JP3995144B2 - 混練装置及び混練方法 - Google Patents

混練装置及び混練方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3995144B2
JP3995144B2 JP2001359975A JP2001359975A JP3995144B2 JP 3995144 B2 JP3995144 B2 JP 3995144B2 JP 2001359975 A JP2001359975 A JP 2001359975A JP 2001359975 A JP2001359975 A JP 2001359975A JP 3995144 B2 JP3995144 B2 JP 3995144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kneading
stirring means
stirring
container
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001359975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003159522A (ja
Inventor
利博 岡田
隆夫 井上
雄三 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pacific Machinery and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Pacific Machinery and Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pacific Machinery and Engineering Co Ltd filed Critical Pacific Machinery and Engineering Co Ltd
Priority to JP2001359975A priority Critical patent/JP3995144B2/ja
Publication of JP2003159522A publication Critical patent/JP2003159522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3995144B2 publication Critical patent/JP3995144B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、各種材料を攪拌、混練して、生コンクリート等の混練物を製造する混練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の混練装置としては、例えば特許第3001387(特開平8−150330)号公報に示すものがある。この混練装置は、混練容器の中心に垂設した内側攪拌手段と、混練容器の内壁に沿って回転する外側攪拌手段と、外側攪拌手段とともに回転する整流板と、内側攪拌手段と外側攪拌手段を逆方向に回転させる駆動系からなっている。内側攪拌手段は、材料を上方及び外側に流動させ、外側攪拌手段は、材料を下方及び内側に流動させることで、材料を内側に流動させる整流板とともに材料が高圧状態で衝突する高圧帯を形成して、混練がなされるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来の混練装置に対し、整流板を使わなくても高い圧力の高圧帯を形成して、攪拌効率を高めたいという要求がある。
【0004】
本発明は、このような要求を考慮してなされたもので、整流板を使用しなくても攪拌効率の高い混練装置及び混練方法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明に係る混練装置は、次のような手段を採用する。
【0006】
請求項1に記載の混練装置は、逆円錐台形もしくは半紡錘形を呈する下半部を備え材料が投入される混練容器と、混練容器の中心部で回転し材料を混練容器の外側及び上方に流動させる内側攪拌手段と、混練容器の内壁沿いで回転し材料を混練容器の内側へ流動させる外側攪拌手段とを備えたものであり、内側攪拌手段は、下部から上部に向かって半径が大きくなるスクリューを備え、かつ、当該スクリューの外径部を結ぶ線が水平線となす角度は、混練容器の下半部の傾斜角度と同じかこれより大きく、90度より小さい範囲にあること、外側攪拌手段は、混練容器の高さ方向の一部分に材料を混練容器の内側へ流動させ、混練容器の内壁に沿った複数の攪拌羽根を備え、この攪拌羽根は混練容器の異なる高さで且つ混練容器の異なる円周位置に設けられていること、上記異なる高さに設けられた複数の攪拌羽根には、材料を混練容器の内側方向に押し出す斜面がそれぞれ形成され、かつ、上部の攪拌羽根になるにしたがって、材料を混練容器の内側へ流動させる流動能力が大きくなるように各攪拌羽根の斜面を大きく形成していることを特徴としている。
【0007】
この手段では、内側攪拌手段と外側攪拌手段とにより形成される材料の高圧帯が、下部から上部に向かって半径が大きくなるスクリューにより、混練容器の上部においても高い圧力を維持するようになる。
また、スクリューの外径部を結ぶ線が水平線となす角度は、混練容器の下半部の傾斜角度と同じかこれより大きく、90度より小さい範囲にあるので、スクリューと外側攪拌手段の隙間が適度に確保される。
さらに、混練容器の高さ方向の一部分に材料を混練容器の内側へ流動させ、混練容器の内壁に沿った複数の攪拌羽根を備え、この攪拌羽根は混練容器の異なる高さで且つ混練容器の異なる円周位置に設けられているので、複数の攪拌羽根の攪拌する半径の大きさ、及び、混練容器の高さ位置が異なり、上方の攪拌羽根で材料が内側に押し出されたのに続いて、下方の攪拌羽根で材料が内側に押し出され、順次位相をずらして流動、攪拌が行われるとともに、上部に向かって半径が大きくなるスクリューと組み合わされ、混練容器の上部においても高い圧力の高圧帯が維持される。なお、1つ1つの攪拌羽根は、短く形成される。
またさらに、異なる高さに設けられた複数の攪拌羽根には、材料を混練容器の内側方向に押し出す斜面がそれぞれ形成されており、上部の攪拌羽根になるにしたがって、材料を混練容器の内側へ流動させる流動能力が大きくなるように各攪拌羽根の斜面を大きく形成しているので、材料を攪拌する斜面が大きくなり、多くの材料を流動させるので、外側攪拌手段により形成される内側への流れは流量が大きくなる。
また、外側攪拌手段は内側攪拌手段との距離も近づくことになる。さらに、外側攪拌手段による回転方向の流れも大きな斜面で多くの材料を流動させて流量が大きくなる。したがって、混練容器の上部において、内側攪拌手段による外向きの流れと衝突して形成される高圧帯の圧力をより高めることができる。
【0008】
請求項2に記載の混練装置は、請求項1記載した攪拌羽根は円周方向に等間隔に設けられていることを特徴としている。
この手段では、混練容器の内部の圧力がバランスされる。
【0009】
また、請求項3に記載の混練装置は、請求項1又は2に記載した外側攪拌手段が、内側攪拌手段と同方向回転、逆方向回転で材料を混練容器の内側へ流動可能なように2つの斜面を備えている。この手段では、外側攪拌手段により両方の回転方向に材料を攪拌可能となる。
【0010】
請求項4に記載の混練装置は、請求項1〜3のいずれか記載した外側攪拌手段の回転方向を内側攪拌手段と同方向回転、逆方向回転に切換可能とする回転方向切換手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
この手段では、外側攪拌手段が内側攪拌手段と同方向回転、逆方向回転に自在に切り換え可能となり、同方向回転では材料の流動速度が高められ、同方向回転から逆方向回転への切換により外側攪拌手段と材料との相対速度が高められる。
【0012】
さらに、前述の課題を解決するため、本発明に係る混練方法は、次のような手段を採用する。
すなわち、請求項5に記載の混練方法は、請求項1〜4のいずれかに記載した外側攪拌手段を内側攪拌手段と同方向に所定時間回転させた後、外側攪拌手段を逆方向に所定時間回転させることを特徴としている。
【0013】
この手段では、外側攪拌手段が内側攪拌手段と同方向回転の運転から逆方向回転の運転に切り換えられ、同方向回転で材料の流動速度が高められた後、同方向回転から逆方向回転への切換により外側攪拌手段と材料との相対速度が高められる。
【0014】
請求項6に記載の混練方法は、請求項5に記載した外側攪拌手段の回転方向の切換を複数回繰り返すことを特徴とする。
この手段では、同方向回転で材料の流動速度が高められる運転状態と、逆方向回転への切換で外側攪拌手段と材料との相対速度が高められる運転状態が繰り返される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る混練装置の実施の形態を図面に基いて説明する。
【0026】
図1〜図6は、本発明に係る混練装置及び混練方法の実施の形態(1)を示すものである。
【0027】
この実施の形態の混練装置100は、生コンクリートの製造に必要なセメント、骨材、水などを混練材料Mとする混練装置として好適なものである。
【0028】
混練装置100は、混練容器4と、混練容器4の中心部に垂設されて回転する内側攪拌手段2と、内側攪拌手段2の外側に回転可能に設けられた外側攪拌手段3と、駆動手段5とから主に構成されている。
【0029】
混練容器4は、上端に開口部を有するほぼ円筒状の上半部41と、逆円錐台形もしくは半紡錘形を呈する有底筒状の下半部42と、上端の開口部を閉塞し中央に軸孔44を有する蓋体43と、下部ないし底部の排出口47を開閉可能なゲート48とからなる。
【0030】
蓋体43には、その一部を開口して、ホッパ46で囲った材料投入部45が形成されている。また、ゲート48は、混練容器4の内部から混練されたコンクリートなどを排出するものであり、手動またはエアシリンダ49などの動力によって開閉可能となっている。
【0031】
駆動手段5は、内側攪拌手段2を駆動する電動モータ等からなる駆動部51と、外側攪拌手段3を駆動する電動モータ等からなる駆動部52とから主に構成されている。また、駆動部52には、歯車53が連結され、歯車53は歯車54と噛み合っている。なお、外側攪拌手段3の駆動方法はこの歯車による方法に限られるものではなく、例えば、プーリーとベルトで駆動することもできる。
【0032】
内側攪拌手段2は、混練容器4の中心に垂設され駆動部51によって回転駆動される回転軸22と、回転軸22に固定される螺旋形のブレード23とからなり、回転軸22と螺旋形のブレード23とでスクリュー24が構成されている。また、ブレード23は、2枚のブレード23a、23bが180度位相をずらせて回転軸22に巻かれている(図2参照)。そして、このスクリュー24は、混練容器4の下部の半径r1に対し混練容器4の上部の半径r2に示すように、下部から上部に向かってブレード23の半径が徐々に大きくなるように形成されている。
【0033】
このスクリュー24の半径増大の程度は混練容器4の下半部42の傾斜角度θ1に関係し、スクリュー24の半径の増大によりスクリュー外径部25を結ぶ線Lが水平線となす角度θ2は、混練容器4の下半部42の傾斜角度θ1と同じかこれより大きく、90度より小さい範囲としている。
【0034】
このブレード23の螺旋方向は上方から見て右巻上がり、すなわち、左ネジ方向としており、左回り(図1などの矢印R1方向)にスクリュー24を回転させると、混練容器4内に投入される材料Mを上方及び外側へ流動させる推進力が与えられるようになっている。なお、スクリュー24の螺旋方向は右ネジ方向としても構わない。
【0035】
外側攪拌手段3は、内側攪拌手段2の回転軸22に同軸に外装され駆動部52によって(歯車53、54を介して)回転駆動される回転軸32と、回転軸32に固定されるフランジ36と、フランジ36から半径方向に延びるアーム33と、アーム33から混練容器4に垂設された支持部材34と、支持部材34に固定され混練容器4の内壁と僅かな隙間を保持したほぼ三角柱形の攪拌羽根35とからなる。
【0036】
なお、外側攪拌手段3の攪拌羽根35は、混練容器4の高さ方向の一部分で材料Mを混練容器4の内側へ流動させるもので、攪拌羽根35は異なる高さで且つ混練容器の異なる円周位置に複数、ここでは3個、円周方向に120度のほぼ等間隔に設けられている。
【0037】
すなわち、攪拌羽根35は、最下部を攪拌する攪拌羽根35aと、最上部を攪拌する攪拌羽根35cと、その中間部を攪拌する攪拌羽根35bとからなっており、各々の攪拌羽根35は、高さ方向の位置が異なっているが一部は高さ方向で重なるように設けられている。なお、この実施の形態では、攪拌羽根35cはアーム33に直接連結されている。通常、外側攪拌手段3は、内側攪拌手段2の回転と逆方向に回転するように設定されており、これらの攪拌羽根35は、図1などに示す回転方向R2に回転することで、斜面351が材料Mを混練容器4の内側方向へ押し出すことになり、材料Mを混練容器4の内側へ流動させる推進力が与えられるようになる。
【0038】
なお、攪拌羽根35は3個に限られるものではなく、混練装置の容量、大きさなどにより、適宜個数が選択されるものである。また、この実施の形態では、攪拌羽根35は、内側攪拌手段2の回転と同方向にも攪拌可能なように斜面352を備えている。
【0039】
このように構成された混練装置100の作用を以下に説明する。
図3及び図4〜図6は、混練装置100内部の材料の流れる方向を正面断面図及び平面断面図で示したものである。ここで、外側攪拌手段3は、混練容器4の高さ方向の異なる位置を異なる位相で(120度ずれて)攪拌しているが、図3では連続した攪拌羽根35で示している。また、図4〜図6は、混練容器4の高さの異なる位置での断面図である。
【0040】
内側攪拌手段2であるスクリュー24のR1方向の回転によって、上向きの流れf1及び外向きの流れf2が形成される(図3参照)とともに、回転方向R1に流れf5が形成される(図4〜6参照)。また、外側攪拌手段3である攪拌羽根35のR2方向の回転によって、内向きの流れf4が形成されるとともに、回転方向R2に流れf6が形成される。さらに、混練容器4の下半部42の逆円錐台形もしくは半紡錘形の形状により、混練容器4の斜面に沿って材料の流れf3(スクリュー24の上向きの流れf1にも引かれて)が形成される。
【0041】
これらの流れが重なると、材料Mは混練容器4の中心部で上昇し、外周部付近で下降して再び中心部に環流する循環流(f1、f3)を生じる。さらに、外向きの流れf2と内向きの流れf4がスクリュー24と攪拌羽根35の間の空間で衝突し、また、回転方向の流れf5とf6が衝突して、材料Mが高圧状態となる高圧帯1が形成される。
【0042】
この高圧帯1では、材料Mが強い圧縮力を受けながら、同時にその反作用(膨張力)が瞬間的、且つ、反復連続的に働くため、材料の粒子が衝突摩擦を繰り返すことになる。すなわち、高圧帯1では強い捩力、剪断力、加圧力などが作用することになる。その結果、材料の素材が異なる粒子においても、強制的に結合が行われ、緊密に混練されることになる。
【0043】
この高圧帯1に生じる圧力pは、スクリュー24のブレード23と攪拌羽根35との距離に大きく影響を受けると考えられる。すなわち、両ブレードの距離が大きくなるほど高圧帯1の圧力pが低下することになる。しかし、従来のようにスクリューの半径が一定の場合は、混練容器4の上部に行くほど攪拌羽根との距離が大きく離れすぎてしまい、高圧帯1の圧力pは、上部になるほど小さくなっていた。その対策として整流板を設けたりしていたが、このスクリュー24のように、下部から上部に向かってブレード23の半径をr1からr2のように徐々に大きくなるように形成することで、スクリュー24のブレード23と攪拌羽根35との距離を変化させないように、またはこの距離の拡大を緩和し、混練容器4の高さ方向によって高圧帯1の圧力pがほぼ一定もしくは変化の少ないようにできる。言い換えれば、高圧帯1の圧力pが混練容器4の高さ方向によってほぼ一定もしくは変化の少ないように(混練容器の下部から上部に向かって減少しにくいように)内側攪拌手段2のスクリュー24の半径を下部から上部に向かって大きくしている。
【0044】
さらに、スクリュー24のブレード23の半径を混練容器4の上部に向かって大きくすることで、スクリュー24の回転によるスクリュー外径部25の周速度が大きくなり、スクリュー外径部25から送り出される外向きの流れf2、及び、回転方向の流れf5は速度が高められ、高圧帯1の圧力pを高めることができる。
【0045】
また、図6に示すように、各攪拌羽根35a、35b、35cの攪拌する半径の大きさ、及び、混練容器4の高さ位置が異なっているので、攪拌羽根35aで材料Mが内側に押し出されたのに続いて、攪拌羽根35bで材料が内側に押し出され、さらに、攪拌羽根35cが同様に作用するように、順次位相をずらして流動、攪拌が行われる。このように、混練容器4の異なる高さにおいて外側攪拌手段3による材料Mの流れが位相をずらして形成されるので、混練容器4の高さ方向に連続する攪拌羽根を有する従来の外側攪拌手段に比べ、外側攪拌手段3としての攪拌性能が高められる。そして、この外側攪拌手段3により流動する材料Mが、下部から上部に向かってブレード23の半径が大きくなる内側攪拌手段2により流動する材料Mと衝突して高圧帯1を形成するので、高い圧力pの高圧帯1を形成する性能を維持して、且つ、材料Mの流動性を高めることが可能となっている。
【0046】
これらにより、混練容器4の高さ方向の位置による圧力変化の少ない高圧帯1が形成されるので、従来のように整流板を設けなくても攪拌効率を高めることが可能となる。
【0047】
この実施の形態によれば、内側攪拌手段2であるスクリュー24と外側攪拌手段3である攪拌羽根35により形成される材料Mの高圧帯1が、下部から上部に向かって半径が大きくなるスクリュー24により、混練容器4の上部においても高い圧力を維持するようにしたので、整流板を使わずに攪拌効率を高められる。
【0048】
また、各攪拌羽根35a、35b、35cの攪拌する半径方向の長さ、及び、半径の位置が異なっており、攪拌羽根35aで押し出しされた材料Mに続いて、攪拌羽根35b、攪拌羽根35cで順次位相をずらして材料Mが押し出され、流動、攪拌が行われるので、材料Mの流動性が高められる。
【0049】
また、攪拌羽根35を3つに分けたので1つ1つを短くでき、攪拌羽根35の駆動トルクを小さくできる。なお、攪拌羽根35は円周方向にほぼ等間隔に設けられているので、混練容器4の内部の圧力がバランスされ、安定した運転状態を維持できる。
【0050】
なお、この実施の形態ではブレード23は180度位相をずらせた2枚ブレードとしたが、1枚のブレードが螺旋形に巻上がる1枚ブレードとしても構わない。また3枚以上のブレードとすることもできる。
【0051】
また、必要に応じ、従来の特許第3001387号公報に示されたような整流板を外側攪拌手段3と内側攪拌手段2との間で、外側攪拌手段3と同一回転するように回転軸32に固定して設けることも可能である。混練容器4の大きさ(容量)によって、スクリュー24が上部で大きくなりすぎてしまう場合には、整流板を併用することも有効である。これにより、スクリュー24の半径を上部で拡大した際に、スクリュー24の半径の増大を押さえることが可能である。
【0052】
図7〜図12は、本発明に係る混練装置の実施の形態(2)を示すものである。
【0053】
この混練装置200は、実施の形態(1)に対し、外側攪拌手段3を変更したものである。
【0054】
この外側攪拌手段3は、上部の攪拌羽根35になるにしたがって、攪拌羽根35が有する流動能力を大きくしたものであり、具体的には、最下部の攪拌羽根35aの三角柱よりも中間部の攪拌羽根35bの三角柱を大きくし、さらに中間部の攪拌羽根35bの三角柱よりも最上部の攪拌羽根35cの三角柱を大きくしている。
【0055】
これにより、材料を攪拌する斜面351が大きくなり、多くの材料を流動させるので、外側攪拌手段3により形成される内側への流れf4は流量が大きくなる。また、外側攪拌手段3は内側攪拌手段2との距離も近づくことになる。さらに、図10〜図12に示すように、外側攪拌手段3による回転方向の流れf6も大きな斜面351で多くの材料を流動させて流量が大きくなる。したがって、混練容器4の上部において、内側攪拌手段2による外向きの流れf2と衝突して形成される高圧帯1の圧力をより高めることができる。
【0056】
この実施の形態によれば、前述の実施の形態(1)と同様の作用、効果が奏されることに加えて、混練容器4の上部において形成される高圧帯1の圧力をより高めることができ、整流板を使わずに攪拌効率をさらに高められる。
【0057】
図13、図14は、本発明に係る混練装置の実施の形態(3)及び混練方法の実施の形態を示すものである。
【0058】
この混練装置300は、実施の形態(1)に対し、外側攪拌手段3に回転方向切換手段55を加えたものである。
【0059】
回転方向切換手段55は、外側攪拌手段3の回転方向を内側攪拌手段2の回転方向と同方向回転、逆方向回転に切り換え可能とするものである。具体的には、外側攪拌手段3の回転方向の切換を手動スイッチで駆動部52に伝達するか、または、コンピュータでプログラムされた指令を駆動部52に出力するものである。
【0060】
なお、外側攪拌手段3の攪拌羽根35は、内側攪拌手段2の回転方向と同方向回転、逆方向回転の両方の回転方向に対し傾斜した2つの斜面351、352を備えた三角柱形の部材であり、攪拌羽根35は斜面351と斜面352が同じ形状の左右対称としているが、左右対称に限定されるものではなく、混練する材料や混練方法で最適な斜面351、352の角度や形状を選択可能である。
【0061】
図14は、この混練装置300の運転方法を示すフローチャートであり、外側攪拌手段3の回転方向に関する制御方法を示している。従来は、実施の形態(1)で示したように、外側攪拌手段3は内側攪拌手段2と逆方向回転させて混練を行う(R1が左回転の場合、R2が右回転)が、ここでは、初めのステップ1(S1)で外側攪拌手段3を内側攪拌手段2と同方向回転させる(R1、R2ともに左回転)。こうすると、外側攪拌手段3の回転に材料Mが引きずられて、外側攪拌手段3を逆方向回転させた場合に比べ、材料全体を高速で回転させることが可能となる。すなわち、実施の形態(1)で示した流れf5の速度が大きなものとなる。
【0062】
この状態を設定時間t1だけ継続させ、材料Mの流れを安定化させる。そして、ステップ2(S2)で設定時間t1を過ぎたと判断すれば、ステップ3(S3)で外側攪拌手段3を逆方向回転させる。ただし、外側攪拌手段3は同方向回転から瞬時に逆方向回転するわけではなく、一度停止してから逆方向回転させることになる。この同方向回転状態から逆方向回転状態に移行する速度は、混練装置300の容量、駆動部52の容量、材料の攪拌抵抗、スクリューの強度など、種々の要素に応じてできるだけ早く移行可能な速度が設定される。限界の速度以上に設定すると、各部に故障を生じる可能性があるためである。
【0063】
このように、同方向回転から逆方向回転に移行させることで、高速で回転する材料に対し、外側攪拌手段3すなわち攪拌羽根35により対向する流れf6(実施の形態(1)で説明した)を衝突させることができ、その衝突による高圧帯1の圧力pを従来より高い圧力にすることができる。その結果、従来以上に緊密に混練が行われることになり、攪拌効率を高めることが可能となる。
【0064】
この逆方向回転の状態を設定時間t2だけ継続させ、ステップ4(S4)で設定時間t2を過ぎたと判断すれば、ステップ5(S5)に進む。ここでは、同方向回転の運転、逆方向回転の運転のパターンをn回繰り返したかを判断する。この同方向回転の運転、逆方向回転の運転のパターンを何回繰り返すかは材料Mの性状、製品に要求される品質レベル、混練装置300の能力などで最適な回数が選択される。
【0065】
なお、外側攪拌手段3を同方向回転、逆方向回転させることで、外側攪拌手段3すなわち攪拌羽根35に材料が付着するのを防止でき、材料Mの付着による共回りをなくして、攪拌羽根35後方の材料を混練に参加させ、攪拌効率をアップできる。また、攪拌羽根35が軽くなるので、駆動部にかかる負荷を低減でき、消費電力が低減される。また、攪拌終了後、攪拌羽根35への材料Mの付着が少ないので、次の材料を投入して混練する前の清掃も容易になる。
【0066】
この実施の形態によれば、外側攪拌手段3が内側攪拌手段2と同方向回転、逆方向回転に自在に切り換え可能となり、同方向回転では材料Mの流動速度が高められ、同方向回転から逆方向回転への切換により外側攪拌手段3と材料Mとの相対速度が高められるので、材料Mの衝突による高圧帯1の圧力pをより高い圧力にすることができ、攪拌効率を高めることが可能となる。
【0067】
また、実施の形態(1)で示したように、混練容器4の上部においても高圧帯1は高い圧力を維持するので、外側攪拌手段3の回転方向切換の効果がより大きくなる。
【0068】
また、外側攪拌手段3を同方向回転、逆方向回転させることで、外側攪拌手段3すなわち攪拌羽根35に材料が付着するのを防止でき、攪拌効率をアップできる。また、攪拌終了後、攪拌羽根35への材料Mの付着が少ないので、次の材料を投入して混練する前の清掃も容易になる。
【0069】
また、同方向回転で材料Mの流動速度が高められる運転状態と、逆方向回転への切換で外側攪拌手段3と材料Mとの相対速度が高められる運転状態が繰り返されるようにしたので、材料Mの性状、製品に要求される品質レベル、混練装置300の能力などで最適な繰り返しの回数が選択可能となる。
【0070】
なお、この混練装置300に従来の特許第3001387号公報に示されたような整流板を外側攪拌手段3と内側攪拌手段2との間で、外側攪拌手段3と同一回転するように回転軸32に固定して設けることも可能である。これにより、整流板を設けた混練装置においても、材料の回転方向が変えられることで、より材料Mの流動を促すことが可能になる。
【0071】
また、この実施の形態で示した混練方法を、スクリューの半径が一定の従来の混練装置に適用することも可能である。これにより、上述したように従来の混練装置の攪拌効率を高めることができる。
【0072】
また、各実施の形態に示した以外に、材料Mを上述したように流動させるような内側攪拌手段2、外側攪拌手段3であれば、そのブレード形状を他の異なるブレード形状とすることも可能である。
【0073】
また、各実施の形態は、コンクリートを製造するのに適した混練装置として説明したが、これに限定されるものではなく、他の各種材料、例えば生ゴミの混練などにも適用可能である。
【0074】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る混練装置は、内側攪拌手段であるスクリューと外側攪拌手段により形成される材料の高圧帯が、下部から上部に向かって半径が大きくなるスクリューにより、混練容器の上部においても高い圧力を維持するようにしたので、整流板を使用しなくても攪拌効率を高められるという効果がある。
また、スクリューの外径部を結ぶ線が水平線となす角度は、混練容器の下半部の傾斜角度と同じかこれより大きく、90度より小さい範囲にあるので、スクリューと外側攪拌手段の隙間が適度に確保される。
さらに、混練容器の高さ方向の一部分に材料を混練容器の内側へ流動させ、混練容器の内壁に沿った複数の攪拌羽根を備え、この攪拌羽根は混練容器の異なる高さで且つ混練容器の異なる円周位置に設けられているので、複数の攪拌羽根の攪拌する半径の大きさ、及び、混練容器の高さ位置が異なり、上方の攪拌羽根で材料が内側に押し出されたのに続いて、下方の攪拌羽根で材料が内側に押し出され、順次位相をずらして流動、攪拌が行われるとともに、上部に向かって半径が大きくなるスクリューと組み合わされ、混練容器の上部においても高い圧力の高圧帯が維持される。なお、1つ1つの攪拌羽根は、短く形成される。
またさらに、異なる高さに設けられた複数の攪拌羽根には、材料を混練容器の内側方向に押し出す斜面がそれぞれ形成されており、上部の攪拌羽根になるにしたがって、材料を混練容器の内側へ流動させる流動能力が大きくなるように各攪拌羽根の斜面を大きく形成しているので、材料を攪拌する斜面が大きくなり、多くの材料を流動させるので、外側攪拌手段により形成される内側への流れは流量が大きくなる。
また、外側攪拌手段は内側攪拌手段との距離も近づくことになる。さらに、外側攪拌手段による回転方向の流れも大きな斜面で多くの材料を流動させて流量が大きくなる。したがって、混練容器の上部において、内側攪拌手段による外向きの流れと衝突して形成される高圧帯の圧力をより高めることができる。
【0075】
また、本発明に係る混練方法は、外側攪拌手段が内側攪拌手段と同方向回転の運転から逆方向回転の運転に切り換えられ、同方向回転で材料の流動速度が高められた後、同方向回転から逆方向回転への切換により外側攪拌手段と材料との相対速度が高められるので、材料の衝突による高圧帯の圧力を高い圧力にすることができ、攪拌効率を高めることが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る混練装置の実施の形態(1)を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る混練装置の実施の形態(1)を示す正面断面図である。
【図3】 本発明に係る混練装置の実施の形態(1)の作用を示す正面断面図である。
【図4】 図2のX−X線断面図である。
【図5】 図2のY−Y線断面図である。
【図6】 図2のZ−Z線断面図である。
【図7】 本発明に係る混練装置の実施の形態(2)を示す斜視図である。
【図8】 本発明に係る混練装置の実施の形態(2)を示す正面断面図である。
【図9】 本発明に係る混練装置の実施の形態(2)の作用を示す正面断面図である。
【図10】 図8のX’−X’線断面図である。
【図11】 図8のY’−Y’線断面図である。
【図12】 図8のZ’−Z’線断面図である。
【図13】 本発明に係る混練装置の実施の形態(3)及び混練方法の実施の形態を示す正面断面図である。
【図14】 本発明に係る混練装置の実施の形態(3)及び混練方法の実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 高圧帯
2 内側攪拌手段
3 外側攪拌手段
4 混練容器
5 駆動手段
22 回転軸
23 ブレード
24 スクリュー
25 スクリュー外径部
32 回転軸
33 アーム
34 支持部材
35 攪拌羽根
36 フランジ
41 上半部
42 下半部
44 軸孔
43 蓋体
45 材料投入部
46 ホッパ
47 排出口
48 ゲート
49 エアシリンダ
51 駆動部
52 駆動部
53 歯車
54 歯車
55 回転方向切換手段
100 混練装置
200 混練装置
300 混練装置
351 斜面
352 斜面
f1、f2、f3 流れ
f4、f5、f6 流れ
R1、R2 回転方向
r1、r2 半径
θ1、θ2 角度

Claims (6)

  1. 逆円錐台形もしくは半紡錘形を呈する下半部を備え材料が投入される混練容器と、混練容器の中心部で回転し材料を混練容器の外側及び上方に流動させる内側攪拌手段と、混練容器の内壁沿いで回転し材料を混練容器の内側へ流動させる外側攪拌手段とを備えた混練装置において、
    内側攪拌手段は、下部から上部に向かって半径が大きくなるスクリューを備え、かつ、当該スクリューの外径部を結ぶ線が水平線となす角度は、混練容器の下半部の傾斜角度と同じかこれより大きく、90度より小さい範囲にあること、
    外側攪拌手段は、混練容器の高さ方向の一部分に材料を混練容器の内側へ流動させ、混練容器の内壁に沿った複数の攪拌羽根を備え、この攪拌羽根は混練容器の異なる高さで且つ混練容器の異なる円周位置に設けられていること、
    上記異なる高さに設けられた複数の攪拌羽根には、材料を混練容器の内側方向に押し出す斜面がそれぞれ形成され、かつ、上部の攪拌羽根になるにしたがって、材料を混練容器の内側へ流動させる流動能力が大きくなるように各攪拌羽根の斜面を大きく形成していることを特徴とする混練装置。
  2. 攪拌羽根は円周方向に等間隔に設けられていることを特徴とする請求項1記載の混練装置。
  3. 外側攪拌手段は、内側攪拌手段と同方向回転、逆方向回転で材料を混練容器の内側へ流動可能なように2つの斜面を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の混練装置。
  4. 外側攪拌手段の回転方向を内側攪拌手段と同方向回転、逆方向回転に切換可能とする回転方向切換手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の混練装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の混練装置を用いた混練方法であって、外側攪拌手段を内側攪拌手段と同方向に所定時間回転させた後、外側攪拌手段を逆方向に所定時間回転させることを特徴とする混練方法。
  6. 請求項5に記載の混練方法において、外側攪拌手段の回転方向の切換を複数回繰り返すことを特徴とする混練方法。
JP2001359975A 2001-11-26 2001-11-26 混練装置及び混練方法 Expired - Fee Related JP3995144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001359975A JP3995144B2 (ja) 2001-11-26 2001-11-26 混練装置及び混練方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001359975A JP3995144B2 (ja) 2001-11-26 2001-11-26 混練装置及び混練方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003159522A JP2003159522A (ja) 2003-06-03
JP3995144B2 true JP3995144B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=19170876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001359975A Expired - Fee Related JP3995144B2 (ja) 2001-11-26 2001-11-26 混練装置及び混練方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3995144B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103624877A (zh) * 2013-10-22 2014-03-12 四川宏劲机械有限公司 一种立轴搅拌机
CN103692552A (zh) * 2013-12-13 2014-04-02 四川宏劲机械有限公司 一种新型立式搅拌机

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100701605B1 (ko) 2005-07-07 2007-04-03 주식회사 대한아이엠 콘크리트 첨가물 현장 배합 및 고속 믹싱방법 및 그 장치
JP4848292B2 (ja) * 2007-01-18 2011-12-28 新日本製鐵株式会社 耐火物用混練機および耐火物の混練方法
JP5418126B2 (ja) * 2009-10-09 2014-02-19 新日鐵住金株式会社 不定形耐火物の混練方法
US20110121114A1 (en) * 2009-11-24 2011-05-26 Roto-Mix, Llc Material mixer with multi-flighted auger
JP6041600B2 (ja) * 2011-09-29 2016-12-14 サカタインクス株式会社 撹拌装置
CN104210025B (zh) * 2014-05-30 2017-02-01 福建海源自动化机械股份有限公司 一种采用分段螺杆的浇注搅拌机
CN113103453A (zh) * 2021-03-01 2021-07-13 福根精密科技(滁州)有限公司 一种工程塑料注塑前混合搅拌及料块打散装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103624877A (zh) * 2013-10-22 2014-03-12 四川宏劲机械有限公司 一种立轴搅拌机
CN103624877B (zh) * 2013-10-22 2015-09-23 四川宏劲机械有限公司 一种立轴搅拌机
CN103692552A (zh) * 2013-12-13 2014-04-02 四川宏劲机械有限公司 一种新型立式搅拌机
CN103692552B (zh) * 2013-12-13 2015-09-23 四川宏劲机械有限公司 一种立式搅拌机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003159522A (ja) 2003-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5085929B2 (ja) 粉粒体混合装置
JP3995144B2 (ja) 混練装置及び混練方法
AU634044B2 (en) Agitator
CN101822955A (zh) 搅拌粉状和/或颗粒状材料的方法及搅拌机
CN108237623A (zh) 一种人造石英石搅拌机
JP5613165B2 (ja) バッフルを利用した攪拌容器
JP2008506512A (ja) ダイナミックミキサー
JP6697632B2 (ja) 交差する撹拌ブレードを有し、対称的及び同一方向に回転可能な2つの回転シャフトからなるスターラ、及び撹拌方法
CN210880788U (zh) 用于双螺杆挤出机的喂料装置
JP2002361060A (ja) 撹拌混合装置
JP6869414B1 (ja) 攪拌装置
WO2006033276A2 (ja) 撹拌機
JP2021000589A (ja) 攪拌羽根組立体および攪拌槽
JP4738737B2 (ja) ダイナミック・ミキサー
CN106890589A (zh) 一种具有自洗功能的搅拌送料装置
CA2210277C (en) Mixing apparatus
JP4030073B2 (ja) 撹拌装置の運転方法
CN206551214U (zh) 混凝土搅拌设备
CN103978573A (zh) 一种用于塑胶粒混料的设备
CN208930498U (zh) 一种小型塑料颗粒搅拌机
CN220614591U (zh) 一种搅拌均匀的搅拌机
CN207711049U (zh) 一种人造石英石搅拌机
KR101227979B1 (ko) 핀을 이용한 교반용기 및 이를 포함하는 교반능력이 향상된 교반기
CN206935249U (zh) 一种具有自洗功能的搅拌送料装置
JP2022164332A (ja) 流動体の撹拌装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040628

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070323

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070726

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3995144

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees