JP3986797B2 - ごみ収集車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンビニエンスストア、スーパー、ホテル等の店舗から排出される生ごみ入り包装容器を分別して収集するごみ収集車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年リサイクルやクリーンエネルギー等の環境意識が高まっているが、例えば、コンビニエンスストア、スーパー、ホテル等で廃棄される食品、包装容器、割り箸等(以下、便宜上これらを「生ごみ入り包装容器」という)について、これらをそのまま焼却処分すると包装容器からダイオキシン等の有害物質が発生するという問題や、生ごみ中の水分により焼却炉の燃焼効率が低下してしまうという問題があり、また、家畜の餌として利用する場合、混在している割り箸や楊枝等により家畜がけがをするという問題がある。
【0003】
従って、生ごみ入り包装容器を生ごみと包装容器ごみとに分別したのち、生ごみを焼却せずに、例えば家畜の餌として利用したり、あるいは発酵分解して製造したバイオガスを利用して発電等を行っている。
そして、このように生ごみ入り包装容器を生ごみと包装容器ごみとに分別回収する装置や生ごみを焼却せずに再資源化する装置等について種々提案されている。
【0004】
例えば、特開平11−333315号公報には、投入口を設けたケース内に半割ドラム本体を設け、このドラム本体内に回転羽根を備えた回転軸を設け、パック食品を包装材と廃棄食品に分離し、分離した包装材と廃棄食品とを別々に排出する自動分離・粉砕装置が記載されている。
【0005】
また、特開平8−12005号公報には、ごみ運搬車に生ごみ処理装置を搭載し、車両走行中に生ごみを微生物により発酵分解処理し、生ごみを焼却処分することなく再資源化する廃棄物分解処理車が記載されている。
また、特開2000−289805号公報には、生ごみを車輌上部に搬送する生ごみ搬送装置と搬送された生ごみの包装材を破砕する包装材破砕装置と、生ごみと包装材を分別する包装材分別装置と、車両走行中に分別された生ごみを微生物により分解処理する生ごみ分解装置とを備える生ごみリサイクル車が記載されている。
【0006】
また、図7(A)に示すように、特開2001−130707号公報に記載されている包装食品の包装材分別車100は、車体側面に設けられた投入口101に包装食品を投入することで、包装食品が搬送手段102により投入ホッパ103内まで搬送されて、分別室104内部に投入される。そして、分別室104において包装食品が生ごみと包装材とに分別され、生ごみは下方の生ごみ集積室105に、包装材は後方の包装材集積室106に回収されるようになっている。そして、分別回収された生ごみ及び包装材を外部に排出する際には、図7(B)及び(C)に示すように、生ごみ集積室105あるいは包装材集積室106を車輌の右方向に所定角度回動させて生ごみ排出扉107あるいは排出扉108を開放することにより行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平11−333315号公報に記載の自動分離・粉砕装置は定置型、つまりコンビニエンスストア等の各店舗毎に設置する必要があるためコストがかかり、また、安全管理や衛生管理等に手間がかかるという問題がある。
また、特開平8−12005号公報に記載の廃棄物分解処理車は、生ごみを発酵分解処理し、再資源化するものであり、生ごみ入り包装容器を生ごみと包装容器ごみとに分別することができないという問題がある。
また、特開2000−289805号公報に記載の生ごみリサイクル車は、生ごみ搬送装置、包装材破砕装置、包装材分別装置、生ごみ分解装置等多くの装置を搭載して構成されるので、車輌コストが増大し、また、車輌重量の増加に伴い生ごみ及び包装材の積載量の減少や車輌の安定性の悪化を招き、更に、これら各装置が全体として複雑な構成となりメンテナンス性が悪化するという問題がある。
【0008】
また、特開2001−130707号公報に記載の包装食品の包装材分別車100は、生ごみ集積室105の上方に分別室104が設けられるため、生ごみ集積室105の容量が少なくなり、また、生ごみ集積室105内部に落下した生ごみはそのままの状態で搬送されるので、生ごみ集積室105の内部スペースを効率良く利用できないという問題がある。
また、生ごみ集積室105あるいは包装材集積室106を車輌の右方向に所定角度回動させて生ごみあるいは包装材を外部に排出するので、例えば、粘着性の高い生ごみを排出する場合等は生ごみ集積室105及び包装材集積室106を大きく回動させる必要があり、車輌の安定性を確保することが難しいという問題もある。
【0009】
本発明の課題は、上述の問題を考慮し、生ごみ入り包装容器を効率良く分別回収できるごみ収集車を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1記載のごみ収集車は、運転席後方の荷台に設置され、後部が開口したごみ収容箱と、前記ごみ収容箱の後部より投入された生ごみ入り包装容器を生ごみと包装容器ごみとに分離すると共にその下方より生ごみを排出するごみ分離装置とを備えるごみ収集車であって、前記ごみ分離装置が前記ごみ収容箱後部に内設され、前記ごみ分離装置の下方に該ごみ分離装置から排出された生ごみを前方へ送出するごみ送出装置を備え
前記ごみ分離装置が車両幅方向に配置され、前記ごみ送出装置が略上下に延び前後方向に移動自在なごみ押込板を有し、前記ごみ押込板の前方への移動により前記ごみ分離装置から排出された生ごみを前方へ移動させることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載のごみ収集車は、運転席後方の荷台に設置され、後部が開口したごみ収容箱と、前記ごみ収容箱の後部より投入された生ごみ入り包装容器を生ごみと包装容器ごみとに分離すると共にその下方より生ごみを排出するごみ分離装置とを備えるごみ収集車であって、前記ごみ分離装置が前記ごみ収容箱後部に内設され、前記ごみ分離装置の下方に該ごみ分離装置から排出された生ごみを前方へ送出するごみ送出装置を備え、前記ごみ分離装置及び前記ごみ送出装置が車両幅方向の略中央の前後方向に配置され、前記ごみ送出装置が略螺旋状に形成されたスクリューフィーダを有し、前記スクリューフィーダの駆動により前記ごみ分離装置から排出された生ごみを前方へ移動させることを特徴とする。
【0012】
請求項1又は2記載のごみ収集車によれば、ごみ収容箱後部に内接したごみ分離装置の下方にごみ送出装置を配置し、ごみ送出装置がごみ分離装置から排出された生ごみを前方へ送出してごみ収容箱前部に押込むので、例えば従来のごみ収集車のように、ごみ収容箱をごみ分離装置の下方に配置する場合と比較して、ごみ収容箱の容積を大きくして、生ごみの収容量を大きくすることができる。また、重量物となるごみ分離装置をごみ収容箱の比較的低い位置に配置できるので、車両の安定性を高めることができる。
また、生ごみはごみ送出装置によりごみ収容箱へ順次押し込まれて収容される。つまり、生ごみを圧縮した状態でごみ収容箱内に収容するので、生ごみの収容量を大きくすることができる。
また、ごみ収集車がごみ収容箱、ごみ分離装置及びごみ送出装置により概略構成されるので、例えば従来のごみ収集車のように、生ごみ搬送装置や生ごみ分解装置等の多種の装置を備えたものと比較して、ごみ収集車の製造コストや重量を抑えることができ、また、メンテナンス性を向上させることができる。
【0013】
請求項1記載のごみ収集車によれば、ごみ分離装置及びごみ送出装置が、その長手方向が車両幅方向を向くように配置されるため、ごみ収容箱内部のごみ分離装置及びごみ送出装置の後方に大きな空間が形成される。従って、この空間を利用して作業者はごみ分離装置及びごみ送出装置のメンテナンスを容易に行うことができ、また、補機設備等の配置スペースを確保できる。さらに、ごみ分離装置及びごみ送出装置の設置スペースが前後方向に短いものとなるので、ホイールベースの比較的短い車両に対してもごみ分離装置及びごみ送出装置を架装できる。
また、ごみ押込板の前方への移動により生ごみが前方へ送出される。従って、ごみ送出装置の構成が比較的単純なものとなり、ごみ送出装置の製造コストが低減するとともに信頼性を向上させることができる。
【0014】
請求項2記載のごみ収集車によれば、ごみ分離装置及びごみ送出装置が車両幅方向の略中央に、その長手方向が前後方向を向くように配置されるため、ごみ収容箱内部のごみ分離装置及びごみ送出装置の左右両側に大きな空間が形成される。従って、作業者はこの空間を利用してごみ分離装置及びごみ送出装置のメンテナンスを容易に行うことができ、また、補機設備等の配置スペースを確保できる。さらに、ごみ分離装置及びごみ送出装置の設置スペースは左右方向に短いものとなるので、例えば2トン車程度の比較的小型の車両に対してもごみ分離装置及びごみ送出装置を架装できる。
【0015】
また、ごみ送出装置のスクリューフィーダにより生ごみが連続的に送出されるので、ごみ分離装置を連続運転することで生ごみを連続的に排出することができ、生ごみ入り包装容器の収集効率を向上させることができる。
また、おもにスクリューフィーダの駆動により生ごみが前方へ送出される。従って、ごみ送出装置の構成が比較的単純なものとなり、ごみ送出装置の製造コストが低減するとともに、信頼性を向上することができる。
【0018】
請求項記載のごみ収集車は、請求項1又は2に記載のごみ収集車であって、前記ごみ収容箱内に前後方向へ移動自在に設けられ、後方へ移動することにより車両外部へ生ごみを排出可能なごみ排出部材を備えることを特徴とする。
【0019】
請求項記載のごみ収集車によれば、請求項1又は2と同様の効果を得られると共に、ごみ排出部材を後方へ移動させて生ごみを車両外部へ前記生ごみを排出する。従って、例えば従来のごみ収集車のように、生ごみ集積室を車両の左右いずれかの方向に回動させて生ごみを車両外部に排出する場合と比較して、生ごみ排出時の車両の安定性を確保できる。
【0020】
請求項記載のごみ収集車は、請求項1〜のいずれかひとつに記載のごみ収集車であって、前記ごみ収容箱は、その前部をなすごみ収容箱本体と、その後部をなし前記ごみ収容箱本体に対して回動自在な排出開放部とを有し、前記排出開放部に前記ごみ分離装置及び前記ごみ送出装置を配置し、前記排出開放部を回動駆動する駆動手段を備えることを特徴とする。
【0021】
請求項記載のごみ収集車によれば、請求項1〜のいずれかひとつと同様の効果を得られると共に、生ごみを車両外部に排出する際に排出開放部を回動させると、排出開放部と一体にごみ分離装置及びごみ送出装置が回動する。従って、ごみ収容箱本体の後方を大きく開放することができ、ごみ収容箱本体に収容された生ごみを確実かつ迅速に車両外部へ排出できる。
また、排出開放部を回動させた状態でごみ送出装置を駆動することで、ごみ送出装置内に残留していた生ごみを車両外部に排出でき、ごみ収集作業終了後のごみ送出装置の清掃作業を簡略化できる。
【0022】
また、請求項記載のごみ収集車は、一般的な塵芥収集車、即ち、塵芥収容箱の後部に上下方向への回動可能に取付けられたテールゲートと、テールゲート内に配置され、投入された塵芥を塵芥収容箱に積み込む積込装置と、塵芥収容箱内に前後方向への移動可能に取付けられた排出装置を備えた塵芥収集車を利用して製作することができる。つまり、若干の設計変更が必要ではあるが、積込装置の替わりにテールゲート内にごみ分離装置とごみ送出装置を配置することでごみ収集車を比較的容易かつ、塵芥収集車と比較して大幅に重量を増加させること無く製造することができ、ごみ収集車の製造コストを抑えることができる。
【0023】
請求項記載のごみ収集車は、請求項1〜のいずれかひとつに記載のごみ収集車であって、前記荷台上の前記ごみ収容箱の前方に、前記ごみ分離装置により分離された包装容器ごみを収容する包装容器ごみ収容箱を備えることを特徴とする。
【0024】
請求項記載のごみ収集車によれば、請求項1〜のいずれかひとつと同様の効果を得られると共に、ごみ収容箱の前方に包装容器ごみ収容箱が配置され、ごみ分離装置により包装容器ごみが一定量排出されると、作業者がこの包装容器ごみを直接包装容器ごみ収容箱まで搬送して収容する。従って、従来のごみ収集車のように、ごみ分離装置により分離された包装容器ごみを包装容器ごみ収容箱まで移送するための装置を設ける必要が無く、ごみ収容箱内部の空間を広くとることができる。
【0025】
請求項記載のごみ収集車は、請求項1〜のいずれかひとつに記載のごみ収集車であって、前記荷台の後端に昇降自在なステップ部材を設けたことを特徴とする。
【0026】
請求項記載のごみ収集車によれば、請求項1〜のいずれかひとつと同様の効果を得られると共に、昇降自在なステップ部材を備えるので、作業者は背伸び等の無理な姿勢をとることなく、極めて容易に生ごみ入り包装容器を投入することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明に係るごみ収集車の第1の実施の形態を図を用いて説明する。
図1〜図3に示すように、ごみ収集車1は運転席2の後方に荷台3を備えており、荷台3上にはごみ分離装置10及びごみ送出装置20を内部に有すると共に後部が開口した略箱形のごみ収容箱30が設けられている。
【0028】
ごみ収容箱30は、その前部をなすごみ収容箱本体31と、その後部をなす排出開放部32とに分割可能に構成されている。ごみ収容箱本体31と排出開放部32とは、互いの分割部分の上部に設けられたヒンジ部33にて水平軸回りに回動自在に連結されている。
また、ごみ収容箱30には、一端がごみ収容箱本体31に、他端が排出開放部32にそれぞれ回動自在に連結された伸縮自在の開放シリンダ34(駆動手段)が設けられ、開放シリンダ34が伸張すると、図4(A)に示すように排出開放部32が後上方へ回動するようになっている。
【0029】
排出開放部32内にはごみ分離装置10及びごみ送出装置20が配置されており、上述のように排出開放部32が回動すると、ごみ分離装置10及びごみ送出装置20は排出開放部32と一体に回動する。そして、この回動に伴いごみ収容箱本体31の後方が開放される。
【0030】
排出開放部32の後部には、この排出開放部32の背面から上面の一部に及ぶ開口32aが形成されている。そして、排出開放部32の後部の上端部分には、この開口32aをほぼ覆うように形成された開閉扉32bが軸支されており、図1に示すように作業者が開閉扉を上方に回動させることによって排出開放部32の開口32aを開くようになっている。
【0031】
ごみ分離装置10は生ごみ入り包装容器を生ごみと包装容器ごみとに分離する装置であり、ごみ収容箱30の後部、つまり排出開放部32内であって車両幅方向(左右方向)の略中央に、その長手方向が前後方向を向くように配置されている。
ごみ分離装置10に生ごみ入り包装容器を投入するための投入口11は、ごみ分離装置10の右後方に設けられ、作業者により開閉扉32bが開かれた状態で投入口11から生ごみ入り包装容器が投入されるようになっている。
【0032】
また、図示はしないが、ごみ分離装置10が生ごみを排出するための生ごみ排出部がごみ分離装置10の下方に設けられ、この生ごみ排出部から排出された生ごみは後述するごみ送出装置20に受容される。
また、ごみ分離装置10が包装容器ごみを排出するための包装容器ごみ出口12がごみ分離装置10の右前方に設けられ、この包装容器ごみ出口12から排出された包装容器ごみは、上部に開口を備えた略箱形の容器受け13に受容される。
【0033】
ごみ分離装置10の構造及び動作について説明すると、ごみ分離装置10は略矩形状の箱体14内に配設される上部が開口した略円筒状のドラム15、ドラム15内に回転自在に保持された回転軸(図示せず)、回転軸に固定された複数の攪拌羽根(図示せず)、回転軸を駆動させる油圧モータ16等から概略構成される。
そして、油圧モータ16の回転軸16aとごみ分離装置10の回転軸とはプーリ17及び無端ベルト18により連結されており、油圧モータ16を駆動することで、駆動力がごみ分離装置10の回転軸及び攪拌羽根に伝達される。
【0034】
そして、回動する攪拌羽根が生ごみ入り包装容器を破砕し、さらに攪拌羽根の回転とドラム15の上部に設けたガイドにより後方から前方に向かって発生する送出風により、生ごみ入り包装容器は生ごみと包装容器ごみとに分離される。
即ち、生ごみと比較して軽量の包装容器ごみは、送出風によりドラム15内を前方に移動して、包装容器ごみ出口12を介して容器受け13に受容される。また、生ごみは各撹拌羽根によりドラム15の下部に押し付けられ、ドラム15の下部に形成された複数の孔から下方に排出され、ごみ分離装置10の下方に位置するごみ送出装置20に受容される。
【0035】
ごみ送出装置20はごみ分離装置10から排出された生ごみを前方へ送出するための装置であり、ごみ分離装置10下方であって、ごみ分離装置10と同様に、左右方向の略中央に、その長手方向が前後方向を向くように配置されている。
ごみ送出装置20は、略螺旋状に形成され前後方向に延びるスクリューフィーダ21と、このスクリューフィーダ21を駆動する油圧モータ22と、スクリューフィーダ21の下側を覆うように配置され略半円筒状に形成された生ごみ案内部23を有している。
【0036】
生ごみ案内部23はごみ送出装置20の排出部の下方に配置されており、ごみ送出装置20から排出された生ごみは生ごみ案内部23に受容される。そして、油圧モータ22の駆動によりスクリューフィーダ21が所定方向に回動することで、生ごみ案内部23に受容された生ごみが前方に連続的に送出され、生ごみ案内部23の前方に位置するごみ収容箱本体31内に生ごみを押込むようになっている。
【0037】
ごみ収容箱本体31内の前端側には、上述のようにごみ送出装置20によりごみ収容箱本体31内に送出された生ごみを車両外部へ排出するごみ排出装置40が配設される。
ごみ排出装置40は、ごみ収容箱本体31のほぼ全断面にわたる広さの排出板(ごみ排出部材)41と、排出板41を駆動する排出シリンダ42とを有している。
【0038】
排出板41の背面は、後方から前上がりに傾斜して形成されており、また、排出板41はごみ収容箱本体31内を前後方向に移動自在に構成されている。
排出シリンダ42は前後に伸縮するよう構成され、排出シリンダ42の伸張時に排出板41を後方へ移動させる。
【0039】
ごみ収容箱30の前方には、包装容器ごみをまとめて収容する包装容器ごみ収容箱50(図2を参照)が配置されており、容器受け13に一定量収容された包装容器ごみは作業者によりまとめられ包装容器ごみ収容箱50に収容される。
また、荷台3の後端、即ち、排出開放部32の後端には、昇降自在なステップ部材60が設けられている。ステップ部材60は板状に形成され略水平の状態で上下方向へ移動する。本実施の形態においては、ステップ部材60はその前端側を中心として回動自在に設けられ、使用されないときは排出開放部32の後面に沿って略直立した状態となっている。
【0040】
以上のように構成されたごみ収集車1では、作業者は、まずステップ部材60を後方へ回動させて略水平状態とし、ステップ部材60を下降させる。そして、作業者は下降したステップ部材60に乗り、ステップ部材60を上昇させる。そして、生ごみ入り包装容器を投入口11を介してごみ分離装置10に投入する。
【0041】
作業者によりごみ分離装置10へ生ごみ入り包装容器が投入されると、生ごみ入り包装容器はごみ分離装置10により生ごみと包装容器ごみとに分離され、包装容器ごみはごみ分離装置10の前方から排出されて容器受け13に受容される。生ごみはごみ分離装置10の下方から排出されてごみ送出装置20に受容される。そして、ごみ送出装置20のスクリューフィーダ21が駆動することにより、生ごみが前方に連続的に送出され、生ごみ案内部23の前方に位置するごみ収容箱本体31内に生ごみが移動する。このように生ごみはごみ収容箱本体31内の下部後方から下部前方へ順次押し込まれていく。
【0042】
そして、ごみ収容箱本体31内の下部が後方より生ごみで満たされゆき、やがてごみ収容箱本体31内の前側先頭の生ごみが排出板41と当接する。この状態で新たな生ごみがごみ送出装置20により前方へ送出されると、排出板41の後面下側は前上がりに傾斜していることから、排出板41と当接した先頭の生ごみは、排出板41の後面下側に沿って前側上方へ移動する。このように生ごみがごみ収容箱本体31の下部前方から上部前方へ順次押し込まれていくことで、生ごみは圧縮状態で収容される。
【0043】
次に、ごみ収容箱30内の生ごみを車両外部へ排出する動作について図4を用いて説明する。まず、図4(A)に示すように排出開放部32を後上方へと回動し、ごみ収容箱本体31の後方を開放する。
そして、図4(B)に示すように、排出板41を後方へ移動させることで生ごみTを車両外部に排出する。また、この際にごみ送出装置20のスクリューフィーダ21を駆動することで、ごみ送出装置20内に残留していた生ごみが、重力及びスクリューフィーダ21により下方に押し出されて、車両外部に排出される。
【0044】
その後、図4(C)に示すように排出板41を前方へ移動させ、図4(D)に示すように、排出開放部32を下方へと回動させ、ごみ収容箱本体31の後方(背面)を閉じることで一連の生ごみ排出作業が終了する。
【0045】
本実施の形態のごみ収集車1によれば、生ごみを収容するごみ収容箱本体31を、ごみ分離装置10の前方に配置するので、例えば従来のこの種のごみ収集車のように、生ごみ収容箱をごみ分離装置の下方に配置する場合と比較して、ごみ収容箱の容積を大きくし、生ごみの収容量を大きくすることができ、また、重量物となるごみ分離装置10をごみ収容箱30の後部であって、上下方向のほぼ中央に配置できるので、車両の安定性を高めることができる。
【0046】
また、生ごみはごみ送出装置20によりごみ収容箱本体31へ順次押し込まれて収容される。つまり、生ごみを圧縮した状態でごみ収容箱本体31内に収容するので、生ごみの収容量を大きくすることができる。
また、生ごみを車両外部に排出する際に、排出開放部32をごみ分離装置10及びごみ送出装置20と一体に車両の後上方に回動させる。従って、ごみ収容箱本体31の後方を大きく開放することができ、ごみ収容箱本体31に収容された生ごみを確実かつ迅速に車両外部へ排出できる。
【0047】
また、生ごみを車両外部に排出する際に、排出板41を用いて生ごみをごみ収容箱本体31の後部から車両外部へ排出する。従って、例えば従来のごみ収集車のように、生ごみ集積室を車両の左右いずれかの方向に回動させて生ごみを車両外部に排出する場合と比較して、生ごみ排出時の車両の安定性を確保できる。
また、生ごみを車両外部へ排出する際に、排出開放部32を後上方へと回動させ、ごみ送出装置20のスクリューフィーダ21を回動させることでごみ送出装置20内に残留していた生ごみを車両外部に排出することができるので、ごみ収集作業終了後のごみ送出装置20の清掃作業を簡略化できる。
【0048】
また、ごみ送出装置20のスクリューフィーダ21により生ごみが連続的に送出されるので、ごみ分離装置10を連続運転して生ごみを連続的に排出することができ、生ごみ入り包装容器の収集効率を向上させることができる。
また、スクリューフィーダ21の回動のみで生ごみが前方へ送出される。従って、ごみ送出装置20の構成を比較的単純なものにすることができ、ごみ送出装置20の製造コストが低減するとともに、信頼性を向上することができる。
【0049】
また、ごみ収集車1がごみ収容箱30とごみ収容箱30内に配置されるごみ分離装置10及びごみ送出装置20により概略構成されるので、例えば従来のごみ収集車のように、生ごみ搬送装置や生ごみ分解装置等の多種の装置を備えたものと比較して、ごみ収集車1の製造コストや重量を抑えることができ、また、メンテナンス性を向上させることができる。
【0050】
また、ごみ分離装置10及びごみ送出装置20が左右方向の略中央に、その長手方向が前後方向を向くように配置されるため、排出開放部32内部のごみ分離装置10及びごみ送出装置20の左右両側に大きな空間が形成される。従って、作業者はこの空間を利用してごみ分離装置10及びごみ送出装置20のメンテナンスを容易に行うことができ、また、ごみ投入口11、包装容器ごみ出口12、容器受け13等の配置スペースを確保できる。さらに、ごみ分離装置10及びごみ送出装置20の設置スペースは左右方向に短いものとなるので、例えば2トン車程度の比較的小型の車両に対してもごみ分離装置10及びごみ送出装置20を架装できる。
【0051】
また、本発明にかかるごみ収集車1は、一般的な塵芥収集車、即ち、塵芥収容箱の後部に上下方向への回動可能に取付けられたテールゲートと、テールゲート内に配置され、投入された塵芥を塵芥収容箱に積み込む積込装置と、塵芥収容箱内に前後方向への移動可能に取付けられた排出装置を備えた塵芥収集車を利用して製作することができる。つまり、若干の設計変更が必要ではあるが、積込装置の替わりにテールゲート内にごみ分離装置10とごみ送出装置20を配置することで本発明のごみ収集車1を比較的容易かつ、塵芥収集車と比較して大幅に重量を増加させること無く製造することができ、また、ごみ収集車1の製造コストを抑えることができる。
【0052】
また、ごみ収容箱30の前方に包装容器ごみを収容する包装容器ごみ収容箱50を備える。つまり、容器受け13に一定量収容された包装容器ごみを作業者が直接包装容器ごみ収容箱50まで搬送して収容する。従って、従来のごみ収集車のように、ごみ分離装置により分離された包装容器ごみを包装容器ごみ収容箱まで移送するための装置を設ける必要が無く、ごみ収容箱30内部の空間を広くとることができる。
また、昇降自在なステップ部材60を設けたので、作業者は、背伸び等の無理な姿勢をとることなく、極めて容易に生ごみ入り包装容器を投入することができる。
【0053】
[第2の実施の形態]
次に、本発明のごみ収集車の第2の実施の形態を図5及び図6を用いて説明する。
第2の実施の形態のごみ収集車4が第1の実施の形態のごみ収集車1と異なる点は、主にごみ分離装置70及びごみ送出装置80の構成及び配置位置に関する点であり、以下、第1の実施の形態と同一の構成となる部分については同様の符号を用いるものとし、また、これらの説明を省略する。
【0054】
ごみ分離装置70は排出開放部32内であって、その長手方向が車両幅方向(左右方向)を向くように配置されている。ごみ分離装置70に生ごみ入り包装容器を投入するための投入口71は、ごみ分離装置70の左後方に設けられ、ごみ分離装置70が包装容器ごみを排出するための包装容器ごみ出口72はごみ分離装置70の右後方に設けられ、この包装容器ごみ出口72から排出された包装容器ごみは、上部に開口を備えた略箱形の容器受け73に受容される。
また、図示はしないが、ごみ分離装置70が生ごみを排出するための生ごみ排出部がごみ分離装置70の下方に設けられ、この生ごみ排出部から排出された生ごみはごみ送出装置80に受容される。
【0055】
ごみ送出装置80は、略上下に延びるごみ押込板81と、ごみ押込板81を駆動する押込シリンダ82とを有している。ごみ押込板81はごみ分離装置70の下方を前後方向に移動自在に構成されている。
【0056】
そして、作業者によりごみ分離装置70へ生ごみ入り包装容器が投入されると、生ごみ入り包装容器はごみ分離装置70により生ごみと包装容器ごみとに分離され、包装容器ごみはごみ分離装置70の右側から排出されて包装容器ごみ出口72を介して容器受け73に受容される。生ごみはごみ分離装置10の下方から排出されてごみ送出装置80に受容される。そして、押込シリンダ82が伸張することで、図5中に矢印で示すようにごみ押込板81は前方へ移動する。そして、生ごみはごみ押込板81とともに前方へ移動して、ごみ収容箱本体31内に圧縮された状態で収容される。
【0057】
本実施の形態のごみ収集車4によれば、ごみ送出装置80がごみ押込板81と押込シリンダ82とにより概略構成されるので、ごみ送出装置80の構成を比較的単純なものとなり、ごみ送出装置80の製造コストが低減するとともに信頼性を向上させることができる。
【0058】
また、ごみ分離装置70及びごみ送出装置80が左右方向に配置されるため、ごみ分離装置70及びごみ送出装置80の後方に大きな空間が形成される。従って、この空間を利用して作業者はごみ分離装置70及びごみ送出装置80のメンテナンスを容易に行うことができ、また、ごみ投入口71、包装容器ごみ出口72、容器受け73等の配置スペースを確保できる。さらに、ごみ分離装置70及びごみ送出装置80の設置スペースが前後方向に短いものとなるので、ホイールベースの比較的短い車両に対してもごみ分離装置70及びごみ送出装置80を架装できる。
【0059】
また、生ごみを車両外部へ排出する際に、排出開放部32を後上方へと回動させ、ごみ送出装置80のごみ押込板81を前方に移動させることでごみ送出装置80内に残留していた生ごみを車両外部に排出することができるので、ごみ収集作業終了後のごみ送出装置80の清掃作業を簡略化できる。
【0060】
尚、第1・第2の各実施の形態においては、ごみ分離装置10として攪拌羽根を備えたものについて説明したが、これに限らず、一般的に用いられているごみ分離装置10であれば良い。また、ごみ送出装置20、80についてスクリューフィーダ21を用いるものとごみ押込板81を用いるものについて説明したが、生ごみを前方へ送出可能な構成であればどのようなものでも良い。
また、ヒンジ部33を設けて排出開放部32が回動するよう構成したものを示したが、排出開放部32が移動してごみ収容箱本体31の後方が開放されるものであれば、どのような構成であってもよいことは勿論である。
【0061】
また、第1・第2の各実施形態においては、排出シリンダ42の伸張により排出板41が後方へ移動するものを示したが、排出板41を移動させる機構はどのようなものであってもよい。同様に第1・第2の各実施形態においては、開放シリンダ34の伸張により排出開放部32が回動するものを示したが、排出開放部32を回動させる機構はどのようなものであってもよい。また、第2の実施の形態においては、押込シリンダ82の伸張によりごみ押込板81が前方へ移動するものを示したが、ごみ押込板81を移動させる機構はどのようなものであってもよい。
【0062】
また、第1・第2の各実施形態におけるステップ部材60の形状や包装容器ごみ収容箱50の配置位置も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0063】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のごみ収集車によれば、荷台にごみ収容箱を搭載し、その後端部に生ごみ入り包装容器を生ごみと包装容器ごみとに分離する分離装置を内設し、その下方に分離された生ごみを前方のごみ収容箱へ圧送するごみ送出装置を設けたので、生ごみ入り包装容器を効率良く分別回収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るごみ収集車の側面図である。
【図2】ごみ収集車の平面図である。
【図3】ごみ収集車の背面図である。
【図4】生ごみの排出動作を示す図面(A)〜(D)である。
【図5】第2の実施の形態に係るごみ収集車の側面図である。
【図6】ごみ収集車の平面図である。
【図7】従来のごみ収集車の側面図(A)及びごみの排出動作を示す図面(B)及び(C)である。
【符号の説明】
1 ごみ収集車
2 運転席
3 荷台
4 ごみ収集車
10 ごみ分離装置
20 ごみ送出装置
21 スクリューフィーダ
30 ごみ収容箱
31 ごみ収容箱本体
32 排出開放部
34 駆動手段(開放シリンダ)
41 ごみ排出部材
50 包装容器ごみ収容箱
60 ステップ部材
70 ごみ分離装置
80 ごみ送出装置
81 ごみ押込板

Claims (6)

  1. 運転席後方の荷台に設置され、後部が開口したごみ収容箱と、前記ごみ収容箱の後部より投入された生ごみ入り包装容器を生ごみと包装容器ごみとに分離すると共にその下方より生ごみを排出するごみ分離装置とを備えるごみ収集車であって、
    前記ごみ分離装置が前記ごみ収容箱後部に内設され、
    前記ごみ分離装置の下方に該ごみ分離装置から排出された生ごみを前方へ送出するごみ送出装置を備え
    前記ごみ分離装置が車両幅方向に配置され、
    前記ごみ送出装置が略上下に延び前後方向に移動自在なごみ押込板を有し、前記ごみ押込板の前方への移動により前記ごみ分離装置から排出された生ごみを前方へ移動させることを特徴とするごみ収集車。
  2. 運転席後方の荷台に設置され、後部が開口したごみ収容箱と、前記ごみ収容箱の後部より投入された生ごみ入り包装容器を生ごみと包装容器ごみとに分離すると共にその下方より生ごみを排出するごみ分離装置とを備えるごみ収集車であって、
    前記ごみ分離装置が前記ごみ収容箱後部に内設され、
    前記ごみ分離装置の下方に該ごみ分離装置から排出された生ごみを前方へ送出するごみ送出装置を備え、
    前記ごみ分離装置及び前記ごみ送出装置が車両幅方向の略中央の前後方向に配置され、
    前記ごみ送出装置が略螺旋状に形成されたスクリューフィーダを有し、前記スクリューフィーダの駆動により前記ごみ分離装置から排出された生ごみを前方へ移動させることを特徴とするごみ収集車。
  3. 請求項1又は2に記載のごみ収集車であって、
    前記ごみ収容箱内に前後方向へ移動自在に設けられ、後方へ移動することにより車両外部へ生ごみを排出可能なごみ排出部材を備えることを特徴とするごみ収集車。
  4. 請求項1〜のいずれか一つに記載のごみ収集車であって、
    前記ごみ収容箱は、その前部をなすごみ収容箱本体と、その後部をなし前記ごみ収容箱本体に対して回動自在な排出開放部とを有し、
    前記排出開放部に前記ごみ分離装置及び前記ごみ送出装置を配置し、
    前記排出開放部を回動駆動する駆動手段を備えることを特徴とするごみ収集車。
  5. 請求項1〜のいずれか一つに記載のごみ収集車であって、
    前記荷台上の前記ごみ収容箱の前方に、前記ごみ分離装置により分離された包装容器ごみを収容する包装容器ごみ収容箱を備えることを特徴とするごみ収集車。
  6. 請求項1〜のいずれか一つに記載のごみ収集車であって、
    前記荷台の後端に昇降自在なステップ部材を設けたことを特徴とするごみ収集車。
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