JP4012130B2 - 記録装置及びトレイ - Google Patents

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Description

本発明は、被記録材を搭載したトレイを搬送しながら該トレイ上の被記録材に記録することが可能な記録装置、並びに該記録装置で用いるトレイに関する。
従来、プリンタ等の記録装置によって記録される被記録材として、様々なものが提案されている。その中には、CD−RやDVDやカードのように小型で厚みのある被記録材がある(以下、まとめてコンパクトディスク又はCDで表現する)。現行の汎用記録装置において、前述のCD等の被記録材に記録する場合、単票用紙の搬送経路を使うと、剛性が高いことに起因して搬送性が不良化し、傷が発生したり、搬送ローラ間の距離の関係で搬送不能になるなどの不具合が発生することがある。そこで、トレイを用い、トレイ上にCD等の被記録材を搭載して単票用紙の搬送経路とは異なる経路を用いて対応している。
ここで、CD等の被記録材の記録の際には、キャリッジ上に搭載したセンサによってトレイ上の反射板を検出し、CD等の記録位置を確定した上で記録(印刷)することが行われている。反射板は樹脂のトレイに設けた凸部表面にホットスタンプを用いて形成されている。また、反射板周囲には反射板読み取り精度を向上させるために斜面が設けてある(図16参照)。また、簡易的にはトレイ平面部に直接ホットスタンプで反射板を形成することも行われている。
しかしながら、上記従来例においては次のような技術的課題があった。すなわち、第1に、ホットスタンプを行う前のトレイ凸部端面がエッジになっていない場合、反射面エッジがきれいに形成されないため読み取り誤差が生じる可能性があった。このために樹脂のエッジ管理を厳密に行う必要があり、検査費用発生や歩留り低下を招いてコストアップとなる場合があった。第2に、樹脂の凸部に反射面を形成しているため、トレイの扱い方法によっては凸部端面にキズが付く可能性があり、それによって読み取り誤差が生じる可能性があった。第3に、トレイ表面に直接ホットスタンプで反射面を形成したものは、ホットスタンプの印刷ずれや端部の欠け等が発生する可能性があり、反射面読み取り誤差が生じる場合があった。第4に、使用者が誤ってトレイを正規の方向とは異なる方向にセットした場合に、CD搭載部以外の場所に誤印字してしまう可能性があった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、簡単な構成で厚紙やCD−R等のトレイを用いた印刷を行う際に、低コストで高精度な印刷が可能な信頼性の高い記録装置及びトレイを提供することである。
第1の本発明は、被記録材を搭載するための取り付け部と被検出部とを有するトレイを搬送し、記録ヘッドにより該トレイに搭載された被記録材に記録を行う記録装置において、記録ヘッドを搭載して移動するためのキャリッジと、前記キャリッジに配され、前記トレイに搭載された被記録材の位置を検出するために前記被検出部を検出する検出センサと、を備え、前記被検出部は反射部材で構成され、該反射部材は前記トレイの前記検出センサと対向する面と反対側から前記トレイに取り付けられるとともに、前記トレイに配された穴からその反射面が露出することを特徴とする。また、第2の本発明は、被記録材を搭載したトレイを搬送し、前記トレイ上の被記録材に記録手段により記録を行う記録装置において、前記トレイに配された被検出部と、前記被検出部を検出することで該トレイの位置を検出する位置検出手段と、を備え、前記被検出部は前記トレイが正規の方向と逆方向に挿入されたことを検出するための逆挿入検出用の被検出部を含み、前記位置検出手段による前記被検出部の読み取りシーケンス中に、前記逆挿入検出用の被検出部を読み取るシーケンスを含むことを特徴とする。
上記第1の本発明によれば、厚紙やCD−R等のトレイを用いた記録を行う際に、精度の良いトレイ位置検出が可能になるとともに、被検出部にキズがつくことを防止でき、簡単な構成で高精度な印刷が可能な信頼性の高い記録装置を提供できる。上記第2の本発明によれば、必要最低限の動作シーケンスによって逆挿入防止が可能となり、CD等への誤印刷を防止できる記録装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明を適用した記録装置を示す斜視図であり、図2は図1の記録装置で給紙トレイ及び排紙トレイを開いた状態を示す斜視図である。図3は図1の記録装置の内部構成を右前方から見て示す斜視図であり、図4は図1の記録装置の内部構成を左前方から見て示す斜視図である。図5は図3の記録装置の縦断面図である。図1〜図5において、記録装置1は、給紙部2、送紙部3、排紙部4、キャリッジ部5、クリーニング部(回復機構部)6、記録ヘッド(記録手段)7、CD搬送部8、及び電気部9を備えている。
給紙部2は、記録紙等のシート材Pを積載する圧板21、シート材(記録シート)Pを給紙する給紙ローラ28、シート材Pを分離する分離ローラ241、シート材Pを積載位置に戻すための戻しレバー22など、をベース20に取り付けて構成されている。積載されたシート材Pを保持するための給紙トレイ26はベース20または記録装置の外装に取り付けられている。給紙トレイ26は、図2に示すように多段式であり、使用時には引出して使用される。給紙ローラ28は断面円弧の棒状をしており、該給紙ローラ28には用紙基準よりに1つの給紙ローラーゴムが設けられており、これによってシート材の供給が行われる。給紙ローラ28の駆動は、給紙部2に設けられた給紙モータ273から駆動伝達ギア271及び遊星ギア272を介して伝達される駆動力によって行われる。
通常の待機状態では、圧板21は圧板カム214でリリースされ、分離ローラ241はコントロールカム25でリリースされ、戻しレバー22は、シート材Pを積載位置に戻すとともに、積載時にシート材が奥に入らないように積載口を塞ぐような積載位置に設けられている。給紙が始まると、モータ駆動によって、まず、分離ローラ241が給紙ローラ28に当接する。そして、戻しレバー22がリリースされ、圧板21が給紙ローラ28に当接する。この状態で、シート材の給紙が開始される。シート材Pはベース20に設けられた前段分離部201で制限され、シート材の所定枚数のみが給紙ローラ28と分離ローラ241とで形成されるニップ部に送られる。送られたシート材Pはこのニップ部で分離され、最上位のシート材のみが搬送される。
送紙部3は、曲げ起こした板金からなるシャーシ11に取り付けられている。送紙部3は、シート材Pを搬送する搬送ローラ36とPEセンサ32を有している。搬送ローラ36は金属軸の表面にセラミックの微小粒をコーティングした構成であり、両軸の金属部分を軸受38で受けることでシャーシ11に取り付けられている。搬送ローラ36で安定した搬送を行うために、軸受38と搬送ローラ36との間に搬送ローラテンションばね381が設けられ、該搬送ローラ36を付勢することで所定の負荷を与えるように構成されている。
搬送ローラ36には、従動回転する複数のピンチローラ37が当接して設けられている。ピンチローラ37は、ピンチローラホルダ30に保持され、ピンチローラばね31により搬送ローラ36に圧接され、シート材Pの搬送力を生み出している。ピンチローラホルダ30は、その回転軸がシャーシ11の軸受に取り付けられ、該回転軸を中心に回動する。シート材Pが搬送されてくる送紙部3の入口には、シート材Pをガイドするペーパーガイドフラッパー33及びプラテン34が配設されている。ピンチローラホルダ30には、シート材Pの先端及び後端の検出をPEセンサ32に伝えるためのPEセンサレバー321が設けられている。
プラテン34は、シャーシ11に取り付けられて位置決めされている。ペーパーガイドフラッパー33は、搬送ローラ36と嵌合し、摺動する軸受部331を中心に回転可能であり、シャーシ11に当接することで位置決めされる。プラテン34の紙基準側にはシート材Pの端部を覆う紙押さえ341が設けられている。これによって、端部が変形したシート材Pやカールしたシート材Pの場合でも、該シート材Pの端部が浮き上がってキャリッジ50もしくは記録ヘッド7と干渉することがない。搬送ローラ36のシート材搬送方向における下流側には、画像情報に基づいて画像を記録(印刷)する記録ヘッド7が設けられている。
上記構成において、送紙部3に送られたシート材Pは、ピンチローラホルダ30及びペーパーガイドフラッパー33に案内されて、搬送ローラ36とピンチローラ37との搬送ローラ対へ送り込まれる。この時、PEセンサレバー321により搬送されてきたシート材Pの先端を検知し、これによりシート材Pの記録位置(印刷位置)を求めている。また、シート材Pは、搬送モータ35により搬送ローラ対36、37が回転することで、プラテン34上を搬送される。プラテン34上には、搬送基準面になるリブが形成されている。このリブは、記録ヘッド7とのギャップを管理するとともに、後述の排紙部と合わせて、シート材Pの波打ちを軽減するためのものである。
搬送ローラ36の駆動は、DCモータからなる搬送モータ35の回転力をタイミングベルト351で搬送ローラ36の軸上に設けたプーリ361に伝達することで行われる。搬送ローラ36の軸上には、該搬送ローラ36による搬送量を検出するための150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードホイール362が設けられており、それを読み取るエンコーダセンサ39がコードホイール362の隣接する位置のシャーシ11に取り付けられている。記録ヘッド7としては、各色インクタンク別体の交換可能なインクタンクが搭載されたインクジェット記録ヘッドが用いられている。この記録ヘッド7は、ヒータ(発熱素子)等によりインクに熱を与えることが可能となっている。そして、この熱によりインクが膜沸騰し、この膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によって記録ヘッド7の吐出口からインクが吐出され、吐出されたインク滴によってシート材P等の被記録材上に画像が形成される。
キャリッジ部5は、記録ヘッド7が取り付けられるキャリッジ50を有する。キャリッジ50は、シート材Pの搬送方向と交差する方向に設置されたガイドシャフト52及びガイドレール111によって主走査方向に往復移動可能に案内支持されている。キャリッジ50は、シャーシ11に取り付けられたキャリッジモータ54によりタイミングベルト541を介して駆動される。このタイミングベルト541はアイドルプーリ542によって張設支持されている。キャリッジ50の位置を検出するために、150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードストリップ561がタイミングベルト541と平行に設けられている。コードストリップ561を読み取るためのエンコーダーセンサ56が、キャリッジ50に搭載したキャリッジ基板92に設けられている。このキャリッジ基板92には、記録ヘッド7と電気的な接続を行うためのコンタクト921も設けられている。キャリッジ50には、電気部(電気基板)9から記録ヘッド7へヘッド信号を伝えるためのフレキシブル基板57が設けられている。
記録手段としての記録ヘッド7をキャリッジ50に固定するために、該キャリッジには、位置決め用の突き当て部501と記録ヘッド7を押し付けて固定するための押圧手段511が設けられている。ガイドシャフト52の両端には偏心カム521が設けられており、キャリッジ昇降モータ58の駆動により、ギア列581を介して偏心カム521まで駆動を伝達することによってガイドシャフト52を上下に昇降させることができる。このガイドシャフト52の昇降に応じてキャリッジ50も同様に昇降させられ、厚みの異なるシート材Pに対しても最適なギャップを形成することができる。
キャリッジ50には、後述のCD印刷用のトレイ83の被検出部(検出マーク)834を検出するための反射型光センサからなる検出センサ59が取り付けられている。このトレイ83はCD−R等の小型で厚肉の被記録材の表示部に記録(印刷)するために、該厚肉の被記録材を保持して搬送されるものである。この検出センサ59は、発光素子より発光し、その反射光を受光することでトレイ83の位置を検出することができる。上記構成において、シート材Pに記録するときは、搬送ローラ対36、37によって、記録する行の位置にシート材Pを搬送するとともに、キャリッジモータ54によりキャリッジ50を記録位置(シート材Pの搬送方向と交差する方向の画像形成列位置)に移動させ、記録ヘッド7を記録位置(印刷位置)に対向させる。その後、電気部9からの信号により記録ヘッド7がシート材Pに向けてインクを吐出することにより、画像が形成される。
排紙部4は、2本の排紙ローラ40、41と、排紙ローラ40、41に所定圧で当接することで従動回転可能な拍車42と、搬送ローラ36の駆動を排紙ローラ40、41伝達するためのギア列と、を備えている。排紙ローラ40、41はプラテン34に取り付けられている。搬送方向上流側の排紙ローラ40は金属軸に複数のゴム部(排紙ローラゴム)401を設けて構成されている。排紙ローラ40は、搬送ローラ36からの駆動がアイドラギアを介して伝達されることにより駆動される。下流側の排紙ローラ41は樹脂の軸に複数のエラストマー等の弾性体411を取り付けた構成になっている。排紙ローラ41は、排紙ローラ40からアイドラギアを介して伝達される駆動力によって駆動される。
拍車42は拍車ホルダ43に取り付けられている。本実施の形態では、コイルばねを棒状に設けた拍車ばね44によって、拍車42の拍車ホルダー43への取り付けと排紙ローラ40、41への圧接等が行われている。拍車42には、主にシート材Pの搬送力を生み出すものと、主に記録される時のシート材Pの浮き上がりを阻止するものとがある。搬送力を生み出す拍車は、排紙ローラ40、41のゴム部(排紙ローラゴム部、弾性体部)に対応する位置に配設されている。一方、シート材Pの浮き上がりを阻止するための拍車は、排紙ローラ40、41のゴム部401が無い位置(ゴム部401とゴム部401との間など)に配設されている。
排紙ローラ40、41の間には紙端サポート45が設けられている。この紙端サポート45は、シート材Pの両端を持ち上げ、排紙ローラ40、41の先でシート材Pを保持することにより、先出のシート材P上の記録画像を擦ることによる記録画像のダメージ又は品位低下を防止するためのものである。紙端サポート45は、先端にコロ451が設けられた樹脂部材を紙端サポートばね452によって付勢することで、コロ451を所定の押圧力でシート材Pに押し付けることにより、シート材Pの両端を持ち上げて該シート材Pの腰を作って該シート材Pを保持するように構成されている。
以上の構成によって、キャリッジ部5で画像形成されたシート材Pは、排紙ローラ41と拍車42とのニップ部に挟まれ、搬送されて排紙トレイ46に排出される。排紙トレイ46は、複数の部材から成る分割構造を有し、記録装置の下ケース99の下部に収納することができる。この排紙トレイ46は、使用時には引出して使用する。図示の排紙トレイ46においては、その先端に向けて高さが高くなるように形成され、その両側端縁も高さが高く形成されており、それによって、排出されたシート材Pの積載性向上並びにシート材Pの記録面の擦れ防止が図られている。
クリーニング部(回復機構部)6は、記録ヘッド7の吐出性能の維持回復のための吸引回復処理を行うための吸引ポンプ60と、記録ヘッド7の吐出口面の保護及び乾燥防止を行うためのキャップ61と、記録ヘッド7の吐出口面の吐出口周辺部分のインクや埃等の付着物を拭掃除去するためのワイパーブレード62など、を備えている。クリーニング部6は専用の回復モータ69を備えている。クリーニング部6においては、モータ69の一方向の回転でポンプ60を作動させ、別のもう一方向の回転(逆回転)でワイパーブレード62の拭掃動作及びキャップ61の昇降動作を行うように、ワンウェイクラッチ691が設けられている。
吸引ポンプ60は、2本のチューブ67をポンプコロ68でしごくことで負圧を発生させるように構成されている。キャップ61とポンプ60は弁65などを介して接続されている。吸引ポンプ60を備えた吸引回復手段は、キャップ61を記録ヘッド7の吐出口面に密着させてキャッピングした状態で吸引ポンプ60を作用させることによりキャップ61内に負圧を発生させ、該負圧によって記録ヘッド7の吐出口からインクと共に増粘インクや気泡や埃等の異物を吸引排出するように構成されている。キャップ61の部分には、吸引後のヘッド7の吐出口面の残留インクを低減するためのキャップ吸収体611が設けられている。そのため、ここにインクが残り固着して弊害が出ないように、キャップ61を開けた状態で、キャップ61に残っているインクを吸引するようにしている。ポンプ60で吸引された廃インクは、後述の下ケース99に設けられた廃インク吸収体991(図9)によって吸収、保持される。
以上説明した各機能部は、記録装置1のシャーシ11に組み込まれることで記録装置の機構部分を形成しており、これらの機構部分の周囲を覆うようにして外装部が取り付けられている。外装部は、主として、下ケース99、上ケース98、アクセスカバー97、コネクタカバー96、フロントカバー95から構成されている。下ケース99の下部には排紙トレイレール992が設けられ、分割型(伸縮型)の排紙トレイ46を収納できるように構成されている。フロントカバー95は排紙トレイ非使用時に排紙口を塞ぐ構成になっている。
次に、本発明を適用した記録装置(本実施の形態)において、CD(compact disc コンパクト・ディスク)の表面に画像を印刷する場合の構成及び印刷手順について詳細に説明する。このCD印刷は、記録装置に取り付けられるCD搬送部8を用いて行われる。図6は図1の記録装置にCD搬送部8を装着する前後の状態を示す斜視図であり、図7は図1の記録装置に装着可能なCD搬送部8を示す斜視図である。図8は図1の記録装置の下ケース99のCD搬送部取付け部及び取付け検出部を示す部分斜視図であり、図9は図1の記録装置の下ケース99とCD搬送部8のフック84の装着状態を示す部分縦断面図である。図10はCD搬送部8の装着前後においてスライドカバー81を移動させたときの状態を示す斜視図であり、図11は下ケース99からCD搬送部8のフック84を解除したときの状態を示す部分縦断面図であり、図12はCD搬送部8のスライドカバー81移動前後におけるアーム85の状態を示す部分縦断面図である。図13は本発明を適用した記録装置におけるCDの記録位置の算出手段をトレイ上で示す模式的平面図である。
図6に示すように、CD搬送部8を図示の矢印Y方向に真っ直ぐにスライドさせると、該CD搬送部8は記録装置1の下ケース99に装着される。この時、図8及び図9に示す下ケース99の両側に設けたガイドレール993に沿って、トレイガイド82の両端の嵌合部822が挿入されることによって、CD搬送部8の位置決めが行われる。トレイガイド82の左右両側の端部には回動可能なフック84が設けられ、該フック84は一方向に付勢されている。CD搬送部8は、スライドさせて所定位置まで挿入されると、所定の部位に突き当たり、それ以上挿入されなくなる。そして、フック84がガイドレール993のストッパーに作用し、CD搬送部8がスライドしてきた方向にも戻らないようにロックがかかる。
トレイガイド82(CD搬送部8)が記録装置の所定位置に装着された状態を機械的に検出するためのトレイガイド検出センサ344がプラテン34に設けられている。トレイガイド82が記録装置本体に装着されると、トレイガイド82の一部がトレイガイド検出センサ344を押すことで、CD搬送部8(トレイガイド82)が装着されたことを検知できるように構成されている。
次に、図10及び図12に示すように、スライドカバー81を記録装置の本体方向へ(本体側へ向けて)移動させると、該スライドカバー81と連動してアーム85が記録装置の本体方向へ突出する。拍車42を搭載した拍車ホルダ43はプラテン34に対し上下方向にスライド可能に装着されており、所定圧のばね力で下方向に付勢されている。従って、アーム85が拍車ホルダ43とプラテン34との間に入り込むことで、拍車ホルダ43は上方へ所定量だけ持ち上げられる。この際、アーム85の先端に形成された傾斜部851によって該アーム85はスムーズにプラテン34と拍車ホルダ43との間に入り込むことができる。このことにより、プラテン34と拍車ホルダ43との間にトレイ83が通過できるスペースを形成することができる。
アーム85は、プラテン34と拍車ホルダ43との間に挿入された状態で位置決めされるようになっており、突出する(前進する)前のトレイガイド82内に収納された状態では該トレイガイド82に対しガタを持った状態で収納されている。また、当初、スライドカバー81を記録装置の本体方向へ移動させない状態では、CD搬送部8の開口部821が閉じられているため、トレイ83を挿入することはできない。スライドカバー81を記録装置の本体方向へ移動させると、スライドカバー81が斜め上方向に移動する構成になっているので、該スライドカバー81とトレイガイド82との間にトレイ挿入用の開口部821が形成される。この状態にすれば、CDを装填したトレイ83を開口部821から挿入し、所定位置にセットすることができる。このような構成により、拍車ホルダ43が上昇されていない状態でトレイ83が挿入された場合に、該トレイ83と拍車42とが干渉して該トレイ83の先端のトレイシート831や拍車42が破損することを防止することができる。
図11に示すように、トレイガイド82が装着された状態でスライドカバー81を本体から引出すと、該スライドカバー81と連動してアーム85が拍車ホルダ43から外れ、拍車ホルダ43及び拍車44が元の所定位置に下降する。この時、トレイ83が装着されたままであると、スライドカバー81とトレイガイド82との間の開口部821にトレイ83が挟まり、スライドカバー81をそれ以上引出せない構成になっている。これによって、CD−R等の記録媒体が記録装置本体内に残されたまま拍車44が下がって該CDにダメージを与えるという不具合発生を防いでいる。さらに、スライドカバー81を引くと、図11に示すように、スライドカバー81がフック84に作用することで、該フック84が下ケース99のガイドレール993から外れることにより、CD搬送部8の記録装置本体への装着が解除される。
本実施の形態に係るトレイ83は板厚2〜3mm程度の樹脂板で構成される。図13に示すように、該樹脂板には、CD取り付け部832、トレイの出し入れに操作者が掴む操作部833、被検出部として反射性能が高い部材を用いて形成された検出マーク834(図13では、834A、834B、834C、834D、834Eの5箇所)、CD取り出し用穴835、挿入位置合わせマーク836(図13では2箇所)が設けられている。さらに、トレイ83の先端部には、搬送ローラ36及びピンチローラ37へのトレイ83の噛み込みを確実にするためのトレイシート831が取り付けられている。
834Aは、トレイ83の検出位置を確定するための基準位置検出マークである。834Bは、基準位置検出マーク834Aとともにトレイ83の位置を検出するための確認用検出マークである。834C、834Dは、トレイ83が正規の方向の逆方向から挿入されたことを検出するための逆挿入検出マークである。834Eは、トレイ83に被記録材が装着されているかを検出するための被記録材有無検出マークである。
先ず、実施例1に係る被検出部としての検出マークの構成について説明する。図14は本発明の実施例1における基準位置検出マーク834Aの構成を示す縦断面図であり、図15は図14の基準位置検出マーク834Aの反射板の平面図である。図16は基準位置検出マークの参考構成例を示す模式的縦断面図である。図17は本発明の実施例1における位置検出手段としての検出センサ59の相対位置を説明するための部分平面図であり、図18は本発明の実施例1におけるトレイ位置検出時の反射板検出シーケンスにおける光量変化を例示するグラフである。図19は正規の方向にトレイを挿入したときに、検出マークを検出する動作を説明する図であり、図20は逆方向にトレイを挿入したときに、検出マークを検出する動作を説明する図である。
図21は本発明を適用した記録装置における検出マークの検出シーケンスを示すフローチャートであり、図22は本発明を適用した記録装置におけるトレイセット時の状態を示す模式的斜視図である。図23は本発明を適用した記録装置におけてトレイが搬送される状態を示す縦断面図であり、図24は本発明を適用した記録装置におけるキャリッジガイドシャフト昇降機構の構成及び作用を説明するための部分縦断面図である。図25は本発明を適用した記録装置におけるCD搬送部の側圧コロ及び押圧コロのトレイへの作用を説明するための模式的斜視図である。
図13及び図14において、基準位置検出マーク834Aはトレイ83の位置を確定しCD印刷位置の基準としている被検出部であり、最も精度が要求される被検出部である。その理由は、基準位置検出マーク834AとCDの位置はあらかじめ設定されているため、基準位置検出マーク834Aの位置、検出精度がそのまま印刷位置精度(記録位置精度)につながるからである。図14に示すように、反射面834A1を有する基準位置検出マーク834Aは、トレイ83の裏面に設けた凹部にトレイ裏面側から取り付けられている。基準位置検出マーク834Aは図15に示すように反射面834A1側の周囲に両面テープ部834A2を有しており、この部分でトレイ83に貼付け、取り付けられる。基準位置検出マーク834Aのトレイ83への取り付け方法は他の方法でもよく、例えばスナップフィット方式や隙間嵌め合いで取り付けてもよい。
検出センサ59で位置を読み取る際には、検出マーク834のエッジ部で位置を確定している。本実施例では、トレイ垂直面部837が基準位置検出マーク834Aのエッジとして検出される。垂直面部837はトレイ83の一部であるため、CD取り付け部832との位置精度を非常に高く作製することができる。基準位置検出マーク834Aはトレイ83とは別部材であるが、基準位置検出マーク834Aが多少ずれて貼付されても読み取り精度には影響しない。さらに、トレイ83の表面から凹んだ位置に反射面834A1が存在するため、反射面834A1がキズつく可能性も低い。従って、これらの構成により、非常に記録精度(印刷精度)が高く信頼性の高いCD印刷機能を有する記録装置を提供できる。
なお、本実施例においては、基準位置検出マーク834Aとして、樹脂(PET)表面にアルミ蒸着を施したものを使用した。厚みは約0.1mm〜約2.0mm程度である。サイズは約3mm〜約10mm角程度である。その反射面834A1の反射率は約50%〜約98%程度である。また、トレイ垂直面837の周囲には斜面部839が設けられている。斜面部839は表面を光沢仕上げした斜面であるため、キャリッジ50に設けた検出センサ59の発光がこの斜面からは受光部に戻らない。よって、反射面834A1から受光部が受ける発光量に大きな差を設けることができ、反射部の検出精度を更に高めることができる。
CD印刷開始位置は図13における最大円の下部となっているが、基準位置検出マーク834Aはこの印刷開始位置に近接して配置されている。よって、基準位置検出マーク834AによってCDの位置を確定した後に印刷開始位置まで移動する距離が比較的短くなり、そのため、トレイ移動による誤差が僅少になり、より高精度な印刷が可能となる。ここで、参考までに、反射部の参考構成例と本実施例との相違点について説明する。トレイ基準位置検出部(反射部)の参考構成例を示す図16において、トレイ83上の位置検出部1834はホットスタンプにて作製された反射面で構成されている。この反射面1834の周囲には同様に斜面1839が設けられている。ここで、参考構成例では、反射面1834のエッジである角部1834A3が完全に角になっていないと、反射面が水平にならずに、反射部1834の位置検出に誤差が生じてしまう。現実的にはトレイ83を樹脂成形で作成しているために、角部1834A3が完全な角にすることは非常に困難である。
これに対し、本実施例では、図14に示すように、トレイ83の垂直面837の上下の角部がエッジにならなくても、反射面834A1のエッジはクリア(明確に)に検出される。図17及び図18を参照して、本実施例についてさらに詳細に説明する。図17は図14、図16を上面から見た図に相当する(上面図は同じになる)。図18はキャリッジに搭載された検出センサ59が検出する光量とセンサ位置との関係を示すグラフである。すなわち、図18は、図17中の矢印方向に反射板をトレースしたときの結果を示すグラフであり、光量は電圧(V)で検出される。通常では、図18中の(c)で示すようにトレイ83の表面からも若干の反射光を検出し、斜面839の部位に移動すると反射光がほとんど返ってこないために図18中の(a)に示すように光量が落ち込む。
反射面の確定は図18中の(a)と(b)との光量差で行っており、斜面839を設けたことによって光量差が増えるため、位置検出のための光量マージンを確保できることが分かる。ここで、本実施例の構成である図14の場合には、反射面端部を図18中の(d)、(j)で検出するため、その中心位置(g)が反射面の位置となり、正確な位置検出が行われる。しかしながら、図16の参考構成例においては、例えば角部1834A3の一方にR(ラウンド形状)が付いてしまった場合には、図18中の(f)の二点鎖線のような反射光トレースとなり、反射面端部は図18中の(e)、(j)で検出されることになり、図18中の(h)が反射面の位置となってしまう。従って、図16の参考構成例では、図14の本実施例で検出される正確な位置に対して、図18中にXで示す分の誤差が生じてしまうことがあった。以上のように、本実施例によれば、このような誤差が生じる可能性を排除することができる。
図13中の他の検出マーク834B、834C、834D、834Eは、後述するように、反射板の有無を検知して判断しているので、基準位置検出マーク834Aの場合と比較して、高い位置精度は必要ではない。従って、図16の構成でも良い。更にもっと簡易的な構成として、トレイ83に貫通孔を形成するような構成でも良い。このような貫通孔の構成でも、ある程度の反射光の差が得られる場合には、トレイ(CD)の有り無し検出用としては問題がない。つまり、基準位置検出マーク834A以外の検出マーク834B〜834Eは、検出センサ59と対向する面に取り付けられている構成としても良い。
図13において、CD取り付け部832には複数のモールド爪が設けられており、それによってCDを取り付けた場合の位置決めとガタ取り(ガタ除去)が行われている。操作者は、CD中央の穴をCD取り付け部832に合わせて取り付ける。CD取り付け部832は、トレイ83のそれ以外の面より一段低くなっている。低い面には、被記録材有無検出マーク834Eが設けられている。CDがトレイ83に搭載されていない場合は、被記録材有無検出マーク834Eが露出するため、被記録材が装着されていないと判断するように構成されている。
確認用検出マーク834Bは基準位置検出マーク834Aを確定するためのものである。すなわち、CD上やトレイ上に反射物が付着していた場合の誤検出を防止するために、基準位置検出マーク834A及び確認用検出マーク834Bの両方が検出されて始めて基準位置検出マーク834Aが正しく検出されたと判断する。
図13において、トレイ83の先端部には、搬送ローラ36及びピンチローラ37へのトレイ83の噛み込みを確実にするためのトレイシート831が取り付けられている。トレイシート831は、厚みが約0.1mm〜約0.3mm程度のPET等から成るシート材で構成され、所定の摩擦係数と硬度を有している。また、トレイ83自身も先端部にテーパ部830を有している。先ず、トレイシート831が搬送ローラ36及びピンチローラ37に噛み込まれることで搬送力が生まれ、トレイ83の先端部のテーパ部830をピンチローラ37が持ち上げることで、厚みがあるトレイ83を搬送ローラ36とピンチローラ37との間で挟持でき、トレイ83の搬送が可能になる。
図25において、CD搬送部8のトレイガイド82には、トレイ83をトレイガイド82の基準面に押し付けるための側圧コロ824が設けられており、コロばね825によって所定圧でトレイ83を前記基準面に押し付けることで位置決めを行っている。スライドカバー812には、左右に押圧コロ811が設けられており、コロばね812によってトレイ83を所定圧で排紙ローラ41に押し付けることで、トレイ83の搬送力を生み出している。この搬送力によって、印刷開始時にトレイ83をセット位置から搬送ローラ36及びピンチローラ37のニップ部まで搬送できる。さらに、印刷終了時に、操作者が取り出す所定位置までトレイ83を搬送できる。この場合も、位置検出マーク834の位置と押圧コロ811は異なる構成にしている。従って、位置検出マーク834が押圧コロ811と当接して表面に傷を付けることを避けるようにしている。そして、所定位置に搬送されたトレイ83を引き出すことで、トレイガイド82からトレイ83を取り出すことができる。
次に、図19及び図20並びに図21を参照して、上記構成を用いた場合のCDへの印刷動作及び検出マーク読み取りシーケンスについて説明する。CD搬送部8を記録装置本体に向けてまっすぐスライドさせると、該CD搬送部8は下ケース99に装着される。このとき、トレイガイド検出センサ344により、トレイガイド82が記録装置本体に装着されたことを検知できる。さらに、スライドカバー81を記録装置本体方向へ移動させると、スライドカバー81と連動してアーム85が記録装置本体方向へ突出する。そして、アーム85が拍車ホルダ43とプラテン34との間に入り込むことで、拍車ホルダ43を上方へ所定量だけ持ち上げる。
ここでスライドカバー81を記録装置本体方向へ移動させると、スライドカバー81は斜め上方向に移動する構成になっているので、トレイガイド82との間に開口部821が現れる(図6)。この段階で、図22に示すように、CDを装着したトレイ83を開口部821から挿入し、所定位置にセットすることができる。操作者は操作部833を持って、位置検出マーク834がトレイガイド82のトレイセットマーク826と一致するところまでトレイ83を挿入する。
この状態で、ホストから記録情報(印字信号)を送ると、記録動作が開始される。先ず図23に示すように、搬送ローラ36、排紙ローラ40、41が逆転する。押圧コロ811及びコロばね812によってトレイ83を所定圧で排紙ローラ40、41に押し付けることでトレイ83の搬送力を生み出しているので、排紙ローラ40、41の逆転に応じてトレイ83が記録装置内部へ搬送される。トレイシート83が搬送ローラ36及びピンチローラ37に噛み込まれることで、所定の搬送力が生まれ、トレイ83の先端部のテーパ部830によりピンチローラ37が持ち上げられ、トレイ83が搬送ローラ36とピンチローラ37との間で挟持される。
次に、キャリッジ50がトレイ83を検出するためにホームポジションから記録領域(印刷領域)に移動する。この時に、図24に示すように、キャリッジ昇降モータ58の駆動によりガイドシャフト52が上昇させられ、トレイ83に対して最適なギャップを形成することができる。このときに、ピンチローラ37を保持しているピンチローラホルダ30を連動させて、ピンチローラ37が搬送ローラ36から離間してトレイ搬送スペースを確保する構成としても良い。
次に、検出センサ59によりトレイ83の検出マーク834を検出するシーケンスについて、図19〜図21により説明する。図19は正規の方向にトレイを挿入したときに、検出センサ59が検出マーク834をトレースする動作を説明する図で、図20は逆方向にトレイを挿入したときに、検出センサ59が検出マーク834をトレースする動作を説明する図である。図21は本シーケンスのフローチャートである。ここで、キャリッジ50の移動方向をX方向、トレイ83の移動方向をY方向とする。先ず、図19を用いてトレイ83が正規の方向に挿入された場合を説明する。最初に、図19において、キャリッジ50を、検出センサ59がトレイ83の基準位置検出マーク834Aと対応する位置に停止させる。次に、トレイ83を図19に示すY1方向に搬送し、基準位置検出マーク834Aの上端エッジ位置を検出する。上端エッジを検出後、さらにトレイ83をY1方向に搬送し、基準位置検出マーク834Aの下端エッジを検出する。次に、検出センサ59が基準位置検出マーク834AのY方向の略中央にくるようにトレイ83をY2方向に搬送する。次に、キャリッジ50を左右に(X方向に)移動させ、基準位置検出マーク834Aの右端エッジ位置及び左端エッジ位置を検出する。
以上の動作より基準位置検出マーク834Aの中心位置を算出する。そして、該中心位置より、トレイ83に搭載したCDの印刷位置を求めている。以上のように、トレイ83の位置検出を行うので、検出を行わずに機械的(メカ的)な精度のみで印刷を行う場合に比べて、部品精度のバラツキ、トレイの状態などによってCDに対する印刷がずれることはない。更に、CD取り付け部832と基準位置検出マーク834Aのエッジ部は同一部品であり、部品組み立て精度等が累積しないため、高い位置精度を確保することができる。そのため、高精度なCD印刷が可能となる。
基準位置検出マーク834Aの位置を検出した後に、キャリッジ50は確認用検出マーク834Bを検出するために移動するが、その途中でトレイ83が逆方向に挿入されていないかを確認するために、図19の(c)のように、逆挿入検出マーク834Dの検出動作を行う。ここで、逆挿入検出マーク834C、834Dは、Y方向に関して同じ位置にあり、Y方向に関して基準位置検出マーク834Aとずれた位置にある。そのため、基準位置検出マーク834Aを検出した後、トレイ83をY方向に移動せずに、キャリッジ50のみを移動するだけでは、逆挿入検出マーク834Dを検出しない。逆挿入検出マーク834Dが検出されない場合はトレイが逆向きではなく正規の向きに挿入されていると判断する。次いで、キャリッジ50をX方向に移動するとともに、トレイ83をY1方向に移動して、確認用検出マーク834Bの検出を行う(図19の(d))。確認用検出マーク834Bが検出されない場合は、先に検出された基準位置検出マーク834Aが正しく検出されておらず、CDのエッジやCDに印刷されていた模様等を誤検知したものであると判断する。そして、基準位置検出マーク834Aの検出動作を再度実行する。
この再検出動作は、トレイの合計搬送量が所定量に達するまで繰り返し行う。確認用検出マーク834Bが検出されれば、先に検出された基準位置検出マーク834Aが正しいと判断し、次の動作に移行する。次に、キャリッジ50をX方向に移動するとともに、トレイ83をY1方向に移動して、被記録材有無検出マーク834Eの検出を行う(図19の(e))。このとき、被記録材有無検出マーク834Eが検出されるとCDが搭載されていないと判断し、印刷動作を中断し、トレイ83を所定位置まで排出し、メディア無しエラーを表示する。図19の(f)のようにトレイ83にCDが搭載されている場合は、上記被記録材有無検出マーク834Eを検出できないので、CDが搭載されていると判断し、印刷動作を続行する。
次に、図20を用いてトレイ83が誤って逆方向に挿入された場合を説明する。ここで、図13に示すように、X方向に関して、逆挿入検出マーク834Cとトレイ83の端部83Bとの距離は、基準位置検出マーク834Aとトレイ83の端部83Aとの距離と、ほぼ等しくなっている。すなわち、トレイ83が正規の方向に挿入されているときにキャリッジ50が基準位置検出マーク834Aと対応するよう停止する位置は、トレイ83が逆方向に挿入されたときの逆挿入検出マーク834Cの位置に対応する。図20において、トレイ83が逆方向に挿入されたときは、最初に逆挿入検出マーク834Cの位置を検出する(図20の(a))。そして、逆挿入検出マーク834Cの上端、下端、右端、左端を検出し、逆挿入検出マーク834Cの中心位置を検出する。この時点では、トレイ83が逆方向に挿入されたことは分からず、基準位置検出マーク834Aを検出していると判断している。
次に、キャリッジ50をX方向に移動して逆挿入検出マーク834Dの検出動作を行う(図20の(c))。前述のように、逆挿入検出マーク834C、834DはY方向に関して同じ位置にあるため、トレイ83が逆方向に挿入されたときは逆挿入検出マーク834Dを検出する。ここで、逆挿入検出マーク834Dを検出すると、トレイ83が逆方向に挿入されていると判断する。トレイ83を逆方向に挿入するとトレイシート831が無い側から装置本体に挿入されるためにトレイ83は容易には入っていかない。しかしながら、無理に押し込めば挿入可能である。また、本実施例構成の変形で、CD印刷時にキャリッジだけではなくピンチローラも連動してモータを使用して上方に退避させてトレイ83の紙パスを最初から確保するような構成を用いる場合には、トレイ83を逆方向に挿入することは容易なため、トレイ逆挿入検出が必須となる。
もし、逆挿入検出マーク834C、834Dを設けないと、逆挿入した場合に最初に確認用検出マーク834Bで位置確定を行い、基準位置検出マーク834Aを検出してしまうため、確認用検出マーク834Bが基準位置検出マークであると誤検出してしまい、誤った位置から印刷を開始してしまうことになる。このために、CDからずれた位置への印刷を防止するために、逆挿入検出マーク834C、834Dが必要となっている。さらに、トレイが逆方向にセットされた場合のみでなく、例えばトレイ83が裏面にセットされたことを検出できるようにトレイ83の裏面に裏面検出用の反射板(検出マーク)を設けても良い。
以上の一連の初期動作が終了したところで、トレイ83をプリンタ(記録装置)の奥のCD全体を印刷(印字)できる所定位置まで搬送する。その後、ホストから送られる画像データに応じて、記録(印刷)を開始する。画像は、複数走査で画像を形成するいわゆるマルチパス印字を用いることで、トレイの搬送精度、記録ヘッド7のインク滴着弾精度等によるバンドムラなどを軽減することができる。印刷が終了した後に、トレイ83は、前述の印刷前に操作者がトレイガイド82にトレイ83をセットした位置までトレイ83を搬送する。この状態で、操作者は印刷が行われたCDが搭載されたトレイ83を取り出すことができる。さらに、スライドカバー81を引くことで、アーム85が拍車ホルダ43から解除され、フック84が下ケース99から解除されることで、CD搬送部8が本体(記録装置)から解除され、取り外すことができる。以上の構成及び動作により、簡単な操作で、トレイを使用してCD等の小型で厚みのある被記録材上に精度良く印刷を行うことができる記録装置が提供される。
以上説明した実施例においては、CD等の厚みのある小型の被記録材を搭載したトレイ83を搬送するトレイ搬送手段と、記録情報に基づいてトレイ上の被記録材に記録可能な記録手段としての記録ヘッド7と、を備えた記録装置において、トレイ83の位置を検出するために該トレイ上に設けられた被検出部834と、トレイ上の被検出部を検出することで該トレイの位置を検出する位置検出手段59と、を備え、被検出部の検出端部をトレイ83に設けた穴部837の端面とするように構成されている。このような構成によれば、トレイ自身の位置検出を行うので、トレイを用いて厚紙やCD−R等に記録する際に、精度の良いトレイ位置検出が可能となるとともに、被検出部が傷つくことを防止することができ、低コストで高精度な印刷が可能な信頼性の高い記録装置が提供される。
また、以上の実施例では、被検出部834をトレイ83上の複数箇所に設け、少なくとも1箇所の被検出部834Aは反射部材で形成され、該反射部材は位置検出手段59と対向する面と反対側の面から該トレイに取り付けられるとともにその反射面834A1がトレイ83の穴部837より露出され、反射部材834Aによりトレイ83の位置を確定する構成されており、前記少なくとも1箇所の被検出部834A以外の被検出部834B〜834Eは、位置検出手段59と対向する面に取り付けられている。さらに、前述の実施例では、トレイ83に、該トレイが正規の方向と異なる方向に装着されたことを検出するための逆挿入検出用の被検出部834C、834Dが設けられている。また、被検出部834はアルミ等の薄板から成る反射面を有する構成となっている。
さらに、以上の実施例においては、CD等の厚みのある小型の被記録材を搭載したトレイ83を搬送するトレイ搬送手段と、記録情報に基づいてトレイ上の被記録材に記録可能な記録手段としての記録ヘッド7と、を備えた記録装置において、トレイ83の位置を検出するために該トレイ上に設けられた被検出部834と、該被検出部を検出することでトレイの位置を検出する位置検出手段59と、を備え、被検出部834はトレイ83が正規の方向と異なる方向に装着されたことを検出するための逆挿入防止用の被検出部834C、834Dを含み、位置検出手段59による被検出部834の読み取りシーケンス中に、逆挿入防止用の被検出部834C、834Dを読み取るシーケンスを含む構成となっている。このような構成によれば、必要最低限の動作シーケンスによってトレイの逆挿入防止が可能となり、CD等の被記録材への誤印刷を防止できる記録装置が提供される。
図26は本発明の実施例2におけるトレイ位置検出部の構成を示す縦断面図であり、図27は図26のトレイ位置検出部をトレイ表面から見た平面図である。図26及び図27において、本実施例でも、前述の実施例1の場合と同様、基準位置検出マーク834Aの位置は、トレイ83に形成された垂直面837によりそのエッジが確定されている。そのためにCD等の厚みを有する小型の被記録材に対する高精度の印刷が可能である。ただし、反射面834A1上に例えばインクミストやゴミ等の異物が付着した場合には、検出精度に影響する可能性がある。異物が付着する位置が反射面中央部であれば大きな影響はないが、トレイ垂直面837に接して異物が付着した場合には、エッジ読み取り精度が悪化する可能性がある。
そこで、本実施例においては、基準位置検出マーク834Aのトレイ垂直面837の裏側に、一部異物が退避可能な異物退避スペース838が設けられている。つまり、本実施例は、基準位置検出マーク834Aの反射面834A1が露出するトレイ83の穴部837の周囲に、異物が退避可能な退避スペース838が設けられている点で、前述の実施例1と相違するが、その他の構成は実施例1の場合と実質的に同じである。反射面上にはミストによるインク滴やほこり等は隅部にたまりやすかったが、本実施例によれば、反射面834A1の隅部に異物退避スペース838を設けることにより、トレイ垂直面837の直下に異物が付着する可能性を低減することができる。図26及び図27の実施例2によれば、コストアップなしの簡単な構成で、反射板読み取り精度を更にアップさせることが可能となり、高品位なCD印刷の提供が可能となる。図26及び図27で説明した実施例2のその他の構成及び作用は、前述した実施例1の場合と実質的に同じである。
なお、以上の実施例では、記録手段7を被記録材に対して相対移動させながら記録するシリアル記録方式のインクジェット記録装置を例に挙げて説明したが、本発明は、被記録材の全幅又は一部をカバーする長さのラインタイプの記録手段を用いて副走査のみで記録するライン記録方式のインクジェット記録装置に対しても同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るものである。また、本発明は、1個の記録手段を用いる記録装置、異なる色のインクで記録する複数の記録手段を用いるカラー記録装置、あるいは同一色彩で異なる濃度で記録する複数の記録手段を用いる階調記録装置、さらには、これらを組み合わせた記録装置の場合にも、同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るものである。
さらに、本発明は、記録ヘッドとインクタンクを一体化した交換可能なインクカートリッジを用いる構成、記録ヘッドとインクタンクを別体にし、その間をインク供給用チューブ等で接続する構成など、記録ヘッドとインクタンクの配置構成がどのような場合にも同様に適用することができ、同様の効果が得られるものである。なお、本発明は、インクジェット記録装置が、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる記録手段を使用するものである場合にも適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置において優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるからである。
本発明を適用した記録装置を示す斜視図である。 図1の記録装置で給紙トレイ及び排紙トレイを開いた状態を示す斜視図である。 図1の記録装置の内部構成を右前方から見て示す斜視図である。 図1の記録装置の内部構成を左前方から見て示す斜視図である。 図3の記録装置の縦断面図である。 図1の記録装置にCD搬送部を装着する前後の状態を示す斜視図である。 図1の記録装置に装着可能なCD搬送部を示す斜視図である。 図1の記録装置の下ケースのCD搬送部取付け部及び取付け検出部を示す部分斜視図である。 図1の記録装置の下ケースとCD搬送部のフックの装着状態を示す部分縦断面図である。 CD搬送部の装着前後においてスライドカバーを移動させたときの状態を示す斜視図である。 記録装置の下ケースからCD搬送部のフックを解除したときの状態を示す部分縦断面図である。 CD搬送部のスライドカバー移動前後におけるアームの状態を示す部分縦断面図である。 本発明を適用した記録装置におけるCDの記録位置の算出手段をトレイ上で示す模式的平面図である。 本発明の実施例1におけるトレイ位置検出部の構成を示す縦断面図である。 図14のトレイ位置検出部の反射板の平面図である。 トレイ基準位置検出部の参考構成例を示す模式的縦断面図である。 本発明の実施例1におけるトレイと位置検出センサの相対位置を説明するための部分平面図である。 本発明の実施例1におけるトレイ位置検出時の反射板検出シーケンスにおける光量変化を例示するグラフである。 正規の方向にトレイを挿入したときに、検出マークを検出する動作を説明する図である。 逆方向にトレイを挿入したときに、検出マークを検出する動作を説明する図である。 本発明を適用した記録装置におけるトレイ上の検出マークによる検出シーケンスを示すフローチャートである。 本発明を適用した記録装置におけるトレイセット時の状態を示す模式的斜視図である。 本発明を適用した記録装置におけてトレイが搬送される状態を示す縦断面図である。 本発明を適用した記録装置におけるキャリッジガイドシャフト昇降機構の構成及び作用を説明するための部分縦断面図である。 本発明を適用した記録装置におけるCD搬送部の側圧コロ及び押圧コロのトレイへの作用を説明するための模式的斜視図である。 本発明の実施例2におけるトレイ位置検出部の構成を示す縦断面図である。 図26のトレイ位置検出部のトレイ表面から見た平面図である。
符号の説明
1 記録装置
2 給紙装置
3 送紙部
4 排紙部
5 キャリッジ部
6 クリーニング部
7 記録手段(記録ヘッド)
8 CD搬送部
9 電気部
11 シャーシ
111 ガイドレール
20 ベース
21 圧板
22 戻しレバー
24 分離ローラホルダ
241 分離ローラ
25 コントロールカム
26 給紙トレイ
27 駆動部
29 ASFセンサ
30 ピンチローラホルダ
31 ピンチローラばね
32 PEセンサ
33 ペーパーガイドフラッパー
331 軸受部
34 プラテン
341 紙押さえ
342 搬送ローラ取り付け部
343 シャーシ取り付け軸
344 トレイガイド検出センサ
35 搬送モータ
36 搬送ローラ
361 プーリ
362 コードホイール
37 ピンチローラ
38 軸受
39 エンコーダーセンサ
40、41 排紙ローラ
42 拍車
43 拍車ホルダ
45 紙端サポート
46 排紙トレイ
50 キャリッジ
51 ヘッドセットレバー
511 ヘッド押圧手段
52 ガイドシャフト
521 偏心カム
53 摺動シート
54 キャリッジモータ
541 タイミングベルト
542 アイドルプーリ
55 キャリッジダンパー
56 エンコーダーセンサ
561 コードストリップ
57 フレキシブル基板
58 キャリッジ昇降モータ
581 駆動ギア列
59 検出センサ(トレイ位置検出手段)
60 ポンプ
61 キャップ
62 ブレード
65 連結チューブ
67 ポンプチューブ
68 ポンプコロ
69 回復モータ(クリーニングモータ)
691 ワンウエイクラッチ
7 記録手段(記録ヘッド)
71 インクタンク
8 CD搬送部(CD−R搬送部)
81 スライドカバー
811 押圧コロ
812 コロばね
82 トレイガイド
821 開口部
822 嵌合部
823 基準
824 側圧コロ
825 コロばね
826 トレイセットマーク
83 トレイ
830 テーパー部
831 トレイシート
832 CD取り付け部
833 操作部
834 検出マーク(被検出部)
834A 基準位置検出マーク(基準反射板)
834A1 反射面
834A2 両面テープ部
834B 確認用検出マーク
834C、D 逆挿入検出マーク
834E 被記録材有無検出マーク
836 トレイ挿入位置合わせ用マーク
837 穴(トレイ垂直面)
838 異物退避スペース
84 フック
85 アーム
851 傾斜部
91 メイン基板
92 キャリッジ基板
921 コンタクト
95 フロントカバー
97 アクセスカバー
98 上ケース
99 下ケース
991 廃インク吸収体
992 排紙トレイレール
993 CD搬送部のガイドレール

Claims (7)

  1. 被記録材を搭載するための取り付け部と被検出部とを有するトレイを搬送し、記録ヘッドにより該トレイに搭載された被記録材に記録を行う記録装置において、
    記録ヘッドを搭載して移動するためのキャリッジと、
    前記キャリッジに配され、前記トレイに搭載された被記録材の位置を検出するために前記被検出部を検出する検出センサと、を備え、
    前記被検出部は反射部材で構成され、該反射部材は前記トレイの前記検出センサと対向する面と反対側から前記トレイに取り付けられるとともに、前記トレイに配された穴からその反射面が露出することを特徴とする記録装置。
  2. 前記トレイは複数の被検出部を備え、該複数の被検出部のうち少なくとも1つは前記検出センサと対向する側から取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記反射部材の反射面が露出する前記トレイの穴の周囲に異物が退避可能な退避スペースを設けることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記トレイは、該トレイが正規の方向と逆方向に挿入されたことを検出するための逆挿入検出手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 前記反射部材はアルミの薄板からなる反射面を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の記録装置。
  6. 被記録材を搭載したトレイを搬送し、前記トレイ上の被記録材に記録手段により記録を行う記録装置において、
    前記トレイに配された被検出部と、前記被検出部を検出することで該トレイの位置を検出する位置検出手段と、を備え、
    前記被検出部は前記トレイが正規の方向と逆方向に挿入されたことを検出するための逆挿入検出用の被検出部を含み、前記位置検出手段による前記被検出部の読み取りシーケンス中に、前記逆挿入検出用の被検出部を読み取るシーケンスを含むことを特徴とする記録装置。
  7. 被記録材を搭載するための取り付け部と、被記録材に記録を行う記録ヘッドを搭載するためのキャリッジに配された検出センサにより検出される被検出部と、を備えるトレイにおいて、
    前記被検出部は反射部材で構成され、該反射部材は前記トレイの前記検出センサと対向する面と反対側から前記トレイに取り付けられるとともに、前記トレイに配された穴からその反射面が露出することを特徴とするトレイ。
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