JP4001138B2 - 通信装置、ネットワークパラメータ設定方法およびネットワークパラメータ設定プログラム - Google Patents

通信装置、ネットワークパラメータ設定方法およびネットワークパラメータ設定プログラム Download PDF

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Description

この発明は、通信装置、ネットワークパラメータ設定方法およびネットワークパラメータ設定プログラムに関し、特に、ネットワークに接続されたサーバのIPアドレスを設定するのに適した通信装置、ネットワークパラメータ設定方法およびネットワークパラメータ設定プログラムに関する。
近年、電子メール送受信機能、ファイル転送機能を備えた複写機が開発されている。この複写機は、ローカルエリアネットワーク(LAN)等に接続されて使用される。複写機をネットワークに接続する際に、ネットワーク環境を設定する必要がある。ネットワーク環境の設定は、ネットワークに接続しようとする複写機にIPアドレスを割当てることの他、例えば電子メール送信機能を有効にするために、電子メールを送信するためのSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバのIPアドレスを登録することをいう。
ネットワークに接続しようとする複写機にIPアドレスを割当てる作業を容易にする情報処理装置が、特開2001−274806号公報(引用文献1)に記載されている。特開2001−274806号公報には、ネットワーク200からパケットを取得するパケットキャプチャ部と、取得されたパケットからネットワークパラメータを抽出するパケット解析部と、抽出されたネットワークパラメータのネットワークにおける使用量に関する使用量情報を含む入力支援データベースを構築して格納する格納部と、入力支援データベースに含まれる上記使用量情報に基づいて、情報処理装置10においてネットワークパラメータの設定を行うためのユーザインタフェース画面を形成して表示するコントロールパネルとを備えた情報処理装置が記載されている。
しかしながら、特開2001−274806号公報に記載の情報処理装置では、情報処理装置に割当てるIPアドレスを登録する作業を容易にすることができるが、ネットワークに接続されたサーバ、例えばSMTPサーバのIPアドレスを知らなければ、それを登録することはできない。
特開2001−274806号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、ネットワークに接続された機器と通信するために必要なIPアドレスを容易に設定することが可能な通信装置、ネットワークパラメータ設定方法およびネットワークパラメータ設定プログラムを提供することである。
上記目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、通信装置は、ネットワークに接続された複数のサーバと通信可能な通信装置であって、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶手段と、パケットの送信先としてのIPアドレスの範囲を設定する設定手段と、複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、設定手段によって設定された範囲のIPアドレスを送信先として、ポート番号記憶手段に記憶されたポート番号によるサーバとの接続を要求する要求パケットをネットワークへ送信する送信手段と、サーバと接続が成功したか否かを判断する判断手段と、判断手段によって接続が成功したと判断されたサーバから、接続時の応答メッセージがあったかどうかを判断する応答判断手段と、接続が成功したと判断されたサーバから接続時の応答メッセージがあったと判断された場合、要求パケットに含まれているポート番号およびIPアドレスを取得する取得手段と、取得されたポート番号IPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名を関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示する表示手段と、表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付ける選択受付手段と、選択されたIPアドレスとポート番号との組を記憶する記憶手段とを備える。
この発明に従えば、ネットワークに接続された複数のサーバのうち、接続が成功したサーバから応答メッセージがあった場合、サーバとの接続を要求する要求パケットに含まれているポート番号およびIPアドレスが取得され、取得されたIPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名を該装置がオープンするポートのポート番号と関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示する。そして、表示されたIPアドレスとポート番号との組が選択されると、選択されたIPアドレスとポート番号との組を記憶する。このため、予め定められたポートをオープンしている機器のIPアドレスを知らなくても、その機器と通信するために必要なIPアドレスを設定することができる。その結果、ネットワークに接続された機器と通信するために必要なIPアドレスを容易に設定することが可能な通信装置を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、ネットワークに接続された他の複数の機器と通信可能な通信装置は、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶手段と、複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、ネットワーク上に流れるパケットを取得する取得手段と、取得手段により取得されたパケットに定義されているポート番号およびIPアドレスを解析して当該ポート番号およびIPアドレスを取得する解析手段と、解析手段によって取得されたポート番号とポート番号記憶手段に記憶されているポート番号とを比較して、合致するポート番号をIPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名と関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示する表示手段と、表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付ける選択受付手段と、選択されたIPアドレスとポート番号との組を記憶する記憶手段とを備える。
好ましくは、解析手段は、受信したパケットのうちから所定のプロトコルに従ったパケットを選択する選択手段を含み、選択したパケットに含まれるポート番号が予め定められたポートのポート番号の場合に、該パケットに含まれるIPアドレスを抽出する。
好ましくは、取得手段は、予め定められた期間にパケットを取得する。
この発明のさらに他の局面によれば、ネットワークパラメータ設定方法は、ネットワークに接続された複数のサーバと通信可能であって、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶部を備えるコンピュータで実行され、パケットの送信先としてのIPアドレスの範囲を設定する設定ステップと、複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、設定ステップによって設定された範囲のIPアドレスを送信先として、ポート番号記憶部に記憶されたポート番号によるサーバとの接続を要求する要求パケットをネットワークへ送信する送信ステップと、サーバと接続が成功したか否かを判断する判断ステップと、判断ステップによって接続が成功したと判断されたサーバから、接続時の応答メッセージがあったかどうかを判断する応答判断ステップと、接続が成功したと判断されたサーバから接続時の応答メッセージがあったと判断された場合、要求パケットに含まれているポート番号およびIPアドレスを取得するステップと、取得されたポート番号IPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名を関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示するステップと、表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付けるステップと、選択されたIPアドレスとポート番号との組に従って、該ポート番号を使用するアプリケーションプログラムに該IPアドレスを設定するステップとを含む。
この発明のさらに他の局面によれば、ネットワークに接続された他の複数の機器と通信可能であって、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶部を備えるコンピュータで実行されるネットワークパラメータ設定方法は、複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、ネットワーク上に流れるパケットを取得する取得ステップと、取得ステップにより取得されたパケットに定義されているポート番号およびIPアドレスを解析して当該ポート番号およびIPアドレスを取得する解析ステップと、解析ステップによって取得されたポート番号とポート番号記憶部に記憶されているポート番号とを比較して、合致するポート番号をIPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名と関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示するステップと、表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付けるステップと、選択されたIPアドレスとポート番号との組に従って、該ポート番号を使用するアプリケーションプログラムに該IPアドレスを設定するステップとを含む。
この発明のさらに他の局面によれば、ネットワークパラメータ設定プログラムは、ネットワークに接続された複数のサーバと通信可能であって、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶部を備えるコンピュータで実行され、パケットの送信先としてのIPアドレスの範囲を設定する設定ステップと、複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、設定ステップによって設定された範囲のIPアドレスを送信先として、ポート番号記憶部に記憶されたポート番号によるサーバとの接続を要求する要求パケットをネットワークへ送信する送信ステップと、サーバと接続が成功したか否かを判断する判断ステップと、判断ステップによって接続が成功したと判断されたサーバから、接続時の応答メッセージがあったかどうかを判断する応答判断ステップと、接続が成功したと判断されたサーバから接続時の応答メッセージがあったと判断された場合、要求パケットに含まれているポート番号およびIPアドレスを取得するステップと、取得されたポート番号IPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名を関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示するステップと、表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付けるステップと、選択されたIPアドレスとポート番号との組に従って、該ポート番号を使用するアプリケーションプログラムに該IPアドレスを設定するステップとを、コンピュータに実行させる。
この発明のさらに他の局面によれば、ネットワークに接続された他の複数の機器と通信可能であって、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶部を備えるコンピュータで実行されるネットワークパラメータ設定プログラムは、複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、ネットワーク上に流れるパケットを取得する取得ステップと、取得ステップにより取得されたパケットに定義されているポート番号およびIPアドレスを解析して当該ポート番号およびIPアドレスを取得する解析ステップと、解析ステップによって取得されたポート番号とポート番号記憶部に記憶されているポート番号とを比較して、合致するポート番号をIPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名と関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示するステップと、表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付けるステップと、選択されたIPアドレスとポート番号との組に従って、該ポート番号を使用するアプリケーションプログラムに該IPアドレスを設定するステップとを、コンピュータに実行させる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるネットワークシステムの全体概要を示す図である。図1を参照して、ネットワークシステム10は、ネットワーク6Aにそれぞれ接続された複合機(以下、「MFP」という)1A,1Bと、サーバ2A,2B,2C,2Dと、ネットワーク6Bにそれぞれ接続されたMFP1Cとサーバ2Eとを含む。ネットワーク6Aは、ルータ7Aを介してネットワーク6Cと接続されている。ネットワーク6Cは、ルータ7Bを介してネットワーク6Bと接続されている。
サーバ2A、2Bは、電子メールの送受信を管理するメールサーバである。サーバ2Aは、電子メールの送信を管理するSMTPサーバである。このため、サーバ2Aは、25番のポートをオープンしている。サーバ2Bは、電子メールの受信を管理するPOP(Post Office Protocol)3サーバである。このため、サーバ2Bは、110番のポートをオープンしている。
サーバ2Cは、DNS(Domain Name System)サーバである。サーバ2Cは、ホスト名とIPアドレスの対応関係を記述したデータベースを管理しており、クライアントからの要求に応じて、そのIPアドレスからそのホスト名を参照できるようにする。このため、サーバ2Cは、53番のポートをオープンしている。
サーバ2Dは、FTP(File Transfer Protocol)サーバである。サーバ2Dは、クライアントからの要求に応じてファイルを受信して記憶する。このため、サーバ2Dは、21番のポートをオープンしている。
サーバ2Eは、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバである。サーバ2Eは、クライアントからX.500対応のディレクトリにアクセスするディレクトリサービスを提供する。このため、サーバ2Eは、389番のポートをオープンしている。
サーバ2A〜2Eそれぞれがオープンするポートの番号は、それらで実行されるアプリケーションプログラムに対応して予め公に定められた番号である。
なお、サーバ2A〜2Dをネットワーク6Aに接続し、サーバ2Eをネットワーク6Bに接続する例を示しているが、サーバ2A〜2Eの全てをネットワーク6Aに接続してもよいし、また、全てをネットワーク6Bに接続してもよい。MFP1A、1B,1Cが接続されるネットワークと同じネットワークに接続される必要はない。ルータ等のネットワーク接続機器を介して接続されるネットワークに接続されていればよい。
MFP(Multi Function Peripheral)1A,1B,1Cは、原稿を読取るためのスキャナ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成装置、ファクシミリを含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能、データをプリントするプリント機能を備えている。MFP1A,1B,1Cの機能は全て同じであるので、ここでは特に言及しない限りMFP1Aを例に説明する。
なお、MFP1A,1B,1C、PC2A〜2Eの台数は図1に示す台数に限定されることはない。
MFP1Aをネットワーク6Aに接続して、サーバ2A〜2Eとの間での通信を可能とするために、MFP1Aのネットワーク環境を設定する必要がある。このネットワーク環境の設定には、MFP1A自身のIPアドレスを設定する処理の他に、サーバ2A〜2EのIPアドレスを設定(記憶)させる処理が含まれる。
このため、MFP1Aは、設置されて電源が最初に投入される際、ネットワーク6Aに接続される際、または、ユーザがネットワーク環境の設定のための指示を入力した際に、ポートスキャンを実行する。ポートスキャンとは、MFP1Aにインストールされているアプリケーションプログラムが通信するためのポートをオープンしている装置のIPアドレスを検索する処理である。そして、ポートスキャンにより得られたポート番号ごとのIPアドレスを記憶する。
MFP1Aには、着脱可能なフラッシュROM9が装着される。このフラッシュROM9に記憶されたプログラムが、MFP1Aが備える中央演算装置(CPU)で実行される。なお、プログラムを、フラッシュROM9から読み出すのに代えて、EEPROM(electrically erasable/programable read only memory)に記憶するようにしてもよい。MFP1は、EEPROMに記憶されたプログラムをCPUで実行する。またこのEEPROMは、記憶内容を書き換えるまたは追加して書込みすることが可能なので、ネットワーク6A,6B,6Cに接続された他のコンピュータが、MFP1AのEEPROMに記憶されたプログラムを書換えたり、新たなプログラムを追加して書込んだりするようにしてもよい。さらに、MFP1Aが、ネットワーク6A,6B,6Cに接続された他のコンピュータからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをEEPROMに記憶するようにしてもよい。
ネットワーク6A,6Bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)である。ネットワーク6Cは、インターネットまたは一般公衆回線である。ネットワーク6A,6B,6Cは、有線または無線を問わない。
なお、MFP1Aで実行されるプログラムはフラッシュROM9に記憶されて流通される例を示すが、他の記録媒体、たとえば、フレキシブルディスク、カセットテープ、CD−ROM、ハードディスク、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。さらに、ネットワーク6Aを介して他の装置からダウンロードされる場合であってもよい。
また、ここでいうプログラムは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図2は、本実施の形態におけるMFPの概略構成を示す機能ブロック図である。図2を参照して、MFP1Aは、MFP1Aの全体を制御するための制御部101と、原稿を光学的に読取って画像データを出力するスキャナ103と、ハードディスク等の記憶装置である記憶部105と、ユーザによる操作を受付ける操作パネル106と、制御部101をネットワーク6Aに接続するための通信部109と、紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成部111とを備える。
スキャナ103は、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子を含み、原稿を光学的に読取って、画像データとしての電子データを出力する。スキャナ103から出力される画像データは、記憶部105に出力される。この際、ユーザIDおよびパスワードが入力されると、そのユーザIDに対応して記憶部105に設けられたボックスにその画像データが記憶される。
操作パネル106は、ユーザによる操作の入力を受付けるための入力部108と、所定の情報を表示するための表示部107とを含む。
記憶部105は、ハードディスク等の記憶装置である。記憶部105に、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の半導体メモリを用いてもよい。記憶部105は、ネットワーク環境記憶部105Aと、認証データ記憶部105Bとを含む。ネットワーク環境記憶部105Aは、ネットワークパラメータを記憶する。ネットワークパラメータは、ポート番号とIPアドレスとを関連付けたデータである。ポート番号は、予め定められた番号である。MFP1Aについてネットワークパラメータが設定される前の段階では、予め定められたポート番号のみを記憶するようにし、ネットワークパラメータが設定された後の段階では、取得されたIPアドレスをポート番号に関連付けて記憶するようにしてもよい。好ましくは、ネットワーク環境記憶部105Aは、MFP1Aにインストールされているアプリケーションプログラムに対応して、ポート番号とIPアドレスとの組を記憶する。
図3は、ネットワーク環境記憶部105Aに記憶されるネットワーク環境データの一例を示す図である。図3を参照して、ポート番号が21番に対してファイル転送のネットワークサービスを提供するFTPサーバが対応付けられ、ポート番号が25番に対して電子メール送信のネットワークサービスを提供するSMTPサーバが対応付けられ、ポート番号が53番に対してDNSのネットワークサービスを提供するDNSサーバが対応付けられ、ポート番号が110番に対して電子メール受信のネットワークサービスを提供するPOP3サーバが対応付けられ、ポート番号が389番に対してディレクトリサービスを提供するLDAPサーバが対応付けられる。図3では、MFP1Aのネットワークパラメータが設定される前の段階におけるネットワーク環境データを示している。このため、IPアドレスの欄は空白となっており、各ポート番号にIPアドレスは関連付けられていないことを示している。図では、ポート番号とIPアドレスとを1対1で関連付ける例を示すが、1つのポート番号に対して複数のIPアドレスを関連付けるようにしても良い。この場合、ネットワーク環境データがIPアドレスの増加分だけ追加されることになる。例えば、FTPサーバが、複数台存在する場合になどに有効である。また、1つのサーバのみの設定しか許されないポート番号については、ポートスキャン後には、1つのポート番号に複数のIPアドレスを関連付けたネットワーク環境データを作成しておき、その後、ユーザの選択により1つのIPアドレスに特定するようにし、他のネットワーク環境データを削除するようにしてもよい。
図2に戻って、認証データ記憶部105Bは、ユーザ認証のための認証データを記憶する。認証データは、ユーザを識別するための識別情報であり、ユーザIDとパスワードとを含む。認証データは、MFP1Aの管理者等により予め記憶される。
また、記憶部105は、スキャナ103にて読取った画像、受信したファクシミリデータをボックスに区分けして電子データとして記憶する。
通信部109は、MFP1Aをネットワーク6Aと接続するための通信インターフェイスである。画像形成部111は、スキャナ103で読取られた画像データ、または、通信部109により他のコンピュータから受信された画像データ、記憶部105に記憶されたデータを、用紙に可視化する。
図4は、操作パネル106の平面図である。図4を参照して操作パネル106には、液晶タッチパネル150と、テンキー151と、セットされた数値を初期値に戻すためのクリアキー152と、割込コピーを実行するための割込キー153と、画像読取り開始を指示するためのスタートキー154とが設けられている。液晶タッチパネル150は、液晶表示装置上に、透明な部材からなるタッチパネルを積載してなる。液晶表示装置は、表示部107に相当する。タッチパネル150、テンキー151、クリアキー152、割込キー153およびスタートキー154が入力部108に相当する。液晶表示装置に指示ボタンを表示させ、タッチパネルでそのボタンの指示を検出することで、種々の操作の入力が可能となる。操作パネル106は、MFP1Aにユーザによるログイン操作を受付けるためのログイン画面を表示し、ユーザIDとパスワードの入力を受付ける。
図5は、本実施の形態におけるMFPの制御部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。図5を参照して、制御部101は、ポートスキャンするIPアドレスの範囲を設定するためのスキャン範囲設定部121と、通信部109と接続されてポートスキャンを実行するポートスキャン部123と、認証データ記憶部105Bと接続されてユーザを認証するためのユーザ認証部125と、ネットワーク環境記憶部105Aと接続されてIPアドレスとポート番号との組を記憶させる選択部127とを含む。
ユーザ認証部125は、操作パネル106と接続される。ユーザ認証部125は、操作パネル106の入力部108からユーザにより入力された識別情報(ユーザID)が入力される。ユーザ認証部125は、認証データ記憶部105Bと接続される。ユーザ認証部125は、入力部108から入力された識別情報を、認証データ記憶部105Bに予め記憶された識別情報と比較する。比較の結果、両者が一致すれば真のユーザと判定し、一致しなければ真のユーザとは判定しない。ユーザ認証の結果は、ポートスキャン部123に出力され、ポートスキャン部123では、真のユーザと判定されたユーザ認証の結果が入力された場合に限って後述するポートスキャンを実行する。識別情報は、ユーザを識別するための情報であり、ユーザIDとパスワードとを含む。
スキャン範囲設定部121は、ポートスキャン部123がスキャンするIPアドレスの範囲を設定する。スキャンの範囲は、入力部108からユーザにより入力される。スキャン範囲設定部121は、範囲設定画面を表示部107に表示させ、その範囲設定画面に従って入力部108に入力されたIPアドレスの範囲を、ポートスキャン部123に出力する。スキャンの範囲の指定は、アドレスの下限と上限を指定する方法の他、IPアドレスの下1バイト全ての範囲または下2バイト全ての範囲を指定する方法、または、サブアドレスを指定する方法等がある。
ポートスキャン部123は、スキャン範囲設定部121からIPアドレスの範囲が入力される。また、ネットワーク環境の設定を開始するための設定指示が入力部108から入力される。この設定指示は、ユーザにより入力される。そして、ポートスキャン部123は、設定指示の入力に応じて、スキャン範囲設定部121から入力されたIPアドレスの範囲内全てのIPアドレスそれぞれについて、ポートがオープンしているか否かを判定する。ポートは、ネットワーク環境記憶部105Aに記載されているネットワーク環境データから取得される。ネットワーク環境記憶部105Aに予め記憶されているポート番号が複数あれば、そのすべてがオープンしているか否かを判定する。ポートスキャン部123は、判定の結果オープンしていると判定されたポート番号とIPアドレスの組を表示部107に出力する。表示部107では、入力されたポート番号とIPアドレスとをポート番号ごとに表示する。
選択部127は、入力部108と接続されて入力部から選択信号が入力される。選択信号は、ユーザにより入力される信号である。ユーザは、表示部107に表示されたポート番号とIPアドレスとの組を見て、いずれの組を選択するかを指定する。この指定により選択された組のポート番号とIPアドレスとを特定する選択信号が選択部127に出力される。選択部127は、また、ポートスキャン部123と接続されており、ポートスキャン部123からポート番号とIPアドレスの組とが入力される。選択B127は、入力部108から入力される選択信号に適合するポート番号とIPアドレスとの組を、ポートスキャン部123から入力されるポート番号とIPアドレスとの組のうちのうちから選択する。そして、選択したポート番号とIPアドレスとの組を、ネットワーク環境記憶部105Aに記憶する。これにより、ネットワーク記憶データのIPアドレスの欄にIPアドレスが追加される。また、ポート番号が複数ある場合には、そのポート番号のネットワーク環境データが追加されて、その追加されたネットワーク環境データのIPアドレスにIPアドレスが追加される。
なお、本実施の形態におけるMFP1Aでは、ユーザとの入出力インターフェィスに操作パネル106を用いる例を示したが、MFP1Aをネットワーク6Aに接続されたコンピュータから遠隔操作するようにし、その遠隔操作用のコンピュータをユーザとの入出力インターフェィスとしてもよい。
図6は、本実施の形態におけるMFPで実行されるネットワーク環境設定処理の流れを示すフローチャートである。図6を参照して、MFP1Aは、ネットワーク環境を設定の開始を指示するための設定指示が入力部108より入力されたか否かが判断される(ステップS01)。設定指示が入力された場合にはステップS02へ進み、そうでない場合には処理を終了する。
ステップS02では、ユーザ認証用の識別番号とパスワードの入力が受付けられる。操作パネル106の表示部107に、識別番号とパスワードとを入力するための認証画面が表示され、ユーザが認証画面に従って入力部108を用いて入力した識別番号とパスワードとが受付けられる。そして、認証データ記憶部105Bに記憶されている認証データのうち識別番号に対応するパスワードが、受付けられたパスワードと一致するか否かが判定される(ステップS03)。パスワードが一致する場合にはステップS04に進み、一致しない場合には処理を終了する。すなわち、ネットワーク環境設定処理は、認証データ記憶部105Bにパスワードとともに記憶された識別番号のユーザのみが実行させることができる。このため、MFP1でネットワーク環境設定処理を実行させることができるユーザを、特定のユーザに制限することができる。
ステップS04では、初期設定が実行される。初期設定には、たとえば、MFP1Aのネットワーク上の位置(例えばIPアドレス)を特定するための処理、サブネットマスクを設定するための処理、ゲートウェイを設定するための処理等である。この初期設定は、操作パネル106の表示部107に初期設定画面が表示され、ユーザが入力部108を用いて初期設定画面に従って入力したデータが受付けられ、ネットワーク環境記憶部105Aに記憶される。
そして、初期設定の後、ポートスキャン処理が実行されて、ポート番号ごとにIPアドレスが取得される(ステップS05)。そして、取得されたポート番号ごとのIPアドレスのうちからユーザが指定したポート番号とIPアドレスの組をネットワーク環境記憶部105Aに記憶するためのネットワークパラメータ設定処理が実行される(ステップS06)。
図7は、図6のステップS05で実行されるポートスキャン処理の流れを示すフローチャートである。図7を参照して、ポートスキャンするIPアドレスの範囲であるスキャン範囲の入力が受付けられ、受付けられたスキャン範囲が設定される(ステップS11〜S13)。スキャン範囲の設定には、マニュアルによる設定と、自動による設定とがある。マニュアル設定は、ポートスキャンする開始アドレスと、終了アドレスとを指定することによりスキャン範囲を設定する処理をいう。自動設定とは、サブネット内の全てのIPアドレスをスキャン範囲に設定する処理である。ステップS11では、スキャン範囲設定画面が表示部107に表示され、ユーザが入力部108を用いてスキャン範囲設定画面に従って入力したデータが受付けられ、そのデータにしたがってマニュアル設定か否かが判断される。マニュアル設定と判断された場合には、ステップS12へ進み、そうでない場合にはステップS13に進む。ステップS12では、開始アドレスと終了アドレスの入力が受付けられる。ステップS13では、初期設定処理で設定されたMFP1AのIPアドレスとサブネットマスクとから開始アドレスと終了アドレスとを計算する。より具体的には、MFP1Aが属するサブネットの下限アドレスを開始アドレスとし、該サブネットの上限アドレスを終了アドレスとする。
図8は、スキャン範囲設定画面の一例を示す図である。図8を参照して、スキャン範囲設定画面は、マニュアル設定を指定するラジオボタンと、開始アドレスを入力するための欄と、終了アドレスを入力するための欄と、自動設定を指定するラジオボタンと、設定保存の文字が表された指示ボタンとを含む。ユーザがマニュアル設定を指定するラジオボタンを指示することにより、開始アドレスを入力するための欄および終了アドレスを入力するための欄にそれぞれ入力された開始アドレスと終了アドレスとが有効とされ、ポートスキャン部123に出力される。
ユーザが自動設定を指定するラジオボタンを指示することより、サブネット内の全ての
IPアドレスがポートスキャン部123に出力される。
図7に戻って、ステップS14では、スキャンするためのポート番号が設定される。このポート番号は、ネットワーク環境記憶部105Aに記憶されているネットワーク環境データが最初から順に読出され、設定される。
そして、ステップS1では、ステップS11〜S13で設定されたスキャン範囲のIPアドレスを送信先とし、ステップS1で設定されたポート番号での接続を要求するパケットデータを伝送制御プロトコル(TCP:Transmission Control Protocol)でネットワーク6Aに出力する。このパケットは、TCPにおいて周知の3ウェイハンドシェークのSYNパケット(SYNフラグが立ったパケット)である。そして、3ウェイハンドシェークに成功したか否かにより接続が成功したか否かが判断され、成功した場合にはステップS17に進み、成功しなかった場合にはステップS20に進む。
ステップS17では、サーバから一定期間(例えば10秒)内にグリーティングメッセージの応答があったか否かが判断される。グリーティングメッセージとは、例えばPOPならば”+OK〜”、SMTPならば”220〜”のようにプロトコルごとに定められているサーバからの接続時の応答メッセージである。サーバからの応答があった場合にはステップS18に進み、そうでない場合にはステップS18をスキップしてステップS19に進む。ステップS18では、ステップS1で送出した要求パケットに含まれるIPアドレスとポート番号との組を候補パラメータとして一時的に記憶する。ステップS19では、サーバとの接続を切断した後、ステップS20に進む。
ステップS20では、次のポート番号があるか否かが判断される。未だ要求パケットを送出していないポート番号がある場合には、そのポート番号を処理対象に設定してステップS14に戻る。一方、そのようなポート番号が存在しない場合にはステップS21に進む。
ステップS21では、処理対象とされているIPアドレスが終了アドレスか否かが判断される。終了アドレスの場合には処理を終了する。終了アドレスでない場合には処理対象とされているIPアドレスに1を加算して、加算後のIPアドレスを新たに、処理対象のIPアドレスとしてステップS14に戻る。
図9は、図6のステップS06で実行されるネットワークパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。図9を参照して、ステップS21では、図7のステップS18で一時的に記憶された候補パラメータを表示部107に表示させる。表示部107では、ネットワークパラメータ設定画面に候補パラメータを表示する。候補パラメータは、ポート番号とIPアドレスとを含むので、ネットワークパラメータ設定画面では、ポート番号ごとに分類してIPアドレスが表示される。また、IPアドレスに加えて、そのIPアドレスに対応するホスト名をDNSサーバ2Cから取得して表示するようにしても良い。
次のステップS22では、ネットワークパラメータの選択指示が受付けられる。この選択指示は、ユーザが入力部108を用いて入力する。次のステップS23で選択指示の受付が終了したか否かが判断され、終了したと判断されるまでステップS22が繰返される。終了したと判断された場合にはステップS24に進む。
ステップS24では、ステップS22で選択されたネットワークパラメータがネットワーク環境記憶部105Aに記憶される。
図10は、ネットワークパラメータ設定処理において表示部に表示されるネットワークパラメータ設定画面の一例を示す図である。図10を参照して、候補パラメータのうち、ポート番号が21番のFTPサーバのIPアドレスと、ポート番号が25番のSMTPサーバのIPアドレスとを表示する例を示している。画面をスクロールすることにより、他のポート番号のIPアドレスが表示されるようになっている。
図10に示すネットワークパラメータ設定画面では、FTPサーバの5つのIPアドレスが、ホスト名とともに表示されている。そして、ユーザが画面のIPアドレスが表示されている領域を指示することで、そのポート番号とIPアドレスの組が選択される。図では、選択されたポート番号とIPアドレスの組をIPアドレスにハッチングを付して示している。また、図に示すように、FTPサーバについては複数のIPアドレスを選択することが可能となっている。後に、MFP1Aでファイル転送のアプリケーションプログラムが起動される際に、選択された全てのIPアドレスを送信先の候補として表示し、表示された送信先のうちから指定されたIPアドレスをFTPサーバとして特定するようにするためである。
設定保存の文字列が付された指示ボタンは、設定終了を入力するためのボタンである。この指示ボタンが指示されることにより、候補パラメータのうちから選択されたポート番号とIPアドレスとがネットワークパラメータとしてネットワーク環境記憶部105Aに記憶される。
<ポートスキャン部の変形例>
次に、ポートスキャン部123の変形例について説明する。図11は、変形されたポートスキャン部を適用した制御部101Aの詳細な構成を示す機能ブロック図である。図5に示した制御部101と異なる点は、スキャン範囲設定部121を削除し、ポートスキャン部123をポートスキャン部123Aに変更した点である。以下、制御部101と異なる点を主に説明する。
ユーザ認証部125によるユーザ認証の結果は、ポートスキャン部123Aに出力され、ポートスキャン部123Aでは、真のユーザと判定されたユーザ認証の結果が入力された場合に限って後述するポートスキャンを実行する。
ポートスキャン部123Aは、ネットワーク環境の設定を開始するための設定指示が入力部108から入力される。ポートスキャン部123Aは、設定指示の入力に応じて、ネットワーク6Aに流れるパケットを取得し、それを解析してネットワーク環境記憶部105Aに記憶されているポート番号に対応するポートをオープンしているIPアドレスを取得する。そして抽出したポート番号とIPアドレスの組を表示部107に出力する。表示部107では、入力されたポート番号とIPアドレスとをポート番号ごとに表示する。
図12は、ポートスキャン処理の別の流れを示すフローチャートである。図12を参照して、ポートスキャン部123Aは、通信部109のパケット取得モードを有効に設定する(ステップS31)。パケット取得モードを有効とする期間は予め設定されており、ここでは30秒としている。すなわち、ステップS31でパケット取得モードが有効とされてから30秒間、パケット取得モードが有効とされ、30秒経過後はパケット取得モードが無効に設定される。パケット取得モードが有効に設定されている間、通信部109からパケットがポートスキャン部123Aに出力される。
ステップS32では、通信部109のプロミスキャストモードを有効に設定する。通信部109は、通常は、MFP1A宛てのパケットのみを受信してポートスキャン部123に出力するが、プロミスキャストモードが有効とされている間は、ネットワーク6Aを流れるパケットの全てをポートスキャン部123に出力する。
ポートスキャン部123Aは、通信部109からパケットを受信し(ステップS33)、その受信が成功したか否かを判断する(ステップS34)。パケットの受信が成功した場合にはステップS35に進み、成功しなかった場合にはステップS38に進む。ステップS35では、受信したパケットに含まれるIPアドレスとポート番号を抽出するパケットデータ格納処理を実行する。
そして、パケット取得モードが有効か否かを確認する(ステップS36)。ここでは、ステップS31でパケット取得モードを有効に設定してからの経過時間が取得される。そして、確認結果が有効か否かが判断される(ステップS37)。パケット取得モードを有効に設定してからの経過時間が30秒以内の場合に有効と判断してステップS33に戻る。無効と判断した場合にはステップS39に進む。
一方、ステップS38では、パケット取得モードを、それが有効に設定されてから30秒経過する前であっても無効に設定して、ステップS39に進む。
ステップS39では、通信部109のプロミスキャストモードを無効に設定する。通信部109は、通常は、MFP1A宛てのパケットのみを受信してポートスキャン部123に出力する。
そして、ステップS35で実行されるパケットデータ格納処理で抽出されたIPアドレスとポート番号とを解析するパケットデータ解析処理を実行する。
次にパケットデータについて説明する。図13は、ネットワーク6Aを流れるパケットデータの一例を示す図である。図では、16進数でデータを示し、任意の1バイトを*印で示している。図14は、パケットデータのフォーマットの一例を示す図である。図14を参照して、パケットデータの先頭から13バイト目と14バイト目とで、プロトコルの種類が定義され、パケットデータの先頭から24バイト目数でIP上のプロトコルの種類が定義され、パケットデータの先頭から27バイト目〜30バイト目で、送信元のIPアドレスが定義され、パケットデータの先頭から31バイト目〜34バイト目で送信先のIPアドレスが定義され、パケットデータの先頭から35バイト目と36バイト目で送信元のポート番号が定義され、パケットデータの先頭から37バイト目と38バイト目で送信先のポート番号が定義される。
図13に示したパケットデータでは、プロトコルの種類は、0x0800であり、これはIPプロトコルを示す。また、IP上のプロトコルの種類は、0x06であり、これはTCPプロトコルを示す。送信元IPアドレスは、0xC0A80D0Aで、10進数で192.168.100.10を示す。送信先IPアドレスは、0xC0A80D14で、10進数で192.168.100.20を示す。送信元のポート番号は、0x006Eで、10進で110番のポートを示す。送信先のポート番号は、0x0400で、10進で1024番のポートを示す。パケットデータは、プロトコルの種類、IP上のプロトコルの種類、送信元IPアドレス、送信先IPアドレス、送信元のポート番号および送信先のポート番号が、予め定められた位置に、予め定められたコードで記述される。
パケットデータ格納処理では、このパケットデータのフォーマットに従って、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルのパケットのうちから、送信元アドレス、送信先アドレス、送信元ポート番号および送信先ポート番号を抽出して、一時的に記憶する。
図15は、図12のステップS35で実行されるパケットデータ格納処理の流れを示すフローチャートである。図15を参照して、まず、パケットデータのプロトコルを、先頭から第13バイト目と第14バイト目のデータで判別する(ステップS41)。そして、IPプロトコルか否かを判定する(ステップS42)。IPプロトコルであれば、ステップS43に進み、そうでなければ処理を終了する。すなわち、IPプロトコルのパケットのみを処理対象とするものである。
ステップS43では、IP上のプロトコルを、先頭から第24バイト目のデータで判別する。そして、TCPプロトコルか否かを判定する(ステップS44)。TCPプロトコルであればステップS45に進み、そうでなければ処理を終了する。すなわち、TCPプロトコルのパケットのみを処理対象とするものである。
そして、パケットデータから送信元アドレス、送信先アドレス、送信元ポート番号および送信先ポート番号を抽出(ステップS45)し、抽出した送信元アドレス、送信先アドレス、送信元ポート番号および送信先ポート番号を、ポートスキャン部123が備えるパケットデータ格納部に一時的に記憶する(ステップS46)。パケットデータ格納部は、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の揮発性の半導体メモリである。
図16は、パケットデータ格納部に記憶されたデータの一例を示す図である。図では、2つのパケットから抽出された送信元アドレス、送信元ポート番号、送信先アドレスおよび送信先ポート番号を示している。
図17は、図12のステップS40で実行されるパケットデータ解析処理の流れを示すフローチャートである。図17を参照して、パケットデータ格納部から1つのパケットから抽出された送信元アドレス、送信元ポート番号、送信先アドレスおよび送信先ポート番号を取得する(ステップS51)。取得が成功したか否かが判断され(ステップS52)、取得された場合にはステップS53に進み、取得されなかった場合には処理を終了する。そして、取得されたデータからIPアドレスとポート番号の組を取得する。図16に示したように、パケットデータ格納部には、1つのパケットについて、送信元のIPアドレスとポート番号との組と、送信先のIPアドレスとポート番号との組とが格納されていた。このため、パケットからIPアドレスとポート番号の2つの組が取得される。
次のステップS54では、取得されたポート番号を、ネットワーク環境記憶部105Aに記憶されているネットワークデータのポート番号と比較する。そして比較の結果を判定する(ステップS55)。比較の結果、両者が合致すればステップS56に進み、合致しなければステップS56をスキップしてステップS57に進む。
ステップS56では、ネットワークデータいずれかのポート番号に合致するポート番号とIPアドレスの組を候補パラメータとして一時的に記憶する。
ステップS57では、パケットデータ格納部に未だ処理されていないデータが存在するか否かが判断され、存在する場合にはステップS51に戻り、存在しない場合には処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態におけるMFP1Aは、LANに接続された他の機器のうちから予め定められたポートをオープンしている機器のIPアドレスを取得し、そして、表示されたIPアドレスとポート番号との組が選択されると、選択されたIPアドレスとポート番号との組を記憶する。このため、予め定められたポートをオープンしている機器のIPアドレスを知らなくても、その機器と通信するために必要なIPアドレスを設定することができる。
また、予め定められたポートは、1以上が定められるので、アプリケーションで使用するポートごとに通信先を設定することができる。
また、予め定められたポートごとに、所定範囲のIPアドレスの全てについてポートスキャンするので、通信する可能性のない装置にまでポートスキャンすることがない。このため、ネットワーク資源が無駄に使用されるのを防止することができる。
また、ネットワーク上を流れるパケットを受信し、受信したパケットを解析して、予め定められたポートのポート番号とIPアドレスとを抽出するので、ネットワークにデータを送出することなくポート番号ごとにIPアドレスを取得することができる。
また、受信したパケットのうちから所定のプロトコルに従ったパケットを選択し、選択したパケットに含まれるポート番号が予め定められたポートのポート番号の場合に、そのパケットに含まれるIPアドレスを抽出するので、IPアドレスを確実に取得することができる。
また、予め定められた期間にパケットを受信するので、その期間にパケットを送出した装置のIPアドレスを取得することができる。
また、外部から実行指示の入力があったことを条件にIPアドレスが設定されるので、不必要に設定が更新されることがない。
また、実行指示は、初期設定のための指示であるので、不必要なときにポートに対するIPアドレスが設定されることがない。具体的にはMFPを設置するとき、または、MFPが通信することが予定される機器がネットワークに接続された時に、ポートに対応するIPアドレスを設定することができる。
なお、本実施の形態においては、MFP1Aについて説明したが、MFP1Aに関わらず、プリンタ、コンピュータ、ゲートウェイなどのネットワークに接続可能な装置に適用することができることは当業者であれば自明である。また、ネットワークに接続可能な機器で実行されるネットワークパラメータ設定方法、またはネットワークパラメータ設定プログラムとして適用することができることも自明である。
(付記) 上述したMFPには、次の概念も含まれる。
(1) 前記予め定められたポートは、公に定められたポートである、請求項1に記載の通信装置。
(2) 前記記憶手段は、アプリケーションプログラムが通信相手となる機器を決定するために、該アプリケーションプラグラムにより参照される、請求項1に記載の通信装置。
(3)(2)において、該アプリケーションプログラムは、ポート番号に対応するIPアドレスを取得する。
(4) 前記所定範囲のIPアドレスの指定を入力する入力手段をさらに備えた、請求項3に記載の通信装置。
(5) (4)において、前記所定範囲のIPアドレスは、前記ネットワークのサブネットで指定される。
(6) 認証コードの入力を受付ける認証コード受付手段をさらに備え、
前記実行指示受付手段は、前記受付けられた認証コードが予め定められた認証コードであることを条件に、実行指示を受付ける、請求項7に記載の通信装置。
(7) 前記表示手段は、前記IPアドレスに代えて、またはそれとともに該IPアドレスが割当てられた装置の名称を表示する、請求項1に記載の通信装置。
(8)画像を形成する画像形成手段をさらに備える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおけるネットワークシステムの全体概要を示す図である。 本実施の形態におけるMFPの概略構成を示す機能ブロック図である。 ネットワーク環境記憶部に記憶されるネットワーク環境データの一例を示す図である。 操作パネル106の平面図である。 本実施の形態におけるMFPの制御部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態におけるMFPで実行されるネットワーク環境設定処理の流れを示すフローチャートである。 図6のステップS05で実行されるポートスキャン処理の流れを示すフローチャートである。 スキャン範囲設定画面の一例を示す図である。 図6のステップS06で実行されるネットワークパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。 ネットワークパラメータ設定処理において表示部に表示されるネットワークパラメータ設定画面の一例を示す図である。 変形されたポートスキャン部を適用した制御部101Aの詳細な構成を示す機能ブロック図である。 ポートスキャン処理の別の流れを示すフローチャートである。 ネットワークを流れるパケットデータの一例を示す図である。 パケットデータのフォーマットの一例を示す図である。 図12のステップS35で実行されるパケットデータ格納処理の流れを示すフローチャートである。 パケットデータ格納部に記憶されたデータの一例を示す図である。 図12のステップS40で実行されるパケットデータ解析処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1A〜1C MFP、2A〜2E サーバ、6A〜6C ネットワーク、7A,7B ルータ、10 ネットワークシステム、101,101A 制御部、103 スキャナ、105 記憶部、105A ネットワーク環境記憶部、105B 認証データ記憶部、106 操作パネル、107 表示部、108 入力部、109 通信部、111 画像形成部、121 スキャン範囲設定部、123,123A ポートスキャン部、125 ユーザ認証部、127 選択部。

Claims (8)

  1. ネットワークに接続された複数のサーバと通信可能な通信装置であって、
    予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶手段と、
    パケットの送信先としてのIPアドレスの範囲を設定する設定手段と、
    前記複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、前記設定手段によって設定された範囲のIPアドレスを送信先として、前記ポート番号記憶手段に記憶されたポート番号によるサーバとの接続を要求する要求パケットを前記ネットワークへ送信する送信手段と、
    サーバと接続が成功したか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって接続が成功したと判断されたサーバから、接続時の応答メッセージがあったかどうかを判断する応答判断手段と、
    前記接続が成功したと判断されたサーバから接続時の応答メッセージがあったと判断された場合、前記要求パケットに含まれているポート番号およびIPアドレスを取得する取得手段と、
    前記取得されたポート番号IPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名を関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示する表示手段と、
    表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付ける選択受付手段と、
    前記選択されたIPアドレスとポート番号との組を記憶する記憶手段とを備えた、通信装置。
  2. ネットワークに接続された他の複数の機器と通信可能な通信装置であって、
    予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶手段と、
    前記複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、前記ネットワーク上に流れるパケットを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたパケットに定義されているポート番号およびIPアドレスを解析して当該ポート番号およびIPアドレスを取得する解析手段と、
    前記解析手段によって取得されたポート番号と前記ポート番号記憶手段に記憶されているポート番号とを比較して、合致するポート番号をIPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名と関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示する表示手段と、
    表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付ける選択受付手段と、
    前記選択されたIPアドレスとポート番号との組を記憶する記憶手段とを備えた、通信装置。
  3. 前記解析手段は、前記受信したパケットのうちから所定のプロトコルに従ったパケットを選択する選択手段を含み、
    前記選択したパケットに含まれるポート番号が予め定められたポートのポート番号の場合に、該パケットに含まれるIPアドレスを抽出する、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記取得手段は、予め定められた期間にパケットを取得する、請求項2に記載の通信装置。
  5. ネットワークに接続された複数のサーバと通信可能であって、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶部を備えるコンピュータで実行されるネットワークパラメータ設定方法であって、
    パケットの送信先としてのIPアドレスの範囲を設定する設定ステップと、
    前記複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、前記設定ステップによって設定された範囲のIPアドレスを送信先として、前記ポート番号記憶部に記憶されたポート番号によるサーバとの接続を要求する要求パケットを前記ネットワークへ送信する送信ステップと、
    サーバと接続が成功したか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップによって接続が成功したと判断されたサーバから、接続時の応答メッセージがあったかどうかを判断する応答判断ステップと、
    前記接続が成功したと判断されたサーバから接続時の応答メッセージがあったと判断された場合、前記要求パケットに含まれているポート番号およびIPアドレスを取得するステップと、
    前記取得されたポート番号IPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名を関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示するステップと、
    表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付けるステップと、
    前記選択されたIPアドレスとポート番号との組に従って、該ポート番号を使用するアプリケーションプログラムに該IPアドレスを設定するステップとを含む、ネットワークパラメータ設定方法。
  6. ネットワークに接続された他の複数の機器と通信可能であって、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶部を備えるコンピュータで実行されるネットワークパラメータ設定方法であって、
    前記複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、前記ネットワーク上に流れるパケットを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得されたパケットに定義されているポート番号およびIPアドレスを解析して当該ポート番号およびIPアドレスを取得する解析ステップと、
    前記解析ステップによって取得されたポート番号と前記ポート番号記憶部に記憶されているポート番号とを比較して、合致するポート番号をIPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名と関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示するステップと、
    表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付けるステップと、
    前記選択されたIPアドレスとポート番号との組に従って、該ポート番号を使用するアプリケーションプログラムに該IPアドレスを設定するステップとを含む、ネットワークパラメータ設定方法。
  7. ネットワークに接続された複数のサーバと通信可能であって、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶部を備えるコンピュータで実行されるネットワークパラメータ設定プログラムであって、
    パケットの送信先としてのIPアドレスの範囲を設定する設定ステップと、
    前記複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、前記設定ステップによって設定された範囲のIPアドレスを送信先として、前記ポート番号記憶部に記憶されたポート番号によるサーバとの接続を要求する要求パケットを前記ネットワークへ送信する送信ステップと、
    サーバと接続が成功したか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップによって接続が成功したと判断されたサーバから、接続時の応答メッセージがあったかどうかを判断する応答判断ステップと、
    前記接続が成功したと判断されたサーバから接続時の応答メッセージがあったと判断された場合、前記要求パケットに含まれているポート番号およびIPアドレスを取得するステップと、
    前記取得されたポート番号IPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名を関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示するステップと、
    表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付けるステップと、
    前記選択されたIPアドレスとポート番号との組に従って、該ポート番号を使用するアプリケーションプログラムに該IPアドレスを設定するステップとを、コンピュータに実行させるためのネットワークパラメータ設定プログラム。
  8. ネットワークに接続された他の複数の機器と通信可能であって、予め定められた複数のポートのポート番号を記憶するポート番号記憶部を備えるコンピュータで実行されるネットワークパラメータ設定プログラムであって、
    前記複数のサーバと通信するためのネットワークパラメータの設定指示の入力に応じて、前記ネットワーク上に流れるパケットを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得されたパケットに定義されているポート番号およびIPアドレスを解析して当該ポート番号およびIPアドレスを取得する解析ステップと、
    前記解析ステップによって取得されたポート番号と前記ポート番号記憶部に記憶されているポート番号とを比較して、合致するポート番号をIPアドレスおよび当該IPアドレスに対応するホスト名と関連付けて、各ポート番号ごとに分類して表示するステップと、
    表示されたIPアドレスとポート番号との組の選択を受付けるステップと、
    前記選択されたIPアドレスとポート番号との組に従って、該ポート番号を使用するアプリケーションプログラムに該IPアドレスを設定するステップとを、コンピュータに実行させるためのネットワークパラメータ設定プログラム。
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