JP4003815B2 - 国際通話システム及び国際通話方式 - Google Patents
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Description
本発明は、通話システム及び通話方式に係り、詳しくは、IPネットワークを用いた国際通話システム及び国際通話方式に関するものである。
国際電話は従来に比べればコストが下がったものの国内電話の通話料に比べれば依然として高額であり、また、馴染みの無い海外の相手先の電話番号を入力しなければならないこと自体も煩わしいものである。しかも、最近では、複数の事業者が国際電話サービスを提供しており、国際識別番号、国番号、相手先の電話番号の前に所望の識別番号を選択して入力する必要があり、また、より低額で国際電話を行うにはマイライン登録の手続きが必要となったりする。
一方、インターネットを用いたIP電話は、低通信コストで通話が可能な方式として着目されている。IP電話の通話方式について簡単に説明する。先ず、電話機から所定の形式に従って相手の電話番号を入力すると、呼び出し信号を受信したVoIPゲートウェイは相手先電話番号に対応するゲートウェイのIPアドレスをゲートキーパに確認し、IPアドレスと電話番号に基づいて接続要求と呼び出し信号を相手側のVoIPゲートウェイに送信し、相手先のVoIPゲートウェイが相手側の電話機を呼び出して着信が完了する。通話中は、一方のゲートウェイがアナログ信号をデジタル化してIPパケットに変換し、他方のゲートウェイのIPアドレス等の情報を付加して、インターネットを介して他方のゲートウェイに送信する。一方のゲートウェイからのIPパケットを受信した他方のゲートウェイは、IPパケットを音声信号に変換して電話機に送信する。
IP電話を国際通話に用いることも行われているが、従来の専用IP電話ネットワーク網を利用した国際電話サービスの特徴としては、(1)相手先電話番号(国番号+市外局番+電話番号)の前に、特定のアクセス番号、ID番号、パスワード等多くの番号をダイヤルしなければならない、(2)一部のアクセス番号を電話機に事前登録は可能ではあるが、電話機ごとの設定であり、電話機が複数の場合、利用者側内で周知徹底が難しい、(3)現行のサービスを受ける場合、主に“成済まし”の防止の為、掛ける側の電話番号を事前に、サービス会社に登録申請しておく必要がある、(4)利用者側の電話機、インターネット接続の回線環境の制約がある、等の問題がある。
特許文献1には、インターネット電話の利用者が通常の電話と同じ感覚でスムーズに電話をかけることを目的とした通話システムが記載されている。特許文献1のものでは、電話番号の前にインターネット特番を付けてダイヤルするものであり、国際電話の場合には、国番号の前にインターネット特番をダイヤルする必要があり、インターネット特番をダイヤルし忘れた場合には、一般の国際電話網を用いた国際電話となってしまう。また、そもそも、国際電話の場合には、相手先電話番号は、桁数も番号体系も自国の電話番番号と異なるため、通常の国内電話に比べて、ダイヤルが煩雑で間違いが生じ易い。
特開2000−22814号
本発明の目的は、発信者の馴染みのある国内電話番号を使用することでIPネットワークを利用した国際通話を可能とすることにある。
かかる課題を解決するべく本発明が採用した国際通話システムは、第1国内の発信者の電話機に接続された第1通話網と、第2国内の受信者の電話機に接続された第2通話網と、第1通話網とIPネットワークを接続する第1ゲートウェイと、第2通話網とIPネットワークを接続する第2ゲートウェイと、受信者の1つ又は複数の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスを管理するアクセス制御サーバと、第1国内の電話番号である仮電話番号と受信者の1つ又は複数の電話番号を関連付けるデータベースサーバとを有し、発信者の電話機から仮電話番号を入力することで受信者の電話機との間で通話可能なことを特徴としている。
上記国際通話システムにおいて、アクセス制御サーバは、第1ゲートウェイからの要求に応じて、第1ゲートウェイから受信した仮電話番号に基づいてデータベースサーバから受信者の電話番号を検索すると共に、検索された受信者の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスを検索し、受信者の電話番号及び当該電話番号に対応するIPアドレスを第1ゲートウェイに送信するように構成されている。
また、本発明が採用した国際通話方式は、第1国内の発信者の電話機に接続された第1通話網と、第2国内の受信者の電話機に接続された第2通話網と、第1通話網とIPネットワークを接続する第1ゲートウェイと、第2通話網とIPネットワークを接続する第2ゲートウェイと、受信者の1つ又は複数の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスを管理するアクセス制御サーバと、第1国内の電話番号である仮電話番号と受信者の1つ又は複数の電話番号を関連付けるデータベースサーバとを用いており、発信者の電話機から仮電話番号を入力して発呼し、仮電話番号を受信した第1ゲートウェイは、仮電話番号と関連付けられた受信者の電話機の電話番号および受信者の電話機の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスをアクセス制御サーバに照会し、アクセス制御サーバは、仮電話番号と関連付けられた受信者の電話機の電話番号をデータベースサーバに照会し、アクセス制御サーバは、データベースサーバから仮電話番号に対応する受信者の電話機の電話番号を取得し、受信者の電話機の電話番号と受信者の電話機の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスとを第1ゲートウェイに送信し、第1ゲートウェイは、第2ゲートウェイのIPアドレスにしたがって、受信者の電話機の電話番号を第2ゲートウェイに送信し、第2ゲートウェイは、受信者の電話機の電話番号を呼出し、通話中は、第1ゲートウェイ及び第2ゲートウェイが、音声信号からIPパケットへの変換、IPパケットから音声信号への変換を行うものである。
本発明によれば、馴染みのある仮電話番号をダイヤルするだけで、海外と通話を行うことができる。
図1は、本発明に係る通話システムを示し、通話システムは、日本国内の発信者Aの電話機(ターミナルA)に接続された日本国内のPSTN(公衆交換電話網)と、日本国内のPSTN(公衆交換電話網)と専用IPネットワークを接続する日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)と、海外の公衆交換通話網(PSTN)と専用IPネットワークを接続する海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)と、海外の公衆交換通話網(PSTN)に接続された海外の受信者Bの電話機(ターミナルB)とを有する。通話システムは、さらに、受信者Bの電話番号に対応する海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)のIPアドレスを管理すると共に、発信者の電話機と受信者の電話機との間の通話を制御するアクセス制御サーバ(GKSI−1)と、電話番号管理データベースサーバを有する。尚、本発明が採用する通話網は、PSTNに限定されるものではない。
日本国内の発信者Aの発信者電話機(ターミナル−A)は、固定電話又は携帯電話である。本システムを利用して電話機から国際電話をかけるには、発信者は予め仮電話番号を取得する必要がある。仮電話番号は日本国内で用いられる固定電話の電話番号(0ABJ系)であって、03−1234−5678のような国内電話番号である。また、仮電話番号は、「0X0系」の番号(050で始まるIP電話番号)でもよい。仮電話番号は海外の受信者毎に取得する。具体的には、例えば、発信者Aが電話を掛けたい海外の受信者がB−1,B−2,B−3の3名である場合には、発信者Aは、受信者B−1用,受信者B−2用,受信者B−3用の3つの仮電話番号を取得する必要がある。海外の受信者Bの電話機(ターミナル−B)は、固定電話又は携帯電話である。受信者Bが複数の電話機を使用している場合には、発信者Aと受信者Bとの間に割り当てた1つの仮電話番号に対して複数の受信者Bの電話番号を関連付けることができる。
日本国内の電話番号である仮電話番号は、海外に居る受信者の電話機の電話番号と関連付けられている。図2に示すように、専用IPネットワーク内に置かれた電話番号管理データベースサーバには、仮電話番号と受信者の電話機の電話番号を関連付けるテーブルが格納されている。受信者が複数の電話機を利用している場合には、一つの仮電話番号に対して複数の相手先番号を関連付けても良い。
日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)は、日本国内のPSTN(公衆交換電話網)と専用IPネットワークの接点に配置される。日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)は、発信者の電話機からダイヤルされた仮電話番号に基づいて発着信のシグナリングを行うと共に、音声信号をデジタル化しIPパケットに変換し、また、IPパケットを音声信号に変換する。海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)は、海外の公衆交換通話網(PSTN)と専用IPネットワークの接点に配置され、仮電話番号に関連付けられた受信者の電話番号に基づいて発着信のシグナリングを行って受信者の電話機を発呼すると共に、デジタル化されたIPパケットを音声信号に変換し、また、音声信号をデジタル化しIPパケットに変換する。
アクセス制御サーバ(GKSI−1)は発信者の電話機と受信者の電話機との間の通話を制御するものであり、ゲートキーパ又はSIPサーバにより構成される。アクセス制御サーバ(GKSI−1)は、日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)から仮電話番号を受信すると、電話番号管理データベースサーバに対して仮電話番号に関連付けられた相手先電話番号の検索を要求し、電話番号管理データベースサーバから相手先電話番号を取得する。さらに、アクセス制御サーバ(GKSI−1)は、相手先電話番号に対応する相手先電話番号に対応する海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)のIPアドレスを検索し、仮電話番号に対応する相手先電話番号及び相手先電話番号に対応する海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)のIPアドレスを日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)に送信する。一つの態様では、アクセス制御サーバ(GKSI−1)には、相手先電話番号とIPアドレスとの対応データベースが格納されている。図ではアクセス制御サーバと電話番号データベースサーバを別に示したが、アクセス制御サーバが電話番号データベースサーバを兼用(アクセス制御サーバの一部)してもよい。また、アクセス制御サーバと電話番号データベースサーバを含めて電話番号管理装置としてもよい。
本発明に係る通話システムを用いた通話方法について説明する。先ず、事前準備として、発信者(A)は特定の受信者(B)の受信者の電話機(ターミナル−B)の電話番号(複数可)を確定する。発信者(A)毎に決められた仮電話番号とターミナル−Bの電話番号を「電話番号管理データベースサーバ」に関連付けて登録する。本発明に係る通話システムでは、発信者(A)に特定のID、パスワードは要求しない。
コールフローについて説明する。
ステップ(1):発信者(A)は発信者電話機(ターミナル−A)より、発信者(A)毎に決められた仮電話番号をダイヤルする。本システムでは、発信者の認証は行われない。したがって、仮電話番号を入力することで、発信者(A)以外の発信者であっても受信者(B)に対して本システムを用いて国際電話を掛けることができる。本システムでは、発信者の電話機(ターミナル−A)の電話番号を管理する必要がないので、発信者(A)は、仮電話番号をダイヤルすることで、会社からでも、自宅からでも受信者(B)に電話をすることができる。仮に「成りすまし」がいたとしても、相手側にとっては間違い電話となるので支障はない。したがって、本システムでは、セキュリティ(特に、「成りすまし」対策)の整備のコストを削減することができる。
ステップ(1):発信者(A)は発信者電話機(ターミナル−A)より、発信者(A)毎に決められた仮電話番号をダイヤルする。本システムでは、発信者の認証は行われない。したがって、仮電話番号を入力することで、発信者(A)以外の発信者であっても受信者(B)に対して本システムを用いて国際電話を掛けることができる。本システムでは、発信者の電話機(ターミナル−A)の電話番号を管理する必要がないので、発信者(A)は、仮電話番号をダイヤルすることで、会社からでも、自宅からでも受信者(B)に電話をすることができる。仮に「成りすまし」がいたとしても、相手側にとっては間違い電話となるので支障はない。したがって、本システムでは、セキュリティ(特に、「成りすまし」対策)の整備のコストを削減することができる。
ステップ(2):日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)は、発信者(A)から仮電話番号を受信すると、アクセス制御サーバ(GKSI−1)に承認要求をすると共に、受信者(B)の相手先電話番号に対応する海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)のIPアドレスを問い合わせる。
ステップ(3):アクセス制御サーバ(GKSI−1)は、日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)からの要求に応じて、電話番号管理DBサーバにアクセスし、事前に登録されている仮電話番号に関連付けられた相手先電話番号1(ターミナル−Bの電話番号)を検索する。
ステップ(4):電話番号管理DBサーバは、検索された相手先電話番号1(ターミナル−Bの電話番号)をアクセス制御サーバ(GKSI−1)に送信する。
ステップ(5):アクセス制御サーバ(GKSI−1)は、電話番号管理DBサーバから取得した相手先電話番号1(ターミナル−Bの電話番号)に対応する海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)のIPアドレスを検索し、相手先電話番号1(ターミナル−Bの電話番号)とその電話番号に対応するゲートウェイ(GW−B)のIPアドレスを付加し、承認確認を日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)に送信する。
ステップ(6):日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)は、アクセス制御サーバ(GKSI−1)から、相手先電話番号1(ターミナル−Bの電話番号)と当該電話番号に対応するゲートウェイ(GW−B)のIPアドレスを受信すると、ゲートウェイ(GW−B)に、相手先電話番号1(ターミナル−Bの電話番号)で、通信に先立って、相手先の電話機(ターミナル−B)と接続を確立するための呼出信号を送信する。
ステップ(7):ゲートウェイ(GW−B)は現地PSTN網経由で相手先の電話機(ターミナル−B)に発呼して、相手先の電話機(ターミナル−B)を鳴らす。
ステップ(8):相手先の電話機(ターミナル−B)が呼び出しを開始した時、ゲートウェイ(GW−B)は日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)にターミナル−Bと接続を確立するための呼出信号を送信する。
ステップ(9):海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)と日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)の接続が確立出来た後、日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)と海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)はアクセス制御サーバ(GKSI−1)にアクティブコール情報を送信する。
ステップ(10):相手先の受話器がとられ通話開始となる。国内の発信者の電話機から通話網を介して送信された音声信号は、日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)でデジタル化されてIPパケットに変換され、専用IPネットワークを介して海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)に送信され、海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)は受信したIPパケットを音声信号に変換して、通話網を介して受信者の電話機に送信される。同様に、相手先の電話機から通話網を介して送信された音声信号は、海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)でデジタル化されてIPパケットに変換され、専用IPネットワークを介して国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)に送信され、国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)は受信したIPパケットを音声信号に変換して、通話網を介して国内の電話機に送信される。
上記ステップ(9)後、相手先と通話が始まらない場合は、上記ステップ(3)にて相手先電話番号2を取得し、同様に上記ステップ(4)以降のフローにて相手先を呼び出す。相手先電話番号2の登録が無い場合、あるいは、相手先電話番号2を発呼しても相手先の応答や通話が始まらない場合は、海外のVoIPゲートウェイ(GW−B)は日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)への呼出信号を切断すると共に、アクセス制御サーバ(GKSI−1)にコール終了の解除要求を送信する。
コール解除フローについて説明する。ターミナル−A(またはターミナル−B)において通話が終了すると、GW−A(またはGW−B)はGKSI−1にコール終了の解除要求を送信する。GKSI−1は、応答し日本国内のVoIPゲートウェイ(GW−A)(またはGW−B)に解除確認を送信する。GW−A(またはGW−B)はGW−B(またはGW−A)に呼出信号を切断する。GW−B(またはGW−A)は、GKSI−1にコール終了の解除要求を送信する。コール終了となる。
上述のように、発信者が日本国内の仮電話番号にダイヤルし、入力した情報(呼び出し信号+音声信号)は、国内のゲートウェイによりIPパケット化されると共に、ゲートキーパ又はSIPサーバにより、事前登録された海外の電話番号情報(相手先の電話番号+IPアドレス)が付加されてIPネットワークを介して対応する相手国のゲートウェイを通過し、相手国の国内公衆回線網に入ることができる。したがって、日本で一番馴染みのある、日本国内の仮電話番号(たとえば東京の利用者はNTT加入番号(03-×× ×× − ×× ××)、今後一般的になる050−×× ××− ×× ××等 )をダイヤルするだけで、IPネットワークを介して、海外と直接通話をすることが可能となる。また、相手先の電話番号は、事前に複数登録可能であるため、最初の番号に接続できない場合は次の番号に自動的に切り替えて接続を行うことができる。
本発明は国際通話システムに係り、海外拠点、海外と取引のある企業、事業主や日本に拠点を持つ、海外企業、事業主の日本国内からの通話用、長・短期の海外出張者・赴任者や日本に拠点を持つ進出企業や事業主の日本国内からの通話用、海外への留学生、海外からの留学生の日本国内からの通話用、海外への旅行者、海外からの旅行者の日本国内からの通話用に利用することができる。
Claims (6)
- 第1国である日本国内の発信者の電話機に接続された第1通話網と、
第2国内の受信者の電話機に接続された第2通話網と、
第1通話網とIPネットワークを接続する第1ゲートウェイと、
第2通話網とIPネットワークを接続する第2ゲートウェイと、
受信者の1つ又は複数の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスを管理するアクセス制御サーバと、
発信者によって受信者毎に取得される第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号と受信者の1つ又は複数の第2国内の電話番号を関連付けるデータベースサーバとを有し、
発信者の電話機から第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号を入力することで第2国内の受信者の電話機との間で通話可能な国際通話システム。 - アクセス制御サーバは、第1ゲートウェイからの要求に応じて、第1ゲートウェイから受信した仮電話番号に基づいてデータベースサーバから受信者の電話番号を検索すると共に、検索された受信者の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスを検索し、受信者の電話番号及び当該電話番号に対応するIPアドレスを第1ゲートウェイに送信するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の国際通話システム。
- 第1国である日本国内の発信者の電話機に接続された第1通話網と、
第2国内の受信者の電話機に接続された第2通話網と、
第1通話網とIPネットワークを接続する第1ゲートウェイと、
第2通話網とIPネットワークを接続する第2ゲートウェイと、
受信者の1つ又は複数の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスを管理するアクセス制御サーバと、
発信者によって受信者毎に取得される第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号と受信者の1つ又は複数の第2国内の電話番号を関連付けるデータベースサーバとを用いた国際通話方式であって、
発信者の電話機から第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号を入力して発呼し、
第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号を受信した第1ゲートウェイは、第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号と関連付けられた第2国内の受信者の電話機の電話番号および受信者の電話機の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスをアクセス制御サーバに照会し、
アクセス制御サーバは、第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号と関連付けられた第2国内の受信者の電話機の電話番号をデータベースサーバに照会し、
アクセス制御サーバは、データベースサーバから第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号に対応する第2国内の受信者の電話機の電話番号を取得し、受信者の電話機の電話番号と受信者の電話機の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスとを第1ゲートウェイに送信し、
第1ゲートウェイは、第2ゲートウェイのIPアドレスにしたがって、受信者の電話機の電話番号を第2ゲートウェイに送信し、
第2ゲートウェイは、受信者の電話機の電話番号を呼出し、
通話中は、第1ゲートウェイ及び第2ゲートウェイが、音声信号からIPパケットへの変換、IPパケットから音声信号への変換を行う国際通話方式。 - IPネットワーク内に置かれ、国際通話に用いる電話番号を管理する装置であって、該装置は、第1国である日本国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号と第2国内の受信者の1つ又は複数の電話番号を関連付けるデータベースを有し、第1国内の発信者から第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号が入力されると、第1国内のゲートウェイからの要求に応じて、第1国内の0ABJ系あるいは0X0系電話番号である仮電話番号に対応する第2国内の受信者の電話番号を第1国内のゲートウェイに提供するように構成された電話番号管理装置。
- 請求項4において、該電話番号管理サーバは、第2国内の受信者の1つ又は複数の電話番号と当該電話番号に対応する第2国のゲートウェイのIPアドレスのデータベースを有しており、第2国内の当該電話番号に対応する第2国のゲートウェイのIPアドレスを第1国内のゲートウェイに提供するように構成された電話番号管理装置。
- 請求項5において、電話番号管理装置は、受信者の1つ又は複数の電話番号に対応する第2ゲートウェイのIPアドレスを管理するアクセス制御サーバと、第1国内の電話番号である仮電話番号と受信者の1つ又は複数の電話番号を関連付けるデータベースサーバとから構成されることを特徴とする電話番号管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004352215A JP4003815B2 (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 国際通話システム及び国際通話方式 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004352215A JP4003815B2 (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 国際通話システム及び国際通話方式 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006165832A JP2006165832A (ja) | 2006-06-22 |
JP4003815B2 true JP4003815B2 (ja) | 2007-11-07 |
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Family Applications (1)
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JP2004352215A Active JP4003815B2 (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 国際通話システム及び国際通話方式 |
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JP2006165832A (ja) | 2006-06-22 |
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