JP4002924B2 - 吊戸用のランナー - Google Patents

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本発明は、折戸や引戸に適用されるランナー、なかでもランナー台を予め戸パネルに締結した保持ケースに対して差し込み装着するだけで、ランナー本体およびランナー台を戸パネルに対して抜け外れ不能に固定できる形態のランナーに関する。
この種のランナー構造は特許文献1に公知である。そこでは、ガイドレールで移行案内されるランナー本体と、戸パネルの上隅に埋設固定される保持ケースと、保持ケースに差し込み装着されるランナー台とでランナーを構成し、ランナー台と保持ケースとの間に、ランナー台をロック保持するロック機構が設けられている。ロック機構は、保持ケースの前後壁に形成されるロック溝と、ランナー台で上下動自在に支持されてロック溝に対して係脱するロック体と、ロックばねおよび解除レバーなどで構成してある。
特開2004−76431号公報(段落番号0022、図1)
上記のランナー構造によれば、解除レバーのロック解除動作を利用してランナー台を保持ケースから強制的に抜き出し操作するので、ランナー台と保持ケースとの分離を簡便に行える。しかし、解除レバーをロック解除した後に解除操作力を開放すると、ロック体がロック溝と再係合することはないものの、ロック体および解除レバーがロックバネに押し戻されて待機姿勢に復帰してしまう。そのため、ランナー台をつかむか、再度解除レバーを操作して戸パネルから抜き出す必要があり、その分だけランナー台の分離に余分な手間が掛かる。解除レバーをロックばねの付勢力に逆らって、斜めに傾くロック解除姿勢に保持した状態でランナー台を抜き出す必要があるので、ランナー台に分離方向以外に力が加わるのを避けられず、ランナー台の分離に手間取ることがある。
本発明の目的は、戸パネルに対する組み付け、および取り外しが簡単に行え、施工現場における戸パネルの吊り込みや、ランナーの分離を少ない手間で簡便に行える吊戸用のランナーを提供することにある。本発明の目的は、解除レバーをロック解除状態に切り換えると、その状態を自己保持でき、したがって解除レバーをつかんで引っ張り操作することにより、ランナー台をロックばねのばね力に邪魔されることもなく簡便に分離操作できる吊戸用のランナーを提供することにある。
本発明のランナーは、ガイドレール2で移行案内されるランナー本体10と、ランナー本体10に吊軸11を介して連結されるランナー台12と、戸パネル1の上隅に装着固定される保持ケース13とを含み、ランナー台12を保持ケース13に横側方から差し込み装填することにより戸パネル1を吊り込むことができる。ランナー台12と保持ケース13との間には、保持ケース13に差し込み装填したランナー台12を分離不能に係合保持するロック機構が設けられている。ロック機構は、保持ケース13の前後壁に形成したロック溝42と、ランナー台12で往復変位自在に支持されてロック溝42に係脱できるロック体47と、ロック体47を係合付勢するロックばね49と、ロックばね49の付勢力に抗してロック体47をロック解除操作する解除レバー48とを含む。解除レバー48は、ロック体47がロック溝42と係合する待機姿勢と、ロック体47がロック溝42から離脱するロック解除姿勢とに切り換え操作できる。解除レバー48は、L字状に連続する操作腕51と基部52とを一体に備えており、解除レバー48の基部52に、ロック溝42と係脱するピン状のロック体47を固定する。基部52の周面には、待機姿勢とロック解除姿勢においてロックばね49を受け止める2個のばね座53・54をほぼ直交する状態で形成し、解除レバー48をロック解除姿勢に切り換えた状態において、操作腕51をほぼ水平姿勢でランナー台12の側方へ突出させて、解除レバー48をロックばね49でロック解除姿勢に保持する。
金属ピンからなるロック体47、ランナー台12に設けた上下方向の逃げ溝25で上下スライド自在に案内支持、解除レバー48の全体が、ロック体47のスライド変位を伴いながら、操作腕51と基部52との隣接隅部を支点にして待機姿勢とロック解除姿勢との間を傾動変位できるようにする
本発明では、ランナー台12と保持ケース13との間に設けられるロック機構が、保持ケース13の側に設けられるロック溝42と、ロック溝42に係脱できるロック体47と、ロックばね49およびロック体47をロック解除操作する解除レバー48などで構成されているので、従来のこの種ランナーと同様に、ランナー台12を保持ケース13に対して横側方から単に差し込み装着するだけで、ランナー4と戸パネル1とを簡便に係合連結できる。さらに、ロック解除操作した解除レバー48は、ロックばね49でロック解除姿勢のまま姿勢保持できるようにしたので、解除レバー48をつかんで引っ張り操作することにより、ランナー台12を保持ケース13から簡便に、しかもロックばね49のばね力に邪魔されることもなく円滑に分離操作でき、全体として、施工現場における戸パネル1の吊り込みや、ランナー4の分離作業が少ない手間で簡便に行える。
L字状に連続する操作腕51と基部52とで解除レバー48を構成し、基部52にロック溝42と係脱するピン状のロック体47が固定してあると、ロック体47を解除レバー48で直接的に変位操作して、ロック体47をロック溝42に対して係脱できるので、ロック状態とロック解除状態との切り換えをより確実に行える。例えば、ロック体がスライドピースに固定されていて、解除レバーがスライドピースを介してロック体を間接的に変位操作するような場合には、スライドピースのがたつきや、解除レバーとスライドピースの位置のばらつきなどによって、ロック体とロック溝との係脱を円滑に行えないことがある。
操作腕51の基部52の周面に2個のばね座53・54が、ほぼ直交する状態で形成されていると、待機姿勢あるいはロック解除姿勢に切り換えた解除レバー48を安定した状態で姿勢保持できるうえ、待機姿勢において起立していた操作腕51を、ロック解除姿勢に切り換えたときほぼ水平姿勢でランナー台12の側方へ突出できる。このように操作腕51がランナー台12の抜き出し方向とほぼ平行に突出していると、操作腕51をつかんで抜き出し操作する際に、ランナー台12に対して分離方向に沿った操作力を効果的に作用させることができ、ランナー台12を保持ケース13からより小さな力で簡便に取り外し操作できる。
ロック体47をランナー台12に設けた逃げ溝25で上下スライド自在に案内支持し、解除レバー48がロック体47のスライド変位を伴いながら傾動することで、待機姿勢あるいはロック解除姿勢に切り換わるようにしたロック機構によれば、姿勢切り換え時に解除レバー48が占める空間を最小限化できる。例えば、解除レバー48がロック体47を揺動中心にして単に揺動変位する場合には、ロック体47まわりに解除レバー48の揺動を許す大きな空間を確保する必要があるが、先のようにロック体47をスライド変位しながら解除レバー48を傾動させると、ロック体47がスライド変位する分だけ解除レバー48の傾動領域を小さくでき、その分だけランナー台12が小形でコンパクトな構成になる。
ランナー台12と保持ケース13とが、両者12・13の嵌合面に設けた嵌合溝27および嵌合リブ40を介して係合連結されていると、ランナー台12と保持ケース13とが上下方向にがた付くのを確実に防止して、戸パネル1を開閉するときの騒音量を小さくできる。嵌合リブ40の開口始端側にガイド面41とロック溝42を設けてあると、嵌合溝27と嵌合リブ40との嵌合によって、正しく位置決めされた状態下でランナー台12を保持ケース13に装填できる。しかも、装填動作を利用してロック体47をガイド面41ですくい上げ案内し、ロック溝42に落とし込み係合できるので、ランナー台12の保持ケース13に対する装着が円滑にしかも確実に行える。
ランナー台12の内部に、高さ調整機構と前後調整機構が設けてあるランナー4によれば、両調整機構によってランナー本体10とランナー台12との上下間隔を変更調整し、あるいは吊軸11のランナー台12に対する前後位置を変更調整できるので、施工時はもちろんのこと、戸パネル1が反り変形した場合など、必要に応じて戸パネル1の位置を容易に修正できる。
(実施例) 図1ないし図8は本発明を引戸に適用した実施例を示す。図2において引戸は、左右一対の戸パネル1・1が、ガイドレール2で引き違い開閉可能に案内支持されており、各戸パネル1・1の上面左右に、ランナー4を設けてある。符号3は各戸パネル1・1の下端面に形成したスライド溝、5は床面に固定されてスライド溝と係合する振止めピン、6は把手である。
図3においてランナー4は、ガイドレール2で移行案内されるランナー本体10と、ランナー本体10に吊軸11を介して連結されるランナー台12と、戸パネル1の上隅に装着固定される保持ケース13とを含む。ガイドレール2は、下向きに開口する断面コ字状のアルミニウム条材からなり、その前後壁の下端内面のそれぞれに下凹み円弧状のレール壁2aを突設してある(図5参照)。
ランナー本体10は、矩形状の軸受ブロック16と、軸受ブロック16の前後に配置される2個のローラー17と、ローラー17を遊転自在に軸支するローラー軸18とからなる。軸受ブロック16には、帯板状の吊軸11が下面側から差し込み装着されており、吊軸11とローラー軸18とは、互いに交差する状態で係合連結されている。したがって、軸受ブロック16と吊軸11とは相対回転できない。
ランナー台12は、前後厚みが小さな角ブロック状のプラスチック成形品からなり、その内部に高さ調整機構を収容する第1区室21と、吊軸11を収容する第2区室22と、後述する解除レバー48およびロックばね49を収容する第3区室23とが形成してある。第1区室21は下向きに開口しており、その上部からランナー台12の上端にわたって第2区室22が上下貫通状に形成してある。第2区室22の側方に設けられる第3区室23は、ランナー台12の外側面および上面で開口している。
第2区室22に臨むランナー台12の前後壁には、上下方向に長い逃げ溝24が貫通形成してある(図8参照)。同様に、第3区室23に臨むランナー台12の前後壁には、上下方向に長い逃げ溝25が貫通形成されている。前者の逃げ溝24は前後調整用のねじ軸37の上下移動を許し、後者の逃げ溝25はロック体47の上下移動を許すために設けてある。図5において第1区室21の内面前後壁には、調整ピン33の上下移動を許すガイド溝26を凹み形成してある。後者の逃げ溝25に臨むランナー台12の前後壁には、左右方向の嵌合溝27が凹み形成されている。
図6において高さ調整機構は、横断面がコ字状の調整金具30と、調整金具30を左右方向へ移動操作する調整ねじ31と、調整ねじ31を回転のみ自在に保持する止金具32と、調整金具30と吊軸11とを連結する調整ピン33などで構成されている。調整金具30の前後壁には、斜めに傾くカム溝34を形成してある。調整ピン33はカム溝34およびガイド溝26に同時に係合する。
調整ねじ31を回転操作すると、調整金具30が左右いずれかへ移動する。しかし調整ピン33はガイド溝26によって左右移動が規制されているので、ガイド溝26との係合位置を保持したままで、カム溝34の移動に伴う縦方向成分の分だけ上下いずれかへ移動し、その結果、ランナー本体10とランナー台12との上下間隔を調整できる。
吊軸11のランナー台12に対する前後位置を調整するために、両者間に前後調整機構を設けてある。図5において前後調整機構は、先の逃げ溝24に挿通されるねじ軸37と、ねじ軸37をねじ込むために吊軸11に設けたねじ穴38とからなり、ねじ軸37をねじ込み操作することにより、吊軸11を第2区室22内において前後へ調整移動できる。ねじ軸37は、その一端に設けた操作頭部37aと、他端にかしめ固定した座金37bとでランナー台12に止め付けてあり、したがって前後調整時にねじ軸37が前後移動することはない。なお、前後調整を行うときは、ランナー台12を保持ケース13から分離する必要がある。
図4において保持ケース13は、側面および上面が開口する断面U字状のダイキャスト成形品からなり、内面の前後壁にランナー台12の嵌合溝27と嵌合する嵌合リブ40が突設されており、その開口始端寄りにロック体47をすくい上げ案内するガイド面41が形成されている。ガイド面41に隣接する嵌合リブ40の中途部には、ロック体47を落とし込み係合するためのロック溝42が形成されている。図1において保持ケース13は、戸パネル1の側端上部に掘込み形成した装着穴43に横側方から差し込み装着されて、その内奥壁の上下2箇所がビス44で締結固定される。
保持ケース13にランナー台12を横側方から差し込み装填することにより、ランナー台12を保持ケース13と一体化できる。ランナー台12を分離不能に係合保持するために、前記両者12・13間にはロック機構が設けられている。図6ないし図8においてロック機構は、先に説明したロック溝42と、ロック溝42に落とし込み係合するロック体47と、ロック体47をロック解除操作する解除レバー48と、解除レバー48を介してロック体47を係合付勢する圧縮コイル形のロックばね49などで構成されている。
解除レバー48は、L字状に連続する操作腕51と基部52とを一体に備えたプラスチック成形品であり、その基部52に金属ピンからなるロック体47を前後貫通状に固定してある。基部52の周面には、2個のばね座53・54が直交する状態で形成されている。解除レバー48を待機姿勢とロック解除姿勢に切り換えた状態においては、ロックばね49の下端が各ばね座53・54で受け止められる。操作腕51の上端左右には、滑り止め用の摘み55が張り出し形成されている。
解除レバー48はロックばね49と共に第3区室23内に収容されており、その状態でロック体47を逃げ溝25を介して基部52に打ち込むことにより、ランナー台12に組み付けられる。このように、ロック体47と逃げ溝25を介して解除レバー48をランナー台12に組むことにより、解除レバー48は、図6に示すように操作腕51が起立する待機姿勢と、図7に示すように操作腕51がほぼ水平姿勢でランナー台12の側外方へ突出するロック解除姿勢とに姿勢変更でき、各姿勢をロックばね49の付勢力で維持することができる。
解除レバー48の姿勢変化は、基本的にロック体47を揺動中心とする揺動動作であるが、より厳密にはロック体47が逃げ溝25に沿ってスライドしながら傾動する点に特長がある。詳しくは、図6の想像線で示すように、操作腕51と基部52との隣接隅部が第3区室23の底壁と接当した後は、解除レバー48の全体が隣接隅部を支点にして傾動し、ロック体47が逃げ溝に沿って上方移動することで解除レバー48の姿勢変化を吸収する。したがって、解除レバー48がロック体47を揺動中心にして単に揺動変位する場合に比べると、第3区室23の内部において解除レバー48が占める空間を最小限化して、ランナー台12を小形でコンパクトに構成できる。
戸パネル1を吊り込む場合には、図3に示すごとくガイドレール2にランナー本体10を組み込み、さらに戸パネル1の装着穴43に保持ケース13を締結固定する。次に、振止めピン5をスライド溝3に嵌め込みながら戸パネル1を起立させ、ランナー台12を一方の保持ケース13に差し込み装着する。このとき、ロック体47はロックばね49の押し下げ力に抗しながらガイド面41に沿って嵌合リブ40の上面に乗りあがり、図8に示すようにロック溝42に落とし込み係合する。
同様にして他方の保持ケース13にランナー台12を差し込み装着することにより、戸パネル1の吊り込みを完了できる。ランナー台12を保持ケース13に装着した状態では、図8に示すように、嵌合リブ40と嵌合溝27とが嵌合しあうので、ランナー台12が上下方向へがた付くのを確実に防止できる。
ランナー台12を戸パネル1から分離するときは、図6に想像線で示すように解除レバー48の操作腕51を横側方へ傾動させ、さらに図7に示すように操作腕51を横倒し状に傾動させて、ロック体47を逃げ溝24の上端に位置させる。この状態のロック体47は、ロック溝42との係合を解除しており、したがって、操作腕51を引っ張り操作することにより、図1に示すようにランナー台12を保持ケース13から抜き外すことができる。操作腕51をロック解除姿勢に傾動させた状態では、平坦なばね座54がロックばね49で押し付けられるので、解除レバー48が待機姿勢に復帰することはなく、ロック解除姿勢を維持し続けることができる。なお、解除レバー48は、図3に想像線で示すように、単に上方スライド操作するだけで、ロック体47をロック解除できる。ただし、操作力を開放すると再びロック状態に戻る。
上記の実施例では、引戸用のランナー4について説明したが、本発明のランナー4は折戸にも適用できる。その場合には、吊軸11を丸軸で形成して、軸受ブロック16と吊軸11とが相対回転できるようにする。解除レバー48はその操作腕51が下向きになる状態で配置することができる。
ランナー台の分離途中状態を示す縦断正面図である。 引戸の正面図である。 戸パネルの吊り込み状態を示す一部破断正面図である。 ランナー台と保持ケースの分解斜視図である。 ランナーの縦断側面図である。 待機状態の解除レバーを示す縦断正面図である。 ロック解除状態の解除レバーを示す縦断正面図である。 ロック状態のロック機構を示す縦断正面図である。
符号の説明
1 戸パネル
2 ガイドレール
10 ランナー本体
11 吊軸
12 ランナー台
25 逃げ溝
27 嵌合溝
40 嵌合リブ
41 ガイド面
42 ロック溝
47 ロック体
48 解除レバー
49 ロックばね
51 操作腕
52 基部
53 ばね座

Claims (2)

  1. ガイドレール(2)で移行案内されるランナー本体(10)と、ランナー本体(10)に吊軸(11)を介して連結されるランナー台(12)と、戸パネル(1)の上隅に装着固定される保持ケース(13)とを含み、ランナー台(12)を保持ケース(13)に横側方から差し込み装填することにより戸パネル(1)を吊り込むことができる吊戸用のランナーであって、
    ランナー台(12)と保持ケース(13)との間に、保持ケース(13)に差し込み装填したランナー台(12)を分離不能に係合保持するロック機構が設けられており、
    ロック機構が、保持ケース(13)の前後壁に形成したロック溝(42)と、ランナー台(12)で往復変位自在に支持されてロック溝(42)に係脱できるロック体(47)と、ロック体(47)を係合付勢するロックばね(49)と、ロックばね(49)の付勢力に抗してロック体(47)をロック解除操作する解除レバー(48)とを含み、
    解除レバー(48)は、ロック体(47)がロック溝(42)と係合する待機姿勢と、ロック体(47)がロック溝(42)から離脱するロック解除姿勢とに切り換え操作でき、
    解除レバー(48)が、L字状に連続する操作腕(51)と基部(52)とを一体に備えており、
    解除レバー(48)の基部(52)に、ロック溝(42)と係脱するピン状のロック体(47)が固定されており、
    基部(52)の周面に、待機姿勢とロック解除姿勢においてロックばね(49)を受け止める2個のばね座(53・54)がほぼ直交する状態で形成されており、
    解除レバー(48)をロック解除姿勢に切り換えた状態において、操作腕(51)がほぼ水平姿勢でランナー台(12)の側方へ突出して、解除レバー(48)がロックばね(49)でロック解除姿勢に保持される吊戸用のランナー。
  2. 金属ピンからなるロック体(47)が、ランナー台(12)に設けた上下方向の逃げ溝(25)で上下スライド自在に案内支持されており、
    解除レバー(48)の全体が、ロック体(47)のスライド変位を伴いながら、操作腕(51)と基部(52)との隣接隅部を支点にして待機姿勢とロック解除姿勢との間を傾動変位できる請求項1記載の吊戸用のランナー
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