JP3998794B2 - ブラウジングクライアントサーバーシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーバーに記憶された多数のページからなるコンテンツファイルをクライアントによって閲覧するブラウジングクライアントサーバーシステムに係り、特にクライアントにおいてサーバーにあるコンテンツファイルの所定のページのみを指定して閲覧し、あるいは所定のキーワードやマークを付したり、あるいはそのキーワード等を付したページのみを閲覧することができるブラウジングクライアントサーバーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、コンピュータやデータ通信技術の発達により、所定の事柄に関する多くの情報をコンピュータの記憶装置に集めておき、必要な時に必要な情報を参照して利用することが広く行われている。このような情報の集合としては、たとえば、単語の解釈を集めた辞書ファイル、業務報告等の業務情報を集めた情報ファイル、人事情報等の管理情報を集めた情報ファイル、写真集等はその例として挙げられる。
【0003】
特に最近では、インターネットやLAN等のコンピュータ通信ネットワークの発達により、所定のサーバーに写真等の画像情報を多数記憶しておき、クライアントの要求によって画像データを配信することが広く行われている。
【0004】
本発明は、このような情報の検索、配信、利用に関するものであるが、発明を明確化するために、ここで、本明細書で使用する用語の一部について定義しておく。
【0005】
「サーバー」と「クライアント」は、通信手段を介してシステム(クライアントサーバーシステム)を構成し、連携して所定の情報処理を行う複数のコンピュータである。サーバーはクライアントの要求に応じて所定の処理や出力を行う側のコンピュータである。クライアントはサーバーに対して処理や出力を要求する側のコンピュータである。サーバーとクライアントは、論理的な存在であり、物理的な個数には制限がなく、また空間的な遠近の距離にも制限されない。すなわち、近接した2つコンピュータがクライアントサーバーシステムを構築することがあるし、大きな処理能力を有する一つのサーバーに多数の端末がクライアントとして接続されているシステム、あるいは通信ネットワークによって接続されたコンピュータシステムもクライアントサーバーシステムを構築することができる。
【0006】
サーバーとクライアントを接続する「通信手段」は、サーバーとクライアントが連携処理できるようにデータや命令のやり取りを行う手段であればよく、単一の通信回線、通信ネットワーク、LAN、インターネットのいずれでもよい。
【0007】
サーバーに記憶された情報は、写真等の画像データ、文書等の文書データを含み、これらをまとめて「コンテンツ」ということにする。
【0008】
また、本発明の名称に含まれる「ブラウジング」という語は、サーバーのコンテンツの内容を閲覧することをいうものとする。
【0009】
さて、サーバーのコンテンツを閲覧する場合の従来の技術を、サーバーがインターネット上にある場合を用いて説明する。
【0010】
従来、インターネット上のサーバーのコンテンツを閲覧する場合には、クライアントでブラウザと呼ばれる閲覧ソフトを立ち上げ、サーバーにアクセス(接続)し、そのサーバーの所定のコンテンツファイルにアクセスし、ダウンロードすなわちサーバーからクライアントへの転送が可能な状態にする。ここで、ユーザーが進んでコンテンツファイルの内容を閲覧するためには、一旦コンテンツファイルをクライアントにダウンロードし、しかる後にクライアント側でブラウザーの機能によってコンテンツの内容を見るようにしていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のブラウジング技術では、情報利用の効率や通信の効率が低く、また、クライアント側のハードウェア及びネットワークに多大な負荷がかかっていた。
【0012】
上述したように、従来、インターネット上のサーバーに記憶されたコンテンツの内容を見るには、最初にコンテンツの全体をクライアント側にダウンロードしなければならなかった。
【0013】
しかし、コンテンツが画像データを多く含む場合は、転送に長い時間がかかっていた。これは、一般に画像データはデータ量が多いため、現在の通信手段の能力では時間がかからざるを得ないからであった。
【0014】
コンテンツ全体の転送が終わるまでは、クライアントではその内容を見ることができないため、ユーザーは転送が終了するのを待たざるを得ず、しかも、このように長時間待たざるを得ないにも拘わらず、実際に見るコンテンツの内容は、コンテンツのほんの一部であることもしばしばあった。
【0015】
これでは、情報の取得のための時間に対して、情報を参照するための時間が極めて短く、情報利用という面で考えれば効率が非常に低かった。また、実際には参照しないデータの転送のために、コンピュータや通信ネットワーク等のハードウェア資源を使用していた。
【0016】
また、従来は最初にコンテンツ全体をクライアントに転送するようにしていたため、大きなデータ量をクライアントの記憶装置に記憶させなければならず、必然的にクライアントは大きな記憶容量が要求されていた。また、大きなデータ量を処理するためにクライアントの情報処理に対する負担になることもあった。
【0017】
上記従来技術の問題点に鑑み、本発明の解決しようとする課題は、サーバーのコンテンツのうち、ユーザーが必要とする情報のみを迅速に取得することができ、サーバーとクライアントの双方のハードウェアに対する負荷も少ないブラウジングクライアントサーバーシステムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1に係るブラウジングクライアントサーバーシステムは、
サーバーとクライアントとを有し、
前記サーバーは、多数のページを有するコンテンツの各ページに対応するページファイルからなるコンテンツファイルと、前記各ページファイルのファイル名とページ番号とアドレスとを含むインデックスデータを記入したインデックスファイルと、前記クライアントとのインタフェースをなし、前記コンテンツファイルや前記ページファイルや前記インデックスファイルの追加、変更、削除、前記ページファイルの検索、前記クライアントへの出力、を含むコンテンツファイルの管理を行うコンテンツ管理手段と、を有し、
前記クライアントは、前記サーバーに対してデータやファイルの出力を要求する要求手段と、前記インデックスファイルのインデックスデータを抽出してそれらのインデックスデータをデータ項目とするデータベースを構築し、前記データベースに対してページファイルを検索するコンテンツ操作手段と、前記サーバーから入力されたページファイルを所定の書式で表示する表示手段と、前記表示手段が表示した所定のページファイルについて、その内容の編集を行う編集手段と、を有し、
前記クライアントは、前記要求手段によりユーザーに所定のコンテンツファイルを指定させ、該コンテンツファイルの閲覧要求を前記サーバーに送信し、前記閲覧要求を受けた前記サーバーは、前記コンテンツ管理手段により該コンテンツファイルのインデックスファイルを前記クライアントに送信し、前記インデックスファイルを受信した前記クライアントは、前記コンテンツ操作手段により前記インデックスファイルのインデックスデータを抽出してそれらのインデックスデータをデータ項目とするデータベースを構築し、前記データベースに対してユーザーに所望のページファイルを検索および指定させ、前記要求手段により前記検索及び指定されたページファイルのインデックスデータを前記サーバーに送信し、前記ページファイルのインデックスデータを受信した前記サーバーは、前記コンテンツ管理手段により前記インデックスデータに対応するページファイルを前記クライアントに送信し、前記クライアントは前記表示手段により前記サーバーから入力されたページファイルを所定の書式で表示し、ユーザーが編集手段により前記表示手段が表示した所定のページファイルについてその内容を編集したときは、前記コンテンツ操作手段は編集履歴を含む編集情報を該当するページファイルのインデックスファイルに記入し、前記要求手段は編集情報が記入されたインデックスファイル、及び前記編集手段により変更されたページファイルを前記サーバーに送信し、前記サーバーのコンテンツ管理手段は前記クライアントの要求手段が送信したインデックスファイル及びページファイルにより、該当するインデックスファイル及びページファイルを更新して管理する、ことを特徴とする。
【0019】
前記インデックスファイルには、各ページファイルについてそのキーワードが記入されており、前記コンテンツ操作手段は、前記データベースを構築する際にキーワードのデータ項目を有するデータベースを構築し、ユーザーが指定したキーワードについて前記データベースを検索して該当するキーワードを有するページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されているようにすることができる。
【0020】
前記インデックスファイルには、各ページファイルについてその入力、作成、更新した時間を含む時間のデータが記入されており、前記コンテンツ操作手段は、前記データベースを構築する際に時間データのデータ項目を有するデータベースを構築し、ユーザーが指定した日時や期間について前記データベースを検索して該当する日時や期間のページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されているようにすることができる。
【0021】
前記インデックスファイルには、各ページファイルについて入力者、担当者を含む関係者のデータが記入されており、前記コンテンツ操作手段は、前記データベースを構築する際に関係者のデータのデータ項目を有するデータベースを構築し、ユーザーが入力した関係者のデータについて前記データベースを検索して該当する関係者のページファイルを検索してユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されているようにすることができる。
【0023】
前記編集手段は、前記表示手段が表示した所定のページファイルに少なくとも1種類のマークを付けることが可能に構成され、前記コンテンツ操作手段は、前記編集手段により前記マークが付加されたときは、そのマークが付加されたページ、付加された位置、及び付加されたマークの種類を含む編集情報を該当するコンテンツファイルのインデックスファイルに記入し、検索時において前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが指定したマークを検索し、該当するマークを付されたページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されているようにすることができる。
【0024】
前記編集手段は、前記コンテンツファイルの見かけ上のページ配列中の任意の箇所に、区切りページを挿入することができるように構成されており、前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが前記編集手段を用いて所定の区切りページを挿入したときは、インデックスファイルのページ配列の対応位置に区切りページのデータを挿入するように構成され、検索時において前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが指定した区切りページあるいは区切りページによって区切られた任意の区間のページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されているようにすることができる。
【0025】
前記編集手段は、前記コンテンツファイルの見かけ上のページ配列中の任意の箇所に、階層付きの区切りページを挿入することができるように構成されており、前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが前記編集手段を用いて所定の階層の区切りページを挿入したときは、インデックスデータのページ配列の対応位置にその階層の区切りページのデータを挿入するように構成され、検索時において前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが指定した階層付き区切りページあるいは階層付き区切りページによって区切られた任意の区間のページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されているようにすることができる。
【0026】
前記編集手段は、前記コンテンツファイルの見かけ上の複数のページを一グループとしてまとめる仮想的なクリップを付すことができるように構成されており、前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが前記編集手段を用いて所定のページファイルに前記クリップを付したときは、インデックスデータのページ配列の対応位置にそのクリップのデータを挿入するように構成され、検索時において前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが指定したクリップによってグループ化されたページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されているようにすることができる。
【0027】
前記編集手段は、前記コンテンツファイルの見かけ上のページ配列中の任意の箇所に、追加のページを挿入することができるように構成されており、前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが前記編集手段によって追加ページを挿入したときは、インデックスファイルにその追加ページのインデックスデータを追加するように構成され、検索時において前記コンテンツ操作手段は、前記追加ページのインデックスデータを含めて所定のページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されているようにすることができる。
【0028】
前記編集手段は、他のアプリケーションソフトウェアで作成したファイルを追加ページとして挿入できるよう構成され、追加に際しては、前記他のアプリケーションソフトウェアのファイル形式のままコンテンツファイル中に追加でき、前記追加ページの編集に際しては、前記他のアプリケーションソフトウェアを立ち上げてユーザーに編集させ、編集後の追加ページを再び前記他のアプリケーションソフトウェアのファイル形式で該当するコンテンツファイルに追加した形で前記コンテンツファイルを更新することができるように構成されているようにすることができる。
【0029】
一つのコンテンツファイルを構成するページファイルが複数のサーバーに記憶されており、前記インデックスファイルには、各ページファイルが記憶されている場所のアドレスが記入されているようにすることができる。
【0030】
前記表示手段は、所定のページ区間について一ページずつあるいは一定のページ数ごとに一定の速さで連続的に表示する機能を有するように構成されているようにすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について願書に添付した図面を用いて説明する。
【0032】
図1に本願請求項1に係る発明の実施の形態によるブラウジングクライアントサーバーシステムの構成を示す。
【0033】
図1に示すように、本実施形態によるブラウジングクライアントサーバーシステム1は、サーバー2とクライアント3と通信手段4からなる。
【0034】
上述したように、サーバー2は、クライアント3の要求に応じて所定の処理や出力をするコンピュータである。クライアント3はサーバー2に対して処理や出力を要求するコンピュータである。サーバー2とクライアント3は、論理的な存在であり、物理的な構成に制限されない。すなわち、上述したように処理、出力、要求による連携処理を行う関係のコンピュータであればよく、それらの物理的な配置や構成や数に関係しない。また時間的に言えば、サーバー2やクライアント3は固定的ではない。例えば、通信ネットワークによって接続された複数のコンピュータシステムであって、コンピュータ同士が互いに処理を依頼し、依頼される関係にある場合もあり、この場合には、一つのコンピュータがサーバーとして機能するときと、クライアントとして機能するときとがある。なお、図1は、理解容易のために一対のコンピュータが固定的にサーバーとクライアントとして機能する場合を示しているが、上述したように本願発明は図1の構成に制限されるものではない。
【0035】
上記サーバー2とクライアント3は、通信手段4によって接続されている。通信手段4は、通信回線とモデム等の通信用機器と通信を制御するソフトウェアとを含むものとする。通信手段4は、一対のコンピュータを接続する単一の通信回線、LAN、インターネット等を含む通信ネットワークのいずれもあり得る。
【0036】
サーバー2は、少なくとも一つのコンテンツファイル5a,5b,5c,…と、コンテンツ管理手段6とを有している。コンテンツ管理手段6は、クライアント3とのインタフェースとして機能しコンテンツファイル5(5a,5b,5c,…)を管理するものである。
【0037】
コンテンツファイル5は、文書や画像や音声等による情報を集めたファイルをいう。コンテンツは、その情報内容をいうものとする。一つのコンテンツファイル5には、同種の情報がまとめられており、通常はブラウザーの機能により見かけ上は多数のページからなる。
【0038】
本願発明のファイル構成によれば、コンテンツファイル5は、コンテンツの見かけ上の各ページと対応する多数のページファイル7i(i=1,…,n)と、各ページファイル7i(i=1,…,n)のページ番号とアドレスとを記入したインデックスファイル8とを有している。
【0039】
なお、図1では、ページファイル7i(i=1,…,n)のファイル名として、00001.tif,00002.tif,…,0000n.tifを付しているが、これらのファイル名は例示であり、ファイル名の00001,00002,…,0000n等の番号はコンテンツファイル5の見かけ上のページ番号とは対応するものではない。このことは後に具体例で説明する。
【0040】
インデックスファイル8は、各ページファイル7i(i=1,…,n)のファイル名と、コンテンツファイル上の見かけ上のページ番号と、格納されている場所のアドレスが、互いに対応可能に一定の規則によって記入されている。
【0041】
コンテンツ管理手段6は、クライアント3からのコンテンツ閲覧の要求を受けて、指定されたコンテンツファイル5やページファイル7i(i=1,…,n)を検索して出力する手段である。またコンテンツ管理手段6は、コンテンツファイル5やページファイル7i(i=1,…,n)やインデックスファイル8の追加、変更、削除等のコンテンツ管理も行う。
【0042】
上記サーバー2に対して、クライアント3は、要求手段9とコンテンツ操作手段10と表示手段11とからなる。
【0043】
要求手段9は、サーバー2に対してコンテンツ中のデータやファイルの出力や、後述の場合のように所定のファイルの追加や更新等を要求する手段である。
【0044】
コンテンツ操作手段10は、後に説明するように、所定のコンテンツファイルのインデックスファイル8を用いて、ユーザーが閲覧を希望するコンテンツ(ページファイル)を検索したり、ユーザーが指定したコンテンツ(ページファイル)をサーバー2から受信して表示手段11に表示させる手段である。言葉を変えれば、コンテンツ操作手段10は、実際にはサーバー2上にあるコンテンツを、あたかもクライアント3上にあるようにブラウジングのための諸操作(検索、表示)を行う手段ということができる。なお、コンテンツ操作手段10は、ユーザーが命令を入力し、あるいは所定のページを検索指定するための公知の入力手段を含むものとする。この入力手段は、クライアント3の入力手段と共通のものであってもよい。
【0045】
コンテンツ操作手段10は、上記ブラウジングのための諸操作を行うために、まず所定のコンテンツファイル5のインデックスファイル8を入力し、そのインデックスファイル8中のデータ(インデックスデータ)を抽出し、これらをテーブルまたはデータベース化し、このインデックスデータのテーブルあるいはデータベースを用いて所定のページファイル7i(i=1,…,n)の検索等を行う。なお、所定のページファイル7i(i=1,…,n)の検索等の方法については後にさらに説明する。
【0046】
表示手段11は、要求手段9とコンテンツ操作手段10の作用により、サーバー2からクライアント3に送られてきた所定のページファイル7iを所定の書式で表示する手段である。所定の書式とは、例えばコンテンツの各ページファイル7iがあたかも一冊の本のページのように表示する等の表示上の様式をいう。書式は、ページファイル7iの中身が閲覧することができる限り、任意のものであってよい。
【0047】
以上がブラウジングクライアントサーバーシステム1の構成の説明であったが、次に、ブラウジングクライアントサーバーシステム1におけるコンテンツ閲覧のための処理の流れを図2を用いて説明する。
【0048】
図2に示すように、ブラウジングクライアントサーバーシステム1による所定のコンテンツのブラウジングは、クライアント3からサーバー2へ、所定のコンテンツファイル5(5a,5b,…)を指定し、それを閲覧する要求の送信から開始する(ステップS100)。
【0049】
上記要求を受信したサーバー2のコンテンツ管理手段6は、指定されたコンテンツファイル5(5a,5b,…)のインデックスファイル8のみをクライアント3の要求手段9へ送信する(ステップS110)。
【0050】
上記インデックスファイル8は、要求手段9を介してコンテンツ操作手段10へ送られる。コンテンツ操作手段10は、インデックスファイル8中のインデックスデータを抽出してテーブルまたはデータベース化する(ステップS120)。
【0051】
ユーザーは、上記インデックスデータのテーブルまたはデータベースを用いてコンテンツ操作手段10により、閲覧を希望するページを指定する(ステップS130)。なお、この具体的なページ指定方法については後述する。
【0052】
所定のページファイルがユーザーによって指定された後は、ユーザーによって指定されたページファイルのファイル名とそれが格納されている場所のアドレスが、クライアント3の要求手段9からサーバー2のコンテンツ管理手段6へ送信される(ステップS140)。
【0053】
上記ユーザー指定のファイル名及びアドレスを受信したサーバー2のコンテンツ管理手段6は、上記ファイル名及びアドレスにより該当するページファイルを取得し、これをクライアント3の要求手段9に送信する(ステップS150)。
上記ページファイルは、クライアント3の要求手段9から表示手段11に送られ、表示手段11により所定の書式で表示される(ステップS160)。
【0054】
以上ステップS100ないしS160の処理により、ユーザーによってコンテンツファイル中の所定のページが指定され、必要なページのみがサーバー2からクライアント3に送られ、表示される。
【0055】
ここで、ユーザーが閲覧を希望するページファイルの検索と指定の方法について説明する。図3は、上記一連の処理うち、ステップS120,S130における必要ページファイルの検索と指定の方法を説明的に示したものである。
【0056】
図3の上部はインデックスファイル8、下部はインデックスデータのテーブル/データベースを示している。
【0057】
インデックスファイル8は、ページファイル7i(i=1,…,n)のファイル名、ページ番号、アドレスが対応できるように一定の規則に基づいて記述されている。「一定の規則」とは、例えばファイル名の次にページ番号、ページ番号の次にアドレスを記載するなどのインデックスデータの記載順序、ファイル名、ページ番号、アドレスの桁数、数値データや文字データ等のデータ型、などのフォーマットに関する取決めである。
【0058】
コンテンツ操作手段10は、上記インデックスファイル8の記載規則に基づいて、ファイル名、ページ番号、アドレスなどのインデックスデータを抽出し、図3に示したようなテーブル又はデータベースを構成する。
【0059】
このインデックスデータのテーブル又はデータベースでは、コンテンツファイル5に含まれる各ページファイル7iがそれぞれ1レコードを構成する。各ページファイル7iのレコード中には、必ずそのページファイル7iが格納されている場所のアドレス(例えばhttp://www.xxx/…/00001等)が記載されている。なお、図3に示すように、ファイル名の順番は、コンテンツの見かけ上のページ番号と一致とは限らない。例えば、ファイル00002.tifは見かけ上コンテンツの5ページ目に位置する。これは、ページファイルの入力順序とコンテンツの見かけ上のページ位置とは一致するとは限らないからである。
【0060】
ファイル名、ページ番号、アドレスは、テーブルまたはデータベースのフィールド(データ項目)となる。また、インデックスデータのテーブル又はデータベースには、指定の有無を示すマーク欄と、ポインタの位置を示すポインタ欄等が備えられるのが好ましい。
【0061】
上記構成のインデックスデータのテーブル又はデータベースによれば、ファイル名、ページ番号、アドレス等のフィールドごとに、ソート(一定の順番に並べ替えること)、一定のページ区間の指定、検索が可能になる。
【0062】
また、ユーザーは、ファイル名により、ページファイルの内容を推測し、特定のページファイルを指定することもできる。この場合は、ファイル名は図3のような番号ではなく、ページファイルの内容を表現したファイル名とすることが好ましい。
【0063】
指定されたページファイル7iのマーク欄には指定マークが付され、最終的には指定マークを付されたすべてのページファイル7iのファイル名とそれらのアドレスが、すでに説明したように、サーバー2に送られ(ステップS140)、これらのページファイルのみが配信される(ステップS150)。
【0064】
以上のブラウジングクライアントサーバーシステム1によれば、多数のページファイル7i(i=1,…,n)を有するコンテンツファイル5をユーザーが閲覧する場合に、インデックスファイル8とユーザーが真に閲覧を希望するページファイル7i(i=1,…,n)のみの送受信で済む。インデックスファイル8はデータ量が少なく、その送受信の時間や通信の負荷は小さい。また、ユーザーが真に閲覧を希望するページファイル7i(i=1,…,n)のみが送受信されるので、従来のような閲覧を希望しないページファイル7i(i=1,…,n)まで送受信される無駄を避けることができるのである。
【0065】
これにより、通信にかかる時間が短縮され、ユーザーにとってみれば、必要な情報のみを短時間のうちに閲覧できる利点を有する。
【0066】
また、ユーザーが閲覧を希望するページの検索の処理は、各クライアント3上で行われ、サーバー2に処理が集中することがないので、サーバー2に過大な処理負荷がかかることがない。
【0067】
なお、上記表示手段11によるページの表示には、「ページめくり」という機能を付加することができる。
【0068】
「ページめくり」とは、クライアントに送信されたページの所定の区間について一ページずつあるいは一定のページ数ごとに一定の速さで連続的に表示する機能である。この機能によれば、ユーザーが一定の曖昧な範囲で検索したページファイル7i(i=1,…,n)について、全体を一定の速さで逐次表示することにより、ユーザーが真に欲するページを探し当てることができる。この機能は、以下に述べるいずれの実施形態についても付加することができる。
【0069】
以上で本発明の第一の実施形態についての説明を終了するが、インデックスデータに種々の情報を付加することにより、さらに便利なページ検索をすることができる。以下にインデックスデータに種々の情報を付加した場合の実施の形態について説明する。
【0070】
本発明の第二の実施形態は、キーワードがインデックスデータとして付加されているものである。キーワードとは、ページファイルごとに、そのページファイルの内容に関係する言葉であって、ページファイルの検索の用に供される言葉である。
【0071】
本実施形態によるブラウジングクライアントサーバーシステムは、キーワードによるページの検索を除き、システムの構成、ページの検索と指定の流れは、第一実施形態と同じである(図1,図2参照)。そこで、キーワードによるページの検索の方法についてのみ図4を用いて説明する。なお、第一実施形態と同一の部分については同一の符号を用いて説明する。
【0072】
図4は、キーワードがインデックスデータとして付加された場合のインデックスファイル8とコンテンツ操作手段10が構成するインデックスデータのテーブルまたはデータベースの構成を示している。
【0073】
図4に示すように、本実施形態では、ファイル名、ページ番号、アドレスの他に、キーワードがインデックスファイル中に記載されている。キーワードは、上述したように、各ページファイルの内容に関係する言葉であり、例示するように、月報、1月、東京、売上げ、集計、全国、…などである。コンテンツ操作手段10は、図示しない入力手段によりユーザーが所定のキーワードを入力することができるように構成されている。ユーザーが所定のキーワードを入力すると、コンテンツ操作手段10は、インデックスデータのテーブルまたはデータベースのキーワードを検索し、該当するキーワードを有するページファイルを検索するように構成されている。
【0074】
なお、コンテンツ操作手段10によるページファイル7i(i=1,…,n)のキーワード検索は、AND、OR条件によって複数のキーワードを組み合わせて検索することもできる。
【0075】
この実施形態によれば、ユーザーが閲覧を希望するページファイル7i(i=1,…,n)をキーワードによって多角的に検索でき、正確かつ便利なページ検索を可能にするブラウジングクライアントサーバーシステムを得ることができる。
以上が本発明の第二実施形態によるブラウジングクライアントサーバーシステムについての説明であったが、次に、入力、作成、更新その他の時間のデータがインデックスデータとして付加されている本発明の第三実施形態について以下に説明する。なお、時間のデータによるページの検索を除き、システムの構成、ページの検索と指定の流れは、第一実施形態と同じである(図1,図2参照)。また、第一実施形態と同一の部分については同一の符号を用いて説明する。なお、時間データは、入力、作成、更新その他の時間のデータであるが、以下の説明では代表として入力日時、作成日時について説明する。
【0076】
入力日時とは、ページファイル7i(i=1,…,n)をコンテンツファイル5に加入した日時のデータであり、作成日時とは、入力日時と同じ場合もあるが、入力日時以外に実際に当該ページファイルを作成した日時、あるいはそのページファイルの情報の日時である。例えば、作業日報は、実際に作成した作成日時と、コンテンツファイルに加えた日時の二つの日時データをインデックスデータとすることもできる。
【0077】
図5に、入力または作成日時データがインデックスデータとして付加された場合のインデックスファイル8とコンテンツ操作手段10が構成するインデックスデータのテーブルまたはデータベースを示す。ファイル名、ページ番号、アドレス、入力または作成日時データが互いに対応可能に構成されていることは上述した諸実施形態と同じである。
【0078】
この実施形態によるブラウジングクライアントサーバーシステムでは、ユーザーがコンテンツ操作手段10の図示しない入力手段により所定の日時や期間を入力することができるように構成されており、検索条件として所定の日時や期間が入力されたときは、コンテンツ操作手段10がインデックスデータのテーブルまたはデータベースから該当するページファイルを検索するように構成されている。
【0079】
この実施形態によれば、ユーザーが時間軸で閲覧を希望するページファイル7i(i=1,…,n)を検索することができるブラウジングクライアントサーバーシステムを得ることができる。
【0080】
以上が本発明の第三実施形態によるブラウジングクライアントサーバーシステムについての説明であったが、次に、関係者のデータがインデックスデータとして付加されている本発明の第四実施形態について以下に説明する。なお、関係者のデータによるページの検索を除き、システムの構成、ページの検索と指定の流れは、第一実施形態と同じである(図1,図2参照)。また、第一実施形態と同一の部分については同一の符号を用いて説明する。
【0081】
関係者のデータとは、所定のページファイル7i(i=1,…,n)を作成した者、又は担当者など、そのページファイル7i(i=1,…,n)の関係者の氏名またはIDコードなどのデータである。一つのページファイル7i(i=1,…,n)に複数の関係者データを入力することができる。ファイル名、ページ番号、アドレス、関係者データが互いに対応可能に構成されていることは上述した諸実施形態と同じである。
【0082】
この実施形態によるブラウジングクライアントサーバーシステムでは、ユーザーがコンテンツ操作手段10の図示しない入力手段により所定の関係者のデータを入力することができるように構成されており、検索条件として所定の関係者のデータが入力されたときは、コンテンツ操作手段10がインデックスデータのテーブルまたはデータベースから該当するページファイルを検索するように構成されている。
【0083】
この実施形態によれば、ユーザーが関係者により閲覧を希望するページファイル7i(i=1,…,n)を検索することができるブラウジングクライアントサーバーシステムを得ることができる。
【0084】
以上のインデックスデータは、組み合わせることができる。
図7にファイル名、ページ番号、アドレス、キーワード、入力または作成日時データ、関係者データのすべてを含むインデックスファイルの例を示す。この場合、ファイル名、ページ番号、アドレス、キーワード、入力または作成日時データ、関係者データが互いに対応可能に一定の規則の下に記述されている。
【0085】
このような多角的な情報を有するインデックスファイルを用いるブラウジングクライアントサーバーシステムによれば、インデックスデータの項目を組み合わせることによって、迅速かつ正確にユーザーが閲覧を希望するページファイル7i(i=1,…,n)を検索することができる。ある期間中に、特定の関係者により入力されたあるキーワードを有するページファイルを検索することができる。
次に、クライアント上でコンテンツファイルの内容を編集することができる実施形態について以下の説明する。
【0086】
図8は、クライアントにコンテンツファイルの内容を編集することができる編集手段を備えた本発明第五実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステムの構成を示している。なお、本図においては理解容易のために図1と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0087】
図8に示すように、本実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステム12は、編集手段13を有している。
【0088】
編集手段13は、表示手段11が表示した所定のページファイルについて、その内容の編集をすることができる手段である。編集手段13は、図示しない入力手段を含む。この入力手段はクライアント3として共通の入力手段であってよいことは、前述したコンテンツ操作手段10の入力手段と同様である。
【0089】
また、本実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステム12では、編集手段の編集作業と連動してコンテンツ操作手段10が編集情報をインデックスファイル8に記入したり、要求手段9が編集したページファイルをサーバー2に送ってサーバー2内のページファイルを更新する。図9に編集手段13の編集作業に伴う本実施形態のシステムの処理の流れを示す。なお、インデックスデータのテーブルまたはデータベースを用いてユーザーが所定のページファイルを検索し、必要なページファイルのみをサーバー2から受信する部分の処理は図2に示した第一実施形態のものと同様であるのでここでの重複する説明を省略する。
【0090】
図9に示すように、本実施形態のシステムによる編集作業を行うには、最初に表示手段11によって所定のページファイルを表示する(ステップS200)。
このページファイルの内容について編集をする場合には、編集手段13により、ユーザーが画面上で編集を行う(ステップS210)。編集作業は、ページファイル内容の編集と、編集情報の加入とに分けられる。ページファイル内容の編集は、既存のページファイルの内容を追加、変更、削除し、あるいは新たなページファイルを追加する編集作業をいう。編集情報の加入、付加は、ページファイル内容を直接編集するものではないが、マークを付加し、あるいは区切りページを挿入する編集作業をいう。
【0091】
ユーザーが上記編集作業を行うと、本実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステム12のコンテンツ操作手段10は、インデックスデータに関係する編集情報をインデックスデータすなわちインデックスファイルに記入する(ステップS220)。インデックスデータに関係する編集情報とは、例えば図8に示したような所定のページファイルにマーク(種類によりマークA、マークB等)が付されたことを示す情報である。この他の編集情報としては、区切りページを挿入したときは、区切りページの挿入位置と区切りページの種類、新たなページを追加したときは、追加ページのインデックスデータ全体とその挿入位置、既存のページファイルの内容を編集したときは、編集日時などの必要な編集履歴情報などがある。
【0092】
編集情報は、要するにユーザーがページファイルあるいはコンテンツファイルに何らかの加工を施した場合に、その加工行為を検索することによって加工を施したページファイルを検索することができるようにしたものである。この範疇に入る編集情報であれば、マーク、区切りページなど具体的な編集作業の如何を問わない。
【0093】
ユーザーが編集作業を終了すると、クライアント3の要求手段9からサーバー2のコンテンツ管理手段6へ、変更(追加や削除を含む)されたページファイルと、変更されたインデックスファイル8が送信される(ステップS230)。これらの変更されたファイルの情報を受信したサーバー2のコンテンツ管理手段6は、該当するファイルを検索し、更新(追加や削除を含む)を行って、新たなファイルを管理する。
【0094】
上記編集情報は、上述したとおり、編集を行ったページファイルの検索の用に供される。
すなわち、コンテンツ操作手段10により、編集情報の項目を検索することにより、編集作業を行ったページファイルを検索することができるのである(ステップS240)。例えば、図8に示した例では、マークAを施したページファイルを検索することにより、ファイル00001.tifを検索することができる。各種の編集情報によるページファイルの検索について以下にさらに説明する。
【0095】
図10は、マークを付す編集作業を視覚的に例示したものである。
図10に示すように、本実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステム12では、複数の種類のマークを付すことができる。例えば、文中に付すマークの他、ページに付す付箋も一種のマークである。また、文中に付すマークは、色彩や模様を異ならせて複数種類のマークを付すことができる。
【0096】
このように、ある種類のマークをあるページファイルに付した場合は、本実施形態のシステムでは、コンテンツ操作手段10により、マークを付されたページファイルのインデックスデータにその種類のマークが付されたことを示す編集情報が記入される。
【0097】
このように、一つのコンテンツファイルの所定ページに所定種類のマークが付されたという編集情報が蓄積されれば、インデックスデータの編集情報の項目で、所定種類のマークを付したページを検索することができるのである。
【0098】
本実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステム12によれば、ユーザーが自ら加工したコンテンツをその加工の種類によって検索でき、自由で多面的な利用が期待できる。
【0099】
図11に区切りページを挿入した場合の編集作業を視覚的に例示したものである。
【0100】
図11に示すように、本実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステム12では、既存のページファイルの間に区切りページを挿入することができる。この区切りページは、主にコンテンツファイルを章分けする目的で挿入されるもので、タグがついており、区切りページに名前を付すこともできる。
【0101】
また、区切りページは、図11に示すように、階層付きの区切りページとすることができる。「階層付きの区切りページ」とは、章、節、…というような区切りの大きさあるいはレベルを有する区切りページをいう。
【0102】
コンテンツに区切りページが挿入されると、コンテンツ操作手段10により該当する位置に、例えば見かけ上のページ1と2の間に挿入されたものなら見かけ上1.5ページ目というように、区切りページの名前、階層等の情報を含めてそれに関する編集情報がインデックスデータに記入される。
【0103】
このように、一つのコンテンツファイルに所定種類の区切りページが挿入された編集情報が蓄積されれば、インデックスデータの編集情報の項目で、所定名前の区切りページを検索したり、所定の区切りページの区間のページファイルを検索することができる。なお、コンテンツ内の本文ページを区切りページとすることもできる。
【0104】
このブラウジングクライアントサーバーシステム12によれば、ユーザーが自ら章分けしたコンテンツを、区切りページや区切りページの区間によって検索でき、自由で多面的な利用が期待できる。
【0105】
また、本発明によるブラウジングクライアントサーバーシステムによれば、編集手段13にクリップ機能を付加することもできる。クリップ機能とは、コンテンツファイルの見かけ上の複数のページを一グループとしてまとめる仮想的なクリップを付す機能である。コンテンツファイルの見かけ上の複数のページに仮想的なクリップを付すことにより、それらのページはグループ化される。グループ化されたページは、まとめて検索され、あるいはめくることができる。同一の内容のページがグループ化されることにより、コンテンツファイルの内容を素早く把握することができる。また、同一のグループのページファイルのみをサーバーから送信することもできる。
【0106】
編集手段13によって、既存のページファイルの配列上の所定位置に新たなページファイルを追加することもできる。この場合、スキャナーやキーボード等の入力手段によって新たなページファイルを作成し、これをサーバー2に送信するとともに、コンテンツ操作手段10により該当位置に、例えば見かけ上のページ1と2の間に挿入されたものなら見かけ上1.5ページ目というように、追加のページファイルインデックスデータを挿入し、変更されたインデックスファイルをサーバー2に送信し、既存のインデックスファイルを更新する。
【0107】
新たなページファイルが追加された場合には、そのページファイルが追加されたファイルであることを示す編集情報をインデックスデータに付加することもできる。また、追加した者のデータを併せて付加することもできる。これにより、追加ページのみを閲覧することができる。
【0108】
なお、新たなページファイルを追加、編集するシステムにおいて、「嵌め込み」機能を付加することができる。
「嵌め込み」機能とは、既存の他のソフトウェアで作成したページファイルを取り込み、当該ソフトウェアを用いて編集する機能である。
【0109】
「嵌め込み」機能を有するシステムでは、新たなページを追加する際には、他のアプリケーションソフトウェアのファイル形式のままそのデータをコンテンツファイル中に追加するとともに、必要によりそのアプリケーションソフトウェアのコントロールコードによって表現したイメージデータをイメージデータとして追加する。
【0110】
また、追加ページの編集に際しては、編集手段13により、他のアプリケーションソフトウェアを立ち上げてユーザーに編集させ、編集後の追加ページを再びそのアプリケーションソフトウェアのファイル形式およびイメージデータとして該当するファイルを更新する。
【0111】
この「嵌め込み」機能を有するシステムによれば、既存のソフトウェアで作成した情報を活用でき、幅広い用途のブラウジングクライアントサーバーシステムを構築することができる。
【0112】
最後に、一つのコンテンツファイルを構成するページファイルが複数のサーバーに記憶されている実施形態について説明する。
【0113】
図12に上記実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステムの構成を示す。なお、本図においては理解容易のために図8と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0114】
図12に示すように、本実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステム14では、一つのコンテンツファイルを構成するページファイルが複数のサーバーに記憶されている。ここでの「一つのコンテンツファイル」とは、見かけ上の一つのコンテンツファイルであって、コンピュータが取扱うファイルではないことを付記しておく。
【0115】
すなわち、見かけ上一つのコンテンツファイルのインデックスファイル8には、各ページファイルの記憶されている場所のアドレスが記入されている。上記ページファイルは、コンピュータ上では、複数のサーバー(2a,…,2n)の複数のコンテンツファイル(5a,…,5f)に記憶されている。
【0116】
この実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステム14では、クライアント3の要求手段9からサーバー2aのコンテンツ管理手段6に閲覧要求があったときは、コンテンツ管理手段6によりインデックスファイル8がクライアント3に送られる。
【0117】
このインデックスファイル8を用いて、既に説明したように、ユーザーが閲覧を希望するファイルを指定したときは、サーバー2aのコンテンツ管理手段6により、指定されたページファイルをそれぞれのサーバー(2a,…,2n)のコンテンツファイル(5a,…,5f)から取得し、クライアント3に送信する。この実施形態による作用効果は、上記諸実施形態のブラウジングクライアントサーバーシステムと全く異なることがない。さらに、サーバーにより収集する情報の種類を特定することにより、より広汎な情報利用システムを構築することができる。
【0118】
【発明の効果】
このように、本発明による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」によれば、情報利用の効率や通信の効率が高く、また、クライアント、サーバーの双方で負荷の低減を図ることができる。
【0119】
すなわち、ユーザーにとっては、膨大なデータ量を有するコンテンツファイルから真に閲覧を希望するデータを受信でき、短い転送時間により、欲しい情報に直ちにアクセスすることができる。
【0120】
また、クライアントは、膨大なデータ量を一時的に蓄積する記憶容量を要求されず、ハードウェアに対する負担が少ない。
【0121】
また、本発明によれば、ユーザーが必要とするページファイルの検索等の処理がクライアントで行われるので、サーバーに上記処理が集中して過大な付加をかけることがない。
【0122】
さらに、検索された結果必要とされるページのファイルのみのデータ送信となるため、通信ネットワークに対する負荷を著しく軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」システム構成を示した図。
【図2】本発明の第一実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」による処理の流れを示したフローチャート。
【図3】本発明の第一実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」におけるページファイルの検索と指定の方法を説明した図。
【図4】本発明の第二実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」におけるページファイルの検索と指定の方法を説明した図。
【図5】本発明の第三実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」におけるページファイルの検索と指定の方法を説明した図。
【図6】本発明の第四実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」におけるページファイルの検索と指定の方法を説明した図。
【図7】ファイル名、ページ番号、アドレス、キーワード、入力または作成日時データ、関係者データのすべてを含むインデックスファイルの例を説明した図。
【図8】本発明の第五実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」のシステム構成を示した図。
【図9】本発明の第五実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」における編集手段の編集作業に伴う処理の流れを示したフローチャート。
【図10】本発明の第五実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」におけるマークの付加を視覚化して例示した説明図。
【図11】本発明の第五実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」における区切りページの付加を視覚化して例示した説明図。
【図12】本発明の第六実施形態による「ブラウジングクライアントサーバーシステム」のシステム構成を示した図。
【符号の説明】
1 ブラウジングクライアントサーバーシステム
2 サーバー
3 クライアント
4 通信手段
5 コンテンツファイル
6 コンテンツ管理手段
7i(i=1,…,n) ページファイル
8 インデックスファイル
9 要求手段
10 コンテンツ操作手段
11 表示手段
12 ブラウジングクライアントサーバーシステム
13 編集手段
14 ブラウジングクライアントサーバーシステム
Claims (12)
- サーバーとクライアントとを有し、
前記サーバーは、多数のページを有するコンテンツの各ページに対応するページファイルからなるコンテンツファイルと、前記各ページファイルのファイル名とページ番号とアドレスとを含むインデックスデータを記入したインデックスファイルと、前記クライアントとのインタフェースをなし、前記コンテンツファイルや前記ページファイルや前記インデックスファイルの追加、変更、削除、前記ページファイルの検索、前記クライアントへの出力、を含むコンテンツファイルの管理を行うコンテンツ管理手段と、を有し、
前記クライアントは、前記サーバーに対してデータやファイルの出力を要求する要求手段と、前記インデックスファイルのインデックスデータを抽出してそれらのインデックスデータをデータ項目とするデータベースを構築し、前記データベースに対してページファイルを検索するコンテンツ操作手段と、前記サーバーから入力されたページファイルを所定の書式で表示する表示手段と、前記表示手段が表示した所定のページファイルについて、その内容の編集を行う編集手段と、を有し、
前記クライアントは、前記要求手段によりユーザーに所定のコンテンツファイルを指定させ、該コンテンツファイルの閲覧要求を前記サーバーに送信し、前記閲覧要求を受けた前記サーバーは、前記コンテンツ管理手段により該コンテンツファイルのインデックスファイルを前記クライアントに送信し、前記インデックスファイルを受信した前記クライアントは、前記コンテンツ操作手段により前記インデックスファイルのインデックスデータを抽出してそれらのインデックスデータをデータ項目とするデータベースを構築し、前記データベースに対してユーザーに所望のページファイルを検索および指定させ、前記要求手段により前記検索及び指定されたページファイルのインデックスデータを前記サーバーに送信し、前記ページファイルのインデックスデータを受信した前記サーバーは、前記コンテンツ管理手段により前記インデックスデータに対応するページファイルを前記クライアントに送信し、前記クライアントは前記表示手段により前記サーバーから入力されたページファイルを所定の書式で表示し、ユーザーが編集手段により前記表示手段が表示した所定のページファイルについてその内容を編集したときは、前記コンテンツ操作手段は編集履歴を含む編集情報を該当するページファイルのインデックスファイルに記入し、前記要求手段は編集情報が記入されたインデックスファイル、及び前記編集手段により変更されたページファイルを前記サーバーに送信し、前記サーバーのコンテンツ管理手段は前記クライアントの要求手段が送信したインデックスファイル及びページファイルにより、該当するインデックスファイル及びページファイルを更新して管理する、ことを特徴とするブラウジングクライアントサーバーシステム。 - 前記インデックスファイルには、各ページファイルについてそのキーワードが記入されており、前記コンテンツ操作手段は、前記データベースを構築する際にキーワードのデータ項目を有するデータベースを構築し、ユーザーが指定したキーワードについて前記データベースを検索して該当するキーワードを有するページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 前記インデックスファイルには、各ページファイルについてその入力、作成、更新した時間を含む時間のデータが記入されており、前記コンテンツ操作手段は、前記データベースを構築する際に時間データのデータ項目を有するデータベースを構築し、ユーザーが指定した日時や期間について前記データベースを検索して該当する日時や期間のページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 前記インデックスファイルには、各ページファイルについて入力者、担当者を含む関係者のデータが記入されており、前記コンテンツ操作手段は、前記データベースを構築する際に関係者のデータのデータ項目を有するデータベースを構築し、ユーザーが入力した関係者のデータについて前記データベースを検索して該当する関係者のページファイルを検索してユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 前記編集手段は、前記表示手段が表示した所定のページファイルに少なくとも1種類のマークを付けることが可能に構成され、前記コンテンツ操作手段は、前記編集手段により前記マークが付加されたときは、そのマークが付加されたページ、付加された位置、及び付加されたマークの種類を含む編集情報を該当するコンテンツファイルのインデックスファイルに記入し、検索時において前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが指定したマークを検索し、該当するマークを付されたページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 前記編集手段は、前記コンテンツファイルの見かけ上のページ配列中の任意の箇所に、区切りページを挿入することができるように構成されており、前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが前記編集手段を用いて所定の区切りページを挿入したときは、インデックスファイルのページ配列の対応位置に区切りページのデータを挿入するように構成され、検索時において前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが指定した区切りページあるいは区切りページによって区切られた任意の区間のページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 前記編集手段は、前記コンテンツファイルの見かけ上のページ配列中の任意の箇所に、階層付きの区切りページを挿入することができるように構成されており、前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが前記編集手段を用いて所定の階層の区切りページを挿入したときは、インデックスデータのページ配列の対応位置にその階層の区切りページのデータを挿入するように構成され、検索時において前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが指定した階層付き区切りページあるいは階層付き区切りページによって区切られた任意の区間のページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 前記編集手段は、前記コンテンツファイルの見かけ上の複数のページを一グループとしてまとめる仮想的なクリップを付すことができるように構成されており、前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが前記編集手段を用いて所定のページファイルに前記クリップを付したときは、インデックスデータのページ配列の対応位置にそのクリップのデータを挿入するように構成され、検索時において前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが指定したクリップによってグループ化されたページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 前記編集手段は、前記コンテンツファイルの見かけ上のページ配列中の任意の箇所に、追加のページを挿入することができるように構成されており、前記コンテンツ操作手段は、ユーザーが前記編集手段によって追加ページを挿入したときは、インデックスファイルにその追加ページのインデックスデータを追加するように構成され、検索時において前記コンテンツ操作手段は、前記追加ページのインデックスデータを含めて所定のページファイルを検索し、ユーザーに所望のページファイルを指定させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 前記編集手段は、他のアプリケーションソフトウェアで作成したファイルを追加ページとして挿入できるよう構成され、追加に際しては、前記他のアプリケーションソフトウェアのファイル形式のままコンテンツファイル中に追加でき、前記追加ページの編集に際しては、前記他のアプリケーションソフトウェアを立ち上げてユーザーに編集させ、編集後の追加ページを再び前記他のアプリケーションソフトウェアのファイル形式で該当するコンテンツファイルに追加した形で前記コンテンツファイルを更新することができるように構成されていることを特徴とする請求項9に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 一つのコンテンツファイルを構成するページファイルが複数のサーバーに記憶されており、前記インデックスファイルには、各ページファイルが記憶されている場所のアドレスが記入されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
- 前記表示手段は、所定のページ区間について一ページずつあるいは一定のページ数ごとに一定の速さで連続的に表示する機能を有するように構成されていることを特徴とする請求項11に記載のブラウジングクライアントサーバーシステム。
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