JP4017853B2 - 密閉型レシプロ圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍冷蔵庫、カークーラ、及びエアコンなどに使用される密閉型レシプロ圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷凍機器分野において、高信頼性化の一環として、圧縮室開口端に面取りを設けた密閉型レシプロ圧縮機が提案されている。
【0003】
従来の密閉型レシプロ圧縮機として、例えばUSP5149254号公報の中で図1に示された内容、また特開2001−20864号公報の中で図2に示された内容のものが知られている。
【0004】
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型レシプロ圧縮機について説明する。
【0005】
図9は、従来の密閉型レシプロ圧縮機の縦断面図である。図10は、図9の圧縮室の略式図で、圧縮室開口端にシリンダヘッドとバルブプレートを取付けた圧縮室を示したものである。図11は、図9の圧縮室の断面図で、圧縮室開口端にシリンダヘッドとバルブプレートを取付ける際に発生するボルト締め付け力によって変形した圧縮室を示したものである。図12は、図9の圧縮室開口端の略式図で、変形した圧縮室開口端付近にピストンが自由に摺動できない状態を示したものである。図13は、図9の圧縮室の断面図で、図11の変形を逃がす為にチャンファー面取りを設けた圧縮室を示したものである。図14は、図9の圧縮室の断面図で、図11の変形を逃がす為にカウンターボアを設けた圧縮室を示したものである。図15は、図9の圧縮室の部分断面図で、図13の圧縮室開口端にシリンダヘッドとバルブプレートを取付ける際に発生するボルト締め付け力によって変形した圧縮室を示したものである。図16は、図9の圧縮室開口端の部分断面図で、図14の圧縮室開口端にシリンダヘッドとバルブプレートを取付ける際に発生するボルト締め付け力によって変形した圧縮室を示したものである。
【0006】
図9において、1は密閉容器で、固定子2、回転子3からなる電動要素4、および電動要素4によって駆動される圧縮要素5を収容する。6は密閉容器1内に貯留したオイルである。
【0007】
次に圧縮要素5の詳細を以下に説明する。
【0008】
7はシリンダブロックで圧縮室8を形成する。9はクランクシャフトで、主軸部9a及び偏心軸部9bから構成され、給油通路を介して偏心軸部9bの上端9cに連通するオイルポンプ部材18を内蔵すると共に、下端9dはオイル6中に開口している。9eはオイルポンプ部材18の上端に連通し、クランクシャフト9の主軸部9aの外壁に設けた軸受け部溝である。9fは軸受け部溝9eの上端に連通し、クランクシャフト9の偏心軸部9bの外壁に設けた偏心部分岐穴である。10はコネクティングロッドで偏心軸部9bとピストン11をピストンピン12を介して連結している。13は、吸入孔、吸入バルブ、吐出孔、吐出バルブ(いずれも図示せず)を備えたバルブプレート、14は、内部に吸入室、吐出室(いずれも図示せず)に区割りしたシリンダヘッドである。15はシリンダブロック7にバルブプレート13とシリンダヘッド14を締め付けるボルトである。16はサクションマフラーで、一端が圧縮室8に連通している。17は密閉容器1を貫通したサクションチューブである。
【0009】
以上のように構成された密閉型電動圧縮機について、以下にその動作を説明する。
【0010】
電動要素4の回転子3はクランクシャフト9を回転させ、偏心軸部9bの運動がコネクティングロッド10を介してピストン11に伝えられることでピストン11は圧縮室8内を往復運動し、サクションチューブ17を通して密閉容器1内に導かれた冷媒ガスはサクションマフラー16から吸入され、圧縮室8内で連続して圧縮される。
【0011】
一方、密閉容器1内の底部には各摺動部の異常摩耗や焼き付きを防止し、円滑に運動するためのオイル6が貯溜されている。このオイル6はクランクシャフト9の回転により、このクランクシャフト9の下端に設けられたオイルポンプ部材18によって吸い上げられ、さらに、回転により発生する遠心力が加わり、クランクシャフト9の軸穴内壁に上昇する。上昇したオイル6は軸受部溝9e、偏心部分岐穴9fを通って所要の摺動部へ給油されるものと、シャフト9の偏心部内壁上部9cから飛散し、圧縮室8の内周部、ピストン11の外周部に給油されるものに分かれる。
【0012】
また、図10、及び図11に示すように、従来の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室8の開口端にはバルブプレート13、シリンダヘッド14を取付けるための強い締付け力Fによる圧縮室8開口端の変形8aが発生する。その変形8aの変形量はシリンダブロック7、バルブプレート13、及びシリンダヘッド14の材料剛性や構造、ボルト15の締め付け力Fなどで決まるが、一般的に1〜10μm程度であり、図12に示すようにピストン11が圧縮室8の開口端近傍を自由に往復摺動する障害になり、その結果、ピストンの異常摩耗や焼き付き、ピストンロックなど信頼性上の多きな問題を引き起こす。
【0013】
そこで,その変形8aを逃がし、異常摩耗や焼き付き、ピストンロックなど信頼性低下の問題を防止する為に圧縮室8の開口端に面取りを設けたものが知られている。USP5149254号公報に示されている従来の密閉型レシプロ圧縮機では、図13に示すように圧縮室8の開口端に角度βが約45°から30°のチャンファー面取り19を設けてある。
【0014】
また、特開2001−20864号公報には図14に示すように、圧縮室8の開口端に圧縮室8の内径よりわずかに大きな内径を持ったカウンターボア20が設けてられ、ボルト15締め付け力Fによる変形8aを逃がしているものが示されている。
【0015】
さらに従来の密閉型レシプロ圧縮機では、ピストン11が圧縮室8の開口端に来た時、ピストン11の先端とバルブ(図示せず)又はバルブプレート13とが接触しないように僅かの隙間を設けてある。この隙間はクリアランスボリュームという。そのクリアランスボリュームには、圧縮行程の終わりに吐出圧力まで上昇した高圧冷媒ガスのいくらかが残り、吸入行程の初めに再膨張する。この為、圧縮室8内が吸入圧力になるまで冷媒ガスの吸入は行われず、実際に圧縮室8内に吸入される量は、ピストン11の押しのけ量より少なくなることで体積効率が低下する。体積効率の低下を防ぐ為には再膨張が少なくなるよう、クリアランスボリュームなどのデッドボリュームを小さくしなければならない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成は、ボルト15の締め付け力Fによる圧縮室8の開口端の変形8aを十分に逃がし、信頼性を向上させる為に圧縮室8の開口端に付けたチャンファー面取り19を大きくすると、デッドボリュームが大きくなり、体積効率が低くなる。そこで、デッドボリュームを小さくする為に、一般的にチャンファー面取りを例えば45°の時、0.1〜0.4mm程度に設定してある。しかしながらこうした大きさのチャンファー面取りでは、図15に示すように、圧縮室8の開口端近傍に内径方向に0.5〜4μmの変形19aが残っている。この構成では変形19aがピストン11の圧縮室8の開口端近傍における自由摺動に障害となり、ピストン異常摩耗や焼き付きが発生しやすく、信頼性が低いという欠点があった。
【0017】
本発明は従来の課題を解決するもので、ボルト15の締め付け力Fによる圧縮室8の開口端の変形8aを十分に逃がし、ピストン11が圧縮室8内に自由に往復摺動ができ、ピストン異常摩耗や焼き付きをなくし、信頼性を向上させた密閉型レシプロ圧縮機を提供することを目的とする。
【0018】
また、図14に示す従来の構成では、ボルト15の締め付け力Fによる圧縮室8の開口端の変形8aを抑え、信頼性の向上の為に圧縮室8の開口端にカウンターボア20を付けているが、図16に示すように、変形20aを十分に逃がす為にカウンターボアのピストン11の往復運動方向の長さは一般的に1.6〜2.2mmとしている。従ってこの構成では、信頼性は高いが、一方で空間Dがデッドボリュームになる。このデッドボリュームはピストン11の往復運動方向の長さが長い為、多きなものとなり、その結果、密閉型レシプロ圧縮機の体積効率が低くなるという欠点があった。
【0019】
本発明の他の目的は、デッドボリュームを小さくし、体積効率を向上させた密閉型レシプロ圧縮機を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、密閉容器内にオイルを貯留するとともに電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、主軸部および偏心軸部から構成され、前記偏心軸部上端に連通するオイルポンプ部材を内蔵したクランクシャフトと、前記クランクシャフトの主軸部を軸支するとともに略円筒形の圧縮室を有するシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復動する略円筒形のピストンと、前記クランクシャフトの偏心軸部と前記ピストンを連結するコネクティングロッドを前記圧縮要素の構成に含み、前記圧縮室のシリンダヘッド側の端部の内全周に、前記シリンダヘッドを前記端部に締結した際の前記端部の変形を逃がす程度に、前記シリンダヘッドの反対側から前記シリンダヘッド側の前記端部に向けて、順次その内径寸法が増大するラッパ状面取りを設けたものであり、圧縮室のシリンダヘッド側の端部の変形を逃がし、ピストン異常摩耗や焼き付きをなくし、信頼性を向上することができる他に、デッドボリュームを小さくし、体積効率を向上することができるという作用を有する。
【0021】
請求項2に記載の発明は、密閉容器内にオイルを貯留するとともに電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、主軸部および偏心軸部から構成され、前記偏心軸部上端に連通するオイルポンプ部材を内蔵したクランクシャフトと、前記クランクシャフトの主軸部を軸支するとともに略円筒形の圧縮室を有するシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復動する略円筒形のピストンと、前記クランクシャフトの偏心軸部と前記ピストンを連結するコネクティングロッドを前記圧縮要素の構成に含み、前記ピストン先端の外全周に、前記シリンダヘッドを前記端部に締結した際の前記端部の変形を逃がす程度に、前記ピストンの反先端側から前記先端に向けて順次その外径寸法が減少する反ラッパ状面取りを設けたものであり、圧縮室のシリンダヘッド側の端部の変形を逃がし、ピストン異常摩耗や焼き付きをなくし、信頼性を向上することができる他に、デッドボリュームを小さくし、体積効率を向上することができるという作用を有する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による密閉型レシプロ圧縮機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0023】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による密閉型レシプロ圧縮機の縦断面図、図2は同実施の形態の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室の断面図、図3は同実施の形態の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室のシリンダヘッド側端部の部分断面図である。図4は同実施の形態の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室のシリンダヘッド側端部の部分断面図で、圧縮室のデッドボリュームを比較したものである。
【0024】
図1、図2、図3及び図4において、圧縮要素21には、略円筒形の圧縮室23を形成するシリンダブロック22を有している。23aは圧縮室23のシリンダヘッド14側の端部に向けてその内径寸法が順次増大するラッパ状面取りである。
【0025】
ラッパ状面取り23aは、少なくとも一つ以上互いに接する滑らかなR面、自由曲面等からなる凸曲面である。また、ボルト15の締め付け力Fによる圧縮室23のシリンダへヘッド14側の端部の変形を十分に逃がす為に、圧縮室23のシリンダへヘッド14側の端部に近いほど凸面取りの曲率半径は小さくなる。即ち、それぞれの曲率半径R1、R2、Rの関係はR1>R2>R3となる。
【0026】
以上のように構成された密閉型レシプロ圧縮機について、以下その動作を説明する。
【0027】
本実施の形態では、圧縮室23のシリンダヘッド14側の端部近傍に設けた、シリンダヘッド14の反対側からシリンダヘッド14側の端部に向けてその内径寸法が順次増大するラッパ状面取り23aが圧縮室23のシリンダヘッド14側の端部の変形を十分に逃がすことで、圧縮室23とピストン11の隙間は油膜が切れることなく、従って、ピストン異常摩耗や焼き付きを防ぐことができ、信頼性を向上することができる
【0028】
また、図4に示すように、ピストン往復運動の方向に同じ長さのカウンターボア、チャンファー面取り、本実施の形態のラッパ状面取り23aを設置した場合に、デッドボリュームになる空間がカウンターボアではA+B+C、チャンファー面取りはB+Cであるのに対して、ラッパ状面取り23aはCのみとなり、デッドボリュームを極めて小さく抑えることができ、体積効率を大幅に向上させることができる。
【0029】
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2による密閉型レシプロ圧縮機の縦断面図、図6は同実施の形態の密閉型レシプロ圧縮機のピストンの略式図、図7は同実施の形態の密閉型レシプロ圧縮機のピストン先端の略式図、図8は同実施の形態の密閉型レシプロ圧縮機のピストン先端・圧縮室のシリンダヘッド側の端部の略式図である。
【0030】
図5、図6、図7、及び図8において、圧縮要素24には、略円筒形の圧縮室25を形成するシリンダブロック26、略円筒形のピストン27を有している。27aはピストン27の先端に向けてその内径寸法が順次減少する反ラッパ状面取りである。
【0031】
反ラッパ状面取り27aは、少なくとも一つ以上互いに接する滑らかなR面、自由曲面等からなる凸曲面である。また、ボルト15の締め付け力Fによる圧縮室25のシリンダヘッド14側の端部の変形を十分に逃がす為に、ピストン27の先端に近いほど、凸面取りの曲率半径は小さくなる。即ち、それぞれの曲率半径R1、R2、R3の関係はR1>R2>R3となる。
【0032】
以上のように構成された密閉型レシプロ圧縮機について、以下その動作を説明する。
【0033】
図8に示すように、本実施の形態ではピストン27の先端近傍に設けた、先端に向けてその内径寸法が順次減少する、反ラッパ状面取り27aが圧縮室25のシリンダヘッド14側の端部の変形25aを十分に逃がすことで、圧縮室25とピストン27の間の油膜が切れることなく、従って、ピストン異常摩耗や焼き付きを防ぐことができ、信頼性を向上することができる。
【0034】
また、図8に示すように、圧縮室25はシリンダヘッド14側の端部の変形25aの形状に合わせピストン先端の形状を反ラッパ状の形状にしたことで、ピストン27と変形25aの隙間が狭くなり、デッドボリュームがほとんど無くなることで、体積効率を大幅に向上させることができる。
【0035】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、密閉容器内にオイルを貯留するとともに電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、主軸部および偏心軸部から構成され、前記偏心軸部上端に連通するオイルポンプ部材を内蔵したクランクシャフトと、前記クランクシャフトの主軸部を軸支するとともに略円筒形の圧縮室を有するシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復動する略円筒形のピストンと、前記クランクシャフトの偏心軸部と前記ピストンを連結するコネクティングロッドを前記圧縮要素の構成に含み、前記圧縮室のシリンダヘッド側の端部近傍に、前記シリンダヘッドを前記端部に締結した際の前記端部の変形を逃がす程度に、前記シリンダヘッドの反対側から前記シリンダヘッド側の前記端部に向けて、順次その内径寸法が増大するラッパ状面取りを前記シリンダヘッド側の端部の内全周に設けたものであり、圧縮室のシリンダヘッド側の端部の変形を逃がし、ピストン異常摩耗や焼き付きをなくし、信頼性を向上することができる他に、デッドボリュームを小さくし、体積効率を向上することができる。
【0036】
また、請求項2に記載の発明は、密閉容器内にオイルを貯留するとともに電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、主軸部および偏心軸部から構成され、前記偏心軸部上端に連通するオイルポンプ部材を内蔵したクランクシャフトと、前記クランクシャフトの主軸部を軸支するとともに略円筒形の圧縮室を有するシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復動する略円筒形のピストンと、前記クランクシャフトの偏心軸部と前記ピストンを連結するコネクティングロッドを前記圧縮要素の構成に含み、前記ピストン先端近傍に、前記シリンダヘッドを前記端部に締結した際の前記端部の変形を逃がす程度に、前記先端に向けて順次その外径寸法が減少する反ラッパ状面取りを前記ピストン先端の外全周に設けたものであり、圧縮室のシリンダヘッド側の端部の変形を逃がし、ピストン異常摩耗や焼き付きをなくし、信頼性を向上することができる他に、デッドボリュームを小さくし、体積効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による密閉型レシプロ圧縮機の縦断面図
【図2】 同実施の形態の圧縮室の断面図
【図3】 同実施の形態の圧縮室のシリンダヘッド側端部の部分断面図
【図4】 同実施の形態の圧縮室のシリンダヘッド側端部の部分断面図
【図5】 本発明の実施の形態2による密閉型レシプロ圧縮機の縦断面図
【図6】 同実施の形態のピストンの略式図
【図7】 同実施の形態のピストン先端の略式図
【図8】 同実施の形態のピストン先端・圧縮室のシリンダヘッド側端部の略式図
【図9】 従来の密閉型レシプロ圧縮機の縦断面図
【図10】 従来の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室の略式図
【図11】 従来の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室の断面図
【図12】 従来の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室のシリンダヘッド側端部の略式図
【図13】 従来の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室の断面図
【図14】 従来の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室の断面図
【図15】 従来の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室のシリンダヘッド側端部の部分断面図
【図16】 従来の密閉型レシプロ圧縮機の圧縮室のシリンダヘッド側端部の部分断面図
【符号の説明】
1 密閉容器
4 電動要素
6 オイル
9 クランクシャフト
9a 主軸部
9b 偏心軸部
10 コネクティングロッド
11 ピストン
18 オイルポンプ部材
21 圧縮要素
22 シンリダブロック
23 圧縮室
23a ラッパ状面取り
24 圧縮要素
25 圧縮室
26 シンリダブロック
27 ピストン
27a 反ラッパ状面取り

Claims (2)

  1. 密閉容器内にオイルを貯留するとともに電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、主軸部および偏心軸部から構成され、前記偏心軸部上端に連通するオイルポンプ部材を内蔵したクランクシャフトと、前記クランクシャフトの主軸部を軸支するとともに略円筒形の圧縮室を有するシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復動する略円筒形のピストンと、前記クランクシャフトの偏心軸部と前記ピストンを連結するコネクティングロッドを前記圧縮要素の構成に含み、前記圧縮室のシリンダヘッド側の端部の内全周に、前記シリンダヘッドを前記端部に締結した際の前記端部の変形を逃がす程度に、前記シリンダヘッドの反対側から前記シリンダヘッド側の前記端部に向けて、順次その内径寸法が増大するラッパ状面取りを設けた密閉型レシプロ圧縮機。
  2. 密閉容器内にオイルを貯留するとともに電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、主軸部および偏心軸部から構成され、前記偏心軸部上端に連通するオイルポンプ部材を内蔵したクランクシャフトと、前記クランクシャフトの主軸部を軸支するとともに略円筒形の圧縮室を有するシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復動する略円筒形のピストンと、前記クランクシャフトの偏心軸部と前記ピストンを連結するコネクティングロッドを前記圧縮要素の構成に含み、前記ピストン先端の外全周に、前記シリンダヘッドを前記端部に締結した際の前記端部の変形を逃がす程度に、前記ピストンの反先端側から前記先端に向けて順次その外径寸法が減少する反ラッパ状面取りを設けた密閉型レシプロ圧縮機。
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