JP4012392B2 - 積層電圧計測装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電気自動車など、二次電池(バッテリー)により駆動する機器に搭載され、積層された二次電池(組電池)の電圧を計測する積層電圧計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、環境問題やエネルギー問題を解決する低公害車として、HEV(ハイブリッド エレクトリック ビークル)、PEV(ピュア エレクトリック ビークル)などの電気自動車が注目を集めている。この電気自動車は二次電池を搭載し、この二次電池の電力により電動機(モータ)を駆動することにより走行するようになっている。電気自動車は、電動機を駆動する高電圧回路と、音響機器やイルミネーション、電子制御装置(例えばECU;エレクトリック コントロール ユニット)などの各種電子機器を駆動する低電圧回路とを有している。この高電圧回路には電動機駆動用のインバータが搭載されており、インバータにより電動機を制御、駆動している。
【0003】
このような電気自動車の電池制御部において、二次電池の出力状態を把握して電動機に安定した電力供給を行うために、各電池ブロック毎の電池電圧を積層電圧計測手段にて正確に計測する必要がある。
【0004】
図4は従来の積層電圧計測装置の構成例を示す回路図である。図4において、積層電圧計測装置100は、組電池110を構成する電池ブロック111毎の出力端子111aを切換える複数のスイッチ手段120と、所定の電池電圧をコピーするためのコンデンサ130と、このコンデンサ130の電池電圧をオンオフするスイッチ手段140と、このスイッチ手段140を介して入力された蓄積電池電圧を差動増幅する差動増幅器150と、この差動増幅器150からの出力電圧をA/D変換するA/Dコンバータ160とを備えている。
【0005】
組電池110は複数の電池ブロック111が直列接続されて構成されている。一つの電池ブロック111(電池モジュール)毎の出力電圧差は例えばDC20V程度であり、直列に積層化された全電池ブロック111の出力電圧は最大値としてDC400Vにもなる。
【0006】
複数のスイッチ手段120はそれぞれ、複数の電池ブロック111の出力端子111a毎にそれぞれ接続されている。
【0007】
コンデンサ130は、複数のスイッチ手段120とスイッチ手段140との間に配設された一対の配線141a,141b間に両電極が接続されて設けられており、所定の両スイッチ手段120を介して印加された電池ブロック111毎の電池電圧を一旦蓄えるものである。
【0008】
スイッチ手段140はそれぞれ、差動増幅器150の両入力端子にそれぞれ接続されており、差動増幅器150とコンデンサ130とを接続または遮断するものである。なお、これらの複数のスイッチ手段120とスイッチ手段140とのオンオフ制御は、図示しないスイッチ制御手段(例えばマイクロコンピュータ)にて行われる。
【0009】
上記構成により、まず、第1番目の電池ブロック111の電池電圧をコンデンサ130に蓄積(コピー)するために、第1番目の電池ブロック111の両出力端子111aに接続された各スイッチ手段120をオンする。このとき、スイッチ手段140をオフしてコンデンサ130と差動増幅器150の入力端とを遮断状態とする。
【0010】
次に、全スイッチ手段120をオフしてコンデンサ130と全電池ブロック111を遮断した後に、スイッチ手段140をオンして、コンデンサ130に蓄えられた第1番目の電池ブロック111の電池電圧を差動増幅器150に入力させる。差動増幅器150において、例えば電池電圧DC20Vから入力電圧範囲の例えばDC5Vに差動増幅された電池電圧データは、A/Dコンバータ160によりA/D変換される。A/D変換された電池電圧データは、図示しない後段の例えばマイクロコンピュータによって読み取られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の積層電圧計測装置100では、電圧計測時に、所定の電池ブロック111の電池電圧をコンデンサ130にコピーして全スイッチ手段120をオフした状態で、スイッチ手段140をオンすれば、オフしている複数のスイッチ手段120に最大DC400V程度の電圧が印加されることになる。よって、複数のスイッチ手段120はDC400V以上の耐圧を必要とする。したがって、複数のスイッチ手段120として、サイズが大きく高価な高耐電圧スイッチが、少なくとも電池ブロック111の出力端子の数だけ必要となる。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、スイッチ手段の耐圧を下げることにより小型で安価なスイッチ手段を用いることができる積層電圧計測装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の積層電圧計測装置は、複数の電池ブロックからなる組電池の該電池ブロック毎の両出力端子を選択的に切換えて一対の配線に接続するために、該電池ブロック毎の両出力端子にそれぞれ接続された複数の第1スイッチ手段と、該第1スイッチ手段により選択された前記電池ブロックの電池電圧を蓄積するために、前記一対の配線に各電極がそれぞれ接続された容量手段と、該容量手段に蓄積された電池電圧を電圧検出手段に入力するために、前記一対の配線にそれぞれ設けられた第3スイッチ手段と、を備え、前記第1スイッチ手段を切り替えることにより前記電池ブロック毎の電池電圧を順次計測可能とする積層電圧計測装置において、該第1スイッチ手段と同期して制御される第2スイッチ手段が、前記第1スイッチ手段と前記容量手段との間に直列に設けられ、前記第2スイッチ手段は、前記一対の配線にそれぞれ設けられ、該第2スイッチ手段の一方は、前記容量手段の一方電極が接続された、前記一対の配線のうちの一方配線にそれぞれが並列接続された前記各第1スイッチ手段と直列接続され、該第2スイッチ手段の他方は、前記容量手段の他方電極が接続された他方配線にそれぞれが並列接続された前記各第1スイッチ手段と直列接続され、前記第1スイッチ手段のそれぞれの寄生容量Caと前記各第2スイッチ手段のそれぞれの寄生容量Cbとが、前記第1スイッチ手段のそれぞれおよび前記第2スイッチ手段のそれぞれと並列接続状態であって、かつ、Ca=CbまたはCb<Caであることを特徴とし、そのことにより上記目的が達成される。
【0014】
この構成により、複数の第1スイッチ手段と第2スイッチ手段との直列回路を設けたので、オフ時の第1スイッチ手段に印加される最大DC400V程度の電圧は、オフしている第1スイッチ手段と第2スイッチ手段との寄生容量にて分圧された電圧として第1スイッチ手段および第2スイッチ手段に印加されることになって、複数の第1スイッチ手段に印加される電圧を下げることが可能となる。よって、複数の第1スイッチ手段および第2スイッチ手段として耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることが可能となる。具体的には、第1スイッチ手段の耐圧として、従来はDC400V以上必要であったが、第1スイッチ手段と第2スイッチ手段の寄生容量を一致させれば、耐圧としてDC200V程度にすることが可能である。また更に第1スイッチ手段および第2スイッチ手段の寄生容量の操作により、第1スイッチ手段の耐圧を下げ、従来のICプロセスにて構成(IC化)可能となる。
【0016】
この構成により、第1スイッチ手段と第2スイッチ手段との直列回路を設けたので、電圧計測時に、所定の電池ブロックの電池電圧を容量手段にコピーした後に全第1スイッチ手段と第2スイッチ手段とをオフした状態で、第3スイッチ手段をオンすると、組電池の最大例えばDC400V程度の電圧は、オフしている第1スイッチ手段と第2スイッチ手段の寄生容量にて分圧された電圧として第1スイッチ手段および第2スイッチ手段に印加されることになって、複数の第1スイッチ手段および第2スイッチ手段に印加される電圧を下げることが可能となる。よって、複数の第1スイッチ手段および第2スイッチ手段として耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることが可能となる。具体的には、第1スイッチ手段の耐圧として、従来は例えばDC400V以上必要であったが、第1スイッチ手段と第2スイッチ手段の寄生容量を一致させれば、耐圧としてDC200V程度にすることが可能となる。
【0017】
さらに、好ましくは、本発明の積層電圧計測装置における第3スイッチ手段は、直列接続された複数のスイッチ手段で構成されていてもよい。
【0018】
この構成により、第3スイッチ手段が、直列接続された複数のスイッチ手段で構成されていれば、第3スイッチ手段がオフで、所定の第1スイッチ手段および、これに直列接続された第2スイッチ手段をオンして所定の電池ブロックの電池電圧を容量手段に蓄積する場合に、組電池の最大DC400V程度の電圧は、直列接続された複数のスイッチ手段の寄生容量にて分圧された電圧として各スイッチ手段に印加されることになって、複数の第3スイッチ手段に印加される電圧を下げることが可能となる。よって、第3スイッチ手段として耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることが可能となる。また、従来のICプロセスにて第3スイッチ手段を含めて構成することも可能となる。
【0019】
さらに、好ましくは、本発明の積層電圧計測装置における第2スイッチ手段は、1つのスイッチ手段であってもよいが、並列接続された2つ以上のスイッチ手段であってもよい。
【0020】
この構成により、第1スイッチ手段としてより耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることが可能となる。具体的には、第1スイッチ手段と直列接続された第2スイッチ手段を2組構成することによりその耐圧は約200V、4組構成することによりその耐圧は約100Vにすることが可能となる。第1スイッチ手段の耐圧を更に下げることにより、既存の半導体スイッチを用いることも可能になると共に、従来のICプロセスにて第1スイッチ手段を容易に構成(IC化)することも可能となる。
【0021】
前述のように、本発明の積層電圧計測装置は、一対の配線にそれぞれ並列接続された複数の第1スイッチ手段の寄生容量Caと第2スイッチ手段の寄生容量Cbにおいて、Ca=CbまたはCb<Caとされる。
【0022】
この構成により、各スイッチ群の寄生容量をCb<Caとすれば、第2スイッチ手段に比べて大幅に数が多い第1スイッチ手段に印加される電圧をより軽減することができ、より多くのスイッチ手段に対してスイッチ手段の耐圧を下げることができる。
【0023】
さらに、好ましくは、本発明の積層電圧計測装置は、前記一対の配線の一方配線および他方配線にそれぞれ接続されたいずれか1つの前記第1スイッチ手段と、該第1スイッチ手段のそれぞれと直列接続された前記第2スイッチ手段との間の各配線にそれぞれ設けられ、所定の電池ブロックの出力端子から順方向に接続する過電圧防止手段を有している。
【0024】
この構成により、スイッチ手段直列接続間の一対の配線には、所定の電池ブロックの出力端子電圧が印加されるので、過電圧防止手段の電圧クランプ機能によってスイッチ手段の耐圧オーバーを防止することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる積層電圧計測装置を電気自動車の駆動用電気回路に適応させた場合の実施形態について説明した後に、本発明の特長部分である電圧計測手段について詳細に説明する。
【0026】
図1は本発明の一実施形態における電気自動車の駆動用電気回路の概略構成を示すブロック図である。図1において、電気自動車の駆動用電気回路1は、電力供給源としての組電池2と、組電池2の状態(例えば電池残存容量SOCなど)を把握して出力制御をする電池ECU(電池エレクトリック・コントロール・ユニット)3と、車両各部を制御する車両ECU(車両エレクトリック・コントロール・ユニット)4と、組電池2からの電池電圧を所定の3相高電圧に変換するインバータ5と、インバータ5からの例えば3相高電圧電力により車軸(図示せず)を回転駆動させる電動機(モータ)6とを有している。
【0027】
組電池2は主電池やメインバッテリーなどと呼ばれ、複数の電池ブロック21(複数のセル電池で構成)が直列に接続されて構成されており、この電池ブロック21は1ブロック当たり例えばDC20Vの出力電圧を有している。複数の電池ブロック21全体では最大DC400V程度の出力電圧を有している。
【0028】
電池ECU3は、電圧計測手段31と、温度計測手段32と、電流計測手段33と、残存容量演算手段34と、入力/出力許容電力演算手段35と、通信手段36とを有している。
【0029】
電圧計測手段31は、組電池2の各電池ブロック21のそれぞれの電池電圧を計測するものである。
【0030】
温度計測手段32は、組電池2の複数適所に温度センサ321が取り付けられ、温度センサ321からのセンサ出力に応じて組電池2の発熱による各適所の電池温度を計測するようにしている。
【0031】
電流計測手段33は、組電池2とインバータ5の閉回路に流れる電池電流を、磁気補償型(またはシャント抵抗型など)にて検出するようにしている。
【0032】
残存容量演算手段34は、各電池ブロック21単位の計測電池電圧値と、電流計測手段33による計測電流値と、温度計測手段32による計測電池温度値とに応じて、各電池ブロック21毎の残存容量SOCを検出するようになっている。
【0033】
入力/出力許容電力演算手段35は、各電池ブロック21毎の計測電池電圧と、計測電池温度と、残存容量SOCとが入力され、例えば車両側から見た場合に、どれくらいの電力パワーが今現在において出力できるかを示す出力許容電力、また、どれくらいの電力パワーが今現在において回生されているのかを示す入力許容電力を演算するようになっている。
【0034】
通信手段36は、入力/出力許容電力を車両ECU4に送信するようになっている。
【0035】
車両ECU4は、例えばイグニッションキーIGがオンされたことを検出して、スイッチ41,42をオンすることにより、組電池2からの電池電力がインバータ5に入力されるようになっている。また、車両ECU4は、入力/出力許容電力演算手段37からの入力/出力許容電力値によって例えば計測電池温度が異常に高い場合など所定電池温度(例えば摂氏60度)以下になるようにインバータ5の出力を抑えるようになっている。
【0036】
ここで、以下、本発明の特長部分である電圧計測手段31について詳細に説明する。
【0037】
図2は、図1の組電池2および電圧計測手段31の構成例を示す回路図である。なお、図2は、最大DC400Vの出力電圧を有する組電池2をDC200Vの出力電圧の中間点(出力端子)で上側と下側の回路構成に、電圧計測のタイミングから2分割した場合を示しており、ここでは、上側の回路構成についてのみ説明する。
【0038】
図2において、積層電圧計測装置を構成する電圧計測手段31は、組電池2を構成する電池ブロック21毎の出力端子21aを切換える複数の第1スイッチ手段としてのスイッチ手段311と、スイッチ手段311に対する直列接続用の第2スイッチ手段としてのスイッチ手段312と、電池ブロック21毎の電池電圧コピー用の容量手段としてのコンデンサ313と、このコンデンサ313の電池電圧をオンオフする第3スイッチ手段としてのスイッチ手段314とを有している。
【0039】
また、電圧計測手段31は、スイッチ手段314を介して入力されたコンデンサ313の電池電圧(電位差として例えばDC20V)を、A/Dコンバータ316のダイナミックレンジのDC5Vに差動増幅するゲイン調整手段としての差動増幅器315と、この差動増幅器315からの出力電圧をA/D変換するA/Dコンバータ316とを有している。このA/Dコンバータ316で電圧計測して得たデジタルデータは、図示しないマイクロコンピュータなどで読み取られるようになっている。
【0040】
さらに、電圧計測手段31は電圧オーバー防止用の過電圧防止手段としての整流手段であるダイオード318a,318bを有し、ダイオード318a,318bは、複数のスイッチ手段311とスイッチ手段312との間の一対の配線317a,317bに対してそれぞれ、所定の電池ブロック21の両出力端子21aから順方向にそれぞれ接続されている。
【0041】
複数のスイッチ手段311は、その一方端がそれぞれ、複数の電池ブロック21の出力端子21a毎に接続されており、その他方端がそれぞれ、電池ブロック21毎に一対の配線317a,317bに接続されている。
【0042】
一方のスイッチ手段312は、配線317aに並列接続された複数のスイッチ手段311と直列接続されている。また同様に、他方のスイッチ手段312は、配線317bに並列接続された複数のスイッチ手段311と直列接続されている。このように、並列接続された複数のスイッチ手段311とスイッチ手段312とを直列に接続することによって、電圧計測時に、組電池の電圧最大DC400V程度の電圧を、並列接続された複数のスイッチ手段311の寄生容量Caとスイッチ手段312の寄生容量Cbとの比で分圧した印加電圧とすることができる。例えばCa=Cbであれば、コンデンサ313に蓄えられた最大DC400V程度の電圧を2分圧してDC200V程度の印加電圧とすることができる。
【0043】
コンデンサ313は、電池ブロック21毎の両出力端子21aから所定の両スイッチ手段311およびスイッチ手段312を介して印加された電池電圧を一旦蓄えるものである。
【0044】
スイッチ手段314の両出力側がそれぞれ、差動増幅器315の両入力端子にそれぞれ接続されており、差動増幅器315の両入力端子とコンデンサ313の両電極とを接続または遮断するものである。これらの複数のスイッチ手段311,312,314のオンオフ制御は、図示しないスイッチ制御手段(例えばマイクロコンピュータ)にて行われる。
【0045】
上記構成により、以下、その動作を説明する。イグニションスイッチIGがオンされて車両ECU4が駆動し、組電池2の出力両端側にあるスイッチ41,42がオンすることにより、組電池2からの電力がインバータ5に供給される。インバータ5は、組電池2からの電力を三相の高電圧に変換して電動機6に供給し、電動機6による車軸の駆動によって電気自動車は走行する。
【0046】
このとき、各電池ブロック21毎の出力電池電圧を計測する際に、まず、第1番目の電池ブロック21の電池電圧をコンデンサ313に蓄積(コピー)するために、第1番目の電池ブロック21の両出力端子21aに接続された各スイッチ手段311およびスイッチ手段312をオン(他のスイッチ手段311は全てオフ)する。このとき、スイッチ手段314をオフすると共に、コンデンサ313の両電極と差動増幅器315の両入力端子とを遮断状態とする。
【0047】
次に、全スイッチ手段311をオフしてコンデンサ313と全電池ブロック21とを遮断した後に、スイッチ手段314をオンして、コンデンサ313に蓄えられた第1番目の電池ブロック21の電池電圧を差動増幅器315に入力させる。差動増幅器315で差動増幅(ゲイン調整または電圧調整)された電池電圧は、A/Dコンバータ316によりA/D変換される。A/D変換された検出電池電圧データは、図示しない制御手段(例えばマイクロコンピュータ)にて読み取られる。
【0048】
この電圧計測時に、所定の電池ブロック21の電池電圧をコンデンサ313にコピーし、全スイッチ手段311とスイッチ手段312とをオフした後に、スイッチ手段314をオンして、コンデンサ313に蓄えられた電圧を読み取る際に、並列接続された複数のスイッチ手段311の寄生容量Caとスイッチ手段312の寄生容量Cbとが同等であれば、その電圧を2分圧した電圧がそれぞれスイッチ手段311とスイッチ手段312とにそれぞれ印加される。
【0049】
即ち、電圧計測手段31に対して、スイッチ手段312のスイッチb群(本実施形態では1つ)をそれぞれ、並列接続された各複数のスイッチ手段311(スイッチa群が2つ)にそれぞれ直列接続することにより、従来は、最大DC400Vをスイッチ手段311のスイッチa群で直に受けていたものを、スイッチa群とスイッチb群とで印加電圧の分配が可能である。その分配(分圧)の比率は、スイッチa群の寄生容量Caとスイッチb群の寄生容量Cbおよび電圧計測手段31を細分化することにより自由に設定することができる。本実施形態では、印加電圧の分配の説明を簡略化するために電圧計測手段31を2分化して示している。
【0050】
オフ時のスイッチa群の電圧をVca、オフ時のスイッチb群の電圧をVcbとすれば、それぞれのスイッチ群に分圧印加される電圧Vca,Vcbは、図3に示すように、両端にDC400Vが印加されたスイッチa群の寄生容量Caとスイッチb群の寄生容量Cbの直列回路であることから、
Vca=400×{Cb/(Ca+Cb)}
Vcb=400×{Ca/(Ca+Cb)}
で表すことができる。したがって、それぞれのスイッチ群の寄生容量をCb<Caとすれば、スイッチb群(スイッチ手段312)に比べて大幅に数が多いスイッチa群(並列接続された複数のスイッチ手段311)に印加される電圧を軽減することができ、より多くのスイッチ手段に対してスイッチ手段の耐圧を下げることができる。また、並列接続された複数のスイッチ手段311の寄生容量Caと、スイッチ手段312の寄生容量Cbとを同等に調整すれば、複数のスイッチ手段311およびスイッチ手段312の耐圧は、前述の通り、DC400Vの半分のDC200Vとなる。
【0051】
以上により、本実施形態によれば、並列接続された複数のスイッチ手段311とスイッチ手段312との直列回路を設けたため、オフ時のスイッチ手段311,312に印加される最大DC400V程度の電圧は、オフしているスイッチ手段311とスイッチ手段312との各寄生容量により分圧された電圧としてスイッチ手段311,312に印加されることになって、並列接続された複数のスイッチ手段311とスイッチ手段312に印加される電圧を下げることができる。したがって、並列接続された複数のスイッチ手段311およびスイッチ手段312として耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることができる。
【0052】
また、スイッチ手段311およびスイッチ手段312の耐圧として、従来はDC400V以上必要であったものを、スイッチ手段311とスイッチ手段312の各寄生容量を一致させれば、耐圧としてDC200V以上とすることができる。このように、スイッチ手段311およびスイッチ手段312に印加される電圧を下げることによって、スイッチ手段311およびスイッチ手段312として耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることができるものである。
【0053】
また更に、スイッチ手段311およびスイッチ手段312の寄生容量の操作により、スイッチ手段311の耐圧を下げ、従来のICプロセスにて構成(IC化)可能となる。
【0054】
さらに、組電池2の中間電位DC200Vの出力端子21aが整流手段としてのダイオード318a,318bをそれぞれ介してスイッチ手段311とスイッチ手段312間の一対の配線317a,317bにそれぞれ接続することにより、耐圧オーバーを防止するクランプ機能(DC200V以上にはならない)を働かせることができるものである。
【0055】
なお、本実施形態では、本発明の積層電圧計測装置を電気自動車に適用した場合について説明したが、これに限らず、複数の電池ブロック21からなる組電池2の電力を用いて駆動する機器であれば、本発明の積層電圧計測装置を適用することができる。この場合にも、本実施形態の作用効果と同様の作用効果を奏することができるものである。
【0056】
また、本実施形態では、積層電圧計測手段31において、スイッチ手段312は、複数のスイッチ手段311に直列接続された1つのスイッチ手段で構成したが、これに限らず、スイッチ手段312は、複数のスイッチ手段311に直列接続された、2以上のスイッチ手段の直列回路で構成してもよい。この場合、スイッチ手段311と、直列接続された例えば4つ〜9つのスイッチ手段(上記実施形態では1つのスイッチ手段312)とを直列接続することにより、最大DC400Vの電圧が5分割〜10分割されて、各スイッチ手段間に印加されることになる。この印加電圧は、DC40V〜80V程度となる。よって、スイッチ手段311およびスイッチ手段312の耐圧がDC40V〜80V程度であれば、スイッチ手段311およびスイッチ手段312として、既存の半導体スイッチを用いることもできると共に、従来のICプロセスにてスイッチ手段311およびスイッチ手段312を含めて容易にIC化することもできる。
【0057】
さらに、本実施形態では、積層電圧計測手段31において、スイッチ手段314は1つのスイッチ手段で構成したが、2以上のスイッチ手段を直列接続して構成することもできる。この場合、スイッチ手段314がオフで、所定のスイッチ手段311および、これに直列接続されたスイッチ手段312をオンにして所定の電池ブロック21の電池電圧をコンデンサ313に蓄積する際に、組電池の電圧最大DC400V程度の電圧は、直列接続された複数のスイッチ手段(上記実施形態では1つのスイッチ手段314)の寄生容量にて分割された電圧として各スイッチ手段に印加されることになって、複数のスイッチ手段に印加される電圧を下げることができる。よって、スイッチ手段314として数は増えるが、耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることができる。また、この場合にも、従来のICプロセスにて複数のスイッチ手段(上記実施形態では1つのスイッチ手段314)を含めて構成することもできる。
【0058】
さらに、本実施形態では、最大DC400Vの出力電圧を有する組電池2をDC200Vの出力電圧の中間点の出力端子21aで上側と下側の回路構成に2分割する場合について説明したが、これに限らず、上側、中央、下側の回路構成に3分割してもよく、それ以上のN(Nは3以上の自然数)分割でもよい。何れの分割の場合にも、本発明の直列スイッチ回路による分圧効果を奏するものであり、それに用いるスイッチ手段の耐圧を下げることができるものである。また、上側と下側の回路構成に2分割した本実施形態では、コンデンサ313、スイッチ手段314、差動増幅器315およびA/Dコンバータ316よりなる電圧計測用回路が2つ設けられたが、上側、中央、下側の回路構成に3分割する場合には、上記電圧計測用回路が3つ設けられ、したがって、N分割する場合には、上記電圧計測用回路がN個設けられる。このとき、スイッチ手段311に直列に接続するスイッチ手段312は、N分割した全ての回路に設けてもよいが、印加電圧の低い分割回路には設けなくともよい。
【0059】
さらに、本実施形態では、図2の上側の回路構成についてのみ説明したが、下側の回路構成についても上側の回路構成と同様の作用効果を奏するものである。つまり、下側の回路構成においても、電圧計測手段31は電圧オーバー防止用の過電圧防止手段としての整流手段であるダイオード319a,319bを有し、ダイオード319a,319bは、複数のスイッチ手段311とスイッチ手段320との間の一対の配線321a,321bに対してそれぞれ、所定の電池ブロック21の両出力端子21aから順方向にそれぞれ接続されている。下側の回路構成において、組電池の電圧最大DC−400V程度の電圧を2分圧したDC200V程度の電圧が印加され得る。よって、過電圧防止手段のダイオード319a,319b(又は318a,318b)は、2分割された回路のそれぞれの一番下の電池ブロック21(一番下の出力端子21a)を基準にしている。
【0060】
なお、本発明の積層電圧計測装置としては電圧計測手段31と組電池2を含んでいてもよいし、組電池2を含まずに電圧計測手段31で構成されていてもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上により、請求項1,2によれば、並列接続された複数の第1スイッチ手段と、第2スイッチ手段との直列回路を設けたため、オフ時の第1スイッチ手段に印加される最大DC400V程度の電圧は、オフしている第1スイッチ手段と第2スイッチ手段との各寄生容量にて分圧された電圧として第1スイッチ手段および第2スイッチ手段に印加されることになって、第1スイッチ手段および第2スイッチ手段に印加される電圧を下げることができる。したがって、第1スイッチ手段および第2スイッチ手段として耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることができる。
【0062】
また、請求項3によれば、第1スイッチ手段と第2スイッチ手段との直列回路を設けたため、電圧計測時に、所定の電池ブロックの電池電圧を容量手段にコピーした後に全第1スイッチ手段と第2スイッチ手段とをオフした状態で、第3スイッチ手段をオンすると、組電池の電圧最大DC400V程度の電圧は、オフしている第1スイッチ手段と第2スイッチ手段の寄生容量にて分圧された電圧として第1スイッチ手段および第2スイッチ手段に印加され、複数の第1スイッチ手段および第2スイッチ手段に印加される電圧を下げることができる。したがって、第1スイッチ手段および第2スイッチ手段として耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることができる。
【0063】
さらに、請求項4によれば、第3スイッチ手段も、直列接続された複数のスイッチ手段で構成すれば、第3スイッチ手段がオフで、所定の第1スイッチ手段および、これに直列接続された第2スイッチ手段をオンして所定の電池ブロックの電池電圧を容量手段に蓄積する場合に、組電池の電圧最大DC400V程度の電圧は、直列接続された複数のスイッチ手段(第3スイッチ手段)の寄生容量にて分圧された電圧として各スイッチ手段に印加され、第3スイッチ手段の各スイッチ手段に印加される電圧を下げることができる。したがって、第3スイッチ手段として耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることができる。
【0064】
さらに、請求項5によれば、第2スイッチ手段として複数のスイッチ手段を直列接続すると、直列接続されたスイッチ手段の各寄生容量で分圧された容量手段の電圧が、各スイッチ手段に印加され、第1スイッチ手段および第2スイッチ手段としてより耐圧の小さい小型で安価なスイッチ手段を用いることができる。
【0065】
さらに、請求項6によれば、各スイッチ群の寄生容量をCb<Caとすれば、第2スイッチ手段に比べて大幅に数が多い第1スイッチ手段に印加される電圧をより軽減することができ、より多くの第1スイッチ手段に対してスイッチ手段の耐圧を下げることができる。
【0066】
さらに、請求項7によれば、スイッチ手段直列接続間の一対の配線には、所定の電池ブロックの出力端子電圧が印加されるため、整流手段の電圧クランプ機能によってスイッチ手段の耐圧オーバーを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における電気自動車の駆動用電気回路の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の組電池および電圧計測手段の構成例を示す回路図である。
【図3】各スイッチ手段を直列接続した場合の各スイッチ手段毎に印加される分圧に関する説明図である。
【図4】従来の積層電圧計測装置の構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 電気自動車の駆動用電気回路
2 組電池
21 電池ブロック
21a 電池出力端子
3 電池ECU
31 電圧計測手段
311,312,314,320 スイッチ手段
313 コンデンサ(容量手段)
315 差動増幅器
316 A/Dコンバータ
317a,317b,321a,321b 配線
318a,318b,319a,319b ダイオード(過電流防止手段)
Claims (4)
- 複数の電池ブロックからなる組電池の該電池ブロック毎の両出力端子を選択的に切換えて一対の配線に接続するために、該電池ブロック毎の両出力端子にそれぞれ接続された複数の第1スイッチ手段と、
該第1スイッチ手段により選択された前記電池ブロックの電池電圧を蓄積するために、前記一対の配線に各電極がそれぞれ接続された容量手段と、
該容量手段に蓄積された電池電圧を電圧検出手段に入力するために、前記一対の配線にそれぞれ設けられた第3スイッチ手段と、を備え、前記第1スイッチ手段を切り替えることにより前記電池ブロック毎の電池電圧を順次計測可能とする積層電圧計測装置において、
該第1スイッチ手段と同期して制御される第2スイッチ手段が、前記第1スイッチ手段と前記容量手段との間に直列に設けられ、
前記第2スイッチ手段は、前記一対の配線にそれぞれ設けられ、該第2スイッチ手段の一方は、前記容量手段の一方電極が接続された、前記一対の配線のうちの一方配線にそれぞれが並列接続された前記各第1スイッチ手段と直列接続され、該第2スイッチ手段の他方は、前記容量手段の他方電極が接続された他方配線にそれぞれが並列接続された前記各第1スイッチ手段と直列接続され、
前記第1スイッチ手段のそれぞれの寄生容量Caと前記各第2スイッチ手段のそれぞれの寄生容量Cbとが、前記第1スイッチ手段のそれぞれおよび前記第2スイッチ手段のそれぞれと並列接続状態であって、かつ、Ca=CbまたはCb<Caであることを特徴とする積層電圧計測装置。 - 前記第3スイッチ手段は、直列接続された複数のスイッチ手段で構成されている請求項1記載の積層電圧計測装置。
- 前記第2スイッチ手段は、直列接続された複数のスイッチ手段で構成されている請求項1または2の何れかに記載の積層電圧計測装置。
- 前記一対の配線の一方配線および他方配線にそれぞれ接続されたいずれか1つの前記第1スイッチ手段と、該第1スイッチ手段のそれぞれと直列接続された前記第2スイッチ手段との間の各配線にそれぞれ設けられ、所定の電池ブロックの出力端子から順方向に接続する過電圧防止手段を有した請求項1〜3の何れかに記載の積層電圧計測装置。
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