JP3988743B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器等を洗浄する食器洗い機に関するもので、特に扉体の開閉機構に関するものである。
従来のこの種の食器洗い機について、図4を用いて説明する。
食器洗い機は、食器等の被洗浄物を洗浄槽1に収納し、洗浄槽1に設けた前面開口部2を上扉体3、下扉体4により閉塞してから、洗浄ポンプ(図示せず)を運転し、洗浄水を噴射することにより、被洗浄物の洗浄およびすすぎ工程を行うようになっていた。前面開口部2を開閉する扉体の開閉形態については、種々のものが存在するが、本食器洗い機は、扉体を上扉体3、下扉体4の2個に分割することで、扉体の開閉に必要な空間(扉体が移動する空間)を小さくし、狭い場所にも食器洗い機が設置できるように、設置性の向上を図ったものである。
2個の扉体のうち下扉体4は、回転支点5を支点に前面開口部2の前下方に回動する。一方、上扉体3は回転支点6で回転支持され、本体の上方空間に開成することで、上扉体3の開閉に必要な高さを小さく抑え、高さの小さい場所にでも、設置できるようにすると同時に、扉体開成状態における上扉体3の前面開口部2より前方への突出長さをできるだけ小さくし、被洗浄物の出し入れ等に支障がないようにしていたいた(例えば特許文献1参照)。
特開2002−272660号公報
しかしながら、上記従来の食器洗い機の上扉体3の開閉構成では、本体や扉体の形状、大きさが同一とすれば、上扉体3の開閉に必要な高さと、開成状態での上扉体3の前方への突出長さは、相反する関係にあり、開閉高さを低くすれば前方への突出長さが長くなり、逆に前方への突出長さを短くすれば、開閉高さが高くなるという課題を有していた。
特に、上扉体3が長くなった場合には、上扉体3の開閉高さが変らなくとも、上扉体3が、使用に支障が出るほど前方に突出するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、扉体の大きさが従来と略同一とした場合、開成状態で扉体の開閉に要する高さが従来と同一の場合は、その扉体の前方への突出長さを短くでき、また、扉体の前方への突出長さが従来と同一の場合は、その扉体の開閉に要する高さが低くできる設置性に優れた食器洗い機を提供する事を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本体と、前面開口部を有し前記本体内に設けた洗浄槽と、スライド溝部を有し前記前面開口部を開閉自在に覆う扉体と、前記扉体を前記本体の上方空間へ移動可能に支持するスライド支持部と、前記扉体を所定軌跡で開閉移動させる動作規制手段とを備え、前記スライド支持部の一端を前記洗浄槽外壁の上部に回転自在に支持し、他端で前記スライド溝部を摺動自在に支持するようにしたもので、扉体は、単純な回転動作で開閉するのではなく、スライド支持部と動作規制手段によって回転とスライドが組み合わさった動作で開閉するため、扉体の大きさが従来と略同一とした場合、開成状態で、扉体の開閉に要する高さが従来と同一の場合は、その扉体の前方への突出長さを短くでき、また、扉体の前方への突出長さが従来と同一の場合は、その扉体の開閉に要する高さを低くすることができ、本体の設置性が向上する。また、スライド支持部を洗浄槽外壁の上部に設けることで、扉体が本体上方へ移動する際の本体上面との位置関係を精度良く実現できる。
本発明の食器洗い機は、扉体の開閉に必要な空間や高さを小さくすることができ、本体の設置性を向上させたり、開口部から扉体を邪魔にならない位置まで大きく開放することが可能となり、被洗浄物の出し入れなどの使い勝手を向上させることができる。また、スライド支持部を洗浄槽外壁の上部に設けることで、扉体が本体上方へ移動する際の本体上面との位置関係を精度良く実現できるので、扉体が開閉時に、本体上面、吊り戸棚等と接触することのない安定した扉体開閉動作を実現できる。
第1の発明は、本体と、前面開口部を有し前記本体内に設けた洗浄槽と、スライド溝部を有し前記前面開口部を開閉自在に覆う扉体と、前記扉体を前記本体の上方空間へ移動可能に支持するスライド支持部と、前記扉体を所定軌跡で開閉移動させる動作規制手段とを備え、前記スライド支持部の一端を前記洗浄槽外壁の上部に回転自在に支持し、他端で前記スライド溝部を摺動自在に支持するようにしたもので、扉体は、単純な回転動作で開閉するのではなく、スライド支持部と動作規制手段によって回転とスライドが組み合わさった動作で開閉するため、扉体の大きさが従来と略同一とした場合、開成状態で、扉体の開閉に要する高さが従来と同一の場合は、その扉体の前方への突出長さを短くでき、また、扉体の前方への突出長さが従来と同一の場合は、その扉体の開閉に要する高さを低くすることができ、本体の設置性が向上する。また、スライド支持部を洗浄槽外壁の上部に設けることで、扉体が本体上方へ移動する際の本体上面との位置関係を精度良く実現できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の扉体を上扉体と下扉体とで構成し、スライド溝部を前記上扉体に設けたもので、扉体を上下2個に分割することにより、1個の扉体により前面開口部を開閉する場合と比べて、扉体の開閉に必要な空間を小さくできるため、さらに設置性を向上させることができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の動作規制手段を樹脂で形成したもので、扉体を本体上方空間へ移動させる際に、使用者が扉体開閉時に誤って本体の外部に露出した動作規制手段に触れても怪我をすることのない安全性の高い食器洗い機を実現できる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の本体上面に、扉体開成状態で、前記扉体の鉛直下方向への移動を規制する規制手段を設けたもので、扉体が開放時に本体上面に当接して傷をつけたり、開成時に扉体が傾くことで、スライド支持部がスライド溝部内でこじって扉体がロックすることがなく、安定した扉体の開閉動作を実現できる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の動作規制手段でスライド溝部の一端を閉じるようにしたもので、スライド支持部のスライド溝部からの抜け止めを動作規制手段が兼ねることで、スライド支持部の抜け止め用の部品を別途追加する必要がなくなり、部品点数の削減、組立て作業性の向上を実現できる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明の動作規制手段に、扉体開成状態でスライド支持部と当接する当接部を設けたもので、開成状態での動作規制手段とスライド支持部の位置関係が規制されるため、扉体の開成位置が安定する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における食器洗い機の側壁部断面図、図2は、同食器洗い機の斜視図、図3は、同食器洗い機の上扉体の開成時の要部斜視図である。
食器洗い機本体7(以下、本体7という)の内部に洗浄槽8が設けられており、この洗浄槽8の前面開口部9を、扉体である上扉体10と下扉体11により開閉するよう構成している。洗浄槽8内部には被洗浄物をセットする食器かご(図示せず)が収納されている。上扉体10をスライド自在に支持するスライド支持部12の一端は洗浄槽8外壁上部に第1の回転支点13で回転自在に支持され、他端は上扉体10に設けたスライド溝部14を、2点のスライド係合部15によりスライド自在に支持している。
スライド溝部14の溝幅は、上扉体10の閉成状態でスライド係合部15が係合する近傍だけ他の範囲より狭くなっており、上扉体10の閉成状態でのスライド溝部14とスライド係合部15との隙間は、加工誤差、組立て誤差を考慮した時に両部品が突っ張って、開閉動作がロックすることのないよう必要最小限の設定となっている。スライド溝部14の他の範囲は、スライド係合部15の摺動に影響がでないよう十分な幅が確保されている。またスライド係合部15には回転自在なローラー部16が設けられており、スライド係合部15のスライド溝部14内の摺動をスムーズにしている。
また、上扉体10を一意的な所定軌跡で開閉移動させるための動作規制手段として、互いの一端同士が第1の連結点17で回転自在に連結された第1の動作規制部18と第2の動作規制部19が設けられており、第1の動作規制部18の他端は洗浄槽8外壁に第2の回転支点20で回転自在に支持され、第2の動作規制部19の他端は上扉体10の下端に設けた固定点21に固定されている。
なお、第1の動作規制部18、第2の動作規制部19はそれぞれ樹脂で形成され、第1の動作規制部18、第2の動作規制部19が本体7前面の側部から外部に出入りする部分には動作規制部収納口22が設けられている。また、第1の動作規制部18は、上扉体10の開成状態で、下方向に突出した略V字形状となっており、同じく上扉体10に開成状態で動作規制収納口22に当接する第1のリブ23が設けられている。上扉体10に設けたスライド溝部14の第2の動作規制部19が固定される側は開放部14aとなっており、スライド支持部12のスライド係合部15をスライドして挿入するように構成されている。スライド係合部15をスライド溝部14に挿入後、第2の動作規制部19を固定点21に固定することで第2の動作規制部19により、スライド溝部14の開放部14aが閉じられるようになっている。これにより、スライド係合部15の抜け止め用の部品を別途追加する必要がなくなり、部品点数の削減、組立て作業性の向上を図ることができる。また、第2の動作規制部19には、上扉体10の開成状態でスライド支持部12と当接する当接部24が設けられている。
下扉体11は、洗浄槽8の前面開口部9下端部近傍で第3の回転支点25により回転自在に支持された下支持部26に固定されており、前面開口部9の前下方にその内面が上向き水平となる位置まで開放できるようになっている。
下扉体11には、押しボタンスイッチ27と、下扉体11を閉成状態に固定するロック手段28を設け、押しボタンスイッチ27と連動して、洗浄槽8外壁に設けた係止部29からロック手段28を解除できるようにしている。上扉体10および下扉体11と前面開口部9のシール、および上扉体10、下扉体11間のシールを行うために、前面開口部9と上扉体10には弾性体で形成されたシール部材30が設けられている。
31は、一端が第1の動作規制部18と第2の連結点32で回転自在に連結され、他端が下支持部26と第3の連結点33で回転自在に連された連動部で、上扉体10と下扉体11が連動して開閉する構成となっている。さらに連動部31に設けた第1の保持部34と洗浄槽8外壁に設けた第2の保持部35を第1のスプリング36 (引張りコイルバネ)で連結し、上扉体10、下扉体11が開放する方向に弾性的に付勢するよう構成している。なお、連動部31の食器洗い機本体7の外部に露出する部分には、保護部材37が設けられている。
第2の連結点32は、第1の動作規制部18に設けた回転軸18aと連動部31の一端に設けた上下方向の長穴31aとで構成されており、回転軸18aと長穴31aは上扉体10、下扉体11を閉塞していった時に、上扉体10が下扉体11より先に閉成状態となるような位置関係となっている。さらに、一端が連動部31に、他端が回転軸18aに連結された第2のスプリング38(ねじりコイルバネ)により、上扉体10が閉塞する方向に第1の動作規制部18が付勢されている。
本体7上面には、開成状態で上扉体10の幅方向への移動を規制する第2のリブ39と、上扉体10の鉛直下方向への移動を規制する規制手段40が設けられており、洗浄槽8側壁には連動部31と当接して下扉体11の開成状態を維持するストッパー部41が設けられている。
リンクの各支点位置は、第1の連結点17を中心として、第2の回転支点20と固定点21とでなされる角度、第2の連結点32を中心として、第3の連結点33と第2の回転支点20とでなされる角度、第3の連結点33を中心として、第3の回転支点25と第2の連結点32とでなされる角度の3つの角度が上扉体10、下扉体11の開閉動作において、0度以上180度以下となるよう設定されている。
以上のように構成された食器洗い機についてその動作、作用を説明する。
押しボタンスイッチ27を押すと、係止部29よりロック手段28が解除され、第1のスプリング36により上扉体10、下扉体11扉の開放側へ付勢された連動部31により、上扉体10と下扉体11は連動して閉成状態から連動部31がストッパー部41と当接する開成状態まで自動的に開放される。
上・下扉体10、11の開放動作の詳細は以下の通りである。
下扉体11の開放動作は、洗浄槽8下端を中心に前下方に回転し、その内面が上向き水平となる位置まで回転する。
上扉体10は、一端側が洗浄槽8外壁上部に回転自在に支持され、他端側が上扉体10のスライド溝部14をスライド自在に支持しているスライド支持部12により、回転とスライドが組み合わさった軌跡で移動する。これにより、図4の従来のように単純に支持部材により回転支持されている場合と比べて、移動軌跡の自由度が高くなっている。
ただし、このスライド支持部12だけでは、上扉体10の回動軌跡は一意的に決まらず、自在に動作してしまい、本体7上面等に衝突するなどの恐れがある。
そこで、第1の動作規制部18と第2の動作規制部19により上扉体10の移動軌跡を一意的に規制している。これによって、上扉体10を本体7の外郭形状に沿うように本体7の上方空間に移動させることが可能となり、上扉体10の開閉に必要な設置高さを従来より低く抑えた設置性のよい食器洗い機を提供できる。さらに、スライド支持部12が本体7上面近傍の洗浄槽8外壁上部に設けられていることで、上扉体10と本体7上面の位置関係を精度良く実現できるため、上扉体10が本体7上面、吊り戸棚等と接触することのない安定した扉体開閉動作を実現することができる。
また、完全に上扉体10が開成した状態で、上扉体10の前面開口部9より前方に突出する突出長さも小さくできるため、洗浄槽8内が見やすく、食器等の出し入れにも邪魔にならない使い勝手のよい食器洗い機を提供できる。
また、リンクの各支点位置を、上死点、下死点とならないよう設定していることで、上扉体10、下扉体11の開閉時のリンクの不可逆的な動作やロックを防止することが可能となり、安定した上扉体10、下扉体11の開閉動作を実現できる。
上扉体10の開成状態においては、本体7上面に設けた第2のリブ39と、規制手段40が上扉体10の幅方向への移動と鉛直下方向への移動をそれぞれ規制し、又、動作規制部収納口22に第1の動作規制部18に設けた第1のリブ23が当接することで、上扉体10の幅方向への移動を規制する。さらに、第2の動作規制部18に設けた当接部24がスライド支持部12と当接することで、上扉体10の後方への移動が規制され、上扉体10の開成位置が安定する。
上扉体10、下扉体11の開放後、下扉体11に食器かごを引出し、被洗浄物をセットする。食器かごを下扉体11内面上に引出す構成をとっているので、被洗浄物から垂れた汁、水滴が機外へ流出するのを防止することができる。
続いて、食器かごを洗浄槽8内に収納し、使用者は下扉体11を閉塞する。上扉体10と下扉体11は連動部31により連動して開閉する構成となっているので、上扉体10も同時に閉塞される。この時、下扉体11の閉塞動作に連動して、第1の動作規制部18、第2の動作規制部19が動作規制部収納口22に収納されるが、下扉体11との連動動作のため使用者の意識が向かわない可能性がある。しかし本実施の形態では、第1の動作規制部18、第2の動作規制部19が樹脂で形成されているので、それらの動作中に仮に使用者の体の一部や指がそれらに触れても怪我をすることがない。
また、規制手段40による上扉体10の鉛直下方への移動規制と、当接部24による上扉体10の後方への移動規制により、スライド係合部15がスライド溝部14内でこじることがなく、スムーズな扉体閉塞動作を維持できる。
また、上扉体10、下扉体11の閉成状態近傍では、第2の連結点32が回転軸18aと長穴31aとで構成され、且つ第2のスプリング38により、第1の動作規制部18が上扉体10が閉塞する方向に付勢されているので、上扉体10が確実に先に閉成し、上扉体10に設けたシール部材30を下扉体11で確実に押さえつけることが可能となり、上扉体10、下扉体11間のシールを確実に行うことができる。
さらに、スライド溝部14とスライド係合部15との隙間は、上扉体10の閉成時だけ狭く設定されているため、閉成時の上扉体10の位置が安定して上扉体10と前面開口部9との間のシールが確実に行なわれ、しかも開閉途中でのスライド溝部14とスライド係合部15のスムーズな摺動により安定した扉体開閉動作を行なうことができる。
さらに、スライド係合部15にローラー部16を使用することで、スライド溝部14とスライド係合部15の摺動抵抗はさらに低減され、より安定した扉体開閉動作を実現できる。
本実施の形態では、上扉体10の開閉の軌跡は、第2の動作規制部19を使用せず、第1の動作規制部18を上扉体10の固定点21に直接回転自在に支持しても実現可能であるが、この場合、動作規制部収納口22が著しく大きくなってしまう。
しかし、本実施の形態では、第2の動作規制部19を設け、さらに第1の動作規制部18を上扉体10の開成状態で、下方向に突出する略V字形状としていることで、動作規制部収納口22を必要最小限に留めることができ、食器洗い機前面の門型構造の強度低下を最小限に抑えられ、食器洗い機の筐体強度を動作規制手段を1部品で構成した場合と比較して、飛躍的に向上させることが可能となり、しかもリンクの各支点位置が変位し難くなり、安定した上扉体10、下扉体11の開閉動作、確実なシール性を実現できる。なお、上述した上扉体10、下扉体11を開閉するための上記リンク機構は、洗浄槽8、及び上扉体10、下扉体11の左右両側に設けている。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、扉体の開閉に必要な空間や高さが低く、本体の設置性に優れたものであり、物の出し入れ用の開閉扉を有する各種機器、装置に広く適用できるものである。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の側壁部断面図 同食器洗い機の斜視図 同食器洗い機の上扉体開成時の要部斜視図 従来の食器洗い機の側壁部の主要断面図
符号の説明
7 食器洗い機本体(本体)
8 洗浄槽
9 前面開口部(開口部)
10 上扉体(扉体)
11 下扉体
12 スライド支持部
14 スライド溝部
18 第1の動作規制部(動作規制手段)
19 第2の動作規制部(動作規制手段)

Claims (6)

  1. 本体と、前面開口部を有し前記本体内に設けた洗浄槽と、スライド溝部を有し前記前面開口部を開閉自在に覆う扉体と、前記扉体を前記本体の上方空間へ移動可能に支持するスライド支持部と、前記扉体を所定軌跡で開閉移動させる動作規制手段とを備え、前記スライド支持部の一端を前記洗浄槽外壁の上部に回転自在に支持し、他端で前記スライド溝部を摺動自在に支持するようにした食器洗い機。
  2. 扉体を上扉体と下扉体とで構成し、スライド溝部を前記上扉体に設けた請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 動作規制手段を樹脂で形成した請求項1または2に記載の食器洗い機。
  4. 本体上面に、扉体開成状態で、前記扉体の鉛直下方向への移動を規制する規制手段を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  5. 動作規制手段でスライド溝部の一端を閉じるようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  6. 動作規制手段に、扉体開成状態でスライド支持部と当接する当接部を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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