JP4013088B2 - 内視鏡洗滌装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内視鏡洗滌装置に係り、特に内視鏡内部に挿通された送気・送水チューブ、吸引チューブ等の管路のコネクタに、内視鏡洗滌装置の洗滌液供給用ノズルを接続し、このノズルから管路に洗滌液を供給することにより管路を洗滌する内視鏡洗滌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
検査に使用された内視鏡は、内視鏡洗滌装置の洗滌槽内に収容された後、前洗滌、超音波洗滌、薬液消毒、すすぎ等の複数の洗滌工程を経てその外表面が洗滌される。
また、内視鏡に配設されている送気・送水チューブ、吸引チューブ等の管路も同様に洗滌する必要があるため、これらの管路のコネクタを、内視鏡洗滌装置側の洗滌液供給用ノズルに接続し、このノズルから管路に薬液や水を供給して管路を洗滌している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、使用後の内視鏡の管路は、洗滌液供給用ノズルとの接触部分も汚染されている場合が多いので、この接触部分も洗滌しなければならない。図7は、大口径の洗滌液供給用ノズル1に、小口径の送気・送水コネクタ2を嵌入して接続した断面図であり、その接触部分を符号3で示している。また、図8は大口径の送気・送水コネクタ4を小口径の洗滌液供給用ノズル1に嵌入して接続した場合の断面図であり、その接触部分を符号5で示している。
【0004】
しかしながら、従来の洗滌液供給用ノズル1は、洗滌開始から終了までの間、管路のコネクタ2、4に常時接続されているため、コネクタ2、4との接触部分3、5を洗滌することができないという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、内視鏡洗滌装置側の洗滌液供給用ノズルと内視鏡側の管路との接触部分を洗滌することができる内視鏡洗滌装置の洗滌液供給用ノズルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、内視鏡内部に挿通形成される管路の一端のコネクタを、内視鏡洗滌装置の洗滌液供給用ノズルに接続して内視鏡の管路を洗滌する内視鏡洗滌装置において、前記ノズルには、前記内視鏡を保持及び保持解除可能な第1保持部材と第2保持部材とから成る着脱機構が設けられ、前記内視鏡の管路を洗滌する際に、前記第1保持部材は内視鏡の管路のコネクタを保持して該コネクタと前記ノズルとを接続すると共に、第2保持部材は内視鏡の保持が解除され、前記第1保持部材と前記管路のコネクタとの接触部分を洗滌する際に、前記第1保持部材は内視鏡の保持が解除されると共に第2保持部材は内視鏡を保持することを特徴としている。
【0007】
ところで、薬液消毒後にすすぎを行うと、薬液で前記接触部分を洗滌している最中に、ノズルから噴射された薬液の勢いで内視鏡の位置がずれてしまい、すすぎを行う時にノズルが管路に再接続できなくなるという不具合が生じる。
そこで、請求項記載の発明によれば、内視鏡の管路を洗滌する際に、第1保持部材で内視鏡の管路のコネクタを保持してコネクタとノズルとを接続し、第1保持部材とコネクタとの接触部分を洗滌する際に、第1保持部材の保持を解除して第2保持部材で内視鏡を保持するようにした。即ち、本発明は、前記接触部分を薬液消毒する際に、第2の保持部材で内視鏡の位置ずれを防止しているので、すすぎを行う時にノズルを管路に確実に再接続することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る内視鏡洗滌装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明の実施の形態の内視鏡洗滌装置10の外観図である。同図に示す内視鏡洗滌装置10の装置本体12には、上蓋14が開閉自在に設けられている。装置本体12の上面には図2に示すように、内視鏡16を収容する洗滌槽18が設けられ、この洗滌槽18内に噴射装置20、22が設けられている。内視鏡16は、手元操作部24が小型の噴射装置20の近傍に収容され、軟性部26及びライトガイド(LG)軟性部28が大型の噴射装置22を囲むように収容される。この収容状態で、噴射装置20が駆動されると、手元操作部24がノズル20Aからの洗滌液によって洗滌され、噴射装置22が駆動されると、軟性部26及びLG軟性部28がノズル22Aからの洗滌液によって洗滌される。なお、符号29は、内視鏡16の洗滌姿勢を保持する位置決めピンである。
【0009】
ここで、内視鏡16について説明すると、内視鏡16は、手元操作部24、軟性部26、湾曲部30、先端硬質部32、ライトガイド(LG)軟性部28、LGコネクタ34、及び電気信号コネクタ36から構成されている。
前記手元操作部24には、湾曲部30を湾曲操作する操作ノブ38、空気・水を送出する送気・送水ボタン40、吸引するための吸引ボタン42、鉗子を挿入する鉗子挿入口44が設けられている。
【0010】
前記先端硬質部32には、図示しない対物レンズ、鉗子・吸引口、送気・送水ノズル、及び照明光を照射する照明窓が設けられ、前記対物レンズの結像位置にはCCDが配置されている。
軟性部26及び湾曲部30には、手元操作部24の鉗子挿入口44から挿入された鉗子を先端硬質部32の鉗子・吸引口に案内する鉗子チューブ、送気・送水ノズルに空気又は水を供給する送気・送水チューブ、照明窓に照明光を導く光学繊維束のライトガイド、及びCCDによって変換された映像信号を導く信号ケーブルが配設されている。
【0011】
前記LG軟性部28には、送気・送水チューブ、ライトガイド、信号ケーブルが配設されており、途中で二経路に分岐され、分岐された一方の末端にはLGコネクタ34が接続され、分岐された他方の末端には電気信号コネクタ36が接続されている。そして、送気・送水チューブはLGコネクタ34の送気・送水コネクタ46に、吸引チューブは図示しない吸引コネクタに、ライトガイドはライトガイド端子48に、信号ケーブルは電気信号コネクタ36にそれぞれ接続されている。
【0012】
一方、図1に示すように前記装置本体12の上面には、操作パネル50と表示パネル52とが設けられている。操作パネル50は、洗滌内容に関する各種設定ボタンや洗滌開始の指示を与えるスタートボタン等が設けられている。また、表示パネル52には、現在の洗滌工程や洗滌時間の残時間及びトラブル発生時の警告等の各種内容が表示される。
【0013】
洗滌槽18の底面を形成する網目状の支持フレーム54には、洗滌液を上方に向けて噴射する噴射口56、56…が形成されている。支持フレーム54は中空に形成され、その中空部に洗滌水と洗滌水を圧送するエアとが供給される。前記支持フレーム54は、図1上破線で示す2本の供給管58、58を介してポンプ60に接続され、このポンプには図示しない切換バルブを介して薬液タンク、水タンクが接続されている。前記切換バルブを薬液タンクに切り換えて前記ポンプ60を駆動すると、薬液タンクから薬液が吸引されると共に外気が吸引され、そして、薬液と外気とが前記供給管58、58を介して支持フレーム54の空間部に供給される。これにより、薬液が支持フレーム54の空間部全域に行き亘り、支持フレーム54の噴射口56、56…から上方に向けて噴出されるので、支持フレーム54に接触している内視鏡16の外表面が薬液消毒される。また、前記切換バルブを水タンクに切り換えてポンプ60を駆動すると、水タンクからの水が支持フレーム54の噴射口56、56…から上方に向けて噴出され、内視鏡16の外表面が水洗滌される。なお、噴射口56、56…から噴き出された洗滌水は、噴射装置20、22から噴き出された洗滌水と共に、支持フレーム54の下方に設けられた図2に示す排水口62を介して外部に排出される。
【0014】
ところで、洗滌槽18の図2上右側面には、洗滌液供給用ノズル装置70が設けられている。前記ノズル装置70は、供給管72を介して図1のタンク60に接続されると共に、内視鏡16の洗滌時には、LGコネクタ34の送気・送水コネクタ46に接続される。したがって、薬液消毒時には、前記薬液タンクからの薬液が供給管72、ノズル装置70、及び送水コネクタ46を介して送気・送水チューブに供給されて、送気・送水チューブが薬液消毒される。また、すすぎ時には、前記水タンクからの水が供給管72、ノズル装置70、及び送水コネクタ46を介して送気・送水チューブに供給されて、送気・送水チューブが水洗滌される。なお、図1、図2には送気・送水コネクタ46に接続される洗滌液供給用ノズル装置70のみ示し、吸引コネクタに接続されるもう一つの洗滌液供給用ノズル装置については省略している。
【0015】
図3は、前記洗滌液供給用ノズル装置70の斜視図である。同図に示すノズル装置70は、ノズル本体73、第1チャック74(第1保持部材)、第2チャック(第2保持部材)76、内筒78、及び外筒80を主な構成としている。
前記ノズル本体73は、図1に示した供給管72に連結され、供給管72から送られてくる薬液や水を送気・送水コネクタ46に供給するノズルである。
【0016】
前記第1チャック74は、図3上二点鎖線で示す送気・送水コネクタ46を保持し、ノズル本体73とコネクタ46とを接続するチャックであり、2つの半円筒部材74A、74Bから構成されている。前記半円筒部材74Aは、ノズル本体73の先端上部にヒンジ82Aを介して回動自在に設けられると共に、ヒンジ82Aに設けられた捩じりスプリング84Aの付勢力によって図3、図4に示す送気・送水コネクタ46の保持位置に付勢されている。前記半円筒部材74Bも同様な構成であり、ノズル本体73の先端下部にヒンジ82Bを介して回動自在に設けられると共に、ヒンジ82Bに設けられた捩じりスプリング84Bの付勢力によって図3、図4に示す送気・送水コネクタ46の保持位置に付勢されている。
【0017】
また、前記半円筒部材74Aには図5に示すように、ワイヤ86Aの一端が取り付けられ、このワイヤ86Aは、ノズル本体73に設けられたプーリ85を介して、内筒78に固定部材87によって固定されている。また、半円筒部材74Bも図6に示すように、ワイヤ86Bの一端が取り付けられ、このワイヤ86Bは、ノズル本体73に設けられた図示しないプーリを介して内筒78に図示しない固定部材によって固定されている。したがって、内筒78が図3の位置から反時計回り方向に回動されると、半円筒部材74Aがワイヤ86Aに、そして半円筒部材74Bがワイヤ86Bにそれぞれ牽引されて開いていき、そして、内筒78が図5の位置(図3の位置から90°回動した位置)に位置した時に、半円筒部材74A、74Bが全開される。これによって、第1チャック74による送気・送水コネクタ46の保持が解除され、各々の接触部分が露出する。これとは逆に、内筒78が図5の位置から時計回り方向に回動されて図3の位置に位置すると、ワイヤ86A、86Bが緩んで、半円筒部材74A、74Bが捩じりスプリング84、84Bの付勢力で元の位置に復帰することにより、送気・送水コネクタ46が第1チャック74で再保持されて、コネクタ46とノズル本体73とが再接続される。
【0018】
一方、前記第2チャック76は、第1チャック74の前方に配置され、図5に示すように送気・送水コネクタ46の中途部分を保持し、また、図3に示すように送気・送水コネクタ46の保持を解除する。
前記第2チャック76は、2つの半円筒部材76A、76Bから構成されている。前記半円筒部材76Aは、2本のアーム88A、88Aの先端に設けられ、これらのアーム88A、88Aのうちの1本はノズル本体73と内筒78との間の上部隙間に挿通され、もう1本のアーム88Aはノズル本体73と内筒78との間の下部隙間に挿通されている。前記半円筒部材76Bも同様に、2本のアーム88B、88Bの先端に設けられ、これらのアーム88B、88Bのうちの1本はノズル本体73と内筒78との間の上部隙間に挿通され、もう1本のアーム88Bはノズル本体73と内筒78との間の下部隙間に挿通されている。
【0019】
前記2本のアーム88A、88Aは、内筒78にピン90A(一つのピン90Aのみ図示)を介して図3上矢印A方向に揺動自在に支持されている。また、アーム88A、88Aの基端部にはカムピン92A(一つのカムピン92Aのみ図示)が設けられ、このカムピン92Aは、内筒78の図示しない開口部を介して外筒80のカム溝94Aに係合されている。また、前記2本のアーム88B、88ABも同様に、内筒78にピン90B(一つのピン90Bのみ図示)を介して図3上矢印B方向に揺動自在に支持され、その基端部にはカムピン92B(一つのカムピン92Bのみ図示)が設けられ、このカムピン92Bは、内筒78の図示しない開口部を介して外筒80のカム溝94Bに係合されている。したがって、内筒78が図3の位置から反時計回り方向に回動されると、アーム88A、88Aがカム溝94Aに沿って、そしてアーム88B、88Bがカム溝94Bに沿って互いに近づく方向に揺動していき、そして、内筒78が所定角度回動された時に、半円筒部材76A、76Bが当接される。これによって、送気・送水コネクタ46が第2チャック76によって保持される。これとは逆に、内筒78が時計回り方向に回動されると、半円筒部材76A、76Bが互いに離れる方向に移動していき、そして内筒78が図3の位置に位置すると、送気・送水コネクタ46の保持が完全に解除される。
【0020】
前記外筒80の外周面の一部にはギア96が形成され、このギア96には、モータ98の出力軸100に取り付けられたギア102が噛合されている。前記モータ98は、図示しない制御装置によって前記外筒80を図3の位置と図5の位置との90°の範囲内で回動させるように制御されている。また、前記モータ98は、薬液洗滌が所定時間経過すると、前記外筒80を図3の位置から図5の位置まで回動させて、薬液洗滌が終了するまでその位置に待機させ、そして、薬液洗滌終了後、すすぎを行う直前に外筒80を図5の位置から図3の位置に回動させるよう前記制御装置によって制御されている。
【0021】
次に、前記の如く構成された内視鏡洗滌装置10の作用について説明する。
まず、図2に示したように内視鏡16を洗滌槽18の所定の位置に収容した後、内視鏡16の送気・送水コネクタ46を、図3に示した洗滌液供給用ノズル装置70の第1チャック74に嵌入して接続する。これにより送気・送水コネクタ46が第1チャック74に保持されてノズル本体73に接続される。この時、第2チャック76の半円筒部材76A、76Bは開いているので、その半円筒部材76A、76Bの間に送気・送水コネクタ46を通して第1チャック74に接続する。
【0022】
次に、上蓋14を閉じた後、スタートボタンを押して前洗滌を開始する。この前洗滌工程で、内視鏡16の外表面に付着した大きめの塵が、噴射装置20、22、及び支持フレーム54の噴射口56、56…から噴射される水によって除去される。
前洗滌が終了すると、超音波洗滌を開始する。この超音波洗滌工程では、まず、洗滌槽18に水を注入して内視鏡16を水中に浸漬する。次に、洗滌槽18に設けた超音波振動子を駆動して、洗滌槽18に注入した水超音波振動を与えることにより内視鏡16を超音波洗滌する。
【0023】
超音波洗滌が終了すると、洗滌槽18に溜められた水を排水した後、噴射装置20、22、及び支持フレーム54の噴射口56、56…から薬液を噴射して、内視鏡16の外表面を薬液消毒すると共に、前記洗滌液供給用ノズル装置70から送気・送水コネクタ46を介して送気・送水チューブに薬液を供給し、送気・送水チューブを薬液消毒する。
【0024】
薬液消毒が所定時間経過すると、制御装置が図3に示したモータ98を駆動して、外筒80を図3の位置から図5の位置に90°回動する。これにより、第1チャック74の半円筒部材74A、74Bがワイヤ86A、86Bに牽引されて開くので、第1チャック74と送気・送水コネクタ46との保持が解除され、第1チャック74と送気・送水コネクタ46との互いの接触部分が露出する。この状態で薬液は、ノズル本体73から継続して供給されているので、図6に示すように前記接触部分46A(送気・送水コネクタ46側の接触部分)、75A、75B(半円筒部材74A、74B側の接触部分)が薬液によって消毒される。この接触部分46A、75A、75Bの消毒時に、送気・送水コネクタ46は第2チャック76によって保持されているので、内視鏡16の位置がずれることはない。
【0025】
薬液消毒が終了すると、洗滌槽18内の薬液を排液する。そして、制御装置が図5に示したモータ98を駆動して、外筒80を図5の位置から図3の位置に90°回動する。これにより、第1チャック74の半円筒部材74A、74Bが捩じりスプリング84A、84Bの付勢力によって閉じるので、第1チャック74で送気・送水コネクタ46が再保持され、ノズル本体73にコネクタ46が再接続される。この再接続時において、内視鏡16は第2チャック76によって位置ずれが防止されていたので、ノズル本体73が送気・送水コネクタ46に確実に再接続される。
【0026】
この後に、噴射装置20、22、及び支持フレーム54の噴射口56、56…から水を噴射してすすぎを行うと共に、洗滌液供給用ノズル装置70から送気・送水コネクタ46を介して送気・送水チューブに水を供給し、送気・送水チューブを水洗滌する。このすすぎ工程で、内視鏡の外表面や送気・送水チューブに付着した薬液を洗い流す。
【0027】
すすぎが終了すると、内視鏡16を乾燥する。そして、乾燥後に上蓋14を開き、送気・送水コネクタ46を洗滌液供給用ノズル装置70の第1チャック74から引き抜いて、内視鏡16を内視鏡洗滌装置10から取り出し、次の使用時まで保管する。
このように、本実施の形態では、送気・送水コネクタ46と第1チャック74との接触部分を洗滌する際に、第1チャック74を送気・送水コネクタ46から離して接触部分を露出したので、汚染されている接触部分を洗滌することができる。
【0028】
なお、本実施の形態では、送気・送水チューブを洗滌する洗滌液供給用ノズル装置70についてのみ説明したが、吸引チューブを洗滌する洗滌液供給用ノズル装置も内視鏡洗滌装置10に設けられており、このノズル装置の構造も前記洗滌液供給用ノズル装置70と同一であるので、その説明を省略した。
また、本実施の形態では、第1チャック74を介して送気・送水コネクタ46をノズル本体73に接続する例について述べたが、送気・送水コネクタをノズル本体に嵌入させて直接接続する構造では、例えば図7、図8に示したノズル1を送気・送水コネクタ2、4に対して抜き差しできるように進退移動させる着脱機構を設ければ良い。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る内視鏡洗滌装置によれば、管路の洗滌時にノズルを管路のコネクタに接続することができると共に、ノズルとコネクタとの接触部分を洗滌する際にノズルをコネクタから離すことができる着脱機構を設けたので、汚染されている接触部分を洗滌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の内視鏡洗滌装置の外観図
【図2】図1の内視鏡洗滌装置の洗滌槽に内視鏡が収容された平面図
【図3】送気・送水チューブを洗滌中の洗滌液供給用ノズルの外観図
【図4】図3に示した洗滌液供給用ノズルの断面図
【図5】送気・送水コネクタとの接触部分を洗滌中の洗滌液供給用ノズルの外観図
【図6】図5に示した洗滌液供給用ノズルの断面図
【図7】洗滌液供給用ノズルと送気・送水コネクタとの従来の接続構造を示す断面図
【図8】洗滌液供給用ノズルと送気・送水コネクタとの他の接続構造を示す断面図
【符号の説明】
10…内視鏡洗滌装置
12…装置本体
16…内視鏡
18…洗滌槽
46…送気・送水コネクタ
70…洗滌液供給用ノズル装置
73…ノズル本体
74…第1チャック
76…第2チャック
78…内筒
80…外筒

Claims (1)

  1. 内視鏡内部に挿通形成される管路の一端のコネクタを、内視鏡洗滌装置の洗滌液供給用ノズルに接続して内視鏡の管路を洗滌する内視鏡洗滌装置において、
    前記ノズルには、前記内視鏡を保持及び保持解除可能な第1保持部材と第2保持部材とから成る着脱機構が設けられ、
    前記内視鏡の管路を洗滌する際に、前記第1保持部材は内視鏡の管路のコネクタを保持して該コネクタと前記ノズルとを接続すると共に、第2保持部材は内視鏡の保持が解除され、
    前記第1保持部材と前記管路のコネクタとの接触部分を洗滌する際に、前記第1保持部材は内視鏡の保持が解除されると共に第2保持部材は内視鏡を保持することを特徴とする内視鏡洗滌装置。
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