JP4003033B2 - 現像装置及びそれを用いた電子写真装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタやファクシミリおよび複写機などに用いられる電子写真装置の現像装置に関わり、特にトナーのみを現像剤として用いる非磁性一成分現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一成分現像装置では、一例として特開平4−80774号公報に記載のように、トナー担持体上に摩擦帯電したトナー薄層を形成するために、トナー担持体上に圧接されるトナー規制部材を平板とする例が知られており、この構成が最も一般的な構成である。また、この他に特開平4−336564号公報に記載のように、トナー規制部材をトナー担持体の回転軸方向に平行に折り曲げ、トナ−担持体への圧接面と支持面を分けた構成や、特開平6−217270号公報に記載のように、折り曲げたトナー規制部材のトナー担持体への圧接位置と曲げ位置の中間の圧接面と反対側の面が支持部材の角部に接触する構成とした例が知られている。また、トナ−担持体上のトナー層厚を均一化させるための一例として、特開平8−194373号公報に記載のように、トナー担持体とトナー規制部材の圧接部において、トナー規制部材のトナー担持体に対して背向する面側に、トナー規制部材の機械強度を補強する補強部材を配設する構成等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年の電子写真装置は画像の高解像度化に伴い、微小着色紛体であるトナーの小粒径化が進んでいるが、トナー担持体上のトナー薄層の層厚が最終的な画像品質に大きな影響を与えるため、このトナー層厚を均一にする必要がある。
【0004】
トナーをトナー担持体により搬送し、トナー規制部材をトナ−担持体に圧接することによりトナーの層厚を規制しながらトナー担持体上に摩擦帯電したトナーを形成する現像装置においては、トナー規制部材のトナー担持体への圧接が不均一であるとトナー層厚が不均一となり、またトナーの帯電量も不均一となる。その結果、画像の濃度ムラや背景部のカブリが発生し画像品位を著しく損なってしまう。
【0005】
そのため、トナー担持体上にトナー薄層の層厚を均一に形成するためには、トナー担持体上にトナー規制部材をトナー担持体の回転軸方向に、適当な一定の均一な加圧力として圧接しなければならないが、そのためには、トナー規制部材の面精度を良くする必要がある。
【0006】
前に述べた従来技術では、トナー規制部材は面制度を良くしやすい平板とするのが最も一般的な構成となっていた。
【0007】
しかしながら、トナー規制部材を平板とすると、トナー規制部材のトナー担持体への圧接面と支持部材への支持面は同一面となるため、トナー規制部材が支持される支持部材のトナー規制部材への接触面の面制度がそのままトナ−規制部材のトナー担持体への圧接面の面制度に影響を及ぼすことになる。
【0008】
そのため、支持部材のトナー規制部材への接触面の面制度も良くしなければならず、高精度加工が必要となるために低価格化が困難となる。
【0009】
一方、これとは別に、トナー規制部材をトナー担持体の回転軸方向に折り曲げ、トナー担持体への圧接面と支持面を分けた構成とした場合、トナー規制部材が支持される支持部材のトナー規制部材への接触面の面制度がトナー規制部材のトナー担持体への圧接面の面精度に与える影響は少なくなる。
【0010】
しかしながら、トナー担持体が回転駆動することにより発生するトナー規制部材のトナー担持体の圧接位置と支持位置の間に働く圧接面内の応力と支持部材の抑え方向が一致しないために、圧接位置が変動したりトナー規制部材が振動したりしてしまい、トナー担持体上にトナー薄層の層厚を均一に形成することができず、画像品位を損なってしまうことがある。
【0011】
特開平6−217270号公報に記載の現像装置においても同様の課題があり、またさらに折り曲げたトナー規制部材のトナー担持体への圧接位置と、曲げ位置の中間の圧接面と反対側の面が支持部材の角部に接触する構成としたために、現像装置を小型化するのも困難となる。
【0012】
また、特開平8−194373号公報に記載のように、トナー担持体とトナー規制部材の圧接部において、トナー規制部材のトナー担持体に対して背向する面側に、トナー規制部材の機械強度を補強する補強部材を配設する構成では、トナー規制部材がトナー担持体に均一に圧接することが可能となるが、構成が複雑となるために装置が大型化になるとともに高価になってしまう。
【0013】
本発明の目的は、トナー担持体上に摩擦帯電したトナー薄層を均一に形成することができる構成を、簡単な構成により可能とし、高品位な画像が得られ、更に小型,低価格を実現した現像装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、トナー担持体と、現像剤のトナーを格納するトナー格納室と、前記トナーを前記トナー担持体に供給する供給部と、前記トナー担持体上に均一なトナー薄層を形成するトナー規制部材と、前記トナー規制部材を固定するトナー規制部材支持体とを有し、前記トナー規制部材は、前記供給部に対して前記トナー担持体回転方向下流側でかつ前記トナー担持体の回転軸と垂直方向にある支持面で前記トナー規制部材支持体により支持され、前記供給部の方向に少なくとも1回折り曲げられ、圧接面で前記トナー担持体に圧接されている現像装置において、前記トナー規制部材支持体は、前記支持面を支持するトナー規制部材支持部が、前記トナー担持体の回転軸方向の両端部に対し中央部が前記トナー格納室側に凸型に変位するように構成される。
【0015】
このような構成にすることで、トナー規制部材のトナー担持体への圧接部における圧接面を均一にすることができる。そのため、トナー担持体上に形成されるトナー薄層の層厚を均一にすることができ、その結果、濃度ムラや背景部カブリの少ない高品位な画像を得ることが可能な非磁性一成分現像装置を提供することができる。
【0016】
また、トナー規制部材を折り曲げることによって、トナー規制部材をトナー担持体への圧接面と支持体との支持面とに分けることができるため、トナー規制部材と支持体を直線上に配設する必要がなくなり、設計の自由度が上がり、現像装置を小型化できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1から図5を用いて本発明の実施例を説明する。
【0018】
図2は、本発明の現像装置の一実施例を示す図である。
【0019】
トナー格納室4には、現像に用いられる一成分の現像剤であるトナー11が格納されている。トナー格納室4に配置された搬送羽根6の回転で順次トナー担持体1側にトナー11を搬送して供給するように構成されている。トナー格納室4の前側(トナー担持体1の配置側)に、必要以上にトナー11が偏らないように、トナー格納室4の後方(トナー担持体1が配置されている側とは反対側)の図示しない搬送羽根は最前部(トナー担持体1に最も近い側)の搬送羽根6に比較して搬送力が小さくなるようにすることが好ましい。つまり、トナー担持体1の配置位置から離れた位置に配置された搬送羽根ほど搬送力が小さくなるようにする。
【0020】
本実施例では、トナー格納室4の最前部の搬送羽根6に対して、後方に配置されたほど回転速度が遅くなるようにし、かつ羽根面積の小さい搬送羽根としている。
【0021】
トナー格納室4内のトナー11は、これらの羽根の回転によってトナー担持体1側に搬送される。トナー担持体1の手前には、経路分離部材12が配置され、これによってトナーの供給経路と回収経路とに上下に分離している。図2の実施例における経路分離部材12は現像装置筐体とは別体であり、所定の位置に設置した後、両端で固定している。経路分離部材12を別体に構成することで、現像装置筐体3よりも強度の大きい材質の樹脂を用いることができ、経路分離部材
12をより撓みにくくすることができる。
【0022】
経路分離部材12上方の供給経路には、トナー担持体1へトナーを供給する供給部である導電性発泡弾性材を有する供給ロール2が配置されており、トナー格納室4内のトナー11が最前部の搬送羽根6によって供給ロール2に供給される。供給ロール2は、現像作用を終えて戻ってきたトナー担持体1の表面に新しいトナーを擦り付けることにより、トナー担持体1へ新たなトナーを供給するとともにトナー担持体1上のトナー層を均一化する。トナー担持体1に供給されたトナー11は、トナー担持体1に圧接されたトナー薄層規制部であるトナー規制部材9にて規制されて薄層化されるとともに、トナー規制部材9との摩擦により帯電される。
【0023】
図1は、本発明の具体的な一実施例を示す図である。
【0024】
トナー規制部材9はトナー担持体の回転軸方向に平行に鋭角で130度程度に折り曲げられており、一面がトナー担持体上1に圧接され、他の面がトナー規制部材支持体7によって支持されている。トナー規制部材9は、厚さ0.1mm 程度のステンレス,リン青銅等の弾性薄板状部材で構成する。このトナー規制部材9は、直接トナー担持体1に圧接してもよいし、圧接位置において厚さ1mm程度のウレタンゴム,シリコンゴム等を弾性薄板状部材に貼り合わせた二層構造として圧接してもよい。
【0025】
トナー規制部材支持体7によるトナー規制部材9の支持方法としては、本実施例ではトナー規制部材支持体7および内面支持部材8によってトナー規制部材9の支持面を挟持するようにネジ10によって固定する構成としているが、内面支持部材8を使用せずトナー規制部材支持体7に接着剤、両面テープまたは溶接等によって直接トナー規制部材9の支持面を固定してもよい。
【0026】
更に、トナー規制部材支持体7は、トナー規制部材9の支持面を支持するトナー規制部材支持部が、トナー担持体1の回転軸方向の両端部に対し中央部がトナー格納室4側に凸型に変位している(図1矢印A方向)。このように、変位させることにより、トナー規制部材9の先端部が引張られるため、トナー規制部材先端の歪みが抑制される。その結果、トナー規制部材9とトナー担持体1との圧接部が均一化され、トナー規制部材9によって規制後にトナー担持体1上に形成されるトナー薄層の付着量及び帯電量を均一化することが可能となる。
以上
【0027】
図3は、図1におけるトナー規制部材支持体を、真上から(図1矢印B)見た図である。トナー規制部材支持体7の両端部に対する変位量13は、トナー規制部材支持体7におけるトナー規制部材支持部全長14の中央部で一番大きくなっていることが好ましい。更には、トナー規制部材支持体7の両端部に対する変位量13は、トナー規制部材支持体7におけるトナー規制部材支持部全長14の中央部を頂点として滑らかに変位していることが好ましい。すなわち、トナー規制部材支持体7におけるトナー規制部材支持部は、図4のように波型になっていないことが好ましい。トナー規制部材支持体7におけるトナー規制部材支持部の変位形状が、図4に示すような波型になった場合、凹形状部Cの頂点部において、トナー規制部材の先端部に圧縮応力が生じてしまう。そのため、トナー規制部材支持体7の凹形状部Cの位置でトナー規制部材に歪みが生じ、その結果トナー規制部材9とトナー担持体1との圧接部が不均一になり、トナー規制部材9によって規制後にトナー担持体1上に形成されるトナー薄層の付着量及び帯電量が不均一になってしまう。
【0028】
トナー規制部材支持体7における変位量の測定方法としては、ハイトゲージ等による接触式の測定方式、またはレーザ変位計等による非接触の測定方式が考えられる。いずれの測定方法でも、トナー規制部材支持体7の長手方向に対して少なくとも3箇所以上、もっとも好ましくはネジ締結個所およびネジ締結個所間に対して測定し、トナー規制部材支持体7の変位形状を確認するのがよい。
【0029】
ここで、図1におけるトナー規制部材支持体7の変位量13は、トナー規制部材9の厚みによっても異なるが、トナー規制部材支持体7におけるトナー規制部材支持部全長の0.01〜0.3%であることが好ましく、もっとも好ましくは
0.02〜0.2%の範囲である。トナー規制部材支持体7の中央部における変位量13が、トナー規制部材支持部全長の0.01% 未満の場合、トナー規制部材9の先端部が十分に引張られず、その結果トナー規制部材9の平滑度が十分に得られない。また、トナー規制部材支持体7の中央部における変位量が、トナー規制部材支持部全長の0.3% より大きい場合、トナー規制部材9の先端部に発生する応力が大きくなってしまい、トナー規制部材9のトナー担持体1に対する圧接力が変動してしまうため好ましくない。
【0030】
図5に、本発明の一実施例に係る現像装置を備えた画像形成装置の構成を示す。
【0031】
図5に示すように、この画像形成装置は、静電潜像担持体である感光ベルト
15が垂直方向に長く設置され、感光ベルト15を境にして、その感光ベルトの一方側面(図中左側)に中間転写体である転写ドラム16,転写装置17,定着器18が配置され、他方側面(図中右側)には4色の異なる色のトナーを充填された現像装置3Y,3M,3C,3Kが配置された構成とした。
【0032】
さらに、現像装置19Cの下部には、感光ベルト15に潜像を形成するための露光装置20が配置され、さらにその下には、記録媒体を格納しておく給紙カセット21が配置されている。転写ドラム16周辺には、転写装置17,除電剥離装置22,中間転写体クリーナ23が配置され、感光ベルト15周辺には帯電装置24,感光体クリーナ25が配置されている。
【0033】
縦方向に張られた感光ベルト15は、図示しない駆動装置により矢印Qの方向に駆動される。以下現像プロセスについて説明する。
【0034】
最初に、駆動される感光ベルト15表面の感光層が帯電装置24によって一様に帯電される。次に、露光装置20によりパソコン,イメージスキャナ等による画像,文字情報をドット単位で露光が行われ、感光ベルト15上に静電潜像が形成される。その後、感光ベルト15上の静電潜像は現像装置3Y,3M,3C,3Kの何れかにより現像されることによってトナー像として可視像化される。
【0035】
感光ベルト15は図示しない電源によりある電位を与えられており、転写ドラム16はアースに接続されている。このため、これらの電位差により感光ベルト15から転写ドラム16へのトナー像の転写が行われる。
【0036】
画像転写後の感光ベルト15は、感光体クリーナ25により第一転写で転写されずに残った感光ベルト15上の残トナーが清掃され、次のトナー像形成が可能な状態となる。
【0037】
前述した1サイクルの動作を、転写ドラム16の1周のタイミングに合わせて各色現像装置3Y,3M,3C,3Kに対して順次行うことにより、転写ドラム13上に単色トナー像を重ね合わせた複数色トナー画像が形成される。
【0038】
尚、単色の現像装置の場合は、転写ドラム16は必要なく、感光ベルト15に形成されたトナー像を給紙カセット21から搬送されてきた記録媒体に転写装置17によって転写するようにしても良い。つまり静電潜像担持体である感光ベルト15と、感光ベルト15上に均一に帯電する帯電装置24と、感光ベルト15上に静電潜像を形成する露光装置20と、その感光ベルト15上にトナー画像を形成する現像装置19と、トナー画像を記録媒体上に転写する転写装置17と、記録媒体上にそのトナー画像を定着する定着器18とを設ける構成とする。
【0039】
一方、用紙,OHPシート等の記録媒体が、タイミングを取って転写装置17に供給され、転写ドラム16上に形成された単色あるいは複数色のトナー画像が転写装置16の働きにより記録媒体に転写される。
【0040】
記録媒体へのトナー像転写後、記録媒体は、除電剥離装置22により転写ドラム16より剥離され、定着器18によりトナーを溶融定着され、排紙装置26により本体上面に排紙される。
【0041】
一方、記録媒体への転写終了後、転写されずに転写ドラム16上に残った残トナーは中間転写体クリーナ23により清掃され、次のトナー像重ね合わせが可能な状態となる。
【0042】
記録媒体の給紙から排紙までの搬送経路をできるだけ簡略化し(転写装置17,定着器18,排紙装置26の配置間隔を短くする)、給紙カセット21からピックされた記録媒体に折り目がつかないように搬送経路の曲率半径を大きくすることによって、搬送途中での紙詰まりが防止でき、信頼性を向上させることができる。また、紙詰まり時の処理も簡単に行うことができる。さらに、厚紙等の多種記録媒体にも対応できる。
【0043】
本実施例では、記録媒体搬送経路を略円弧状に配置し、転写ドラム16,感光ベルト15,現像装置3Y,3M,3C,3K、露光装置22等を記録媒体搬送経路の内側に配置することによって空間を有効利用して本体を小型化し、搬送経路を簡略化し、記録媒体排出時、印字面を下向きに排出する構成としている。
【0044】
上記のように配置にすることによって搬送経路を簡略化でき、かつ、ほとんどのユニットが搬送経路よりも本体内側に配置されるため、搬送経路が機枠体19(外枠)に近く、搬送経路を開放しやすいため、紙詰まり時の処理も簡単に行うことができる。また、排出時印字面を下向きに排出することは印字面側から印刷順に並んで排出される利点がある。
【0045】
また、感光体をベルト状の構成にすることによって、複数色の現像装置3Y,3M,3C,3Kをほぼ同一の形状で感光ベルト15の同一平面に配置することができ、現像する色に合わせて現像装置3Y,3M,3C,3Kを交替させるための機構や各色毎に現像装置形状を変更する等の必要がないので、小型化,低価格化を図ることができる。
【0046】
また、感光ベルト15を垂直方向に長く配置することによって同一周長での感光ベルトの占有する空間を小さくすることができるため、本体を小型化することができると共に、感光ベルト15の交換時、そのまま上方へ引き出して交換することが可能となり、メンテナンス性を良くすることができる。
【0047】
また、記録媒体を本体下部から上部に向けて搬送する時、転写ドラム16は矢印Uの方向に回転し、感光ベルト15は矢印Qの方向に回転することによって各接点でそれぞれ順方向に動作することになり、現像効率が良く、振動等の問題の少ない構成が得られる。
【0048】
また、転写ドラム16を感光ベルト15に対して従動とすることができ色ズレの少ない構成とすることができる。
【0049】
【発明の効果】
以上述べたように、本実施例の構成によれば、簡単な構成で、トナー層規制部材とトナー担持体を均一で安定に接触させることができる。従って、トナー担持体上のトナー層の帯電量および付着量を均一化できるため、濃度むら等のない安定な画像を得る事が可能な、小型・低価格・高性能な現像装置及びそれを用いた電子写真装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すトナー規制部材およびトナー規制部材支持体の図である。
【図2】本発明の一実施例を用いた現像装置の断面図である。
【図3】本発明の現像装置の、トナー規制部材支持体の一実施例を示す図である。
【図4】トナー規制部材支持体の他の形状を示す図である。
【図5】本発明の適用可能な多色画像形成装置の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…トナー担持体、2…供給ロール、3…現像装置、3K…現像装置(黒)、3Y…現像装置(イエロー)、3M…現像装置(マゼンタ)、3C…現像装置
(シアン)、4…トナー格納室、5…トナー掻出し部材、6…トナー搬送部材、7…トナー規制部材支持体、8…内面支持部材、9…トナー規制部材、10…ネジ、11…トナー、12…経路分離部材、13…トナー規制部材支持体変位量、14…トナー規制部材支持体におけるトナー規制部材支持範囲、15…感光体、16…中間転写体、17…転写装置、18…定着装置、19…機枠体(外枠)、20…露光装置、21…用紙カセット、22…除電剥離装置、23…中間転写体クリーナ、24…帯電器、25…感光体クリーナ、26…排紙装置。

Claims (4)

  1. トナー担持体と、現像剤のトナーを格納するトナー格納室と、前記トナーを前記トナー担持体に供給する供給部と、前記トナー担持体上に均一なトナー薄層を形成するトナー規制部材と、前記トナー規制部材を固定するトナー規制部材支持体とを有し、前記トナー規制部材は、前記供給部に対して前記トナー担持体回転方向下流側でかつ前記トナー担持体の回転軸と垂直方向にある支持面で前記トナー規制部材支持体により支持され、前記供給部の方向に少なくとも1回折り曲げられ、圧接面で前記トナー担持体に圧接されている現像装置において、前記トナー規制部材支持体は、前記支持面を支持するトナー規制部材支持部が、前記トナー担持体の回転軸方向の両端部に対し中央部が前記トナー格納室側に凸型に変位していることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1記載の現像装置において、前記トナー規制部材支持部が凸型に変位した変位量は、前記トナー規制部材支持部全長の0 . 01〜0 . 3%の範囲であることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または2記載の現像装置において、前記トナー格納室は、経路分離部材によりトナー供給経路と回収経路に分離され、前記供給経路には前記トナー担持体へトナーを供給する供給ローラが配置されていることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1、2または請求項3記載の現像装置を備えたことを特徴とする電子写真装置。
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