JP3999571B2 - 管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の管理対象を持ったシステムを管理をする管理装置に係る。特に車両を駐車させる複数の駐車ますを持った駐車場の管理に好適な構成を有する管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
いろいろなシステムにおいて、複数の管理対象を持ったシステムを管理をする管理装置が用いられる。
例えば、有料駐車場において車両の入出庫の管理と駐車料金の精算処理を行なうのに駐車場管理装置が用いられる。
【0003】
駐車場管理装置には、駐車場全体の入出庫管理を駐車場に設けられた出入口で行う形式と、車両の入出庫管理を駐車ます毎に行う形式とがある。
後者の形式は、駐車ますのある階に応じて駐車料金を段階的に設定する等の駐車ます毎の管理に適している。
【0004】
後者の形式の駐車場管理装置の一例として、車両1台分の駐車スペース毎に区画された駐車ますにそれぞれ設けられ駐車ます内に入庫した車両を検知する在車センサと、駐車ます内の車両の出庫を遮断する車両ロック装置と、駐車ます毎に異なる識別情報が記録された駐車券を抜き差し可能に保持する駐車券ホルダと、在車センサと車両ロック槽と駐車券ホルダとに接続され駐車ます内の車両入出庫を制御する駐車ます制御部と、駐車券を用いて精算処理を行う駐車料金精算機と、駐車ます制御部と駐車料金精算処理に接続され車両入出庫及び駐車料金精算処理を総括して制御するシステム制御部とを備え、駐車場入出口から駐車ますまでの間は、入出庫手続をおこなうことなく車両を移動させるものがある。
【0005】
上述の駐車場管理装置では、駐車券ホルダが駐車ます毎に設けられる。駐車券ホルダは駐車券が抜き差しされるのを検知し駐車券に記録された識別情報を読みだす機能を有する。駐車券には打ち抜き孔や磁気テープを用いて識別情報が記録されており、駐車券ホルダは、その情報を光学素子や磁気素子により読み取る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の駐車ますに車両を駐車させる駐車場の駐車場管理装置の場合、不特定多数の利用者が駐車券を駐車券ホルダに抜き差しする操作をするので、操作に不慣れな利用者の操作動作のために、駐車券ホルダが駐車券に記録された識別情報を読み取れないという第一の不具合があった。
また、光学素子や磁気素子を有する駐車券ホルダを車両の走行する環境に設置するので、埃や雨水により光学素子や磁気素子が誤作動しない様に管理するのが極めて煩雑であった。
【0007】
一方、ショッピングモール等で使用される駐車場では、ショッピングモール内の店舗が、車で来て駐車場を利用した御客の駐車料金の一部を負担することが通常サービスとして行われる。
その方法としては、3種類の形式が一般的である。第一の形式は、店がポイントカードを発行し、客は現金のかわりにポイントカードを駐車料金精算機に挿入して駐車料金を割り引いてもらう。第二の形式としては、店が客の駐車券に店のハンコを捺印し、客はその駐車券を駐車場のオペレータに見せて駐車料金を割り引いてもらう。第3の形式としては、客が店舗で品物を購入等した際にもらったレシートを駐車場のオペレータに見せて駐車料金を割り引いてもらう。
そのいずれの形式も、店舗側または駐車場側に人手の介入が必要であるという第二の不具合があった。
また、従来ポイントを付与するのに磁気カードを用いていたが、磁気カードを使い捨てにするので、使用済みの磁気カードの回収処理が必要であった。
また、不特定の者が磁気カードを使用する場合、磁気記録面を傷つけたり、財布やバックに保管の際にマグネットクリップ等により磁気テープのデータを消去してしまうこともあった。
【0008】
上述の2つの問題を一気に解決する手段として、最近開発がされたいわゆるICカードを使用することが考えられる。
ICカードは至近距離から無線で通信を行なうことができ、かつまた磁気カード等に比べて多量のデータを記録でき、取り扱いが極めて容易であるという特徴をもっている。
駐車場の管理に上述の磁気カードのかわりにICカードを使用することが考えられる。しかし、ICカード自身は安価であっても、駐車ます毎に高価なICカードリーダライタを備えなければならなくなり、現実的でないという問題点があった
【0009】
そこで、発明者らはICカードの取り扱いが容易で多くのデータを取り扱うことが出来るという多機能な特徴と機械鍵の安価で堅牢でより取り扱いが容易あるという特徴を併せ持つ管理キーを使用した管理装置を検討した。
【0010】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、従来の複数の管理対象を持ったシステムを管理をする管理装置にかわって、利用者にとって取り扱いが容易で、一方管理者にとって保守・運用が容易で、更にオーナーにとっては安価な管理装置、特に駐車ますに車両を駐車させる駐車場の駐車場管理装置に採用するのに好適な管理装置を提供しようとする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る複数の管理対象を持ったシステムを管理をする管理装置は、無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを埋め込まれたタグと該タグに連結した機械鍵とを有する複数の管理キー又は無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを内蔵した機械鍵である複数の管理キーの一方と、適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができる機械錠と該機械錠の施錠又は解錠により管理対象をロックし又はアンロックするロック機構とを有する管理ユニットと、前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連づけられた管理対象について所定のデータ処理をおこなうデータ処理装置と、を備え、任意の前記管理キーの前記機械鍵によって施錠又は解錠される前記機械錠を有する前記管理ユニットの前記ロック機構が該管理キーの前記内部メモリーに記録された前記識別コードに関連づけられた管理対象をロックし又はアンロックするものとした。ここで、「機械鍵」とは、ソフトウエアーによる暗号鍵と区別するために便宜上使用する用語であり、物理的な鍵をいう。「機械錠」も、同趣旨の用語である。また、「ロックする」とは、管理対象を何らかの拘束状態におくことをいい、「アンロックする」とは、管理対象をその拘束状態から開放することをいう。
また、前記管理キーの前記機械鍵が、前記管理キーの前記内部メモリから呼び出される前記識別コードを持った管理対象に設けられた前記機械錠に適合し、その管理対象の前記管理ユニットの前記機械錠を施錠または解錠できる。
また、前記データ処理装置が前記データ処理を完了すると完了信号を送り、利用者が前記管理キーの前記機械鍵を前記機械錠に差し込み前記機械鍵を施錠又は解錠した際に、前記完了信号が送られていると前記管理対象をロック又はアンロックし、前記完了信号が送られていないと前記管理対象をロック又はアンロックしない。
【0012】
上記本発明の構成により、複数の管理キーの内部メモリーは無線で識別コードを読み出し可能であり、管理キーの機械鍵は内部メモリーを埋め込まれたタグに連結し又は内部メモリーを内蔵し、管理ユニットの機械錠は適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができ、管理ユニットのロック機構は該機械錠の施錠又は解錠により管理対象をロックし又はアンロックし、データ処理装置は前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連づけられた管理対象について所定のデータ処理をおこない、任意の前記管理キーの前記機械鍵によって施錠又は解錠される前記機械錠を有する前記管理ユニットの前記ロック機構が該管理キーの前記内部メモリーに記録された前記識別コードに関連づけられた管理対象をロックし又はアンロックするので、管理キーの機械鍵によって特定の機械錠を施錠又は解錠するとロック機構が管理対象をロックまたはアンロックし、かつ、その管理キーの内部メモリーから読み出した識別コードに関連づけられた同一の管理対象についての所定のデータ処理をすることができ、一つの管理キーの機械鍵と識別コードとが一つの管理対象に関連づけられ、内部メモリーの取り扱い容易で多くのデータを取り扱うことが出来るという多機能な特徴と機械鍵の安価で堅牢でより取り扱いが容易あるという特徴とをあわせもつ管理キーを使用して、管理対象を管理できる。
また、前記機械鍵が、前記内部メモリに記憶した前記識別コードに対応した前記管理対象に設けられた前記機械錠を施錠又は解錠できる。
また、前記データ処理が完了したときに利用者が機械鍵で機械錠を施錠または解錠すると前記管理対象をロックまたはアンロックでき、前記データ処理が完了しないときに利用者が機械鍵で機械錠を施錠または解錠しても前記管理対象をロックまたはアンロックできない。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明に係る車両を駐車させる複数の駐車ますを持った駐車場を管理をする管理装置は、無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを埋め込まれたタグと該タグに連結した機械鍵とを有する複数の管理キー又は無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを内蔵した機械鍵である複数の管理キーの一方と、適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができる機械錠と該機械錠の施錠又は解錠により駐車ますをロックして車両の出庫を阻止し又はアンロックして車両の出庫を自由にする車両ロック機構とを有する駐車ます管理ユニットと、前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連づけられた駐車ますについて駐車料金の精算をおこなう駐車料金精算機と、を備え、任意の前記管理キーの前記機械鍵によって施錠又は解錠される前記機械錠を有する前記駐車場管理ユニットの前記ロック機構が該管理キーの前記内部メモリーに記録された前記識別コードに関連づけられた駐車ますをロックし又はアンロックするものとした。
また、前記管理キーの前記機械鍵が、前記管理キーの内部メモリから呼び出される識別コードを持った駐車ますに設けられた機械錠に適合し、その駐車ますの管理ユニットの機械錠を施錠または解錠できる。
また、前記駐車料金精算機が精算を行うと精算完了信号を送り、利用者が前記管理キーの前記機械鍵を前記機械錠に差し込み前記機械鍵を施錠又は解錠した際に、前記精算完了信号が送られていると駐車ますをアンロックし、記精算完了信号が送られていないと駐車ますをアンロックしない。
【0014】
上記本発明の構成により、複数の管理キーの内部メモリーは無線で識別コードを読み出し可能であり、管理キーの機械鍵は内部メモリーを埋め込まれたタグに連結し又は内部メモリーを内蔵し、駐車ます管理ユニットの機械錠は適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができ、駐車ます管理ユニットのロック機構は該機械錠の施錠又は解錠により駐車ますをロックして車両の出庫を阻止し又はアンロックして車両の出庫を自由にし、駐車料金精算機は内部メモリーから読み出した識別コードに関連づけられた駐車ますについて駐車料金の精算をおこない、任意の前記管理キーの前記機械鍵によって施錠又は解錠される前記機械錠を有する前記駐車ます管理ユニットの前記ロック機構が該管理キーの前記内部メモリーに記録された前記識別コードに関連づけられた駐車ますをロックし又はアンロックするので、管理キーの機械鍵によって特定の機械錠を施錠又は解錠するとロック機構が管理ますをロックまたはアンロックして車両の出庫の阻止し又は自由にし、かつ、その管理キーの内部メモリーから読み出した識別コードに関連づけられた同一の管理ますについての駐車料金の精算をすることができ、一つの管理キーの機械鍵と識別コードとが一つの管理ますに関連づけられ、内部メモリーの取り扱い容易で多くのデータを取り扱うことが出来るという多機能な特徴と機械鍵の安価で堅牢でより取り扱いが容易となるという特徴とをあわせもつ管理キーを使用して、駐車場を管理できる。
また、前記機械鍵が、前記内部メモリに記憶した前記識別コードに対応した駐車ますに設けられた前記機械錠を施錠又は解錠できる。
また、前記駐車料金の精算が完了したときに利用者が機械鍵で機械錠を施錠または解錠すると前記駐車ますをアンロックでき、前記駐車料金の精算が完了しないときに利用者が機械鍵で機械錠を施錠または解錠しても駐車ますをアンロックできない。
【0015】
さらに、本発明に係る管理装置は、前記駐車料金精算機が、任意の前記管理キーの前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連する駐車ますについて駐車料金の前記精算処理を行い、該精算処理が完了した後に、該管理キーの前記機械鍵によって該駐車ますにある前記駐車ます管理ユニットの前記機械錠が解錠されると該車両ロック機構が前記駐車ますをアンロックするものとした。
上記本発明の構成により、前記駐車料金精算機が、任意の前記管理キーの前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連する駐車ますについて駐車料金の前記精算処理を行い、前記精算処理が完了した後に、該管理キーの前記機械鍵によって該駐車ますにある駐車場管理ユニットの前記機械錠が解錠されると該車両ロック機構が前記駐車ますをアンロックするので、管理キーの機械鍵によって機械錠を施錠及び解錠して車両ロック機構が駐車ますをロックまたはアンロックし、かつその管理キーの内部メモリーから読み出した識別コードに関連づけられた同一の駐車ますに駐車した車両の駐車料金の精算処理を行うことができ、その際に、前記精算処理が完了した後に、前記機械鍵によって該駐車ますがアンロックされて車両が駐車ますから出庫できるようになり、駐車場の利用者は簡易な操作で駐車料金の精算手続きと、それに続く駐車ますからの車両の出庫手続ができるようになる。
【0016】
さらに、本発明に係る管理装置は、前記内部メモリーが駐車料金精算用データを書き込み可能および読み出し可能であり、前記駐車料金精算機が前記内部メモリーから読み出した前記駐車料金精算用データに基づいて前記識別コードに関連づけられた駐車ますに駐車する車両の駐車料金の前記精算処理を行うものとした。
上記本発明の構成により、駐車料金精算用データを前記内部メモリーに書き込み、前記駐車料金精算機が前記内部メモリーに書き込まれた駐車料金精算用データを読み出し、車両の駐車料金の精算処理をその駐車料金精算用データに基づいて行うので、駐車場の利用者は簡易な精算手続で駐車料金精算用データを用いた駐車料金の精算処理を行なうことができる。
【0017】
さらに、本発明に係る管理装置は、前記駐車料金精算用データが、駐車料金を減額又は無料にするためのデータであるものとした。
上記本発明の構成により、前記駐車料金精算用データが駐車料金を減額又は無料にするためのデータであるので、駐車場の利用者は簡易な精算手続で駐車料金精算用データを用いて駐車料金の精算処理を行なうことができる。
【0018】
さらに、本発明に係る管理装置は、前記駐車料金精算用データが、前記内部メモリーに該駐車料金精算用データを一部書き込み、読み出し又は利用を許可されている店舗等で利用可能な割引サービス等情報であるものとした。
上記本発明の構成により、駐車料金精算用データは、データの読み書き又は利用が許可された店舗等でも利用可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0020】
本発明の実施形態に係る複数の管理対象を持ったシステムを管理をする管理装置の構造を、システムが車両を駐車させる複数の駐車ますを持った駐車場である場合を例にとり、説明する。図1は、本発明の実施形態のシステム構成図である。図2は、本発明の実施形態の部分構成図である。図3は、本発明の実施形態の全体作用説明図である。図4、5、6または7は、本発明の実施形態の部分作用説明図である。
【0021】
駐車場1は、駐車ます2(管理対象に相当する)に車両4を駐車させるものであり、各階毎に複数の駐車ます2が設けられる。車両が出入り可能な出口及び入口が建物の地上部に設けられ、その出口と入口とが道路と繋がっている。建物の各階には、車両が走行可能な通路が配置され、その通路に沿って複数の駐車ます2が配置される。駐車ます2とは、車両が駐車可能な様に区画された領域である。
駐車ます2は、例えば、駐車場の床面にペイント表示された枠線とタイヤ止ブロック等によって車両一台分の駐車スペースに区画され、車両4を効率的且つ整然と駐車させることが可能になっている。
管理のために、所定の単位の駐車ますがブロック化される。駐車場は各階毎に設けられた複数のブロックで構成される。
【0022】
駐車ます2には駐車ます2を特定するための固有の識別コードが割り当てられる。識別コードは、例えば、階数とブロックと駐車ますの並びを組み合わせた文字列又は数字列である。駐車ます2の前床面には、識別コードがペイントされ、車両の利用者が目視で容易に駐車ます2を識別できる様になっている。
駐車場1を使用したい利用者は、車両4を運転して、道路から入口を経由して駐車場1に入り、走行路を自走し、空いている駐車ます2に入り駐車をすることができる。利用者は、車両4から下りた際に、駐車ます2の識別コードを目視で確認でき、さらに後述する管理キー10に印刷された文字列又は数字列により識別コードを確認できる。
出庫する際は、車両4は、駐車ます2から出て、走行路を自走して、駐車場1の出口から道路へ出ることができる。
【0023】
管理装置は、複数の管理キー10と複数の駐車ます管理ユニット20(管理ユニットに相当する。)と駐車料金精算機30(データ処理装置に相当する。)と主制御装置40と複数の読み書き装置50とを備える。
【0024】
管理キー10は、至近距離(例えば、10cm〜50cm)から無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリー12を埋め込まれたタグと該タグに連結した機械鍵11とを有するもの、又は無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを内蔵した機械鍵である。
例えば、管理キー10は、機械鍵11がタグの片端にリベット止めされており、内部メモリー12がタグの内部にはモールドされる。
機械鍵11は、後述する駐車ます管理ユニット20に設けられた機械錠22をオンオフに切り替えることのできる鍵であり、例えば、機械錠がシリンダー式錠のついた回転スイッチであれば、機械鍵はシリンダ式鍵である。
管理キー10は、対応付けがされた駐車ます2の識別コードを目視可能に添付され、例えば、握り部に識別コードである文字列または数字列を印刷されている。機械鍵11は、印刷された識別コードを持った駐車ます2に設けられた機械錠に適合し、その駐車ます管理ユニット20の機械錠22を施錠または解錠できる。
【0025】
内部メモリー12は、至近距離から無線で識別コードを読み出し可能または駐車料金精算用データを読み書き可能なメモリーであり、アンテナ13とCPU14と書き込み制限がある記憶領域15と読み書きが共に許可される記憶領域16とを有する。
アンテナ13は、後述する駐車料金精算機30(データ処理装置に相当する。)又は読み書き装置50と遠隔通信を行うインターフェースであると同時に、管理キーの電源を供給される動力装置である。
書き込み制限がある記憶領域15は、駐車料金精算用データを一部書き込み、読み出し、又は利用を許可されたもの全てが、データを読み込むことは可能であるが、データを書き込むことは、駐車料金精算用データを一部書き込み、読み出し、又は利用を許可されたものの内、特定のもののみが許可される記憶領域である。書き込み制限がある記憶領域15のデータの読み込みは、データを読み込むためのパスワード、あるいは暗号化されたデータを復元するための共通鍵、あるいは公開鍵を有することで可能となる。共通鍵、公開鍵とは、特殊なソフトウエアで解読可能な一種の暗号コードのことである。
書き込み制限がある記憶領域15のデータを書き換えるためには、パスワード、あるいは暗号化処理のように、ある種の特定の処理をデータに施して書き込むプログラム、あるいはRОMの様に一度データを書き込むとデータを書き換え不可能な記憶領域にデータ書き込むための方法を用いることでのみ可能となる。
この様に、書き込むための手段と読み込むための手段を変える、あるいは、RОMのような一度データを書き込むと読み込むことしかできないメモリーにデータを書き込む方法によって、駐車料金精算用データを一部書き込み、読み出し、又は利用が許可されたものの内、特定のものだけが書き込み制限がある記憶領域15にデータを書き込むことを可能とする。
識別コードは書き込み制限がある記憶領域15に記録される。CPU14が、識別コードを書き込み制限がある記憶領域15より読み出して、アンテナ13から後述する駐車料金精算機30に無線で送信する。
【0026】
読み書きが共に許可される記憶領域16は、駐車料金精算用データを一部書き込み、読み出し、又は利用を許可されたものの全てが、データを読み書きできる記憶領域である。読み書きが共に許可される記憶領域16のデータの読み書きは、データにアクセスするためのパスワード、あるいは暗号化されたデータを復元するための共通鍵、あるいは公開鍵を有することで、可能となる。
後述する駐車料金精算用データが、読み書きが共に許可される記憶領域16に記録される。CPU14が、アンテナ13を介して読み書き装置50からデータを受信して読み書きが共に許可される記憶領域16に書き込みをおこない、CPU14が、データを読み書きが共に許可される記憶領域16に書き込みを行ない、CPU14が、データを読み書きが共に許可される記憶領域16より読み出して、アンテナ13を介して後述する駐車料金精算機30に無線で送信する。
【0027】
駐車ます管理ユニット20は、主制御装置40からの指令を受けて駐車ます2を管理するもので、駐車ます2毎に設けられ、在車センサ21と機械錠22と車両ロック機構23とを有する。
在車センサ21は、駐車ます2に車両4が在車しているか否かを検知するセンサであり、例えば、駐車ます2の床に据付けられたループコイル式の車両検知器である。在車センサ21が、駐車ます2への入庫や駐車ます2からの出庫を検知すると、駐車ます管理ユニット20は、主制御装置40へデータを送る。
機械錠22は、駐車ます毎に据え付けられ合致する管理キー10の機械鍵11によってのみオンオフの切り替えが可能なスイッチであり、例えば機械鍵11によって回転する回転スイッチである。機械鍵を鍵孔に差し込み、駐車ます管理ユニット20が主制御装置40からアンロックを許可されており、機械鍵11と機械錠22とが合致していれば、機械錠22が回転でき、電気接点がオンオフの切り替えをする。
【0028】
車両ロック機構23は、駐車ます2に駐車した車両4の出庫を阻止する阻止状態と自由にする自由状態とを択一的に選択できる機構であり、例えば、地面に設けられた板を水平にした状態(自由状態に相当する。)から上に傾いた状態(阻止状態に対応する。)へ傾動することで、駐車ます2からの車両4の発進を妨げて車両をロックする起倒バー方式の機構である。
管理キー10の機械鍵11が駐車ます管理ユニット20の機械錠22を施錠すると、車両ロック機構23が阻止状態になり、駐車ますをロックして車両の出庫を阻止する。
管理キー10の機械鍵11が駐車ます管理ユニット20の機械錠22を解錠すると、車両ロック機構23が自由状態になり、駐車ますをアンロックして車両の出庫を自由にする。
さらに、後述する駐車料金精算機30が駐車ます2に駐車した車両4の駐車料金の精算処理を行い。その後に駐車ます2に据え付けられた機械錠22がオンオフの切り替えをされると車両ロック機構23が駐車ますをアンロックして阻止状態から自由状態に変更し、車両の出庫を自由にする。精算処理を完了した後でなければ、車両ロック機構23は駐車ますをアンロックできない。
【0029】
駐車料金精算機30は、内部メモリー12から読み出した識別コードに関連づけられた駐車ます2について所定のデータ処理をおこなうデータ処理装置であって、車両毎に駐車料金の精算処理を行う。
例えば、駐車料金精算機30は、駐車場の利用者の駐車料金の精算要求に応答して駐車料金の精算処理をおこなうもので、サービス券や定期券に対応した駐車料金の精算処理を行う。
利用者が管理キー10を指示された箇所にかざすと。駐車料金精算機30は、内部メモリー12から、識別コードと駐車料金精算用データを読みだす。
駐車料金精算機30は、主制御装置40と通信によりデータを交換し、駐車料金の請求を利用者に対しておこなう。利用者が、現金、サービス券または定期券、その他の手段により駐車料金の支払いをおこなう。
駐車料金精算機30は、精算処理が完了すると精算完了信号を主制御装置40へ送る。
【0030】
主制御装置40は、駐車ますの状況(例えば、駐車状況、入場時刻、精算時刻等)を監視し、データ(例えば、単位料金時間、定期券等)を設定し、領収金額を集計するものである。
主制御装置40は、データベースに予め記録した駐車料金体系を基にして駐車場での時間当たりの駐車料金を決定する。例えば、低い階にある駐車ますの駐車料金を、高い階にある駐車ますの駐車料金よりも高くする。この様に駐車料金を設定すると、車両の利用者は、利便性が高く駐車料金の高い低い階の駐車ますに駐車するか、利便性が低く駐車料金が安い高い階の駐車ますに駐車するかを、都合により選択することができる。車両が駐車場の各階に均等に散らばって駐車するので、特定の階の駐車ますだけが満杯になることを避けることができ、利用者は快適に駐車場を利用でき、駐車場の利用の回転率が向上し、駐車料金の売り上げが向上する。
主制御装置40は、駐車料金精算機30と通信によりデータを交換し、駐車時間と時間当たり駐車料金と定期券等の情報、及び駐車料金精算用データを加味して駐車料金を決定し、駐車料金精算機30の精算した駐車料金を集計する。
主制御装置40は、駐車料金精算完了を確認すると、駐車ます管理ユニット20に精算が終了しアンロックを許可する信号を送る。
【0031】
次に、本願発明の実施形態の作用を、図を基に、説明する。図3は入場の手順に沿った概要を示している。図4は、その手順Aを説明している。図5は、その手順Bを説明している。図6は、その手順Cを説明している。図7は、その手順Dを説明している。
以下に手順に沿って作用を説明する。
【0032】
(手順A)
▲1▼ 利用者が車両4を駐車ます2に入庫する。在車センサ21が駐車ます2にある車両4を検知し、主制御装置40へ連絡する。利用者が車両4から降車する。
▲2▼ 利用者が、駐車ます管理ユニット20の音声指示に促されて、機械錠22から管理キー10を抜く。
▲3▼ 管理キー10を抜く際に、機械鍵11を「解除」から「ロック」へ回すと駐車ますがロックされ、車両ロック機構23が阻止状態になり、車両4が駐車ます2から出庫できなくなる。利用者は、管理キー10を所持したまま、駐車場から退場する。
▲4▼ 駐車ます管理ユニット20が主制御装置40へ駐車が開始されたことを連絡する。主制御装置40は、データベース41へ駐車開始時刻および駐車ますの識別コードを関連づけて記録する。
【0033】
(手順B)
▲1▼ 利用者が、例えば、店舗3で買い物をする。
▲2▼ 店舗3が、販売価格に応じたポイント(駐車料金精算用データに相当する。)を管理キー10の内部メモリー12に読み書き装置50を用いて書き込む。CPU14は、ポイントデータをアンテナ13を介して取り込み、読み書きが共に許可される記憶領域16に保存する。
【0034】
(手順C)
▲1▼ 利用者が駐車料金精算機30の場所へいき、駐車料金精算機30の指示にしたがい管理キー10を所定の場所にかざす。駐車料金精算機30が、管理キー10の内部メモリー12から、識別コードとポイントデータ(駐車料金精算用データ)を受け取る。
▲2▼ 駐車料金精算機30が主制御装置40へ識別コードとポイントデータ(駐車料金精算用データ)を送信する。
▲3▼ 主制御装置40がデータベース41から駐車ます番号(識別コード)と駐車開始時刻を引きだし、現在時刻と駐車開始時刻とから駐車時間を導き、駐車料金体系を基に駐車料金を演算し、ポイントデータを割引料金に換算し、駐車料金から割引料金を差し引いた金額を新たな駐車料金とし、駐車料金精算機30へ送る。
▲4▼ 駐車料金精算機30は利用者へ駐車料金を表示する。
▲5▼ 利用者は、表示された駐車料金を現金またはカード等で支払い、精算を完了する。
▲6▼ 主制御装置は、精算完了信号を駐車料金精算機30から受け取ると、アンロック許可信号を駐車ます管理ユニット20へ送る。
【0035】
(手順D)
▲1▼ 利用者の精算終了後、駐車ます管理ユニット20が、主制御装置40からアンロック許可信号を受け取る。
▲2▼ 利用者が、管理キー10の機械鍵11を機械錠22に差し込み、機械鍵11を回す。
▲3▼ 主制御装置40からアンロック許可信号を受けていると、駐車ますがアンロックされて車両ロック機構23が倒れ、車両が出庫できるようになる。主制御装置40からアンロック許可信号を受けてないと、駐車ますがアンロックされない。
▲4▼ 利用者が車両4に乗り込み、駐車ます2から出て、連絡通路を通って、駐車場から出庫する。
【0036】
上述の実施形態の駐車場管理装置を用いれば、日常的に誰でもが操作方法を知っている従来のキーによる操作によって駐車ますでの入庫と出庫ができるので、効率的でかつ操作に誤りが生じない。
また、キーとキースイッチの組み合わせにより駐車ますユニットを操作するので、キーによりキースイッチがオンオフできないときに駐車ますを間違えたことに即座に気がつく。
また、管理キーの内部メモリーがポイントデータを保存できるので、従来の様にポイントカードを別途発行したりする必要がないので、人手を必要とせずに複雑なポイント管理を容易とする駐車料金の精算ができる。
また、キーに識別コードを添付されているので、利用者は識別コードを特に覚えておく必要がない。
また、同一の駐車ます群を構成する各部材は、一般的な制御盤用の安価な部品でだけで構成することができるので、駐車場制御装置の全体価格を下げることができる。
また、キースイッチを使用するので、ちりや埃の多い環境でも確実に機能するので、保守管理が容易である。
更に、店舗等は、レジスタと連動する読み書き装置を用意することによって、簡単にポイントデータを利用者に発行できる。
【0037】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
説明では、自走式駐車場での適用例を説明したがこれに限定されず、例えば、機械式駐車装置に適用しても良い。
また、1つの駐車ますは1台の車両が駐車できる領域を有しているとして説明したが、これに限定されず例えば、1つの駐車ますが複数の車両を駐車させる領域を有していてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の駐車ますに車両を駐車させる駐車場を管理する駐車場管理装置は、その構成により、以下の効果を有する。
一つの管理キーの機械鍵と識別コードとが一つの管理対象に関連づけられており、機械鍵と内部メモリとが一体となった管理キーを用いて、管理ユニットとデータ処理機構を操作できるので、前記内部メモリーの取り扱い容易で多くのデータを取り扱うことが出来るという多機能な特徴と機械鍵の安価で堅牢でより取り扱いが容易であるという特徴を併せ持つ管理キーを使用することによって、管理対象を効率的に管理できる。
また、一つの管理キーの機械鍵と識別コードとが一つの管理ますに関連づけられており、機械鍵と内部メモリとが一体となった管理キーを用いて、駐車場の駐車ます管理ユニットと駐車料金精算機を操作できるので、前記内部メモリーの取り扱い容易で多くのデータを取り扱うことが出来るという多機能な特徴と機械鍵の安価で堅牢でより取り扱いが容易であるという特徴を併せ持つ管理キーを使用して、駐車ますを管理できる。
また、管理キーによる精算手続と管理キーによる駐車ますのアンロック手続を連動させるので、駐車場の利用者は簡易な操作で駐車料金の精算手続きと駐車ますからの車両の出庫手続が出来るようになる。
また、管理キーの内部メモリーに駐車料金精算用データを書き込めば、駐車場の利用者は簡易な精算手続で駐車料金精算用データを用いた駐車料金の精算処理を行なうことができる。
また、前記駐車料金精算用データが駐車料金を減額又は無料にするためのデータであるので、駐車場の利用者は簡易な精算手続で駐車料金精算用データを用いて割引された駐車料金の精算処理を行なうことができる。
また、駐車料金精算用データは、データの読み書き又は利用を許可された店舗等でも利用可能である。
従って、無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーの取り扱い容易で多くのデータを取り扱うことが出来るという多機能な特徴と機械鍵の安価で堅牢でより取り扱いが容易あるという特徴を併せ持つ管理キーで管理対象を管理でき、利用者にとって取り扱いが容易で、管理者にとって保守・運用が容易で、オーナーにとって安価な管理装置を提供できる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシステム構成図である。
【図2】本発明の実施形態の部分構成図である。
【図3】本発明の実施形態の全体作用説明図である。
【図4】本発明の実施形態の部分作用説明図その1である。
【図5】本発明の実施形態の部分作用説明図その2である。
【図6】本発明の実施形態の部分作用説明図その3である。
【図7】本発明の実施形態の部分作用説明図その4である。
【符号の説明】
1 駐車場
2 駐車ます
3 店舗、映画館、レストラン等
4 車両
10 管理キー
11 機械鍵
12 内部メモリー
13 アンテナ
14 CPU
15 書き込み制限がある記憶領域
16 読み書きが共に許可される記憶領域
20 駐車ます管理ユニット(管理ユニット)
21 在車センサー
22 機械錠
23 車両ロック機構(ロック機構)
30 駐車料金精算機(データ処理装置)
40 主制御装置
41 データベース
50 読み書き装置

Claims (6)

  1. 複数の管理対象を持ったシステムを管理をする管理装置であって、
    無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを埋め込まれたタグと該タグに連結した機械鍵とを有する複数の管理キー又は無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを内蔵した機械鍵である複数の管理キーの一方と、
    適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができる機械錠と該機械錠の施錠又は解錠により管理対象をロックし又はアンロックするロック機構とを有する管理ユニットと、
    を備え、
    前記管理キーの前記機械鍵が、前記管理キーの前記内部メモリから呼び出される前記識別コードを持った前記管理対象に設けられた前記機械錠に適合し、その前記管理対象の前記管理ユニットの前記機械錠を施錠または解錠できる、
    ことを特徴とする管理装置。
  2. 車両を駐車させる複数の駐車ますを持った駐車場を管理をする管理装置であって、
    無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを埋め込まれたタグと該タグに連結した機械鍵とを有する複数の管理キー又は無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを内蔵した機械鍵である複数の管理キーの一方と、
    適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができる機械錠と該機械錠の施錠又は解錠により駐車ますをロックして車両の出庫を阻止し又はアンロックして車両の出庫を自由にする車両ロック機構とを有する駐車ます管理ユニットと、
    を備え、
    前記管理キーの前記機械鍵が、前記管理キーの内部メモリから呼び出される前記識別コードを持った前記駐車ますに設けられた前記機械錠に適合し、その前記駐車ますの前記管理ユニットの前記機械錠を施錠または解錠できる、
    ことを特徴とする管理装置。
  3. 複数の管理対象を持ったシステムを管理をする管理装置であって、
    無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを埋め込まれたタグと該タグに連結した機械鍵とを有する複数の管理キー又は無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを内蔵した機械鍵である複数の管理キーの一方と、
    適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができる機械錠と該機械錠の施錠又は解錠により管理対象をロックし又はアンロックするロック機構とを有する管理ユニットと、
    前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連づけられた管理対象について所定のデータ処理をおこなうデータ処理装置と、
    を備え、
    前記データ処理装置が前記データ処理を完了すると完了信号を送り、
    利用者が前記管理キーの前記機械鍵を前記管理キーの前記内部メモリーから呼び出される前記識別コードに関連づけられた前記管理対象の前記管理ユニットの前記機械錠に差し込み前記機械鍵を回した際に、前記完了信号が送られていると前記管理対象をロック又はアンロックし、前記完了信号が送られていないと前記管理対象をロック又はアンロックしない、
    ことを特徴とする管理装置。
  4. 車両を駐車させる複数の駐車ますを持った駐車場を管理をする管理装置であって、
    無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを埋め込まれたタグと該タグに連結した機械鍵とを有する複数の管理キー又は無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを内蔵した機械鍵である複数の管理キーの一方と、
    適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができる機械錠と該機械錠の施錠又は解錠により駐車ますをロックして車両の出庫を阻止し又はアンロックして車両の出庫を自由にする車両ロック機構とを有する駐車ます管理ユニットと、
    前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連づけられた駐車ますについて駐車 料金の精算をおこなう駐車料金精算機と、
    を備え、
    前記駐車料金精算機が精算を行うと精算完了信号を送り、
    利用者が前記管理キーの前記機械鍵を前記管理キーの前記内部メモリーから呼び出される前記識別コードに関連づけられた前記駐車ますの前記駐車ます管理ユニットの前記機械錠に差し込み前記機械鍵を回した際に、前記精算完了信号が送られていると駐車ますをアンロックし、記精算完了信号が送られていないと駐車ますをアンロックしない、
    ことを特徴とする管理装置。
  5. 複数の管理対象を持ったシステムを管理をする管理装置であって、
    無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを埋め込まれたタグと該タグに連結した機械鍵とを有する複数の管理キー又は無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを内蔵した機械鍵である複数の管理キーの一方と、
    適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができる機械錠と該機械錠の施錠又は解錠により管理対象をロックし又はアンロックするロック機構とを有する管理ユニットと、
    前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連づけられた管理対象について所定のデータ処理をおこなうデータ処理装置と、
    を備え、
    前記データ処理装置が、任意の前記管理キーの前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連する管理対象について前記データ処理を行い、前記データ処理が完了した後に完了信号を送り、
    前記管理キーの前記機械鍵によって前記管理キーの前記内部メモリから呼び出される前記識別コードに関連する前記管理対象にある前記管理ユニットの前記機械錠が解錠されると、前記完了信号が送られていると前記ロック機構が前記管理対象をアンロックし、前記完了信号が送られていないと前記ロック機構が前記管理対象をアンロックしない、
    ことを特徴とする管理装置。
  6. 車両を駐車させる複数の駐車ますを持った駐車場を管理をする管理装置であって、
    無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを埋め込まれたタグと該タグに連結した機械鍵とを有する複数の管理キー又は無線で識別コードを読み出し可能な内部メモリーを内蔵した機械鍵である複数の管理キーの一方と、
    適合する前記機械鍵によって施錠及び解錠ができる機械錠と該機械錠の施錠又は解錠により駐車ますをロックして車両の出庫を阻止し又はアンロックして車両の出庫を自由にする車両ロック機構とを有する駐車ます管理ユニットと、
    前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連づけられた駐車ますについて駐車料金の精算をおこなう駐車料金精算機と、
    を備え、
    前記駐車料金精算機が、任意の前記管理キーの前記内部メモリーから読み出した前記識別コードに関連する前記駐車ますについて前記駐車料金の前記精算処理を行い、前記精算処理が完了した後に精算完了信号を送り、前記管理キーの前記機械鍵によって前記管理キーの前記内部メモリから呼び出される前記識別コードに関連する駐車ますにある前記駐車ます管理ユニットの前記機械錠が解錠されると、前記精算完了信号が送られていると該車両ロック機構が前記駐車ますをアンロックし、前記精算完了信号が送られていないと該車両ロック機構が前記駐車ますをアンロックしない、
    ことを特徴とする管理装置。
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