JP4003497B2 - 車両用電子装置取付構造 - Google Patents

車両用電子装置取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の天井部における車両用電子装置取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、図9及び図10に示すようなオーバーヘッドコンソール100には、ランプ以外にETC102、侵入センサ104、レインセンサ106、ガレージドアオープナー108等のECUが組み込まれ、大型化する傾向がある。
【0003】
しかし、図10に示すように、オーバーヘッドコンソール100が大型化し、カバー100Aが車両室内へ出っ張ると、乗員に圧迫感を与え、また、運転者が車室内鏡110で後方確認をする際には、その視野が阻害される恐れもあるので、大型化には限度がある。
【0004】
一方、オーバーヘッドコンソール100が天井部112に設けられた後に、デーラオプションのECU等を追加や交換するには、オーバーヘッドコンソール100のカバー100Aを外して作業しなければならない。この場合、カバー100Aを外した開口部付近では、配線、スイッチ及び既に配置されたECU等が複雑に収容されているため作業が容易ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮して、ECUを天井裏部に分散配置することでオーバーヘッドコンソールの大型化を防ぎ、車室内鏡の視界を確保するとともに、ECUの修理、交換及び後付け作業を容易に行える車両用電子装置取付構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載する本発明の車両用電子装置取付構造は、ルーフパネルに装着される天井基材と、前記天井基材に形成され、オーバーヘッドコンソールのカバーで覆われる第一の開口部と、前記第一の開口部からオフセットしてルーフパネル側に取り付けられた電子装置と、前記ルーフパネルに装着され、前記電子装置が取り付けられる取付プレートと、サンバイザーが収容される前記天井基材のサンバイザー収容部に設けられ、前記取付プレートに通じる第二の開口部と、前記第二の開口部に脱着可能に設けられ、装着したときには該第二の開口部を覆う蓋体と、前記サンバイザーの端部に形成され、該サンバイザーを前記天井基材に取り付けるクリップと、前記クリップに対応して前記天井基材に形成され、前記サンバイザーを該天井基材に取り付けるときに該クリップが挿入される第三の取付孔と、前記第三の取付孔に対応して前記蓋体の端部に形成され、該蓋体を前記天井基材に取り付けるときに該クリップが挿入される第四の取付孔と、前記蓋体の縁部に形成された第二の嵌合部と、前記天井基材の裏面に前記第二の嵌合部に対応して形成され、該第二の嵌合部が嵌め合わされる第二の被嵌合部と、を有することを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載する本発明の車両用電子装置取付構造によれば、天井基材が、ルーフパネルに装着される。天井基材には、第一の開口部が形成され、オーバーヘッドコンソールのカバーで覆われる。第一の開口部からオフセットして電子装置がルーフパネル側となる(当該ルーフパネルに装着された)取付プレートに取り付けられ、車両に搭載された所定の装置を制御する。
【0008】
このように第一の開口部からずらしてルーフパネルと天井基材との間に設けられる天井裏部の空間に電子装置を分散配置することで第一の開口部のカバーで覆う収容スペースを小さくできる。このため収容スペースをかせぐためにオーバーヘッドコンソールのカバーを車両室内側へ出っ張らせる必要がなくなるので、車室内鏡の視界を確保することができる。
【0011】
また、電子装置を取り付けるための取付プレートをルーフパネルに装着することで、天井基材にかかる荷重を小さくできるので、特別な剛性を持たせる必要がなく、コストダウンにも繋がる。
【0013】
また、蓋体が装着されたときには、第二の開口部が蓋体によって覆われる。一方、蓋体が外されたときには、第二の開口部は、取付プレートに通じる。
【0014】
電子装置は第二の開口部から取付プレートに対し取り外しができるので、第の開口部からアクセスする作業形態と比較すると、電子装置の修理、交換及び後付け作業を容易に行える。さらに、クリップが第三の取付孔及び第四の取付孔に挿入されてサンバイザー及び蓋体が天井基材に取り付けられ、蓋体の第二の嵌合部が天井基材の第二の被嵌合部に嵌め合わされる。クリップでサンバイザーと蓋体との両方を天井基材に一度に取り付けることにより、固定部品点数を減らすことができ、また、クリップによる固定に加え、蓋体の第二の嵌合部が天井基材の第二の被嵌合部に嵌め合わされることで、蓋体全体が天井基材に確実に固定される。
【0015】
請求項に記載する本発明の車両用電子装置取付構造は、請求項の構成において、前記蓋体には、該蓋体の車両室内に面した側にユーティリティが装着されていることを特徴とする。
【0016】
請求項に記載する本発明の車両用電子装置取付構造によれば、ユーティリティが蓋体表面に装着されている。
【0017】
蓋体の表面にユーティリティを装着させることで、蓋体の有効活用を図ることができる。
【0018】
請求項に記載する本発明の車両用電子装置取付構造は、請求項又は請求項に記載の構成において、前記取付プレートに形成され、前記電子装置をガイドするガイドレールを有することを特徴とする。
【0019】
請求項に記載する本発明の車両用電子装置取付構造によれば、ガイドレールが取付プレートに形成されて電子装置をガイドする。
【0020】
電子装置がガイドされることにより、開口部付近以外の所定位置へも容易に電子装置を取り付けることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態について図面に基づき説明する。なお、第1の実施の形態は、本発明における車両用電子装置取付構造の一実施形態である。
【0034】
図4に示すように、車両用電子装置取付構造10では、ルーフパネル12に天井基材14が装着され、ルーフパネル12と天井基材14との間に天井裏空間が形成される。
【0035】
天井基材14の中央部には、第一の開口部としてのコンソール用開口部16が形成されている。コンソール用開口部16は、オーバーヘッドコンソール18のカバー18Aで覆われている。オーバーヘッドコンソール18のカバー18Aの内側には、配線18Bやスイッチ18Cが収容されている。
【0036】
ここで、一般的には、天井基材14は、オーバーヘッドコンソール18の収容される箇所に相当する部分が窪んで成形され(図示省略)、この窪みに車両室内側からコンソール用開口部16を入口としてオーバーヘッドコンソール18が装着される。従って、天井基材14の形状は、このようなものであっても良い。
【0037】
一方、ルーフパネル12には、図2に示すように、左右に走るリーンホース20が設けられている。リーンホース20には、取付プレート22が螺子21により固定されている。取付プレート22とルーフパネル12との間には、図5に示すように、振動対策として防振スポンジ23が貼られている。取付プレート22の表面には、図2に示すように、車両前後方向及び車両左右方向に伸びる一対のガイドレール24が複数形成されている。ガイドレール24は、コンソール用開口部16の対向部からずれた位置にあり、一対のガイドレール24は、互いに平行に対向している。ガイドレール24にガイドされて電子装置としてのECU26やアンプ等が取り付けられることになる。ガイドレール24の先端部に相当する位置にはストッパー27が設けられている。ストッパー27はガイドレール24に対してほぼ直角に形成されている。ストッパー27により、ガイドされたECU26等は、所定位置に配置されるようになっている。
【0038】
また、図3に示すように、ECU26の修理、交換及び後付け作業を容易にするため、天井基材14には、第二の開口部としての作業用開口部28が設けられている。作業用開口部28は、サンバイザー30が収容されるサンバイザー収容部32に形成されている。
【0039】
作業用開口部28には、脱着可能な蓋体としてのパネル34が取り付けられている。パネル34は、装着したときには、作業用開口部28を覆うようになっている。パネル34の表面には、ランプレンズ34C、およびユーティリティとしてのカードホルダー34D、写真入れ34Eが装着されている。なお、ユーティリティとは、カードホルダー34D、写真入れ34E等を指すが、この2種類に限定されるものではない。
【0040】
パネル34の車両中央寄り縁部には、第二の嵌合部としての爪体34Aが外側へ突出している。この爪体34Aに対応して天井基材14には、第二の被嵌合部としての凹部36が形成されている。天井基材14の凹部36へ向けて作業用開口部28からパネル34の爪体34Aを差し込み、爪体34Aの先端部が凹部36へ当接するまで押し込んで嵌め合わせるようになっている。
【0041】
また、サンバイザー30の端部には、約90度に曲げられたシャフト37が取り付けられている。シャフト37の先端側には、つば39とクリップ38とが設けられている。
【0042】
クリップ38は、つば39の中心から延出した軸体38Aを備えている。軸体38Aの頭部側からは、二本の脚体38Bが形成されている。脚体38Bは、拡縮可能な部材からなり、先端部には挿入方向へ向かう先細りのガイド部38Cが形成され、中間部には窪んだ係止部38Dが形成され、また、終端部には、つば39に略平行で軸体38Aより見て外側へ延出するツマミ部38Eが形成されている。
【0043】
また、天井基材14には、第三の取付孔としての天井取付孔32Aが形成されている。そして、パネル34には、パネル34で作業用開口部28を閉じたとき、天井取付孔32Aと同軸となる位置に第四の取付孔としてのパネル取付孔34Bが形成されている。パネル取付孔34B及び天井取付孔32Aにクリップ38の脚体38Bが挿入されるようになっている。
【0044】
クリップ38の脚体38Bが挿入される際には、パネル取付孔34B及び天井取付孔32Aの2つの内周壁部にガイド部38Cが押圧されて脚体38Bが内方へ弾性変形する。奥まで挿入されてガイド部38Cがパネル取付孔34B及び天井取付孔32Aの2つの内周壁部から離れるとガイド部38Cへの押圧状態が解除され、ガイド部38Cが弾性復帰してパネル取付孔34B及び天井取付孔32Aの2つの内周壁部に係止部38Dが係止され、係止部38Dとつば39とが天井基材14を挟持する。
【0045】
このように、クリップ38は、係止部38Dでパネル取付孔34B及び天井取付孔32Aに係止されるため、ツマミ部38Eは、パネル取付孔34Bから車両室内側に突出したままである。このツマミ部38Eが把持されて押圧されることでクリップ38の抜き差しができるようになっている。ここで、ツマミ部38Eは、軸体38Aに沿って移動可能なつば39に覆われることで意匠性を確保している。
【0046】
このクリップ38による固定及びパネル34の爪体34Aと天井基材14の凹部36との嵌め合わせにより、パネル34とサンバイザー30とが一体となって天井基材14に固定される(図1参照)。
【0047】
パネル34とサンバイザー30とを取り外すときは、ツマミ部38Eが把持されてクリップ38の脚体38Bが内方へ押圧されることにより、パネル取付孔34B及び天井取付孔32Aの2つの内周壁部と係止部38Dとの係止状態が解除されるので、この状態で引き抜くことになる。
【0048】
なお、本実施形態では、パネル34とサンバイザー30とを別体に成形して組み付けるようにしたが、変形例として、図6に示すように、サンバイザー30の取付部分40とパネル34とを一体に形成して天井基材14に取り付けても良い。なお、この変形例(図6に示される変形例)は、開示例とする。
【0049】
次に、第1の実施形態において、ECU26が後付けされる場合を例にとって作業手順を説明する。
【0050】
まず、図2に示すように、リーンホース20に取付プレート22の四隅を予め螺子21により固定しておく。また、リーンホース20に天井基材14を取り付ける(図示省略)。
【0051】
次に、図4に示すように、天井基材14のコンソール用開口部16から配線18B、スイッチ18Cを取り付け、オーバーヘッドコンソール18のカバー18Aで覆う。また、図3に示すように、パネル34の爪体34Aを天井基材14の凹部36に嵌め合わせるとともに、クリップ38を天井取付孔32A及びパネル取付孔34Bに挿入してサンバイザー30及びパネル34を天井基材14に取り付ける。これにより、作業用開口部28がパネル34で覆われる。
【0052】
ここで、ディラーよりECU26の搭載指示があった場合、サンバイザー30とパネル34とを外すとともにオーバーヘッドコンソール18のカバー18Aを外す。作業用開口部28は、取付プレート22に通じているため、取付プレート22のガイドレール24にガイドさせながらECU26を取り付ける。
【0053】
次に、ECU26から伸びたコネクタ25をオーバーヘッドコンソール18側に設けられた接続端子と接続し、配線作業を完了する。
【0054】
このように、コンソール用開口部16からずらしてルーフパネル12(図5参照)と天井基材14との間に設けられる天井裏部の空間にECU26を分散配置することでコンソール用開口部16のカバー18Aで覆う収容スペースを小さくできる。このため収容スペースをかせぐためにオーバーヘッドコンソール18のカバー18Aを車両室内へ出っ張らせる必要がなくなるので、車室内鏡の視界を確保することができる。
【0055】
また、ECU26を取り付けるための取付プレート22をルーフパネル12(図5参照)に装着することで、天井基材14にかかる荷重を小さくできるので、特別な剛性を持たせる必要がなく、コストダウンにも繋がる。
【0056】
ここで、ECU26は、作業用開口部28から取付プレート22に対し取り外しができるので、コンソール用開口部16からアクセスする作業形態と比較すると、ECU26の修理、交換及び後付け作業を容易に行え、ECU26がガイドされることにより、作業用開口部28付近以外の所定位置へも容易にECU26を取り付けることができる。
【0057】
さらに、クリップ38でサンバイザー30とパネル34との両方を天井基材14に一度に取り付けることにより、固定部品点数を減らすことができる。クリップ38による固定に加え、パネル34の爪体34Aが天井基材14の凹部36に嵌め合わされることで、パネル34全体が天井基材14に固定される。
【0058】
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態は、開示例とする。
【0059】
第2の実施の形態は、ECU26の分散配置構造等の点では、第1の実施の形態と同一であるが、図7及び図8に示すように、オーバーヘッドコンソール18のカバーと蓋体とが一体に形成された蓋体付コンソールカバーとしてのパネル付コンソールカバー50を備えている点が異なる。
【0060】
パネル付コンソールカバー50によれば、第一の開口部としてのコンソール用開口部16及び第二の開口部としての作業用開口部28を同時に覆うことができる。
【0061】
パネル付コンソールカバー50でコンソール用開口部16を覆う部分の縁部には、第一の嵌合部としての爪体50Aが外側へ突出している。この爪体50Aに対応して天井基材14には、第一の被嵌合部としての凹部52が形成されている。天井基材14の凹部52へ向けてコンソール用開口部16からパネル付コンソールカバー50の爪体50Aを差し込み、爪体50Aの先端部が凹部52へ当接するまで押し込んで嵌め合わせるようになっている。
【0062】
また、天井基材14には、第一の取付孔としての天井取付孔32Bが形成されている。そして、パネル付コンソールカバー50には、パネル付コンソールカバー50でコンソール用開口部16及び作業用開口部28を閉じたとき、天井取付孔32Bと同軸となる位置に第二の取付孔としてのパネル付コンソールカバー取付孔50Bが形成されている。パネル付コンソールカバー取付孔50B及び天井取付孔32Bにクリップ38が挿入されるようになっている。
【0063】
このクリップ38による固定及びパネル付コンソールカバー50の爪体50Aと天井基材14の凹部52との嵌め合わせにより、パネル付コンソールカバー50とサンバイザー30とが一体となって天井基材14に固定される。
【0064】
次に、第2の実施形態において、パネル付コンソールカバー50が取り付けられる場合の作業を説明する。
【0065】
パネル付コンソールカバー50の爪体50Aを天井基材14の凹部52に嵌め合わせるとともに、クリップ38をパネル付コンソールカバー取付孔50B及び天井取付孔32Bに挿入してサンバイザー30及びパネル付コンソールカバー50を天井基材14に取り付ける。
【0066】
クリップ38でサンバイザー30とパネル付コンソールカバー50との両方を天井基材14に一度に取り付けることにより、固定部品点数を減らすことができる。また、クリップ38による固定に加え、パネル付コンソールカバー50の爪体50Aが天井基材14の凹部52に嵌め合わされることで、パネル付コンソールカバー50全体が天井基材14に確実に固定される。
【0067】
また、パネル付コンソールカバー50は、コンソール用開口部16及び作業用開口部28を同時に覆うことになり、パネル部分とオーバーヘッドコンソール18のカバー部分とを別々に取り付ける必要がなくなる。
【0068】
上記の実施の形態では、リーンホースに取付プレートの四隅を螺子で固定しているが、例えば、リーンホースに取付プレートを溶着する等して固定しても良い。
【0069】
また、上記において、天井基材に凹部を設け、取付側の蓋体または蓋体付コンソールカバーに爪体を設けて嵌め合わせているが、例えば、凹部と爪体が逆であっても良い。
【0070】
さらに、上記においては、クリップとして二本の脚体が形成されている場合を例にとって、実施の形態を具体的に説明したが、四本の脚体が形成されているものでも構わず、クリップはこれに限定されるものではない。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の車両用電子装置取付構造によれば、ECUを天井裏部に分散配置することでオーバーヘッドコンソールの大型化を防ぎ、車室内鏡の視界を確保するとともに、ECUの修理、交換及び後付け作業を容易に行えるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る車両用電子装置取付構造において、車両室内から車両の上斜め前方を見た状態を示す図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る車両用電子装置取付構造の組み付け手順を示した図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係る車両用電子装置取付構造の組み付け手順を示した図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係る車両用電子装置取付構造において、オーバーヘッドコンソール中央で車両前後方向に沿って切断した状態を示す要部断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係る車両用電子装置取付構造において、サンバイザー収納部で車両前後方向に沿って切断した状態を示す要部断面図である。
【図6】両用電子装置取付構造の開示例を示す図である。
【図7】2の実施の形態に係る車両用電子装置取付構造において、車両室内から車両の上斜め前方を見た状態を示す図である。
【図8】2の実施の形態に係る車両用電子装置取付構造の分解図である。
【図9】 従来の技術に係るオーバーヘッドコンソールを示す斜視図である。
【図10】 従来の技術に係るオーバーヘッドコンソールの中央で車両前後方向に沿って切断した状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
12 ルーフパネル
14 天井基材
16 コンソール用開口部(第一の開口部)
18A オーバーヘッドコンソールのカバー
22 取付プレート
24 ガイドレール
26 ECU(電子装置)
28 作業用開口部(第二の開口部)
30 サンバイザー
32 サンバイザー収容部
32A 天井取付孔(第三の取付孔)
34 パネル(蓋体)
34A 爪体(第二の嵌合部)
34B パネル取付孔(第四の取付孔)
34D カードホルダー(ユーティリティ)
34E 写真入れ(ユーティリティ)
36 凹部(第二の被嵌合部)
38 クリップ

Claims (3)

  1. ルーフパネルに装着される天井基材と、
    前記天井基材に形成され、オーバーヘッドコンソールのカバーで覆われる第一の開口部と、
    前記第一の開口部からオフセットしてルーフパネル側に取り付けられた電子装置と、
    前記ルーフパネルに装着され、前記電子装置が取り付けられる取付プレートと、
    サンバイザーが収容される前記天井基材のサンバイザー収容部に設けられ、前記取付プレートに通じる第二の開口部と、
    前記第二の開口部に脱着可能に設けられ、装着したときには該第二の開口部を覆う蓋体と、
    前記サンバイザーの端部に形成され、該サンバイザーを前記天井基材に取り付けるクリップと、
    前記クリップに対応して前記天井基材に形成され、前記サンバイザーを該天井基材に取り付けるときに該クリップが挿入される第三の取付孔と、
    前記第三の取付孔に対応して前記蓋体の端部に形成され、該蓋体を前記天井基材に取り付けるときに該クリップが挿入される第四の取付孔と、
    前記蓋体の縁部に形成された第二の嵌合部と、
    前記天井基材の裏面に前記第二の嵌合部に対応して形成され、該第二の嵌合部が嵌め合わされる第二の被嵌合部と、
    を有することを特徴とする車両用電子装置取付構造。
  2. 前記蓋体には、該蓋体の車両室内に面した側にユーティリティが装着されていることを特徴とする請求項記載の車両用電子装置取付構造。
  3. 前記取付プレートに形成され、前記電子装置をガイドするガイドレールを有することを特徴とする請求項又は請求項に記載の車両用電子装置取付構造。
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