JP4012227B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルタ部材が回動することで、このフィルタ部材に付着した塵埃を除去する電気掃除機に関するものである。
従来から、電動送風機による吸込負圧によって吸い込まれた塵埃を蓄積する集塵部と、この集塵部の下流側に配置されたフィルタ部材と、このフィルタ部材に当接して付着した塵埃を除去する除塵手段とを備えた電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この電気掃除機では、除塵手段が移動することでフィルタ部材に当接し、このフィルタ部材を振動させたり衝撃を与えたりして付着した塵埃を除去している。
一方、除塵手段をフィルタ部材に接触した状態で固定すると共に、フィルタ部材を移動させることでこのフィルタ部材に付着した塵埃を除去する電気掃除機も考えられている。
特開2005−58641
ところで、上述のフィルタ部材が移動して除塵する電気掃除機では、このフィルタ部材を円滑に移動させるために、フィルタ部材が配置されたフィルタ室とフィルタ部材との間に生じる摩擦抵抗を低減させる必要があった。
そのため、吸込負圧が作用している際に、このフィルタ室とフィルタ部材との間の気密性を十分に確保することができなくなり、細塵の漏れや空気の逆流等が生じるおそれがあった。
一方、フィルタ室とフィルタ部材との間の気密性を十分に高めてしまうと、フィルタ室とフィルタ部材との間に生じる摩擦抵抗も大きくなり、フィルタ部材を円滑に移動させることができなくなる問題が生じていた。
そこでこの発明は、吸込負圧作用時に十分な気密性を確保することができると共に、フィルタ部材の移動を阻害することなく且つ細塵の漏れを防止することができる電気掃除機を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、この発明は、電動送風機による吸込負圧で吸い込まれた塵埃を集塵する集塵部と、該集塵部の下流側に形成されたフィルタ室と、該フィルタ室内に回転自在に設けられたフィルタ部材と、該フィルタ部材の回転によってこのフィルタ部材に付着した塵埃を落とす除塵手段とを備えた電気掃除機であって、前記フィルタ室の周面には、吸込負圧作用時に前記フィルタ部材の周面に気密に当接する第一の環状シール部と、該第一の環状シール部の下流側に位置して吸込負圧作用時に前記フィルタ部材の周面に気密に当接する第二の環状シール部とが設けられ、前記フィルタ部材の周面には、前記第一の環状シール部と前記第二の環状シール部との間に位置すると共に、前記フィルタ室の周面に当接する起毛状の起毛シール部が設けられたことを特徴としている。
本発明の電気掃除機によれば、第一、第二の環状シール部によって、吸込負圧作用時にフィルタ室とフィルタ部材との間の気密性を十分に確保することができ、細塵の漏れや空気の逆流等を防止することができる。
また、フィルタ部材の回動移動を阻害することがないように、吸込負圧が作用していないときの第一、第二の環状シール部の当接力を抑制しても、起毛シール部によって細塵の漏れを確実に防止することができる。
さらに、この起毛シール部は、フィルタ室の周面との接触抵抗が小さいので、細塵がもれないようにフィルタ室の周面に十分に当接することが可能となる。
これにより、フィルタ部材の移動を阻害せずに、細塵の漏れを確実に防止することができる。
以下、この発明に係る電気掃除機の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
[構 成]
図1に示す電気掃除機10は、掃除機本体11と、この掃除機本体11の接続口11Aに一端が着脱自在に接続されその他端には手元操作管13が設けられている集塵ホース12と、手元操作管13に着脱自在に接続した延長管14と、延長管14の先端部に着脱自在に接続された吸込口体15とを備えている。手元操作管13には操作部13Aが設けられており、この操作部13Aには複数の操作スイッチ13aが設けられている。
吸込口体15には、その底面に塵埃を吸引する図示しない吸込開口(塵埃吸込口)を形成した吸込室(図示せず)が形成されており、この吸込室は延長管14及び集塵ホース12を介して掃除機本体11内に設けた集塵ユニット50(図6参照)の吸込接続口57aに連通している。
掃除機本体11は、本体ケース20と、本体ケース20内に装着された集塵ユニット(集塵部)50(図6参照)と、後述する電動送風機24とを備えている。
本体ケース20の前側には、図2〜図5に示すように、上方に開口した集塵ユニット室22が形成されており、この集塵ユニット室22には集塵ユニット50が着脱自在に装着されるようになっている。
なお、集塵ユニット50を集塵ユニット室22内に装着すると、図示しない係止手段によって係止され、集塵ユニット50と本体ケース20とが固定される。
そして、本体ケース20の前端部には、集塵ユニット50の後述する集塵部ユニット410と本体ケース20との係止を解除するレバーKが設けられ、集塵ユニット室22の内側には、集塵ユニット50の後述する塵埃分離ユニット400と本体ケース20との係止を解除する図示しないレバーが設けられている。
集塵ユニット室22の上部には開口23が形成され(図3参照)、この開口23は図2に示すように蓋ケース21A、21Bによって開閉自在に閉鎖されている。
また、本体ケース20の後側には電動送風機24が設けられている。そして、この電動送風機24の前側(図2において右側)に前面開口25Bを有する円筒状の接続風路部25が形成されており、この接続風路部25の内側には格子部材25Kが配置されている。なお、前面開口25Bにはシール部材27が装着されている。
また、接続風路部25の後壁25Aには接続開口25bが形成されており、この接続開口25bと電動送風機24の吸込開口24Aとが連通している。
さらに、集塵ユニット室22には、図3〜図5に示すように、駆動ギアGaと、この駆動ギアGaを回転させるモータMとが設けられている。
集塵ユニット50は、図6〜図8に示すように、塵埃分離ユニット400と、集塵部ユニット410とを備えている。
塵埃分離ユニット400は、塵埃分離部52と、この塵埃分離部52の下流側に一体に形成されたフィルタ部80と、このフィルタ部80の上に設けた蓋ケース21Aとから構成されている。
なお、ここで「下流側」とは、電動送風機24による吸込負圧が作用しているときに、掃除機本体11内を流れる空気の下流側のことであり、すなわち電動送風機24側である(以下同じ)。
塵埃分離部52は、外周壁53によって円筒状に形成された分離室部54と、この分離室部54内に分離室部54の軸線に沿って設けられたほぼ円錐形状の塵埃分離手段55と、分離室部54の右側壁54A(図9参照)の外側に設けた吸引風路部56と、吸込接続口57a(図6参照)から分離室部54へ空気を案内する案内風路管57とを有している。吸込接続口57aは、塵埃分離ユニット400が掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着されると、掃除機本体11の接続口11Aに連通されるようになっている。
分離室部54の外周壁53の上部には、図7に示すように、空気から分離された塵埃を集塵部70へ排出する導入開口(排出口)53Aと、排出開口84K(図10参照)から排出された塵埃を分離室部54へ導入する導入孔153Bとが形成されている。
また、分離室部54の右側壁54Aには、図9及び図10に示すように、円形の開口154Aと扇状の開口154Bとが形成され、開口154Aには塵埃分離手段55が取り付けられており、開口154BにはネットフィルタNF2が取り付けられている。また、右側壁54Aには接続開口54Aaが形成され、この接続開口54Aaには案内風路管57が接続されており、分離室部54と案内風路管57とが連通している。
分離室部54の左側面(図7において)は開口されており、この開口54Ba(図9参照)には蓋58(図8参照)が着脱自在に装着されている。
塵埃分離手段55は、図10に示すように、円板55aと、リング枠55bと、円板55aとリング枠55bとを連結した複数の連結枠55cと、連結枠55cの周囲に貼り付けたネットフィルタNF1とから構成されている。
そして、吸引風路部56は、右側壁54Aの開口154A及びネットフィルタNF1を介して分離室部54内に連通すると共に、右側壁54Aの開口154BのネットフィルタNF2を介して分離室部54内に連通している(図9参照)。
さらに、この吸引風路部56は、後述するフィルタ部80の収納ケース81内に連通していると共に、その右側壁部156(図7参照)に形成した接続開口56Aを介して後述する集塵ケース部74の集塵室73に連通している。
案内風路管57は、分離室部54の接続開口54Aaから分離室部54内へ導入される空気を図9及び図10の矢印に示すように反時計回りに回転させるようになっている。
そして、集塵部ユニット410は、塵埃分離部52とフィルタ部80との間に着脱自在に取り付けられ、集塵部70と、この集塵部70の上に設けられた蓋ケース21Bとから構成されている。
集塵部70は、図11及び図12に示すように、左右方向に沿ってほぼ水平に延びた連通路71(図7参照)を形成した連通ケース部72と、この連通ケース部72の右端部に連通してほぼ鉛直下方向に延びると共に塵埃を蓄積する集塵室73(図7参照)を形成した集塵ケース部74とを有している。
連通ケース部72の左端部近傍の下面には開口72Aが形成され、この開口72Aは図7に示すように塵埃分離部52の導入開口53Aに接続されている。これにより、連通ケース部72は、この導入開口53Aに接続し、且つ、ほぼ水平方向に延びることとなる。
また、集塵ケース部74の上下方向に延びる一側面である左側壁部74Aには、接続開口75が形成されており、この接続開口75にはネットフィルタNF3が取り付けられ閉成されている(図13参照)。
このネットフィルタNF3の外側であって、ネットフィルタNF3から所定距離離間した位置には、図12に示すように、カバー板170が取り付けられている。なお、このカバー板170は左側壁部74Aの外側に固定されている。
そして、このカバー板170の下部には開口170Aが形成され、ネットフィルタNF3の上部が所定距離離間した位置からカバー板170によって覆われている(図7参照)。
カバー板170の開口170Aは、図7に示すように吸引風路部56の接続開口56Aに接続されている。
ここで、集塵ケース部74は、右側面が開口したケース部174(図13参照)と、このケース部174の右側面の開口76に開閉自在に取り付けられた蓋体77(図14参照)とに2分割された状態となっている。
ケース部174は、図13に示すように、ネットフィルタNF3が取り付けられた左側壁部74Aと、この左側壁部74Aの周囲を取り囲むと共に連通ケース部72と一体になった周壁部74Bとを有している。
また、蓋体77は、図14に示すように、底壁部77Aと、この底壁部77Aの前後端からそれぞれ上方に延在された側壁部77B、77Cと、この側壁部77B、77Cの上部間に架け渡された上壁部77Dと、これら底壁部77A、側壁部77B、77C、上壁部77Dで囲まれた蓋板部77Eとを有している。
そして、蓋体77の底壁部77Aには、図14に示すようにケース部174側へ延びたアーム部77Mが形成され、このアーム部77Mに軸部77Jが設けられており、この軸部77Jがケース部174の底部に設けた軸受部78に回動自在に保持されている。つまり、蓋体77は、下方の端部である底壁部77Aがケース部174にヒンジ結合されている。
そして、この軸部77Jを中心にして蓋体77が回動することにより、集塵ケース部74の開口76が開閉されるようになっている。
一方、上壁部77Dの上面には図示しないフックが形成され、このフックが蓋体77の係止部(図示せず)に係止することにより蓋体77が開かないようになっている。そして、図15に示すように、集塵部70の蓋ケース21Bに設けた解除ボタン21Baを操作すると、そのフックの係止が解除される。なお、このとき蓋体77を下側にすることにより、蓋体77は自重により軸部77J回りに回動して開成する。
そして、あらかじめ塵埃分離ユニット400を装着した掃除機本体11の集塵ユニット室22に集塵部ユニット410を装着すると、図7に示すように集塵部ユニット410の開口72Aに塵埃分離部52の導入開口53Aが接続され、集塵部ユニット410のカバー板170の開口170Aが塵埃分離ユニット400の吸引風路部56の接続開口56Aに接続されるようになっている。
これにより、塵埃分離部52及び集塵部ユニット410の下流側にフィルタ部80が形成されることとなる。
フィルタ部80は、後面(図8において左側面)が開口した円筒状の収納ケース81と、この収納ケース81内に回転自在に設けられたプリーツフィルタ体(フィルタ部材)100と、このプリーツフィルタ体100と一体に回転していく掃出体300(図16参照)とを有している。
収納ケース81の前側(図6において右側)には、塵埃分離部52が一体に形成されており、前壁部84によって収納ケース81の内側に形成されたフィルタ室181と区画されている(図10参照)。
収納ケース81の前壁部84には、図16に示すように、接続開口84Aと、塵埃を排出する排出開口84Kと、プリーツフィルタ体100を回動可能に保持する軸84Jが形成されている。ここで、軸84Jは、前壁部84の中心部に形成されている(図16参照)。
接続開口84Aは、軸84Jの下側に位置すると共に、吸引風路部56(図7参照)に接続されており、この接続開口84Aを介して収納ケース81内と吸引風路部56とが連通している。
排出開口84Kは、図10に示すように、接続開口84Aの上方に位置しており、閉塞蓋450により開閉可能に閉塞されている。
この閉塞蓋450は、スプリング401により後方(図10において左方である電動送風機24側)へ付勢されると共に、このスプリング401の付勢力に抗して前方(塵埃分離部52側)へ移動可能となっている。閉塞蓋450が前方へ移動することにより排出開口84Kが開成される。閉塞蓋450には突起450Aが設けられており、この突起450Aが排出開口84Kから収納ケース81側へ突出している。
さらに、この排出開口84Kは、連通部材403によって塵埃分離部52の導入孔153Bに連通されている。
また、図2及び図16に示すように、前壁部84の接続開口84Aの近傍には、互いに所定間隔を隔てた一対の突起88が設けられており、後述するプリーツフィルタ104の山部104A(上流側に対しての山部)の突出部104Abに当接するようになっている。
フィルタ室181の周面には、図10に示すように、前側(塵埃分離部52側)部分にプリーツフィルタ104から落とされた塵埃を受ける塵埃受部86が形成され、この塵埃受部86の後側(電動送風機24側)部分に、塵埃受部86よりも一段拡径されたシール面86aが形成されている。
そして、図16及び図25に示すように、このシール面86aの内側には、弾性を有するゴム状樹脂によって形成された環状シール部材90が設けられている。
このシール部材90は、前端(前壁部84側の端部)に細塵シール部(第一の環状シール部)91を有し、後端(電動送風機24側の端部)に空気シール部(第二の環状シール部)92を有している。また、中間部はシール面86aにほぼ密着している(図25参照)。
細塵シール部91は、図25に示すように、フィルタ室181の内側に向かって立ち上がると共に、後方に向かって傾斜している。そして、先端部91aがプリーツフィルタ体100の後述する枠体101に当接している。
また、空気シール部92は、シール面86aから外側に向かって広がっており、先端部92aがプリーツフィルタ体100の枠体101に当接している。なお、この先端部92aは、シール面86aよりも後方に突出している。
プリーツフィルタ体100は、図17及び図24に示すように、筒状の枠体101と、この枠体101の中心位置に設けた軸部101Aと、この軸部101Aから放射状にプリーツを形成するための複数のプリーツ骨102、103と、このプリーツ骨102、103に貼られて形成されたフィルタであるプリーツフィルタ104とを有している。
軸部101Aの軸穴101Aaには、図2に示すように、前壁部84の軸84Jが相対的に回転自在に挿入され、プリーツフィルタ体100は軸84Jを中心にして回転していくようになっている。
枠体101は、図17に示すように、前端に細塵シール部91が当接する当接段部120が形成され、後端に長さの短い円筒部110が形成されている。さらに、枠体101の中間部と円筒部110との境界に環状の当接リブ125が突出形成されている(図12及び図25参照)。
そして、この枠体101の中間部に外周面には、起毛部121を有する起毛シール部122と、この起毛シール部122よりも後方(円筒部110側である下流側)に位置する複数のローラー124とが設けられている。
当接段部120は、図25に示すように、細塵シール部91の傾斜に合わせて傾斜した当接面120aと、この当接面120aから連続する水平面120bとを有している。ここでは、細塵シール部91の先端部91aは、当接面120aの中間部に当接しており、水平面120bとの間に僅かな間隙120cが設けられている。
起毛シール部122は、図25に示すように、繊維状の起毛部121と、この起毛部121を枠体101に固定する接着層122aとを有している。
起毛部121は、先端部がシール部材90に当接するようになっており、プリーツフィルタ体100の回動に伴って、シール部材90に摺接するようになっている。つまり、この起毛シール部122は、細塵シール部91と空気シール部92との間に位置することとなる。
複数のローラー124は、それぞれ軸部101Aと同方向に延びる回動軸(図示せず)を有しており、この回転軸を中心にプリーツフィルタ体100の回動方向に沿って回動可能となっている。
また、各ローラー124は、枠体101の外周面に形成された凹部124a(図8参照)内に配置されると共に、図25に示すように、周面124bがシール部材90に接触するようになっている。さらに、これらのローラー124は、等間隔に配置されている。
当接リブ125は、空気シール部92の先端部92aとほぼ同じ長さまで延在され、先端部125aに空気シール部92の先端部92aが当接するようになっている。
このように、枠体101の前端に形成された当接段部120が細塵シール部91に当接し、枠体101の中間部に形成された起毛シール部122及びローラー124がシール部材90の中間部に当接し、枠体101の中間部と円筒部110との境界に形成された当接リブ125が空気シール部92に当接することとなる。すなわち、プリーツフィルタ体100をフィルタ室181内に配置した際に、起毛シール部122及びローラー124は、細塵シール部91と空気シール部92との間に位置する。
円筒部110は、外周面に図18に示すように周方向に沿って径の小さい3つの小径部110Aが等間隔に形成されている。そして、その小径部110Aと小径部110Aとの間が大径部110Bとなっている。
この小径部110Aや大径部110BはマイクロスイッチS1により検知するものであり、このマイクロスイッチS1(図示せず)は掃除機本体11の集塵ユニット室22内に設けられている。この実施例では、例えば大径部110Bを検知しているときマイクロスイッチS1はオンし、小径部110Aを検知しているときオフするようになっている。
さらに、円筒部110の後端面にはギア107が形成され、このギア107及び円筒部110は収納ケース81から外へ突出している。このギア107は、掃除機本体11の集塵ユニット室22の駆動ギアGaに噛合しており、モータMの駆動によりプリーツフィルタ体100が収納ケース81内で回転していくようになっている。
そして、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着するとギア107が駆動ギアGaに噛合され、その集塵ユニット室22から塵埃分離ユニット400を持ち上げると、ギア107は駆動ギアGaから外れて、塵埃分離ユニット400は集塵ユニット室22から簡単に取り外せるようになっている。
掃出体300は、図19及び図20に示すように、プリーツフィルタ体100の軸部101Aに嵌合されてその軸部101Aと一体に回転していく軸部301と、この軸部301から径方向に延びた3つのアーム302と、このアーム302の先端部に設けられた掃出部材303とを有している。なお、図20では2つの掃出部材303は省略してある。
掃出部材303は、収納ケース81の塵埃受部86の内壁面を摺接してその塵埃受部86に溜まっている塵埃を掻き上げていく第1摺接部303Aと、収納ケース81の前壁部84上を摺接する第2摺接部303Bと、第1摺接部303Aで掻き上げた塵埃を排出開口84Kへ落とす傾斜面(ガイド傾斜面)303Cが形成されている。
なお、この掃出部材303の第1摺接部303Aの後端部は、細塵シール部91の前面91A(図25参照)を摺接するようになっている。
そして、この掃出体300は、プリーツフィルタ体100が回転していくことにより一体になって回転していき、この回転により掃出部材303は図16に示す収納ケース81の塵埃受部86の内周面に沿ってその内周面及び前壁部84を摺接移動していく。この摺接移動により、掃出部材303が塵埃受部86に溜まった塵埃を排出開口84Kへ押し上げていくようになっている。
掃出部材303が排出開口84Kの位置に移動してくると、図22に示すように、掃出部材303が閉塞蓋450の突起450Aを押圧して閉塞蓋450をスプリング401の付勢力に抗して前方へ移動させて、排出開口84Kを開成させる。
一方、プリーツフィルタ体100が回転して、掃出部材303が図16に示す位置にくると、マイクロスイッチS1がオンからオフに切り替わるように、すなわちマイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わるように、マイクロスイッチS1の取り付け位置と、プリーツフィルタ体100に対する掃出体300の取り付け位置が設定されている。
そして、掃出部材303が図16に示す位置にきたとき、排出開口84Kは閉塞蓋450により閉塞されるようになっている。
また、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着すると、掃除機本体11の接続風路部25の前面開口25Bにシール部材27を介して塵埃分離ユニット400の収納ケース81の後端面が接合され、収納ケース81内と電動送風機24の吸込開口24Aとが接続風路部25を介して連通される。
図21はこの電気掃除機の制御系の構成を示したブロック図である。図21において、200は操作部13Aの操作スイッチ13a(図1参照)の操作やマイクロスイッチS1の検知信号に基づいて電動送風機24やモータMを制御する制御装置である。
[動 作]
次に、上記のように構成される電気掃除機の動作について説明する。
先ず、図2に示すように、集塵ユニット50を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着し、図1に示すように集塵ホース12を掃除機本体11の接続口11Aに接続すると共に手元操作管13に延長管14を介して吸込口体15を接続する。
そして、図示しない電源プラグをコンセントに接続する。この接続により制御装置200がモータMを駆動させて、フィルタ部80のプリーツフィルタ体100を回転させていく。プリーツフィルタ体100の回転と共に掃出体300が回転していき、掃出体300の掃出部材303は、その第1摺接部303Aが塵埃受部86の周面上を摺接移動してその塵埃受部86に溜まっている塵埃を周面に沿って上に押し上げていく。
このように、掃出部材303は回転移動により塵埃を塵埃受部86に沿って排出開口84Kへ押し上げていくので、その押し上げは簡単な構造で行うことができる。また、掃出体300はプリーツフィルタ体100の回転によって回転するので、駆動源は1つでよく、掃出体300用の専用のモータは不要となる。
そして、掃出部材303が排出開口84Kの位置にくると、図22に示すように、掃出部材303の第2摺接部303Bが閉塞蓋450の突起450Aを押圧するので、閉塞蓋450が開成する。
一方、掃出部材303の第1摺接部303Aで掻き上げられた塵埃は、掃出部材303の側面303Dを介して傾斜面303Cに落とされ、さらにその塵埃は傾斜面303Cによって排出開口84Kへ落とされて排出される。この排出開口84Kに落とされた塵埃は連通部材403を介して塵埃分離部52の導入孔153Bから分離室部54内へ戻される。
そして、プリーツフィルタ体100の回転により掃出部材303が図16で示す位置にくると、マイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わり、これによりモータMの駆動が停止される。そして、掃出部材303が図16に示す位置に移動すると、掃出部材303の第2摺接部303Bによる閉塞蓋450の突起450Aの押圧が解除され、閉塞蓋450がスプリング401の付勢力により排出開口84Kを閉塞する。
モータMの駆動中、すなわち閉塞蓋450によって排出開口84Kが閉塞されるまでの間、手元操作管13の操作部13Aの操作スイッチ13aを操作しても電動送風機24は駆動されない。これにより、塵埃分離部52の分離室部54内へ排出された塵埃が排出開口84Kから吸引されて再度プリーツフィルタ104に付着してしまうことが防止される。
そして、モータMの停止後、操作スイッチ13aが操作されると、電動送風機24が駆動される。この電動送風機24の駆動により、電動送風機24の吸込開口24Aから空気が吸い込まれて、接続風路部25を介して集塵ユニット50の収納ケース81内に吸込負圧が作用し、さらにこの吸込負圧は吸引風路部56を介して集塵ケース部74内や塵埃分離部52の分離室部54に作用する。そして、その吸込負圧が案内風路管57を介して集塵ホース12、延長管14及び吸込口体15に作用し、吸込口体15から空気と共に塵埃が吸引されていく。
この吸引された塵埃及び空気が延長管14及び集塵ホース12を介して集塵ユニット50の吸込接続口57aへ吸引されていく。この吸込接続口57aへ吸引された塵埃及び空気は案内風路管57を通って塵埃分離部52の分離室部54内へ導入され、この分離室部54内では図23において反時計回りに回転していく。
そして、この分離室部54内での回転により、塵埃に作用する慣性力によって塵埃と空気とが分離され、空気は塵埃分離手段55のネットフィルタNF1(図10参照)や開口154BのネットフィルタNF2を通り、さらに吸引風路部56を通ってフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。
他方、分離された塵埃は、慣性力によって分離室部54の上部に形成された導入開口53Aから集塵部70の連通ケース部72内へ一部の空気と共に導入される。
この導入された塵埃及び空気は、導入開口53Aに接続し且つほぼ水平方向に延びる連通ケース部72の連通路71に沿ってほぼ水平方向に移動しながら、この連通路71を通って集塵室73へ吸引される。
そして、集塵室73の入り口部分にまで移動した塵埃は、ほぼ鉛直下方に落下してこの集塵室73内に蓄積される。
これにより、集塵ケース部74内に蓄積された塵埃量が増加することによって、ネットフィルタNF3が目詰まりして塵埃分離ユニット400の塵埃分離部52内に空気が引き込まれても、集塵室73内に落下して蓄積された塵埃は、塵埃分離部52内にまで逆流することがなく、確実に蓄積されることができる。
なお、集塵室73へ吸引された空気は、ネットフィルタNF3及びカバー板170の下部の開口170Aを通って吸引風路部56に吸引され、さらにフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。
このとき、ネットフィルタNF3を通過する空気に乗った細塵が、ネットフィルタNF3に捕集され、このネットフィルタNF3に付着することとなる。
ここで、ネットフィルタNF3は、所定距離離間した位置にカバー板170によって覆われていると共に、カバー板170の下部に開口170Aが形成されていることにより、ネットフィルタNF3の下部に多くの空気が流れる。このため、ネットフィルタNF3の下側から塵埃が付着し、目詰まりが生じるようになる。これにより、塵埃を集塵室73の下側から順により多く蓄積することができる。
収納ケース81内へ吸引された空気は、プリーツフィルタ体100のプリーツフィルタ104を通って掃除機本体11の接続風路部25へ吸引され、さらに電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引されていく。
このとき、プリーツフィルタ体100は、空気中に含まれる塵埃を捕集するようになっており、この捕集された塵埃はプリーツフィルタ104に付着する。
また、このプリーツフィルタ体100は、集塵ユニット50に作用する吸込負圧によって前壁部84側に吸い付くように引っ張られ、細塵シール部91と当接段部120とが気密に当接することとなる。これにより、このプリーツフィルタ体100の周縁部から細塵がもれ出ることがない。
さらに、吸込負圧でプリーツフィルタ体100が引っ張られることで、枠体101の当接リブ125が空気シール部92に押し付けられ、この当接リブ125と空気シール部92とが気密に当接する。これにより、プリーツフィルタ体100の周縁部から空気が逆流することを防止できる。
また、ここでは、シール部材90の前端に細塵シール部91が形成され、後端に空気シール部92が形成されている。このように、細塵シール部91と空気シール部92とが一体なので組みつけやすい上に隙間が生じず、細塵や空気の漏れをさらに防止することができる。
そして、電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引された空気は電動送風機24内を通って図2に示す掃除機本体11の排気口20Hから排気されていく。
掃除が終了したら、操作部13Aの操作スイッチ13aを操作して電動送風機24の駆動を停止させる。この電動送風機24の駆動が停止されると、図21に示す制御装置200がモータMを駆動させる。モータMの駆動により駆動ギアGaが回転してプリーツフィルタ体100が回転していく。
このプリーツフィルタ体100の回転により、収納ケース81の前壁部84の突起88がプリーツフィルタ104の山部104Aの突出部104Abに当たって、プリーツフィルタ104に振動が与えられていき、プリーツフィルタ104に付着した塵埃が振り落とされていく。この塵埃は収納ケース81の塵埃受部86に溜まっていく。
突起88は、プリーツフィルタ体100の回転中心より下側に設けられているので、プリーツフィルタ体100の下側部分のプリーツフィルタ104に大きな振動が与えられることになる。このため、その下側部分のプリーツフィルタ104から塵埃が振り落とされてそのまま塵埃受部86へ落ちていき、この落下の途中で再度プリーツフィルタ104に付着してしまうことがなく、このため効率よく塵埃を落とすことができる。
また、このとき集塵ユニット50に吸込負圧が作用していないので、プリーツフィルタ体100は、細塵シール部91及び空気シール部92に気密に当接している状態から開放される。このため、プリーツフィルタ体100と細塵シール部91及び空気シール部92との接触抵抗が低減し、プリーツフィルタ体100が円滑に回転することができる。
なお、ここでは細塵シール部91の先端部91aと水平面120bとの間に僅かな間隙120cが設けられているので、プリーツフィルタ体100と細塵シール部91との接触抵抗をさらに低減することができ、より円滑に回転することができる。
さらに、プリーツフィルタ体100の回転に伴って起毛シール部122の起毛部121がシール部材90に摺接するようになっているので、細塵シール部91と当接段部120との間から細塵が漏れ出ても、この起毛部121で捕捉することができる。また、起毛部121とシール部材90との間に生じる接触抵抗は小さいので、プリーツフィルタ体100の回転移動を阻害することはない。
これにより、プリーツフィルタ体100の回転移動を阻害することなく、細塵の漏れを確実に防止することができる。
また、プリーツフィルタ体100が回転する際に、複数のローラー124もシール部材90に接触しながら回転する。これらのローラー124の回転により、プリーツフィルタ体100の回転移動が補助され、さらに円滑に回転することができる。
ここで、各ローラー124は、起毛シール部122の後方(下流側)に位置しているので、ローラー124に細塵が付着することがなく、円滑に回転可能となっている。また、これらのローラー124は、等間隔に設けられているので、プリーツフィルタ体の回転中心がずれずに安定して回転することができる。
一方、掃出体300は、プリーツフィルタ体100と共に回転していき、掃出部材303の第1摺接部303Aが収納ケース81の塵埃受部86の内周面を摺接移動していく。この摺接移動により、塵埃受部86に溜まった塵埃が掻き上げられながら塵埃受部86の周面上に沿って上に押し上げられていき、そして、掃出部材303が排出開口84Kの位置にくると、上述のようにして排出開口84Kが開成されて(図22参照)、その押し上げられた塵埃が排出開口84Kへ排出され、連通部材403を介して塵埃分離部52の分離室部54内へ戻される。
そして、プリーツフィルタ体100が例えば1回転して、掃出部材303が図16の位置にくると、マイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わり、これによりモータMの駆動が停止され、プリーツフィルタ体100の回転が停止される。そして、上述のように排出開口84Kが閉塞蓋450により閉塞される。
また、掃出体300の掃出部材303が排出開口84Kを開成したときに電源プラグをコンセントから引き抜いた場合、モータMの駆動が停止され、排出開口84Kは開成されたままとなってしまう。
しかし、上述のように、この電気掃除機10は、電源プラグをコンセントに接続すると、モータMを駆動してプリーツフィルタ体100を回転させ、そして掃出部材303が図16で示す位置にくると、モータMの駆動を停止させて掃出部材303を図16の位置に停止させるようになっている。
そのため、排出開口84Kは閉塞蓋450によって閉塞され、この後電動送風機24を駆動させることができるから、塵埃分離部52の分離室部54へ戻した塵埃を排出開口84Kから吸引してしまうという不具合は防止される。
さらに、塵埃受部86に溜まった塵埃は掃出部材303の回転移動により、排出開口84Kから連通部材403を介して塵埃分離部52の分離室部54内へ戻されるものであるから、プリーツフィルタ104用の専用の集塵部を集塵部ユニット410に設けなくてもよい。
長期間の使用により、プリーツフィルタ104に目詰まりが生じた場合には、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11から取り外してプリーツフィルタ104を清掃する。
塵埃分離ユニット400の取り外しは、先ず本体ケース20から集塵部ユニット410を取り外した後に行うが、駆動ギアGaがプリーツフィルタ体100のギア107の回転中心位置より下側位置となるように設定することにより、駆動ギアGaが邪魔になることなく、塵埃分離ユニット400を上に持ち上げるだけで、プリーツフィルタ体100のギア107は駆動ギアGaから外れる。このため、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22から簡単に取り外すことができる。
また、塵埃分離ユニット400の装着の際にも、この塵埃分離ユニット400を集塵ユニット室22の上から挿入すれば、駆動ギアGaが邪魔になることなく、プリーツフィルタ体100のギア107が駆動ギアGaに噛合して、塵埃分離ユニット400を集塵ユニット室22に簡単に装着することができる。
以上、この発明にかかる実施の形態の一つを図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、排出開口84Kから排出される塵埃を塵埃分離部52の分離室部54内へ戻しているが、これに限らず、例えば塵埃分離部52の上流となる案内風路管57へ戻してもよい。
上記実施例は、キャニスタ型のタイプの電気掃除機について説明したが、アップライト式の電気掃除機や、手元操作管等に塵埃分離ユニットを取り付ける電気掃除機に適用することもできる。
この発明に係る電機掃除機の外観を示した斜視図である。 図1に示す掃除機本体の構成を示した縦断面図である。 集塵ユニットを取り外した掃除機本体を示した斜視図である。 図3に示す掃除機本体の縦断面斜視図である。 集塵ユニットを取り外した掃除機本体の縦断面図である。 集塵ユニットの外観を示した斜視図である。 図6に示す集塵ユニットの横断面図である。 図6に示す集塵ユニットの他の方向から見た斜視図である。 塵埃分離ユニットの外観を示した斜視図である。 収納ケースの前壁部と塵埃分離部とダクトを示した概念図である。 集塵部ユニットの外観を示した斜視図である。 図11の集塵部ユニットを他の方向から見た斜視図である。 蓋体を外した集塵部ユニットを示した斜視図である。 蓋体を示した斜視図である。 図11の集塵部ユニットの平面図である。 収納ケースと掃出体を示した説明図である。 プリーツフィルタ体を示した側面図である。 図17に示すプリーツフィルタ体の円筒部の形状を示した説明図である。 掃出体を示した正面図である。 図19に示した掃出体の斜視図である。 電気掃除機の制御系の構成を示したブロック図である。 掃出部材によって排出開口が開成された状態を示した説明図である。 塵埃分離部を示した斜視図である。 プリーツフィルタ体を示した斜視図である。 プリーツフィルタ体をフィルタ室に装着したときの要部を拡大した断面図である。
符号の説明
91 第一の環状シール部(細塵シール部)
92 第二の環状シール部(空気シール部)
100 フィルタ部材(プリーツフィルタ体)
122 起毛シール部
181 フィルタ室

Claims (2)

  1. 電動送風機による吸込負圧で吸い込まれた塵埃を集塵する集塵部と、該集塵部の下流側に形成されたフィルタ室と、該フィルタ室内に回転自在に設けられたフィルタ部材と、該フィルタ部材の回転によってこのフィルタ部材に付着した塵埃を落とす除塵手段とを備えた電気掃除機であって、
    前記フィルタ室の周面には、吸込負圧作用時に前記フィルタ部材の周面に気密に当接する第一の環状シール部と、該第一の環状シール部の下流側に位置して吸込負圧作用時に前記フィルタ部材の周面に気密に当接する第二の環状シール部とが設けられ、
    前記フィルタ部材の周面には、前記第一の環状シール部と前記第二の環状シール部との間に位置すると共に、前記フィルタ室の周面に当接する起毛状の起毛シール部が設けられたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記フィルタ部材の周面には、このフィルタ部材の回動方向に沿って回動可能な複数のローラーを、前記起毛シール部よりも下流側に位置すると共に等間隔に設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
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