JP4010402B2

JP4010402B2 - fishing rod

Info

Publication number: JP4010402B2
Application number: JP2002328492A
Authority: JP
Inventors: 幸信塩谷; 尚太郎谷川; 一真谷口; 聖比古松本
Original assignee: Shimano Inc
Current assignee: Shimano Inc
Priority date: 2002-11-12
Filing date: 2002-11-12
Publication date: 2007-11-21
Anticipated expiration: 2022-11-12
Also published as: JP2004159549A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚釣りに用いる釣竿に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の釣竿の中には、釣竿の最も竿元側に位置する元竿の竿元側の周面に肘当てを取り付けて、この肘当てに肘などを当てながら釣りを行えるようにしたものがある。例えば、従来のある種の肘当てを設けた釣竿は、肘を載置する載置面を有する肘当て本体を、元竿の周面に取り付け部材で固定してある（特許文献１参照）。さらに、肘当てに肘を当てながら釣竿の回転操作等も可能なように、肘当て本体を傾動自在に支持する連結部材で、肘当て本体を元竿に取り付けたものも提供されている（特許文献２参照）。
【０００３】
【特許文献１】
実開平３−７１７５９号公報（第１図）
【０００４】
【特許文献２】
特開平７−２８９１２１号公報（図３・図７）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来の肘当てを配置した釣竿は、肘を載置可能な「肘当て本体」を有し、この肘当て本体を連結部材で元竿の周面上に固定したタイプのものであり、構造も複雑化し肘当て自体も大型化する。比較的小型の魚を釣り上げるような釣竿にあっては、竿体周面上に肘を当てながら釣り操作を行う際にも、肘が竿体周面上で滑らないようにするための「当て」になる程度の簡易な肘当てでも十分な場合もある。そこで、竿体の周面に両面テープなどでゴム製の肘当て部材を接着固定する簡易な肘当てを備える釣竿も提案されている。
【０００６】
しかし、簡易な肘当てであっても、釣り操作を円滑に行うためには、特に、竿体の周方向への一定の自由度が必要である。即ち、釣り操作を行う際には釣竿を左右に大きく振るなどの動作を行うが、肘当てに一定の自由度を確保することで、このような左右に振るなどの動作が円滑に為し得、釣竿のバランスも確保し易い。
【０００７】
上述のように両面テープ等で一定の個所に肘当てを接着固定する場合、釣人は好みの位置に肘当てを設置可能であるという自由度は確保できる。しかし、接着固定後の釣り操作に伴う肘当ての移動という自由度は損なわれてしまう。
本発明の課題は、釣り操作に伴う肘の動きを阻害することなく、釣り操作性に優れる肘当てを備えた釣竿を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
発明１の釣竿は、魚釣りに用いる釣竿であって、第１竿体と、第１竿体の竿元側に固定された第１竿体より小径の回動軸と、回動軸の周面に周方向に回動自在且つ軸方向に移動不能に配置される第２竿体と、第２竿体の周面に固定される肘当てと、第２竿体を一定の周方向位置に維持するように付勢する付勢手段とを備えている。
【０００９】
釣人はこの釣竿の第１竿体を把持し、その竿元側に位置する第２竿体の周面に肘を置き、肘当ての肘を当てながら釣りを行う。釣竿を左右に大きく振るなどして肘から肘当てに対して第２竿体の周面上に於ける左右方向（周方向）に力が加わると、肘当てと共に第２竿体が回動軸上で周方向に回動し、第１竿体と第２竿体とが相対的に周方向に回動する。よって、肘の動きが不当に阻害されることがない。当該力が解除されると、付勢手段により第２竿体と共に肘当ても原状に復帰する。また、肘当ては第２竿体周面に直接固定されるものであり、構造が簡易である。
【００１０】
発明２の釣竿は、発明１の釣竿であって、第１竿体と第２竿体とを連結する弾性体を有し、付勢手段は弾性体である。
この釣竿では、弾性体が第１竿体と第２竿体とを連結し、第２竿体と第１竿体との周方向位置を一定の状態に付勢している。肘当て乃至第２竿体への周方向への力が解除されると、この弾性体が第１竿体と第２竿体との相対的な位置を原状に復帰させる。
【００１１】
発明３の釣竿は、発明２の釣竿であり、弾性体は、第１竿体の竿元側端部と第２竿体の穂先側端部とを連結する繊維強化樹脂からなる細棒材である。
この釣竿では、細棒材が第１竿体と第２竿体とを連結し、第２竿体と第１竿体との周方向位置を一定の状態に付勢している。肘当て乃至第２竿体への周方向への力が解除されると、この細棒材が第１竿体と第２竿体との相対的な位置を原状に復帰させる。
【００１２】
発明４の釣竿は、発明２の釣竿であり、弾性体は、第１竿体の竿元側端部と第２竿体の穂先側端部とを連結する筒状のゴムである。
この釣竿では、筒状のゴムが第１竿体と第２竿体とを連結し、第２竿体と第１竿体との周方向位置を一定の状態に付勢している。
発明５の釣竿は、発明１〜４の何れかの釣竿であり、第１竿体は周面に配置されるリールシートを有しており、肘当ては第２竿体の周面に第２竿体の径方向に起立する板型部材である。また、付勢手段がリールシートの配置されている径方向に肘当てを維持するように付勢している。
【００１３】
この釣竿では、釣人は第１竿体のリールシート付近を一方の手で把持し、さらにその手の肘を第２竿体の周面に当て、且つ、その周面に起立している板型の肘当てに肘を当てながら釣竿を操作する。
【００１４】
【発明の実施の形態】
［第１実施形態］
以下、本発明の第１実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明の第１実施形態を採用した釣竿は、図１に示すように、元竿１（第１竿体に相当）と、元竿１の竿元側端部に固定された元竿１より小径の回動軸２と、回動軸２の周面に周方向に回動自在且つ軸方向に移動不能に配置される補助竿体３（第２竿体に相当）とを有している。また、元竿１の竿元側端部と補助竿体３の穂先側端部との間には、複数の細棒５が配置されている。
【００１５】
元竿１は先細りテーパの施された筒状部材である。炭素繊維強化樹脂等を焼成して形成されている。その穂先側には他の竿体（例えば、元上竿，穂先竿など・図示せず）が振出形式若しくは並継形式など周知の方法で任意数だけ連結される。いわゆる外通し竿であれば各竿体の周面には釣糸ガイドが配置される。いわゆる中通し竿であれば、各竿体の内部が釣糸の挿通可能な釣糸通路とされる。
【００１６】
また、元竿１の周面にはリール（図示せず）を装着するためのリールシート４が設けられている。例えば、別途形成したリールシート４が巻糸などで元竿１の周面に固定される。このリールシート４はリールの脚部を載置するための載置部，リールの脚部の一端を覆う固定フード，リールの脚部の他端を覆いつつ元竿１の軸方向に移動自在な移動フードから構成されている。このリールシート４では、移動フードと固定フードとでリールの脚部を挟み込んでリールを装着する。
【００１７】
なお、元竿１の竿元側端部は他の部分に比較して太径に形成されている（図２参照）。この太径化した竿元側端部の内周面と回動軸２の外周面との間のスペースに、後述のように細棒５が挿入され固定されている。
回動軸２は、元竿１の竿元側端部に延びるように元竿１に連結されている。回動軸２自体は筒状体としても中実体としても良い。例えば、軽量化のために筒状体を用いるのであれば、元竿１と同様に炭素繊維強化樹脂などを焼成した部材を用いれば足りる。この回動軸２は元竿１の竿元側からその一部を挿入した状態で元竿１に連結される。そして、この回動軸２と元竿１とは接着剤等により固定される。場合によっては、元竿１と回動軸２とは螺着形式に連結してもよい。
【００１８】
補助竿体３は、元竿１と同様に炭素繊維強化樹脂等を焼成してなる筒状部材である。内径を上述の回動軸２の外径に合致するように設定し、回動軸２上に元竿１と一定の間隔を隔てて配置される。この補助竿体３の穂先側端部も元竿１と同様に他の部分に比較して太径に形成されている（図２参照）。この太径化した穂先側端部の内周面と回動軸２の外周面との間のスペースに、細棒５が挿入され固定されている。また、竿元側端部には尻栓６が脱着自在に螺着している。
【００１９】
この補助竿体３の周面には、肘当て７が装着されている。肘当て７は、補助竿体３の周面にその径方向に起立する板型部材である。ウレタンゴム等のゴム体若しくは硬質合成樹脂など任意の素材から構成される（図４参照）。その装着方法は任意であり、例えば、両面テープなどで装着し、若しくは、補助竿体３の周面にねじ溝を形成して螺着し、さらには、接着固定後にゴムテープで補助竿体３の周面毎巻回する等の方法がある。なお、この肘当て７の起立する方向は、上述の元竿１のリールシート４方向と一致するように設定する。
【００２０】
細棒５は、炭素繊維若しくはガラス繊維などを軸方向に引き揃えて合成樹脂を含浸させ硬化させて構成されている。この細棒５はφ１〜３ｍｍ程度である。また、細棒５は、上述のように、その穂先側端部及び竿元側端部をそれぞれ回動軸２と元竿１若しくは補助竿体３との隙間に挿入させた上で、元竿１及び補助竿体３と連結されている。回動軸２の周面に径方向に間隔を隔てて４乃至６本程度配置される（図３参照）。このような細棒５を解して補助竿体３が元竿１に連結されることで、補助竿体３は元竿１に対して軸方向に移動不能且つ周方向に一定の範囲で回動可能となっている。
【００２１】
このように構成されている釣竿では、補助竿体３は回動軸２上に周方向に回動自在に細棒５により配置されている。細棒５は、補助竿体３と元竿１とを連結しつつ、元竿１と補助竿体３との周方向位置を一定の状態に付勢している。この釣竿を釣人が操作する際には、釣人が元竿１のリールシート４付近をここに装着したリールと共に一方の手で把持し、さらにその手の肘を補助竿体３の周面に当て、且つ、その周面に起立している板型の肘当て７に肘を当てながら釣竿を操作することになる。
【００２２】
釣竿を左右に振るなどして、釣人の肘から肘当て７乃至補助竿体３に対して周方向への力が加わると、細棒５が捻れて補助竿体３及び肘当て７が回動軸２上で周方向に回動する。肘当て７が周方向へ回動することで肘の自由度が高まり、釣人の釣り操作が円滑になる。その後、肘から肘当て７への力が解除されると、細棒５は内部の強化繊維等により捻れを回復し、元竿１と補助竿体３との相対的な位置を原状に復帰させる。
【００２３】
［第２実施形態］
上記第１実施形態にあっては、肘当て７を補助竿体３の周面に起立する板状のものとしている。しかし、図５及び図６に示すように、竿体周面に沿って配置される略小判型のゴム板等からなる肘当て８を用いることも可能である。
この肘当て８は補助竿体３の周面形状に沿って凹入する貼付面８ａを背面側に有する。この貼付面８ａに補助竿体３の周面を当接させて、両面テープや接着竿などで肘当て８を補助竿体３の周面に固定する。そして、肘当て８の平面化されている表面に肘を載せて、釣人は釣り操作を行う。
【００２４】
［第３実施形態］
以下、さらに、別の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図７に示すように、本発明の第３実施形態を採用した釣竿も、第１実施形態と同様に、元竿１１と、元竿１１の竿元側に連結される回動軸１２とを有している。また、この回動軸１２の周面には、周方向に回動自在且つ軸方向に移動不能に補助竿体１３（第２竿体に相当）が配置される。そして、元竿１１の竿元側端部と補助竿体１３の穂先側端部とを連結するように、ゴムチューブ１５が配置される。
【００２５】
元竿１１は上記第１実施形態と同種のものである。もっとも、竿元側端部は別途大径化されているものではなく、通常の先細りテーパが施された筒状部材である。一方、回動軸１２は、元竿１１の竿元側端部に延びるように元竿１１に連結されている。第１実施形態と同様に、回動軸１２自体は筒状体としても中実体としても良い。この回動軸１２の竿元端部にはボルト部分が形成されており、尻栓１６はこの回動軸１２に螺着している。
【００２６】
補助竿体１３は、硬質合成樹脂等若しくは金属等からなる筒状の部分と、その周面に起立するような板型に加工された肘当て部分１７とからなる。筒状の部分の内径は上述の回動軸１２の外径に合致するように設定されており、回動軸１２上に元竿１１と隣接して配置される。回動軸１２の竿元側端部に螺着する尻栓１６と挟み込まれるようにして、補助竿体１３は軸方向が位置決めされている。なお、補助竿体１３と元竿１１との間にはリングワッシャを介在させてもよい。また、肘当て部分１７は、補助竿体１３の筒状部分と一体的に加工されその径方向に起立する板型の部分である。この肘当て１７の起立する方向は、第１実施形態と同様に、上述の元竿１１のリールシート方向と一致するように設定する。
【００２７】
ゴムチューブ１５は、元竿１１の竿元側端部外周面と補助竿体１３の穂先側端部外周面とを内包するように配置される。そして、ゴムチューブ１５は元竿１１及び補助竿体１３と相互に固定される。固定方法は任意であり、接着剤等による接着でもよいが、補助的に金属リング２０などを周面からかしめて固定してもよい。
【００２８】
このように構成されている釣竿では、補助竿体１３は回動軸１２上に周方向に回動自在にゴムチューブ１５によって配置されている。ゴムチューブ１５は、補助竿体１３と元竿１１とを連結しつつ、元竿１１と補助竿体１３との周方向位置を一定の状態に付勢している。そして、第１実施形態と同様に肘の動きにあわせて、補助竿体１３乃至肘当て部分１７が回動する。
【００２９】
［他の実施形態］
図８に示すような、別の変形例を採用することもできる。
この釣竿では、元竿３１（第１竿体に相当）を有し、元竿３１の竿元側周面に配置される連結される補助竿体３３（第２竿体に相当）が配置される。この補助竿体３３は元竿３１の周面を周方向に回動自在に配置されている。即ち、元竿３１の竿元側端部が補助竿体３３の回動軸を兼ねている。
【００３０】
元竿３１は上記第１実施形態と同種のものである。元竿３１の竿元側端部には脱着自在に底栓４０が装着されている。例えば、元竿３１の竿元側端部内周にねじ溝を形成してここに底栓４０を螺着させる。また、元竿３１の竿元側の周面にはベアリング４２が固定されている。
補助竿体３３は、硬質合成樹脂等若しくは金属等からなる筒状部材である。穂先側端部は上述のベアリング４２に係止されている。竿元側端部内周面にはねじ溝が形成されており、ここに底栓４１が螺着する。また、この補助竿体３３の周面には肘当て３７が起立して固定されている。この肘当て３７については、第１実施形態と同様である。
【００３１】
さらに、上述の底栓４０と底栓４１とはコイルバネ４３で連結されている。即ち、このコイルバネ４３は元竿３１の竿元側に位置し、補助竿体３３の内部に位置して、底栓４０，４１を解して元竿３１と補助竿体３３とを連結する。
このように構成されている釣竿では、補助竿体３３は元竿３１上に周方向に回動自在にコイルバネ４３によって配置されている。このコイルバネ４３が、補助竿体３３と元竿３１とを連結しつつ、元竿３１と補助竿体３３との周方向位置を一定の状態に付勢している。そして、第１実施形態と同様に肘の動きにあわせて、補助竿体３３乃至肘当て３７が回動する。
【００３２】
【発明の効果】
本発明に係る釣竿は、釣り操作に伴う肘の動きを阻害することなく、釣り操作性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態を採用した釣竿の竿元側部分を示した図。
【図２】図１の断面図。
【図３】図２のIII-III断面図。
【図４】図２のIV-IV断面図。
【図５】本発明の第２実施形態を採用した釣竿の肘当て８付近の断面図。
【図６】本発明の第２実施形態を採用した釣竿の肘当て８付近の上面図。
【図７】本発明の第３実施形態を採用した釣竿の竿元側付近の断面図。
【図８】本発明の他の実施形態を採用した釣竿の竿元側付近の断面図。
【符号の説明】
１，１１元竿（第１竿体）
２，１２回動軸
３，１３補助竿体（第２竿体）
４リールシート
７，８肘当て
１７肘当て部分[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fishing rod used for fishing.
[0002]
[Prior art]
Some of the conventional fishing rods have an elbow pad attached to the peripheral surface of the base of the main rod located on the most rod side of the fishing rod so that fishing can be performed while applying the elbow to the elbow pad. is there. For example, in a conventional fishing rod provided with a certain kind of elbow pad, an elbow pad main body having a mounting surface on which the elbow is mounted is fixed to the peripheral surface of the main rod with an attachment member (see Patent Document 1). In addition, there is also a connecting member that supports the elbow rest body so that it can be rotated while the elbow resting on the elbow rest, and the elbow rest body is attached to the main rod (patent) Reference 2).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 3-71759 (FIG. 1)
[0004]
[Patent Document 2]
JP-A-7-289121 (FIGS. 3 and 7)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
A fishing rod with a conventional elbow rest has an “elbow rest main body” on which the elbow can be placed, and this elbow rest main body is fixed on the peripheral surface of the main rod with a connecting member, and the structure is also Complicated and the elbow rest itself becomes larger. For fishing rods that catch relatively small fish, even when fishing operations are performed while placing the elbow on the surrounding surface of the body, the "abutment" is used to prevent the elbow from slipping on the surrounding surface of the body. In some cases, a simple elbow rest to the extent of " In view of this, a fishing rod having a simple elbow rest in which a rubber elbow rest member is bonded and fixed to the peripheral surface of the housing with a double-sided tape or the like has been proposed.
[0006]
However, even with a simple elbow rest, a certain degree of freedom in the circumferential direction of the body is particularly necessary in order to smoothly perform the fishing operation. In other words, when performing a fishing operation, the fishing rod is swung to the left and right, but by securing a certain degree of freedom in the elbow rest, such a movement to the left and right can be performed smoothly. It is easy to secure the balance of the fishing rod.
[0007]
As described above, when the elbow rest is bonded and fixed to a certain place with double-sided tape or the like, the angler can secure the degree of freedom that the elbow rest can be installed at a desired position. However, the degree of freedom of movement of the elbow rest associated with the fishing operation after bonding and fixing is lost.
The subject of this invention is providing the fishing rod provided with the elbow rest excellent in fishing operativity, without inhibiting the motion of the elbow accompanying fishing operation.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The fishing rod of the invention 1 is a fishing rod used for fishing, and includes a first rod, a rotation shaft having a smaller diameter than the first rod fixed to the rod side of the first rod, and a circumferential surface of the rotation shaft. A second housing which is pivotable in the circumferential direction and immovable in the axial direction, an elbow rest fixed to the circumferential surface of the second housing, and the second housing is maintained at a constant circumferential position. And an urging means for urging so as to perform.
[0009]
The angler grips the first rod of the fishing rod, puts an elbow on the peripheral surface of the second rod located on the rod side, and performs fishing while applying the elbow of the elbow. When a force is applied in the left-right direction (circumferential direction) on the circumferential surface of the second rod body from the elbow to the elbow pads by shaking the fishing rod to the left or right, the second rod body rotates together with the elbow pads. The upper casing rotates in the circumferential direction, and the first casing and the second casing relatively rotate in the circumferential direction. Therefore, the movement of the elbow is not unduly hindered. When the force is released, the elbow rest also returns to the original shape together with the second housing by the biasing means. The elbow rest is directly fixed to the peripheral surface of the second housing, and the structure is simple.
[0010]
The fishing rod of the invention 2 is the fishing rod of the invention 1, and has an elastic body for connecting the first rod body and the second rod body, and the biasing means is an elastic body.
In this fishing rod, the elastic body connects the first housing and the second housing, and the circumferential positions of the second housing and the first housing are urged to a constant state. When the circumferential force on the elbow rest or the second casing is released, the elastic body returns the relative positions of the first casing and the second casing to the original state.
[0011]
The fishing rod of the invention 3 is the fishing rod of the invention 2, and the elastic body is a thin rod material made of a fiber reinforced resin for connecting the base end portion of the first rod and the tip end portion of the second rod. is there.
In this fishing rod, the thin rod member connects the first rod body and the second rod body, and the circumferential position of the second rod body and the first rod body is biased to a constant state. When the circumferential force applied to the elbow rest or the second housing is released, the thin rod member returns the relative positions of the first housing and the second housing to the original state.
[0012]
The fishing rod of the invention 4 is the fishing rod of the invention 2, and the elastic body is a cylindrical rubber that connects the base end portion of the first rod and the tip end portion of the second rod.
In this fishing rod, a cylindrical rubber connects the first and second housings and urges the circumferential positions of the second and first housings to be in a constant state.
The fishing rod of the invention 5 is the fishing rod according to any one of the inventions 1 to 4, wherein the first rod body has a reel sheet disposed on the circumferential surface, and the elbow rest is second on the circumferential surface of the second rod body. It is a plate-shaped member that stands up in the radial direction of the housing. Further, the urging means urges the elbow rest in the radial direction in which the reel sheet is arranged.
[0013]
In this fishing rod, the angler grips the vicinity of the reel seat of the first housing with one hand, further touches the elbow of the hand against the circumferential surface of the second housing, and stands up on the circumferential surface. Operate the fishing rod while placing the elbow on the elbow rest.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the fishing rod employing the first embodiment of the present invention includes a main rod 1 (corresponding to a first rod) and a main rod 1 fixed to the end of the rod side of the main rod 1. The rotary shaft 2 has a small diameter, and an auxiliary housing 3 (corresponding to a second housing) disposed on the circumferential surface of the rotational shaft 2 so as to be rotatable in the circumferential direction and immovable in the axial direction. . In addition, a plurality of thin bars 5 are disposed between the heel side end of the base rod 1 and the tip side end of the auxiliary rod body 3.
[0015]
The main shaft 1 is a cylindrical member with a tapered taper. It is formed by firing a carbon fiber reinforced resin or the like. Any number of other skeletons (for example, Motogami cocoon, pioneer cocoons, etc., not shown) are connected to the tip side by a known method such as a swing-out type or a succession type. If it is what is called an outer threading rod, a fishing line guide will be arrange | positioned on the surrounding surface of each housing. In the case of a so-called penetrating rod, the inside of each rod is a fishing line passage through which a fishing line can be inserted.
[0016]
In addition, a reel sheet 4 for mounting a reel (not shown) is provided on the peripheral surface of the main shaft 1. For example, a separately formed reel sheet 4 is fixed to the circumferential surface of the main rod 1 with a wound yarn or the like. The reel sheet 4 is mounted on the reel leg, a fixed hood that covers one end of the reel leg, and is movable in the axial direction of the main shaft 1 while covering the other end of the reel leg. It consists of a moving hood. In the reel seat 4, the reel is mounted with the leg portion of the reel being sandwiched between the movable hood and the fixed hood.
[0017]
In addition, the heel side edge part of the heel 1 is formed in the large diameter compared with the other part (refer FIG. 2). As will be described later, a thin bar 5 is inserted and fixed in the space between the inner peripheral surface of the thickened base end and the outer peripheral surface of the rotating shaft 2.
The pivot shaft 2 is connected to the main shaft 1 so as to extend to the end portion of the main shaft 1 on the base side. The rotating shaft 2 itself may be a cylindrical body or a solid body. For example, if a cylindrical body is used for weight reduction, it is sufficient to use a member obtained by firing a carbon fiber reinforced resin or the like in the same manner as the base 1. The rotating shaft 2 is connected to the main shaft 1 in a state where a part thereof is inserted from the base side of the main shaft 1. The rotating shaft 2 and the main shaft 1 are fixed with an adhesive or the like. In some cases, the main shaft 1 and the rotating shaft 2 may be coupled in a screwing manner.
[0018]
The auxiliary casing 3 is a cylindrical member formed by firing a carbon fiber reinforced resin or the like in the same manner as the main casing 1. The inner diameter is set so as to match the outer diameter of the rotating shaft 2 described above, and the inner shaft 1 is arranged on the rotating shaft 2 at a certain interval. The tip side end portion of the auxiliary rod body 3 is also formed with a larger diameter as compared with other portions, as in the case of the base rod 1 (see FIG. 2). A thin bar 5 is inserted and fixed in a space between the inner peripheral surface of the end portion on the tip side with the increased diameter and the outer peripheral surface of the rotating shaft 2. Further, a butt plug 6 is detachably screwed to the end of the heel side.
[0019]
An elbow pad 7 is attached to the peripheral surface of the auxiliary housing 3. The elbow rest 7 is a plate-shaped member that stands on the peripheral surface of the auxiliary housing 3 in the radial direction. It is comprised from arbitrary raw materials, such as rubber bodies, such as urethane rubber, or a hard synthetic resin (refer FIG. 4). The mounting method is arbitrary. For example, it is mounted with a double-sided tape or the like, or a screw groove is formed on the peripheral surface of the auxiliary casing 3 and screwed. There are methods such as winding each circumference. It should be noted that the direction in which the elbow rest 7 stands is set so as to coincide with the reel seat 4 direction of the above-described armpit 1.
[0020]
The thin rod 5 is configured by aligning carbon fibers or glass fibers in the axial direction and impregnating and curing the synthetic resin. The thin bar 5 has a diameter of about 1 to 3 mm. Further, as described above, the thin rod 5 is inserted into the gap between the pivot shaft 2 and the main rod 1 or the auxiliary rod body 3 at the tip side end portion and the heel side end portion, respectively. 1 and the auxiliary housing 3. About 4 to 6 pieces are arranged on the circumferential surface of the rotating shaft 2 at intervals in the radial direction (see FIG. 3). When the auxiliary rod 3 is connected to the main rod 1 through such a thin bar 5, the auxiliary rod 3 cannot move in the axial direction with respect to the main rod 1 and rotates within a certain range in the circumferential direction. It is possible to move.
[0021]
In the fishing rod thus configured, the auxiliary rod body 3 is arranged on the rotation shaft 2 by the thin rod 5 so as to be rotatable in the circumferential direction. The thin rod 5 urges the circumferential position of the main rod 1 and the auxiliary rod 3 to a constant state while connecting the auxiliary rod 3 and the main rod 1. When the angler operates the fishing rod, the angler holds the vicinity of the reel seat 4 of the main rod 1 with the reel mounted here with one hand, and further touches the elbow of the hand against the peripheral surface of the auxiliary rod 3. In addition, the fishing rod is operated while placing the elbow against the plate-shaped elbow rest 7 standing on the peripheral surface.
[0022]
When a force in the circumferential direction is applied from the angler's elbow to the elbow rest 7 or the auxiliary rod body 3 by shaking the fishing rod to the left or right, the thin rod 5 is twisted and the auxiliary rod body 3 and the elbow pad 7 are rotated. It rotates on the shaft 2 in the circumferential direction. As the elbow rest 7 rotates in the circumferential direction, the degree of freedom of the elbow is increased and the angler's fishing operation becomes smooth. Thereafter, when the force from the elbow to the elbow rest 7 is released, the thin rod 5 recovers torsion due to the internal reinforcing fiber or the like, and returns the relative position of the main rod 1 and the auxiliary rod body 3 to the original state. .
[0023]
[Second Embodiment]
In the first embodiment, the elbow rest 7 is a plate-like one that stands on the peripheral surface of the auxiliary housing 3. However, as shown in FIGS. 5 and 6, it is also possible to use an elbow rest 8 made of a substantially oval rubber plate or the like arranged along the circumferential surface of the housing.
The elbow rest 8 has a pasting surface 8 a that is recessed along the peripheral shape of the auxiliary housing 3 on the back side. The peripheral surface of the auxiliary casing 3 is brought into contact with the affixing surface 8a, and the elbow rest 8 is fixed to the peripheral surface of the auxiliary casing 3 with a double-sided tape or an adhesive rod. Then, the elbow is placed on the flattened surface of the elbow rest 8 and the angler performs a fishing operation.
[0024]
[Third Embodiment]
Hereinafter, another embodiment will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 7, the fishing rod adopting the third embodiment of the present invention also has the main rod 11 and the rotating shaft 12 connected to the rod base side of the main rod 11 as in the first embodiment. Have. An auxiliary housing 13 (corresponding to a second housing) is disposed on the circumferential surface of the rotating shaft 12 so as to be rotatable in the circumferential direction and not movable in the axial direction. And the rubber tube 15 is arrange | positioned so that the heel side edge part of the heel 11 and the tip side edge part of the auxiliary | assistant rod body 13 may be connected.
[0025]
The Marshal 11 is the same type as the first embodiment. However, the diameter of the base end is not separately increased, but is a cylindrical member with a normal tapered taper. On the other hand, the rotating shaft 12 is connected to the main shaft 11 so as to extend to the end of the main shaft 11. Similar to the first embodiment, the rotation shaft 12 itself may be a cylindrical body or a solid body. A bolt portion is formed at the base end of the rotating shaft 12, and the bottom plug 16 is screwed onto the rotating shaft 12.
[0026]
The auxiliary housing 13 includes a cylindrical portion made of hard synthetic resin or metal or the like, and an elbow rest portion 17 processed into a plate shape standing on its peripheral surface. The inner diameter of the cylindrical portion is set to match the outer diameter of the rotating shaft 12 described above, and is disposed on the rotating shaft 12 adjacent to the main shaft 11. The auxiliary casing 13 is positioned in the axial direction so as to be sandwiched between the bottom plug 16 that is screwed onto the base end of the rotating shaft 12. In addition, you may interpose a ring washer between the auxiliary | assistant housing | casing 13 and the base rod 11. FIG. The elbow rest portion 17 is a plate-shaped portion that is integrally processed with the cylindrical portion of the auxiliary housing 13 and stands up in the radial direction. The direction in which the elbow rest 17 stands is set so as to coincide with the reel seat direction of the above-mentioned main bar 11 as in the first embodiment.
[0027]
The rubber tube 15 is disposed so as to enclose the outer peripheral surface of the heel side end portion of the base rod 11 and the outer peripheral surface of the tip side end portion of the auxiliary casing 13. The rubber tube 15 is fixed to the base rod 11 and the auxiliary casing 13 mutually. The fixing method is arbitrary, and bonding with an adhesive or the like may be used. However, the metal ring 20 or the like may be supplemented by caulking from the peripheral surface.
[0028]
In the fishing rod configured as described above, the auxiliary rod body 13 is disposed on the rotation shaft 12 by the rubber tube 15 so as to be rotatable in the circumferential direction. The rubber tube 15 urges the circumferential position of the base rod 11 and the auxiliary rod 13 to a constant state while connecting the auxiliary rod 13 and the main rod 11. And the auxiliary | assistant housing 13 thru | or the elbow rest part 17 rotate according to a motion of an elbow similarly to 1st Embodiment.
[0029]
[Other Embodiments]
Another modification as shown in FIG. 8 may be employed.
This fishing rod has a base rod 31 (corresponding to a first rod), and a connected auxiliary rod 33 (corresponding to a second rod) disposed on the rod-side peripheral surface of the rod 31. The The auxiliary housing 33 is disposed so as to be rotatable in the circumferential direction on the peripheral surface of the base rod 31. That is, the base side end of the base rod 31 also serves as the rotation shaft of the auxiliary casing 33.
[0030]
The Marshal 31 is the same type as the first embodiment. A bottom plug 40 is detachably attached to the end side of the base side of the base bar 31. For example, a thread groove is formed in the inner periphery of the base side end of the base rod 31, and the bottom plug 40 is screwed thereto. A bearing 42 is fixed to the circumferential surface of the base side of the base bar 31.
The auxiliary housing 33 is a cylindrical member made of hard synthetic resin or metal. The tip side end is locked to the bearing 42 described above. A thread groove is formed on the inner peripheral surface of the heel side end portion, and the bottom plug 41 is screwed thereto. An elbow pad 37 is erected and fixed to the peripheral surface of the auxiliary housing 33. The elbow rest 37 is the same as in the first embodiment.
[0031]
Further, the bottom plug 40 and the bottom plug 41 are connected by a coil spring 43. That is, the coil spring 43 is located on the base side of the base rod 31 and is located inside the auxiliary rod body 33, and connects the base rod 31 and the auxiliary rod body 33 through the bottom plugs 40 and 41.
In the fishing rod thus configured, the auxiliary rod body 33 is disposed on the main rod 31 by a coil spring 43 so as to be rotatable in the circumferential direction. The coil spring 43 urges the circumferential position of the main rod 31 and the auxiliary rod 33 to a constant state while connecting the auxiliary rod 33 and the main rod 31. And the auxiliary | assistant housing 33 thru | or the elbow rest 37 rotate according to a motion of an elbow similarly to 1st Embodiment.
[0032]
【The invention's effect】
The fishing rod according to the present invention is excellent in fishing operability without hindering the movement of the elbow accompanying the fishing operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a fishing rod side portion of a fishing rod adopting a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of FIG.
3 is a sectional view taken along line III-III in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the vicinity of an elbow rest 8 of a fishing rod adopting a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a top view of the vicinity of an elbow pad 8 of a fishing rod adopting a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view of the vicinity of the rod side of a fishing rod adopting a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view of the vicinity of the rod side of a fishing rod adopting another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1,11 Marshal (1st body)
2,12 Rotating shaft 3,13 Auxiliary housing (second housing)
4 Reel seats 7, 8 Elbow pads 17 Elbow pads

Claims

魚釣りに用いる釣竿であって、
第１竿体と、
前記第１竿体の竿元側に固定された前記第１竿体より小径の回動軸と、
前記回動軸の周面に周方向に回動自在且つ軸方向に移動不能に配置される第２竿体と、
前記第２竿体の周面に固定される肘当てと、
前記第２竿体を一定の周方向位置に維持するように付勢する付勢手段と、
を備える釣竿。A fishing rod used for fishing,
A first housing;
A pivot shaft having a smaller diameter than the first casing fixed to the base side of the first casing;
A second housing disposed on the circumferential surface of the pivot shaft so as to be pivotable in the circumferential direction and immovable in the axial direction;
An elbow rest fixed to the circumferential surface of the second housing;
Biasing means for biasing the second housing to maintain a constant circumferential position;
Fishing rod with

前記第１竿体と第２竿体とを連結する弾性体を有し、前記付勢手段は前記弾性体である、請求項１に記載の釣竿。2. The fishing rod according to claim 1, further comprising an elastic body that connects the first rod body and the second rod body, wherein the biasing means is the elastic body.

前記弾性体は、前記第１竿体の竿元側端部と第２竿体の穂先側端部とを連結する繊維強化樹脂からなる細棒材である、請求項２に記載の釣竿。3. The fishing rod according to claim 2, wherein the elastic body is a thin rod member made of a fiber reinforced resin that connects a base end portion of the first casing and a tip end portion of the second casing.

前記弾性体は、前記第１竿体の竿元側端部と前記第２竿体の穂先側端部とを連結する筒状のゴムである、請求項２に記載の釣竿。3. The fishing rod according to claim 2, wherein the elastic body is a cylindrical rubber that connects a base side end of the first housing and a tip side end of the second housing.

前記第１竿体は周面に配置されるリールシートを有しており、
前記肘当ては、前記第２竿体の周面に前記第２竿体の径方向に起立する板型部材であり、前記付勢手段が前記リールシートの配置されている径方向に前記肘当てを維持するように付勢している、請求項１〜４の何れかに記載の釣竿。The first housing has a reel sheet disposed on the peripheral surface,
The elbow rest is a plate-shaped member that stands up in the radial direction of the second casing on the circumferential surface of the second casing, and the urging means is arranged in the radial direction in which the reel seat is disposed. The fishing rod according to any one of claims 1 to 4, wherein the fishing rod is biased so as to be maintained.