JP4020056B2 - 解析用シェルモデル作成装置 - Google Patents

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Description

本発明は計算機を用いた数値解析システムに係り、特に3次元形状モデラで作成した薄板構造のソリッドモデルから解析用シェルモデルを作成する作成装置に関する。
薄板構造のソリッドモデルから解析用シェルモデルを作成する方法の例が、特許文献1および特許文献2に記載されている。この特許文献1に記載の解析モデル作成方法においては、形状特徴をもたない境界表現で表現された形状データでも、容易な操作で形状を簡略化するために、形状モデルを内部データ構造に変換して、形状データから平行、接続状態等の幾何学的特徴を抽出している。そして、簡略化形状部分の一部の形状要素と簡略化の種類を入力し、幾何学的特徴から簡略化対象形状を抽出し、簡略化するのに必要な削除と合わせる形状処理を指示している。その後、対象の形状要素とそれに接続される形状要素の幾何形状を変更し、意味の無い位相要素を削除している。
一方、特許文献2に記載の解析モデル作成方法においてはCADシステムで生成された形状データをもとに、解析に用いる中立面メッシュモデルを効率よく作成するために、CADデータのサーフェス情報を利用して、2層構造の中空のメッシュモデルを生成している。そしてモデルの接点を形状に基づいて設定された移動ベクトルに基づいて移動させ、モデルの接点を中立面上に集めて中立面モデルを生成している。
特開平6−259505号公報
特開2002−207777号公報
しかしながら上記特許文献1および特許文献2のいずれに記載の解析モデル生成方法においても、解析に応じた中間面モデルを形状モデルから一意に決めることについては、考慮されていない。すなわち、厚みのある形状モデルを擬似モデルである中間面モデルに変換するときは、形状モデルに対する解析の種類、例えば構造解析や衝突解析、や解析の境界条件により、中間面モデルの形状を異ならせるのが効果的であるにもかかわらず、形状モデルを1個しか生成できない。その結果、中間面モデルを解析に応じて作成することが困難になる、という不具合を生じている。
本発明は、上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は解析の種類や境界条件にあった中間面を生成することにある。本発明の他の目的は、解析に応じた中間面を簡単な手順で作成することにある。さらに本発明の他の目的は、解析条件に応じて中間面を選択することにより、解析の精度の向上や解析に要する時間を低減することにある。
上記目的を達成するための本発明の特徴は、解析対象のソリッドモデルから数値解析用の解析用シェルモデルを作成する解析用シェルモデル生成装置において、ソリッドモデルの同一部分に対して複数の中間面を生成する中間面生成手段と、ソリッドモデルの同一の面に対して生成された複数の中間面同士を比較して差異部分を抽出する抽出手段と、抽出された差異部分を用いて複数の中間面候補モデルを生成する中間面候補モデル生成手段と、生成された中間面候補モデルから解析に使用する中間面モデルを選択可能とする選択手段とを備えたことを特徴とする解析用シェルモデル作成装置。
この特徴において、生成した中間面候補モデルを画面として表示する表示手段と、選択した中間面モデルを解析用中間面モデルとして登録する手段とを設けるのがよく、中間面生成手段は、裏側面群オフセット法と表側面群オフセット法と中間位置点内挿法の少なくともいずれかを用いて複数の中間面を生成するものであってもよい。また、ソリッドモデルを複数の領域に区画したときに、区画された領域毎に適用する中間面自動生成方法を選択する第1の選択手段と、形状特徴を表わすパラメータ毎に適用する中間面自動生成方法を選択する第2の選択手段とを設け、表示手段は、第1および第2の選択手段により選択された方法を用いて生成された中間面を有する中間面候補モデルを画面上に表示するのが好ましい。
さらに、ソリッドモデルを複数の領域に区画したときに、領域毎に適用され解析の種類に応じて選択される中間面自動生成方法と、形状特徴を表すパラメータ毎に適用される中間面自動生成方法とを、中間面生成パラメータとしてデータベースに登録する登録手段を設けてもよく、この登録手段は、中間面生成パラメータデータベースに登録された解析の種類を選択すると、領域毎に適用する中間面自動生成方法と、形状特徴を表わすパラメータ毎に適用する中間面自動生成方法とを中間面生成パラメータとしてデータベースに登録するものであってもよい。
本発明によれば、複数の中間面を作成する手段を解析用シェルモデル作成装置が備えているので、解析の種類や境界条件に応じてその解析に適した中間面を使用できる。また、これにより、解析に要する時間が低減し、解析精度が向上する。
以下、本発明に係る解析用シェルモデル作成装置の実施例を、図面を用いて説明する。なお、本明細書の記載においては、解析用シェルモデルとは解析用メッシュが定義されたモデルを指し、解析メッシュ生成前のメッシュ生成の元となる形状データを中間面と呼ぶ。
図1に、本発明に係る解析用シェルモデル作成装置100の一実施例のシステム構成図を示す。解析用シェルモデル作成装置100は、使用者がデータを入力したり表示したりするキーボードとポインティングデバイスとディスプレイとを有する入出力装置101と、実際の厚みのある解析対象(ソリッドモデル)がソリッドモデルデータ102として登録される形状モデル入力部103とを有する。形状モデル入力部103に入力されたソリッドモデルを複数の領域に分け、その各々の領域ごとに中間面を作成するために、中間面生成に際して領域座標値及び中間面生成方法を入力し、これを領域指定データ104として領域毎中間面生成方法指定部105に登録する。
形状特徴毎中間面生成方法指定部107には、形状特徴を表現するパラメータ毎に中間面生成方法を指定する形状特徴種類、およびパラメータ、中間面生成方法が入力される。これらの入力データは、形状特徴指定データ106として登録される。中間面生成パラメータデータベース登録部118は、領域指定データ104と形状特徴指定データ106とを、解析内容ごとに中間面生成パラメータデータベース117に登録する。解析内容指定部119は、中間面生成パラメータデータベース117に登録したデータから解析内容を選択し、これに該当する領域指定データと形状特徴指定データとを領域指定データ104と形状特徴指定データ106として登録する。
複数中間面生成部109は、ソリッドモデルデータ102から、複数の中間面生成方法を用いて複数の中間面モデルを作成し、複数中間面モデルデータ108として登録する。中間面モデル差異部抽出部111は、複数中間面モデルデータ108に登録した中間面モデル群から差異部分を抽出し、差異部分データ110として登録する。差異部分データ照合部112は、領域指定データ104および形状特徴指定データ106に登録したデータを差異部分データ110と比較し、合致する差異部分のみを差異部分データ110に登録する。中間面モデル候補作成部114は、一致部分と差異部分データ110とを組み合わせて中間面モデルを作成し、中間面モデル候補データ113として登録する。解析用中間面モデル選択部116は、中間面モデル候補データ113から解析に使用する中間面モデルを選択し、解析用中間面モデル115として登録する。なお本実施例においては、解析用シェルモデル作成装置に複数の中間面生成方法が実装されている。
ところで、解析結果は中間面に依存する。図12に示した段差を有するソリッドモデル201を用いて、境界条件や拘束条件を変化させると、中間面形状により解析精度および解析時間が大幅に変化する。例えば、ソリッドモデル201について、板厚の半分の点を結んで作成した中間面207を有する中間面モデル203を解析用中間面モデルに用いる。このとき、ソリッドモデル201には、左側側面からX方向に荷重が作用し、右側面が完全に拘束されているという条件202が課されていると、解析モデルである中間面モデル203の折れ部204では、実際と異なる変形が示される。
この原因は、ソリッドモデル201では拘束面まで力を受ける面(体積)があるのに対し、中間面モデル203では中間面207に作用するX方向の力を折れ部204の平面204aで受けるためである。この不具合を解消するために、段差の無い新たな中間面モデル205を作成する。この中間面モデル205を用いると、条件202で示された境界条件および拘束条件下の解析精度が向上する。
しかしながら、条件206で示すように、右端の安全拘束条件は条件202と同じであっても、左側の上面に垂直方向から荷重が加わる条件では、曲げモーメントの作用が、ソリッドモデル201と異なってくる。すなわち、ソリッドモデル201で板厚が変化する中間部では、実際には曲げモーメントが作用しているにもかかわらず、中間面モデル205では曲げモーメントが作用しない解析結果が得られる。このような境界条件と拘束条件を有する条件206の場合には、中間面モデル203を用いると解析精度が向上する。このように、解析条件等に応じて中間面を作成する、言い換えれば複数の中間面を用意して解析条件に応じて選択して使用することで、解析精度が向上する。
次に、解析用シェルモデル作成装置100を用いて、図2に示したソリッドモデル200から中間面を作成する具体例を、以下に説明する。図3に、入出力装置101が備えるディスプレイ画面300を示す。使用者は、操作画面上の領域座標値指定フィールド301に領域の始点および終点の(X,Y,Z)座標値を入力する。さらに、中間面生成方法指定フィールド302に採用する中間面生成方法、例えば「中間位置点内挿法」を入力する。
使用者は、座標値を直接数値で入力してもよく、ポインティングデバイスを用いて図面上から指定してもよい。中間面生成方法指定フィールド302には、解析用シェルモデル作成装置100に実装されている中立面生成方法の名称一覧が、リスト形式で表示されている。使用者は、このリストから適正なものを選択する。実行ボタン303を押すと、領域座標値指定フィールド301と中間面生成方法指定フィールド302に入力されたデータが、領域指定データ104に登録される。キャンセルボタン304を押すと、領域および中間面生成方法の指定が解除される。
形状モデル201のデータを入力した後に形状の特徴を入力する方法を、図4に示したディスプレイ画面400を用いて説明する。使用者は入出力装置101を用いて、形状特徴種類指定フィールド401に形状特徴種類、例えば「段差」を入力する。パラメータ指定フィールド402には、形状特徴のパラメータ、ここでは「5mm」を入力し、中間面生成方法指定フィールド403には、採用する中間面生成方法、ここでは「中間位置点内挿法」を入力する。
形状特徴種類は、解析用シェルモデル作成装置100が認識できる形状特徴の種類であり、プルダウンメニューによりその一覧がリスト形式で表示される。実行ボタン404を押すと、特徴種類指定フィールド401およびパラメータ指定フィールド402、中間面生成方法指定フィールド403に入力されたデータが形状特徴指定データ106に登録される。キャンセルボタン405を押すと、上記入力が解除される。
次に、中間面を作成する領域毎に、中間面生成パラメータをデータベース118に登録する。使用者は入出力装置101を用いて、図5に示した操作画面500上の解析種類指定フィールド501に解析種類、ここでは「形状A 衝突解析」を入力する。
形状特徴種類指定フィールド502の形状特徴種類およびパラメータ指定フィールド503の形状特徴のパラメータ、中間面生成方法指定フィールド504の中間面生成方法については、形状特徴毎中間面作成画面400で作成したデータを用いる。同様に、領域座標値指定フィールド505の領域の座標値と中間面生成方法指定フィールド506の中間面生成方法については、領域毎中間面生成画面300で作成したものを用いる。実行ボタン507を押せば、上記各入力データは、中間面生成パラメータデータベース117に登録される。キャンセルボタン508を押せば、各入力が解除される。
上記手順を経て、中間面パラメータデータベース117には、図6に示すデータ構造でデータが記憶される。ディスプレイ画面500における解析種類指定フィールド501のデータはエリア601に、形状特徴種類指定フィールド502のデータはエリア602に、パラメータ指定フィールド503のデータはエリア603に、中間面生成方法指定フィールド504のデータはエリア604に、領域座標値指定フィールド505のデータはエリア605に、中間面生成方法指定フィールド506のデータはエリア606にそれぞれ記憶される。解析種類毎に、形状特徴指定データ及び領域指定データを複数登録することできる。
各種の解析に対応したデータを入力したので、実際の解析の準備に入る。まず、解析の種類を決定する。解析の種類が決まったら、図7に示す解析準備開始のディスプレイ画面700において、解析種類指定フィールド701に解析種類を指定する。この解析内容指定フィールド701のリストは、既に中間面生成パラメータデータベース117に登録されているので、そのリストをプルダウンメニューから選択する。準備完了したら実行ボタン702を押す。実行ボタン702が押されたら、選択された解析種類に対応する領域指定データ及び形状特徴指定データが自動的に選択され、領域指定データ104と形状特徴指定データ106として入力される。キャンセルボタン1103を押せば、入力が解除される。
中間面生成パラメータデータベース117に入力されたデータの具体例を、図8に示す。本例では、解析種類指定フィールド601のデータとして、「形状A 簡易強度解析」、「形状A 詳細強度解析」、「形状A 衝突解析」、「形状B 詳細強度解析」、「形状B 衝突解析」が既に入力されているから、これらの中から選択する。「形状A 衝突解析」を選択すると、領域指定データ及び形状特徴指定データには、自動的に下記データが登録される。
[領域指定データ]
領域1:(0.0,0.0,0.0)-(13.0,25.0,30.0)
中間面生成方法1:表側面オフセット法
領域2:(50.0,0.0,0.0)-(65.0,25.0,30.0)
中間面生成方法2:中間位置点内挿法
[形状特徴指定データ]
形状特徴種類1:段差
パラメータ1:5 mm
中間面生成方法1:表側面オフセット法
各領域毎に解析の種類や中間面生成方法等が決定したので、ソリッドモデルデータ102から複数の中間面モデルデータを作成し、複数中間面モデルデータ108に登録する。図2に示した形状モデル201について求めた中間面モデルのいくつかの例を、図9に示す。図9(a)には裏側面群オフセット法901による中間面モデルを、図9(b)には表側面群オフセット法902による中間面モデルを、図9(c)には中間位置点内挿法903による中間面モデルをそれぞれ示す。
図9(a)に示した裏側面群オフセット法901では、ソリッドモデルを裏側(内側)形状により複数の薄板部に分け、これらの薄板部を接続した薄板部群について、各薄板部を形成する裏側の面を代表板厚寸法の半分の距離だけ表側にオフセットさせている。これにより、薄板部群の中間面モデルを生成する。
具体的には、図9(a)の左側部の裏面を構成する面905a,907a,909a,911a,913aを、代表寸法、ここでは上端部の厚みの半分だけ左側に移動させる。水平面906a,908a等についても、代表寸法の半分だけソリッドモデルの内部側に移動させて、水平方向の中間面906、908を形成する。この手順を繰り返して、垂直方向の中間面905、907、909、911、913と水平方向の中間面906,908,910,912を形成する。下部の中間面941〜943は、本実施例形状では中間作成法によらず同じである。右側部分の中間面914〜918も同様に、内側の面を代表寸法の半分だけ右側に移動させて形成する。
表側面群オフセット方法(図9(b))では、この逆に表側面基準で薄板群を形成し、表側面を内側に代表板厚寸法の半分だけオフセットして中間面919、920、941〜943を作成する。中間位置点内挿法(図9(c))では、厚みのあるソリッドモデルの厚さの半分の点を結んで中間面921〜934を形成する。生成した中間面モデルデータ901〜903を、複数中間面モデルデータ108に登録する。
複数中間面モデルデータ108に登録した中間面モデルデータ901〜903を構成する各中間面について、他の中間面モデルデータ901〜903に同じ形の中間面が含まれているか否かを調べる。含まれていないときは、この中間面を差異部分データ110に登録する。例えば図9に示した複数中間面モデルデータ901〜903では、中間面905〜934が差異部分データ110として登録される。
差異部分データ110に入力されている各中間面のデータを、領域指定データ104と比較する。比較した中間面が領域指定データ104の領域内であり、指定中間面生成方法以外で作成されているときは、この比較した中間面のデータを差異部分データ110から除外する。同様に、差異部分データ110に入力された各中間面のデータと形状特徴指定データ106を比較する。比較した中間面が形状特徴指定データ106の形状特徴種類とパラメータを有し、指定中間面生成方法以外で作成された中間面のときは、この中間面のデータを差異部分データ110から除外する。
中間面モデルデータ901〜903の中間面905〜934、941〜943が差異部データに登録されており、図10に示したデータ151が領域指定データに、データ152が形状特徴指定データにそれぞれ登録されているときは、中間面905〜913、921〜929、941〜943が差異部分から省かれる。その結果、差異部分データには、中間面914〜920、930〜934だけが含まれる。
複数の中間面モデルデータ901〜903について、各中間面モデルデータ901〜903を構成する中間面905〜934の共通性を調べる。そして、共通性がない中間面については、差異部分データに登録する。これにより、残りの中間面群を差異部分に登録した中間面群と組み合わせて、中間面モデル候補データ113を作成できる。作成した中間面モデル候補171〜173の例を、図11に示す。
図11に、入出力装置101が備えるディスプレイ画面160の一例を示す。使用者は、候補表示フィールド161に表示された複数の中間面モデル候補171〜173から、解析に使用する中間面モデルを1個選択する。その際、解析の種類に応じてどの中間面モデル候補171〜173を使用するかを、使用者が選択する。実行ボタン162を押せば、選択された中間面モデルが解析用中間面モデルデータ115に登録される。キャンセルボタン163を押せば、指定が解除される。
本実施例によれば、複雑なソリッドモデルであっても板厚が比較的薄くてシェルモデルで近似できるときには、境界条件や拘束条件等に応じた解析用の中間面を使用でき、解析の精度が向上する。また、境界条件や拘束条件等が変化しても、容易に解析モデルを変更できる。さらに、経験が少ない作業者であっても、比較的容易に解析できる。
本発明に係る解析用シェルモデル生成装置の一実施例のブロック図。 ソリッドモデルの例を示す斜視図。 入力画面の一例。 入力画面の一例。 入力画面の一例。 データ―構造の一例。 入力画面の一例。 データ構造の一例。 中間面モデルを説明する斜視図。 データ構造の一例。 出力画面の一例。 中間面モデルと、境界条件および拘束条件との関係を説明する図。
符号の説明
101…入出力装置、102…形状モデルデータ、103…形状モデルデータ入力部、104…領域指定データ、105…領域毎中間面生成法指定部、106…形状特徴指定データ、107…形状特徴毎中間面生成法指定部、108…複数中間面データ、109…複数中間面生成部、110…差異部分データ、111…中間面モデル差異部抽出部、112…差異部分データ照合部、113…中間面モデル候補データ、114…中間面モデル候補作成部、115…解析用中間面モデルデータ、116…解析用中間面選択部、117…中間面生成パラメータデータベース登録部、118…中間面生成パラメータデータベース、119…解析内容指定部、151、152…データ、160…出力画面、200、201…ソリッドモデル、203、205…中間面モデル、300、400、500…入力画面、601〜606…データ、700…入力画面、800…データ構造、901〜903…中間面モデル、905〜934、941〜943…中間面。

Claims (6)

  1. 解析対象のソリッドモデルから数値解析用の解析用シェルモデルを作成する解析用シェルモデル生成装置において、ソリッドモデルの同一部分に対して複数の中間面を生成する中間面生成手段と、ソリッドモデルの同一の面に対して生成された複数の中間面同士を比較して差異部分を抽出する抽出手段と、抽出された差異部分を用いて複数の中間面候補モデルを生成する中間面候補モデル生成手段と、生成された中間面候補モデルから解析に使用する中間面モデルを選択可能とする選択手段とを備えたことを特徴とする解析用シェルモデル作成装置。
  2. 生成した前記中間面候補モデルを画面として表示する表示手段と、選択した前記中間面モデルを解析用中間面モデルとして登録する手段とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の解析用シェルモデル作成装置。
  3. 前記中間面生成手段は、裏側面群オフセット法と表側面群オフセット法と中間位置点内挿法の少なくともいずれかを用いて複数の中間面を生成することを特徴とする請求項1に記載の解析用シェルモデル作成装置。
  4. ソリッドモデルを複数の領域に区画したときに、区画された領域毎に適用する中間面自動生成方法を選択する第1の選択手段と、形状特徴を表わすパラメータ毎に適用する中間面自動生成方法を選択する第2の選択手段とを設け、前記表示手段は、第1および第2の選択手段により選択された方法を用いて生成された中間面を有する中間面候補モデルを画面上に表示することを特徴とする請求項1に記載の解析用シェルモデル作成装置。
  5. ソリッドモデルを複数の領域に区画したときに、領域毎に適用され解析の種類に応じて選択される中間面自動生成方法と、形状特徴を表すパラメータ毎に適用される中間面自動生成方法とを、中間面生成パラメータとしてデータベースに登録する登録手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の解析用シェルモデル作成装置。
  6. 前記登録手段は、中間面生成パラメータデータベースに登録された解析の種類を選択すると、領域毎に適用する中間面自動生成方法と、形状特徴を表わすパラメータ毎に適用する中間面自動生成方法とを中間面生成パラメータとしてデータベースに登録することを特徴とする請求項5に記載の解析用シェルモデル作成装置。
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