JP4006210B2 - 光波長多重分配型ネットワーク群 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光波長多重分配型ネットワーク群に関し、より詳しくは、波長分割多重(WDM;wavelength division multiplexing)技術を用いた光波長多重分配型ネットワーク群に関する。
【0002】
【従来の技術】
光波長多重技術を用いたネットワークにおいては、波長数が増えるに従い、その光源の波長を管理することが困難となる。特に、多波長光源が複数のノードに置かれる場合、各ノードにおいて波長モニタ、出力モニタ等を行う必要が生じ、故障発生時には各ノードが置かれて局舎まで出向いて光源部の交換等を行う必要が生じる。
【0003】
この問題を解決するため、多波長光源を一箇所のノードに集約し、波長の一括管理を行うネットワークが、特開平7−231305号公報(マニッシュ・シャーマ、伊藤)に開示されている。図2は、特開平7−231305号公報に述べられている多波長光源の使用方法についての、基本概念を示した図である。
【0004】
図2で示されるネットワークは、ひとつの中央ノード(センターノード)と複数の端末ノード(ローカルノード)からなるリングネットワークであって、多波長光源はセンターノードのみに配置され、端末ノードはセンターノードより送信された連続(CW;continuous wave)光を受信し、それに変調を加えてセンターノードへ送信を行うことが特徴である。しかしながら、センターノードにおかれる多波長光源は、ひとつのリングネットワークのみに対して用いられており、このようなリングネットワークが複数存在する場合には、その数だけ多波長光源が必要となる。したがって、ネットワーク数が増えるとともに、センターノードにおかれる光源コストも増大することとなる。
【0005】
図2で示されるネットワークの更なる問題点は、端末ノードに置かれる変調器である。光の偏波(即ち、偏光)は伝送により任意に変化するため、光変調器に偏波依存性があってはならない。光変調器に偏波依存性がある場合、偏波制御器が必要となり、装置コストの上昇と装置の大型化をもたらす。偏波依存性のない光変調器として、電界吸収型光変調器(EA;electro absorption modulator)と半導体光増幅器があるが、変調器単体としてはいずれも数十万程度と非常に高価なものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、光波長多重技術を用いたネットワークでは、波長多重ネットワークの数が増えるにしたがって光源コストが増大し、また、安価な偏波依存性の光変調器を用いても、装置全体のコストがかかるという解決すべき課題が従来技術にはあった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、装置コストを低減させた光波長多重分配型ネットワーク群を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は(図10)、ネットワークを複数有する光波長多重分配型ネットワーク群であって、共通な1つのセンターノードに対して、複数のリモートノードの各々が複数の光ファイバで接続されており、前記ネットワークは、1つのリモートノードと前記センターノードとの組で形成され、前記センターノードは、第1の多波長光源出力と第2の多波長光源出力とを発生し、無偏光化を少なくとも前記第1の多波長光源出力に対して行う共通部と、前記ネットワークに属する終端装置であって、前記共通部により発生した前記第2の多波長光源出力を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記ネットワークに属するリモートノードへ光ファイバを介して送信する終端装置とを備え、前記共通部により発生した前記第1の多波長光源出力を前記ネットワークに属するリモートノードへ光ファイバを介して送信し、前記リモートノードは、前記センターノードから送信された前記第1の多波長光源出力を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記センターノードへ光ファイバを介して送信する光変調部と、前記終端装置から送信された変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を受光回路で受信することによって、受信して復調する光受信部とを備え、前記共通部は、前記第1の多波長光源出力を発生する第1の多波長光源と、前記第2の多波長光源出力を発生する第2の多波長光源と、前記第1の多波長光源出力を無偏光化する第1の無偏光化回路と、前記第2の多波長光源出力を無偏光化する第2の無偏光化回路と、前記第1の無偏光化回路により無偏光化された前記第1の多波長光源出力を複数に分岐させる第1の光分配器と、前記第2の無偏光化回路により無偏光化された前記第2の多波長光源出力を複数に分岐させる第2の光分配器とを備え、前記第1の光分配器により分岐した前記第1の多波長光源出力を前記ネットワークに属するリモートノードへ第1の光ファイバを介して送信し、前記終端装置は、前記第2の光分配器により分岐した前記第2の多波長光源出力を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成する光変調部を備え、該光変調部により生成された変調光を前記ネットワークに属するリモートノードへ第2の光ファイバを介して送信し、前記リモートノードは、該リモートノードの光変調部において、前記共通部から送信された前記第1の多波長光源出力を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記センターノードへ第3の光ファイバを介して送信し、前記第1の多波長光源と前記第2の多波長光源は、各々、一括多波長発生光源であり、一括多波長発生光源は、複数の単一波長光源が等間隔波長で配置されており、前記複数の単一波長光源の出力を合波する光合波器と、該光合波器の出力を光強度変調器と光位相変調器とに通し、該光強度変調器と該光位相変調器とを正弦波により変調して、側帯波を有する変調光を生成する多波長化回路とを有し、前記第1の多波長光源の前記複数の単一波長光源の最小波長と、前記第2の多波長光源の前記複数の単一波長光源の最小波長とは、前記等間隔波長の半分だけ異なることを特徴とする。
【0016】
請求項2に記載の発明は(図16)、ネットワークを複数有する光波長多重分配型ネットワーク群であって、共通な1つのセンターノードに対して、複数のリモートノードの各々が複数の光ファイバで接続されており、前記ネットワークは、1つのリモートノードと前記センターノードとの組で形成され、前記センターノードは、無偏光化された多波長光源出力を発生する共通部と、前記ネットワークに属する終端装置であって、前記共通部により発生した前記多波長光源出力の第1の出力に対して、光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記ネットワークに属するリモートノードへ光ファイバを介して送信する終端装置とを備え、前記共通部により発生した前記多波長光源出力の第2の出力である非変調光を前記ネットワークに属するリモートノードへ光ファイバを介して送信し、前記リモートノードは、前記センターノードから送信された前記非変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記センターノードへ光ファイバを介して送信する光変調部と、前記終端装置から送信された変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を受光回路で受信することによって、受信して復調する光受信部とを備え、前記共通部は、1つの多波長光源と、該多波長光源の出力を無偏光化する無偏光化回路と、該無偏光化回路により無偏光化された前記多波長光源の出力を、複数の多波長光源出力に分岐させる光分配器とを備え、前記終端装置は、前記光分配器により分岐した前記多波長光源出力を光合分波器によって波長ごとに分波を行い抽出した波長成分のうち、所定数の波長成分に対して光変調器により変調して変調光を生成し、抽出した前記波長成分のうち、前記所定数の波長成分と同数の残りの波長成分に対して変調を行わない非変調光と、前記変調光とを再び光合分波器により合波し、前記センターノードは、当該合波された出力を前記ネットワークに属するリモートノードへ第1の光ファイバを介して送信し、前記リモートノードは、前記終端装置から送信された前記光合波器の出力を、前記非変調光と前記変調光とに分割する光分波器をさらに備え、前記リモートノードの光変調部は、前記光分波器により分割した前記非変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記センターノードへ第2の光ファイバを介して送信し、前記光受信部は、前記光分波器により分割した変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を受光回路で受信することによって、受信して復調し、前記共通部は、前記1つの多波長光源と前記無偏光化回路とに替えて、第1の多波長光源出力を発生する第1の多波長光源と、該第1の多波長光源の出力を無偏光化する第1の無偏光化回路と、第2の多波長光源出力を発生する第2の多波長光源と、該第2の多波長光源の出力を無偏光化する第2の無偏光化回路とを備え、前記第1の多波長光源と前記第2の多波長光源は、各々、一括多波長発生光源であり、該一括多波長発生光源は、複数の単一波長光源が等間隔波長で配置されており、前記複数の単一波長光源の出力を合波する光合波器と、該光合波器の出力を光強度変調器と光位相変調器とに通し、該光強度変調器と該光位相変調器とを正弦波により変調して、側帯波を有する変調光を生成する多波長化回路とを有し、前記第1の多波長光源の前記複数の単一波長光源の最小波長と、前記第2の多波長光源の前記複数の単一波長光源の最小波長とは、前記等間隔波長の半分だけ異なっており、前記共通部は、さらに、前記第1の無偏光化回路により無偏光化された前記第1の多波長光源の出力と、前記第2の無偏光化回路により無偏光化された前記第2の多波長光源の出力とを合波して、一様な多波長光を出力する光合分波部を備え、前記光分配器は、前記光合分波部の出力を複数の多波長光源出力に分岐させることを特徴とする。
【0022】
請求項3に記載の発明は(図28)、請求項2に記載の光波長多重分配型ネットワーク群において、該光波長多重分配型ネットワーク群は、共通な1つの階層型ネットワーク用センターノードに対して、1以上のノードを有する階層型ネットワークノード群がネットワーク用光ファイバで複数接続されており、1つの前記階層型ネットワークノード群と前記階層型ネットワーク用センターノードとの組で形成される階層型ネットワークを複数有し、前記階層型ネットワークノード群は、1つの階層型ネットワーク用リモートノードと複数のアクセスノードから成り、前記階層型ネットワークは、前記階層型ネットワーク用センターノードに対して、前記階層型ネットワーク用リモートノードが2本のネットワーク用光ファイバで接続され、各階層型ネットワーク用リモートノードを中心として、アクセスノードが各々、複数のアクセスノード用光ファイバで接続されており、前記階層型ネットワーク用センターノードは、無偏光化された多波長光源出力を発生するセンター共通部と、前記階層型ネットワークに属するセンター終端装置であって、前記センター共通部により発生した前記多波長光源出力を用いて、アクセスノードと光通信を行うためのセンター終端装置とを備え、前記階層型ネットワーク用リモートノードは、ネットワーク用光ファイバを介して前記センター終端装置から送信された光を、前記複数のアクセスノード用光ファイバへ分配し、或いは各アクセスノード用光ファイバを介して各アクセスノードから送信された光を、まとめて前記ネットワーク用光ファイバへ送出し、前記センター共通部、前記センター終端装置、アクセスノード、該アクセスノードの通信に使用されるアクセスノード用光ファイバとネットワーク用光ファイバから成る構成は、前記共通部、前記センターノードの前記終端装置、前記リモートノード、及び光ファイバから成る構成と同様であることを特徴とする。
【0023】
請求項4に記載の発明は(図30)、請求項3に記載の光波長多重分配型ネットワーク群において、前記センター終端装置は、前記光分配器により分岐した前記多波長光源出力に対して、前記第1の光分波器及び前記光合波器による光の分割と合波を行わずに、前記光変調部により生成された変調光を前記階層型ネットワーク用リモートノードへネットワーク用光ファイバを介して送信し、前記階層型ネットワーク用リモートノードは、記センター終端装置から送信された変調光を、前記複数のアクセスノード用光ファイバへ分配する光分配器と、無偏光化された多波長光源出力を発生するリモート共通部と、前記リモート共通部により発生した前記多波長光源出力と、前記光分配器により分配された変調光とを合波する光合波器とを備え、該光合波器の出力をアクセスノードへアクセスノード用光ファイバを介して送信することを特徴とする。
【0024】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の光波長多重分配型ネットワーク群において、光変調部はLiNbO3変調器を用いることを特徴とする。
【0025】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の光波長多重分配型ネットワーク群において、無偏光化回路は、偏波スクランブラー、又は、偏波を偏波ビームスプリッターにより2つの直交成分に分け、該2つの直交成分を伝送速度の2倍以上の速度でスイッチする光回路であることを特徴とする。
【0026】
以上の構成により、波長多重光源からの光を複数のネットワークあるいは複数の伝送システムで用いることにより、波長多重光源の共用を図る。また、LiNbO光変調器を用いることで変調器コストを低減し、LiNbO光変調器を用いる場合問題となる偏波依存性に対しては、変調器入力信号の偏波を無偏光化する手段により対処する。
【0027】
なお、特許請求の範囲の構成要素と対応する実施形態の構成部の図中の符号等を()で示す。ただし、特許請求の範囲に記載した構成要素は上記()部の実施形態の構成部に限定されるものではない。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。
【0029】
図1は、本実施形態の基本概念を示す図である。本実施形態は、図1に示すように、波長多重光源101からの光を複数のネットワーク102−1〜102−3あるいは複数の伝送システムで用いることにより、波長多重光源101を共用し、システムあたりの光源コストの低減を図る。
【0030】
さらに、本実施形態における光変調器としてはLiNbO光変調器を想定しており、LiNbO光変調器を用いることで変調器コストを低減し、LiNbO光変調器を用いる場合問題となる偏波依存性に対しては、変調器入力信号の偏波を無偏光化する無偏光化回路により対処することに特徴がある。無偏光化回路としては、偏波スクランブラー、又は、偏波を偏波ビームスプリッターにより2つの直交成分に分け、該2つの直交成分を伝送速度の2倍以上の速度でスイッチする光回路等を適用すればよい。
【0031】
[実施形態1]
図3は、実施形態1の概念図であり、光を波長帯で2つに分けて分配するセンターノード301と、3つのWDM伝送システム302−1〜302−3から形成されるネットワーク群を示す。また、図4は、各WDM伝送システム302−1〜302−3に共通の構成図である。
【0032】
図4により、本実施形態1のWDM伝送システムの構成について説明する。共通部301aには、光源部として等間隔に配置された複数の光源からなる多波長光源301bが配置される。光源としては、たとえば単一周波数で連続発信している半導体レーザ(LD;laser diode)が用いられる。多波長光源出力は、偏波保持型光増幅器301cで増幅された後(図中符号301dの光▲1▼)、WDMカップラ301eにより2つの波長群に分波される(符号301fの光▲2▼、符号301gの光▲3▼)。偏波保持型光増幅器301cを用いる訳は、後に述べるように、センターOLT(Optical Line Terminal;光ファイバー加入者線の局側終端装置)301hの光変調部301iで、LiNbO光強度変調器のような偏波依存性のある光変調器を用いるためである。
【0033】
分波された2つの波長群(光▲2▼301f、光▲3▼301g)のうち、一方の光▲2▼301fは無偏光化回路301jで無偏光化を行った後、スターカップラ301k等で複数のネットワークに分配される。残り片方の波長群(光▲3▼301g)は、そのままスターカップラ301l等で複数のネットワーク分配される。分配された2つの波長群はそれぞれ、センターノード301に配置されたあるネットワーク要素のひとつであるセンターOLT301hに接続され、無偏光化を行った波長群は変調を行わず、他方の波長分は光変調部301iで変調を行い、これら両者を再びWDMカップラ301mにより合波したのち、伝送路301nへ送出する。
【0034】
図5は、図4に示したWDMカップラ301e、301m、401aの波長選択性とそれにもとづく波長配置例示す図である。図5に示した選択特性を持つWDMカップラを用いて、その一方のみを変調したのちのスペクトル配置が示されている。連続(CW)光と変調光の間が空いている(デッドバンドがある)のはWDMカップラの選択特性、すなわち切れの悪さにより、CW光と変調光との間にクロストークが生じることを防ぐためである。
【0035】
図6は、センターOLT301hの構成図である。共通部301aからの2つの波長群のうち無偏光化回路301jを通過していないCW光601は、符号602のAWG2に示すアレイ導波路格子(AWG;arrayed waveguide grating)のような光合分波器により波長ごとに分波され、それぞれLiNbO光強度変調器のような偏波依存性のある光変調器603により変調される。変調光は、再び符号602のAWG2により合波され、さらに無偏光化されたCW光604とWDMカップラ301mにより合波されたのち伝送路301nへ送出される。
【0036】
図7は、センターノード301とは離れた位置にあるリモートノード401の構成図である。伝送されてきた無偏光化されたCW光群と変調光群は、WDMカップラ401aにより分割され、変調光701は符号702のAWG2により波長ごとに分波され、光受信回路703で受信される。一方、CW光704は符号705のAWG1で波長ごとに分波されたのち、リモートノード401からセンターノード301へ伝送を行いたい信号によって変調され、符号705のAWG1により再び合波されたのちセンターノード301へと送信される。変調に用いる光変調器706は、入射するCW光704が無偏光化されているため、偏波依存性を有する変調器でもよい。
【0037】
[実施形態2]
図8は、実施形態2のWDM伝送システムの構成図である。本実施形態2は、実施形態1の図4の構成を踏襲しており、光源部801から出力される等間隔の波長で連続発信している多波長光を、無偏光化回路802に通過させることにより無偏光化し、WDMカップラ803により2つの波長群に分波を行った後、その各出力を各センターOLTに分配する点が実施形態1と異なっている。
【0038】
[実施形態3]
図9は、実施形態3のWDM伝送システムの構成図である。センターノード901には、2つの多波長光源902、903と各ネットワークに属するセンターOLTが配置され、2つの多波長光源902、903の出力をそれぞれ無偏光化回路904、905により無偏光化する。その一方の多波長光をスターカップラ907によりパワー分岐して、それぞれ異なるネットワークに属する複数のセンターOLTに供給し、そのOLT、例えばOLT908では供給された多波長光をAWG908により波長ごとに分波を行い、同じネットワークに属するリモートノード909へ情報送信を行うために変調を行い、その後再び合波し、第1の光ファイバ910によりリモートノード909へ送信する。
【0039】
一方、無偏光化された他方の多波長光源出力については、スターカップラ906によりパワー分岐を行い、その一部を連続光のまま第2の光ファイバ911を用いて上記のリモートノード909まで伝送する。
【0040】
リモートノード909では、第1の光ファイバ910によりセンターノード901から伝送された変調された光に対しては、受光回路912で光電変換を行って伝送信号を復調する。また、第2の光ファイバ911によりセンターノード901より供給された連続光に対しては、リモートノード909からセンターノード901へ送信を行いたい情報を変調器913で変調により重畳して、それらの変調光をAWG914で合波して第3の光ファイバ915を用いてセンターノード901へ送信する。
【0041】
さらに、センターノード901に置かれたOLT908は、第3の光ファイバ911により伝送されたリモートノード909からの変調信号をAWG916で波長毎に分波して受信し、双方向の通信を確立する。
【0042】
[実施形態4]
図10は、実施形態4のWDM伝送システムの構成図である。本実施形態4は、前述の実施形態3の多波長光源部に、特願2001−199791号に示される一括多波長発生光源1001、1002を用いる場合について示している。
【0043】
図11は、本実施形態4における一括多波長発生光源1001、1002の構成図である。単一波長で発信している複数の光源を等間隔の波長となるよう配置し、それらの複数の光出力をAWG1001a、1002aで合波した後、例えば一括多波長発生光源1001については、光強度変調器1001bと光位相変調器1001cとの各々において、通す光を正弦波1001dにより変調して側帯波を発生する。
【0044】
例えば、図11に示すように、単一周波数で発振している符号1101−1、1101−3、1101−5、1101−7の半導体レーザーLD1,LD3,LD5,…を400GHz間隔に配置し、また、符号1101−2、1101−4、1101−6、1101−8のLD2,LD4,LD6,…も同様に400GHz間隔に配置を行う。このとき、符号1101−1及び1101−2のLD1とLD2は、発振周波数で200GHzだけずれているように設定する。このとき、多波長後の光スペクトルは図11中に示すようなスペクトル1102、1103を持つ。このとき、各LDの発振波長を中心とし、その両側に見られるスペクトルは正弦波変調により発生する側帯波であって、その波長間隔は変調に用いる周波数によって定まる。図11においては、一例として変調周波数を25GHzとしている。
【0045】
図12は、図10に示したOLT1003内部の変調部の詳細図である。すなわち、図11に示されたスペクトル1103のうち、パワーが弱く伝送に用いることのできない不要なスペクトル成分は、分波用AWG1201により除去される。例えば、図12のポート9から17に対応したスペクトル成分は、分波用AWG1201の出力端が合波用AWG1202に接続されていないため除去されることになる。例えばポート1から8に対応した光のみが変調器1203等で変調され、合波用AWG1202により合波されたのちリモートノード1004へと送信される。もう一方の上り用の一括多波長発生光源1001から、連続光のままリモートノード1004に送信された波長部に対しても、同様にリモートノード1004に配置された分波用AWG1004aにより不要なスペクトル成分が除去される。したがって、そのときの波長配置は、図13に示されるように8チャンネルごとに上り信号と下り信号が繰り返す配置となる。
【0046】
[実施形態5]
図14は、実施形態5の概念図であり、信号帯域全ての信号光をまとめて分配するセンターノード1401と、3つのWDM伝送システム1402−1〜1402−3から形成されるネットワーク群を示す。上述の実施形態との違いは、共通部に置かれた波長多重光源からの出力が波長群によって分かれていない点である。
【0047】
図15は、本実施形態5のWDM伝送システムの構成図である。センターノード1401では、多波長光源1401aの出力を無偏光化回路1401bを通過させることにより無偏光化し、その出力をスターカップラ1401cでパワー分岐して、各センターOLTに供給する。センターOLT1401dでは、供給された多波長光を分波用AWG1401eにより波長ごとに分波を行い、ある波長に対しては同じネットワークに属するリモートノード1501へ情報送信を行うために変調器1401g等で変調を行い、残りの同数の波長に対しては変調を行わず、そのまま合波用AWG1401fに接続し、変調光と再び合波し、第1の光ファイバ1502によりリモートノード1501へ送信する。
【0048】
リモートノード1501では、第1の光ファイバ1502によりセンターノード1401から伝送された波長多重光を、分波用1501aを用いて波長ごとに分波し、変調された光に対しては受光回路1501bにより光電変換を行って伝送信号を復調するとともに、変調が行われていない連続光に対しては、リモートノード1501からセンターノード1401へ送信を行いたい情報を変調器1501cの変調により重畳して、変調光をAWG1501dにより合波して第2の光ファイバ1503を用いてセンターノード1401へ送信する。
【0049】
[実施形態6]
図16は、実施形態6のWDM伝送システムの構成図である。本実施形態6は、実施形態5における波長多重光源に、特願2001−199791号に示される一括多波長発生光源1061、1062を用いて構成する場合について示している。
【0050】
図17は、図16における共通部1603の構成の詳細図である。下り用光源1602と上り用光源1601に用いられている光源周波数は、図11の場合と同様に、200GHzずらして配置する場合について示している。多波長化するための正弦波変調で発生する不要な側帯波は、AWG1603に入力する際に、上りと下りの光源周波数に対応したポート数だけずらして入力することにより除去することができる。不要な側帯波を除去した後、光カップラ1604で合波したときの周波数配置は、図13に示したとおりである。また、図18には側帯波を除去するために、フラットトップ型のAWG1603を用いる場合について示している。この場合も同様な光スペクトルを得ることができる。
【0051】
[実施形態7]
図19は、実施形態7のWDM伝送システムの構成図である。実施形態5との違いは、センターOLT1901において波長多重光をWDMカップラ1902により2分割し、その一方のみをAWG1903により波長ごとに分波して変調器1907等により変調し、他波長部は連続光1904のみのままWDMカップラ1905により合波してリモートノード1906に送信する点、及び、リモートノード1906においてもWDMカップラ1906aにより対応した波長部に分波した後、さらに受光回路1906b等で受信あるいはAWG1906cにより波長ごとに分波して変調器1906d等により変調を行う点である。
【0052】
この場合の波長配置は、上述の図5に示す配置になる。本実施形態7においては、波長群に分けるときに用いるWDMカップラ1902の選択特性により波長のデッドバンドが生じるが、波長ごとの合分波に用いるAWGの回路規模を半分にできる利点を有している。
【0053】
[実施形態8]
図20は、実施形態8のWDM伝送システムの構成図である。多波長光源2001aの出力を無偏光化回路2001bにより無偏光化し、スターカップラ2001cによりパワー分岐して、センターノード2001に置かれたセンターOLT2001dに供給するとともに、第1の光ファイバ2002を用いてリモートノード2003におかれたOLT2003aに供給することが大きな特徴である。
【0054】
センターノード2001に置かれたセンターOLT2001dでは、供給された多波長光をAWG2001eにより波長ごとに分波を行い、同じネットワークに属する上記リモートノード2003へ情報送信を行うために変調器2001f等により変調を行い、その後再びAWG2001eにより合波し、第2の光ファイバ2004によりリモートノード2003へ送信する。
【0055】
リモートノード2003では、第1の光ファイバ2002によりセンターノード2001から伝送された波長多重光を、AWG2003bにより波長ごとに分波した後、リモートノード2003からセンターノード2001へ送信を行いたい情報を変調器2003cにより変調し重畳し、各変調光をAWG2003bにより合波して第3の光ファイバ2005を用いてセンターノード2001へ送信する。また、第2の光ファイバ2004により伝送された変調された波長多重光に対しては、これらをAWG2003dにより波長ごとに分波した後、受光回路2003e等により光電変換を行って伝送信号を復調する。
【0056】
本実施形態8では、センターノード2001からリモートノード2003への下り信号および連続光と、リモートノード2003からセンターノード2001への上り信号とが、それぞれ異なる光ファイバにより伝送されるため、上り/下り信号には同じ波長の光信号を用いることが可能である。
【0057】
本実施形態8に対しても特願2001−199791号に示される一括多波長発生光源の適用が可能である。
【0058】
[実施形態9]
図21は、実施形態9のWDM伝送システムの構成図である。図20に示した実施形態9との違いは、リモートノード2102においてセンターノード2101から供給された連続光である波長多重光を、スターカップラ2102aによりさらにパワー分岐し、リモートノード2102におかれた複数のOLTに供給している点である。センターノード2101とリモートノード2102との間の伝送容量に対する要求に応じて、OLTを増設できることが大きな利点である。
【0059】
[実施形態10]
図22は、実施形態10の概念図であり、上述の実施形態をリングネットワークに適用した場合について示している。
【0060】
図23は、センターノード2201の構成例について示した図である。センターノード2201に置かれた各OLTにおいては、供給された多波長光をAWG2201aにより波長ごとに分波し、送信先となるリモートノードに対してあらかじめ割り当てられた波長に、送信を行いたい情報を変調器2201bにより変調して重畳し、再びAWG2201aを用いてすべての光信号を1つに合波し、第1の光ファイバ2301を用いて各リモートノードへ伝送する。また第2の光ファイバ2302により各リモートノードより伝送されてきた波長多重信号を、AWG2201cにより波長ごとに分波した後、受光回路2201dにより光電変換を行って伝送信号を復調する。
【0061】
図24は、リモートノード2202の構成例について示した図である。リモートノード2202では、上記第1の光ファイバ2301によりセンターノード2201から伝送されてきた信号光の一部を、第1の光ファイバ2301より光カップラ2202aを用いて分岐する。分岐した信号は、センターノード2201と通信を行うためのリモートOLT2202bに接続され、そのOLT2202bでは、受信した波長多重光の中からそのリモートノード2202に割り当てられた波長光のみをAWG2202cを用いて選択した後、光受信回路2202dにより光電変換を行って信号を復調する。
【0062】
さらに、上り信号は、図24に示すように、外部より供給される波長多重光2202eをAWG2202fにより波長ごとに分波し、各波長に変調器2202gにより信号を重畳したのちAWG2202fを用いて合波を行い、さらに光カップラ2202hを用いて第2の光ファイバ2302に挿入される。
【0063】
図25は、リモートノード2202とアクセスノード2203間で通信を行うためのネットワーク構成例を示す図である。図25の基本構成は、図15と同様である。すなわち、上述の実施形態5、実施形態7、実施形態8、実施形態9に示されるすべての構成が適用できる。
【0064】
[実施形態11]
図26は、実施形態11の概念図であり、2階層からなるスター型のネットワークに上述の実施形態を適用した場合について示している。ひとつのセンターノード2601と異なる位置に配置された複数のリモートノードが、それぞれ2本の光ファイバでスター状に接続されたスター型ネットワークと、その各リモートノードを中心として、さらにスター状に複数のアクセスノードが接続されている階層型のネットワーク群への適用例について述べる。
【0065】
図27は、本実施形態11のネットワーク群におけるノードの構成例を示す図である。センターノード2601は、連続光で発振している波長多重光源2601aとその出力光を無偏光化する無偏光化回路2601bと、無偏光化した波長多重光をパワー分岐するためのスターカップラ2601cと、センターノード2601と各リモートノードとの間で通信を行うためのOLT、例えばセンターOLT2601dが配置され、スターカップラ2601cにより分配された波長多重光を各センターOLTに供給する。
【0066】
一方、リモートノード2602は、連続光で発振している波長多重光源2602aとその出力光を無偏光化する無偏光化回路2602bと、波長多重光をパワー分岐するためのスターカップラ2602cと、センターノード1601とリモートノード2602との間で通信を行うためのOLT2602d、さらには各アクセスノードとの通信を行うためのアクセスノード用OLT、例えばOLT2602e等が配置され、スターカップラ2602cにより分配された波長多重光を各OLTに供給する構成である。
【0067】
センターノードに置かれた各OLTにおいては、供給された多波長光を例えばAWG2601eにより波長ごとに分波し、各波長に情報を例えば変調器2601fにより変調して重畳し、再びAWG2601eを用いて変調信号を1つに合波し、第1の光ファイバ2701を用いて対応したリモートノードへ伝送する。また、第2の光ファイバ2702により各リモートノードから伝送されてきた波長多重信号を、例えばAWG2601gにより波長ごとに分波した後、受光回路2601hにより光電変換を行って伝送信号を復調して双方向の通信を行う。
【0068】
リモートノード2602では、第1の光ファイバ2701によりセンターノード2601から伝送されてきた波長多重信号光は、センターノード2601と通信を行うためのリモートOLT2602dに接続され、AWG2602fを用いて波長ごとの信号に分波した後、受光回路2602g等により光電変換を行って信号を復調する。さらに、供給された多波長光をAWG2602hを用いて波長ごとに分波し、各波長に情報を変調器2602iにより変調して重畳し、再びAWG2602hを用いて変調信号を1つに合波し、第2の光ファイバ2702を用いてセンターノード2601へ伝送し、双方向の通信を行う。
【0069】
リモートノード2602に配置された複数のアクセスノード用OLTと、アクセスノードとを結ぶネットワーク構成については、上述の実施形態1、実施形態2、実施形態3、実施形態5、実施形態7、実施形態8、実施形態9のいずれかの構成をとることにより、偏波の影響が少ない階層型のスターネットワーク群が実現できる。
【0070】
[実施形態12]
図28は、実施形態12の概念図であり、ネットワーク群の構成を示す。図28は、〇印で示した符号2804のような階層型のネットワークが複数あり、センターノード2801に置かれた波長多重光源2801aの出力が、スターカップラ2801bにより各ネットワークに属するOLTに分配されている様子を示している。
【0071】
図29は、各ノードの構成例を示す図である。センターノード2801では、これまでと同様に波長多重光源2801aの出力を無偏光化回路2801cにより無偏光化し、複数のOLT、例えばセンターOLT2801dに分配する。センターOLT2801dでは、AWG2801eにより波長ごとに分波を行った後、アクセスノードへの下り信号を重畳するために変調器2801f等により変調を行う。また、上り信号用にWDMカップラ2801gにより分けられた連続光2801hを変調光とともに、ネットワーク用光ファイバ2901を介してリモートノード2802を経由して、アクセスノードへと分配する。
【0072】
アクセスノード2803では、この連続光にセンターノード2801への上り信号を、AWG2803a及び変調器2803b等により重畳して、アクセスノード用光ファイバ2902を介して、センターノード2801への送信を行う。センターノード2801では、アクセスノードごとに波長をあらかじめ割り当て、各アクセスノード、例えばアクセスノード2803では、リモートノード2802でスターカップラ2903により分配された波長多重信号を、アクセスノード用光ファイバ2904を介して受信し、WDMカップラ2803cにより変調光と連続光を分波する。そして、各分波光に対して、さらにAWG2803dのような分波器により波長ごとに分波を行って、その中から割り当てられた波長を持つ信号光のみを受光回路2803eで受信して、復調あるいは変調を行う。すなわち、本実施形態12においては、センターノード2801に配置された波長多重光源の光帯域を、複数のアクセスノードで分け合うこととなる。
【0073】
[実施形態13]
図30は、実施形態13の概念図であり、ネットワーク群の構成を示す。実施形態12との差異は、リモートノードに符号3004のような波長多重光源が設置されている点である。
【0074】
図31は、本実施形態13の具体的なノード構成例を示した図である。リモートノード3002では、センターノード3001からアクセスノード3003に向けてスターカップラにより分配された下り信号(変調光)3101に、WDMカップラ3002aを用いて連続光3002bを合波する。アクセスノード3003ではその連続光3003aにAWG3003b及び変調器3003c等により変調を行って、センターノード3001へ送信を行う。
【0075】
図32は、本実施形態13のもうひとつのノード構成例を示した図である。図32では、リモートノードに配置されたWDM光源3201を、下り信号が伝送されるファイバ3202とは異なるファイバ3203を用いて分配する場合について示している。
【0076】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、光波長多重分配型ネットワーク群は、共通な1つのセンターノードと1以上のノードを有するノード群が光ファイバで複数接続されており、1つのノード群とセンターノードで形成されるネットワークを複数有し、センターノードは、無偏光化された多波長光源出力を発生し変調を行い、生成した変調光をネットワークに属するノード群へ光ファイバを介して送信し、ノード群は、センターノードから送信された変調光を受信して復調することで、複数のネットワークで波長多重光源の共用を図り、変調器入力信号の偏波を無偏光化する。
【0077】
このため、光波長多重技術を用いた光ネットワークに関わる装置コストの低減が可能となるとともに、光変調器の偏波依存性による影響を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の基本概念を示す図である。
【図2】従来の多波長光源の使用方法についての、基本概念を示した図である。
【図3】本発明の実施形態1の概念図である。
【図4】本発明の実施形態1の各WDM伝送システムに共通の構成図である。
【図5】本発明の実施形態1のWDMカップラの波長選択性とそれにもとづく波長配置例示す図である。
【図6】本発明の実施形態1のセンターOLTの構成図である。
【図7】本発明の実施形態1のリモートノードの構成図である。
【図8】本発明の実施形態2のWDM伝送システムの構成図である。
【図9】本発明の実施形態3のWDM伝送システムの構成図である。
【図10】本発明の実施形態4のWDM伝送システムの構成図である。
【図11】本発明の実施形態4の一括多波長発生光源の構成図である。
【図12】本発明の実施形態4のOLT内部の変調部の詳細図である。
【図13】本発明の実施形態4の波長配置の図である。
【図14】本発明の実施形態5の概念図である。
【図15】本発明の実施形態5のWDM伝送システムの構成図である。
【図16】本発明の実施形態6のWDM伝送システムの構成図である。
【図17】本発明の実施形態6の共通部の構成の詳細図である。
【図18】本発明の実施形態6のフラットトップ型のAWGを用いる説明図である。
【図19】本発明の実施形態7のWDM伝送システムの構成図である。
【図20】本発明の実施形態8のWDM伝送システムの構成図である。
【図21】本発明の実施形態9のWDM伝送システムの構成図である。
【図22】本発明の実施形態10の概念図である。
【図23】本発明の実施形態10のセンターノードの構成例について示した図である。
【図24】本発明の実施形態10のリモートノードの構成例について示した図である。
【図25】本発明の実施形態10のリモートノードとアクセスノード間で通信を行うためのネットワーク構成例を示す図である。
【図26】本発明の実施形態11の概念図である。
【図27】本発明の実施形態11のネットワーク群におけるノードの構成例を示す図である。
【図28】本発明の実施形態12の概念図である。
【図29】本発明の実施形態12の各ノードの構成例を示す図である。
【図30】本発明の実施形態13の概念図である。
【図31】本発明の実施形態13の具体的なノード構成例を示した図である。
【図32】本発明の実施形態13の他のノード構成例を示した図である。
【符号の説明】
101、3004 波長多重光源
102−1〜102−3 ネットワーク
302−1〜302−3、1402−1〜1402−3 WDM伝送システム
301、1401、2201、2601、2801、3001 センターノード
2202、2602、2802、3002 リモートノード

Claims (6)

  1. ネットワークを複数有する光波長多重分配型ネットワーク群であって、
    共通な1つのセンターノードに対して、複数のリモートノードの各々が複数の光ファイバで接続されており、前記ネットワークは、1つのリモートノードと前記センターノードとの組で形成され、
    前記センターノードは、
    第1の多波長光源出力と第2の多波長光源出力とを発生し、無偏光化を少なくとも前記第1の多波長光源出力に対して行う共通部と、
    前記ネットワークに属する終端装置であって、前記共通部により発生した前記第2の多波長光源出力を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記ネットワークに属するリモートノードへ光ファイバを介して送信する終端装置と
    を備え、前記共通部により発生した前記第1の多波長光源出力を前記ネットワークに属するリモートノードへ光ファイバを介して送信し、
    前記リモートノードは、
    前記センターノードから送信された前記第1の多波長光源出力を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記センターノードへ光ファイバを介して送信する光変調部と、
    前記終端装置から送信された変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を受光回路で受信することによって、受信して復調する光受信部と
    を備え、
    前記共通部は、
    前記第1の多波長光源出力を発生する第1の多波長光源と、
    前記第2の多波長光源出力を発生する第2の多波長光源と、
    前記第1の多波長光源出力を無偏光化する第1の無偏光化回路と、
    前記第2の多波長光源出力を無偏光化する第2の無偏光化回路と、
    前記第1の無偏光化回路により無偏光化された前記第1の多波長光源出力を複数に分岐させる第1の光分配器と、
    前記第2の無偏光化回路により無偏光化された前記第2の多波長光源出力を複数に分岐させる第2の光分配器とを備え、
    前記第1の光分配器により分岐した前記第1の多波長光源出力を前記ネットワークに属するリモートノードへ第1の光ファイバを介して送信し、
    前記終端装置は、前記第2の光分配器により分岐した前記第2の多波長光源出力を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成する光変調部を備え、該光変調部により生成された変調光を前記ネットワークに属するリモートノードへ第2の光ファイバを介して送信し、
    前記リモートノードは、該リモートノードの光変調部において、前記共通部から送信された前記第1の多波長光源出力を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記センターノードへ第3の光ファイバを介して送信し、
    前記第1の多波長光源と前記第2の多波長光源は、各々、一括多波長発生光源であり、
    該一括多波長発生光源は、
    複数の単一波長光源が等間隔波長で配置されており、
    前記複数の単一波長光源の出力を合波する光合波器と、
    該光合波器の出力を光強度変調器と光位相変調器とに通し、該光強度変調器と該光位相 変調器とを正弦波により変調して、側帯波を有する変調光を生成する多波長化回路と
    を有し、前記第1の多波長光源の前記複数の単一波長光源の最小波長と、前記第2の多波長光源の前記複数の単一波長光源の最小波長とは、前記等間隔波長の半分だけ異なることを特徴とする光波長多重分配型ネットワーク群。
  2. ネットワークを複数有する光波長多重分配型ネットワーク群であって、
    共通な1つのセンターノードに対して、複数のリモートノードの各々が複数の光ファイバで接続されており、前記ネットワークは、1つのリモートノードと前記センターノードとの組で形成され、
    前記センターノードは、
    無偏光化された多波長光源出力を発生する共通部と、
    前記ネットワークに属する終端装置であって、前記共通部により発生した前記多波長光源出力の第1の出力に対して、光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記ネットワークに属するリモートノードへ光ファイバを介して送信する終端装置と
    を備え、前記共通部により発生した前記多波長光源出力の第2の出力である非変調光を前記ネットワークに属するリモートノードへ光ファイバを介して送信し、
    前記リモートノードは、
    前記センターノードから送信された前記非変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記センターノードへ光ファイバを介して送信する光変調部と、
    前記終端装置から送信された変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を受光回路で受信することによって、受信して復調する光受信部と
    を備え、
    前記共通部は、
    1つの多波長光源と、
    該多波長光源の出力を無偏光化する無偏光化回路と、
    該無偏光化回路により無偏光化された前記多波長光源の出力を、複数の多波長光源出力に分岐させる光分配器とを備え、
    前記終端装置は、前記光分配器により分岐した前記多波長光源出力を光合分波器によって波長ごとに分波を行い抽出した波長成分のうち、所定数の波長成分に対して光変調器により変調して変調光を生成し、抽出した前記波長成分のうち、前記所定数の波長成分と同数の残りの波長成分に対して変調を行わない非変調光と、前記変調光とを再び光合分波器により合波し、前記センターノードは、当該合波された出力を前記ネットワークに属するリモートノードへ第1の光ファイバを介して送信し、
    前記リモートノードは、前記終端装置から送信された前記光合波器の出力を、前記非変調光と前記変調光とに分割する光分波器をさらに備え、
    前記リモートノードの光変調部は、前記光分波器により分割した前記非変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を光変調器により変調し、当該変調した各出力を再び光合分波器により合波することによって、変調光を生成し、該変調光を前記センターノードへ第2の光ファイバを介して送信し、
    前記光受信部は、前記光分波器により分割した変調光を光合分波器により波長ごとに分波し、当該分波した各出力を受光回路で受信することによって、受信して復調し、
    前記共通部は、
    前記1つの多波長光源と前記無偏光化回路とに替えて、
    第1の多波長光源出力を発生する第1の多波長光源と、
    該第1の多波長光源の出力を無偏光化する第1の無偏光化回路と、
    第2の多波長光源出力を発生する第2の多波長光源と、
    該第2の多波長光源の出力を無偏光化する第2の無偏光化回路とを備え、
    前記第1の多波長光源と前記第2の多波長光源は、各々、一括多波長発生光源であり、
    該一括多波長発生光源は、
    複数の単一波長光源が等間隔波長で配置されており、
    前記複数の単一波長光源の出力を合波する光合波器と、
    該光合波器の出力を光強度変調器と光位相変調器とに通し、該光強度変調器と該光位相変調器とを正弦波により変調して、側帯波を有する変調光を生成する多波長化回路と
    を有し、前記第1の多波長光源の前記複数の単一波長光源の最小波長と、前記第2の多波長光源の前記複数の単一波長光源の最小波長とは、前記等間隔波長の半分だけ異なっており、
    前記共通部は、さらに、前記第1の無偏光化回路により無偏光化された前記第1の多波長光源の出力と、前記第2の無偏光化回路により無偏光化された前記第2の多波長光源の出力とを合波して、一様な多波長光を出力する光合分波部を備え、
    前記光分配器は、前記光合分波部の出力を複数の多波長光源出力に分岐させることを特徴とする光波長多重分配型ネットワーク群。
  3. 請求項2に記載の光波長多重分配型ネットワーク群において、該光波長多重分配型ネットワーク群は、
    共通な1つの階層型ネットワーク用センターノードに対して、1以上のノードを有する階層型ネットワークノード群がネットワーク用光ファイバで複数接続されており、1つの前記階層型ネットワークノード群と前記階層型ネットワーク用センターノードとの組で形成される階層型ネットワークを複数有し、
    前記階層型ネットワークノード群は、1つの階層型ネットワーク用リモートノードと複数のアクセスノードから成り、
    前記階層型ネットワークは、
    前記階層型ネットワーク用センターノードに対して、前記階層型ネットワーク用リモートノードが2本のネットワーク用光ファイバで接続され、各階層型ネットワーク用リモートノードを中心として、アクセスノードが各々、複数のアクセスノード用光ファイバで接続されており、
    前記階層型ネットワーク用センターノードは、
    無偏光化された多波長光源出力を発生するセンター共通部と、
    前記階層型ネットワークに属するセンター終端装置であって、前記センター共通部により発生した前記多波長光源出力を用いて、アクセスノードと光通信を行うためのセンター終端装置とを備え、
    前記階層型ネットワーク用リモートノードは、ネットワーク用光ファイバを介して前記センター終端装置から送信された光を、前記複数のアクセスノード用光ファイバへ分配し、或いは各アクセスノード用光ファイバを介して各アクセスノードから送信された光を、まとめて前記ネットワーク用光ファイバへ送出し、
    前記センター共通部、前記センター終端装置、アクセスノード、該アクセスノードの通信に使用されるアクセスノード用光ファイバとネットワーク用光ファイバから成る構成は、前記共通部、前記センターノードの前記終端装置、前記リモートノード、及び光ファイバから成る構成と同様であることを特徴とする光波長多重分配型ネットワーク群。
  4. 請求項3に記載の光波長多重分配型ネットワーク群において、
    前記センター終端装置は、前記光分配器により分岐した前記多波長光源出力に対して、前記第1の光分波器及び前記光合波器による光の分割と合波を行わずに、前記光変調部により生成された変調光を前記階層型ネットワーク用リモートノードへネットワーク用光ファイバを介して送信し、
    前記階層型ネットワーク用リモートノードは、
    前記センター終端装置から送信された変調光を、前記複数のアクセスノード用光ファイバへ分配する光分配器と、
    無偏光化された多波長光源出力を発生するリモート共通部と、
    前記リモート共通部により発生した前記多波長光源出力と、前記光分配器により分配された変調光とを合波する光合波器と
    を備え、該光合波器の出力をアクセスノードへアクセスノード用光ファイバを介して送信することを特徴とする光波長多重分配型ネットワーク群。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の光波長多重分配型ネットワーク群において、光変調部はLiNbO3変調器を用いることを特徴とする光波長多重分配型ネットワーク群。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の光波長多重分配型ネットワーク群において、無偏光化回路は、偏波スクランブラー、又は、偏波を偏波ビームスプリッターにより2つの直交成分に分け、該2つの直交成分を伝送速度の2倍以上の速度でスイッチする光回路であることを特徴とする光波長多重分配型ネットワーク群。
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