JP4003818B2 - 自由流れ防止機能を有するポンプ - Google Patents
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Description
本発明は液体供給システムに関し、特に、多種多様な標準的静脈内投与セットおよび流体容器を使用し、非経口流体および経腸流体、ならびに全血または赤血球成分を供給するよう設計された注入ポンプシステムの一部として使用するのに特に適している。
発明の背景および従来技術によって生じる技術的問題
従来の一タイプの注入ポンプシステムは、静脈内投与セットと組み合わせて非経口ポンプを使用する。セットは、熱可塑性チューブで構成され、これを通って流体が、軟質の袋または硬質の瓶など、懸架した容器から、患者に挿入した針またはカニューレなどの患者の留置静脈アクセス装置へと流れる。流体容器と患者との間にある投与セットの管の部分は、非経口ポンプに装着され、これは蠕動運動を介して流体を管に沿って患者へと給送するよう、管の隣接する区間を順次圧縮(スクイーズ)する。
このような給送システムはほぼ十分に機能するが、このようなシステムを使用する種々の市販製品には、いくつかの欠点がある。例えば、医療従事者が管をポンプから外す時には、流体が容器から患者へと自由に流れないよう、適切な装置、通常はスライドクランプで管が閉じてあるか、注意して確認しなければならない。したがって、管をポンプから外す前に、管を適切なクランプで自動的に閉じる改良されたシステムを提供することが望ましい。
さらに、このような改良型システムを、管に装着した比較的単純なクランプとともに使用できれば有益である。このような改良型システムは、標準的な静脈内投与セットの管の単純なまたは標準的なスライドクランプとともに機能することができ、このような管に、より複雑で複数の部片から成るクランプ機構を使用する必要がないことが好ましい。
通常、標準的な静脈内投与セットは使い捨てであり、医療従事者には無菌保護パッケージに入れて提供される。このような投与セットに、改良型ポンプシステムで自動的に操作することができ、低コストの製造を容易にする比較的小さいサイズおよび形状を用い、容易に滅菌でき、包装、保存および取扱いに都合がよい比較的単純な設計を有する管クランプを提供することが望ましい。
さらに、改良型注入ポンプシステムは、組立手順が比較的単純であるとよい。特に、投与セットの管を、ポンプの頂部から開始してポンプの底部で終了するという、論理にかなった、かつ好ましくは直感的に理解できる方法で注入ポンプに装填できる改良型注入ポンプシステムを提供することが望ましい。このような単純な管の装填プロセスは、これより直感的に理解できないプロセスより容易に学習することができ、誤って実行する可能性が低くなる。
本発明は、上述した利点および特徴を有する設計に対応することができ、使用するのに都合が良く、製造および操作に関して費用対効果が大きい改良型注入ポンプシステムを提供する。システムは操作が容易であり、多種多様な標準的投与セットおよび流体容器とともに使用することができる。システムは、病院全体の標準化、さらに代替現場の家庭内医療の標準化に対する需要の増大に対応するよう設計される。
発明の概要
本発明の改良型システムは、患者への流体の安全な供給に便宜を図る。システムは操作するのに都合がよく、設定が容易である。
好ましい実施形態では、システムは、クランプが最初に管上でフェールセーフの閉じた状態にない限り、自由流れ防止スライドクランプを有するポンプに投与セットの管を装填することができない。
さらに、好ましい実施形態では、ポンプはドア閉鎖システムを含み、これは(1)ドアの閉鎖時には自由流れ防止スライドクランプを自動的に開き、(2)ドアの開放時には自由流れ防止スライドクランプを自動的に閉じる機能を果たす。システムの医療オペレータは、ポンプのドアが開いたら、管が少なくとも1つのクランプで閉じていることを確認するという特別なステップをとる必要がない。これによって、管をポンプから外した時に、流体が患者へと自由に流れる可能性がなくなるか、少なくとも最小になる。
システムの好ましい実施形態は、種々の標準的な重力静脈内投与セットにも適応する。このようなセットは、論理的かつ直感的に上から下への順序でポンプに都合良く装填することができ、手作業が比較的少ない。
さらに、改良型システムは、自動給送動作、空気パージ、流閉塞の監視、ライン中の空気の検出、アラーム機能、自己テストおよび診断システム、自動二次流速計算の体積/時間プログラミング、看護婦のコールバック、バッテリのバックアップなどに関する他の種々の従来または特殊な特徴を有する注入ポンプに、容易に対応することができる。
本発明の1つの態様は、管を通して流体を供給するシステムを提供する。システムは、管をクランプするクランプを含む。ポンプは、流体を給送する管を受ける受け路を有するハウジングを含む。ポンプは、ハウジング上にクランプを担持するため、ハウジングに装着されたキャリアも含む。キャリアは、ハウジングに対して移動することができるが、システムの通常の動作中は外せないものとする。
本発明の別の態様は、ポンプの改良に関する。ポンプは、(1)受け路の入口端から受け路の出口端まで延在する管を受ける受け路、および(2)入口端と出口端との間で受け路に沿った蠕動ポンプヘッドを含む。ポンプ内に、入口端とポンプヘッドとの間で受け路に隣接してキャリアを設ける。キャリアは、管を圧縮する閉状態で、閉構成にする自由流れ防止クランプを受けるようになっている。クランプの一部は、キャリアによって受け路を横断するよう配置される。
本発明の好ましい実施形態では、クランプは、管が自由に開構成に戻る開状態を有する。管は、クランプが配置され、入口端から出口端までポンプの受け路に装填することができる。
本発明の別の態様によると、蠕動ポンプはハウジングを含み、ハウジングは(1)受け路の入口端から受け路の出口端まで延在する管を受ける受け路、および(2)(a)受け路の一部にほぼ垂直な方向に配向し、(b)受け路と連絡する溝とを画定する。ポンプ内にはキャリアが装着され、それに自由流れ防止クランプを挿入することができる。好ましい実施形態では、クランプは閉状態で挿入されて、管を圧縮し、閉構成にする。キャリアは、ハウジングの受け路および溝に隣接して配置される。キャリアは、クランプの一部分を受ける第1および第2のスロットを画定する。第2のスロットは第1のスロットから延在し、第2のスロットはほぼ第1のスロットに対して垂直であり、ハウジングの溝と整列する。
本発明のさらに別の態様によると、ポンプは、流体を給送する管を受ける受け路を有するハウジングを含む。ポンプは、軸を中心として旋回するドアを有する。好ましい実施形態では、ドアは、受け路を覆う閉位置と受け路を露出させる開位置との間で旋回することができる。管上にクランプを担持するため、ハウジング上にキャリア手段を設ける。キャリア手段は、ドアの軸と平行の方向に、ハウジングに対して移動することができる。
本発明のさらなる態様によると、ポンプは、ハウジング、管を受けるためにハウジングに沿って画定された受け路、および受け路を覆う閉位置と受け路を露出させる開位置との間で軸を中心として旋回するドアを含む。ポンプは、自由流れ防止スライドクランプを保持するため、ハウジング上にキャリアを含む。キャリアは、クランプの口がドアの軸に平行な面にある方向で、クランプを保持するようになっている。好ましい実施形態では、クランプは、(1)管を圧縮して閉構成にする狭い部分と、(2)圧縮していない開構成で管を受ける広い部分とを有する細長い口を画定する。
本発明のさらに別の態様は、ハウジングを有するポンプを含む。受け路は、管を受けるためにハウジングに沿って画定される。自由流れ防止スライドクランプを保持するため、ハウジングにキャリアを設ける。キャリアはハウジングに対して移動することができる。好ましい実施形態では、受け路はハウジングに沿った面で実質上画定され、キャリアは、受け路によって画定された面に平行な方向に移動することができる。
本発明の別の態様によると、ポンプには、直線で配置されている少なくとも一部を含み、流体が給送される管を受けるようになっている受け路を有するハウジングを設ける。ポンプは、さらに、管上でクランプを担持するため、ハウジング上のキャリア手段を含む。キャリア手段は、受け路の直線部分に平行な方向で前記ハウジングに対して移動することができる。
本発明の他の多くの利点および特徴は、本発明の以下の詳細な説明、請求の範囲、および添付の図面から容易に明白になる。
【図面の簡単な説明】
明細書の一部を形成する添付図面では、図面を通じて同様の数字を使用して同様の部品を指定する。
第1図は、主な静脈内投与セットの斜視図である。
第2図は、(1)本発明の特徴を組み込み、(2)第1図に示し、第2図では注入ポンプに装填された状態で示した、投与セットに接続された軟質袋容器を支持する注入スタンドに装着された注入ポンプの部分斜視図である。
第3図は、第2図に示した注入ポンプの前部の拡大部分斜視図であり、第3図は、ドアを全開位置にし、投与セットの管をポンプから外した状態で示す。
第4図は、図3に示したポンプの部分前面図であり、第4図は、ポンプの投与セット管受け路部分を示す。
第5図は、ポンプの管受け路の上側部分の大きく拡大した部分斜視図であり、スライドクランプを配置した管の部分をポンプに挿入する方法を示す。
第6図は、ポンプ管受け領域の下側部分の大きく拡大した部分斜視図であり、流れ防止クランプの操作を示す。
第7図は、第3図と同様の部分斜視図であるが、第7図はポンプに装填された投与セットの管を示す。
第7A図は、ほぼ第7図の面7A−7Aに沿って切り取り大きく拡大した部分断面図であり、第7A図は、管を圧縮して閉じるよう、管上で閉状態でポンプに挿入したスライドクランプを示す。
第7B図は、第7A図と同様の図であるが、第7B図は、スライドクランプが管に対して開状態にある、スライドクランプの移動した位置を示す。
第8A図は、ポンプハウジングの一部を切り取り、ドアは閉じ、ドアハンドルは開位置であるがラッチ閉位置へと動き始めている状態でポンプのドアラッチ区域を示す、ポンプの拡大部分側面図である。
第8B図は、第8A図と同様の図であるが、第8B図はラッチが十分に閉じた位置でドアハンドルを示す。
第9図は第4図と同様の部分前面図であるが、第9図は閉じて部分的に切り取ったドアを示す。
第10図は、ポンプの一部の部分断面図であり、第10図はハウジングの上側部分の下で、第9図の面10−10に沿って切り取ってある。
第10A図は、ほぼ第9図の面10A−10Aに沿って切り取った部分前面図である。
第10B図は、ほぼ第10図の面10B−10Bに沿って切り取った部分断面図であり、ドアの閉鎖時に下位置に移動したキャリアを示す。
第10C図は、第10B図と同様の図であるが、第10C図は、ドアの開放時に上位置に移動したキャリアを示す。
第11図は、ほぼ第9図の面11−11に沿って切り取った拡大部分側面部分断面図である。
第12図は、ほぼ第9図の面12−12に沿って切り取った拡大部分断面図である。
第13図は、投与管セットのスライドクランプのキャリアの前斜視図であり、キャリアは、ポンプ内にあって、ポンプの上前右手隅から見ると見えるような方向で、ポンプから外した状態で図示される。
第14図は、前下左手隅から見たキャリアの斜視図である。
第15図は、キャリア後部の斜視図である。
第16図は、キャリアの前面図である。
第17図は、ほぼ第16図の面17−17に沿って切り取った断面図である。
第18図は、ほぼ第16図の面18−18に沿って切り取った断面図である。
第19図は、クランクの斜視図であり、クランクは、ポンプ内にあって、ポンプの後上右手隅から見ると見えるような方向で、ポンプから外した状態で図示される。
第20図は、第19図に示したクランクの反対側の斜視図である。
第21図は、接続アームの斜視図であり、アームは、ポンプ内にあって、ポンプの前上右手隅から見ると見えるような方向で、ポンプから外した状態で図示される。
第22図は、左下から見た接続アームの斜視図である。
第23図は、スライドクランプのセンサーフラグの斜視図であり、フラグは、ポンプ内にあって、ポンプの前上右手前隅から見ると見えるような方向で、ポンプから外した状態で図示される。
第24図は、第23図に示したのと反対側から見たフラグの斜視図である。
第25図は、キャリア、フラグ、接続アームおよびクランクのアセンブリの側面図であり、アセンブリはほぼ第9図の面25−25に沿って見られ、ポンプの他の構成要素は見やすいように削除してある。
第25A図は、ほぼ第25図の面25A−25Aに沿って切り取った断面図である。
第26図は、ポンプ内にあって、ポンプの前上左手隅から見ると見えるような方向で、ポンプから外したスカートの斜視図である。
第27図は、後部から見たスカートの斜視図である。
第28図は、投与セットの管を受け、種々のポンプ構成要素(図示せず)を装着したシャーシの斜視図であり、シャーシは、ポンプ内にあって、ポンプの前下右手隅から見ると見えるような方向で、ポンプから外した状態で図示される。
第28A図は、スカートを組み付けたシャーシの前上右手隅の部分斜視図である。
第29図は、シャーシの後斜視図である。
第30図は、シャーシの上面図である。
第31図は、ドアハンドルの斜視図である。
第32図は、ドアハンドルの別の斜視図である。
好ましい実施形態の説明
本発明は多くの異なる形態の実施形態が可能であるが、本明細書および添付の図面は、本発明の一例として1つの特定の形態のみを開示する。しかし、本発明はそのように記載された実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、添付の請求の範囲で指摘される。
記述を容易にするため、本発明の特徴を組み込んだポンプは、1つの通常(直立)の方向で記載され、上、下、水平などの用語は、この方向に関して使用される。しかし、本発明のポンプは、記載された方向とは異なる方向で保存、輸送、および販売できることが理解される。
ポンプを示す図は、当業者に知られ、認識されるいくつかの機械的要素を示す。本発明を理解するには、このような要素の詳細な記述は不必要であり、したがって本明細書では、本発明の新規の特徴を容易に理解するのに必要な程度でのみ提示する。
本発明の特徴を組み込むポンプは、特定の従来の構成要素と一緒に使用され、詳細については十分に図示または記述されていないが、当業者およびこのような構成要素の必要な機能を理解する人には明白である。
本発明の改良型システムは、種々の標準的静脈内投与セットを用いた患者への流体の供給に便宜を図り、このようなセットの1つが第1図に図示され、本明細書では概して参照番号40
で指定される。投与セット40は、通常、非経口流体、経腸流体、全血、赤血球成分などを、瓶または第2図に示す静脈内投与スタンド44上で支持された軟質袋42などの流体容器から供給するのに使用される。投与セット40の一部が蠕動ポンプ50と係合し、ポンプ50より下流の投与セット40の遠位部分は、患者に挿入される針またはカニューレ(図示せず)などの患者の留置静脈アクセス装置に接続することができる。
容器42は、任意の適切な従来の、または特殊な設計でよい。容器42の詳細な設計および特定の構造は、本発明の一部を形成しない。
投与セット40は、任意の適切な従来の、または特殊な設計でよい。第1図に示すセット40は、Abbott Laboratories(100 Abbott Park Road,Abbott Park,Illinois 60064−3500,U.S.A.)がNo.1881という名称で米国で販売している1次ベント式静脈内セットである。投与セット40は、点滴室52の上端で従来の細菌保留エアフィルタ48から突出する中空の穿孔ピン46によって画定された近位端を有する。長い中空の軟質管54は、点滴室52の底部から、Abbott LaboratoriesがCAIRの名称で販売しているタイプのローラクランプ56中に延在する。
ローラクランプ56の下流で、管54には、Abbott LaboratoriesがDUO SLIDEの名称で販売しているタイプのスライドクランプ60が配置される。DUO SLIDEクランプ60については、以下でさらに詳細に述べる。
従来のY注射部位62を、スライドクランプ60の下流で管54に設ける。管54の遠位端には従来のオスアダプタ64を設ける。アダプタ64は、静脈穿刺装置に取り付けるよう設計される。
投与セットの構成要素は、任意の適切な特殊または従来の設計でよく、その詳細は本発明の一部を形成しないが、例外として、本発明の好ましい実施形態のいくつかの特徴は、従来の軟質管54、および上述したDUO SLIDEクランプ60で実現するような構造を有するスライドクランプ60に対応し、それらと協力するよう設計される。DUO SLIDEクランプ60の構造については、以下でさらに詳細に説明する。
第2図で示すように、ポンプ50はハウジング70、およびポンプ50をスタンド44に取り付けることができる、後ろ側に突出した取付クランプ72を含む。クランプ72は、手動操作可能なノブ73を含む。便利な運搬ハンドル74が、ハウジング70の頂部から上方向に突出する。電力は、電源コード71を介してポンプの後側を通って供給される。
ポンプ50は、液晶ディスプレー画面装置78およびキーパッド80を含む前面パネル76を有する。前面パネル76の次には、ドアハンドル94を取り付けた前部ドア90がある。第3図に示すように、ドア90は、最初にハンドル94を(第2図に示すような)ほぼ垂直な方向から(第3図に示すような)ほぼ水平の方向へと旋回させて、ドア90をハウジング70から外し、次にドア90を外側にスイングさせることにより、約90°開くことができる。
第3図では、ポンプ構造の詳細をよりよく示すよう、管54を外した状態で開いたポンプ50を示す。さらに、第3図で分かるように、ハウジング70は内部の詳細が分かるように点線によって部分的に想像図で示した外部カバーまたは外殻96を含む。同様に、第3図では、ドア90は、内部の詳細をよりよく示すように点線によって部分的に想像図で示した外部カバー
または外殻98を有する。
第3図および第4図で示すように、ポンプハウジング70の開いた面は、第7図でポンプハウジング70に装填された状態を示す投与セット管54を受けるため、受け路100を画定する。受け路100は、開いたポンプハウジング70のほぼ平面の前部内面に沿って画定される。特に、ポンプ50は、ブロックまたはシャーシ104(第3図〜第7図)を含み、これは他のポンプ構成要素が装着されるハウジング70の一部を実質上画定することを特徴とする。シャーシ104は、シャーシに装着されるか、以下で詳細に述べるようにシャーシ104と協力するような他の構成要素を受ける種々の空隙および口を含む。
第3図および第4図で示すように、シャーシ104の右上隅にある受け路100は、ほぼ水平に配向し、外殻96を通ってポンプ50の右手側へと外側に開く。したがって、外殻96は受け路100の入口部分を画定し、外殻96は、ほぼポンプハウジング70を形成する部品であることも特徴とする。
シャーシ104は、第28図、第29図および第30図で別個に図示されている。シャーシ104の右上隅は、垂直方向のスロット106を画定する。スロット106の上端で、シャーシ104はスロットの各側に、挿入ブロックまたはスカート110を装着した上方向+に突出するポスト108を画定する。スカート110は、第26図および第27図で別個に図示されている。スカート110は、1対の受け口112を画定する。各口112は、第28A図で示すように、シャーシポスト108の一方を受ける。スカート110は、さらに、ねじ受け穴113(第26図および第27図)を通るねじ(図示せず)でシャーシ104に固定することができる。
スカート110の前部は、第3図、第4図、第5図、第9図および第28A図で分かるように、管受け路100の水平部分と連絡する垂直溝114を画定する。第5図、第26図および第28A図で示すように、スカート110の上前部分は、垂直溝114の各側で内側に延在する切欠き118を画定し、切欠き118はポンプの面で受け路100の一部を画定する。
切欠き118の底部は、スカート110の前部で1対の間隔をあけた支持棚120によって画定され、棚はその間に垂直溝114(第5図)の連続体を画定する。棚120の上面は、垂直溝114の各側で管受け路100の底部分を形成する。垂直溝114は、第3図、第4図、第5図および第9図で示すように、上方向に延びてスカート110の上でハウジング70に入る。
第28A図で分かるように、スカートの棚120の下にあるシャーシスロット106は、比較的広い。スロット106は、管のクランプを保持するキャリア手段を受けるようになっている。好ましい実施形態では、キャリア手段はスライドクランプキャリア130を含み、これはスライドクランプ60を保持して、(1)第7図、第7A図および第10C図で示すような高いまたは上方の位置と、(2)第7B図、第10B図および第11図に示すような下方位置との間で動くようになっている。第10B図、第10C図および第11図では、キャリアおよびハウジング70の他の構成要素の詳細をよりよく示すために、スライドクランプ60および管54が削除されている。キャリア130が上方の高い位置(第3図、第4図、第5図、第7図、第7A図および第10C図で図示)と下方位置(第7B図、第10B図、第11図および第12図で図示)との間で効果的に移動する機構を、以下で詳細に説明する。
キャリア130は、第5図および第7図で示すようにほぼ垂直な方向でスライドクランプ60を受け、保持するようになっ
ている。スライドクランプ60は、横方向に延在する足部134(第5図)によって画定された下端を有する。足部134からは、細長い4辺の枠138が上方向に突出し、これはこれよりわずかに薄くほぼ平面のウェブ140を囲む。ウェブ140は、下方の狭い部分144および上方の広い部分146を有する細長い口142を画定する。
管54およびスライドクランプ60をポンプ50に挿入する前に、最初にクランプ60を、管54が圧縮されて閉構成になり、それを通る流れを閉塞するよう、クランプの口142の狭い部分144に位置する方向で、管54上に配置する(第5図)。スライドクランプ60は、クランプ60をキャリア130に挿入した後、管54に対してその後の下方向(第5図の矢印148の方向)の移動に対応するようになっている。下方向への動作は、クランプ口142の広い部分146を管54の周囲に配置するよう(第7B図)、クランプ60に隣接する管54の部分の縦軸に対して、ほぼ垂直である。キャリア130が高い位置(第5図および第7A図で図示)から下方位置(第7B図)へと下方向(第7B図で示すような矢印148の方向)に移動すると、スライドクランプ60が、キャリア130上の棚120の管受け路で保持された管54に対して下方向に運ばれる。キャリア130内でクランプ60を下方向に移動させる機構については、以下で詳細に説明する。
キャリア130は、クランプ60をキャリア130に都合良く挿入できるようにしてある形状を有する。キャリア130は、第3図および第7図で示すように、ハウジングシャーシ104の前面の先に突出する前部分152(第13図〜第18図)を含む。前部分152は、シャーシのスロット106(第10B図)より広い。
キャリア130は、幅が狭くなった中間部分156を含む(第13図〜第15図、第17図および第18図)。幅が狭い中間部分156は、シャーシのスロット106を通して延在する。
キャリア130は、これより広い後部分160を含む。広い後部分160は、シャーシスロット106に沿ってシャーシ104の垂直後面に沿って配置される。キャリア130は、最初に、第28A図に示すように、スカート110をシャーシスロット106の頂部に装着する前に、ポンプ構成要素の組立中に、シャーシスロット106に装着される。キャリア130は、シャーシスロット106内で垂直に往復運動するようになっている。キャリア後部分160の下前縁は、架橋リブ153(第11図、第13図、第14図、第17図および第18図)および架橋リブ153の背後のスロット155(第15図および第17図)を含む。
キャリア130は第1のスロット161(第13図および第16図)を画定し、これは第17図で分かるように、前部分152を通り、幅の狭い中間部分156を通って、後部分160の一部を通り延びている。第1のスロット161は、外側に突出する足部134(第5図)を含むスライドクランプ60の下端を受けるようになっている形状を有する。キャリアスロット161の底部は、キャリアの後部分160で、第17図に示すように後部分のスロット155の頂部と連絡する。
キャリア130は、第1のスロット161から延在して、これに対してほぼ垂直の第2のスロット162を有する。第2のスロット162は、スライドクランプ60が、その中に配置された管54と共に(矢印166(第5図)の方向で)キャリア130に挿入されると、足部134の上に突出するスライドクランプ60の垂直上方向に延びる部分を受けるようになっている。キャリア130は、第2のスロット162を画定する表面に沿って移動止め(detent)162Aおよび162B(第13図および第16図)を含む。これらの移動止め162Aおよび162Bは、スライドクランプ60が第7図に示すようにキャリア130に挿入された場合、スライドクランプ60の枠138の底部分を把持するのに使用される。キャリアの垂直スロット162は、第5図に示すように、シャーシのスカート110によって、およびハウジング70の上側部分によって画定された垂直溝114と位置合わせされ、整列する。
スライドクランプ60をキャリア130に十分挿入すると、垂直溝114の各側で受け路100を画定する通路内で管54を受ける。シャーシ104は、1対の対向するタブ170(第5図)を含み、これは管170に隣接する管を局所的に少々変形させることによって管54(第7図)を把持するよう、受け路100の通路内にわずかに突出する。タブ170は、別個に成形し、シャーシ104内の適切な受け空隙に装着された挿入部片であることが好ましい。第4図に示すように、受け路100に沿っていくつかのこのような対面するタブ170の対を設ける。
蠕動ポンプヘッド174を、第3図、第4図および第7図で示すように、管受け路100の垂直部分に沿って配置する。蠕動ポンプヘッド174は、任意の適切な従来の、または特殊な形状を有することができる。蠕動ポンプヘッド174は、通常、キー174A〜174Hなどの複数のキーを備え、これはポンプハウジング70内でキーの背後に垂直に配置されたクランクシャフト176(第10図)のカム区間によって、順次係合し、外側に移動して管に当たる。クランクシャフト176は、ステッピングモータ(第10図)のシャフト180から駆動されるタイミングベルトによって回転する。プラテン186がドア90に装着され、ドア90を閉じると、ポンプヘッド174に隣接する管54に対面する。
各ポンプヘッドのキー174A〜174Hは、外側に移動して管54に当たるにつれ、管54を閉じたドア90上のプラテン186(第3図)に押し当てる。プラテン186は、ドアとプラテン186との間で作用するばね(見えない)によって、ポンプヘッド174に向かうようバイアスがかかる。1つのキー174A〜174Hが外側に移動して管54をプラテン186に対して圧縮し、閉じるにつれ、次の隣接する下流側のキーが外側に移動し、蠕動運動で、管に含まれた流体をさらに管54の下流に押しやる。上述した蠕動ポンプシステムの要素174A〜174H、176、178、180、182および186などの蠕動給送システムは、任意の適切な従来の、または特殊な設計でよい。このような蠕動給送システム構成要素、さらに他の支持構成要素、制御システムなどの詳細な設計および操作は、本発明の一部を形成しない。
管54は、管受け路100を画定する通路内で、ポンプヘッド174の下に延在する。管54は、ポンプの底部付近の流出防止クランプ190中に延在する。流出防止クランプ190は、係合リブ192および横方向に延在するフィンガプレスパッド194を含む(第6図)。係合リブ192に隣接して、管受け路100の一方側に、シャーシ104の前面から外側に突出するアンビル196がある。管54は、通常、第7図で示すようにアンビル196と係合リブ192との間に装填される。
流出防止クランプ190の一部が、シャーシ104の背後に延在し、ばねでバイアスがかかった中心上のトグルばねラッチ機構(図では見えない)を含む。通常、ポンプドア90が開くと、流出防止クランプのリブ192に閉位置へとバイアスがかかる(第3図および第7図の実線で図示し、第6図の点線によって想像図で示す)。
管54をアンビル196と管係合リブ192との間の管受け路100に装填するため、指で押すパッド194をシャーシ104に向かって後方に(第6図に示すような矢印198の方向に)押す。指押しパッド194を、シャーシ104の面に隣接して、それとほぼ平行になる点まで後方に押すと、シャーシ104の背後にある中心上のトグルばねラッチ機構が、指を指押しパッド194から離した後でも、流出防止クランプ190を開位置に保持する。これは、係合リブ192とアンビル196との間のクリアランスを確立し、リブ192とアンビル196との間に管54が配置できるようにする。
流出防止クランプが第6図の実線で図示した十分に開いた位置にある場合、ラッチ機構の一部(シャーシ104の背後で見えない)は、シャーシ104の面にある穴202からピン200が延在するよう、前方に押しやられる。ドア90が続いて閉じると、ドア90の一部がピン200の遠位端と係合し、それを穴202の内側に押し込む。ピン200が内側に動くと、(シャーシ104の背後で流出防止クランプ190に取り付けられているので)流出防止クランプ190が、トグルばね機構の中心上の点よりわずかに先まで閉位置に向かって外側に旋回するが、閉じたドア90は窪んだ係合表面204を有し、これによって指押しパッド194およびリブ192は、管を圧縮して閉じるような十分に閉じた位置まで動けなくなる。これによって、ドアが閉じている場合、流体はクランプ190を通って流れることができる。しかし、ドア90が続いて開くと、指押しパッド194とリブ192が、管を締めて閉じるようなトグルばね機構の影響で、十分に閉じた位置へと自由に完全に動く。
上述した流出防止クランプ190は、任意の適切な特殊、または従来の設計でよい。流出防止クランプ190を組み込むことと、その詳細な設計および操作は、本発明の一部を形成しない。
所望に応じて、ポンプ50は、第3図、第4図および第7図で図示するように、流出防止クランプ190の下に、空気センサーアセンブリ210などの空気センサーアセンブリを含むことができる。空気センサーアセンブリ210は、管54内の気泡の存在を感知するため、任意の適切な特殊または従来の設計でよい。通常、センサーアセンブリ210は、管受け路100の一部を画定するスロットの周囲の圧電センサーを含む。空気センサーアセンブリ210を組み込むことと、その詳細な設計および操作は、本発明の一部を形成しない。
ポンプ50は、適宜、または所望に応じて他のセンサー、スイッチ、アラームなどを含んでもよいが、このような他の要素は本発明の一部を形成しない。
第3図に図示するように、ドア90の内面は複数の突起172を含むことができ、これは、ドア90が閉じている場合は、管受け路100を画定する通路と整列し、受け路100を画定する通路に管54を押し込む機能を果たす。
管54は、上述したポンプ50内の管受け路100に容易に装填することができる。通常、投与セットの管をポンプ50に装填する前に、容器42(第2図)を管54に接続する。管54を容器42に接続する前に、ローラクランプ56(第1図)を最初に閉じて、管54を通る流れを閉塞する。次に、容器42(第2図)の出口を露出させる。次に、投与セットの穿刺ピン46(第1図)を、ねじりの動作で容器42の出口に挿入する。次に、容器42をスタンド44から吊り下げ、点滴室52(第1図)をスコアマークまで充填する。
管54をポンプ50に装填する前に、投与セット40の準備をする。ポンプ50を容器42の下に配置した状態で、管を閉塞しないよう、管に配置されたスライドクランプ60を開状態にしながら、ローラクランプ56を開き、投与セットの管54から空気を追い出す。次にローラクランプ56を閉じる。これで、投与セット管54の遠位端にあるオスアダプター64を静脈穿刺装置に取り付けることができる。静脈穿刺装置が留置していない場合、静脈穿刺する前に装置の準備をしなければならない。
システムから気泡をパージするため、注意しなければならない。空気は、流体が流れている間に、Y字部位62のバックチェック弁を逆さまにし、激しく叩くことによって、そこから取り除かれる。
管54をポンプ50に装填する前に、オペレータは、ローラクランプ56が容器42とスライドクランプ60との間にあることを検証しなければならない。オペレータは、ローラクランプ56が閉じていることも検証し、点滴室52に流れがないことを確認しなければならない。次に、管54がクランプ口の狭い部分144で圧縮されて閉じるよう、クランプ60を押してスライドクランプ60を閉じる。
次に、ドアハンドル94を持ち上げて、ポンプドア90を開く。次に、指押しパッド194を(第6図に示すような矢印198の方向に)押して、流出防止クランプ190を開く。上記で述べたように中心上トグルばね機構とクランプ190との動作により、オペレータの指が離れた後、クランプ190は開いたままになる。
次に、投与セット管54をポンプ50の開いた面に沿って配置する。スライドクランプ60は、第5図に図示するように、キャリアスロット161および162と整列する。スライドクランプ60は、その中に配置された閉じた管54とともに、内側に(第5図に示すような矢印166の方向に)移動し、したがってスライドクランプ60をキャリアスロット161および162の中、およびハウジングの垂直溝114の中に配置する。その結果、スライドクランプ60に隣接する管54の一部分が、キャリア130の上で管受け路100内に画定された通路内に受けられる。
次に、オペレータは、受け路100の残りの部分に隣接する管54の残りの部分を整列させ、オペレータはポンプの頂部から底部まで、管54を受け路100の通路内に装填する。管を伸ばさないよう注意しなければならない。指の爪などの鋭利な物体と管が接触するのを回避しながら、指先で叩いて、受け路100を画定する通路に管54を押し込む。
次に、装填した管54上でドア90を閉じ、ハンドル94を第1図および第11図に図示する十分に閉じた位置まで下方向に押して、ラッチをかける。次に、ポンプ50を始動する前に、ポンプ50の上にあるローラクランプ56を開き、点滴室52へ流れ込んでいないことを確認しなければならない。
第7図(ポンプ50に装填された投与セット管54を示す)を参照すると、図示されたポンプの好ましい形態では、管受け路がほぼハウジング70(ハウジング70は、管受け路の通路を画定する頂部スカート110およびシャーシ104を含む)に沿った面に画定されていることが分かる。装填された管54がある面は、ポンプが通常の動作配向にある場合は、ほぼ垂直である。クランプキャリア130は、管受け路によって画定された面に平行な方向で、高い位置(第7図、第7A図および第10C図)と下方位置(第7B図、第9図および第10B図)との間で移動することができる。
さらに、ポンプ50は第3図、第4図および第7図で示すような通常の操作方向に配置されるようになっており、ポンプは、(1)ポンプヘッド174を含む中央部分、(2)ポンプヘッドの上に延在して、キャリア130を含む上側部分、および(3)ポンプヘッド174の下に延在して、(ある場合は)流出防止クランプ190および(ある場合は)空気センサー210を含むことができる下側部分を有することが分かる。図示された好ましい実施形態では、管受け路は、ポンプが通常の操作方向にある場合にほぼ垂直である面にほぼ配向する。さらに、ポンプヘッド174に沿った受け路(および管)の部分は、ほぼ直線上にある。
ドア90は、開位置と閉位置との間で旋回するため、ほぼ垂直の軸に装着することが好ましい。図示の好ましい実施形態では、ドア90の旋回軸は、ポンプヘッド174の面に沿って画定された管受け路の一部分に平行であり、高い位置(第7図、第7A図および第10C図)と下方位置(第7B図、第9図および第10B図)間のキャリアの動作配向にも平行である。
特に、ドアの旋回軸は、第28図に示すように、1対のドアピン受け突起220によってシャーシ104内に画定される。第7図で図示するように、ドア90は、それぞれがシャーシの突起220の一つを受けるため、2つのスロット224を画定する。シャーシの突起220はそれぞれ、ピン受け穴226を画定し、穴226は、第7図で見える上穴228などのドア90の穴と整列する。ドア90の旋回運動に対応する接続を提供するため、第7図に見える上ピン230などのピンが、ドア90およびシャーシ突起220内に配置される。
また、スライドクランプ60を第7図に示すように、ポンプキャリア130内に適切に挿入すると、クランプの口142がドアの旋回軸と平行な面内にあることも分かる。
ドア90の内側は、ドア90が閉じた時に、それぞれスライドクランプ60およびキャリア130の外側に突出する部分を受けるため、上溝240(第3図および第7図)および空隙または窪み242(第3図および第7図)を含むことも分かる。
ドアハンドル94は、開位置(第7図)と閉位置(第2図)との間で回転するため、ハンドル94をドア90に旋回可能な状態で装着するピン246(第7図および第12図)を受けるための、第31図に示すような穴244を含む。ハンドル94は、アーチ形のラッチスロット250(第31図)および外部カム表面254(第31図および第32図)を含む。
第7図、第8A図、第12図および第28図で示すように、ハウジングシャーシ104は、ドアハンドル94の湾曲したカム表面254を受けるため、窪んだラッチ領域260を画定する。ラッチ領域260に隣接して、シャーシ104の縁からボス262(第7図)が外側に突出する。図示の好ましい実施形態では、ボス262は、シャーシ104の受け空隙264(第28図)に装着された別個の金属インサートである。
第7図で示すように、ラッチローラ268が、ボス262に装着されたピン270上に配置される。ドア90を閉じると、ラッチピン270とローラ268は、第8A図に示すように、ハンドル94のアーチ形スロット250内で受けられる。ハンドル94が、第8A図の矢印274の方向にハンドル旋回ピン246を中心として回転するにつれ、ハンドルラッチスロット250は、ハンドル94が第8B図、第11図および第12図で示すような完全に閉じた方向になるまで、ローラ268に沿って摺動する。(1)ラッチスロット250の湾曲、および(2)ドアハンドルの旋回ピン246とラッチピンローラ268との相対的位置のおかげで、システムの弾性(特に、ドア90のばねでバイアスがかかったプラテン186によって与えられる)が、ドアハンドル94を十分に閉じた位置に保持してドア90をラッチで閉じた状態に維持する、中心上トグルラッチ動作を生じる。
キャリア130(第7図)は、前記では、高い位置(第7図、第7A図および第10B図)と下方位置(第7B図、第9図および第10C図)との間で移動できると述べた。ドアハンドル94が、閉じてラッチがかかった位置(第2図、第9図、第8B図および第11図で図示)に移動すると、次に述べる新規の連結機構によって、キャリア130が高い位置と下方位置との間で移動する。特に、ドアハンドル94上の外部カム表面254は、カム従動(cam follower)要素またはクランク280(第7図、第8B図、第11図、第19図および第20図)と係合するよう設計される。クランク280は、カム従動表面282を画定する。第7図で示すように、カム従動表面282を画定するクランク280の部分は、窪んだラッチ領域260を画定するシャーシ104の部分で、スロット283中に延在する。クランク280は、窪んだラッチ領域260に隣接して、シャーシ104の背後に旋回可能な状態で装着される。第29図で分かるように、シャーシ104は、1対の間隔をあけ後方に突出した装着ボス284を有し、各ボス284は、ピン290(第8A図および第8B図)を受ける穴286を画定する。第19図および第20図で図示するように、クランク280は、第7図、第8A図および第8B図に示すように、クランク280がシャーシのボス284間に配置され、旋回可能な状態でその中に装着された場合、ピン290を受ける穴292を含む。
第19図および第20図で示すように、クランク280は、スロット296および架橋リブ298を含む。第8A図および第8B図で示すように、螺旋コイル引張ばね300の一方端はクランクのブリッジ298と係合し、ばね300の他方端は、シャーシ104の側部に装着されたピン302と係合する。ばね300は、通常、ドアハンドル94のラッチが外れた、または開いた方向(第8A図)にある時に、クランクカム従動表面282を窪んだラッチ領域260内に配置するよう、第8A図および第8B図で見て反時計回り方向で、クランク280にバイアスをかける。
第19図および第20図で示すように、クランク280は、リンクまたはアーム312(第7図、第8A図および第11図)の一方端を受けるようになっているスロット308を有するクランクの部分で、穴306を画定する。第21図および第22図で示すように、リンクまたはアーム312は、穴314を画定する幅が狭い下端を有する。アーム312の幅が狭い下端は、クランクスロット308内で受けられ、クランク穴306およびリンクまたはアーム312の穴314中に延在するピン316(第8A図、第8B図、第11図および第12図)によって、旋回可能な状態でクランク280に接続されるようになっている。
リンクまたはアーム312は、上方向に延びて、スカート110の開いた後部分に入る。第26図は、スカート110の底部が開き、スカートの内部が、アーム312の上端および(第11図で見られるような)キャリア130の後部分160などの他の構成要素を収容するよう、ほぼ中空であることを示す。リンク312の上端は、第11図で示すように、キャリア130の後部分160に接続される。特に、リンクまたはアーム312の上端は、接続ピン324(第11図および第25A図)を受ける受け穴320(第21図および第22図)を画定する。
また、第13図、第14図、第15図、第17図および第18図で分かるように、キャリア130の後部分160は、ピン324の受け穴322、およびアーム312の上端の受けスロット323を画定する。アーム312の上端は、キャリアの穴322(第15図および第25A図)およびアームの穴320(第25A図、第21図および第22図)中に延在するピン324(第11図および第25A図)によって、スロット323内に保持される。
キャリア内にクランプ60が存在することを感知する任意選択のシステムを、ポンプに組み込むことができ、このようなシステムは、硬質フラグ328(第7A図、第7B図、第11図、第23図、第24図および第25図)を含むことができる。キャリアスロット155(第14図、第15図および第17図)は、第7A図、第7B図、第11図および第25A図で示すように、内部に延在するフラグ328の部分を受ける。フラグ328は、アーム312をキャリア130の後部分160に旋回可能な状態で接続する上述のピン324(第11図)を受けるため、穴330(第23図、第24図および第25A図)を画定する。
第23図で示すように、フラグ328は、第1の脚部332Aおよび第2の脚部332Bを有するねじりばね332を受ける窪み331を画定する。第21図で示すように、リンクアーム312の上側部分は、横方向に延在する肩321を画定する。肩321は、ねじりばねの脚332A(第25図)と係合する。ねじりばねの他方の脚332Bは、フラグ328(第23図および第25図)の窪み331の前壁と係合する。したがって、ねじりばね332は、ピン324を中心に、第7A図、第7B図、第11図および第12図で見て時計回りの方向にフラグ328を旋回させるよう、ねじりばねにバイアスをかける機能を果たす。これによって、フラグ328の前部分は、スライドクランプ60がキャリア130内に存在しない場合は常に、上方向に移動してキャリア130のスロット161の底部に入る。フラグ328のキャリアスロット155および161への時計回りの回転は、フラグ328の下前部分がキャリアのブリッジ153(第11図)と係合することによって制限される。しかし、スライドクランプ60が(第7A図に示すような)キャリアに挿入されると、フラグ328の上前縁がクランプ60の底部と係合し、カムで下方向に動く。これによって、フラグ328は第7A図で見て反時計回りに旋回する。フラグ328をフラグ位置センサーと組み合わせて操作し、ポンプ50を制御することを、以下で詳細に説明する。
ドア90が開いている場合、ばね300がクランク280を引っ張り、クランク280を第7図および第7A図で見て反時計回りに旋回させることが理解される。これは、アーム312およびキャリア130を、スライドクランプ60の挿入または取外しに対応する高い位置に保持する。これに対して、ドア90を閉じ、ドアハンドル94を上記で詳細に説明したようにラッチをかけて閉じると、ドアハンドルのカム表面254がクランク280のカム従動表面282と係合し、クランク282を(第8B図、第11図および第12図で見て)時計回りに旋回させる。これによって、キャリア130(およびその中に配置されたスライドクランプ60)が下方位置(第7B図、第8B図、第11図および第12図)へ引っ張られる。その後、ドアハンドル94のラッチを外し、第8A図に図示する位置に向かって上方向に持ち上げると、ばね300は再びクランク280およびアーム312がキャリア130(およびそれに担持されたスライドクランプ60)を高い位置(第7図および第7A図)に戻すようにする。
キャリア130が高い位置(第7図)に戻ると、スライドクランプ60を外すことができる。キャリア130が高い位置にある場合、スライドクランプ60は、受け路内の管54上で、前述したように管54がクランプ口142(第7A図)の狭い部分144で圧縮され、閉じるような方向になることが理解される。したがって、ドア90が開いてスライドクランプ60を外せる場合は常に、管54はスライドクランプ60によって圧縮され、閉じる。したがって、医療従事者が管54をポンプから外す前に、ローラクランプ56(第1図)を閉じ損なった場合、下方クランプ190が開き、管54がポンプから外されても、流体が患者へと自由に流れる危険はない。
任意選択のセンサーシステムは、センサー336を通るフラグ328の後部分の動作に対応するスロットを有する光電センサー336を含むことが好ましい。第7A図、第7B図および第11図で示すように、センサー336は従来のアセンブリ338を含み、これは垂直スロットを含み、スロットの一方側には発光ダイオードがあり、スロットの他方側には光を受ける整列した光電池がある。フラグ328の後部分は、スロットを通過することができる。
ポンプの制御システムは、ポンプへの電力が入り、アセンブリ338内の発光ダイオードと光電池との間の光路がクリアーである(つまりフラグ328によって遮断されない)場合は常に、ポンプの動作を防止するよう設計される。しかし、発光ダイオードと光電池アセンブリ338の路がフラグ328によって遮断された場合は常に、ポンプの制御システムによってポンプが作動することができる。
第7A図に示すように、スライドクランプ60を高くしたキャリア139に設置するが、ポンプドア90を開いたままにすると、フラグ328がセンサー336より上になる。したがって、発光ダイオードと光電池のアセンブリ338がクリアーであり、遮断されていないセンサーの信号が制御システムによって処理され、ドア90が開いているので、ポンプの動作を防止する。
(キャリア130が、第3図および第7A図に示すように高い位置にある状態で)ドアが開いている間にスライドクランプ160を外すと、フラグ328の後部分が(第7A図に示す点線の位置へと)下方向に移動するが、発光ダイオードと光電池のアセンブリ338を遮断するほどでないよう、ねじりばね332がフラグを旋回させる。したがって、遮断されないセンサー信号によって、ポンプの動作が防止される。
スライドクランプ60がキャリア130に設置されていない時に、ドア90のラッチをかけて閉じると、空のキャリア130が第11図に示す下方位置へと引っ張られる。ねじりばね332は、(第11図に示すように)フラグ328の後部分が発光ダイオードと光電池のアセンブリ338より下になるよう、フラグ328にバイアスをかける。したがって、スライドクランプ60が設置されず、ポンプドア90が閉じている状態で、センサー336の遮断されていない信号が、まだ、ポンプの動作を防止する。
しかし、スライドクランプ60をキャリア130に設置し、ドア90のラッチをかけて閉じ、キャリア130およびクランプ60を下に移動させると、第7B図に示すように、フラグ328の後部分が上方向に移動して、発光ダイオードと光電池のアセンブリ338を遮断するよう、フラグ328がクランプ60によって反時計回りに十分旋回する。センサーの信号がないのは、制御システムがポンプの動作を許容する許容条件である。
制御システムおよびセンサー336には、動作順序または他の状態を検証するため、1つの位置と別の位置との間のフラグ338の動作を感知するなど、他の動作モードを設けてもよい。しかし、このような他の動作モード、および上述したような基本的センサー336および関連の制御システムを、ポンプ50に含む必要はない。実際、フラグ328自体およびフラグセンサーシステムをポンプ50に組み込むことは、任意選択であり、必要ではない。
本発明の以上の詳細な説明およびその図から、本発明の新規の概念または原理の精神および範囲から逸脱することなく、多くの変形および改造を実行できることが、容易に理解される。
Claims (8)
- a)流体を給送する管(54)を受ける受け路(100)を有するハウジング(70)と、
b)前記受け路を覆う閉位置と該受け路を露出させる開位置との間で軸(226)を中心として旋回可能なドア(90)と、
c)前記管(54)が貫通する細長い口(142)を画定する自由流れ防止スライドクランプ(60)を担持するための、前記ハウジング(70)上のキャリア手段(130)とを備えており、
前記キャリア手段(130)が、高い位置と下方位置との間で、前記軸(226)に平行な方向(148)に、前記ハウジング(70)に対して移動することができ、前記ドア(90)は、前記開位置及び閉位置間の該ドア(90)の移動が前記ハウジング(70)に対する前記キャリア手段(130)の移動をもたらすように、前記キャリア手段(130)に接続されている、ポンプ(50)。 - 前記キャリア手段が、前記クランプ(60)を受ける第1のスロット(161)および第2のスロット(162)を画定するキャリア(130)を含み、
前記第2のスロット(162)が、前記第1のスロット(161)から延在し、該第1のスロットに対してほぼ垂直である、請求の範囲第1項に記載のポンプ(50)。 - 前記キャリア手段が、前記クランプ(60)を保持するためのキャリア(130)を含み、この保持は、前記クランプの一部分が前記キャリア(130)の先に突出するようになされており、
前記キャリア(130)に隣接する前記受け路(100)の一部分(118)が通路を含み、
前記ハウジングが溝(114)を画定しており、該溝は、a)前記通路にほぼ垂直に方向付けられており、b)前記キャリア(130)から延びる前記クランプ(60)の一部分を受けるため、前記キャリア(130)に隣接する前記通路を貫通して延びている、請求の範囲第1項に記載のポンプ(50)。 - 前記キャリア(130)が前記クランプ(60)を保持するようになっており、該クランプ(60)が、
a)前記管を圧縮して閉形状にする狭い部分(144)と、
b)前記管を圧縮していない開形状で受ける広い部分(146)と
を有し、
前記キャリアが、前記クランプ(60)を受ける第1のスロット(161)および第2のスロット(162)を画定しており、
前記第2のスロット(162)が、前記第1のスロット(161)から延在し、該第1のスロットに対してほぼ垂直である、請求の範囲第1項に記載のポンプ(50)。 - 前記ポンプが前記ハウジング(70)内にポンプヘッド(174)を含んでおり、
前記ポンプは、通常の動作方向に配置されるように構成されていると共に、
a)前記ポンプヘッド(174)を含む中央部分と、
b)前記ポンプヘッドより上の上側部分と、
c)前記ポンプヘッドより下の下側部分と
を有しており、
前記受け路(100)は、前記ポンプが前記通常動作方向に配置されたとき、ほぼ鉛直である面に実質上沿うように方向付けられている、請求の範囲第1項に記載のポンプ(50)。 - 前記キャリア(130)が、前記第2のスロット(162)を画定する表面を有しており、該表面は、前記クランプ(60)と係合する移動止め(162A、162B)を有している、請求の範囲第1項に記載のポンプ(50)。
- 前記ポンプが、前記受け路(100)の直線部分に沿って存在する蠕動ポンプヘッド(174)を含んでいる、請求の範囲第1項に記載のポンプ(50)。
- カム表面(254)を有しており、前記第1の軸に垂直な第2の軸を中心として旋回可能に前記ドア(90)に取り付けられたハンドル(94)と、
前記ドア(90)が前記閉位置にある間、前記ハンドル(94)が旋回されると、前記ハンドルのカム表面(254)と係合して旋回されるように、第3の旋回軸(290)を中心として旋回可能に前記ハウジング(70)に取り付けられたカム従動要素(282)と、
第4の旋回軸(316)を中心として旋回可能に前記カム従動要素(282)に接続されると共に、第5の旋回軸(324)を中心として旋回可能に前記キャリア(130)に接続されたリンク(312)と、
前記カムハウジングと前記カム従動要素(282)との間で作用し、前記従動要素(282)が、前記キャリア(130)を前記受け路(100)の前記一部分に向かって移動させる方向に前記第3の旋回軸(290)を中心として旋回するように付勢する、ばね(300)とを備えている、請求の範囲第5項に記載のポンプ(50)。
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