JP3986693B2 - 運搬容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空の運搬容器(以下、運搬容器を、単に、「容器」ともいう。)を積み重ねる際には、上に位置する容器が、下に位置する容器に嵌め込まれ、所謂、ネスティングされ、また、内容物が収納された容器を積み重ねる際には、上に位置する容器が、下に位置する容器に嵌め込まれないように積み重ねるられる、所謂、スタッキングされることが可能な容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に、図3〜図6を用いて、従来の運搬容器について説明する。
【0003】
容器は、底部1、外側にやや傾斜した相対する長側壁2a、2b及び同じく外側にやや傾斜した相対する短側壁2c、2dとから構成されている。また、底部1の下面には、容器をスタッキングした際に、下に位置する容器の開口部に嵌合される底部嵌合部1aが形成されてる。なお、長側壁2a、2b及び短側壁2c、2dに関係なく、側壁、一般について言及する場合には、単に、側壁2と称する。
【0004】
3は、容器の開口部を取り囲むように、長側壁2a、2b及び短側壁2c、2dの上端に形成された水平状のフランジ3である。長側壁2a、2bに沿ったフランジ3には、直線状に凹部3aが形成されており、直線状の凹部3aを形成することにより、容器の開口部の縁辺に沿って、フランジ3には、凸状レール3bが形成される。なお、側壁2の外壁には、必要に応じて、水平リブ4aや垂直リブ4bが形成されている。
【0005】
5は、フランジ3から底部1に向かって、側壁2の隅部寄りの内壁に形成された縦長の凹部からなるポケットであり、容器の略半分の深さを有している。6は、ポケット5に隣接して或いはポケット5と適当な間隙を置いて、ポケット5より中央部寄りの側壁2の外壁に形成された支脚であり、支脚6は底部1付近まで延びるように形成されている。支脚6は、所定の間隔を置いて側壁2に突設された垂直リブ6a、6bと垂直リブ6a、6bの下端部を連結する水平リブ6cとを有している。そして、水平リブ6cの下面には、側壁2に沿って溝6dが形成されており、従って、支脚6の外側下端部には、下方に向いた突出部6eが形成されている。容器をスタッキング状態に段積みした際には、下に位置する容器のフランジ3の凹部3aには、上に位置する容器の支脚6の突出部6eが挿入され、また、上に位置する容器の支脚6の溝6dには、下に位置する容器のフランジ3の凸状レール3bが挿入されるように構成されている。上記のポケット5の内幅は、上記の支脚6の外幅より大きく形成されている。以下、このような、幅広のポケット5と幅狭の支脚6との組み合わせを幅広ポケット・支脚部Pと称する。
【0006】
7は、側壁2の隅部寄りの外壁に形成された、上述した幅狭の支脚6と同様の支脚である。支脚7は、所定の間隔を置いて側壁2に突設された垂直リブ7a、7bと垂直リブ7a、7bの下端部を連結する水平リブ7cとにより形成されている。そして、水平リブ7cの下面には、側壁2に沿って溝7dが形成されており、従って、支脚7の外側下端部には、下方に向いた突出部7eが形成されている。上述したと同様に、容器をスタッキング状態に段積みした際には、下に位置する容器のフランジ3の凹部3aには、上に位置する容器の支脚7の突出部7eが挿入され、また、上に位置する容器の支脚7の溝7dには、下に位置する容器のフランジ3の凸状レール3bが挿入されるように構成されている。8は、支脚7に隣接して或いは支脚7と適当な間隙を置いて、支脚7より中央部寄りの側壁2の内壁に形成された縦長の凹部からなるポケットであり、容器の略半分の深さを有している。上記の支脚7の外幅は、上記のポケット8の内幅より大きく形成されている。以下、このような、幅広の支脚7と幅狭のポケット8との組み合わせを幅広支脚・ポケット部Cと称する。
【0007】
幅広ポケット・支脚部Pの幅狭の支脚6の外幅は、幅広支脚・ポケット部Cの幅狭のポケット8の内幅より狭く形成されており、従って、ネスティングの際には、幅広ポケット・支脚部Pの幅狭の支脚6が、幅広支脚・ポケット部Cの幅狭のポケット8に挿入できるように構成されている。また、幅広支脚・ポケット部Cの幅広の支脚7の外幅は、幅広ポケット・支脚部Pの幅広ポケット5の内幅より狭く形成されており、従って、ネスティングの際には、幅広支脚・ポケット部Cの幅広の支脚7が、幅広ポケット・支脚部Pの幅広ポケット5に挿入できるように構成されている。
【0008】
図3〜図6には、上述した幅広ポケット・支脚部Pが、相対する長側壁2a、2bの一方の隅部付近に、互いに対向して配置されており、また、相対する長側壁2a、2bのもう一方の隅部付近には、互いに対向するように、幅広支脚・ポケット部Cが配置されている例が示されている。また、相対する短側壁2c、2dの上記相対する長側壁2a、2bに配置された幅広ポケット・支脚部Pに近い方の短側壁2cの隅部付近には、幅広支脚・ポケット部Cが配置されており、また、相対する短側壁2c、2dの上記相対する長側壁2a、2bに配置された幅広支脚・ポケット部Cに近い方の短側壁2dの隅部付近には、幅広ポケット・支脚部Pが配置されている。なお、一方の長側壁2aの両隅部付近に、それぞれ、幅広ポケット・支脚部Pを配置し、もう一方の長側壁2bの両隅部付近に、それぞれ、幅広支脚・ポケット部Cを配置することもできる。
【0009】
下に位置する容器と上に位置する容器とが、同じ向きになるように、即ち、下に位置する容器の幅広ポケット・支脚部Pの上方に、上に位置する容器の幅広ポケット・支脚部Pが位置し、また、下に位置する容器の幅広支脚・ポケット部Cの上方に、上に位置する容器の幅広支脚・ポケット部Cが位置するように、容器を積み重ねると、上に位置する容器の合計8本の支脚6、7が、それぞれ、下に位置する容器のポケット5、8に隣接するフランジ3に載置されるので、下に位置する容器の上に、上に位置する容器がスタッキングされることになる。
【0010】
また、スタッキング状態から、上に位置する容器を、平面的に、180度回転させて、下に位置する容器と上に位置する容器とが、異なる向きになるように、即ち、下に位置する容器の幅広ポケット・支脚部Pの上方に、上に位置する容器の幅広支脚・ポケット部Cが位置し、また、下に位置する容器の幅広支脚・ポケット部Cの上方に、上に位置する容器の幅広ポケット・支脚部Pが位置するように配置すると、下に位置する容器の幅広ポケット・支脚部Pのポケット5に、上に位置する容器の幅広支脚・ポケット部Cの支脚7が、また、下に位置する幅広支脚・ポケット部Cのポケット8に、上に位置する幅広ポケット・支脚部Pの支脚6が、それぞれ挿入されることになり、従って、上に位置する容器の略半分が、下に位置する容器の内部に嵌め込まれてネスティングされることになる。
【0011】
次に、主として、図6を用いて、上に位置する容器Buを、下に位置する容器Bbのフランジ3に沿ってスライドさせながらスタッキングする、所謂、スライドスタッキングについて説明する。
【0012】
上に位置する容器Buの一方の短側壁2dを持ち上げて、長側壁2a、2bの短側壁2c側に位置する幅広ポケット・支脚部Pの支脚6が、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2b側のフランジ3の中程に位置するように、上に位置する容器Buを、下に位置する容器Bbのフランジ3に載置する。この際、上に位置する容器Buの底部1の下面に形成された底部嵌合部1aが、下に位置する容器Bbの開口部に嵌合されるとともに、上に位置する容器Buの支脚6の突出部6eが、下に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aに挿入され、上に位置する容器Buの支脚6の溝6dに、下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bが挿入される。
【0013】
次いで、上に位置する容器Buの一方の短側壁2dを持ち上げたまま、或いは、上に位置する容器Buの短側壁2d側の底部1の底部嵌合部1aを、下に位置する容器Bbのフランジ3に載置した状態で、上に位置する容器Buを、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2b側のフランジ3に沿ってスライドさせるが、上に位置する容器Buの支脚6の突出部6eは、下に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aに挿入され、上に位置する容器Buの支脚6の溝6dには、下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bが挿入された状態で、スライドスタッキングされることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述した容器においては、スライドスタッキングの際に、上に位置する容器Buの底部1の底部嵌合部1aが、下に位置する容器Bbの開口部に容易に嵌合できるように、下に位置する容器Bbの側壁2の内壁面と、上に位置する容器Buの底部1の底部嵌合部1aの外周壁面との間には、間隙、即ち、嵌合ガタが存在するように構成されている。このような嵌合ガタがあるために、スライドスタッキングの際に、上に位置する容器Buの底部1の底部嵌合部1aが、下に位置する容器Bbの相対する長側壁2a、2bの何れか一方の長側壁、例えば、長側壁2a側に偏って載置された場合には、上に位置する容器Buの長側壁2b側の支脚6の突出部6eが、下に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aに挿入されずに、フランジ3の上面に載置されたり、或いは、上に位置する容器Buの長側壁2b側の支脚6の突出部6eが、下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bの上面に載置され、上に位置する容器Buが傾くとともに、上に位置する容器Buが、スライド方向に対して横方向に移動し、確実で、安定したスライドスタッキングができないという問題があった。容器自体に、寸法バラツキや変形等がある場合が多いので、上記の問題は、更に深刻になる。
【0015】
本発明の目的は、上述した従来の運搬容器が有する課題を解決するとともに、作業性の向上した運搬容器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、下面に底部嵌合部が形成されている底部と相対する長側壁と相対する短側壁とを有し、また、開口部を取り囲むように前記長側壁と短側壁の上端には、フランジが形成されており、更に、少なくとも相対する長側壁の内壁には、ポケットが形成されているとともに、相対する長側壁の外壁には、ポケットに隣接して、支脚が形成されており、更にまた、フランジに、直線状の凹部を形成することにより、開口部の縁辺に沿って凸状レールが形成されており、なお更に、支脚の下面に、長側壁に沿って溝が形成されているとともに、溝を形成することにより、支脚の外側下端部には、下方に向いた突出部が形成されている運搬容器において、第1には、下に位置する運搬容器の長側壁に平行な中心線と、上に位置する運搬容器の長側壁に平行な中心線とが、同一仮想垂直面上に位置するように、上に位置する運搬容器の底部の底部嵌合部が、下に位置する運搬容器の開口部に嵌合されるとともに、上に位置する運搬容器の支脚の突出部が、下に位置する運搬容器のフランジの凹部に挿入され、上に位置する運搬容器の支脚の溝に、下に位置する運搬容器のフランジに形成された凸状レールが挿入された際に、下に位置する運搬容器の長側壁の内壁面と上に位置する運搬容器の支脚との間のガタNと、上に位置する運搬容器の支脚の突出部と下に位置する運搬容器のフランジの凸状レールとの間のガタMとの関係を、N≦Mとしたものであり、第2には、下に位置する運搬容器のフランジの凹部を構成するフランジの外周縁側の垂直壁と上に位置する運搬容器の長側壁に配設された支脚との間のガタLと、下に位置する運搬容器の長側壁の内壁面と上に位置する運搬容器の支脚との間のガタNとの関係を、N≦Lとしたものである。
【0017】
【実施例】
上述したように、スライドスタッキングするために、図6に示されているように、上に位置する容器Buの支脚6の突出部6eを、下に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aに挿入するとともに、上に位置する容器Buの支脚6の溝6dに、下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bを挿入するが、図1には、上記支脚6付近の短側壁2c、2dに平行な部分拡大垂直断面が示されており、図2には、支脚6付近の短側壁2c、2dに平行な垂直断面が示されている。この図1及び図2を用いて、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、運搬容器を構成する底部1、長側壁2a、2b、短側壁2c、2d、フランジ3、ポケット5、8、支脚6、7等の構成部材については、上述した従来の運搬容器と同じであるので、それらの詳細な説明は省略するとともに、同じ符号が使用されている。
【0018】
従来の技術において説明したように、上に位置する容器Buの一方の短側壁2dを持ち上げて、長側壁2a、2bの短側壁2c側に位置する幅広ポケット・支脚部Pの支脚6が、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2b側のフランジ3の中程に位置するように、上に位置する容器Buを、下に位置する容器Bbのフランジ3に載置する。この際、上に位置する容器Buの底部1の下面に形成された底部嵌合部1aが、下に位置する容器Bbの開口部に嵌合されるとともに、上に位置する容器Buの支脚6の突出部6eが、下に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aに挿入され、上に位置する容器Buの支脚6の溝6dに凸状レール3bが挿入される。
【0019】
本発明においては、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2bに平行な中心線X(図4を参照のこと)と、上に位置する容器Buの長側壁2a、2bに平行な中心線Xとが、同一仮想垂直面上に位置するように、上に位置する容器Buの底部1の底部嵌合部1aが、下に位置する容器Bbの開口部に嵌合されるとともに、上に位置する容器Buの支脚6の突出部6eが、下に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aに挿入され、上に位置する容器Buの支脚6の溝6dに、下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bが挿入された際に、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2bの内壁面2a’、2b’と上に位置する容器Buの支脚6との間のガタNと、上に位置する容器Buの支脚6の突出部6eと下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bとの間のガタMとの関係を、N≦Mとしたものである。
【0020】
上述したように、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2bの内壁面2a’、2b’と上に位置する容器Buの支脚6との間のガタNと、上に位置する容器Buの支脚6の突出部6eと下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bとの間のガタMとの関係を、N≦Mとしたことにより、図1及び図2において、例えば、上に位置する容器Buの長側壁2aに配設された支脚6が、下に位置する容器Bbの長側壁2aの内壁面2a’に接触するように、右方向に偏っていても、上に位置する容器Buの長側壁2bに配設された支脚6が、下に位置する容器Bbのフランジ3の凸状レール3bに載置されるようなことがなく、従って、上に位置する容器Buが傾くようなことがなく、迅速で、安定したスライドスタッキングを行うことができる。
【0021】
また、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2bに平行な中心線Xと、上に位置する容器Buの長側壁2a、2bに平行な中心線Xとが、同一仮想垂直面上に位置するように、下に位置する容器Bbのフランジ3に、上に位置する容器Buを載置した際に、好ましくは、下に位置する容器Bbのフランジ3の凹部3aを構成するフランジ3の外周縁3’側の垂直壁3a’と上に位置する容器Buの長側壁2a、2bに配設された支脚6との間のガタLと、上述した下に位置する容器Bbの長側壁2a、2bの内壁面2a’、2b’と上に位置する容器Buの支脚6との間のガタNとの関係を、N≦Lとする。このように構成することにより、図1及び図2において、上に位置する容器Buの長側壁2bに配設された支脚6が、下に位置する容器Bbの長側壁2bの内壁面2b’に接触しても、上に位置する容器Buの長側壁2bに配設された支脚6突出部6eが、下に位置する容器Bbのフランジ3の上面に載置されるようなことが防止でき、より迅速で、安定したスライドスタッキングを行うことができる。
【0022】
本発明の構成は、上述した構造の運搬容器に限定されるものではなく、上述した構成を有する上に位置する容器の支脚が、上述した構成を有する下に位置する容器のフランジに上に載置されてスライドスタッキングすることができる全ての運搬容器に適用できるものである。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構成を有するので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0024】
スライドスタッキングの際に、上に位置する容器の底部嵌合部を、容易に、下に位置する容器の開口部に嵌合することができるとともに、上に位置する容器が傾くようなことがなく、迅速で、安定したスライドスタッキングを行うことができる。
【0025】
容器自体に、寸法バラツキや変形等がある場合でも、上に位置する容器の底部嵌合部を、容易に、下に位置する容器の開口部に嵌合することができる。
【0026】
上に位置する容器の底部嵌合部を、下に位置する容器の開口部に嵌合するだけの作業で、上に位置する容器の支脚が、下に位置する容器のフランジの凸状レールに載置されるようなことがなく、従って、迅速で、安定したスライドスタッキングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の運搬容器の支脚付近の短側壁に平行な部分拡大垂直断面図である。
【図2】図2は本発明の運搬容器の支脚付近の短側壁に平行な垂直断面図である。
【図3】図3は従来の運搬容器の斜視図である。
【図4】図4は従来の運搬容器の平面図である。
【図5】図5は従来の運搬容器の正面図である。
【図6】図6は従来の運搬容器のスライドスタッキング工程を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・幅広支脚・ポケット部
P・・・・・・・・幅広ポケット・支脚部
1・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・側壁
2a、2b・・・・長側壁
2c、2d・・・・短側壁
3・・・・・・・・フランジ
3b・・・・・・・凸状レール
5、8・・・・・・ポケット
6、7・・・・・・支脚
6e、7e・・・・突出部

Claims (2)

  1. 下面に底部嵌合部が形成されている底部と相対する長側壁と相対する短側壁とを有し、また、開口部を取り囲むように前記長側壁と短側壁の上端には、フランジが形成されており、更に、少なくとも相対する長側壁の内壁には、ポケットが形成されているとともに、相対する長側壁の外壁には、ポケットに隣接して、支脚が形成されており、更にまた、フランジに、直線状の凹部を形成することにより、開口部の縁辺に沿って凸状レールが形成されており、なお更に、支脚の下面に、長側壁に沿って溝が形成されているとともに、溝を形成することにより、支脚の外側下端部には、下方に向いた突出部が形成されている運搬容器において、下に位置する運搬容器の長側壁に平行な中心線と、上に位置する運搬容器の長側壁に平行な中心線とが、同一仮想垂直面上に位置するように、上に位置する運搬容器の底部の底部嵌合部が、下に位置する運搬容器の開口部に嵌合されるとともに、上に位置する運搬容器の支脚の突出部が、下に位置する運搬容器のフランジの凹部に挿入され、上に位置する運搬容器の支脚の溝に、下に位置する運搬容器のフランジに形成された凸状レールが挿入された際に、下に位置する運搬容器の長側壁の内壁面と上に位置する運搬容器の支脚との間のガタNと、上に位置する運搬容器の支脚の突出部と下に位置する運搬容器のフランジの凸状レールとの間のガタMとの関係を、N≦Mとしたことを特徴とする運搬容器。
  2. 下に位置する運搬容器のフランジの凹部を構成するフランジの外周縁側の垂直壁と上に位置する運搬容器の長側壁に配設された支脚との間のガタLと、下に位置する運搬容器の長側壁の内壁面と上に位置する運搬容器の支脚との間のガタNとの関係を、N≦Lとしたことを特徴とする請求項1に記載の運搬容器。
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