JP3998866B2 - 施肥装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は苗載台及び植付爪を備えて連続的に苗植作業を行うと共に、植付条の側方に施肥を行う田植機などの施肥装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、施肥ホッパ内の肥料を送風機の空気送給管からの送風によって搬送して施肥を行う技術がある。前記従来技術は、施肥ホッパ上面の蓋を開放して肥料袋の肥料を投入しているから、作業者が肥料袋を持上げる必要があり、またホッパ外側に肥料が飛散したり、雨天作業時に雨水がホッパ内に入る不具合があり、肥料補給作業の省力化並びに肥料補給作業性の向上などを容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、肥料を入れる施肥ホッパと、施肥ホッパから肥料を繰出す肥料繰出部と、送風機及びエアタンクとを備え、前記送風機及び前記エアタンクからの送風によって前記肥料繰出部から繰出された肥料を搬送させるように構成してなる施肥装置において、前記施肥ホッパに一端側を接続する吸引ホースと、前記エアタンク一側の施肥作業位置または前記施肥ホッパ上面の肥料補給位置に前記送風機を移動可能に支持させる平行リンクとを備え、前記送風機の吸込口に連通する接続口を、前記施肥ホッパの上面側に形成し、前記平行リンクに支持した前記送風機を前記施肥ホッパの上面側に移動させて、前記送風機によって前記接続口から前記施肥ホッパ内の空気を吸取ることによって、肥料袋内の肥料を前記吸引ホースを介して前記施肥ホッパ内に吸込ませるように構成したから、作業者が肥料袋を持上げて施肥ホッパに肥料を投入する必要がなく、また補給する肥料が施肥ホッパ外部に飛散する不具合、並びに雨天作業時に施肥ホッパ内部に雨水が入る不具合などをなくし、肥料補給作業の省力化並びに肥料補給作業性の向上などを図れるものである。
【0004】
【0005】
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は乗用田植機の側面図、図2は同平面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車体フレーム(3)前部上方に搭載させ、ミッションケース(4)前方にフロントアクスルケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させると共に、前記ミッションケース(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、前記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共に、足掛台(11)を介して作業者が搭乗するステップである車体カバー(12)によって前記ミッションケース(4)等を覆い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
【0008】
また、図中(15)は6条植え用の苗載台(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に等速回転させるロータリケース(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケース(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。また前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップリンク(25)及びロワーリンク(26)を含むリンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレーム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように構成する。
【0009】
また、図中(29)は主変速レバー、(30)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(31)は植付け感度設定器、(32)は主クラッチペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(34)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条分均平用サイドフロート、(36)は6条用の施肥機である。
【0010】
さらに、図3、図4、図5、図6に示す如く、肥料を入れる施肥ホッパ(37)と、肥料を定量供給する肥料繰出部である肥料繰出ケース(38)と、フロート(34)(35)の側条作溝器(39)にフレキシブルパイプ製搬送ホース(40)を介して肥料を排出させるターボブロワー型送風機(41)と、中空パイプ形の肥料搬送空気送給用エアタンク(42)とを、前記施肥部(36)に備えると共に、肥料繰出ケース(38)前側にエアタンク(42)を取付け、6条分6組の肥料繰出ケース(38)…にエアタンク(42)を接続させている。
【0011】
また、前記車体フレーム(3)後端の左右支柱(43)上端間に横架する水平フレーム(44)両側に左右ベースフレーム(45)(45)を取付け、前後方向に略水平に横架させる前記ベースフレーム(45)を介して施肥部(36)を設けると共に、ベースフレーム(45)後端部と車体フレーム(3)間にサイドステー(46)を連結させ、左右ベースフレーム(45)(45)に縦フレーム(47)を立設させて中央の受板(48)と左右の受板(49)を支持させるもので、中央及び左右受板(48)(49)の上部前側を丸パイプ形の前フレーム(50)で、また上部後側を四角パイプ形の後フレーム(51)で一体固定させて、前後フレーム(50)(51)に6組の繰出ケース(38)を固定支持させる。
【0012】
さらに、前記繰出ケース(38)の上面前側の取入口(52)に前記ホッパ(37)の下部出口(53)を嵌着させると共に、前記繰出ケース(38)前面下側に取出口(54)を形成し、着脱自在なキャップ(55)によって取出口(54)を閉塞している。
【0013】
また、前記繰出ケース(38)下面に底蓋(56)を着脱自在に固定させると共に、硬質合成樹脂製の前記底蓋(56)下面に出口(57)を形成するもので、前記エアタンク(42)に前端部を嵌着させる軟質合成樹脂製の接合パイプ(58)を備え、該パイプ(58)後端に硬質合成樹脂製のホースジョイント(59)前端を着脱自在に嵌着させると共に、前記ジョイント(59)後端に前記搬送ホース(40)を嵌着させ、前記送風機(41)の送風をエアタンク(42)からホースジョイント(59)及びホース(40)に吹出させ、底蓋(56)の出口(57)からジョイント(59)中間に落下する肥料を搬送ホース(40)に移動させるもので、T字形フランジを形成する前記ジョイント(59)中間に入口(60)を上向き開放に形成し、底蓋(56)の出口(57)に嵌合キャップ(61)を固定させ、該キャップ(61)を前記入口(60)の外壁に着脱自在に嵌着させ、出口(57)を入口(60)に接続させている。
【0014】
また、硬質樹脂ローラ(63a)の外周にスポンジ状可撓性軟質ローラ(63b)を二重構造に設けた二組のローラ(63a)(63b)を前記取入口(52)に回転自在に軸支させ、回転速度及び回転方向を異ならせて二組のローラ(63a)(63b)を回転駆動し、二組のローラ(63a)(63b)間に施肥ホッパ(37)からの肥料を通過させ、複数の粒が接着した肥料塊を分粒させるもので、二重構造のローラ(63a)(63b)の分粒により、肥粒の粒状表面を損傷させることなく分粒でき、ローラ(63a)(63b)の摩擦によって肥粒が粉砕されるのを防止でき、繰出施肥量を安定させ、かつ肥料詰りを防止できる。
【0015】
さらに、取入口(62)を有する入口板(64)と、同一円周上に略四角形の複数の繰出口(65)…を有する繰出ロールである繰出板(66)と、排出口(67)を有する出口板(68)を備え、略円形平板製の前記各板(64)(66)(68)を繰出ケース(38)と底蓋(56)の間に多層状に配設させると共に、繰出ケース(38)に繰出軸(69)を略垂直に回転自在に軸支させ、各板(64)(66)(68)の中央部に繰出軸(69)下端側を貫通させ、各板(64)(66)(68)を下方に抜出し自在に繰出軸(69)に支持させ、各板(64)(66)(68)を繰出ケース(38)と底蓋(56)間に弾圧させるもので、入口板(64)と出口板(68)を繰出ケース(38)に係止させ、各板(64)(68)に対して繰出軸(69)を遊転させると共に、繰出板(66)を繰出軸(69)に係合軸支させ、繰出軸(69)によって繰出板(66)を強制的に回転させ、取入口(62)から繰出口(65)に入った肥料を排出口(67)に移動させて出口(57)方向に落下させるように構成している。また、前記繰出軸(69)にバネ製掻落し棒(70)を固定させ、底蓋(56)及び出口(57)の肥料を落下させる。
【0016】
さらに、前記エンジン(2)出力を植付部(15)に伝達させるPTO軸(71)をミッションケース(4)から後方に延出させると共に、前記左支柱(43)に軸受ケース(72)を溶接またはボルト止め固定させ、軸受ケース(72)の入力軸(73)を前記PTO軸(71)中間にチェン(74)を介して連動連結させ、軸受ケース(72)の出力軸(75)後端部に1対のベベルギヤ(76)を介して繰出用駆動部材である縦駆動軸(77)を略垂直に連動連結させている。また、背面視で左側から2組目と3組目の繰出ケース(38)間に縦駆動軸(77)上端を臨ませ、前記繰出軸(69)に1対のベベルギヤ(78)を介し連動連結する左右方向に長手状の繰出入力軸(79)に、前記縦駆動軸(77)の上端を1対のベベルギヤ(80)を介して連動連結させる。そして、前記PTO軸(71)の回転によって入力軸(79)を介して繰出軸(69)を回転させて肥料の繰出しを行うように構成している。また、前記縦駆動軸(77)の中間に無段変速機構であるリングコーン無段変速機(81)を介設させ、前記繰出軸(69)の回転を無段変速させ、繰出ケース(38)から繰出される肥料の繰出量を調節するように構成している。
【0017】
さらに、図2、図4、図5、図6、図8、図9に示す如く、送風ファンケース(82)に電動送風モータ(83)を取付けて前記送風機(41)を構成すると共に、下向き開口させる四角形の吸込口(84)と、前記エアタンク(42)一端に接続させる円形吐出口(85)を送風ファンケース(82)に形成し、右受板(49)に接合板(86)をノブボルト(87)によって着脱自在に固定させて送風機(41)をエアタンク(42)右側に固定させ、エアタンク(42)に吐出口(85)を接続させるもので、支点軸(88)回りに回転させる平行リンク(89)に送風機(41)を取付け、前記エアタンク(42)右側の施肥作業位置または施肥ホッパ(37)上面の肥料補給位置に送風機(41)を移動自在に二組の前後平行リンク(89)によって支持させる。
【0018】
また、前記吸込口(84)の下向き開口と略同一大きさのゴムパッキン製接続口(90)を施肥タンク(37)上面に上向き開口させ、接続口(90)を開閉自在な蓋(91)で閉塞すると共に、伸縮及び折曲げ自在な吸引ホース(92)の一端側を施肥タンク(37)上面に接続固定させ、吸引ホース(92)の他端を着脱自在なキャップ(93)で閉塞している。
【0019】
そして、図5、図8に示す如く、前記送風機(41)をエアタンク(42)右側にノブボルト(87)によって固定させ、送風機(41)からエアタンク(42)に空気を送給させ、肥料繰出ケース(38)から繰出される肥料をエアタンク(42)からの空気によって搬送ホース(40)を介して植付け田面に搬送し、側条施肥を行う。また、図6、図9に示す如く、前記ノブボルト(87)を外して平行リンク(89)を上方に回動させ、送風機(41)を施肥ホッパ(37)上方に持上げて吸込口(84)を接続口(90)に連通させ、送風機(41)によって施肥ホッパ(37)内の空気を吸取って該ホッパ(37)内部を負圧に保つと共に、車体カバー(12)上面に置いた肥料袋(94)内部に、キャップ(93)を外して伸長させた吸引ホース(92)先端を突込み、肥料袋(94)内の粒状肥料を吸引させて施肥ホッパ(37)内に吸込ませ、施肥ホッパ(37)に肥料を補給する。また、キャップ(93)の嵌着によって閉塞した吸引ホース(92)を縮少させて施肥ホッパ(37)上面に収納し、施肥作業を行う。
【0020】
上記から明らかなように、肥料を入れる複数個の施肥ホッパ(37)と、施肥ホッパ(37)から肥料を繰出す肥料繰出部である肥料繰出ケース(38)を備える施肥装置において、前記施肥ホッパ(37)に肥料を補給する吸込み機構である送風機(41)と肥料吸引部材である吸引ホース(92)を設け、作業者が肥料袋(94)を持上げて施肥ホッパ(37)に肥料を投入する必要がなく、また補給する肥料が施肥ホッパ(37)外部に飛散する不具合、並びに雨天作業時に施肥ホッパ(37)内部に雨水が入る不具合などをなくし、肥料補給作業の省力化並びに肥料補給作業性の向上などを図る。
【0021】
また、肥料繰出ケース(38)から繰出された肥料を搬送させる送風機(41)によって吸込み機構を構成し、前記送風機(41)を兼用して施肥構造の簡略化及び軽量化並びに製造コストの低減などを図ると共に、施肥ホッパ(37)上方に送風機(41)を移動させて送風機(41)の吸込口(84)を施肥ホッパ(37)内部に連通させ、前記送風機(41)の排気によって施肥ホッパ(37)内部を負圧にして肥料を吸込ませて補給し、かつ施肥ホッパ(37)上面に送風機(41)を移動させる操作だけで下向き開口させる吸込口(84)を施肥ホッパ(37)に接続し、肥料補給操作性の向上並びに肥料補給構造の簡略化などを図る。また、肥料吸引部材をホース(92)によって構成し、前記ホース(92)の伸長及び折曲げによってホース(92)を使用位置に取出して施肥ホッパ(37)に肥料袋(94)を接続し、かつ前記ホース(92)の縮少及び先端開口部の閉塞によって非使用位置にホース(92)を収納し、肥料補給作業の簡略化並びに取扱い操作性の向上などを図る。
【0022】
さらに、図10乃至図14に示す如く、前記ボンネット(9)両側の車体カバー(12)上面に通路(95)を形成し、該通路(95)の外側に苗台支柱(96)を立設させ、支柱(96)下端部に横フレーム(97)を一体固定させて車体フレーム(3)に連結させると共に、前記支柱(96)の外側に複数の予備苗載台(10)を上下多段に取付け、機体前部に左右一対の二組の予備苗載台(10)を取付ける。また、機体右側の苗台支柱(96)の上端部機内側に予備苗掬い板保管用補助道具ケース(98)を固定させ、予備苗を入れる掬い板並びに空の予備苗箱などの田植作業に使用する手動農具を前記ケース(98)に保管すると共に、前記の機体右側の前後2本の苗台支柱(96)の支軸(97)に平行リンク形の前後の吊下アーム(98)上端部を回転自在に軸支させ、肥料袋(94)を入れる予備肥料台(99)を前記吊下アーム(98)下端部にベアリング軸受(100)を介して回転自在に連結させ、ボンネット(9)右側の通路(95)上方に予備肥料台(99)を前後方向に移動自在に取付ける。
【0023】
さらに、前記予備肥料台(99)後方の運転席(13)側から作業者から手で握って後方に引張る引レバー(101)と、予備肥料台(99)前方の車体カバー(12)前端前方から作業者が手で握って後方に押す押レバー(102)を、予備肥料台(99)下面にレバーガイド(103)(104)を介して前後方向移動自在に取付けると共に、予備肥料台(99)下面に支軸(105)を介してL形リンク(106)の中間部を回転自在に軸支させ、リンク(106)の一端側に前記レバー(101)(102)を連結させ、前記リンク(106)の他端側にロックピン(107)を連結させる。また、前記苗台支柱(96)にガイドフレーム(108)を固定させ、前記ロックピン(107)を係脱自在に係入させる前後ロック孔(109)(110)をガイドフレーム(108)に開設させる。
【0024】
そして、前記ロックピン(107)を前ロック孔(109)に係入させて予備肥料台(99)を前方移動させて固定させ、機体前方の畦から予備肥料台(99)に作業者が肥料袋(94)を積込むと共に、作業者が運転席(13)側から予備肥料台(99)を後方移動させ、ロックピン(107)を後ロック孔(110)に係入させて予備肥料台(99)をボンネット(9)後方に移動させて固定させ、予備肥料台(99)上の肥料袋(94)を作業者が後方の施肥機(36)位置に持運び、施肥ホッパ(37)に肥料を補給する。また、右側の通路(95)上方にだけ予備肥料台(99)を設けて左側の通路(95)から作業者が乗降する構成としたが、左側の通路(95)上方にも予備肥料台(99)を設けて機体の左右重量バランスを保つ構成にすることも行えるもので、作業者が重い肥料袋(94)を持って狭い通路(95)を歩く必要がなく、予備苗載台(10)などに肥料袋(94)を引掛けて袋(94)が破れる等の不具合をなくすことができ、肥料補給労力の軽減並びに肥料補給作業性向上などを図ることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、肥料を入れる施肥ホッパ(37)と、施肥ホッパ(37)から肥料を繰出す肥料繰出部(38)と、送風機及びエアタンク(42)とを備え、送風機(41)及びエアタンク(42)からの送風によって肥料繰出部(38)から繰出された肥料を搬送させるように構成してなる施肥装置において、施肥ホッパ(37)に一端側を接続する吸引ホース(92)と、エアタンク(42)一側の施肥作業位置または施肥ホッパ(37)上面の肥料補給位置に送風機(41)を移動可能に支持させる平行リンク(89)とを備え、送風機(41)の吸込口(84)に連通する接続口(90)を、施肥ホッパ(37)の上面側に形成し、平行リンク(89)に支持した送風機(41)を施肥ホッパ(37)の上面側に移動させて、送風機(41)によって接続口(90)から施肥ホッパ(37)内の空気を吸取ることによって、肥料袋(94)内の肥料を吸引ホース(92)を介して施肥ホッパ(37)内に吸込ませるように構成したから、作業者が肥料袋(94)を持上げて施肥ホッパ(37)に肥料を投入する必要がなく、また補給する肥料が施肥ホッパ(37)外部に飛散する不具合、並びに雨天作業時に施肥ホッパ(37)内部に雨水が入る不具合などをなくし、肥料補給作業の省力化並びに肥料補給作業性の向上などを図れる
【0026】
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体側面図である。
【図2】乗用田植機の全体平面図である。
【図3】植付部の側面図である。
【図4】施肥部の平面図である。
【図5】施肥部の背面図である。
【図6】図5の作用説明図である。
【図7】施肥部の断面側面図である。
【図8】送風機の側面図である。
【図9】図8の作用説明図である。
【図10】予備苗載台の正面図である。
【図11】同拡大図である。
【図12】同側面図である。
【図13】同側面拡大図である。
【図14】同拡大平面図である。
【符号の説明】
(37)施肥ホッパ
(38)肥料繰出ケース(肥料繰出部)
(41)送風機
(42)エアタンク
(84)送風機の吸込口
(89)平行リンク
(90)接続口
(92)吸引ホース
(94)肥料袋

Claims (1)

  1. 肥料を入れる施肥ホッパと、施肥ホッパから肥料を繰出す肥料繰出部と、送風機及びエアタンクとを備え、前記送風機及び前記エアタンクからの送風によって前記肥料繰出部から繰出された肥料を搬送させるように構成してなる施肥装置において、
    前記施肥ホッパに一端側を接続する吸引ホースと、前記エアタンク一側の施肥作業位置または前記施肥ホッパ上面の肥料補給位置に前記送風機を移動可能に支持させる平行リンクとを備え、
    前記送風機の吸込口に連通する接続口を、前記施肥ホッパの上面側に形成し、
    前記平行リンクに支持した前記送風機を前記施肥ホッパの上面側に移動させて、前記送風機によって前記接続口から前記施肥ホッパ内の空気を吸取ることによって、肥料袋内の肥料を前記吸引ホースを介して前記施肥ホッパ内に吸込ませるように構成したことを特徴とする施肥装置。
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