JP3987862B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャパシタやコンデンサなどの蓄電装置に関する。
電気二重層キャパシタを用いた蓄電システムは、複数の電気二重層キャパシタセルを直列に接続して構成される。しかし、複数の電気二重層キャパシタセルを直列に接続した場合、たとえ同じ静電容量のキャパシタを選んでも、各キャパシタセルの漏れ電流が等しくないことに起因して、充放電を繰り返すうちに複数のキャパシタセルの分担電圧が不均一になってくる。この問題を解消するために、本出願人によって提案されているECaSS(Energy Capacitor Systems)では、直列に接続した個々のキャパシタセルをすべて一定の電圧に充電する機能を持った並列モニタ回路を採用し、各キャパシタセルの静電容量を高効率に活用できるようにしている(特許文献1、非特許文献1)。また、本出願人等は、活性炭を用いた電気二重層キャパシタを上回る静電容量と耐電圧を達成できる、黒鉛類似の微結晶炭素を有する炭素材料を用いた電気二重層キャパシタを提案しており(特許文献2)、これにより上述の並列モニタ回路と相まって電気二重層キャパシタの本格的な実用化が可能となった。
特開2003−111286号公報 特開2000−077273号公報 電気二重層キャパシタと蓄電システム、第2版、岡村迪夫著、日刊工業新聞社
しかし、電気二重層キャパシタを用いた蓄電システムが幅広い分野で実際に利用されるようになるためには、解決しなければならない課題が幾つかある。
例えば、電気二重層キャパシタの製造コストをその普及が促されるまで下げることである。そのためには、現在大量生産が既に行われているアルミ電解コンデンサの容器を流用することも一つの解決策である。つまり、アルミ電解コンデンサの容器を電気二重層キャパシタに利用できるならば、大幅な変更を加えることなくアルミ電解コンデンサの生産設備を利用できるし、アルミ電解コンデンサの外形規格に合わせたモジュールへの採用が容易になる。
ところが、電気二重層キャパシタは、アルミ電解コンデンサとはその物性が異なり、アルミ電解コンデンサに比べて容器内に多量のガスが発生するため、安全上このガスを外部に逃がす構造が必要である(ただし、電気二重層キャパシタは、内部に多量のガスが発生しても、その性能に劣化はない)。
しかし、アルミ電解コンデンサで主に利用されている弁は、ガスの発生により容器内圧が所定値以上になったときに容器の一部が破壊する破壊弁である。そのため、弁の破壊によって電解液が漏れ、それによって集電極が乾燥して内部抵抗が上昇して正負電極間が短絡し、その後の充放電ができなくなるという問題がある。
そこで、本発明は、陽極と陰極を重ねて形成された筒形又は角形の電極体を電解液と共に容器に収容した蓄電装置において、安全に容器内のガスを放出できる構造を提供するものである。
この目的を達成するため、本発明は、陽極と陰極を重ねて形成された筒形又は角形の電極体を電解液と共に容器に収容した蓄電装置において、
上記電極体の外形に窪みを形成し、
上記容器には、上記容器の内圧が上昇したときに開放される自己復帰型の弁を上記窪みに対向して設けてあり、
上記陽極と陰極がそれぞれ帯状の陽極箔と陰極箔からなり、
上記陽極箔と陰極箔はそれぞれ長手方向の縁部に沿って連続的に形成された欠損部を有し、
上記電極体は、上記帯状の陽極箔と帯状の陰極箔を巻回して形成されており、
上記欠損部が上記帯状の陽極箔と陰極箔の巻回始端側又は巻回終端側に形成されており、
上記陽極箔と陰極箔が上記欠損部を重ね合わせて巻回されて上記窪みが形成されていることを特徴とする。
本発明の他の形態の蓄電装置は、上記弁の一部又は全部が上記窪みに配置されていることを特徴とする。
本発明の他の形態の蓄電装置は、上記窪みを形成している上記電極体表面部分と上記弁のガス抜き孔入口との間に空隙が介在していることを特徴とする。
このように構成された蓄電装置によれば、容器内に発生したガスを安全に放出することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る蓄電装置の実施形態を説明する。なお、以下の説明では、特定の場所や方向を示す用語(例えば、「上」、「下」等及びそれらの派生語「上部」、「下部」等)を使用するが、それらの使用は発明の理解を容易にするためであり、それらの用語は本発明の技術的範囲を定めるうえで利用されるべきものでない。また、以下に説明する複数の実施形態では、同一又は類似の構成部分には同一の符号を付す。
実施形態1
図1は、本発明に係る蓄電装置の一例である円筒型電気二重層キャパシタ1の外観
を示す。図2は、図1のII-II線に沿った電気二重層キャパシタの縦断面図である。これらの図に示すように、電気二重層キャパシタ(以下、「キャパシタ」という。)1は、金属製の円筒容器(容器)10を有する。円筒容器10は、中空円筒部12と該中空円筒部12の上端部を閉鎖する円形の上端壁部14からなる。実施の形態では、上端壁部14は中空円筒部12に一体的に設けられているが、中空円筒部12と上端壁部14を別々に形成し、溶接又はかしめ等の適当の方法で一体的に組み合わせてもよい。
上端壁部14は、その中央部を内側に変形させて窪み(凹部)16が形成されている。実施の形態では、窪み16は略円筒形に形成されているが、その形状は限定的ではなく、例えば緩やかな曲面によって構成された略椀型であってもよい。窪み16の底部には開口部18が形成されており、この開口部18に自己復帰型のガス抜き弁20が取り付けてある。
ガス抜き弁20は種々の形態のものが使用できる。図6は、ガス抜き弁20の一例を示す。図示するガス抜き弁20は、ゴムなどの弾性材料を加工して形成されており、開口部18の形状とほぼ同一の横断面形状を有し、開口部18に挿通された円筒部22を有する。円筒容器10の内部に位置する円筒部22の下端部には、径方向外側に向かって突出する環状フランジ部24が形成されており、これによりガス抜き弁20の脱落が防止されている。円筒部22の内部には、下端面から上方に向かって伸びるガス導入孔26が形成されている。ガス導入孔26は円筒部22の中段付近まで伸びており、ガス導入孔上端と円筒部上端との間にガス抜き通路28が形成されている。図面上、ガス抜き通路28の存在が確認できるように中空の通路として表されているが、ガス導入孔26に所定圧力以上の圧力が加わっていない状態でガス抜き通路28は閉鎖されており、ガス導入孔26に所定圧力以上の圧力が加わった状態でガス抜き通路28が図示するように形成される。
図2、3を参照して説明すると、円筒容器12の内部には電極体30が収容されている。また、電極体30の下には栓体32が収容されており、この栓体32によって円筒容器10の下端開口部が閉鎖されている。電極体30は、図4,5に示すように、複数の帯状部材を巻回して形成されている。実施の形態では、複数の帯状部材には、陽極箔34、陰極箔36、これら陽極箔34と陰極箔36の間に配置された第1のセパレータ38と、陰極箔36を挟んで第1のセパレータ38の反対側に配置された第2のセパレータ40を有する。
陽極箔34と陰極箔36は、アルミニウムなどの導電性材料からなる薄いシート材料(箔)の集電極42,44と、集電極42,44の両面に塗布された炭素材料の分極性電極46,48を有する。陽極箔34と陰極箔36は、図5の右側にある巻回終端54,56側には長手方向下端縁部から下方に向けて突出する陽極端子58と陰極端子60が取り付けてあり、これら陽極端子58と陰極端子60が陽極箔34と陰極箔36の集電極と電気的に接続されている。セパレータ38,40は、セルロースやガラス繊維などの不織布で形成されている。また、セパレータ38,40は、陽極箔34と陰極箔36の接触を確実に防止するために、陽極箔34及び陰極箔36よりも僅かに縦横の寸法が大きくしてある。
陽極箔34と陰極箔36は、図5の左側にある巻回始端50,52から右側の巻回終端54,56に向かって伸びる所定長さLの領域において、長手方向上端縁部を所定幅(上下方向の矢印符号hで示す高さ)に亘って切除して、欠損部62,64が形成されている。欠損部62,64の高さhは、図6に示すように、円筒容器10の上端部に形成されている窪み16の深さ(正確には、窪み16が円筒容器10の内部空間に突出する深さH)よりも大きくしてある。図5に戻り、陽極箔34及び陰極箔36と同様に、セパレータ38,40も、巻回始端66,68から右側の巻回終端70,72に向かって伸びる所定長さLの領域において、長手方向上端縁部を所定幅(上下方向の矢印符号h’で示す高さ(h’<h))に亘って切除して、欠損部74,76が形成されている。ただし、セパレータ38,40に欠損部74,76を形成することは必須ではない。
これら複数の帯状部材は、第2のセパレータ40が最も内側に位置するように巻回始端側から順次巻回されて電極体30に加工される。図4に示すように、帯状部材を巻回した電極体30には、陽極箔34、陰極箔36及びセパレータ38,40に形成された欠損部62,64,74,76が中央に集まり、円筒形の凹部78が形成されている。そして、このようにして形成された電極体30は、図2,3に示すように円筒容器10に挿入される。図示するように、電極体30が円筒容器10に挿入された状態で、円筒容器10の窪み16及びそこに取り付けられたガス抜き弁20が電極体30の凹部78に収容される。図6に詳細に示すように、この状態で、ガス抜き弁20(特に、ガス導入孔26)と電極体30との間には、僅かな隙間(空隙)80が形成されることが好ましい。
再び図2,3を参照すると、電極体30が収容された円筒容器10の内部には、電解液(図示せず)が充填される。充填された電解液は、セパレータ38,40に含浸され、陽極箔34と陰極箔36の間の隙間(空間)に充填される。しかし、電極体30と弁20との間には隙間80が形成されており、この隙間80によって弁20のガス導入孔26が電解液と非接触に保たれる(図6参照)。
電解液の充填後、円筒容器10の下端開口部には栓体32が装着される。栓体32は2つの貫通孔82,84を備えており、これら貫通孔82,84を通じて陽極端子58と陰極端子60が外部に導出される。貫通孔82,84の大きさは、端子の断面とほぼ同一に決められており、これにより端子と貫通孔内面との間に密封シールが形成される。したがって、端子58,60に沿って電解液が漏れることはない。また、円筒容器10は、栓体32の外周面に対向する部分86と下端縁部88を内側に変形させて、栓体32との間に密封シールが形成される。
このように構成されたキャパシタ1は、電解液が電気分解する電圧(耐電圧)以下の電圧が陽極端子58と陰極端子60に印加され、分極性電極を構成している炭素粒子と電解液との界面に所謂電気二重層が形成され、そこに電荷が蓄えられる。また、円筒容器10の内部で発生するガスは、容器内部の圧力が所定の圧力以上になると、図6に示すように弁20にガス抜き通路28が形成され、このガス抜き通路28を介してガスが大気に放出される。このとき、ガス抜き弁20及びそのガス導入孔26の入口と電極体30との間には空気の隙間80が存在するため、ガスと共に電解液が外部に噴出することはない。そして、容器内部の圧力が所定圧力以下になると、弁20はそれ自身の弾性復帰力によってガス抜き通路28を閉鎖する。
また、従来の円筒型キャパシタ又はコンデンサとして、ガス抜き弁20を容器内部に突出させた形態のものでは、ガス抜き弁20の収容スペースを確保するために電極体と円筒容器上端部(天井部)との間に大きな空間を確保する必要があり、そのために容器内空間を電極体が占有するスペース(すなわち、電極体の大きさ)を相対的に小さくせざるを得ないという問題があった。これに対し、上述した形態のキャパシタ1によれば、ガス抜き弁20を収容するために必要な最小のスペースを形成することができ、円筒容器に対する電極体のサイズを相対的に大きくすることができ、蓄電効率のよいキャパシタを実現できる。
実施形態2
実施形態1では、円筒容器10における上端壁部14の中央に窪み16及びガス抜き弁20を設けたが、図7に示すように、上端壁部14の周端部又はその近傍に形成し、そこにガス抜き弁20を設けてもよい。この場合、窪み16を収容する凹部78は、複数の帯状部材を巻回した電極体30の上端外周角部を部分的に内側に押し込んで変形させることにより形成することができる。このようにすれば、実施形態1と同様に、ガス抜き弁20と電解液との間に空気の隙間80が形成されるので、ガスと共に電解液が噴出することはない。また、円筒容器10に対する電極体30のサイズを最大限まで大きくできるので、蓄電効率のよいキャパシタが実現できる。さらに、実施形態1に比べて、帯状部材に欠損部を形成する必要がないので、帯状部材の製造が容易である。
実施形態3
実施形態1,2では円筒容器10の上端壁部14を内側に変形させて窪みを形成したが、図8,9に示すように、ガス抜き弁20を上端壁部14から突出させる場合、窪みは不要である。これらの場合も、ガス抜き弁20と電極体30との間に隙間80を形成することで、ガスと一緒に電解液が噴出することを防止できる。
実施形態4
上述のように、ガス抜き弁20の形状は限定的ではなく、例えば図10に示すように、側面にガス導入孔26の入口を形成したガス抜き弁20を使用することもできる。この場合、下方に向けられたガス導入孔26が電解液に接することがあっても、側方に開放されたガス導入孔26の入口付近に隙間80を形成することで、電解液の噴出を防止できる。
実施形態5
以上の実施形態では、ガス抜き弁20を円筒容器10の上部に設けたが、図11及び図12に示すように、栓体32にガス抜き弁20を一体的に形成してもよい。なお、図11に示す形態の場合、図13に示すように、帯状部材(陽極箔34、陰極箔36、セパレータ38,40)の長手方向下縁部に沿って欠損部62,64(セパレータの欠損部は図示せず)を形成し、これによりガス抜き弁20を収容する凹部78を形成する。この場合も、ガス抜き弁20と電極体30との間には隙間80を形成し、これにより電解液の噴出を防止する。一方、図12に示すように、栓体32の外周近傍にガス抜き弁20を設ける場合、図7を参照して説明したように、電極体30の下端外周部を押圧変形して凹部78を形成する。
実施の形態6
電極体30の中央に凹部78を形成する場合、この凹部78の形状は円筒形に限るものでない。例えば、図14に示すように、帯状部材の欠損部62,64,74,76の高さを巻回始端から巻回終端に向かって徐々に小さくすることで、出来上がる凹部の形状を円錐形にすることもできる。
実施の形態7
上述した実施形の形態では、電極体は複数の帯状部材(陽極箔、陰極箔、セパレータ)を巻回して形成したが、例えば長方形又は正方形のシートからなる多数の陽極箔と陰極箔とをセパレータを介して積層した電気二重層キャパシタにあっては、これら複数の帯状部材の対応する縁部を部分的に切除して欠損部を形成するとともに、これら欠損部を重ね合わせることで窪みを形成することができる。
本発明は、電気二重層キャパシタを用いて蓄電装置に限らず、アルミ電解コンデンサなどの二次電池からなる蓄電装置にも適用可能である。
本発明に係る蓄電装置の一実施形態である電気二重層キャパシタの外観を示す斜視図。 図1に示す電気二重層キャパシタのII−II線に沿った断面図。 図1に示す電気二重層キャパシタを構成する部品の分解斜視図と分解断面図。 図1に示す電気二重層キャパシタを構成する電極体の斜視図。 図4に示す電極体を構成する帯状部材の斜視図。 図1に示す電気二重層キャパシタを構成するガス抜き弁の断面図。 実施形態2に係る電気二重層キャパシタの部分断面図。 実施形態3に係る電気二重層キャパシタの部分断面図。 実施形態3に係る電気二重層キャパシタの部分断面図。 実施形態4に係る電気二重層キャパシタの部分断面図。 実施形態5に係る電気二重層キャパシタの部分断面図。 実施形態5に係る電気二重層キャパシタの部分断面図。 実施形態6に係る電気二重層キャパシタにおける帯状部材の斜視図。 実施形態6に係る電気二重層キャパシタにおける帯状部材の斜視図。
符号の説明
1:電気二重層キャパシタ、10:円筒容器、12:円筒部、14:上端壁部、16:窪み、18:開口部、20:ガス抜き弁、22:円筒部、24:フランジ部、26:ガス導入孔、28:ガス抜き通路、30:電極体、32:栓体、34:陽極箔、36:陰極箔、38:第1のセパレータ、40:第2のセパレータ、42、44:集電極、46、48:分極性電極、50、52:巻回始端、54,56:巻回終端、58:陽極端子、60:陰極端子、62,64:欠損部、66,68:巻回始端、70,72:巻回終端、74,76:欠損部、78:凹部、80:隙間。

Claims (3)

  1. 陽極と陰極を重ねて形成された筒形又は角形の電極体を電解液と共に容器に収容した蓄電装置において、
    上記電極体の外形に窪みを形成し、
    上記容器には、上記容器の内圧が上昇したときに開放される自己復帰型の弁を上記窪みに対向して設けてあり、
    上記陽極と陰極がそれぞれ帯状の陽極箔と陰極箔からなり、
    上記陽極箔と陰極箔はそれぞれ長手方向の縁部に沿って連続的に形成された欠損部を有し、
    上記電極体は、上記帯状の陽極箔と帯状の陰極箔を巻回して形成されており、
    上記欠損部が上記帯状の陽極箔と陰極箔の巻回始端側又は巻回終端側に形成されており、
    上記陽極箔と陰極箔が上記欠損部を重ね合わせて巻回されて上記窪みが形成されていることを特徴とする蓄電装置。
  2. 上記弁の一部又は全部が上記窪みに配置されていることを特徴とする請求項1の蓄電装置。
  3. 上記窪みを形成している上記電極体表面部分と上記弁のガス抜き孔入口との間に空隙が介在していることを特徴とする請求項1又は2の蓄電装置。
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