ構造比較部33は、バージョンアップ設定記憶部25に記憶されたバージョンアップ設定情報を参照して、自身が自動バージョンアップを行う設定になっているか否かの判断を行う(S43)。
そして、自動バージョンアップが許可されている設定であると判断した場合、データ構造比較部33は、ファームウェアバージョン判定部14に対して、バージョン情報比較命令信号を送信する。バージョン情報比較命令信号を受信すると、ファームウェアバージョン判定部14は、上記デバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報を抽出する。そして、ファームウェアバージョン判定部14は、抽出結果とファームウェア記憶部22に記憶されているバージョン情報とを比較して、外部から送信されてきたデバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報のほうが新しいバージョンであるか否かを判断し(S44)、その比較結果をデータ構造比較部33に送信する。
そして、データ構造比較部33は、ファームウェアバージョン判定部14から送信された、外部から送信されてきたデバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報のほうが新しい旨の信号を受信した場合(S44,Yes)、バージョンアップ処理部16に対して、バージョンアップ命令信号を送信する。上記バージョンアップ命令信号を受信すると、バージョンアップ処理部16は、ネットワークI/F30を介して、外部の機器に接続し、上記デバイスクローニングファイルのバージョン情報と対応するファームウェアのダウンロードを行う。そして、バージョンアップ処理部16は、ダウンロードしたファームウェアを用いて、自身のファームウェアのバージョンアップを行う(S45)。そして、ファームウェアのバージョンアップが完了すると、バージョンアップ処理部16は、データ構造比較部33に、完了報告を送信する。
完了報告を受信したデータ構造比較部33は、バージョンアップ設定記憶部25に記憶されたバージョンアップ設定情報を参照して、送信者に対してファームウェアのバージョンアップを行ったことを通知する設定になっているか否かを判断する(S46)。そして、上記ステップS46にて、バージョンアップ通知を行う設定になっていると判断した場合、データ構造比較部33は、通知部18を動作させて、送信元に対して、ファームウェアのバージョンアップを行った旨の通知を行うとともに、操作・表示部40を動作させて、上記旨を通知する(S47)。そして、データ構造比較部33は、デバイスクローニングファイルを機器設定登録部17に送信し、ステップS30〜S32の処理を行う。また、上記ステップS46にて、バージョンアップ通知を行う設定になっていないと判断した場合、バージョンアップ判断部15は、デバイスクローニングファイルを機器設定登録部17に送信し、ステップS30〜S32の処理を行う。
一方、上記ステップS43にて自動バージョンアップが許可されていない設定であると判断した場合、または、上記ステップS44にて、ファームウェアバージョン判定部14からデバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報のほうが古いバージョンである旨の信号を受信した場合、データ構造比較部33は、ファームウェアのバージョンアップが必要であるか否かを判断する(S48)。
そして、上記ステップS48にて、バージョンアップが必要であると判断した場合には、データ構造比較部33は、バージョンアップ設定記憶部25に記憶されたバージョンアップ設定情報を参照して、送信者に対してファームウェアのバージョンアップを行ったことを通知する設定になっているか否かを判断する(S49)。そして、上記ステップS49にて、バージョンアップ通知を行う設定になっていると判断した場合、データ構造比較部33は、通知部18を動作させて、送信元に対して、ファームウェアのバージョンアップが必要である旨を報知するとともに、操作・表示部40を動作させて、上記旨を通知する(S50)。また、上記ステップS49にて、バージョンアップ通知を行わない設定になっていると判断した場合には、処理を終了する。
また、上記ステップS48にて、バージョンアップが必要でないと判断した場合、すなわち、現行のファームウェアのままで機器設定情報を更新した場合でも正常に動作させることができると判断した場合には、データ構造比較部33は、デバイスクローニングファイルを機器設定登録部17に送信し、ステップS30〜S32の処理を行う。
以上のように、本実施の形態にかかる情報処理装置31は、自装置の機器設定情報および自装置を動作させるプログラムを記憶する情報処理記憶部と、
外部とデータの送受信を行うネットワークI/F30とを備える情報処理装置31であって、上記機器設定情報および上記プログラムのバージョン情報を含む更新データを受信した際に、当該更新データに含まれている機器設定情報と上記情報記憶部20に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較するデータ構造比較部33と、上記データ構造比較部33の比較結果に基づいて、情報記憶部20に記憶されている、機器設定情報または機器設定情報とプログラムとの両方を更新するファームウェアバージョン判定部(A)34と、上記データ構造比較部33からの指示に基づいて、上記ネットワークI/F30を介して外部から上記プログラムを取得するバージョンアップ処理部16とを備え、上記ファームウェアバージョン判定部(A)34は、上記データ構造比較部33の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、バージョンアップ処理部16を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して情報記憶部20に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、機器設定情報を更新する構成である。
上記の構成によれば、データ構造比較部33は、新たに送信されてきた機器設定情報と、既に情報記憶部20に登録されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較するようになっている。そして、この比較結果に基づいて、プログラムのバージョンアップを行う必要があるか否かを判断することができる。そして、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、機器設定情報の更新のみを行うようになっている。
これにより、プログラムのバージョン情報を意識することなく、機器の設定を更新した場合でも問題なく使用することができる情報処理装置31を提供することができる。
また、本実施の形態にかかる情報処理装置31は、上記ファームウェアバージョン判定部(A)34が上記データ構造比較部33の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が情報記憶部20に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断した場合に上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムの取得の可否を設定する設定部を備えており、上記プログラムを取得できるように設定されている場合、ファームウェアバージョン判定部(A)34は、バージョンアップ処理部16を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して情報記憶部20に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、上記プログラムを取得できないように設定されている場合、ファームウェアバージョン判定部(A)34は、機器設定情報の更新を中止する構成とすることがより好ましい。
上記の構成によれば、外部からプログラムを取得できないように設定されている場合には、機器設定情報の更新を行わないので、正常に動作できないことをより一層防止することができる。
なお、上記の説明では、機器設定情報に含まれる項目の種類が一致するか否かの判断に基づいて、ファームウェアのバージョンアップを行うか否かを決定する例について説明している。つまり、上記の例では、ファームウェアのバージョン情報に関係なく機器設定情報の更新を行った場合でも良好に動作できるか否かを判断している。しかしながら、ファームウェアのバージョンは、機器設定情報の内容に関係なく、新しいバージョンのほうがよい場合がある。ファームウェア等のプログラムは、バグが発見されるとそのバグに対応したファームウェアにバージョンアップされることが多い。従って、古いバージョンのファームウェアであっても動作することができるが、より新しいファームウェアのバージョンに更新したい場合には、例えば、上記ステップS30の前で、以下に説明するバージョンアップ処理を行ってもよい。
また、上記の説明では、データ構造比較部33が、新たに送信されてきた機器設定情報と、既に情報記憶部20に登録されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較する例について説明している。しかしながら、上記に限定されるものではなく、例えば、データ構造比較部33は、機器設定情報に含まれる項目の種類および当該項目のデータ構造を比較するようになっていてもよい。このように、項目の種類および当該項目のデータ構造を比較することで、より一層正確なバージョンアップ処理を行うことができる。例えば、上記項目の種類が完全に同じ場合であっても、当該項目のデータ構造のみが異なっている場合がある。このような場合には、項目の種類および当該項目のデータ構造を比較することでより正確なバージョンアップ処理を行うことができる。
図10は、バージョンアップ処理を説明するフローチャートである。
まず、データ構造比較部33は、バージョンアップ設定記憶部25に記憶されたバージョンアップ設定情報を参照して、自身が自動バージョンアップを行う設定になっているか否かの判断を行う(S55)。
そして、上記ステップS55にて、自動バージョンアップが許可されている設定であると判断した場合、データ構造比較部33は、ファームウェアバージョン判定部14に対して、バージョン情報比較命令信号を送信する。バージョン情報比較命令信号を受信すると、ファームウェアバージョン判定部14は、上記デバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報を抽出する。そして、ファームウェアバージョン判定部14は、抽出結果とファームウェア記憶部22に記憶されているバージョン情報とを比較して、外部から送信されてきたデバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報のほうが新しいバージョンであるか否かを判断し(S56)、その比較結果をデータ構造比較部33に送信する。
そして、データ構造比較部33は、ファームウェアバージョン判定部14から送信された、外部から送信されてきたデバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報のほうが新しい旨の信号を受信した場合(S56,Yes)、バージョンアップ処理部16に対して、バージョンアップ命令信号を送信する。上記バージョンアップ命令信号を受信すると、バージョンアップ処理部16は、ネットワークI/F30を介して、外部の機器に接続し、上記デバイスクローニングファイルのバージョン情報と対応するファームウェアのダウンロードを行う。そして、バージョンアップ処理部16は、ダウンロードしたファームウェアを用いて、自身のファームウェアのバージョンアップを行う(S57)。そして、処理はステップS30に進む。
一方、上記ステップS43にて自動バージョンアップが許可されていない設定であると判断した場合、または、上記ステップS44にて、ファームウェアバージョン判定部14からデバイスクローニングファイルに含まれているバージョン情報のほうが古いバージョンである旨の信号を受信した場合には、処理を終了する。
また、上記の説明では、データ構造比較部33が、上記2つの機器設定情報の項目の種類を比較する例について説明している。しかしながら、データ構造比較部33が比較するものとしては上記に限定されるものではなく、例えば、機器設定情報およびアドレス帳記憶部23の項目の種類を抽出して、これらが、デバイスクローニングファイルに含まれている内容と情報記憶部20に記憶されている内容とが一致しているか否かを判断してもよい。
本発明にかかる情報処理装置は、通信回線を介して複数の情報処理装置が接続されているネットワークシステムに好適に適用できる。
本発明の実施形態を示すものであり、情報処理装置の概略の構成を示す機能ブロック図である。 上記情報処理装置が通信回線を介してホストPCと接続されている例を示すブロック図である。 デバイスクローニングファイルのデータ構造を示す図面である。 自動バージョンアップ設定情報を設定する設定画面の一例を示す正面図である。 上記情報処理装置と通信回線を介して接続されているホストPCの概略構成を示すブロック図である。 ホストPCから作成命令信号を受信した際の、情報処理装置の処理を示すフローチャートである。 ホストPCからデバイスクローニングファイルが送信された場合の、情報処理装置における機器設定情報の更新処理を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態を示すものであり、情報処理装置の概略の構成を示す機能ブロック図である。 ホストPCからデバイスクローニングファイルが送信された場合の、情報処理装置における機器設定情報の他の更新処理を示すフローチャートである。 バージョンアップ処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
10 制御部
11 データ判断部
12 機器識別部
13 ファームウェア判定部
14 ファームウェアバージョン判定部(比較手段)
15 バージョンアップ判断部(更新手段)
16 バージョンアップ処理部(取得手段)
17 機器設定登録部(更新手段)
18 通知部(報知手段)
20 情報記憶部(記憶手段)
30 ネットワークI/F(データ送受手段)
31 情報処理装置
32 ファームウェア判定部(A)(更新手段)
33 データ構造比較部(項目比較手段)
40 操作・表示部(設定手段)

Claims (7)

  1. 自装置の機器設定情報および自装置を動作させるプログラムを記憶する記憶手段と、
    外部とデータの送受信を行うデータ送受手段とを備える情報処理装置であって、
    上記機器設定情報および上記プログラムのバージョン情報を含む更新データを受信した際に、当該更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と、上記記憶手段に記憶されているプログラムのバージョン情報とを比較する比較手段と、
    上記比較手段の比較結果に基づいて、記憶手段に記憶されている、機器設定情報、または、機器設定情報とプログラムとの両方を更新する更新手段と、
    上記更新手段からの指示に基づいて、上記データ送受手段を介して外部から、上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムを取得する取得手段と
    上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムの取得の可否を設定する設定手段とを備え、
    上記更新手段は、
    上記比較手段の比較結果から2つのバージョン情報が異なると判断し、かつ、上記設定手段によって上記プログラムを取得できるように設定されている場合、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して、記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新
    上記2つのバージョン情報が異なると判断し、かつ、上記設定手段によって上記プログラムを取得できないように設定されている場合、上記更新データに含まれている機器設定情報と上記記憶手段に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較し、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、機器設定情報の更新を中止する一方、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、記憶手段に記憶されている機器設定情報を更新し、
    上記2つのバージョン情報が同じであると判断した場合、機器設定情報を更新するものであることを特徴とする情報処理装置。
  2. 自装置の機器設定情報および自装置を動作させるプログラムを記憶する記憶手段と、
    外部とデータの送受信を行うデータ送受手段とを備える情報処理装置であって、
    上記機器設定情報および上記プログラムのバージョン情報を含む更新データを受信した際に、当該更新データに含まれている機器設定情報と上記記憶手段に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類を比較する項目比較手段と、
    上記項目比較手段の比較結果に基づいて、記憶手段に記憶されている、機器設定情報、または、機器設定情報とプログラムとの両方を更新する更新手段と、
    上記項目比較手段からの指示に基づいて、上記データ送受手段を介して外部から上記プログラムを取得する取得手段とを備え、
    上記更新手段は、上記項目比較手段の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断すると、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、
    上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断すると、機器設定情報を更新するものであることを特徴とする情報処理装置。
  3. 上記取得手段は、上記プログラムを、上記更新データを送信した送信元、または、当該プログラムの製造元から取得するものであることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 更新手段が、上記項目比較手段の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断した場合に、上記更新データに含まれているバージョン情報に対応したプログラムの取得の可否を設定する設定手段を備えており、
    上記設定手段によって上記プログラムを取得できるように設定されている場合、更新手段は、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、
    上記設定手段によって上記プログラムを取得できないように設定されている場合、更新手段は、機器設定情報の更新を中止することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 上記更新データを送信した送信元に対して、情報を報知する報知手段を備え、
    上記機器設定情報の更新を中止した場合には、上記報知手段は、中止したことを送信元に報知することを特徴とする請求項または記載の情報処理装置。
  6. 上記更新データを送信した送信元に対して、情報を報知する報知手段を備え、
    プログラムの更新を行った場合には、上記報知手段は、プログラムを更新した旨を送信元に報知することを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  7. 上記項目比較手段は、上記更新データに含まれている機器設定情報と上記記憶手段に記憶されている機器設定情報とに含まれる項目の種類および当該項目のデータ構造を比較するものであるとともに、
    上記更新手段は、上記項目比較手段の比較結果から上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含まないと判断する、または、上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断し、かつ、両者に含まれる上記項目のデータ構造が異なると判断すると、取得手段を動作させて上記更新データに含まれているプログラムのバージョン情報と対応するプログラムを取得して記憶手段に記憶されているプログラムを更新するとともに、機器設定情報を更新する一方、
    上記更新データの機器設定情報に含まれる項目の種類が、記憶手段に記憶されている機器設定情報に含まれる項目の種類を全て含むと判断し、両者に含まれる上記項目のデータ構造が同じであると判断すると、機器設定情報を更新するものであることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
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