JP3984478B2 - 仮設間仕切り用中空パネル - Google Patents
仮設間仕切り用中空パネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP3984478B2 JP3984478B2 JP2002014234A JP2002014234A JP3984478B2 JP 3984478 B2 JP3984478 B2 JP 3984478B2 JP 2002014234 A JP2002014234 A JP 2002014234A JP 2002014234 A JP2002014234 A JP 2002014234A JP 3984478 B2 JP3984478 B2 JP 3984478B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temporary
- hollow panel
- hollow
- temporary partition
- partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
この発明は、仮設間仕切り用中空パネル、詳しくは、展示会、見本市などにおいて間仕切りやブースなどを仮設するときに用いる仮設間仕切り用中空パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
額縁状に組まれた枠体の両面に同形の板材を取付け、その表面に塗装や経師を施した仮設間仕切り用中空パネルは、展示会場や見本市会場など仮設施設において、間仕切りやブースなどを設営する為の資材として大いに利用されている。
【0003】
この仮設間仕切り用中空パネルは、一般的に一定のあらかじめ定められた寸法のものを多数用意しておき、同形のもの同士を順次接続することにより、壁体や間仕切りあるいはテーブルなど所望の構造物をその場で仮設的に構築する為に用いられており、現場における大工作業を大幅に減らすことが出来、しかも何回も繰り返し再利用も可能な為、近年大いに注目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
仮設間仕切り用中空パネルを用いて間仕切りやブースを仮設する際、その壁面の一部に開口部や窓あるいは棚などといった異形部分を形成させたい場合や、高さの異なる仮設間仕切り用中空パネル同士を接続したい場合がある。従来の仮設間仕切り用中空パネルにおいては、単に同形のパネル同士が接続された単純な壁面なら簡単に構築出来るが、高さの異なる仮設間仕切り用中空パネル同士の接続、あるいは開口部や窓あるいは棚などの異形部分の形成については、特に配慮されておらず、この様な場合には、従来通り現場における大工作業で対処しなければならず、施工の簡便さといった仮設間仕切り用中空パネルのメリットが大いに減殺されていた。
【0005】
本発明者は、間仕切りやブースの構築に用いる仮設間仕切り用中空パネルに関する上記課題を解決する方策を鋭意研究した結果、仮設間仕切り用中空パネルの周縁を構成する枠体の構造に工夫をこらし、高さの異なる仮設間仕切り用中空パネル半体同士を簡単に接続できる様にし、複数の仮設間仕切り用中空パネルによって構築する間仕切りや壁面にも簡単に開口部や窓あるいは棚など異形部分を簡単に形成することが出来る仮設間仕切り用中空パネルを開発することに成功し、本発明としてここに提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
一対の側部2,2と底部3とからなり、側部2,2の端縁には外側に向ってほぼ直角に屈曲せしめられたつば部4が形成されている略コ字形断面図を有する長尺状をなし、前記底部3の底面5よりわずかに上方の側部2の内壁面に、一定の長さを有する小突起条6,6を一定の間隔で長手方向に向かって断続的に対向して形成した軽合金製の枠材1を、それぞれ開口部が外側を向く様に所定の間隔で対向させ、前記つば部4に端縁が当接する様に同形の板材9,9をその両面に取り付けてなるパネル単体を、それぞれのつば部4,4を当接させることにより直列状にならべ、対向した小突起条6の端面18と底面3との隙間にコ字形をした接続具11の脚部12,12をそれぞれ挿入することにより、複数板接続出来る様にして、上記課題を解決せんとするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明に係る仮設間仕切り用中空パネルの構成要素である枠材1の正面図、図2はそれを拡大して描いた拡大正面図、図3は図2における矢視A−A線断面図、図4は同じく矢視B−B線断面図、図5はその拡大斜視図である。
【0008】
図中、1はこの発明に係る仮設間仕切り用中空パネルの構成要素である枠材1であり、軽合金製で長尺状をなし、その断面は図3,4及び図5に示す様に一対の側部2,2及び底部3とからなる略コ字形を呈している。そして、この枠体1の側部2の端縁には外側に向かってほぼ直角に屈曲せしめられたつば部4が一体的に形成されている。
【0009】
更に、底部3の底面5よりわずかに上方の側部2の内側壁からは、長手方向にわたって一定の長さの有する小突起状6がそれぞれ対向して一定の隙間(ピッチ)で断続的に形成されている。
【0010】
つまり、この小突起状6は枠材1の長手方向全域にわたって形成されているのではなく、図1に示す様に、枠材1の長手方向端部7からあらかじめ定められた位置まで、部分的に形成されているのである。ちなみに、この実施形態においては、この小突起条6の長手方向の長さは30cmとなっている。そして枠材1の側部2の内側壁には、この小突起条6が形成されていない部分、即ち非形成部分8も設けられ、この部分をはさんで所定の長さ(この実施の形態においては30cm)の小突起条6が形成されているのである。非形成部分8の長さは、この実施の形態においては5.5cmとなっている。
【0011】
そして、これら枠材1,1をそれぞれ開口部が外側を同じ様に、所定間隔で平行に位置させ、枠材1,1の側部2,2の外側壁に、つば部4に端縁が当接する様に、同形の板材9,9をそれぞれ取り付けて、中空パネル10が構成されている。
【0012】
次に、この枠体1を用いて高さの異なる中空パネル10,10´を接続して間仕切りに開口部を形成する方法を説明する。
【0013】
基準となる所定の高さを有する中空パネル10,10と、小突起条6の端面18までの高さしかない丈の短い中空パネル10´、とを用意しておき、図8に示す様に、基準となる高さの中空パネル10,10の間に直列状に丈の短い中空パネル10´を位置させ、それぞれ枠材1のつば部4,4を当接させてこれらをならべる。
【0014】
そして、図6及び図7に示す様に、小突起条6の端面18と底部3との隙間にコ字形をした接続具11の脚部12,12をそれぞれ挿入し、両者を係合する。この様にすることにより、高さの異なる中空パネル10と10´とは何ら問題なく接続される。
【0015】
更に、図9に示す様に、高さの異なる中空パネル10,10´を組合せて開口部19を形成し、その上部に別の中空パネル10´を固定し、窓20とすることも可能である。
【0016】
なお、上記の実施形態においては小突起条6は6対設けられているが、図10あるいは図11に示すものの様に、小突起条6の数は2対以上であればいくつでも良いことはもちろんである。
【0017】
【効果】
この発明に係る仮設間仕切り用中空パネルは上述の通り、その枠材の内側壁面に一定の長さを有する小突起条が断続的に形成されているので、この小突起条の端部を利用して高さの異なる仮設間仕切り用中空パネル同士を接続具で接続したり、仮設間仕切りに開口部や窓を設けたり、棚を簡単に形成したりすることが出来る効果を有し、仮設資材としての仮設間仕切り用中空パネルの利用範囲を大幅に拡大できる効果を有し、極めて実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る仮設間仕切り用中空パネルの構成要素である枠材1の正面図。
【図2】 同じくそれを拡大して描いた拡大正面図。
【図3】 図2における矢視A−A線断面図。
【図4】 同じく図2における矢視B−B線断面図。
【図5】 同じく、その斜視図。
【図6】 この発明に係る仮設間仕切り用中空パネルを用いて高さの異なる仮設間仕切り用中空パネル同士を接合する方法を示した接続部分の拡大斜視図。
【図7】 同じく接続部分の拡大断面図。
【図8】 同じくその状態の全体の正面図。
【図9】 この発明に係る仮設間仕切り用中空パネルを用いて仮設用間仕切りに窓を形成した状態の正面図。
【図10】 この発明に係る仮設間仕切り用中空パネルの他の実施形態の正面図。
【図11】 同じく、更に他の実施形態の正面図。
【符号の説明】
1 枠材
2 側部
3 底部
4 つば部
5 底面
6 小突起条
7 長手方向端部
8 非形成部分
9 板材
10 中空パネル
11 接続具
12 脚部
18 端面
19 開口部
20 窓
Claims (1)
- 一対の側部2,2と底部3とからなり、側部2,2の端縁には外側に向ってほぼ直角に屈曲せしめられたつば部4が形成されている略コ字形断面図を有する長尺状をなし、前記底部3の底面5よりわずかに上方の側部2の内壁面に、一定の長さを有する小突起条6,6を一定の間隔で長手方向に向かって断続的に対向して形成した軽合金製の枠材1を、それぞれ開口部が外側を向く様に所定の間隔で対向させ、前記つば部4に端縁が当接する様に同形の板材9,9をその両面に取り付けてなるパネル単体を、それぞれのつば部4,4を当接させることにより直列状にならべ、対向した小突起条6の端面18と底面3との隙間にコ字形をした接続具11の脚部12,12をそれぞれ挿入することにより、複数板接続出来る様にしたことを特徴とする仮設間仕切り用中空パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014234A JP3984478B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 仮設間仕切り用中空パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014234A JP3984478B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 仮設間仕切り用中空パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003213823A JP2003213823A (ja) | 2003-07-30 |
JP3984478B2 true JP3984478B2 (ja) | 2007-10-03 |
Family
ID=27650981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002014234A Expired - Lifetime JP3984478B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 仮設間仕切り用中空パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3984478B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112922193B (zh) * | 2021-01-26 | 2023-02-03 | 昆明吉奥金属容器制造有限公司 | 一种轻钢组合框架钢网外模结构复合隔墙及其制作方法 |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014234A patent/JP3984478B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003213823A (ja) | 2003-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4018020A (en) | Modular wall construction | |
US3925948A (en) | Modular wall construction | |
US8151533B2 (en) | Wall panel system | |
US5321924A (en) | Wall assembly | |
US4408427A (en) | Framing system for demountable walls or the like | |
US7771259B2 (en) | Flush mounted frame for an access panel or register | |
KR101728636B1 (ko) | 건축용 무용접 스틸 레일 프로파일 구조물 | |
US4058951A (en) | Frames for buildings | |
US20050235585A1 (en) | Framing system for mounting flexible sheets | |
US20080209832A1 (en) | Demountable wall system and method | |
JPS63272840A (ja) | シーリングランナー | |
US9366055B1 (en) | Universal fence section, fence section kit and fence section parts | |
US3256668A (en) | Partitions with panels secured to framing members by resilient clips | |
US9476194B1 (en) | Framing clips | |
JP3984478B2 (ja) | 仮設間仕切り用中空パネル | |
US5377467A (en) | Locking clip for partition wall plates | |
US4071995A (en) | Wall construction member | |
JPH08135053A (ja) | 間仕切壁ユニット及びパネル連結用ジョイント | |
US3685230A (en) | Spacer assembly for holding a pair of panel connectors in a wall structure | |
US5005333A (en) | Panel-framing assembly and assembly method therefor | |
JPS6328747Y2 (ja) | ||
US11459768B2 (en) | Attachment clip for building surface panels and building surface panel system | |
JPH0311325Y2 (ja) | ||
JPH0331808Y2 (ja) | ||
JP4220437B2 (ja) | 間仕切り用パネル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070706 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |