JP3992672B2 - 押しボタン錠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、押しボタンを押して解錠することができる押しボタン錠装置に関するものである。
従来より、所定の番号の押しボタンを押し、その番号が正しい場合にのみ解錠することができる押しボタン式の錠装置が実用化されている。そして、この出願の発明に関連する先行技術文献情報として次のものがある。
特開平11−303472号公報
特許文献1には、表面に設けられた押しボタンに対応してタンブラーが設けられ、タンブラーには解錠用タンブラーと非解錠用タンブラーとを有し、解錠用のタンブラーに対応する押しボタンを押すと、スライド部材がタンブラーの移動方向に直交する方向に移動可能となり、操作部を操作して解錠する押しボタン錠装置が記載されている。
特許文献1に記載の押しボタン錠装置では、一旦押しボタンを押すとタンブラーはタンブラー保持部材となる位置決め片により係止される。そして、誤って押しボタンを押した場合には、クリアボタンによって位置決め片の係止を解くことができるので、押しボタンの操作をやり直すことができる。
このような押しボタン錠装置は、押しボタンの数が多ければ多いほどその組み合わせの数が多くなり不正解錠されにくくなるが、押しボタンの数が多くなるほど装置が大きくなってしまう。
また、施錠装置の使用者が変更した場合における前の使用者など、使用者以外の者が番号を知っている場合には、使用者以外に解錠されるおそれがある。しかし、特許文献1等に記載されている錠装置では構造が複雑であり、構造を知らないものには簡単に番号を変更することができず、専門業者などが行っていた。したがって、解錠のための番号を簡単に変更することができるものが望まれていた。
そこで、本発明は、不正解錠がされにくく、より小型化が可能で操作が簡単な押しボタン錠装置を提供することを課題とする。
そして、上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、ケース部材と、前記ケース部材の表面側に出退可能に設けられた複数の押しボタンと、前記押しボタンに対応して設けられ、押しボタンの押動操作により移動する複数のタンブラーと、前記タンブラーの位置によって移動を規制されるスライド部材と、押しボタンを押したときの位置でタンブラーを保持するタンブラー保持部材と、前記スライド部材を外部から操作することができる一個の操作部材と、前記スライド部材の移動によって退入するロック部材とを有し、所定の押しボタンを押すと前記スライド部材が移動可能となって、この状態で操作部材を操作すると、ロック部材が退入してロック解除が可能である押しボタン錠装置であって、 前記一個の操作部材は少なくとも2方向へ操作することができ、操作部材を第1の方向に移動させるとタンブラー保持部によるタンブラーの保持を解除することができ、所定の押しボタンを押した状態で操作部材を第2の方向に移動させるとロック部材を退入させることができ同時にタンブラー保持部材によるタンブラーの保持が解除されることを特徴とする押しボタン錠装置である。
請求項1に記載の発明によれば、操作部材は少なくとも2方向へ操作することができ、操作部材を第1の方向に移動させるとタンブラー保持部によるタンブラーの保持を解除することができ、所定の押しボタンを押した状態で操作部材を第2の方向に移動させるとロック部材を退入させることができるので、従来必要であった操作部とタンブラーの保持を解除するための部分を1つとすることができるので、同じ大きさでもより多くの押しボタンを設置することができ、不正解錠されにくくすることができる。
請求項2に記載の発明は、前記第1の方向は押しボタンの押動方向に平行であり、前記第2の方向は前記ロック部材の退入方向であることを特徴とする請求項1に記載の押しボタン錠装置である。
請求項2に記載の発明によれば、第1の方向は押しボタンの押動方向に平行であり、前記第2の方向は前記ロック部材の退入方向であるので、操作部材の可動範囲を小さくでき、また、操作部材の駆動をそのままロック部材に伝達することが可能となり、構造を簡単にすることができる。
請求項3に記載の発明は、前記スライド部材及びタンブラー保持部材は前記第2の方向に移動可能であり、前記押しボタンの配列は直線状であって、その配列方向は前記第2の方向に平行であることを特徴とする請求項2に記載の押しボタン錠装置である。
請求項3に記載の発明によれば、スライド部材及びタンブラー保持部材は前記第2の方向に移動可能であり、前記押しボタンの配列は直線状であって、その配列方向は前記第2の方向に平行であるので、押しボタンに対応するタンブラーを直線状に配列し、タンブラーによってスライド部材の移動を規制し、タンブラー保持部材によるタンブラーの保持の解除を容易に行うことができる。
また請求項1に記載の発明は、所定の押しボタンを押した状態で操作部材を第2の方向に移動させると、ロック部材を退入させつつ、タンブラー保持部材によるタンブラーの保持を解除することが可能であることを特徴とする押しボタン錠装置である。
請求項1に記載の発明によれば、所定の押しボタンを押した状態で操作部材を第2の方向に移動させると、ロック部材を退入させつつ、タンブラー保持部材によるタンブラーの保持を解除することが可能であるので、解錠と同時に押しボタンがリセットされるので、使用者が解錠操作の時に押しボタンのリセットを忘れることによって、押しボタンが解錠状態のままとなることを防止することができる。
請求項4に記載の発明は、前記スライド部材及びタンブラー保持部材は前記第2の方向に移動可能であり、前記操作部材には傾斜部が設けられて、前記傾斜部はタンブラー保持部材に接触しており、操作部材を第1の方向及び第2の方向のいずれ方向に操作した場合にも、タンブラー保持部材を第2の方向に押すことができることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の押しボタン錠装置である。
請求項4に記載の発明によれば、操作部材の傾斜部によって、操作部材を第1の方向及び第2の方向のいずれ方向に操作した場合にも、タンブラー保持部材を第2の方向に押すことができるので、構造を簡単にすることができる。
請求項5に記載の発明は、前記タンブラーには突起が設けられて、スライド部材にはタンブラー側に突出した移動規制突起が設けられ、いずれかのタンブラーの突起の位置が前記移動規制突起の位置に合致するとスライド部材の移動を規制することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の押しボタン錠装置である。
請求項5に記載の発明によれば、タンブラーの突起と、スライド部材の移動規制突起とによってスライド部材の移動を規制することができる。
請求項6に記載の発明は、前記タンブラーは、第1回転位置と、前記第1回転位置から押しボタンの押動方向を軸として回転した第2回転位置とで使用することができ、第1回転位置では、押しボタンを押さない状態でスライド部材には移動規制突起とタンブラーの突起の位置が合うものであり、第2回転位置では、押しボタンを押してタンブラー保持部材で保持される状態でスライド部材には移動規制突起とタンブラーの突起の位置が合うものであり、第1回転位置のタンブラーに対応する押しボタンを押した状態で操作部材を他方の方向に移動させるとロック部材を退入させることができることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の押しボタン錠装置である。
請求項6に記載の発明によれば、前記タンブラーは、第1回転位置と、前記第1回転位置から押しボタンの押動方向を軸として回転した第2回転位置とで使用することができるので、解錠用と非解錠用のタンブラーを同じものを用いて使用することができる。
また本発明の押しボタン錠装置は、ケース部材と、前記ケース部材の表面側に出退可能に設けられた複数の押しボタンと、前記押しボタンに対応して設けられ、押しボタンの押動操作により移動する複数のタンブラーと、前記タンブラーの位置によって移動を規制されるスライド部材と、押しボタンを押したときの位置でタンブラーを保持するタンブラー保持部材と、前記スライド部材を外部から操作することができる操作部材と、前記スライド部材の移動によって退入するロック部材とを有し、所定の押しボタンを押すと前記スライド部材が移動可能となって、この状態で操作部材を操作すると、ロック部材が退入してロック解除が可能である押しボタン錠装置であって、前記タンブラーは、第1回転位置と、前記第1回転位置から押しボタンの押動方向を軸として回転した第2回転位置とで使用することができ、第1回転位置では、押しボタンを押してタンブラー保持部材で保持される状態でスライド部材には移動規制突起とタンブラーの突起の位置が合うものであり、第2回転位置では、押しボタンを押さない状態でスライド部材には移動規制突起とタンブラーの突起の位置が合うものであり、第1回転位置のタンブラーに対応する押しボタンを押した状態で操作部材を他方の方向に移動させるとロック部材を退入させることができるものであり、さらに、タンブラーを裏面側から突出させてタンブラーを直接回動し、第1回転位置と第2回転位置との変更することができる構成にしてもよい。
上記構成によれば、第1回転位置と第2回転位置との変更を、タンブラーを裏面側から突出させてタンブラーを直接回動することによってできるので、解錠用の番号を変更することを容易に行うことができる。
さらに本発明の押しボタン錠装置は、ケース部材の裏面側には、タンブラーを挿入することができるガイド孔が設けられ、前記ガイド孔は第1回転位置及び第2回転位置でタンブラーの回転を阻止することができる構成にしてもよい。
上記構成によれば、第1回転位置及び第2回転位置でタンブラーの回転の阻止をガイド孔で行うので、タンブラーを裏側に移動させ、タンブラーの回転を可能とすることを容易に行うことができる。したがって、タンブラーを取り外すことなく、解錠用の番号を変更することができる。
本発明の押しボタン錠装置は、不正解錠がされにくく、より小型化が可能で操作が簡単である。
以下、本発明に関して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における押しボタン錠装置の斜視図である。図2、図3は、本発明の実施形態における押しボタン錠装置の分解斜視図である。図4は、本発明のタンブラーと押しボタンを示した分解斜視図である。図5は、本発明のタンブラーを裏側から見た斜視図である。図6は、本発明のタンブラーの横方向からみた模式図である。図7〜図10は、本発明のロック部材と操作部材とタンブラー保持部材を上側からみた模式図である。図11は、図1におけるA−A断面図である。図12は、本発明の押しボタン錠装置を用いた郵便受けの斜視図である。
本発明の実施形態における押しボタン錠装置1は、図1に示されるものであり、細長の直方体状であるケース部材8を有し、ケース部材8の表面側には7個の押しボタン10と操作部材11が設けられ、ケース部材8の側面にロック部材12が設けられている。7個の押しボタン10は直線状に配列している。
そして、押しボタン錠装置1は、図12に示されるように、郵便受け2の扉90部分に設ける等して使用される。
本明細書においては、押しボタン10及び操作部材11が設けられている側を表側、表側とは反対側を裏側とし、図1における上側・下側、図1における表裏方向、上下方向、左右方向(横方向)をそのまま表現して説明する。
なお、左右方向(横方向)は、ケース部材8の長手方向であり、押しボタン10が配列している方向でもある。
押しボタン錠装置1には、図2,3に示されるように、スライド部材13、タンブラー14、タンブラー保持部材15が設けられており、これらの部材はケース部材8の内部に配置されている。
ケース部材8は、図1,図2に示されるように、ケース本体6、表カバー5及び裏カバー7からなる。そして、ケース本体6と表カバー5とは2本のねじ29で連結され、ケース本体6と裏カバー7とは2本のねじ30で連結されている。なお、ねじ30は裏側から挿入して行われる。
ケース本体6の詳細は、図3に示されている。ケース本体6には空間35があり、空間35は上側及び下側が開口状となっている。
そして、後述するように、空間35の上側にはタンブラー保持部材15が配置され、下側にはスライド部材13が配置される。さらに、空間35内であって、タンブラー保持部材15とスライド部材13との間にはタンブラー14が配置される。空間35には仕切部39が設けられて、タンブラー14同士の間を仕切部39によって仕切っている。また、図11に示されるように、仕切部39の上側はタンブラー保持部材15と接触して、移動の際にガイドとして機能し、仕切部39の下側はスライド部材13と接触する。したがって、仕切部39は、タンブラー保持部材15及びスライド部材13の移動の際のガイドとして機能する。
また、図3に示されるように、ケース本体6には、ロック部材収納部33、裏カバー用切り欠き34、押しボタン用切り欠き36及び操作部材用切り欠き38が設けられている。
ロック部材収納部33は、横方向に向かって開口状となっており、また、ロック部材収納部33の表側の連通部49は空間35とつながっている。裏カバー用切り欠き34は、ケース部材8の裏側に位置し、その形状は裏カバー7の形状と同様である。押しボタン用切り欠き36は表側に設けられており、押しボタン10の数に対応して7カ所設けられている。操作部材用切り欠き38は、表側に設けられている。また、ケース部材6にはガイド孔37が設けられており、裏カバー用切り欠き34側と空間35とをつなぐように設けられている。
そして、押しボタン用切り欠き36とガイド孔37は表裏方向に貫通しており、押しボタン用切り欠き36から空間35を経てガイド孔37につながるように貫通孔が形成される。また、ガイド孔37の形状は、水平方向のスリットと上下方向のスリットとを互いの中間部分でつないだ「十」字状である。
表カバー5は、図2に示されるように、上面部40、表面部41、下面部42、側面部43が設けられ、裏側は開口状となっている。そして、表面部41の縁は他の部分より大きくフランジ状となっている。このフランジ状の部分は、郵便受け2の扉90部分に取り付ける際の位置決めに用いられる。
表面部41には、押しボタン用開口41aと操作部材用開口41bが設けられている。そして、押しボタン用開口41aはケース本体6の押しボタン用切り欠き36に対応する位置に設けられている。また、操作部材用開口41bはケース本体6の操作部材用切り欠き38に対応する位置に設けられている。
表カバー5をケース本体6に装着すると、上面部40と下面部42とによって、ケース本体6の空間35の上下を覆う。そして、図11に示されるように、上面部40の内側はタンブラー保持部15のガイドとして機能し、また、下面部42の内側はスライド部材13のガイドとして機能する。
裏カバー7は板状であり、ガイド孔45が設けられている。ガイド孔45はケース部材6のガイド孔37とほぼ同じ形状であり、裏カバー7をケース本体6に取り付けた状態では、ガイド孔45とケース本体6のガイド孔37とが連通する。
押しボタン10は、図4に示されるように、フランジ部10aを有する直方体状の部材であり、裏側には、タンブラー挿入穴10bが設けられている。そして、表カバー5の押しボタン用開口41a及びケース本体6の押しボタン用切り欠き36の大きさは、押しボタン10の幅とほぼ同じであり、押しボタン10のフランジ部10aを含めた大きさよりも小さい。したがって、押しボタン10はフランジ部10aで引っ掛かって表側に外れない構造となっている。
タンブラー挿入穴10bの断面形状は円状であり、その直径はタンブラー14の挿入部分の幅に等しい。したがって、タンブラー14はタンブラー挿入穴10bに挿入可能である。そして、タンブラー14をタンブラー挿入穴10bに挿入されると、タンブラー14はタンブラー挿入穴10bの中で、タンブラー挿入穴10bの中心軸を軸として回転することができる。
操作部材11は、図3に示されており、傾斜部11a、挿入穴11b及び操作部11cが設けられている。傾斜部11aは表裏方向に対して傾斜した面を有しており、タンブラー保持部材15の傾斜部59と接触してタンブラー保持部材15を移動させることができる。さらに具体的には、図2、図7〜図10に示されるように、傾斜部11aは操作部材11の右側、すなわち、ロック部材12が突出している側とは反対側に位置しており、傾斜部11aの傾斜する方向は、裏側に向かうほど左側(ロック部材12が突出している側)となるような方向である。そして、タンブラー保持部材15の傾斜部59は、傾斜部11aの傾斜する方向と同じ方向に傾斜している。
また、挿入穴11bは、裏側から表側に向かって設けられており、スライド部材13の突出部13bを裏側から挿入することができる。また、操作部11cは、ケース部材8の表面側から露出する部分であり、押しボタン錠装置1の使用時には、外部からつまんで操作することができる。
ロック部材12は、図3に示されるように、外側に位置する部分に傾斜部12bが設けられた角棒状の部材であり、側面に長穴12aが設けられている。長穴12aには、後述するスライド部材13の突出部13aを挿入することができる。具体的には、長穴12aをケース本体6の連通部49側に向くように配置し、突出部13aを長穴12aに挿入する。
そして、図3に示すように、突出部13aの幅は長穴12aの幅より小さい。したがって、突出部13aを長穴12aに挿入した状態では、長穴12aの幅と突出部13aの幅の差の分だけは相対移動が可能であり、これを超えると相対移動ができなくなり、突出部13aの移動によりロック部材12が移動する。
スライド部材13は、板状であり、板面が水平面となるように設置される。そして、スライド部材13には、突出部13a、突出部13b及び移動規制突起13cが設けられている。突出部13aは裏側に向かって突出し、突出部13bは表側に向かって突出している。また、移動規制突起13cは、タンブラー14側である上側に向かって突出し、押しボタン10の数である7カ所設けられており、その配列方向は横方向である。
タンブラー14は、図4〜6に示されるように、細長い板状であって両側の縁が所定の凹凸状となっており、突起50,51、傾斜部52、保持用凹部53、押しボタン挿入部54、棒状部55、垂直部56が設けられている。
突起50及び突起51はタンブラー14の両側の縁にそれぞれ設けられ、図6に示されるように表裏方向の位置がずれている。垂直部56は、裏側の端部に位置し突起51側に伸びており、図5に示されるようにガイド孔37の中心から端部までの長さよりも短く、垂直部56はガイド孔37に挿入可能である。そして、タンブラー14は、突起50,51及び垂直部56以外は両側の縁の形状はほぼ対称の形状である。
押しボタン挿入部54は表側端部に位置しており、タンブラー挿入穴10bの内径とほぼ同じ長さの幅である。また、押しボタン挿入部54の裏側方向に隣接する位置に保持用凹部53が設けられ、さらに、裏側方向には傾斜部52が設けられている。
棒状部55はばね16が挿入される部分であり、タンブラー14を表側に付勢する。
タンブラー保持部材15は、押しボタン10を押したときに、タンブラー14の位置を保持するものである。そして、タンブラー保持部材15は、引っかけ部46と下側に突出する突起58が設けられた保持板15aと、上側に突起58に対応する凹部57が設けられたスライド板15bとを有している。そして、突起58と凹部57とを係合しながら、保持板15aをスライド板15bの下側にして重ね合わせる。
また、スライド板15bには傾斜部59が設けられている。傾斜部59は、操作部材11の傾斜部11aに接触し、操作部材11の傾斜部11aによって押されることによってスライド板15bが移動する。
次に、押しボタン錠装置1の組立方法について説明する。
まず、ケース本体6に押しボタン10とタンブラー14とを取り付ける。このとき、ばね16をタンブラー14の棒状部55に挿入し、垂直部56をケース本体6のガイド孔37に挿入する。また、タンブラー14の押しボタン挿入部54を押しボタン10のタンブラー挿入穴10bに入れ、押しボタン10をケース本体6の押しボタン用切り欠き36に挿入する。
タンブラー14はこのようにして配置されているので、押しボタン10のタンブラー挿入穴10bとガイド孔37とによってガイドされ、横方向や表裏方向を軸とする回転方向には動きが規制されている。
タンブラ−14の向きは、解錠するために押す押しボタン10に対応するものは、図6(a)に示すように、突起51及び垂直部56を上側とし、解錠するために押さない押しボタン10に対応するものは、図6(c)に示すように、突起50を上側として設置する。
そして、本発明の実施形態の押しボタン錠装置1では、タンブラー14の第1回転位置は突起51及び垂直部56を上側とした状態であり、(図6(a))タンブラー14の第2回転位置は、突起50を上側とした状態であって、第1回転位置からタンブラー14の対称軸を中心として、180°回転させた位置である(図6(c))。
そして、スライド部材13、タンブラー保持部材15、操作部材11及びロック部材12をケース本体6に取り付ける。具体的には、スライド部材13の突出部13aをロック部材12の長穴12aに挿入した状態とし、突出部13bを操作部材11の挿入穴11bに挿入した状態とする。そして、ロック部材12をケース本体6のロック部材収納部33に、操作部材11をケース本体6の操作部材用切り欠き38に、位置するようにしながらスライド部材13を配置する。
また、タンブラー保持部材15は、上記したように、保持板15aとスライド板15bとを重ね合わせてケース本体6の上側に配置する。タンブラー保持部材15のスライド板15bの板面と、スライド部材13の板面とが平行となる。このとき、スライド板15bの傾斜部59と操作部材11の傾斜部11aとが当接するようにする。
タンブラー14の位置は、スライド部材13とタンブラー保持部材15との間に位置し、さらに、スライド部材13の板面とタンブラー保持部材15のスライド板15bの板面との間に挟まれている。
そして、表カバー5と裏カバー7をケース本体6に装着する。そうすると、図11に示すように、スライド部材13、タンブラー14及びタンブラー保持部材15はケース部材8の内部に収納される。
タンブラー14は、使用状態では、押しボタン10のタンブラー挿入穴10b、ガイド孔37及びガイド孔45によってガイドされて動きが規制されているので、表裏方向にのみ移動が可能である。特に、ガイド孔37及びガイド孔45は、タンブラー14の回転方向の移動も規制している。スライド部材13及びタンブラー保持部材15は、仕切部39と表カバー5との間で挟まれて動きが規制されているので、横方向にのみ移動する。
したがって、スライド部材13及びタンブラー保持部材15の移動方向は、タンブラー14の移動方向に対して垂直である。
また、各部材はばねによって一定の方向に付勢されている。
具体的には、図2に示されるように、タンブラー保持部材15はばね19によって左側に向かって付勢されている。また、図3に示されるように、ロック部材12はばね60によって左側、すなわち、突出する方向に向かって付勢されている。操作部材11はばね17によって、表側に向かって付勢されている。さらに、図11に示されるように、タンブラー14は、ばね16によって表側に向かって付勢されている。
ロック部材12は、突出する方向に付勢されているが、突出部13aと長穴12aの係合により、外部に離脱することはない。そして、図1、図2、図7に示されるように、ロック部材12は、操作部材11の操作などが無い場合には、傾斜部12bがケース本体6の外部に露出している。
次に、押しボタン錠装置1を使用する場合について説明する。
解錠する場合には、7個の押しボタン10の内、予め設定しておいた番号を押す。そうすると、押しボタン10に対応するタンブラー14がタンブラー保持部材15により保持される。
図6を用いて説明すると、押しボタン10を押さない状態では、図6(a)、(c)のいずれかに示される状態である。解錠のために押す押しボタン10に対応するタンブラー14は図6(a)に示す状態であり、解錠する際に押さない押しボタン10に対応するタンブラー14は図6(c)に示す状態である。
そして、押しボタン10をばね16の付勢力より大きな力で押すと、タンブラー14は裏側(図6において左側)に向かって移動する。そして、タンブラー保持部材15の引っかけ部46が、タンブラー14の傾斜部52によって乗り上げて、傾斜部52の表側に位置する保持用凹部53に落ち込む。そして、タンブラー14がばね16により表側に向かう方向に付勢されているが、引っかけ部46と保持用凹部53とによって係合し保持される。そして、図4(a)、図6(a)及び図6(c)の状態から、図4(b)、図6(b)及び図6(d)の状態となる。
したがって、設定しておいた番号である解錠のために押す押しボタン10だけを押した場合には、タンブラー14は、図6(b)の状態、または、図6(c)の状態となる。
なお、スライド部材13には、移動規制突起13cが設けられているが、図4に示すように、押しボタン10を押す際には、移動規制突起13c同士の間にタンブラー14が位置しているので、干渉することなくタンブラー14は移動する。
次に、解錠のために押す押しボタン10だけを押した状態で操作部材11を右方向、すなわち、ロック部材12が退入する方向に向かって移動させる。このとき、図7、図8に示されているように、スライド部材13の突出部13bは、操作部材11の挿入穴11bに挿入されているので、操作部材11の横方向の動きは、スライド部材13と連動している。
スライド部材13には、図4に示すように、移動規制突起13cが設けられている。そして、タンブラー14の突起50、51が移動規制突起13cの位置に合うと、スライド部材13の横方向の移動を規制する。そして、いずれかのタンブラー14の突起50、51が移動規制突起13cの位置に合うと、スライド部材13は横方向に移動できない。したがって、押しボタン10の番号が1つでも間違っていると、操作部材11は移動することはなく、解錠できない。
しかし、予め設定しておいた番号である解錠する際に押す押しボタン10のみを押した場合には、タンブラー14は図6(b)、又は、図6(c)のいずれかの状態となり、全ての突起50、51が、移動規制突起13cに干渉することがなく、スライド部材13は横方向に移動可能となる。そして、スライド部材13は操作部材11の横方向の動きに伴って移動するものであるので、操作部材11を右方向に向かって移動させると、スライド部材13が右方向に向かって移動する。
さらに、図7に示されるように、スライド部材13の突出部13aがロック部材12の長穴12aに挿入されているので、ばね60の付勢力より大きい力で移動させることにより、スライド部材13の動きに合わせてロック部材12が右方向に移動し、図8に示されるようにロック部材12が退入して解錠することができる。そして、本発明の実施形態では、ロック部材12が退入する方向が第2の方向となる。
そして、図12に示す状態のように、郵便受け2に用いられている場合には、ロック部材12が退入するので、ロック部材12と受け穴91との係合が解け、扉90を開くことが出来る。
また、操作部材11が右方向に移動する場合には、操作部材11の傾斜部11aがスライド板15bの傾斜部11aに接触しているので、操作部材11の傾斜部11aがタンブラー保持部材15のスライド板15bの傾斜部59を押し、スライド板15bがばね19の付勢力に打ち勝って右方向に移動する。そうすると、保持板15aも移動し、引っかけ部46と保持用凹部53との係合が解けるので、ばね16の付勢力によって押しボタン10が復帰する。
したがって、操作部材11を右方向(ロック部材が退入する方向)に操作すると、ロック部材12が退入しつつ、タンブラー保持部材15によるタンブラー14の保持を解除して、押しボタン10のリセットをし、解錠操作と押しボタン10のリセットを操作を連動させることができる。
また、予め設定しておいた番号でない、解錠する際に押してはいけない押しボタン10の番号を間違えて押した場合、タンブラー14が保持されて図6(d)の状態となり、スライド部材13の移動が規制され、解錠することができない。その場合には、タンブラー14の保持を解除するリセット操作を行う。本発明の実施形態では、このリセット操作は、操作部材11を裏側に向かって押すものである。このリセット操作の方向は、タンブラー14の保持を解除するための操作部材11の操作方向である第1の方向となり、前記した、押しボタン10の押動方向と同じ方向である。
操作部材11を裏側に向かって押すと、傾斜部11aが裏側に向かって進むので、傾斜部11aと傾斜部59との接触部分が滑りながら、傾斜部59を右側に押して、スライド板15bが右側に向かって移動する(図9)。そうすると、保持板15aも右側に移動して、引っかけ部46と保持用凹部53との係合が解ける。そして、ばね16の付勢力によってタンブラー14が表側に移動して押しボタン10が復帰する。
また、図12に示すような、扉90が開いている状態から施錠する場合には、そのままの状態で扉90を閉じればよい。すなわち、図10に示されるように、ロック部材12をばね60の付勢力に打ち勝つ力で退入方向に押すと、スライド部材13が移動しなくともロック部材12が退入することができるので、ロック部材12の傾斜部12bによって受け穴91に進入して施錠することができる。
解錠するための押しボタン10の番号を変更する場合には、以下のようにしてタンブラー14を回転させることにより行う。具体的にはタンブラー14を180°上下反転させて、第1回転位置から第2回転位置へ、又は、第2回転位置から第1回転位置へと向きを変えて、任意の押しボタン10について、解錠するために押す番号から押してはいけない番号へ、又は、その逆に変えることができる。
以下に示す例は、解錠するために押す番号から押してはいけない番号へ変更する場合について説明するが、その逆も同様な方法によって行う。
まず、ケース部材8の裏カバー7を取り外す。そして、表側から押しボタン10を押すと、タンブラー14はタンブラー保持部材15より保持されて、図5(a)の状態から図5(b)の状態となる。そして、図6(b)にも示されているように、押しボタン10を押した状態では、タンブラー14の垂直部56は、裏カバ−7の内に位置している。具体的には、ガイド孔45でガイドされているので、裏カバー7を外した状態では図5(b)に示すように垂直部56が露出する。
上記したように、使用状態では、タンブラー14は、ガイド孔37及びガイド孔45によってタンブラー14の回転方向の移動を規制しているが、この状態では、タンブラー14は、表裏方向を軸として回転させることができる。すなわち、裏カバー7を取り外すと、タンブラー14はガイド孔45によって行われている表裏方向を軸とする回転方向の規制が解除され、タンブラー14の押しボタン挿入部54がタンブラ−挿入穴10b内に沿うようにさせてタンブラー14を回転させることができる。
そして、垂直部56は外部に露出しているので、垂直部56をつまんで、タンブラー14を表裏方向を軸として回転させることにより、図5(b)及び図6(b)の状態である第1回転位置から、図5(c)及び図6(d)の状態である第2回転位置へと変更することができる。
そうして、必要なタンブラー14を回転させて、裏カバー7と取り付けて番号の変更が終了する。なお、図5(c)の状態から、タンブラー14のタンブラー保持部材15による保持を解除すると、図5(d)に示されるように、タンブラー14は表側方向に移動すると、ガイド孔37によりガイドされる。
このように、本発明の実施形態の押しボタン錠装置1では、裏カバー7を外してタンブラー14を外側から回転させるだけで解錠のための押しボタン10の番号を変更することができる。したがって、従来の錠装置のように、解錠用と非解錠用のタンブラー14を用意して交換するなど複雑な作業を必要としないので、番号の変更を専門の業者に依頼することなく、素人にも簡単に間違いなくすることができる。
また、押しボタン10の一部又は全部を用いないようにすることもできる。この場合には、押しボタン10の番号変更の手順と同様に裏側からタンブラー14をつまんで回転させるが、このとき、180°ではなく90°だけ回転させる。そうして、タンブラー14の面が水平方向となるようにする。このとき、タンブラー14の面がガイド孔37の水平方向のスリット部分に合うので、タンブラー14はガイド孔37によってガイドされる。
タンブラー14の面が水平方向となると、タンブラー14の突起50、51がスライド部材13の移動規制突起13cに接触することがなく、また、押しボタン10を押してもタンブラー14はスライド部材15に引っ掛からない。したがって、その押しボタン10の操作に関係なく、スライド部材15の移動が可能となり、解錠が可能となる。さらに、全てのタンブラー14を横向きにすることで、押しボタン10を操作することなく、単に操作部材11を右方向に移動させることで、解錠が可能となる。
本発明の実施形態における押しボタン錠装置1では、操作部材11の操作方向は、第1の方向は押しボタン10の押動方向であり、第2の方向はロック部材12の退入方向であったが、他の方向でも良く、操作部材11の操作方向を回転させる方向でも良い。
また、本発明の実施形態では、ケース本体6のガイド孔37及び裏カバー7のガイド孔45の形状は、十字状であったが、上下方向のスリットのみとしてもよい。ただし、この場合には、タンブラー14の面を水平方向とすることができない。
本発明の実施形態の押しボタン錠装置1では、タンブラー14の第1回転位置と第2回転位置との関係は、押しボタン10の押動方向を軸として180°回転させた位置であるが、180°でなくてもよく、所定の角度とすることもできる。この場合には、タンブラー14の突起50と突起51の位置関係を、所定の角度の回転対称とすることが必要である。
本発明は、不正解錠がされにくく、より小型化が可能で操作が簡単な押しボタン錠装置を提供することができる。
本発明の実施形態における押しボタン錠装置の斜視図である。 本発明の実施形態における押しボタン錠装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態における押しボタン錠装置の分解斜視図である。 本発明のタンブラーと押しボタンを示した分解斜視図であり、(a)は、押しボタンを押していない状態であり、(b)は、押しボタンを押した態である。 本発明のタンブラーを裏側から見た斜視図であり、(a)は、第1回転位置で押しボタンを押していない状態であり、(b)は、第1回転位置で押しボタンを押した状態であり、(c)は、第2回転位置で押しボタンを押した状態であり、(d)は、第2回転位置で押しボタンを押していない状態である。 本発明のタンブラーの横方向からみた模式図であり、(a)は、第1回転位置で押しボタンを押していない状態であり、(b)は、第1回転位置で押しボタンを押した状態であり、(c)は、第2回転位置で押しボタンを押していない状態であり、(d)は、第2回転位置で押しボタンを押した状態である。 本発明のロック部材と操作部材とタンブラー保持部材を上側からみた模式図である。 本発明のロック部材と操作部材とタンブラー保持部材を上側からみた模式図である。 本発明のロック部材と操作部材とタンブラー保持部材を上側からみた模式図である。 本発明のロック部材と操作部材とタンブラー保持部材を上側からみた模式図である。 図1におけるA−A断面図である。 本発明の押しボタン錠装置を用いた郵便受けの斜視図である。
符号の説明
1 押しボタン錠装置
8 ケース部材
10 押しボタン
11 操作部材
11a 傾斜部
12 ロック部材
13 スライド部材
13c 移動規制突起
14 タンブラー
15 タンブラー保持部材
37 ガイド孔
45 ガイド孔
50、51 突起

Claims (6)

  1. ケース部材と、前記ケース部材の表面側に出退可能に設けられた複数の押しボタンと、前記押しボタンに対応して設けられ、押しボタンの押動操作により移動する複数のタンブラーと、前記タンブラーの位置によって移動を規制されるスライド部材と、押しボタンを押したときの位置でタンブラーを保持するタンブラー保持部材と、前記スライド部材を外部から操作することができる一個の操作部材と、前記スライド部材の移動によって退入するロック部材とを有し、所定の押しボタンを押すと前記スライド部材が移動可能となって、この状態で操作部材を操作すると、ロック部材が退入してロック解除が可能である押しボタン錠装置であって、
    前記一個の操作部材は少なくとも2方向へ操作することができ、操作部材を第1の方向に移動させるとタンブラー保持部によるタンブラーの保持を解除することができ、所定の押しボタンを押した状態で操作部材を第2の方向に移動させるとロック部材を退入させることができ同時にタンブラー保持部材によるタンブラーの保持が解除されることを特徴とする押しボタン錠装置。
  2. 前記第1の方向は押しボタンの押動方向に平行であり、前記第2の方向は前記ロック部材の退入方向であることを特徴とする請求項1に記載の押しボタン錠装置。
  3. 前記スライド部材及びタンブラー保持部材は前記第2の方向に移動可能であり、前記押しボタンの配列は直線状であって、その配列方向は前記第2の方向に平行であることを特徴とする請求項2に記載の押しボタン錠装置。
  4. 前記スライド部材及びタンブラー保持部材は、前記第2の方向に移動可能であり、前記操作部材には傾斜部が設けられて、前記傾斜部はタンブラー保持部材に接触しており、操作部材を第1の方向及び第2の方向のいずれ方向に操作した場合にも、タンブラー保持部材を第2の方向に押すことができることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の押しボタン錠装置。
  5. 前記タンブラーには突起が設けられて、スライド部材にはタンブラー側に突出した移動規制突起が設けられ、いずれかのタンブラーの突起の位置が前記移動規制突起の位置に合致するとスライド部材の移動を規制することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の押しボタン錠装置。
  6. 前記タンブラーは、第1回転位置と、前記第1回転位置から押しボタンの押動方向を軸として回転した第2回転位置とで使用することができ、第1回転位置では、押しボタンを押さない状態でスライド部材には移動規制突起とタンブラーの突起の位置が合うものであり、第2回転位置では、押しボタンを押してタンブラー保持部材で保持される状態でスライド部材には移動規制突起とタンブラーの突起の位置が合うものであり、第1回転位置のタンブラーに対応する押しボタンを押した状態で操作部材を他方の方向に移動させるとロック部材を退入させることができることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の押しボタン錠装置。
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