JP3994349B2 - 盗難防止機能を備えたdvd等の貸出しケース及び解錠具 - Google Patents

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Description

本発明はレンタルショップの棚に陳列されているDVD、CD、ゲームソフト等を盗難から守ることが出来る盗難防止機能を備えた貸出しケースに関するものである。
ビデオテープの場合も同じであるが、DVDをケースのまま店内の陳列棚に直接配列している場合には盗難に遭うケースが多い。勿論、DVDの貸出しケースには盗難防止用のタグシールが貼着されていて、店の出入り口にある盗難防止ゲートをそのまま通過することで警報が鳴るようなシステムを採用している。しかし、このタグシールを剥してしまうならば、そのまま持ち出しても盗難防止ゲートが感知して警報を発することはない。
そこで、DVDを入れた貸出しケースをさらに別の陳列用ケースに入れた状態で店内の陳列棚に配列している場合が多い。そこで顧客は陳列ケースから取出して店のカウンターへ運んで借りることが出来る。この際、店員は所定の手続きをとった上でDVDを収容した貸出しケースを顧客に手渡すことになるが、この該貸出しケースからDVDが取出せるように解錠しなくてはならずこの作業が面倒である場合が多く、複数枚のDVDを借りる場合に時間がかかって顧客に迷惑を掛けることになる。
特許第33994728号に係る「ケース」は、陳列や販売以外に貸出しケースになると共に、収納商品の盗難を防止することが出来るものであり、この請求項4には「側面に商品の出し入れ用の開口を有する箱体と、この箱体の下縁側に適宜のヒンジを介して前記開口を開閉するように設けた蓋体と、この蓋体と前記箱体とのそれぞれの側壁の上縁から連なって上方に突出すると共に、延長を内方に7字状に屈曲した屈曲壁によって設けた並列係合溝とで構成したケースと、前記係合溝に連結板を介して対向する両側板の上縁部を前記ケースの閉鎖状態維持の係合状態に、かつ抜き差し自在に差し込んだスライダとから成り、上記スライダと上記ケース或は係合溝との対向面に前記スライダの差し込みにともない押し戻され、かつ差し込み終了にともない係合関係に成りうるような係止手段を設けたことを特徴とするケース。」である。
上記スライダにはダグが貼着されている為に、ケースの係合溝にスライダが差し込まれることで、ケースを開くことが出来ないと共に店からケースごと持ち出すことも出来ない。従って、盗難を防止することが可能と成るが、ケース内に収容されているDVDを貸出しする際にはスライダを抜き取ってケースを開くことが出来る状態にしなくては成らない。本件発明のケースの場合には解除具が用いられ、該解除具をスライダを差し込んだ状態で形成される間隙に挿入して係止手段を解除することが出来るように成っている。
そこで、借りる為に客が持って来た個々のケースに解除具を挿入してスライダを抜き取った状態で貸し出す作業が強いられる。このような解錠操作はDVDの貸出しケースごとに行わなくてはならず、一人の顧客が複数枚のDVDを借りる場合、又別の顧客が貸出し手続きを待っている場合であれば、非常に手間がかかる操作となる。すなわち、複数枚が同時に解錠出来てスピーディな貸出しを行うことが出来るケースが望ましい。
特許第33994728号に係る「ケース」
このように、従来のDVD等の貸出しケースをロックしているスライダを解除して貸し出す作業は煩雑化し、客が一度に複数枚のDVDを借りる場合には、貸出しに時間がかかる。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、DVDを収容した複数枚の貸出しケースのスライダ(ロックプレート)を簡単に、しかも同時に解除することが出来る盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケースを提供する。又、ロックプレートを解錠することが出来る解錠具を提供する。
本発明に係るDVD等の貸出しケースは本体ケースと蓋から成り、蓋は継手部を介して開閉可能な構造とし、閉じることで本体ケースを被覆してDVD等を収納することが出来る。本体ケースの中央には従来のケースと同じようにDVD等の中心穴に嵌るヘソが突出して設けられ、そして蓋又は本体ケースには補助ケースを備えることもある。この補助ケースはチャプターシート、宣伝用のチラシ等を入れる為の空間である。
ところで、この貸出しケースは陳列用ケース(外ケース)に収容されて店の陳列棚に陳列されることになるが、貸出しケースからDVD等が盗まれないように蓋はロックされている。そこでロック構造としてはロックプレートが使用され、貸出しケースに設けた開口から該ロックプレートがスライドして挿入され、ロックプレートは本体ケースと蓋に噛み合って係合することが出来る。従って、蓋は開くことなく本体ケースにロックされる。
そして、貸出しケースの側縁には内部へ連通する穴を貫通し、該穴からピンを挿入してロックプレートを押圧することでスライドさせてロックプレートが引き抜かれる。ところで、貸出しケースに挿入したロックプレートにはロックツメが設けられ、該ロックツメは貸出しケースの係止部に係止している為に外れない構造と成っている。該ロックツメは撓み変形するアーム先端に形成され、アームには磁石または磁石に作用する磁性体を備えている。
そこで、上記ロックツメを係止部から外す為に磁石が用いられ、磁石の磁気力を利用してロックツメを磁石側へ引き寄せて係止部から外し、その状態でロックプレートをスライドして取外すことが出来る構造としている。ここで、ロックプレートにはタグシールが貼着されていて、取外さないで貸出しケースを持ち出すならば、出入り口に設置している防犯装置が感知して警報を発するようなる。
ところで、上記ケース外側に貫通した穴に挿入するピンは解錠具の起立部に取付けられ、該ピンは起立部に複数本設けられて適当なピンが穴に嵌る。その為に、各ピンにはバネ力が付勢されて起立部表面から突出し、先端が押圧されることで後退することが出来る。また、ピンによってロックプレートを直接押圧するのではなく、該ピンからエアーを噴射し、このエアー圧にてロックプレートをスライドして取外すように構成することが可能である。
一方、ケース外側に設けた穴から挿入したピンをロックプレートに係止し、この状態でケースを持ってスライドさせることで、該ロックプレートを引き抜くことも可能である。すなわち、ロックプレートにピン先端を係止してケースを引くことで該ロックプレートを取外す方法であり、ピン先端をロックプレートに係止する具体的な手段は限定しない。
本発明のDVD等の貸出しケースは蓋をロックする為のロックプレートを嵌入していて、このロックプレートを取外すことで蓋を開くことが出来る。そしてロックプレートには撓み変形するアームが取付けられていると共に、該アームにはケース側に設けた係止部に係止する為のロックツメを有している。そこで、貸出しケースを複数枚重ねて解錠具の上に置き、上面に設けている磁石によってアームに備えている磁石又は磁性体が引かれることでロックツメは解錠される。
そして、ロックツメが解錠された状態で、ロックプレートをケース外側の穴から挿入したピンによって押圧することで、又ピンからエアーを噴射することで、さらにはピン先端を係止することでロックプレートを抜くことが出来る。そして、同時に複数枚の貸出しケースのロックを解錠してロックプレートの取外しが可能となり、貸出しを待つ顧客に迷惑をかけなくて済む。
図1は本発明に係る盗難防止機能を備えたDVDの貸出しケースの外観を示している実施例である。同図の1は本体ケース、2は蓋を示し、蓋2は開閉可能に本体ケース1の縁3に取付けられていて、該本体ケース1に被覆される。本体ケース1にはDVDが収容され、該本体ケース1の中央に突出して設けたヘソがDVDの穴に嵌って取付けられる。ところでDVDは本体ケース1に収容されて蓋2が閉じられ、この状態で、陳列用ケース(図示なし)に入れて店内の棚に配列される。
陳列用ケースにはタイトルシートが備わっている為に、顧客は陳列用ケースからDVDが収容されている貸出しケースを抜取ってカウンターへ持ち運んで借りることが出来る。ところで、本発明の貸出しケースは蓋2を開いてDVDが抜取られないように、該蓋2はロックされている為に、カウンターではこのロックを解錠して貸出すことになる。すなわち、貸出しケースの蓋2を閉じてロックプレート3を本体ケース1の開口4から挿入することで蓋2はロックされる構造と成っており、貸し出す際には該ロックプレート3が抜き取られる。
図2は本発明に係る貸出しケースの内部構造を示している実施例である。(a)は蓋2を透視した本体ケース1の正面内部形態、(b)は左側面図、(c)は右側面図をそれぞれ示している。本体ケース1にはDVDを収容する為の空間とロックプレートを嵌入する為の空間が設けられ、DVD収容空間5の中央にはヘソ6が突出していて、DVDの中心穴に嵌るようになっている。このヘソ6は従来のCDケースと同じである。
一方のロックプレート嵌入空間7にはロックプレート3がスライドして嵌入し、蓋2が開かないようにロックされる訳であり、(b)に示すように蓋2を閉じた状態でロックプレート3が嵌入する為の開口4を外側に形成している。該開口4から嵌入したロックプレート3は嵌入完了に伴ってロックされ、解錠具にて解錠しない限り抜き取ることが出来なくなる。
その為に、本体ケース1のロックプレート嵌入空間7には係止部8a,8b、及び係止溝9が設けられ、差し込まれたロックプレート3のロックツメが上記係止部8a,8b、及び係止溝9に係止することが出来る。同時に、差し込まれたロックプレート3によって蓋2が開かないような構造と成っている。
図3はこのロックプレート3を示す具体例であるが、ロックプレート3は平板部10とコ型断面の挟持部11を有し、挟持部11は全長にわたって形成され、平板部10の先端には嵌入バー13を嵌入方向へ突出して設けている。そして平板部10の手前側にはコ型の挟持片12a,12bが2箇所に設けている。
一方、コ型をした上記挟持部11の内部には基部14a,14bを支点として撓み変形するアーム30a,30bを有し、該アーム30aの先端にはロックツメ15aが設けられ、アーム30bの先端にはロックツメ15bが設けられている。そしてこれらロックツメ15a,15bは挟持部背面16から内側へ突出している。このロックツメ15a,15bは背面16から常時突出した状態にあるが、撓み変形するならば上記背面16から後退することが出来る。
ところで、このロックプレート3を上記貸出しケースの開口4からロックプレート嵌入空間7へ嵌入するならば、平板部10は蓋面に接してガイドされ、本体ケース1の内面から起立した係止部8a,8b、及び各リブ17,17・・との隙間に嵌る。又、挟持部11の両側片18,18は本体ケース1及び蓋2の外側縁から内側へ延びるガイド片19,19を挟み込み、同じくガイド片20,20を挟み込むことが出来る。
さらに、本体ケース面から突出して設けられているリング23の嵌入穴21、及び蓋面から突出して設けているリング24の嵌入穴22にはロックプレート3の先端に形成している嵌入バー13が嵌入する。一方、ロックプレート嵌入空間7の蓋側入口付近に設けている係止穴33a,33bに挟持片12a,12bが嵌る。従って、ロックプレート3が挿入されるさらば、上記ガイド片19,19、20,20、及び嵌入穴21,22、さらには係止穴33a,33bを拘束することで蓋2は開くことが出来なくなる。しかも、ロックツメ15a,15bが係止部8a,8b、及び係止溝9に係止することで取外すことも出来ない。
図4は外側縁に設けたガイド片19,19をロックプレート3の挟持部側片18,18が挟み込んでいる状態の断面を、図5(a)は本体ケース1の内面から起立して設けたリング23の嵌入穴21に嵌入バー13が嵌入している場合、図5(b)は蓋2の内面から起立して設けたリング24の嵌入穴22に嵌入バー13が嵌入している場合の断面図を示している。本体ケース側と蓋側から起立して設けたリング23,24の嵌入穴21,22に連続した嵌入バー13が嵌入することで蓋2はロックされる。
図6〜図8はロックプレート3を貸出しケースから解錠具25を用いて抜き取る場合を示している。該解錠具25は底部26と該底部26に対して垂直に起立する起立部27を有すL形を成し、底部26には磁石28a,28bを取付けている。そして、起立部27には複数本のピン34,34・・が設けられ、該ピン34,34・・にはバネ力が付勢されている為に起立部表面35から突出してロックプレート3を押圧する。このように構成した解錠具25に貸出しケースを図6に示すように載置してロックプレート3を取外すことが出来る。
ところで、底部26に備えている磁石28a,28bはロックツメ15a,15bを先端に形成したアーム30a,30bに取着している磁石31a,31bを引き寄せる。すなわち、該アーム30a,30bは磁石側へ撓み変形することが出来、その結果ロックツメ15aは係止部8aから解除され、ロックツメ15bは係止溝9から解除される。
起立部27には複数本のピン34,34・・が表面35からバネ力を付勢した状態で突出して設けられ、前記図6のように解錠具25に貸出しケースを載置するならば、ケース側面36に貫通して設けた穴37にピン34が嵌入し、該ピン34はロックプレート3を押圧する。ロックプレート3のロックツメ15a,15bは磁石28a,28bにて解除される為に、ロックプレート3は図7に示すように押出される。
図9は2枚の貸出しケースを解錠具25に載置した場合であるが、起立部27の表面35からは上下2列を成して複数本のピン34,34・・が突出し、2枚の貸出しケースを適度に載置することで、これらピン34,34・・の適当な位置にある1本のピン34がケース外側36の穴37に嵌ることが出来る。そして、貸出しケースを起立部27の表面側へ移動させるならば、穴37に嵌ったピン34に押されてロックプレート3は押出される。
図7に示すようにロックプレート3の一部が押出されたならば、図8に示すようにロックプレート3を手で引き抜くことが出来る。実施例ではロックプレート3及び解錠具25に磁石を備えているが、互いに引き合う何れか片方のみ磁石とし、対向側にはスチールなどの磁性体を取付ける場合もある。
図10に示す解錠具25はエアーを噴射してロックプレート3を押出すように構成したものである。底部26に前記実施例の場合と同じく磁石28a,28bが設けられ、又起立部27には複数本のピン38,38・・を取付けている。該ピン38,38・・は起立部表面35からバネ力が付勢されて突出しているが、先端を押すならば後退する。起立部27にはエアーホース39が接続し、該エアーホース39を流れたエアーがピン38,38・・の中心軸に貫通した穴を通って噴射する。
貸出しケースの外側36には穴37,37が貫通して設けられ、起立部27に設けた複数本のピン38,38・・のうち適度な1本が貸出しケースを解錠具25に載置することで外側36の穴37に嵌り、該ピン38からエアーが噴出してロックプレート3を押出すことが出来る。図10、図11、図12はロックプレート3を解錠具25にて取外す場合を示している。エアーの噴出は全てのピン38,38・・から噴射しないように、貸出しケースが載置される位置及びピン38の位置を検出することで制御することが出来る。
勿論、貸出しケースを上面32に載置するならば、磁石28a,28bに引かれてアーム30a,30bは撓み変形し、その結果ロックツメ15a,15bは係止部8a及び係止溝9から解除される。そこで、貸出しケースの外側穴37に嵌ったピン38からエアーを噴射することでロックプレート3は図11のようにケースから押出される。
貸出しケースから一部押出されたならば、ロックプレート3を手で摘んで取外すことが出来、図12はロックプレート3を完全に引き抜いた場合である。ところで、解錠具25にてロックプレート3を取り外すことが出来る解錠作業は、前記実施例の場合と同じく複数枚の貸し出しケースを同時に行うことが出来る。すなわち、複数枚の貸出しケースを並べて解錠具25に載置し、解錠作業を行い得る。
図13は本発明に係る貸出しケースに嵌入されるロックプレート3の別形態を表している。ロックプレート3の基本的な形態は前記図3に示したロックプレート3と共通しており、平板部10とコ型断面の挟持部11を有し、挟持部11は全長にわたって形成され、平板部10の先端には嵌入バー13を挿入方向へ突出して設けている。
そして平板部10の手前側にはコ型の挟持片12a,12bが2箇所に設けている。一方、コ型をした上記挟持部11の内部には基部14a,14bを支点として撓み変形するアーム30a,30bを有し、該アーム30aの先端にはロックツメ15aが設けられ、アーム30bの先端にはロックツメ15bが設けられている。そしてこれらロックツメ15a,15bは挟持部背面16から内側へ突出している。このロックツメ15a,15bは背面16から常時突出した状態にあるが、撓み変形するならば上記背面16から後退する。
ところで、このロックプレート3を前記図2に示した貸出しケースの開口4からロックプレート嵌入空間7へ挿入するならば、平板部10は蓋面に接してガイドされ、本体ケース1の内面から起立した係止部8a,8b、及び各リブ17,17・・との隙間に嵌る。ここで、貸出しケースの外側36に設けている貫通穴37は必要ない。そして、挟持部11の両側片18,18は本体ケース1及び蓋2の外側縁から内側へ延びるガイド片19,19を挟み込み、同じくガイド片20,20を挟み込むことが出来る。
さらに、本体ケース面から突出して設けられているリング23の嵌入穴21、及び蓋面から突出して設けているリング24の嵌入穴22にはロックプレート3の先端に形成している嵌入バー13が嵌入する。一方、ロックプレート嵌入空間7の蓋側入口付近に設けている係止穴33a,33bに挟持片12a,12bが嵌る。従って、ロックプレート3が挿入されるさらば、上記ガイド片19,19、20,20、及び嵌入穴21,22、さらには係止穴33a,33bを拘束することで蓋2は開くことが出来なくなる。しかも、ロックツメ15a,15bが係止部8a,8b、及び係止溝9に係止することで取外すことも出来ない。
一方、該ロックプレート3の背面板40には複数の係止穴41,41・・が貫通して設けられている。そして、解錠具25の起立部27には水平に延びる複数本の係止ピン42,42・・が表面35から突出し、上記係止穴41に係止ピン42を係止した状態で引き抜くことが出来る。すなわち、ロックプレート3が挿入してロック状態にある貸出しケースを解錠具25に載置して起立部側へ移動するならば、突出している係止ピン42,42・・の少なくとも1本が係止穴41に嵌って係止する。図14はその状態を表している。
解錠具25は底部26と該底部26に対して垂直に起立する起立部27を有すL形を成し、底部26には磁石28a,28bを取付けている。そして、起立部27には複数本の係止ピン42,42・・が設けられ、該係止ピン42,42・・にはバネ力が付勢されている為に表面35から突出し、ロックプレート3の背面板40に設けている係止穴41に1本の係止ピン42が嵌って係止する。
ところで、底部26に備えている磁石28a,28bはロックツメ15a,15bを先端に形成したアーム30a,30bに取着している磁石31a,31bを引き寄せる。すなわち、該アーム30a,30bは磁石側へ撓み変形することが出来、その結果ロックツメ15aは係止部8aから解除され、ロックツメ15bは係止溝9から解除される。
従って、図15に示すようにこの状態で貸出しケースを引くならば、係止ピン42に係止しているロックプレート3はその位置に残される為に、貸出しケースから引き抜かれることに成る。図16はロックプレート3が完全に取外された状態を表している。
本発明の貸出しケースで蓋を開いた状態の概略図。 (a)は本発明の貸し出しケースの正面透視図、(b)は貸出しケースの左側面図、(c)は貸出しケースの右側面図。 ロックプレートの実施例。 ロックプレートを貸出しケースに挿入した場合の外側縁に形成したガイド片と挟持部側片との噛合い状態。 ロックプレートを貸出しケースに挿入した場合、本体ケース及び蓋から起立して形成したリングの嵌入穴に嵌入バーが嵌入した場合の断面図。 貸出しケースを解錠具に載置した場合。 解錠具にてロックプレートを一部押出した状態。 解錠具にてロックプレートを完全に取外した場合。 解錠具の起立部に設けられている複数本のピンと解錠具に載置した貸出しケース。 貸出しケースを解錠具に載置した場合。 解錠具にてロックプレートを一部押出した状態。 解錠具にてロックプレートを完全に取外した場合。 ロックプレートの実施例。 貸出しケースを解錠具に載置した場合。 解錠具にてロックプレートを一部引き抜いた状態。 解錠具にてロックプレートを完全に取外した場合。
符号の説明
1 本体ケース
2 蓋
3 ロックプレート
4 開口
5 DVD収容空間
6 ヘソ
7 ロックプレート嵌入空間
8 係止部
9 係止溝
10 平板部
11 挟持部
12 挟持片
13 嵌入バー
14 基部
15 ロックツメ
16 背面
17 リブ
18 側片
19 ガイド片
20 ガイド片
21 嵌入穴
22 嵌入穴
23 リング
24 リング
25 解錠具
26 底部
27 起立部
28 磁石
30 アーム
31 磁石
32 上面
33 係止穴
34 ピン
35 表面
36 外側
37 穴
38 ピン
39 エアーホース
40 背面板
41 係止穴






Claims (7)

  1. 店内の棚に陳列したDVD等が盗難に遭わないように盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケースにおいて、該貸出しケースはDVD等の中心穴に嵌るヘソを備えた本体ケースと本体ケースを閉じる蓋から成り、ケースの側面開口から警報装置が感知するタグシールを有すロックプレートをロックプレート嵌入空間にスライドして嵌入することで蓋が開かないように互いに噛み合ってロックする構造とし、ロックプレートは平板部とコ形断面の挟持部から成り、又挟持部には撓み変形するアーム先端にロックツメを形成すると共に該アームには磁石又は磁性体を取付け、そしてケース外側には解錠具の起立部に取付けてロックプレートを押圧する為にバネ力が付勢されて表面から水平に突出するピンが嵌入する貫通穴を設け、該ロックプレートをケースのロックプレート嵌入空間へ挿入することでアーム先端のロックツメをケースに設けた係止部に係止してロックすることを特徴とする盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケース。
  2. 店内の棚に陳列したDVD等が盗難に遭わないように盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケースにおいて、該貸出しケースはDVD等の中心穴に嵌るヘソを備えた本体ケースと本体ケースを閉じる蓋から成り、ケースの側面開口から警報装置が感知するタグシールを有すロックプレートをロックプレート嵌入空間にスライドして嵌入することで蓋が開かないように互いに噛み合ってロックする構造とし、ロックプレートは平板部とコ形断面の挟持部から成り、又挟持部には撓み変形するアーム先端にロックツメを形成すると共に該アームには磁石又は磁性体を取付け、そしてケース外側には解錠具の起立部に取付けてロックプレートを押出す為のエアーを噴射することが出来るようにバネ力が付勢されて表面から水平に突出するピンが嵌入する貫通穴を設け、該ロックプレートをケースのロックプレート嵌入空間へ挿入することでアーム先端のロックツメをケースに設けた係止部に係止してロックすることを特徴とする盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケース。
  3. 本体ケース及び蓋の外側縁には内側へ突出するガイド片を設け、該ガイド片をロックプレートの挟持部に形成した側片にて挟み込んだ請求項1、又は請求項2記載の盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケース。
  4. 本体ケースの内面及び蓋の内面から夫々リングを起立して設け、ロックプレートの先端に嵌入バーを延ばし、該嵌入バーを上記各リングの嵌入穴に嵌入した請求項1、請求項2、又は請求項3記載の盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケース。
  5. 店内の棚に陳列したDVD等が盗難に遭わないように盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケースであって、該貸出しケースはDVD等の中心穴に嵌るヘソを備えた本体ケースと本体ケースを閉じる蓋から成り、ケースの側面開口から警報装置が感知するタグシールを有すロックプレートをロックプレート嵌入空間にスライドして嵌入することで蓋が開かないように互いに噛み合ってロックする構造とし、ロックプレートは平板部とコ形断面の挟持部から成り、又挟持部には撓み変形するアーム先端にロックツメを形成すると共に該アームには磁石又は磁性体を取付け、そしてケース外側にはロックプレートを押圧する為のピンが嵌入する貫通穴を設け、該ロックプレートをケースのロックプレート嵌入空間へ挿入することでアーム先端のロックツメをケースに設けた係止部に係止してロックするように構成した貸出しケースの上記ロックプレート解錠する為の解錠具にいて、解錠具の底部には上記アームを引き寄せる為の磁石を備え、そして起立部には上記ケース外側に設けた穴に嵌入してロックプレートを押圧するピンを表面から突出して水平に設け、該ピンにはバネ力を付勢したことを特徴とするロックプレートの解錠具。
  6. 店内の棚に陳列したDVD等が盗難に遭わないように盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケースであって、該貸出しケースはDVD等の中心穴に嵌るヘソを備えた本体ケースと本体ケースを閉じる蓋から成り、ケースの側面開口から警報装置が感知するタグシールを有すロックプレートをロックプレート嵌入空間にスライドして嵌入することで蓋が開かないように互いに噛み合ってロックする構造とし、ロックプレートは平板部とコ形断面の挟持部から成り、又挟持部には撓み変形するアーム先端にロックツメを形成すると共に該アームには磁石又は磁性体を取付け、そしてケース外側にはロックプレートを押圧する為のピンが嵌入する貫通穴を設け、該ロックプレートをケースのロックプレート嵌入空間へ挿入することでアーム先端のロックツメをケースに設けた係止部に係止してロックするように構成した貸出しケースの上記ロックプレート解錠する為の解錠具にいて、解錠具の底部には上記アームを引き寄せる為の磁石を備え、そして起立部には上記ケース外側に設けた穴に嵌入してロックプレートを押出すピンを表面から突出して水平に設け、該ピンの中心軸には外部から供給される圧縮エアーを噴射する穴を設け、しかもピンにはバネ力を付勢したことを特徴とするロックプレートの解錠具。
  7. 上記起立部には複数本のピンを取付けた請求項5、又は請求項6記載のロックプレートの解錠具。
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