JP4019628B2

JP4019628B2 - Wheel support structure

Info

Publication number: JP4019628B2
Application number: JP2000378514A
Authority: JP
Inventors: 啓介野村; 孝爾嶋
Original assignee: JTEKT Corp
Current assignee: JTEKT Corp
Priority date: 2000-04-06
Filing date: 2000-12-13
Publication date: 2007-12-12
Anticipated expiration: 2020-12-13
Also published as: JP2001347804A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輪が固定されるハブホイールおよびハブホイールに外装されかつ車体に対してナックルを介して固定される外輪を含む転がり軸受を有するハブユニットと、ハブホイールに一体的に結合される駆動シャフトとを含む車輪支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、図６および図７で示すように、車輪支持構造として、車輪Ｔがディスクロータ１０６を介して固定されるハブホイール１０７に外装され、かつ車体にナックル１１０を介して固定される外輪１０８ｂを含む複列転がり軸受１０８を有したハブユニット１０２と、ハブホイール１０７に一体的に結合される駆動シャフト１００とを備えたものがある。
【０００３】
前記ハブユニット１０２は、駆動シャフト１００の端部に等速ジョイント１０４を介して取付けられており、ハブホイール１０７は、ディスクブレーキ装置１０５に具備されたディスクロータ１０６をフランジ１０７ａの一側（車両アウタ側）に固定することで車輪Ｔを固定するよう構成されている。
【０００４】
前記複列転がり軸受け１０８の外輪１０８ｂは、ハブホイール１０７の他側（車両インナ側）に回転可能に嵌合され、この外輪１０８ｂには、前記ナックル１１０を取付けるために所定間隔置きにフランジ１０８ａが形成されている。
【０００５】
前記ナックル１１０は、例えば図７に示すように、中央に、前記複列転がり軸受け１０８の他側が嵌合するハブ取付け穴１１０ａを有して環状に形成されたナックル本体１１３と、このナックル本体１１３の外周部から放射状に一体的に形成されたフランジ１１０ｂとを備えている。
【０００６】
そしてナックル本体１１３の盤面には、前記複列転がり軸受け１０８のフランジ１０８ａと同じ所定間隔置きに、取付けボルト１１５を挿通する固定用孔１１３ａが形成されている。
【０００７】
上記車輪支持構造において、ハブホイール１０７と複列転がり軸受け１０８を組み立てたハブユニット１０２を、ディスクロータ１０６にボルトによって固定し、複列転がり軸受け１０８のフランジ１０８ａにナックル本体１１３の固定用孔１１３ａを位置合わせして、取付けボルト１１５によってナックル本体１１３を複列転がり軸受け１０８のフランジ１０８ａに固定する。
【０００８】
そして、駆動シャフト１００の端部をナックル本体１１３のハブ取付け穴１１０ａからハブホイール１０７の中央穴に挿入するようにして固定することで組立てる。
【０００９】
ところで近年、図８に示すように、ハブユニット１０２を予め駆動シャフト１００の端部に取付けておき、ハブユニット１０２をナックル１１０のハブ取付け穴１１０ａに挿通するようにしてディスクロータ１０６に固定するようにした車輪支持構造がある。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ハブユニット１０２を予め駆動シャフト１００の端部に取付けておき、この状態でナックル１１０の車両アウタ側から駆動シャフト１００を挿通して、駆動シャフト１００にエンジン駆動を伝達するようにデファレンシャル装置側の等速ジョイントに結合させるためには、ナックル１１０に形成したハブ取付け穴１１０ａの径を等速ジョイントが挿通可能な径になるように大きく形成する必要がある。
【００１１】
しかし、ハブ取付け穴１１０ａの径を等速ジョイントが挿通可能な径になるように大きく形成すると、ナックル１１０を大きくしなければならず、重量増になる。また、前記車輪支持構造のようにハブユニット１０２と、駆動シャフト１００とを取付けた物は重量があるため、作業者がナックル１１０の穴を挿通して駆動シャフトをデファレンシャル装置側の等速ジョイントに結合するのは重労働かつ難しい作業になり、作業性が悪く工数がかかるようになる。
【００１２】
そこで、本発明は上記課題に鑑み、重量増を抑えるととも駆動シャフトの車体への取付けを容易にし得る車輪支持構造の提供を目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決手段は、車輪を取付けるためのハブホイールを軸心回りに回転自在に支持する複列転がり軸受が設けられ、この複列転がり軸受の外輪が、車体側に支持された支持部材に径方向外向きの取付け用フランジ部を介して固定され、前記ハブホイールに動力伝達軸が一体的に設けられ、前記支持部材がＵ字形切欠きを有し、前記外輪がその径方向に沿って前記Ｕ字形切欠きに嵌め込まれ、前記取付け用フランジ部が前記外輪と一体に環状に形成され、前記支持部材のＵ字形切欠きの開放部分に対応する領域における前記取付け用フランジ部の肉厚が、他部位に比べ厚く形成されている。
【００１４】
上記構成のように、支持部材にＵ字形切欠きを形成してこのＵ字形切欠きに転がり軸受の外輪をその径方向に沿って嵌め込むことで、従来のような環状の支持部材の取付け穴に動力伝達軸（等速ジョイント）を挿通する必要がない。従って、動力伝達軸あるいはハブユニットの径に応じて支持部材を大きくするといった必要がなく、構造全体の重量増が抑えられる。また、Ｕ字形切欠きに転がり軸受の外輪をその径方向に沿って嵌め込むという容易な作業で組み立てられる構造となる。
【００１６】
また、外輪の取付け用フランジ部において、前記支持部材のＵ字形切欠きの開放部分に対応する領域の肉厚が、他部位に比べ厚く形成されることにより、支持部材にＵ字形切欠きを形成したことによる剛性の低下を防止できる。
【００１７】
本発明における他の課題解決手段は、車輪を取付けるためのハブホイールを軸心回りに回転自在に支持する複列転がり軸受が設けられ、この複列転がり軸受の外輪が、車体側に支持された支持部材に径方向外向きの取付け用フランジ部を介して固定され、前記ハブホイールに動力伝達軸が一体的に設けられ、前記支持部材は、環状に形成されるとともに、円周方向に２つの構成部材に分割され、一方の構成部材に対して他方の構成部材が開閉中心軸回りに回動することで開閉可能とされている。
【００１８】
上記構成によれば、開閉中心軸回りに支持部材を開いて、その間に転がり軸受の外輪を嵌め込み、支持部材を閉じるようにすることで、支持部材に挿通するといった作業がなくなって、転がり軸受の外輪と支持部材とを容易に装着し、また、支持部材をハブユニットの径に応じて大きくするといった必要がなく、従って、車輪支持構造全体の重量増を抑えるとともにハブユニットの径に依る設計の制限を解消する。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の第一形態を、図１の分解斜視図および図２の断面図に基づいて説明する。
【００２２】
図１に示すように、本発明の実施の第一形態に係る車輪支持構造は、車輪が固定されるハブホイール１、このハブホイール１に外装されかつ車体に対して支持部材（以下「ナックル」と称す）２を介して固定される外輪３を含む複列転がり軸受４を有するハブユニット５と、前記ハブホイール１に一体的に結合される動力伝達軸（以下「駆動シャフト」と称す）６とを備えている。
【００２３】
図２に示すように、前記ハブユニット５は、駆動シャフト６に等速ジョイント（ＣＶＪ：ＣｏｎｓｔａｎｔＶｅｌｏｃｉｔｙＪｏｉｎｔ）７を介して取付けられ、前記ハブホイール１は、ディスクブレーキ装置８に具備されたディスクロータ９をフランジ１０の一側、すなわち車両アウタ側に固定するように構成されている。なお、前記複列転がり軸受４は、ハブホイール１の他側、すなわち車両インナ側に嵌合されている。
【００２４】
なお同図に示すように、前記等速ジョイント７は、例えばツェッパタイプ（バーフィールド型）が用いられ、この等速ジョイント７の外輪１５と一体の軸部（駆動シャフト６の端部）６ａがハブホイール１の中心穴１Ａに対してスプライン嵌合されている。
【００２５】
前記複列転がり軸受４は、ハブホイール１の車両インナ側に外嵌固定される単一軌道を有する内輪１６と、二列の軌道溝を有する単一の外輪３と、二列で配設される複数の玉１８と、二つの冠形保持器１９とを備えている。
【００２６】
そして、ハブホイール１の外周面を一方内輪とする構成であり、外輪３の外周面には、前記ナックル２を取付けるために所定間隔置きに、複数個の取付け用フランジ部２０が径方向に突出するよう形成されている。なお、これら各取付け用フランジ部２０には、後述の取付けボルト２４が挿通される挿通孔２０ａが形成されている。
【００２７】
図１に示すように、前記ナックル２は、駆動シャフト６が回転可能に挿通されるＵ字形切欠き２１を有したナックル本体２２と、このナックル本体２２から径方向外向きに形成されて車体に固定する複数個の固定用フランジ２３とが設けられている。
【００２８】
そしてナックル本体２２の盤面には、前記複列転がり軸受け４の取付け用フランジ部２０と同じ所定間隔置きに、取付けボルト２４を挿通する固定用孔２５が形成されている。
【００２９】
図３に示すように、前記ハブユニット５のハブホイール１は、駆動シャフトアッセンブリ３０を介して車両のデファレンシャル装置３１に連結され、この駆動シャフトアッセンブリ３０は、駆動シャフト６の車両アウタ側に前記等速ジョイント７を取付け、駆動シャフト６の車両インナ側（デファレンシャル装置３１側）に別の等速ジョイント３２を取付けた構成である。
【００３０】
上記構成において、駆動シャフト６の端部、すなわち軸部６ａを予めハブユニット５に組み込んでおき、ハブホイール１のフランジ１０の外面に、ディスクロータ９をあてがった状態で互いを固定する。
【００３１】
また、複列転がり軸受４の外輪３の取付け用フランジ部２０を、ナックル２を介して車体などに対して取付けボルト２４によって固定する。等速ジョイント７は、図３に示すような形態で駆動シャフト６を介してデファレンシャル装置３１（等速ジョイント３２）に対して連結し、これにより、駆動シャフト６の回転動力が、ハブホイール９からハブホイール９に取付けられている車輪Ｔに伝達される。
【００３２】
そして、複列転がり軸受４の外輪３の取付け用フランジ部２０を車体などに固定する際、ナックル本体２２はＵ字形切欠き２１を有しているので、このＵ字形切欠き２１に、軸部６ａを嵌合した複列転がり軸受４の外輪３をその径方向に沿って一側から嵌め込むことで、従来のように環状のナックル本体１１３のハブ取付け穴１１０ａに挿通することなく、容易に装着できる。
【００３３】
ハブユニット５の径は駆動シャフト６の径に比べて大きいが、上記のように本発明の実施の第一形態では、ナックル本体２２がＵ字形切欠き２１を有して、複列転がり軸受４の外輪３に対しその径方向に沿って嵌め込むように構成したので、ナックル２をハブユニット５の径に応じて大きくするといった必要がなく、従って、車輪支持構造全体の重量増を抑えることができ、ハブユニット５の径に依る設計の制限が解消される。
【００３４】
さらに、ナックル２を大きくする必要がないため、取付けボルト２４を挿通する固定用孔２５のピッチ径を変更する必要がなく、従って、複列転がり軸受４の位置精度を確保することができる。
【００３５】
次に、本発明の実施の第二形態を図４の斜視図に基づいて説明する。本発明の実施の第二形態に係る車輪支持構造は、ナックル２が、複列転がり軸受４の外輪３を挿通する挿通凹部４０を有したナックル本体４１と、このナックル本体４１から径方向外向きに形成されて車体に固定する複数個の固定用フランジ４２から構成されている。また、前記ナックル本体４１の盤面に、前記外輪３の取付け用フランジ部２０に取付けボルト２４を介して固定される固定用孔（固定部）２５が所定間隔置きに形成されている。
【００３６】
そして前記ナックル本体４１は、開閉中心軸４３回りに回動して前記挿通凹部４０を開放し得るよう径方向で複数個（本実施の形態の場合２個）の構成部材４４，４５に半割り分割されている。すなわち、各構成部材４４，４５の両端部は互いに重なり得るように他の部位に対して半分の厚みに形成され、一方の構成部材４４の一方の端部は円弧状に形成され、この円弧状部分と他方の構成部材４５の一方の端部とに前記開閉中心軸４３が挿通されている。他の構成は上記実施の第一形態と同様であるので、その説明を省略する。
【００３７】
上記構成において、駆動シャフト６の端部、すなわち軸部６ａを予めハブユニット５に組み込んでおき、ハブホイール１のフランジ１０にディスクロータ９をあてがった状態で互いを固定する。
【００３８】
そして、複列転がり軸受４の外輪３の取付け用フランジ部２０を車体に固定する際、ナックル本体４１は、開閉中心軸４３回りに回動複数個の構成部材４４，４５に半割り分割されているので、図４の仮想線で示すように一方の構成部材４４を開閉中心軸４３回りに回動させて挿通凹部４０を開放し、この挿通凹部４０を、複列転がり軸受４の外輪３の径方向に沿って一側から嵌め込む。続いて、一方の構成部材４４を開閉中心軸４３回りに反対方向に回動させて挿通凹部４０を閉じ、各挿通孔２０ａとこれに対応する固定用孔２５に取付けボルト２４を挿通してナックル２と複列転がり軸受４の外輪３とを固定する。
【００３９】
このように本発明の実施の第二形態では、ナックル本体４１を開閉中心軸４３回りに回動して挿通凹部４０を開放し得るよう径方向で複数個の構成部材４４，４５に半割り分割し、挿通凹部４０を開放した状態でナックル本体４１を複列転がり軸受４の外輪３に対し嵌め込み、その後、挿通凹部４０を閉じるようにしたので、ナックル２をハブユニット５の径に応じて大きくするといった必要がなく、従って、車輪支持構造全体の重量増を抑えることができ、ハブユニット５の径に依る設計の制限が解消される。他の作用効果は上記実施の第一形態と同様である。
【００４０】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図５に示すように、複列転がり軸受４の外輪３に形成した取付け用フランジ部２０の肉厚を厚く形成してもよい。この構成によって、ナックル本体２２にＵ字形切欠き２１を形成したことによる剛性の低下分を取付け用フランジ部２０側で補うことができ、ナックル本体２２の変形を防止できる。他の構成は上記実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
【００４１】
また、上記各実施の形態では、複列転がり軸受け４の外輪３の外周面には、ナックル２を取付けるために、複数個の取付け用フランジ部２０を径方向に突出するよう形成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数個の取付け用フランジ部２０を形成する代わりに、複列転がり軸受け４の外輪３に、径方向に突出する環状のフランジを形成し、このフランジに上記各実施の形態と同様のナックル本体２２を固定するよう構成してもよい。
【００４２】
この場合、実施の第一形態ではナックル２のＵ字形切欠き２１の開放部分に対応する領域の肉厚を他部位に比べ厚く形成することによって、ナックル本体２２にＵ字形切欠き２１を形成したことによる剛性の低下分をフランジ側で補って、ナックル本体２２の変形を防止できる。
【００４３】
さらに、図５の仮想線で示すように、ナックル本体２２の開放側端部どうしを連結するための、ナックル２とは別の取付け部材３５を設け、Ｕ字形切欠き２１に、複列転がり軸受４の外輪３をその径方向に沿って一側から嵌め込んだ後、この取付け部材３５を他側から駆動シャフト６に嵌め込むとともにナックル本体２２に取付けるよう構成してもよい。
【００４４】
この場合、取付け部材３５によって、Ｕ字形切欠き２１を形成したことによるナックル本体２２の剛性の低下を補うことができる。
【００４５】
なお、上記各実施の形態では、取付け用フランジ２０は複列転がり軸受４の外輪３に一体的に形成した場合の例で説明したがこれに限定されるものではなく、本発明のナックル２の使用は、取付け用フランジ２０を外周面に形成した外輪３とは別の部材を外輪３に対して嵌着するような構成の複列転がり軸受４を用いる構成の車輪支持構造にも適用させることができる。
【００４６】
さらに上記各実施の形態では、複列転がり軸受４は、車両インナ側に外嵌固定される単一軌道を有する内輪１６を有した場合で説明したが、これに限定されるものではなく、本発明の各実施の形態におけるナックル２の使用は、二列で配設される玉１８のそれぞれの軌道面となる一対の内輪をハブホイール１に嵌着した構成の複列転がり軸受４にも適用できる。
【００４７】
また、上記実施の形態では、ハブホイール１の外周面を一方の玉１８の内輪軌道面として用い、他方の玉１８の内輪軌道面を有する内輪１６をハブホイール１に嵌着するよう構成した複列転がり軸受４を用いた例で説明したが、これに限定されるものではなく、本発明におけるナックル２の使用は、ハブホイール１とは別で一対の内輪を駆動シャフト６に嵌着させるタイプの複列転がり軸受４を用いる構成の車輪支持構造にも適用させることができる。
【００４８】
加えて上記実施の形態は、等速ジョイント７の外輪１５とハブホイール１とが別体の場合で説明したが、これに限定されるものではなく、本発明におけるナックル２の使用は、等速ジョイント７の外輪１５とハブホイール１とを一体に形成した構成の車輪支持構造にも適用させることができる。
【００４９】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、転がり軸受の外輪を車体に固定するための支持部材にＵ字形切欠きを形成し、このＵ字形切欠きを転がり軸受の外輪にその径方向に沿って嵌め込むようにすることで、従来のように環状の支持部材本体に挿通するといった作業がなくなって、転がり軸受の外輪と支持部材とを容易に装着でき、また、支持部材をハブユニットの径に応じて大きくするといった必要がなく、従って、車輪支持構造全体の重量増を抑えることができるとともにハブユニットの径に依る設計の制限が解消される。
【００５０】
また、転がり軸受の外輪の径方向外向きで環状のフランジ部において、支持部材のＵ字形切欠きの開放部分に対応する領域の肉厚を、他部位に比べ厚く形成したことにより、支持部材にＵ字形切欠きを形成したことによる剛性の低下を防止できる。
【００５１】
さらに、支持部材を、開閉中心軸回りに回動して開放するよう円周向で２つに分割した構成によれば、支持部材を開いてその間に転がり軸受の外輪を嵌め込み、その後に支持部材を閉じるようにすることで、従来のように環状の支持部材本体に挿通するといった作業がなくなって、転がり軸受の外輪と支持部材とを容易に装着でき、また、支持部材をハブユニットの径に応じて大きくするといった必要がなく、従って、車輪支持構造全体の重量増を抑えることができるとともにハブユニットの径に依る設計の制限が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の第一形態に係る車輪支持構造の分解斜視図である。
【図２】同じくハブユニットとディスクロータとの取付け状態を示す断面図である。
【図３】同じく使用形態を示す模式図である。
【図４】本発明の実施の第二形態を示す車輪支持構造の分解斜視図である。
【図５】他の実施の形態を示す車輪支持構造の要部拡大斜視図である。
【図６】従来例の車輪支持構造の全体概略断面図である。
【図７】同じく分解斜視図である。
【図８】他の従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
１ハブホイール
２ナックル
３外輪
４複列転がり軸受
５ハブユニット
６駆動シャフト
７等速ジョイント
９ディスクロータ
２０取付け用フランジ部
２１Ｕ字形切欠き
２２ナックル本体
２３固定用フランジ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hub unit having a rolling bearing including a hub wheel to which the wheel is fixed and an outer ring that is externally mounted to the hub wheel and fixed to the vehicle body via a knuckle, and a drive that is integrally coupled to the hub wheel. The present invention relates to a wheel support structure including a shaft.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as shown in FIGS. 6 and 7, as a wheel support structure, an outer ring 108 b that is externally mounted on a hub wheel 107 to which a wheel T is fixed via a disk rotor 106 and fixed to a vehicle body via a knuckle 110 is provided. Some include a hub unit 102 having a double-row rolling bearing 108 and a drive shaft 100 integrally coupled to the hub wheel 107.
[0003]
The hub unit 102 is attached to the end of the drive shaft 100 via a constant velocity joint 104, and the hub wheel 107 is connected to the disk rotor 106 provided in the disk brake device 105 on one side of the flange 107a (vehicle outer). The wheel T is fixed by fixing to the side).
[0004]
The outer ring 108b of the double row rolling bearing 108 is rotatably fitted to the other side (vehicle inner side) of the hub wheel 107, and the outer ring 108b has flanges 108a at predetermined intervals for attaching the knuckle 110. Is formed.
[0005]
For example, as shown in FIG. 7, the knuckle 110 has a hub mounting hole 110 a with which the other side of the double row rolling bearing 108 is fitted at the center, and a knuckle body 113 formed in an annular shape, and the knuckle body 113. The flange 110b is integrally formed radially from the outer periphery of the flange.
[0006]
On the surface of the knuckle body 113, fixing holes 113a through which the mounting bolts 115 are inserted are formed at the same predetermined intervals as the flanges 108a of the double row rolling bearing 108.
[0007]
In the wheel support structure, the hub unit 102 in which the hub wheel 107 and the double row rolling bearing 108 are assembled is fixed to the disc rotor 106 with bolts, and the fixing hole 113a of the knuckle body 113 is formed in the flange 108a of the double row rolling bearing 108. The knuckle main body 113 is fixed to the flange 108a of the double row rolling bearing 108 by the mounting bolt 115 after alignment.
[0008]
Then, the drive shaft 100 is assembled by being fixed so that the end of the drive shaft 100 is inserted from the hub mounting hole 110a of the knuckle body 113 into the central hole of the hub wheel 107.
[0009]
Recently, as shown in FIG. 8, the hub unit 102 is attached to the end of the drive shaft 100 in advance, and the hub unit 102 is fixed to the disc rotor 106 so as to be inserted into the hub attachment hole 110 a of the knuckle 110. There is a wheel support structure.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the hub unit 102 is attached to the end of the drive shaft 100 in advance, and in this state, the drive shaft 100 is inserted from the vehicle outer side of the knuckle 110 to transmit the engine drive to the drive shaft 100. In order to couple with the constant velocity joint on the differential device side, it is necessary to make the diameter of the hub mounting hole 110a formed in the knuckle 110 large so that the constant velocity joint can be inserted.
[0011]
However, if the hub mounting hole 110a is formed so as to have a diameter through which the constant velocity joint can be inserted, the knuckle 110 must be enlarged and the weight is increased. In addition, since the object to which the hub unit 102 and the drive shaft 100 are attached as in the wheel support structure is heavy, an operator inserts the hole of the knuckle 110 into the constant velocity joint on the differential device side. Joining is a laborious and difficult task, resulting in poor workability and man-hours.
[0012]
In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a wheel support structure that can suppress an increase in weight and can easily attach a drive shaft to a vehicle body.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The problem-solving means in the present invention is provided with a double-row rolling bearing that rotatably supports a hub wheel for mounting a wheel around an axis, and a support member in which an outer ring of the double-row rolling bearing is supported on the vehicle body side. The hub wheel is integrally provided with a power transmission shaft, the support member has a U-shaped notch, and the outer ring extends along the radial direction. And the mounting flange portion is formed in an annular shape integrally with the outer ring, and the thickness of the mounting flange portion in a region corresponding to the open portion of the U-shaped notch of the support member However, it is formed thicker than other parts .
[0014]
As in the above configuration, a U-shaped notch is formed in the support member, and the outer ring of the rolling bearing is fitted in the U-shaped notch along the radial direction thereof, so that a conventional mounting hole for the annular support member is provided. There is no need to insert a power transmission shaft (constant velocity joint). Therefore, it is not necessary to enlarge the support member according to the diameter of the power transmission shaft or the hub unit, and the weight of the entire structure can be suppressed. Moreover, it becomes a structure assembled by the easy operation | work of fitting the outer ring | wheel of a rolling bearing in the U-shaped notch along the radial direction.
[0016]
Further, in the flange portion for mounting the outer ring, the thickness of the region corresponding to the open portion of the U-shaped notch of the support member is formed thicker than other parts, thereby forming the U-shaped notch in the support member. It is possible to prevent a decrease in rigidity due to the above.
[0017]
According to another aspect of the present invention, there is provided a double row rolling bearing that rotatably supports a hub wheel for mounting a wheel around an axis, and an outer ring of the double row rolling bearing is supported on the vehicle body side. It is fixed to the support member via a radially outward mounting flange portion, and a power transmission shaft is integrally provided on the hub wheel. The support member is formed in an annular shape and has two circumferential directions. It is divided into constituent members, and can be opened and closed by rotating the other constituent member around the central axis of opening and closing with respect to one constituent member .
[0018]
According to the above configuration, by opening the support member to open and close the central axis, fitted to the outer ring of the rolling bearing between them, by the close of the support member, it is gone tasks such inserted into the support member, the rolling bearing There is no need to easily mount the outer ring and the support member, and it is not necessary to increase the support member according to the diameter of the hub unit. Therefore, the weight of the entire wheel support structure is suppressed and the design depends on the diameter of the hub unit. Remove restrictions.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described based on an exploded perspective view of FIG. 1 and a cross-sectional view of FIG.
[0022]
As shown in FIG. 1, a wheel support structure according to a first embodiment of the present invention includes a hub wheel 1 to which a wheel is fixed, and a support member (hereinafter referred to as “knuckle”) that is externally mounted on the hub wheel 1 and is attached to the vehicle body. A hub unit 5 having a double-row rolling bearing 4 including an outer ring 3 fixed through 2, and a power transmission shaft (hereinafter referred to as “drive shaft”) 6 integrally coupled to the hub wheel 1. And.
[0023]
As shown in FIG. 2, the hub unit 5 is attached to a drive shaft 6 via a constant velocity joint (CVJ) 7, and the hub wheel 1 is a disc rotor provided in a disc brake device 8. 9 is fixed to one side of the flange 10, that is, the vehicle outer side. The double row rolling bearing 4 is fitted to the other side of the hub wheel 1, that is, the vehicle inner side.
[0024]
As shown in the figure, the constant velocity joint 7 is, for example, a Rzeppa type (Burfield type), and a shaft portion (end portion of the drive shaft 6) 6a integrated with the outer ring 15 of the constant velocity joint 7 is a hub. A spline is fitted to the center hole 1A of the wheel 1.
[0025]
The double-row rolling bearing 4 is arranged in two rows, an inner ring 16 having a single race that is fitted and fixed to the vehicle inner side of the hub wheel 1, a single outer race 3 having two rows of raceway grooves. A plurality of balls 18 and two crown-shaped cages 19.
[0026]
The outer peripheral surface of the hub wheel 1 is one inner ring, and a plurality of mounting flange portions 20 project radially from the outer peripheral surface of the outer ring 3 at predetermined intervals for mounting the knuckle 2. It is formed to do. Each of the mounting flange portions 20 is formed with an insertion hole 20a through which a mounting bolt 24 described later is inserted.
[0027]
As shown in FIG. 1, the knuckle 2 has a knuckle body 22 having a U-shaped notch 21 through which the drive shaft 6 is rotatably inserted, and is formed radially outward from the knuckle body 22 to be attached to the vehicle body. A plurality of fixing flanges 23 to be fixed are provided.
[0028]
A fixing hole 25 through which the mounting bolt 24 is inserted is formed on the surface of the knuckle body 22 at the same predetermined intervals as the mounting flange portion 20 of the double row rolling bearing 4.
[0029]
As shown in FIG. 3, the hub wheel 1 of the hub unit 5 is connected to a vehicle differential device 31 via a drive shaft assembly 30, and the drive shaft assembly 30 is connected to the vehicle outer side of the drive shaft 6. The speed joint 7 is attached, and another constant velocity joint 32 is attached to the vehicle inner side (the differential device 31 side) of the drive shaft 6.
[0030]
In the above configuration, the end portion of the drive shaft 6, that is, the shaft portion 6 a is incorporated in the hub unit 5 in advance, and is fixed to each other with the disc rotor 9 applied to the outer surface of the flange 10 of the hub wheel 1.
[0031]
Further, the mounting flange portion 20 of the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4 is fixed to the vehicle body or the like via the knuckle 2 by mounting bolts 24. The constant velocity joint 7 is connected to the differential device 31 (constant velocity joint 32) via the drive shaft 6 in the form shown in FIG. 3, whereby the rotational power of the drive shaft 6 is transferred from the hub wheel 9. It is transmitted to the wheel T attached to the hub wheel 9.
[0032]
When the mounting flange portion 20 of the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4 is fixed to the vehicle body or the like, the knuckle body 22 has a U-shaped notch 21. By inserting the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4 fitted with 6a from one side along its radial direction, it can be easily inserted without being inserted into the hub mounting hole 110a of the annular knuckle body 113 as in the prior art. Can be installed.
[0033]
Although the diameter of the hub unit 5 is larger than the diameter of the drive shaft 6, as described above, in the first embodiment of the present invention, the knuckle body 22 has the U-shaped notch 21 and the double row rolling bearing 4. Since the outer ring 3 is configured to be fitted along the radial direction thereof, it is not necessary to increase the knuckle 2 in accordance with the diameter of the hub unit 5, and therefore, the increase in the weight of the entire wheel support structure can be suppressed. The design limitation depending on the diameter of the hub unit 5 can be eliminated.
[0034]
Furthermore, since it is not necessary to enlarge the knuckle 2, it is not necessary to change the pitch diameter of the fixing holes 25 through which the mounting bolts 24 are inserted. Therefore, the positional accuracy of the double row rolling bearing 4 can be ensured.
[0035]
Next, a second embodiment of the present invention will be described based on the perspective view of FIG. In the wheel support structure according to the second embodiment of the present invention, the knuckle 2 has an insertion recess 40 through which the outer ring 3 of the double-row rolling bearing 4 is inserted, and the knuckle body 41 faces radially outward. And a plurality of fixing flanges 42 that are fixed to the vehicle body. Further, fixing holes (fixing portions) 25 that are fixed to the mounting flange portion 20 of the outer ring 3 via mounting bolts 24 are formed on the surface of the knuckle body 41 at predetermined intervals.
[0036]
The knuckle body 41 is divided into a plurality of (two in the present embodiment) component members 44 and 45 in the radial direction so that the knuckle body 41 can be rotated around the opening / closing central axis 43 to open the insertion recess 40. It is divided. That is, both end portions of each component member 44 and 45 are formed to have a half thickness with respect to other portions so that they can overlap each other, and one end portion of one component member 44 is formed in an arc shape. The opening / closing central shaft 43 is inserted through the portion and one end of the other component member 45. Since other configurations are the same as those of the first embodiment, description thereof is omitted.
[0037]
In the above configuration, the end portion of the drive shaft 6, that is, the shaft portion 6 a is incorporated in the hub unit 5 in advance, and is fixed to each other with the disk rotor 9 applied to the flange 10 of the hub wheel 1.
[0038]
When the mounting flange portion 20 of the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4 is fixed to the vehicle body, the knuckle body 41 is divided into a plurality of components 44 and 45 that rotate around the opening / closing center shaft 43. Therefore, as shown by the phantom line in FIG. 4, one component member 44 is rotated around the opening / closing central axis 43 to open the insertion recess 40, and this insertion recess 40 is formed on the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4. Fit from one side along the radial direction. Subsequently, one component member 44 is rotated in the opposite direction around the opening / closing center axis 43 to close the insertion recess 40, and the mounting bolt 24 is inserted into each insertion hole 20a and the fixing hole 25 corresponding thereto to knuckle. 2 and the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4 are fixed.
[0039]
Thus, in the second embodiment of the present invention, the knuckle body 41 is divided into a plurality of components 44 and 45 in the radial direction so that the knuckle body 41 can be rotated around the opening / closing central axis 43 to open the insertion recess 40. Then, the knuckle body 41 is fitted into the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4 with the insertion recess 40 open, and then the insertion recess 40 is closed, so that the knuckle 2 is made larger according to the diameter of the hub unit 5. Therefore, an increase in the weight of the entire wheel support structure can be suppressed, and the design limitation depending on the diameter of the hub unit 5 is eliminated. Other functions and effects are the same as those of the first embodiment.
[0040]
The present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, as shown in FIG. 5, the mounting flange portion 20 formed on the outer ring 3 of the double-row rolling bearing 4 is formed thick. Also good. With this configuration, it is possible to compensate for the decrease in rigidity due to the formation of the U-shaped notch 21 in the knuckle body 22 on the mounting flange portion 20 side, and to prevent the knuckle body 22 from being deformed. Since other configurations are the same as those of the above embodiment, the description thereof is omitted.
[0041]
In each of the above embodiments, a plurality of mounting flange portions 20 are formed on the outer peripheral surface of the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4 so as to protrude in the radial direction in order to attach the knuckle 2. The invention is not limited to this. Instead of forming a plurality of mounting flange portions 20, an annular flange projecting in the radial direction is formed on the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4, and the flange is formed on the flange. You may comprise so that the knuckle main body 22 similar to said each embodiment may be fixed.
[0042]
In this case, in the first embodiment, the U-shaped cutout 21 is formed in the knuckle main body 22 by forming the thickness of the region corresponding to the open portion of the U-shaped cutout 21 of the knuckle 2 to be thicker than the other portions. The decrease in rigidity due to this can be compensated for on the flange side, and deformation of the knuckle body 22 can be prevented.
[0043]
Further, as shown by phantom lines in FIG. 5, a mounting member 35 different from the knuckle 2 for connecting the open side ends of the knuckle main body 22 is provided, and a double row rolling bearing is provided in the U-shaped notch 21. After the outer ring 3 of 4 is fitted from one side along the radial direction, the attachment member 35 may be fitted to the drive shaft 6 from the other side and attached to the knuckle body 22.
[0044]
In this case, the attachment member 35 can compensate for a decrease in rigidity of the knuckle body 22 due to the formation of the U-shaped notch 21.
[0045]
In each of the above embodiments, the mounting flange 20 has been described as an example in which it is formed integrally with the outer ring 3 of the double row rolling bearing 4, but this is not a limitation, and the knuckle 2 of the present invention is not limited thereto. The use is also applied to a wheel support structure using a double-row rolling bearing 4 configured to fit a member other than the outer ring 3 having the mounting flange 20 formed on the outer peripheral surface to the outer ring 3. Can do.
[0046]
Further, in each of the above embodiments, the double-row rolling bearing 4 has been described as having the inner ring 16 having a single track that is fitted and fixed to the vehicle inner side. However, the present invention is not limited to this. The use of the knuckle 2 in each embodiment of the invention is also applied to the double row rolling bearing 4 having a configuration in which a pair of inner rings serving as raceways of the balls 18 arranged in two rows are fitted to the hub wheel 1. it can.
[0047]
In the above embodiment, the outer peripheral surface of the hub wheel 1 is used as the inner ring raceway surface of one ball 18, and the inner ring 16 having the inner ring raceway surface of the other ball 18 is fitted to the hub wheel 1. Although the example using the row rolling bearing 4 has been described, the present invention is not limited to this, and the use of the knuckle 2 in the present invention is a type in which a pair of inner rings are fitted to the drive shaft 6 separately from the hub wheel 1. The present invention can also be applied to a wheel support structure using the double row rolling bearing 4.
[0048]
In addition, although the said embodiment demonstrated the case where the outer ring | wheel 15 of the constant velocity joint 7 and the hub wheel 1 were separate bodies, it is not limited to this, The use of the knuckle 2 in this invention is constant velocity. The present invention can also be applied to a wheel support structure in which the outer ring 15 of the joint 7 and the hub wheel 1 are integrally formed.
[0049]
【The invention's effect】
As apparent from the above description, the present invention forms a U-shaped notch in the support member for fixing the outer ring of the rolling bearing to the vehicle body, and this U-shaped notch is formed in the radial direction of the outer ring of the rolling bearing. By fitting in along, the work of inserting into the annular support member main body as in the prior art is eliminated, and the outer ring and the support member of the rolling bearing can be easily attached. There is no need to increase the diameter in accordance with the diameter. Therefore, an increase in the weight of the entire wheel support structure can be suppressed, and the limitation on the design depending on the diameter of the hub unit can be eliminated.
[0050]
In addition, in the radially outward and annular flange portion of the outer ring of the rolling bearing, the thickness of the region corresponding to the open portion of the U-shaped notch of the support member is made thicker than that of other parts. It is possible to prevent a decrease in rigidity due to the formation of the U-shaped notch.
[0051]
Further, the support members, according to the divided arrangement into two in the circumferential direction so as to open by rotating the opening and closing the central axis, fitted to the outer ring of the rolling bearing between them open support member, then the support member By closing the ring, there is no need to insert the ring-shaped support member body as in the prior art, and the outer ring of the rolling bearing and the support member can be easily mounted. Accordingly, it is not necessary to increase the size of the wheel support structure. Therefore, an increase in the weight of the entire wheel support structure can be suppressed, and the design limitation depending on the diameter of the hub unit is eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a wheel support structure according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a mounting state of the hub unit and the disk rotor.
FIG. 3 is a schematic view showing the usage pattern.
FIG. 4 is an exploded perspective view of a wheel support structure showing a second embodiment of the invention.
FIG. 5 is an enlarged perspective view of a main part of a wheel support structure showing another embodiment.
FIG. 6 is an overall schematic cross-sectional view of a conventional wheel support structure.
FIG. 7 is an exploded perspective view of the same.
FIG. 8 is an exploded perspective view of another conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Hub wheel 2 Knuckle 3 Outer ring 4 Double row rolling bearing 5 Hub unit 6 Drive shaft 7 Constant velocity joint 9 Disc rotor 20 Mounting flange part 21 U-shaped notch 22 Knuckle main body 23 Fixing flange

Claims

車輪を取付けるためのハブホイール１を軸心回りに回転自在に支持する複列転がり軸受４が設けられ、この複列転がり軸受４の外輪３が、車体側に支持された支持部材２に径方向外向きの取付け用フランジ部２０を介して固定され、前記ハブホイール１に動力伝達軸６が一体的に設けられる車輪支持構造であって、
前記支持部材２がＵ字形切欠き２１を有し、前記外輪３がその径方向に沿って前記Ｕ字形切欠き２１に嵌め込まれ、前記取付け用フランジ部２０が前記外輪３と一体に環状に形成され、前記支持部材２のＵ字形切欠き２１の開放部分に対応する領域における前記取付け用フランジ部２０の肉厚が、他部位に比べ厚く形成されたことを特徴とする車輪支持構造。A double-row rolling bearing 4 is provided to support the hub wheel 1 for mounting the wheel so as to be rotatable about the axis, and the outer ring 3 of the double-row rolling bearing 4 is radially directed to the support member 2 supported on the vehicle body side. A wheel support structure that is fixed through an outward mounting flange portion 20, and the power transmission shaft 6 is integrally provided on the hub wheel 1;
The support member 2 has a U-shaped notch 21, the outer ring 3 is fitted into the U-shaped notch 21 along the radial direction, and the mounting flange portion 20 is formed in an annular shape integrally with the outer ring 3. The wheel support structure is characterized in that a thickness of the mounting flange portion 20 in a region corresponding to an open portion of the U-shaped notch 21 of the support member 2 is formed thicker than other portions .

車輪を取付けるためのハブホイール１を軸心回りに回転自在に支持する複列転がり軸受４が設けられ、この複列転がり軸受４の外輪３が、車体側に支持された支持部材２に径方向外向きの取付け用フランジ部２０を介して固定され、前記ハブホイール１に動力伝達軸６が一体的に設けられる車輪支持構造であって、
前記支持部材２は、環状に形成されるとともに、円周方向に２つの構成部材４４，４５に分割され、一方の構成部材４４に対して他方の構成部材４５が開閉中心軸４３回りに回動することで開閉可能とされたことを特徴とする車輪支持構造。A double-row rolling bearing 4 is provided to support the hub wheel 1 for mounting the wheel so as to be rotatable about the axis thereof. A wheel support structure that is fixed via an outward mounting flange portion 20 and in which a power transmission shaft 6 is integrally provided on the hub wheel 1;
The support member 2 is formed in an annular shape and is divided into two component members 44 and 45 in the circumferential direction, and the other component member 45 rotates around the opening / closing center axis 43 with respect to one component member 44. A wheel support structure characterized in that it can be opened and closed by doing .