JP4020495B2 - 卓上蒸し器 - Google Patents

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賢二 千代田
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中華饅頭等の各種饅頭や、焼売等を蒸し上げるのに使用する卓上蒸し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ファミリーレストラン等の各種レストランや、中華饅頭や焼売等を販売している各種ショップ等においては、顧客の来店時にその場でそれら食材を手軽に蒸し上げることができるように、卓上蒸し器を使用することが多くなってきている。
【0003】
従来、この種の卓上蒸し器としては種々の型のものが開発され使用されてきているが、どれも電力等のエネルギーの消費の割には、沸騰時間が長く、蒸発量も少ないものであった。また、比較的に大型のものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
エネルギー消費が高いことは、それだけ販売価格を高くしないと経費的に見合わなくなってしまい、また、沸騰時間が長く蒸発量が少ないことは、来店した顧客にそれだけ長く待たせることになり、また、大型であることは、設置場所としてそれだけ店のスペースを費やしてしまうことになり、いずれも、問題であった。
【0005】
本発明の目的は、前述したような従来の問題点を解消しうる卓上蒸し器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、蒸し上げるべき食材を載置する本体下部に湯槽を備えた卓上蒸し器において、前記湯槽は、仕切り板により、少なくとも、両端湯槽部分と中央湯槽部分とに仕切られ、前記両端湯槽部分と前記中央湯槽部分とは、少なくとも前記仕切り板の底部に設けられた開口を通して連通し、前記両端湯槽部分への給水は、前記中央湯槽部分から前記開口を通して行われるように構成され、前記両端湯槽部分内には、該湯槽部分の深さ方向において所定の距離だけ離間させた少なくとも1対のヒータ部が配置される。
【0007】
本発明の一つの実施の形態によれば、前記中央湯槽部分内には、該湯槽部分の深さ方向に対して直交する方向に所定の距離だけ離間させた少なくとも1対のヒータ部が配置されている。
【0008】
本発明の好ましい一つの実施例によれば、前記1対のヒータ部は、1つのU型ヒータのヒータ脚部で構成される。
【0009】
本発明の好ましい別の実施例によれば、前記両端湯槽部分の各々の容積は、前記中央湯槽部分の容積より小さくされている。
【0010】
本発明の好ましい別の実施例によれば、前記ヒータは、前記湯槽の水面近くに配置されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例について、本発明をより詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施例としての卓上蒸し器の構成を示す概略断面図であり、図2は、その卓上蒸し器の概略平面図である。これら図1および図2に示されるように、この実施例の卓上蒸し器は、蒸し上げるべき食材、例えば、中華饅頭や焼売を収納した蒸籠等を通常のように載置するように構成された本体10を備えており、この本体10には、蒸籠等を載置する位置の下方に相当する位置に、湯槽11が形成されている。図1の断面図によく示されているように、本体10の外壁部と湯槽11との間には、適当な断熱材12が配設されている。
【0013】
本発明により、湯槽11は、仕切り板20により、両端湯槽部分15および16と、中央湯槽部分17とに仕切られている。この実施例では、両端湯槽部分15および16の各々の容積は、中央湯槽部分17の容積よりも相当に小さくなるようにされている。より詳細に述べると、仕切り板20は、両側板部21および22と、これら両側板部21および22を連結する底板部23とを有しており、両端湯槽部分15および16は、仕切り板20の両側板部21および22と湯槽11の対応する内壁面との間に画定されており、中央湯槽部分17は、仕切り板20の両側板部21および22の間に画定されている。仕切り板20の底板部23の中央には、細長い開口24が形成されている。図1の断面図によく示されるように、仕切り板20の底板部23は、湯槽11の底面から若干の間隔を置いた位置となるようにされている。この実施例のように、湯槽11の底面および仕切り板20の底板部23は、中央部に向かって若干の下り傾斜となるようにしておくのが、水流をより効率的なものとする上で好ましい。
【0014】
図1によく示されるように、湯槽11の底部で且つ仕切り板20の底板部23の中央部より若干上方の位置に、注水口13が設けられており、一方、湯槽11の底面の中央部近傍に、排水口14が設けられている。したがって、両端湯槽部分15および16と中央湯槽部分17とは、仕切り板20の底板部23に設けられた開口24を通して連通しており、両端湯槽部分15および16への給水は、注水口13を通して中央湯槽部分17の底部近くで注水された水が、開口24を通して仕切り板20の底板部23と湯槽11の底面との間へと流れ、さらに、各両端湯槽部分15および16へと流入することによって行われる。このような流れを、図1において矢印Fで示している。
【0015】
さらに、本発明により、両端湯槽部分15および16内には、それぞれ、シーズ電気ヒータの如きU型ヒータ30および40が縦置きに設置され、一方、中央湯槽部分17内には、同様のU型ヒータ50が横置きに設置されている。これらU型ヒータは、図2の平面図によく示されるU型ヒータ50の如く、全体としてU字形状をしているもので、所定の距離だけ離間した1対のヒータ脚部51および52を有するものである。したがって、同様に、U型ヒータ30は、1対のヒータ脚部31および32を有しており、U型ヒータ40は、1対のヒータ脚部41および42を有している。
【0016】
この実施例では、図1によく示されているように、各U型ヒータ30、40および50は、湯槽11の水面近くに配置されている。また、図1によく示されているように、両端湯槽部分15および16内に配設されたU型ヒータ30のヒータ脚部31および32、およびU型ヒータ40のヒータ脚部41および42は、湯槽部分の深さ方向において所定の距離だけ離間させられており、一方、中央湯槽部分17内に配設されたU型ヒータ50のヒータ脚部51および52は、湯槽部分の深さ方向に対して直交する方向に所定の距離だけ離間させられている。
【0017】
図1において、参照符号WS0 は、給水開始水面を示し、参照符号WSは、給水基準水面を示している。湯槽11内には、湯槽11内への自動給水を制御するためのフロートスイッチ70が設けられている。図2に略示するように、本体10の下部内に、注水口13への給水路の開閉を制御するための電磁弁80が設けられており、この電磁弁80の動作をフロートスイッチ70で制御することにより、注水コントロールするようにしている。すなわち、電磁弁80を開くことにより、湯槽11内への注水を開始してから、湯槽11内の水面が、給水基準水面WSに達したことをフロートスイッチ70によって検出することにより、電磁弁80を閉じすることにより、自動的に給水を停止する。一方、湯槽11内の水が蒸発することにより、湯槽内の水面が低下して給水開始水面WS0 に達したことをフロートスイッチ70によって検出することにより、電磁弁80を再び開くことにより、湯槽内への給水を再び自動的に開始させるようにしているのである。この実施例では、このようなフロートスイッチ70による自動給水制御が、沸騰波による影響を受けないようにするためフロートスイッチ70の近傍にフロートカバー60を設けている。また、このフロートカバー60は、湯槽等のクリーニング時に邪魔とならないように、取り外し可能なものとしておくとよい。
【0018】
さらにまた、この実施例では、図1によく示されているように、蒸発時間を短縮させるために、各U型ヒータ30、40および50は、給水開始水面WS0 に近い位置、すなわち、給水開始水面WS0 から若干の距離Hだけ下の位置に配置するのが好ましい。この距離Hは、例えば、5mm程度である。
【0019】
次に、このような卓上蒸し器における湯槽内の水の沸騰、蒸発の動作について説明する。湯槽11内に水が給水基準水面WSまで満たされた状態で、各U型ヒータ30、40および50を付勢する。両端湯槽部分15および16の部分の水は、U型ヒータ30および40の下方側に位置するヒータ脚部31および41により温められた水が、すぐ上のヒータ脚部32および42でさらに温められることと、両端湯槽部分15および16が比較的に狭いこととで、急速に温度上昇させられる。このようにして、両端湯槽部分15および16内の水は、短時間にて沸騰させられ、蒸発させられることになる。一方、中央湯槽部分17に注水される水は、U型ヒータ50により、補助的に温められていく。
【0020】
さらにまた、注水口13を通して中央湯槽部分17内へ注水された水は、仕切り板20の底板部23の中央に形成された細長い開口24を通して、両端湯槽部分15および16へと流入していき、前述したのと同様に、U型ヒータ30および40により加熱されて、急速に蒸発させられていくことになる。
【0021】
なお、保温スイッチを設けておき、ヒータ配線を切り換える等することにより、客待ち時等には、無駄な蒸気を出さないように、弱い蒸気保温状態をとるような保温モードとすることもできる。
【0022】
【発明の効果】
比較的に狭い両端湯槽部分に縦置きに設置されたU型ヒータにより、効率良く水の加熱がなされるので、少ないエネルギー消費にて短時間にて非常に高い蒸発量を達成することができる。
【0023】
湯槽内にU型ヒータを縦置きとすることにより、湯槽全体の大きさを比較的にコンパクトにまとめることができるので、卓上蒸し器も全体として小型なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての卓上蒸し器の構成を示す概略断面図である。
【図2】図1の卓上蒸し器の概略平面図である。
【符号の説明】
10 本体
11 湯槽
12 断熱材
13 注水口
14 排水口
15 端湯槽部分
16 端湯槽部分
17 中央湯槽部分
20 仕切り板
21 側板部
22 側板部
23 底板部
24 開口
30 U型ヒータ
31 ヒータ脚部
32 ヒータ脚部
40 U型ヒータ
41 ヒータ脚部
42 ヒータ脚部
50 U型ヒータ
51 ヒータ脚部
52 ヒータ脚部
60 フロートカバー
70 フロートスイッチ
80 電磁弁

Claims (5)

  1. 蒸し上げるべき食材を載置する本体下部に湯槽を備えた卓上蒸し器において、前記湯槽は、仕切り板により、少なくとも、両端湯槽部分と中央湯槽部分とに仕切られており、前記両端湯槽部分と前記中央湯槽部分とは、少なくとも前記仕切り板の底部に設けられた開口を通して連通しており、前記両端湯槽部分への給水は、前記中央湯槽部分から前記開口を通して行われるように構成されており、前記両端湯槽部分内には、該湯槽部分の深さ方向において所定の距離だけ離間させた少なくとも1対のヒータ部が配置され、前記中央湯槽部分に対する注水のために該中央湯槽部分に設けられた注水口を具備する、ことを特徴とする卓上蒸し器。
  2. 前記中央湯槽部分内には、該湯槽部分の深さ方向に対して直交する方向に所定の距離だけ離間させた少なくとも1対のヒータ部が配置されている請求項1記載の卓上蒸し器。
  3. 前記1対のヒータ部は、1つのU型ヒータのヒータ脚部で構成された請求項1または2記載の卓上蒸し器。
  4. 前記両端湯槽部分の各々の容積は、前記中央湯槽部分の容積より小さくされている請求項1または2または3記載の卓上蒸し器。
  5. 前記ヒータは、前記湯槽の水面近くに配置されている請求項1または2または3または4記載の卓上蒸し器。
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