JP3987930B2 - 方位傾斜計測方法および計測装置 - Google Patents

方位傾斜計測方法および計測装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、方位計測、傾斜角(角度)計測、あるいはこれらの両者を別個に計測して組み合わせ、もしくは同時に計測して組み合わせる方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願発明の発明者等は、先に三次元変位測定方法及び三次元変位測定装置を出願し、当該出願は特許文献1に示す番号で登録された。当該特許の対応の米国特許は、特許文献2の通りであり、対応のヨーロッパ特許は、特許文献3の通りである。
【0003】
これ以外に次に示すような従来例がある。
特許文献4には、回転可能な機器ケーシングを有する完全自動測定ジャイロコンパスであって、上記ケーシング中には支持バンドに懸架されたジャイロ振子が配置されており、該ジャイロコンパスの回転振動の信号量がオプトエレクトロニック測定装置を用いて取出され中央制御プロセッサにて評価アルゴリズムを用いて指北位置偏差の測定のため評価されるように構成されているものにおいて、上記オプトエレクトロニック測定装置によっては1つの振動周期の小さな端数部分に亙って、自由に振動するジャイロ振子の、機器零(基準)点に対して相対的な夫々の偏差角度及び該偏差角度に所属する角速度及び角速度が検出され、当該中央プロセッサによっては機器零(基準)マークの指北位置偏差(偏位)がジャイロ振子の正規化(基準化)された運動方程式を介して計算され指北位置偏差(偏位)に比例する信号の送出および/又は当該指北位置偏差(偏位)のディスプレイがなされるように構成されている完全自動測定ジャイロコンパスが記載されている。
【0004】
特許文献5には、光ファイバジャイロと重力加速度を利用した傾斜計とを備え、地球接平面に対するロール角またはピッチ角あるいは両方の傾斜角を測定するハイブリッド傾斜計において、ソフトウエア数値フィルタによって、光ファイバジャイロより得られる角度データについては高域周波数のデータのみ通過処理し、前記傾斜角より得られる角度データについては低域周波数のデータのみ通過処理し、実時間領域で双方のデータを合成し、角度出力とする信号処理部を接続したハイブリッド傾斜計が記載されている。
【0005】
特許文献6には、基準台上に設置された、直交する2軸の傾斜計と1軸回転機構と、1軸回転機構に取付けられた1軸レートジャイロを具備すると共に、1軸回転機構制御部と、1軸レートジャイロの基準方位からの回転角及び各回転位置で得られた地球時点の角速度より仮想方位と振幅を求め、これら仮想方位角及び振幅と2軸傾斜角によって得られたロール角、ピッチ角及び外部より入力された検出地点の緯度とにより検出地点での方位角を検出する方位演算部とを備えたレートジャイロ方位計が記載されている。
【0006】
特許文献7には、被測定体にジャイロ傾斜計を取付け、このジャイロ傾斜計からの角速度信号を積分して前記被測定体の傾斜角度を測定する傾斜測定装置において、前記被測定体に重力式傾斜計を取付けると共に、この重力式傾斜計の出力信号が静定状態にあることを判断する静定状態判断手段と、この静定状態により前記重力式傾斜計の出力信号が静定状態にあると判断されたとき前記ジャイロ傾斜計からの角速度信号の積分値を前記重力式傾斜計の出力信号による傾斜角度に補正する補正手段とを設けた傾斜測定装置が記載されている。
【0007】
更に、特許文献8には、三次元の変位および傾斜を測定する変位傾斜測定装置が記載されている。
特許文献9には、移動体又は被測定物の位置及び姿勢角を測定するための位置及び姿勢角測定装置及び方法が記載されている。
特許文献10には、重力式傾斜センサとジャイロを併設することが記載されている。
【0008】
【特許文献1】
特許第2961145号公報
(特願平6−42830、特願平4−253307)
【特許文献2】
USP5,623,108号公報
【特許文献3】
EP0829699号公報
【特許文献4】
特開平5−248871号公報
(優先権主張国 ドイツ国 P4141034.3)
【特許文献5】
特開平7−167651号公報
【特許文献6】
特開平7−167658号公報
【特許文献7】
特開平8−210849号公報
【特許文献8】
特開2001−66110号公報
【特許文献9】
特開平10−160462号公報
【特許文献10】
特開平8−89011号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来において、傾斜を計測する技術は、クリノメータなど、一方向の傾斜角を検出する方法が用いられており、三次元的な評価のためには、一次元計測する装置を複数台配置して計測したデータを組み合わせることによって実現していた。他方、方位計測では、方位磁石やジャイロ効果における歳差を検出するレートジャイロなどが実用に供されており、方位と傾斜の計測では複数の計測装置や計測センサまたは複数回の計測を必要とし、計測が複雑化する不都合があった。また、複数の計測においてそれぞれの傾斜計の固定点や摺動ラインが異なるために計測誤差を含みやすい欠点があり、必ずしも経済的、効果的な測定手段とは言えない面があった。
【0010】
本発明は、多くの計測器による変位計測を必要とすることなく、簡便な構造によって被測定体の変位を容易に計測できる変位計測方法および装置を提供することを目的とする。
更に本発明は、三次元的に展開した多くの計測器による変位計測を必要とすることなく、一台の装置の簡便な構造によって被測定体の三次元的な変位を容易に計測できる変位計測方法および装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
相対的な三次元傾斜を合理的かつ効率的に一台のセンサによって検出するため、回転軸に傾斜して取付けた非接触式(レーザ変位計など)や接触式(差動トランスなど)の変位センサに対してほぼ直交する曲面からなる円錐型などの被計測面を配し、被計測部の重りと二軸方向の自由回転が可能なフレーム構造によってフリーとされた被計測面の円錐中心軸が常に重力方向を指し示す機能を備えている。変位センサの取付軸を一回転する間の走査によって被計測面までの距離を複数回計測し、そのデータから三角関数の計算によって計測点の傾斜角を求め、傾斜角データの残差が最小になる最小二乗解析によって変位センサ部と被計測体(被計測部)の間の相対的な三次元傾斜を傾斜方向と傾斜角度のベクトル評価として評価する。これにより、従来、3台以上の傾斜計によって評価した三次元的な傾斜を一台の変位センサによってフリーとされた被計測面の変位を計測し、精度評価を行いつつ実現できる。
【0012】
また、三次元傾斜と方位を合理的かつ効率的に一台のセンサによって検出するため、前述装置の被測定体がフレーム構造内で自立回転する際に回転軸が重りとのバランスの中で地球自転軸に沿う方向に傾くジャイロ効果を利用し、前述の円錐面上を回転走査する変位計側から最大傾斜する方向を求めて北方位の評価を実現する。前述の被測定体が重りによって重力方向を指し示す際の三次元傾斜計測とこの方位計測を交互に同一装置で実施することにより、従来まったく異なる計測とされていた方位計測と傾斜計測を一台の装置で実現するとともに、これら全ての基本データを一台の変位センサからの計測によって達成することが可能になる。
【0013】
全方位の三次元傾斜を簡便に検出するため、前述の被測定体が重りによって重力方向を指し示す際の三次元傾斜計測に既存の方位磁石あるいはジャイロスコープを組み込み、ここで検出した北方位と変位センサ部の回転角との関係から、方位との相関において三次元傾斜を評価する全方位傾斜計測を簡便に実現できる。被測定体の円錐形状のある円錐頂点を支点として、すなわち固定点として固定したまま被測定体を全方位に自由傾斜させ得る構造の自由傾斜体を採用することによって前述の固定点を中心として簡便な構造によって被測定体をいかなる方向への傾斜も自由に行うことが実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明は、土木・建築構造物、石油削井あるいは飛行・走行物の制御等における固定点の傾斜姿勢と方位監視ならびにパイプや孔井などの円筒空間内摺動において連続的に三次元傾斜と方位を計測する方法および装置を提供する。
【0015】
具体的には、土木・資源分野の岩盤・地盤や岩盤内空洞近傍において、岩盤の微細な傾斜変状を計測監視する目的で用いられる。例えば、地滑り監視地盤やダムサイト地盤内における地盤変状を監視するために、地盤内の孔井において摺動しつつ簡便に全方位傾斜状態を連続的に計測する。また、石油資源開発分野の岩盤内孔井において、孔井の位置を評価する目的で用いられる。例えば、地表の孔口から穴井内を連続的に摺動しつつ方位と傾斜状態を連続的に計測し、地下岩盤内における孔井の三次元位置を的確に標定する。さらに、パイプラインや配管など構造物の変状監視を目的とし、配管内あるいはその外部に沿って摺動しつつ傾斜ベクトルを連続的に計測して全体の変形状態を把握する目的で用いる。
【0016】
他方、建設分野の橋梁、ビルなど構造物において、構造体の微細な傾斜変状を監視する目的で用いられる。例えば、橋梁やビルなどの接続部や基礎部の安定性を監視するため、その固定点の傾斜変状を連続的に検出する。また、岩盤や岩盤内空洞の変状を長期的に監視する目的で、崩落監視対象の岩盤上の固定点や岩盤内空洞の固定点に設置して長期的に傾斜ベクトルを監視する。さらに、飛行物体や走行物体の移動方向制御を目的とし、これら移動物体の方向を方位と三次元傾斜情報として適宜検出する。具体的に説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施例である重力式傾斜センサとしての傾斜計測装置100の構造を示す。図1において、傾斜計測装置100は、装置本体1、装置本体1に固定された計測部2、計測部2に対峙する被測定体(被計測部、被測定部)3、被測定体3の保持部5を介して一体にされた重り4、および保持部5と装置本体1の突起部7との間に設けた自由傾斜体6とから構成される。
装置本体1は、筒状もしくは籠状をなし、頭部に設けた孔部11に回転モータ(回転駆動源)12が設けられ、回転モータ12によってセンサの回転軸13を軸心として回転される計測器取付部14が設けられて前述の計測部2が構成される。
【0018】
計測器取付部14には、変位測定器(変位センサ)を構成するレーザ変位計発光部15およびレーザ受光部16が設けられ、レーザ変位計発光部15から発射されたレーザ17は被測定部に当たり、発射したレーザはレーザ受光部16で検知される。
被測定体3は、計測部2とは別体とされ、開口部21から深部22に向かって収束して設けられた所定の円錐形状からなる被計測面23を備えた円錐部24と円錐部の円錐面方向にある保持部5を有し、上述のように保持部5を介して重り4が一体的に取付けてある。
【0019】
保持部5と装置本体1との間に設けられる自由傾斜体6の構造を図2に示す。図2において自由傾斜体6は、保持部5の軸受を備えた円板状の軸受体29の周囲に間隙を置いて配設される内側のフレーム25、これに間隙を置いて配設される外側のフレーム26と、保持部5と内側のフレーム25と、および内側のフレーム25と外側のフレーム26との間に固着して設けた内フレーム回転軸27、外フレーム回転軸28とから構成され、内側のフレーム25と外側のフレーム26は二重の円形フレームをなし、同一平面配置可能であり、図にあっては静止時において同一平面配置とされている。内フレーム回転軸27、外フレーム回転軸28は同一平面配置時に、図にあっては静止時において互いに直交する関係で配設され、内フレーム回転軸27、外フレーム回転軸28は、図に示すように、保持部5の支点30(図1)を中心としてそれぞれ回転可能である。
【0020】
図1において、支点30は、円錐形状からなる被計測面23の円錐形状方向で、被測定体3の軸心上にある。当然に、支点30は保持部5の軸心上にある。支点30は、二重の円形フレームの回動中心とされる。すなわち二重の円形フレームは支点30を中心として回動するように配設される。ここで重要なことは、このような配設構造によって被測定体3の被計測面23はフリーとされていることである。すなわち、被計測面23は何等拘束されていないことである。
装置本体1の突起部7に外側のフレームは軸(図示せず)によって保持される。
機能的に見れば、レーザ変位計発光部15は計測器取付部14の変位計測固定点31に設けられて回転可能とされ、被測定体3は被測定体3の支点30を中心として回転可能とされる。
【0021】
図2および図3は、被測定体3の保持部5に対して対向配置される自由傾斜体6を構成することになる二重の円形フレーム25、26および双方の円形フレーム25、26を接続する二回転軸配置構成およびこの配置構成に伴う被測定体3の被計測面23の配設状態を示し、図2はそのための斜視図、図3は断面平面図である。これらの図において、保持部5の軸受体29(軸受52を備える)と内側の円形フレーム25と、および内側の円形フレーム25と外側の円形フレーム26との間に内回転軸27および外回転軸28が回転軸心45、46を中心として回転可能に配設される。この場合に、構成された二重の円形フレーム25、26は同一平面配置可能とされる。図においては、静止時において二重の円形フレーム25、26が同一平面配置とされている。
この同一平面配置時に二回転軸、すなわち内回転軸27および外回転軸28は直交する配置となる。このような配置構成によって図1に示す被測定体3は、全方向に自由傾斜可能とされ、被測定面23は拘束されていないフリー端とされる。
【0022】
以上のように、図1は変位計としての三次元傾斜計測装置の概要を示す。ここでは、変位センサ(変位測定器)を取付けた回転体の回転軸上に変位計測軸との交点となる被測定体の固定点31と被計測面の円錐頂点となる被測定体の支点30が配置され、被測定体と一体となった重り4が重量方向を指し示すことによって被測定体3の円錐軸は重力方向に傾斜する。被測定体は、互いに直交し得る回転軸27、28を有する二重のフレームによって、その自由傾斜が実現されている。この結果、変位センサ取付部の回転軸は装置本体の軸方向を示し、被測定体は重量方向を示すことになり、傾斜する方向と傾斜角から構成される三次元傾斜を両者の相対的な傾斜として計測することになる。
【0023】
図4は、一台の変位測定器の回転走査による計測方法を示す。被計測面23の任意の円32についてX−Y軸を取ったときに、変位測定器のセンサ位置の回転角はαをなすとする。センサの回転軸はZ軸をなす。この場合に円32上の点34と変位計測固定点31とがなす距離Lが計測変位を計測するためにレーザによって測定される。
図において、変位センサ取付部が一回転する間に一定回転角度ごとに変位を計測することになる。
被測定体3の傾斜に伴う変位計測範囲をより広げるには、被計測部3の円錐面23を円錐曲面にする対策などが考えられる。
【0024】
被計測面23は、開口部21から深部22に向かって収束すると共に、数式化できる所定形状の曲平面からなり、本実施例において円錐形状とは、図5に示す円錐、円錐台、双曲面、二次曲面、半球面、四角錘、三角錐等の形状のものを含む。また、この被計測面23は、レーザ変位計発光部15による距離測定が正確に行えるように、平滑な表面仕上げが施されている。
【0025】
図6は変位計測の方法を示す。
前述のように基本軸を例えばX軸とすると、回転角度はαnで表され、それぞれの回転角度について変位データLnが得られる。変位センサ取付部の回転軸と被測定部3の軸が一致して傾斜がない場合の変位をLoとすると、それぞれの回転角度αnにおける傾斜角βnは図中の式で求められる。
【0026】
計算例として、変位センサによる円錐被計測面上の計測は、未知数3個以上が最低必要になるが、回転走査における一定回転の計測制御は比較的容易であるため、計測精度の向上のため、回転角45度ごとの8点計測や30度ごとの12点計測などの多点計測が実用的になる。
【0027】
簡単な計算の一例として、回転角度はαnごとに変位データLnが変位センサから得られ、Lnからは
Figure 0003987930
の計算式から直ちに回転角度αnごとのβnが求まる。図1に示した変位測定器の計測座標と被測定体座標の相互関係から、変位走査線が形成する円錐と被測定体3の円錐が交わる線の一般式
Figure 0003987930
を導き、この式から求まるβ’nと計測値のβnとの比較から、残差の二乗和Σ(β’n−βn)が最小となるβ’nを求めることになる。この値は、計測におけるバラツキや誤差を多点データに基づいて最小化した結果の解となり、計測制度の向上に資することになる。
【0028】
以上のように、円錐などの内側曲面とその軸が常に重力方向を指し示す重り4を備えた測定体3とセンサ回転軸に傾斜して取付けられた一台のレーザ変位計などの変位測定器から構成されており、二方向の回転軸を有する円形フレームによって常に重りが重力方向を指し示す際の被計測面上を変位測定器が一回転走査する間に一定の回転角度ごとの変位を検出し、それぞれの変位計測データから導いた傾斜角データの最小二乗解析から残差が最小のべクトルを求め、変位測定器と、被測定体3との間の相対的な三次元傾斜を傾斜方向と傾斜角度のベクトル評価として実現する計測装置とその計測方法が構成される。
【0029】
具体的には、被測定物である被測定体3の傾斜を計測するための傾斜計測方法において、開口部21から深部22に向かって収束して設けられた所定の円錐形状からなる被計測面23と円錐形状方向に支点30を有する保持部5を備えた被測定体3の被計測面23に向けて変位測定器15、16を回転可能にして設け、被測定体3に重り4を保持部5を中にして反対側に一体にして設け、保持部5の周りにそれぞれ間隔を置いて、例えば静止時に同一平面方向に二重の円形フレーム、すなわち内側の円形フレーム25、外側の円形フレーム26を有し、保持部5と内側の円形フレーム25と、および内側の円形フレーム25と外側の円形フレーム26との間に、例えば静止時に互いに同一平面上に直交する回転軸27、28を設けて保持部5の支点を二重の円形フレーム25、26の回動中心とし、被測定体3を自由傾斜可能として保持することによって被計測面23をフリーとなして計測時に常に重力方向を指向させ、この状態で変位測定器を被計測面23に対して回転走査をさせて相対する距離を測定し、測定された相対距離の変位を解析することによって被計測面23の三次元傾斜角を計測する傾斜計測方法および計測装置が構成される。
【0030】
図7は、他の実施例としての方位傾斜計測装置101の構造を示す。左記の実施例に示す構成と同一の構成には同一の番号を付し、先の実施例の説明を援用し、説明が重複しないようにする。本実施例の場合、保持部5は長めに作られており、この部分の周囲に回転モータ(回転駆動源)41が配設してある。他の構成は先の実施例と同一とすることができる。
【0031】
図7は、自由傾斜が可能な被測定体3の被計測面23を回転させる構造例を示す。図2あるいは図3に示す二重の円形フレーム構造と二回転軸に導電性構造をもたせ、円錐部24の下部で重り4の位置に配した回転モータ41まで電気ラインを導き、自由傾斜の構造に配線に伴う摩擦抵抗を排除して被測定体3の軸回転を実現する。この構造では、被測定体3の回転に伴ってジャイロ効果が発生し、回転軸が地球の自転軸に沿う方向に平行になろうとする。しかして、被測定体3の下部の重り4は回転軸を重力方向に向ける働きをするため、そのバランスで、被測定体3の軸が重量方向からやや北方位にむかって傾斜することになる。この場合、傾斜角は方位計測の対象にはならず、最大傾斜する方位が対象になる。この方位角αNが装置本体の配置に対する北方位を示すことになる。傾斜方向は変位計測器による距離測定によって計測することができる。
この計算には、図6の説明と同じ解析を用い、β’nが最大値となるαnが北方位角αNとなる。
【0032】
一式の装置によって方位と三次元傾斜を計測する場合、この回転構造を有する装置を配し、装置の摺動などの際に連続的に計測するには、被計測部を回転しない状態で変位センサによる回転走査を繰り返し、方位計測が必要な際には、被測定体3を回転させて変位センサによる回転走査を行うことになる。
【0033】
以上のように、前述の装置の円錐面と重りを含む構造部が二回転軸円形フレーム内において回転する際に回転軸が地球自転軸に沿う方向の北に傾くジャイロコンパスの原理を用い、円錐面上を回転走査する変位計測から最大傾斜する方向を求めて北方位を評価し、この方位データと同装置による三次元傾斜評価とを組み合わせることによって、全方位の絶対傾斜角評価を一台の変位センサで実現する計測装置とその計測方法が構成される。
【0034】
従って、この実施例によれば、被測定物である被測定体3の方位を計測するための方位計測方法において、開口部21から深部22に向かって収束して設けられた所定の円錐形状からなる被計測面23と円錐形状方向に支点30を有する保持部5を備えた被測定体3の被計測面23に向けて変位測定器15、16を回転可能にして設け、被測定体3に重り4を保持部5を中にして反対側に一体にして設け、保持部5の周りにそれぞれ間隔を置いて、例えば静止時に同一平面方向に二重の円形フレーム25、26を有し、保持部5と内側の円形フレーム25と、および内側の円形フレーム25と外側の円形フレーム26との間に、例えば静止時に互いに同一平面上で直交する回転軸27、28を設けて保持部5の支点30を二重の円形フレーム25、26の回動中心とし、被測定体3を自由傾斜可能として保持することによって被計測面23をフリーとなし、被測定体3を回転させる回転駆動源である回転モータ41を設けて被測定体3の回転時に重力方向と地球自転軸に沿う方向との合体方向を指向させ、この状態で変位測定器15、16を被計測面23に対して回転走査をさせて相対する距離を測定し、測定された相対距離の変位を解析することによって被計測面23の傾斜する方向を計測することを特徴とする方位計測方法および計測装置が構成される。
【0035】
更に、この実施例によれば、被測定物の方位および傾斜を計測するための方位傾斜計測方法において、開口部21から深部22に向かって収束して設けられた所定の円錐形状からなる被計測面23と円錐形状方向に支点30を有する保持部5を備えた被測定体3の被計測面23に向けて変位測定器15、16を回転可能にして設け、被測定体3に重り4を保持部5を中にして反対側に一体にして設け、保持部5の周りにそれぞれ間隔を置いて、例えば静止時に同一平面方向に二重の円形フレーム25、26を有し、保持部5と内側の円形フレーム25と、および内側の円形フレーム25と外側の円形フレーム26との間に互いに直交する回転軸27、28を設けて保持部5の支点30を二重の円形フレーム25、26の回動中心とし、被測定体3を自由傾斜可能として保持することによって計測面23をフリーとなし、被測定体3を回転させる回転駆動源である回転モータ41を設けて被測定体3の回転静止時に常に重力方向を指向させ、かつ被測定体3の回転時に重力方向と地球自転軸に沿う方向との合体方向を指向させ、これらの状態で変位測定器15、16を被計測面23に対して回転走査をさせて相対する距離を測定し、測定された相対距離の変位を解析することによって被計測面23の傾斜する方向と三次元傾斜角を順次計測する方位傾斜計測方法および計測装置が構成される。
【0036】
図8は、方位と傾斜の連続計測するための構成を示す。同時に方位と三次元傾斜を連続計測する場合は、それぞれの目的を有する同様構造の装置を2台配置することが想定される。
図8において、図1に示す三次元傾斜計測のための傾斜角計測器100と図7に示す方位計測器101とが一体とされ、それぞれの計測器によって三次元傾斜角と方位とが連続して同時に計測される。それぞれの構成については先の2つの実施例の説明を援用し、ここでは繰り返して説明しない。
【0037】
従って、本実施例によれば、被測定物の方位および傾斜を計測するための方位傾斜計測方法において、開口部21から深部22に向かって収束して設けられた所定の円錐形状からなる被計測面23と円錐形状方向に支点30を有する保持部5を備えた被測定体3の被計測面23に向けて変位測定器15、16を回転可能にして設け、被測定体3に重り4を保持部5を中にして反対側に一体にして設け、保持部5の周りにそれぞれ間隔を置いて、例えば静止時に同一平面方向に二重の円形フレーム25、26を有し、保持部5と内側の円形フレーム25と、および内側の円形フレーム25と外側の円形フレーム26との間に互いに直交する回転軸27、28を設けて保持部の支点30を二重の円形フレーム25、26の回動中心とし、被測定体3を自由傾斜可能として保持することによって被計測面23をフリーとなし、被測定体3を回転させる回転駆動源である回転モータ41を設けて被測定体3の回転時に重力方向と地球自転軸に沿う方向との合体方向を指向させ、この状態で変位測定器15、16を被計測面23に対して回転走査をさせて相対する距離を測定し、測定された相対距離の変位を解析することによって被計測面23の傾斜する方向を計測し、重力傾斜計である傾斜角計測装置100によって三次元傾斜角を計測し、両者を組み合わせることによって全方向の三次元傾斜角を計測する方位傾斜計測方法および計測装置を構成する。
【0038】
図9は、他の方位傾斜計測装置101を示し、既存の方位磁石やジャイロスコープなどとの組み合わせによる簡易全方位傾斜計測する方法および構成を示す。基本的構成は第1の実施例と同じであり、より簡便に全方位三次元傾斜計測を実現するために、既設の方位磁石あるいはレートジャイロ51を図1に示した装置構造概要の重り4の部分に配置させ、ここから得られる北方向αNと三次元傾斜計測とを組み合わせている。
【0039】
前述の装置における被測定体3に既存の方位磁石あるいはジャイロスコープ51を組み合わせ、前述装置による相対的な三次元傾斜評価に方位データを組み合わせることによって、全方位の絶対傾斜角評価を一台の変位センサで実現する計測装置とその計測方法が提供される。
【0040】
具体的には、被測定物の方位および傾斜を計測するための方位傾斜計測方法において、開口部21から深部22に向かって収束して設けられた所定の円錐形状からなる被計測面23と円錐形状方向に支点30を有する保持部5を備えた被測定体3の被計測面23に向けて変位測定器15、16を回転可能にして設け、被測定体3に重り4を保持部5を中にして反対側に一体にして設け、保持部5の周りにそれぞれ間隔を置いて、例えば静止時に同一平面方向に二重の円形フレーム25、26を有し、保持部5と内側の円形フレーム25と、および内側の円形フレーム25と外側の円形フレーム26との間に静止時に互いに同一平面上で直交する回転軸を設けて保持部5の支点30を二重の円形フレーム25、26の回動中心とし、被測定体3を自由傾斜可能として保持することによって被計測面23をフリーとなして計測時に常に重力方向を指向させ、この状態で変位測定器15、16を被計測面23に対して回転走査をさせて相対する距離を測定し、測定された相対距離の変位を解析することによって被計測面23の三次元傾斜角を計測し、方位磁石あるいはジャイロスコープ51によって方位を計測し、両者を組み合わせることによって全方位の三次元傾斜角を計測する方位傾斜計測方法および計測装置を構成する。
以上の構成において、三次元傾斜角を計測することを主体とするが、これらの方法および装置によって二次元傾斜角を計測することを排除しない。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、多くの計測器による変位計測を必要とすることなく、被測定面をフリーとした簡便な構造によって被測定体の変位を容易に計測できる変位計測方法および装置を提供することができる。
更に本発明によれば、三次元的に展開した多くの計測器による変位計測を必要とすることがなく、基本的に一台の装置の簡便な構造によって被測定体の三次元的な変位を容易に計測できる変位計測方法および装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である傾斜計測装置の構成を示す構造図。
【図2】図1の一部構成についての斜視図。
【図3】図2の平面図。
【図4】回転走査による計測方法を示す図。
【図5】円錐形状を例を以って説明する図。
【図6】変位計測の方法を示す図。
【図7】本発明の他の実施例である方位傾斜計測装置の構成を示す構造図。
【図8】方位と傾斜を連続計測するための一体型装置の構造図。
【図9】簡易全方位傾斜計測するための装置の構造図。
【符号の説明】
1…装置本体、2…計測部、3…被測定体(被計測部、被測定部)、4…重り、5…保持部、6…自由傾斜体、7…突起部、12…回転モータ、13…センサの回転軸、14…計測器取付部、15…レーザ変位計発光部、16…レーザ受光部、17…レーザ、21…開口部、22…深部、23…被計測面、24…円錐部、25…内側のフレーム、26…外側のフレーム、27…内フレーム回転軸、28…外フレーム回転軸、29…軸受体、30…支点、31…変位計測固定点、100…傾斜計測装置、101…方位傾斜計測装置。

Claims (4)

  1. 被測定物の傾斜及び方位を計測するための方位傾斜計測装置において、
    装置本体に、被計測面と支点を有する保持部を備えた被測定体を設け、該被測定体の前記被計測面に向けて変位測定器を回転可能にして設け、前記被測定体に重りを前記保持部を中にして反対側に一体にして設け、前記保持部の周りにそれぞれ間隔を置いて同一平面配置可能な二重の円形フレームを有し、前記保持部と内側の円形フレームと、および内側の円形フレームと外側の円形フレームとの間に同一平面配置時に互いに直交する回転軸を設けた自由傾斜体を前記装置本体に設けて前記保持部の支点を二重の円形フレームの回動中心とし、前記被測定体を自由傾斜可能として保持することによって前記被計測面をフリーとなし、前記被測定体を回転する回転駆動源を設け、該被測定体が回転および回転していない状態でそれぞれ前記変位測定器を前記被計測面に対して回転走査をさせて相対する距離を測定する手段、および測定された相対距離の変位を解析して前記被計測面の三次元傾斜角及び方位を計測する手段を有することを特徴とする方位傾斜計測装置。
  2. 被測定物の傾斜及び方位を計測するための方位傾斜計測装置において、
    装置本体に、被計測面と支点を有する保持部を備えた被測定体を設け、該被測定体の前記被計測面に向けて変位測定器を回転可能にして設け、前記被測定体に重りを前記保持部を中にして反対側に一体にして設け、前記保持部の周りにそれぞれ間隔を置いて同一平面配置可能な二重の円形フレームを有し、前記保持部と内側の円形フレームと、および内側の円形フレームと外側の円形フレームとの間に同一平面配置時に互いに直交する回転軸を設けた自由傾斜体を前記装置本体に設けて前記保持部の支点を双方の円形フレームの回動中心とし、前記被測定体を自由傾斜可能として保持することによって被計測面をフリーとした傾斜計測装置を2台一体的に配置し、かつ一方の傾斜計測装置には前記被測定体を回転させる回転駆動源を設け、両者の傾斜計測装置のそれぞれが前記変位測定器を前記被計測面に対して固定走査させて相対する距離を測定する手段、および測定された相対距離の変位を解析して前記被計測面の三次元傾斜角及び方位を計測する手段を有することを特徴とする方位傾斜計測装置。
  3. 装置本体に、被計測面と支点を有する保持部を備えた被測定体を設け、該被測定体の前記被計測面に向けて変位測定器を回転可能にして設け、前記被測定体に重りを前記保持部を中にして反対側に一体にして設け、前記保持部の周りにそれぞれ間隔を置いて同一平面配置可能な二重の円形フレームを有し、前記保持部と内側の円形フレームと、および内側の円形フレームと外側の円形フレームとの間に同一平面配置時に互いに直交する回転軸を設けた自由傾斜体を前記装置本体に設けて前記保持部の支点を二重の円形フレームの回動中心とし、前記被測定体を自由傾斜可能として保持することによって前記被計測面をフリーとなし、前記被測定体を回転する回転駆動源を設け、該被測定体が回転および回転していない状態でそれぞれ前記変位測定器を前記被計測面に対して回転走査をさせて相対する距離を測定する手段、および測定された相対距離の変位を解析する手段を有する方位傾斜計測装置による方位傾斜計測方法において、
    計測時に前記被測定体を重力方向に指向させ、この状態で前記変位測定器を前記被計測面に対して回転走査をさせて相対する距離を測定し、測定された相対距離の変位を解析することによって前記被計測面の三次元傾斜角を計測し、前記回転源によって前記被測定体を回転させ、前記被測定体を重力方向と地球自転軸に沿う方向との合体方向を指向させ、この状態で前記変位測定器を前記被計測面に対して回転走査をさせて相対する距離を測定し、測定された相対距離の変位を解析して、前記計測された三次元傾斜角の双方の評価から前記被計測面の傾斜する方向を計測することを特徴とする方位傾斜計測方法。
  4. 装置本体に、被計測面と支点を有する保持部を備えた被測定体を設け、該被測定体の前記被計測面に向けて変位測定器を回転可能にして設け、前記被測定体に重りを前記保持部を中にして反対側に一体にして設け、前記保持部の周りにそれぞれ間隔を置いて同一平面配置可能な二重の円形フレームを有し、前記保持部と内側の円形フレームと、および内側の円形フレームと外側の円形フレームとの間に同一平面配置時に互いに直交する回転軸を設けた自由傾斜体を前記装置本体に設けて前記保持部の支点を双方の円形フレームの回動中心とし、前記被測定体を自由傾斜可能として保持することによって被計測面をフリーとした傾斜計測装置を2台一体的に配置し、かつ一方の傾斜計測装置には前記被測定体を回転させる回転駆動源を設け、両者の傾斜計測装置のそれぞれが前記変位測定器を前記被計測面に対して固定走査させて相対する距離を測定する手段、および測定された相対距離の変位を解析する手段を有する方位傾斜計測装置による方位傾斜計測方法において、
    他方の傾斜計測装置によって、計測時に前記被測定体を重力方向に指向させ、この状態で前記変位測定器を前記被計測面に対して回転走査させて相対する距離を測定し、測定された相対距離の変位を解析することによって前記被計測面の三次元傾斜角を計測し、
    一方の傾斜計測装置によって、前記他方の傾斜計測装置による計測時に、前記回転源によって前記被測定体を回転させ、前記被測定体を重力方向と地球自転軸に沿う方向との合体方向を指向させ、この状態で前記変位測定器を前記被計測面に対して回転走査させて相対する距離を測定し、測定された相対距離の変位を解析して、前記計測された三次元傾斜角の双方から前記被計測面の傾斜する方向を計測することを特徴とする方位傾斜計測方法。
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