JP3993810B2

JP3993810B2 - Lure

Info

Publication number: JP3993810B2
Application number: JP2002278815A
Authority: JP
Inventors: 研治平原
Original assignee: Shimano Inc
Current assignee: Shimano Inc
Priority date: 2002-09-25
Filing date: 2002-09-25
Publication date: 2007-10-17
Anticipated expiration: 2022-09-25
Also published as: JP2004113056A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はルアー、特に、水中で流水を受けて回転するプロペラを有するタイプのルアーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
魚釣りに際しては、外形を魚に似せた合成樹脂・金属等から形成されたルアー（擬餌）が用いられる。このようなルアーとしては、魚の興味を引き立てるべく他種多様のタイプのものが開発され提供されている。
【０００３】
従来のルアーの中には、魚を外形に似せたルアー本体の尾部側端部に回動自在なプロペラを配備したものがある（特許文献１参照）。例えば、従来のある種のプロペラ付きルアーは、そのプロペラの複数の羽根にあって個々の羽根の形状，大きさ，角度，厚み，材質等をそれぞれ異なるものとして、イレギュラーな回転運動をさせているものもある（特許文献２参照）。
【０００４】
このようなプロペラ付きのルアーは、回転するプロペラの水流や音などで魚の興味を引き立てる、また、ルアー本体への水の抵抗及び水中で回転するプロペラが受ける抵水の抗等により、ルアー本体を振ってイレギュラーに泳動し、魚に強くアピールするのである。
【０００５】
【特許文献１】
特開平１１−１５５４２３号公報（図２）
【０００６】
【特許文献２】
特開２００１−２０４３０１号公報（図１）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプロペラ付きルアーでは、プロペラの回動軸のルアー本体に対する自由度が小さく、水中で泳動してルアー本体が左右に振れるとプロペラの流水に対する角度も左右に振れることになり、場合によってはプロペラの回転が停止してしまうことがある。このような無回転のプロペラは流水に対する抵抗を増大させて、円滑なルアーの尾部付近の動きを阻害する。そして、抵抗が増大したルアーの尾部付近はルアーの左右の振れを抑えて泳動姿勢を急激に原状復帰させ、ルアー全体のスムーズな動きを損なうことにつながる。
【０００８】
そこで、ルアー本体の形状，重量バランス，プロペラの形状等様々な点を調整し改良したルアーが研究されているが、十分なものではない。
【０００９】
本発明は、安定したプロペラの回転を維持して水中での円滑な動きを可能とし、魚に強くアピールできるルアーを提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
発明１のルアーは、外形が魚に似せて形成され頭部側に釣糸連結部を有するルアー本体と、ルアー本体の尾部側端部にルアー本体の長さ方向に対して尾部側ほど背側に位置するように傾斜して挿入された尾部側に延出する細棒部材であり尾部側の端部にリング部分が形成されている回動軸と、回動軸が貫通した状態で回動軸上に回動自在に位置しており尾部側に外周面が凸出すると共に内周面が凹入している半球状型のカップ部分及びカップ部分から延びる羽根部分とからなるプロペラと、回動軸が貫通した状態でプロペラの尾部側に配置されており頭部側に外周面が凸出すると共に内周面が凹入している半球状型のカップワッシャーと、ルアー本体の頭部側の下面に斜め下方向に突出するように形成されたリップと、リップの頭部側端部に配置されている錘と、を備えている。そして、リング部分の頭部側の一部がカップワッシャーの凹入部分に収納されている。また、プロペラのカップ部分の尾部側に凸出する面と、カップワッシャーの頭部側に凸出する面とが相互に接触している。
【００１１】
このルアーは、プロペラのカップ部分の尾部側に凸出する面と、カップワッシャーの頭部側に凸出する面とが相互に接触しており、プロペラとルアー本体との動きが相互の動きを阻害し難い。よって、釣糸連結部に釣糸を連結して、この釣糸を引いてルアーを水中で泳動させ、ルアー本体が左右方向に大きく振れる等しても、プロペラの角度設定の自由度が高まってプロペラは進行方向に直交する方向に羽根を維持し易くなり回転が阻害されにくい。
【００１２】
また、回動軸がルアー本体の長さ方向に対して傾斜して配置されており、この回動軸にカップ部分が装着されたプロペラは斜方向から水流を受けて自在に回転して水流・水音等を発生する。
【００１３】
さらに、リップに配置される錘がルアー本体の左右方向への動きを高めて大きな左右方向への振り子運動を可能とすると共に、振り子運動の際の円滑な「起きあがり」を可能とする。
【００１４】
発明２のルアーは、発明１のルアーであって、ルアー本体の長さ方向尾部側の背側稜線は腹部側に凹入するように湾曲している。
【００１５】
このルアーでは、背部稜線の凹入した部分に流水が流れ込み、斜行するプロペラへ円滑に流水が当たり、プロペラの回転がさらに円滑になる。
【００１６】
発明３のルアーは、発明１または２のルアーであって、釣糸連結部はリップの付け根部分においてルアー本体に配置されている。
【００１７】
このようにリップの付け根部分に設けられた釣糸連結部に釣糸を連結してルアーを引いて水中で泳動させると、リップに良好に流水が当たり、ルアーの左右方向への振り子運動がさらに円滑になる。また、この釣糸連結部に連結した釣糸を引くと、リールの進行方向からリップに水流が上手く当たり易い。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【００１９】
図１及び図２に示すように、本発明の一実施形態を採用したルアーは、外形が小魚に似せて形成されているルアー本体１と、ルアー本体１の腹部に収納された錘２と、ルアー本体１の尾部側端部に尾部側に延出して配置されている回動軸３と、回動軸３上に配置されるプロペラ４とを有している。また、ルアー本体１の頭部側にはアイ５が、腹部にはアイ６，７が配置されている。そして、アイ５には釣糸が連結され、アイ６，７にはスプリットリングを介して釣針８，９が連結されている。また、回動軸３の尾部側端部にも釣針１０が連結されている。
【００２０】
ルアー本体１は、ＡＢＳ樹脂等の硬質合成樹脂からなる中空の部材である。左右一対の半割部材を開口面側で貼り合わせて一体化して構成されている。その形状は上述のように魚を模して形成されており、外周面には鱗模様・目・鰓等が描かれる。なお、ルアー本体１の長さ方向尾部側の背側稜線は腹部側に凹入するように湾曲している（図１のＡ範囲参照）。
【００２１】
このルアー本体１の頭部側の下面には斜め下方に突出しているリップ１ａが一体的に形成される。図３に示すように、このリップ１ａは左右方向に幅広に薄板状広がっている部分であり、水中で水を受ける水受けである。リップ１ａの先端側端部の中央付近には球状の錘１１がリップ１ａをその厚さ方向に貫通するように埋め込まれて装着されている。
【００２２】
上述のアイ５はこのリップ１ａの付け根の部分のリップ１ａの上面側付近に配置される。このアイ５は、ルアー本体１を構成する半割部材の貼り合わせ面に形成される受け窪み部分に配置され、半割部材でアイ５を挟み込むようにしてルアー本体１に固定されている。なお、他のアイ６，７も同様にして、半割部材で挟み込むようにして所定の腹部側に固定されている。
【００２３】
また、ルアー本体１の腹部側には、半割部材の貼り合わせ面に錘収納窪みが形成されており、ここに錘２が収納されている。錘収納窪みはアイ６，７に近接する部分にそれぞれ形成されている。この実施形態では、２カ所に２つの錘２を配置しているが、これに限定されるものではなく、錘２の数は任意に設定可能である。
【００２４】
ルアー本体１の尾部側端部に装着される回動軸３は金属製の細棒部材である。回動軸３の尾部側端部はリング状に折り曲げられて加工されており、頭部側端部は直角方向に折り曲げられている。この尾部側端部のリング状部分にスプリットリングを介して上述の釣糸１０が連結される。回動軸３はその頭部側端部をルアー本体１の半割部材の貼り合わせ面に形成される受け窪み部分に配置されてルアー本体１に固定されている。なお、このような回動軸３の形状に変えて、その頭部側端部をネジ形状として、ルアー本体１にねじ込み固定してもよい。
【００２５】
プロペラ４は、図４及び図５に示すように、回動軸３上に回動自在に配置される部材であり、回動軸３が貫通した状態で回動軸２上に回動自在に位置するカップ部分４ａと、このカップ部分４ａから１８０度変位して配置される一対の羽根部分４ｂとからなる。カップ部分４ａは尾部側に外周面が凸出すると共に内周面が凹入している半球状型の部分である。このカップ部分４ａに貫通孔が形成され、この貫通孔を回動軸３が貫通している。また、羽根部分４ｂは軸方向に直交する平面方向に広がりつつ捻れた形状をなし、先端側端部は尾部側方向にやや屈曲している。
【００２６】
このプロペラ４の頭部側及び尾部側にそれぞれ隣接するようにして、回動軸上にはカップワッシャー１２，１３が配置されている。プロペラ４の尾部側に位置するカップワッシャー１３は、頭部側に外周面が凸出すると共に内周面が凹入している半球状型の部材である。また、プロペラ４の頭部側に必要に応じて配置されるカップワッシャー１２は、尾部側に外周面が凸出するとともに内周面が凹入している半球状型の部材である。これらのカップワッシャー１２，１３の凸出する頭頂部分に軸方向に貫通する貫通孔が形成されており、ここに回動軸３が貫通している。
【００２７】
このプロペラ４の凸出する側にカップワッシャー１３の凸出する外周面が接触し、凹入する内周面に回動軸４のリング部分が収納されている。一方、カップワッシャー１２にあっては、その凹入する内周面部分にルアー本体１の尾部側端部が収納され、このカップワッシャー１２の凸出する側にプロペラ４のカップ部分４ａの凹入する部分が当接している。
【００２８】
釣人は、このように構成されるルアーのアイ５に釣糸を連結し、水中にこのルアーを投じた上で、釣糸を巻きあげる等して水中を泳動させて、魚をおびき寄せる。このようにリップ１ａの付け根部分に設けられたアイ５に釣糸を連結してルアーを引いて水中で泳動させると、リップ１ａに良好に流水が当たり、ルアーの左右方向への振り子運動がさらに円滑になる。特に、リップ１ａ上の錘１１が振り子運動を大きくすると共に円滑な原状回復を可能とし、ルアーが不用意に反転してしまうことも抑えている。
【００２９】
また、釣糸を巻きあげて泳動させると、背部稜線の凹入した部分（Ａ）に流水が流れ込み、斜行するプロペラ４の羽根４ｂへ円滑に流水が当たり、プロペラ４の羽根４ｂ回転が円滑になる。さらにまた、このプロペラ４のカップ部分４ａの尾部側に凸出する面と、カップワッシャー１３の頭部側に凸出する面とが相互に接触しており、プロペラ４と回動軸３を介したルアー本体１との動きが相互の動きを阻害し難い。よって、ルアー本体１が泳動中に左右方向に振れ若しくは振り子のように左右方向に回転運動を始めても、プロペラ４の角度設定の自由度が高まってプロペラ４は進行方向に直交する方向に羽根を維持し易くなり水流を旅行に受けて回転する。また、プロペラ４の自由度の高まりにより、ルアー本体１の動きも減殺されにくい（図６参照）。
【００３０】
【発明の効果】
本発明に係るルアーは、水中で安定した泳動姿勢を維持しつつトリッキーな動きをする。また、プロペラの回転も安定して回転し、魚に強くアピールできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を採用したルアーの全体図。
【図２】図１のルアー本体の半割図。
【図３】図１のルアーを頭部方向から見た図。
【図４】図１のルアーの回動軸３付近を示した図。
【図５】図１のルアーの回動軸３付近を背部側から見た図。
【図６】図１のルアーの泳動状態を示す模式図。
【符号の説明】
１ルアー本体
１ａリップ
３回動軸
４プロペラ
１２，１３カップワッシャー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a lure, and more particularly to a lure of the type having a propeller that rotates in response to running water in water.
[0002]
[Prior art]
For fishing, a lure (pseudo bait) made of a synthetic resin, metal or the like whose outer shape resembles a fish is used. As such lures, various types of lures have been developed and provided to enhance the interest of fish.
[0003]
Among conventional lures, there is one in which a rotatable propeller is provided at the tail side end of a lure body that resembles a fish (see Patent Document 1). For example, a certain type of conventional lure with a propeller has an irregular rotational motion with the blades of the propeller having different shapes, sizes, angles, thicknesses, materials, etc. There are some (see Patent Document 2).
[0004]
Such a lure with a propeller attracts the fish's interest by the water current and sound of the rotating propeller, and the lure body is affected by the resistance of the water to the lure body and the resistance of water to the propeller rotating in the water. Shake and move in an irregular manner and appeal to fish.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-11-155423 (FIG. 2)
[0006]
[Patent Document 2]
JP 2001-204301 A (FIG. 1)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional lure with a propeller, the degree of freedom of the rotation axis of the propeller with respect to the lure body is small, and if the lure body moves to the left and right when migrating in water, the angle of the propeller with respect to the flowing water also swings to the left and right. May stop rotating. Such non-rotating propellers increase resistance to running water and hinder smooth lure tail movement. The vicinity of the tail of the lure with increased resistance suppresses the left and right shakes of the lure and rapidly returns to the original posture, which leads to the loss of smooth movement of the entire lure.
[0008]
Then, although the lure which adjusted various points, such as the shape of a lure body, weight balance, and the shape of a propeller, has been studied, it is not enough.
[0009]
The present invention provides a lure that maintains a stable rotation of a propeller, enables smooth movement in water, and can appeal to fish.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The lure according to the first aspect of the present invention is a luer body having an outer shape resembling a fish and having a fishing line connecting portion on the head side, and a tail side end portion of the lure body toward the back side toward the tail side with respect to the length direction of the luer body. A rotating shaft having a ring portion formed at the end on the tail side, and a rotating shaft in a state in which the rotating shaft passes therethrough. a propeller consisting of an inner peripheral surface of the hemispherical type that recessed cup portion and a blade portion extending from the cup portion with the outer peripheral surface of the tail portion located rotatably to appear convex upward, pivoting A hemispherical cup washer which is arranged on the tail side of the propeller with the shaft penetrating and the outer peripheral surface protrudes to the head side and the inner peripheral surface is recessed, and the head side of the lure body A lip formed on the bottom surface so as to protrude diagonally downward, and a head side end of the lip And a, and the weight that is location. A part of the ring portion on the head side is housed in the recessed portion of the cup washer. Further, the surface protruding to the tail side of the cup portion of the propeller and the surface protruding to the head side of the cup washer are in contact with each other.
[0011]
In this lure, the surface projecting to the tail side of the cup part of the propeller and the surface projecting to the head side of the cup washer are in contact with each other, and the movement of the propeller and the lure body interact with each other. Hard to block. Therefore, even if the fishing line is connected to the fishing line connecting part, the fishing line is pulled and the lure is moved in the water, and the lure body shakes greatly in the left-right direction, the propeller angle setting increases and the propeller advances. It is easy to maintain the blades in a direction orthogonal to the direction, and rotation is hardly hindered.
[0012]
In addition, the rotating shaft is inclined with respect to the length direction of the lure body, and the propeller with the cup portion attached to the rotating shaft receives the water flow from the oblique direction and rotates freely. Generates water noise.
[0013]
Further, the weight disposed on the lip enhances the movement of the lure body in the left-right direction to enable a large pendulum movement in the left-right direction, and also enables a smooth “wake-up” during the pendulum movement.
[0014]
The lure of the invention 2 is the lure of the invention 1 , and the dorsal ridge line on the tail side in the longitudinal direction of the lure body is curved so as to be recessed into the abdomen.
[0015]
In this lure, the flowing water flows into the recessed portion of the back ridge line, and the flowing water smoothly hits the oblique propeller, and the propeller rotates more smoothly.
[0016]
The lure of the invention 3 is the lure of the invention 1 or 2 , and the fishing line connecting portion is arranged on the luer body at the base portion of the lip.
[0017]
In this way, if you connect the fishing line to the fishing line connecting part provided at the base part of the lip, pull the lure and migrate it in the water, the water will hit the lip well, and the pendulum movement in the left and right direction of the lure will be smoother Become. Further, when the fishing line connected to the fishing line connecting portion is pulled, the water flow is likely to strike the lip well from the direction of travel of the reel.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 2, a lure employing one embodiment of the present invention includes a luer body 1 whose outer shape is similar to a small fish, and a weight 2 housed in the abdomen of the lure body 1. The rotary shaft 3 is disposed at the tail end of the lure body 1 so as to extend toward the tail portion, and the propeller 4 is disposed on the rotary shaft 3. Further, the eye 5 is arranged on the head side of the lure body 1 and the eyes 6 and 7 are arranged on the abdomen. A fishing line is connected to the eye 5, and fishhooks 8 and 9 are connected to the eyes 6 and 7 via a split ring. A fishhook 10 is also connected to the tail side end of the pivot shaft 3.
[0020]
The lure body 1 is a hollow member made of a hard synthetic resin such as ABS resin. A pair of left and right halves are bonded and integrated on the opening surface side. The shape is imitating a fish as described above, and scale patterns, eyes, corals, etc. are drawn on the outer peripheral surface. In addition, the back side ridgeline of the length direction tail part side of the lure main body 1 is curved so as to be recessed into the abdominal part side (see range A in FIG. 1).
[0021]
On the lower surface of the lure body 1 on the head side, a lip 1a projecting obliquely downward is integrally formed. As shown in FIG. 3, the lip 1 a is a portion that is widened in a thin plate shape in the left-right direction, and is a water receiver that receives water in water. In the vicinity of the center of the end of the lip 1a, a spherical weight 11 is embedded and attached so as to penetrate the lip 1a in the thickness direction.
[0022]
The above-described eye 5 is disposed in the vicinity of the upper surface side of the lip 1a at the base of the lip 1a. The eye 5 is disposed in a receiving recess portion formed on the bonding surface of the half member constituting the lure body 1, and is fixed to the lure body 1 so that the eye 5 is sandwiched between the half members. Similarly, the other eyes 6 and 7 are fixed to a predetermined abdomen side so as to be sandwiched between half members.
[0023]
Further, on the abdomen side of the lure body 1, a weight storage recess is formed on the bonding surface of the half member, and the weight 2 is stored here. The weight housing dents are respectively formed in portions close to the eyes 6 and 7. In this embodiment, two weights 2 are arranged at two locations, but the present invention is not limited to this, and the number of weights 2 can be arbitrarily set.
[0024]
The rotation shaft 3 attached to the tail side end of the lure body 1 is a metal rod member. The tail side end of the rotating shaft 3 is bent and processed in a ring shape, and the head side end is bent in a right angle direction. The above-described fishing line 10 is coupled to the ring-shaped portion at the tail side end portion via a split ring. The rotation shaft 3 is fixed to the luer body 1 by disposing its end on the head side in a receiving recess formed on the bonding surface of the half member of the luer body 1. In addition, it may change to the shape of such a rotation axis | shaft 3, and may screw and fix to the lure main body 1 by making the head side edge part into a screw shape.
[0025]
As shown in FIGS. 4 and 5, the propeller 4 is a member that is rotatably disposed on the rotation shaft 3, and is rotatable on the rotation shaft 2 in a state in which the rotation shaft 3 passes through. It consists of a cup part 4a that is positioned and a pair of blade parts 4b that are arranged 180 degrees displaced from this cup part 4a. The cup portion 4a is a hemispherical portion whose outer peripheral surface protrudes toward the tail portion and whose inner peripheral surface is recessed. A through hole is formed in the cup portion 4a, and the rotation shaft 3 passes through the through hole. In addition, the blade portion 4b has a twisted shape spreading in a plane direction orthogonal to the axial direction, and the tip end portion is slightly bent in the tail portion direction.
[0026]
Cup washers 12 and 13 are arranged on the rotation shaft so as to be adjacent to the head side and the tail side of the propeller 4, respectively. The cup washer 13 positioned on the tail side of the propeller 4 is a hemispherical member having an outer peripheral surface protruding toward the head side and an inner peripheral surface recessed. The cup washer 12 disposed on the head side of the propeller 4 as needed is a hemispherical member having an outer peripheral surface protruding toward the tail side and an inner peripheral surface recessed. A through hole penetrating in the axial direction is formed in the protruding top portion of the cup washers 12 and 13, and the rotating shaft 3 penetrates through the through hole.
[0027]
The projecting outer surface of the cup washer 13 is in contact with the projecting side of the propeller 4, and the ring portion of the rotating shaft 4 is accommodated in the inner surface of the recess. On the other hand, in the case of the cup washer 12, the end portion on the tail side of the lure body 1 is housed in the recessed inner peripheral surface portion, and the cup portion 4a of the propeller 4 is recessed on the protruding side of the cup washer 12. The part to touch is in contact.
[0028]
The angler connects the fishing line to the eye 5 of the lure constructed as described above, throws the lure into the water, and then moves the fishing line to move the water and so on to attract the fish. In this way, when the fishing line is connected to the eye 5 provided at the base of the lip 1a and the lure is pulled and allowed to migrate in the water, the lip 1a is well exposed to running water and the pendulum movement of the lure in the horizontal direction is smoother. become. In particular, the weight 11 on the lip 1a increases the pendulum motion and enables a smooth recovery of the original shape, and also prevents the lure from being inadvertently reversed.
[0029]
Further, when the fishing line is wound up and migrated, the flowing water flows into the recessed portion (A) of the back ridge line, and the flowing water smoothly hits the blade 4b of the propeller 4 that runs obliquely, and the blade 4b of the propeller 4 rotates smoothly. Become. Furthermore, the surface of the propeller 4 that protrudes toward the tail side of the cup portion 4 a and the surface of the cup washer 13 that protrudes toward the head are in contact with each other. It is difficult for the movement with the lure body 1 to hinder the mutual movement. Therefore, even if the lure body 1 swings in the left-right direction during migration or starts rotating in the left-right direction like a pendulum, the degree of freedom in setting the angle of the propeller 4 is increased, and the propeller 4 moves the blade in a direction perpendicular to the traveling direction. It becomes easier to maintain and travels in response to water flow. Further, due to the increased degree of freedom of the propeller 4, the movement of the lure body 1 is also difficult to reduce (see FIG. 6).
[0030]
【The invention's effect】
The lure according to the present invention performs tricky movement while maintaining a stable migration posture in water. In addition, the rotation of the propeller is also stable and can appeal to the fish.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view of a lure adopting an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a half view of the lure body of FIG.
FIG. 3 is a view of the lure of FIG. 1 viewed from the head direction.
4 is a view showing the vicinity of a rotating shaft 3 of the lure of FIG. 1;
5 is a view of the vicinity of the rotation shaft 3 of the lure of FIG. 1 as viewed from the back side.
6 is a schematic diagram showing a migration state of the lure in FIG. 1. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Luer body 1a Lip 3 Rotating shaft 4 Propeller 12, 13 Cup washer

Claims

外形が魚に似せて形成され頭部側に釣糸連結部を有するルアー本体と、
前記ルアー本体の尾部側端部に前記ルアー本体の長さ方向に対して尾部側ほど背側に位置するように傾斜して挿入された尾部側に突出する細棒部材であり尾部側の端部にリング部分が形成されている回動軸と、
前記回動軸が貫通した状態で前記回動軸上に回動自在に位置しており尾部側に外周面が凸出すると共に内周面が凹入している半球状型のカップ部分及び前記カップ部分から延びる羽根部分とからなるプロペラと、
前記回動軸が貫通した状態でプロペラの尾部側に配置されており頭部側に外周面が凸出すると共に内周面が凹入している半球状型のカップワッシャーと、
前記ルアー本体の頭部側の下面に斜め下方向に突出するように形成されたリップと、
前記リップの頭部側端部に配置されている錘と、
を備え、
前記リング部分の頭部側の一部が前記カップワッシャーの凹入部分に収納されており、
前記プロペラのカップ部分の尾部側に凸出する面と、前記カップワッシャーの頭部側に凸出する面とが相互に接触している、
ルアー。A lure body having an outer shape resembling a fish and having a fishing line connecting portion on the head side;
It is a thin rod member that protrudes toward the tail side and is inserted into the tail side end of the lure body so as to be located on the back side toward the tail side with respect to the length direction of the lure body, and is an end on the tail side A rotating shaft having a ring portion formed thereon,
A hemispherical cup portion that is pivotably positioned on the pivot shaft with the pivot shaft penetrating, has an outer peripheral surface that protrudes toward the tail , and an inner peripheral surface that is recessed. A propeller comprising a blade portion extending from the cup portion;
A hemispherical cup washer which is disposed on the tail side of the propeller in a state where the rotating shaft penetrates and the outer peripheral surface protrudes to the head side and the inner peripheral surface is recessed ;
A lip formed on the lower surface of the lure body on the head side so as to protrude obliquely downward;
A weight disposed on the head side end of the lip;
With
A part on the head side of the ring part is housed in a recessed part of the cup washer,
The surface protruding to the tail side of the cup portion of the propeller and the surface protruding to the head side of the cup washer are in contact with each other.
Lure.

前記ルアー本体の長さ方向尾部側の背側稜線は腹部側に凹入するように湾曲している、請求項１に記載のルアー。 The lure according to claim 1, wherein a dorsal ridge line on the tail side in the length direction of the lure body is curved so as to be recessed in the abdomen side.

前記釣糸連結部は前記リップの付け根部分において前記ルアー本体に配置されている、請求項１または２に記載のルアー。 The lure according to claim 1 or 2, wherein the fishing line connecting portion is disposed on the luer body at a base portion of the lip.