JP3981011B2 - 少なくとも二種のアニオン性会合性ポリマーを含有する安定化組成物、非固形組成物を安定化するためのその用途、及び少なくとも一の安定化組成物を含有する組成物 - Google Patents

少なくとも二種のアニオン性会合性ポリマーを含有する安定化組成物、非固形組成物を安定化するためのその用途、及び少なくとも一の安定化組成物を含有する組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP3981011B2
JP3981011B2 JP2002565556A JP2002565556A JP3981011B2 JP 3981011 B2 JP3981011 B2 JP 3981011B2 JP 2002565556 A JP2002565556 A JP 2002565556A JP 2002565556 A JP2002565556 A JP 2002565556A JP 3981011 B2 JP3981011 B2 JP 3981011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
anionic associative
associative polymer
polymer
carboxylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002565556A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004532290A (ja
Inventor
アサイオン,ジャン−マルク
デ・ジョージ,マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JP2004532290A publication Critical patent/JP2004532290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3981011B2 publication Critical patent/JP3981011B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8141Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • A61K8/8152Homopolymers or copolymers of esters, e.g. (meth)acrylic acid esters; Compositions of derivatives of such polymers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/86Polyethers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/52Stabilizers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/54Polymers characterized by specific structures/properties
    • A61K2800/542Polymers characterized by specific structures/properties characterized by the charge
    • A61K2800/5424Polymers characterized by specific structures/properties characterized by the charge anionic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/59Mixtures
    • A61K2800/594Mixtures of polymers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、(i)脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと;(ii)アルコキシル化された脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーとを含有し、アルコキシル化脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有している組成物に関する。
一般的に組成物、特に少なくとも二種の成分を含有する組成物を調製する場合、少なくとも二種の成分の化学的安定性及び組成物の全体としての物理的安定性に関する課題に直面する。例えば、物理的安定性は、例えば組成物をケラチン物質に使用する場合には、コンディショニング活性、クレンジング活性及び酸化活性及び/又はケラチン物質への分配性のような、均一な活性の達成を可能にしうる均一性を組成物が示すようにするために重要である。非均一な組成物では、安全性及び/又は性能に問題を生じる可能性のある活性の変動、及び/又は性能の問題をまた生じる可能性のある粘度の変動を生じるおそれがある。
よって、物理的に安定し、ケラチン物質の処理と関連して使用できる組成物が必要とされている。本発明者等は、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーを組成物に使用することで、組成物に物理的安定性を付与することができることを見出した。
しかして、一実施態様では、本発明は、(i)脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマー;及び(ii)アルコキシル化された脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーを含有し、該アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有している組成物を提供する。またさらなる実施態様では、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーを含有する組成物とは異なる少なくとも一の非固形組成物を安定化するために有効な合計(組合わせ)量で存在する。ここで使用される場合、「少なくとも一の」とは一又は複数であることを意味し、よって個々の成分並びに混合物/組合せ物を含む。従って「少なくとも二」とは、二又はそれ以上の個々の成分並びに混合物/組合せ物を意味する。
本発明の組成物は、少なくとも一の非固形組成物を物理的に安定化させることができる。ここで使用される場合、「非固形」とは、固体状態ではない組成物、例えば液体状態の組成物を指す。ここで使用される場合、「組成物」とは、少なくとも二の成分を組合せたものを意味する。
本発明において、少なくとも一の非固形組成物に物理的安定性を付与する方法は、(i)脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマー;及び(ii)アルコキシル化された脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーを含有し、該アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有している少なくとも一の安定化組成物を、少なくとも一の非固形組成物中に含有せしめることを含む。少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、少なくとも一の非固形組成物を安定化するために有効な合計(組合せ)量で少なくとも一の安定化組成物中に存在する。
さらに本発明は、安定化組成物として、(i)脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと;(ii)アルコキシル化された脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーを組合せて含有し、該アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有している、少なくとも一の非固形組成物を少なくとも一のケラチン物質に適用することを含む、少なくとも一のケラチン物質をメークアップ、手入れ又はトリートメント(処理)する方法を提供する。少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、少なくとも一の非固形組成物を安定化するために有効な合計量で、非固形組成物中に存在する。少なくとも一のケラチン物質は、ヒトのケラチン繊維、例えば毛髪、まつげ、眉毛、爪及び皮膚(唇、顔の皮膚及び身体を含む)であってよい。
本発明の他の主題は、(i)脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマー;及び(ii)アルコキシル化された脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーを含有し、該アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有している少なくとも一の安定化組成物を含有する非固形組成物にある。少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、少なくとも一の非固形組成物を安定化するために有効な合計量で、少なくとも一の安定化組成物中に存在する。
本発明の非固形組成物は、例えば少なくとも一のケラチン物質への適用に適切なものであり得る。本発明の非固形組成物は、少なくとも一のケラチン物質のメークアップ、手入れ及び/又はトリートメントに有用であり得る。このような非固形組成物の非限定的例には、ケラチン繊維をメークアップするための非固形組成物、例えばマスカラ組成物、及び眉毛用組成物;顔及び/又は身体の皮膚をメークアップするための非固形組成物、例えば唇用組成物、アイライナー用組成物、アイシャドウ用組成物、ほほ紅用組成物、ファンデーション用組成物、及びコンシーラー用組成物;爪をメークアップ、手入れ及び/又はトリートメントするための非固形組成物、マニュキア用組成物;顔及び/又は身体の皮膚を手入れ及び/又はトリートメントするための非固形組成物、例えば保湿組成物、及び局所的に適用され得る薬剤を含む組成物;毛髪をメークアップするための非固形組成物、例えば毛髪を局所的に着色する組成物(例えば毛髪用マスカラ)及び毛髪のスタイリング用組成物(例えばゲル、ムース、スプレー、ラッカー、ポマード及び艶出し剤(glossers));及び毛髪を手入れ及び/又はトリートメントするための非固形組成物、例えばシャンプー用組成物、コンディショニング用組成物、毛髪の染色用組成物、毛髪の脱色用組成物、毛髪の弛緩用組成物、及び毛髪のパーマネントウエーブ用組成物が含まれる。
一実施態様では、本発明の非固形組成物は物理的に安定している。ここで使用される場合、「物理的な安定性」は、制御された環境のチャンバー内にて組成物を45℃で8週間配することにより試験される。この試験では、サンプルの物理的状態はサンプルをチャンバー内に配した時点で検査される。ついで、サンプルを、24時間、3日、1週間、2週間、4週間及び8週間後に再度検査する。各々の検査においては、相分離についてサンプルを調査する。ヒトの眼で組成物に相分離が観察されるならば、組成物は物理的安定性に欠けると判定される。従って、上述した試験において8週間相分離が観察されないならば、組成物は「物理的に安定」であると判定される。よって、ここで使用される場合、「安定化」とは、組成物をまさしく上で定義したように「物理的に安定」にさせることを意味する。
本発明の少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーは、脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する。脂肪アルコールは、例えばCないしC36脂肪アルコールから選択され得る。
さらなる実施態様では、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーは、(i)アクリル酸C10-C30アルキルから選択される少なくとも一のモノマー、及び(ii)少なくとも一のカルボン酸基を有する少なくとも一のモノマーから誘導されるコポリマーから選択され得る。またさらに、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーは、アクリル酸から誘導されるエステル及びメタクリル酸から誘導されるエステルから選択される少なくとも一のエステルを含む少なくとも一の単位をさらに含有していてもよい。一実施態様では、少なくとも一のカルボン酸基を有する少なくとも一のモノマーは、アクリル酸及びメタクリル酸から選択され得る。さらなる実施態様では、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーは、ペンタエリトリトールのアリルエーテル及びスクロースのアリルエーテルから選択される少なくとも一のアリルエーテルで架橋していてもよい。
本発明の組成物に使用され得る少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーの非限定的例には、カルボポール(Carbopol)1342、カルボポール1382、カルボポールETD2020、ペムレン(Pemulen)TR-1及びペムレンTR-2の名称でグッドリッチ社(Goodrich)から販売されている、アクリラート/アクリル酸C10−30アルキルの架橋ポリマーが含まれる。
本発明の少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、アルコキシル化された脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有し、アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有するものである。アルコキシル化された脂肪アルコールは、例えばアルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有するポリエチレングリコールエーテルから選択され得る。
一実施態様では、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、(i)ポリエチレングリコールエーテルとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルを含み、該ポリエチレングリコールエーテルが18を超える炭素原子を有する少なくとも一の脂肪鎖を含有している少なくとも一のモノマー、及び(ii)少なくとも一のカルボン酸基を有する少なくとも一のモノマーから誘導されるコポリマーから選択されてもよい。一実施態様では、少なくとも一のカルボン酸基を有する少なくとも一のモノマーは、アクリル酸及びメタクリル酸から選択され得る。また少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、アクリル酸と、少なくとも一の脂肪鎖が18を超える炭素原子を有するポリエチレングリコールエーテルから誘導されるエステルと、メタクリル酸と、少なくとも一の脂肪鎖が18を超える炭素原子を有するポリエチレングリコールエーテルから誘導されるエステルから選択される少なくとも一のエステルを含む少なくとも一の単位をさらに含有していてもよい。ポリエチレングリコールエーテルは、例えばノナデカノール、アラキジルアルコール、ヘンエイコサノール、ベヘニルアルコール、トリコサノール、トリアコンタノール、及びヘントリアコンタノールから選択される少なくとも一のアルコールのポリエチレングリコールエーテルから選択され得る。
本発明の組成物に使用され得る少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーの非限定的例は、アキュリン(Aculyn)28の名称でローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas)から販売されているアクリラート/ベヘネス(Beheneth)-25メタクリラートのコポリマーである。
上述したように、一実施態様では、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、少なくとも一の非固形組成物を安定化するために有効な合計量で存在する。一方のアニオン性会合性ポリマーのみが存在しても、非固形組成物を物理的に安定化するのに十分であり得るが、これは多くの場合、単一のアニオン性会合性ポリマーを非常に高濃度にすることを必要とし、よって考慮される適用に関して、組成物があまりに粘性のあるものとなる。さらに非常に粘性のある組成物は、組成物を実質的に安定化するのではなく、相分離を遅延化させるだけという可能性もある。しかしながら、本発明の少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーの双方を使用すると、単一のアニオン性会合性ポリマーで組成物を物理的に安定化させるのに必要な濃度と比較して、アニオン性会合性ポリマーの全濃度が低くても、物理的に安定化した組成物にすることができる。
ここで記載された物理的安定性試験を用いて、当業者であれば、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーの濃度と、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーの濃度を、考慮される用途及び所望する物理的安定性に基づいて選択できる。また当業者は、用途に応じて所望する安定性になるような会合性ポリマーの組合せを選択するために、物理的安定性試験を使用することができる。
例えば毛髪を化学的に処理するための組成物である一実施態様では、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーは、組成物の全重量に対して、一般的に0.01重量%〜2.50重量%の範囲の量で組成物に存在し、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、組成物の全重量に対して、一般的に0.01重量%〜5.00重量%の範囲の量で組成物に存在し得る。本発明の組成物の考えられる用途は非常に多種多様であり、よって上述した濃度の範囲は特定の一用途のものに対してのみ示唆できることを、当業者であれば認識するであろう。
また本発明の組成物は、少なくとも一のケラチン物質用の組成物に従来から使用されている種々のアジュバント、例えば限定するものではないが、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤;上で議論したアニオン性ポリマー以外のアニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、非イオン性ポリマー、及び両性ポリマー;無機増粘剤及び有機増粘剤;コンディショナー;キレート剤、酸化防止剤;安定剤;噴霧剤;金属イオン封鎖剤:エモリエント;湿潤剤;香料;酸性化及び塩基性化剤;キレート剤、保湿剤;ビタミン類;必須脂肪酸;タンパク質及びタンパク質誘導体;防腐剤;及び不透明化剤を含有可能である。
言うまでもなく、当業者であれば、本発明に固有の有利な特性が考慮される添加により悪影響を受けないか、実質的に受けないように留意して任意成分のアジュバント(類)を選択するであろう。また、当業者にはここに記載した物理的安定性試験が手引きとなるであろう。
既に記載したように、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、任意の非固形組成物の安定化に有用であり得る。例えば、これらのアニオン性会合性ポリマーは、ケラチン物質への適用に適切な非固形組成物に使用することができる。
本発明において、本発明の非固形組成物は、例えば水性エマルション、懸濁液、分散液、ゲル、スプレー、エアゾールフォーム、クリーム、ローション、溶液、ペースト及び水性アルコールローションから選択される形態でありうる。
また本発明は、(i)脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマー;及び(ii)アルコキシル化された脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーを含有する少なくとも一の安定化組成物を、少なくとも一の非固形組成物中に含有せしめることを含む、少なくとも一の非固形組成物に物理的安定性を付与する方法を提供する。前記アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖は18を超える炭素原子を有している。少なくとも一のアニオン性会合性ポリマー及び少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、少なくとも一の非固形組成物を物理的に安定化するために有効な合計量で存在する。
本発明の他の主題は、少なくとも一のケラチン物質をメークアップ、トリートメント又は手入れするための多区画キットにあり、該キットは少なくとも二の分離した区画を具備する。第1の区画は、(i)脂肪アルコールとカルボン酸の少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマー;及び(ii)アルコキシル化された脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーを含有し、該アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有している少なくとも一の安定化組成物を収容する。第2の区画は、染色、脱色、パーマネントウエーブ、弛緩、コンディショニング、シャンプー又はスタイリング等の、少なくとも一のケラチン物質をメークアップ、トリートメント又は手入れするための組成物を収容する。
さらに本発明の他の主題は、(i)脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一のアニオン性会合性ポリマー;及び(ii)アルコキシル化された脂肪アルコールとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーを含有する少なくとも一の安定化組成物を含有する少なくとも一の非固形組成物を少なくとも一のケラチン物質に適用することを含む、少なくとも一のケラチン物質をメークアップ、手入れ又はトリートメントする方法にある。前記アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖は18を超える炭素原子を有しており、ここで少なくとも一のアニオン性会合性ポリマー及び少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーは、少なくとも一の非固形組成物を安定化するために有効な合計量で存在する。少なくとも一のケラチン物質は、ヒトのケラチン物質、例えば毛髪、顔の皮膚、唇、身体の皮膚、まつげ、眉毛及び爪から選択され得る。
以下に記載する実施例は、純粋に例証のためのもので、本発明を限定するものではなく、これにより本発明はより明瞭に理解されるであろう。
実施例:アニオン性会合性ポリマーの組合せを使用する非固形組成物の安定化
4種の次の組成物A、A、A及びAを調製した。比較組成物Aはアニオン性会合性ポリマーであるアクリラート/アクリル酸C10−30アルキルの架橋ポリマー(カルボポールETD2020)を含有しているが、ここで記載したような付加的なアニオン性会合性ポリマーは含有していない。比較組成物Aは付加的なアニオン性会合性ポリマーであるアクリラート/ベヘネス-25メタクリラートのコポリマー(アキュリン28)を含有しているが、ここで記載したようなアニオン性会合性ポリマーを含有していない。本発明の組成物Aはアニオン性会合性ポリマーであるアクリラート/アクリル酸C10−30アルキルの架橋ポリマー(カルボポールETD2020)と、付加的なアニオン性会合性ポリマーであるアクリラート/ベヘネス-25メタクリラートのコポリマー(アキュリン28)とを含有している。比較組成物Aはアニオン性会合性ポリマーであるアクリラート/アクリル酸C10−30アルキルの架橋ポリマー(カルボポールETD2020)と、本発明の少なくとも一の付加的な会合性ポリマーとは異なる付加的なアニオン性会合性ポリマーであるアクリラート/ステアレス-20メタクリラートのコポリマー(アキュリン22)を含有している。
Figure 0003981011
結果
4種の組成物A、A、A及びAの視覚的な物理的安定性を45℃で観察した。結果を以下に記載する。
Figure 0003981011
この結果は、許容可能な物理的安定性が、本発明の少なくとも一のアニオン性会合性ポリマーと少なくとも一の付加的なアニオン性会合性ポリマーの双方を含有する組成物においてのみ観察されたことを実証している。

Claims (25)

  1. 少なくとも一の非固形組成物に8週間相分離を示さない物理的安定性を付与する方法において、
    前記少なくとも一の非固形組成物中に、
    (i)アクリル酸及びメタクリル酸から選択されるカルボン酸と脂肪アルコールとから誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーを含有し、ここで該少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーの前記脂肪アルコールはC ないしC 36 脂肪アルコールから選択され;
    (ii)アクリル酸及びメタクリル酸から選択されるカルボン酸とアルコキシル化脂肪アルコールとから誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーを含有する;
    少なくとも一の安定化組成物を含有せしめることを含み、前記アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有しており、
    前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマー及び前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーが、前記少なくとも一の非固形組成物を安定化するために有効な合計量で存在し、ここで、前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーが、組成物の全重量に対して0.01重量%〜2.5重量%の範囲の量であり、前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーが、組成物の全重量に対して0.01重量%〜5.00重量%の範囲の量である、方法。
  2. 前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーが、クリル酸C10-C30アルキルから選択される少なくとも一のモノマーと、なくとも一のカルボン酸基を有する少なくとも一のモノマーから誘導されるコポリマーから選択される、請求項に記載の方法。
  3. 前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーが、アクリル酸から誘導されるエステル及びメタクリル酸から誘導されるエステルから選択される少なくとも一のエステルを含む少なくとも一の単位をさらに含有している、請求項に記載の方法。
  4. 前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーが、ペンタエリトリトールのアリルエーテル及びスクロースのアリルエーテルから選択される少なくとも一のアリルエーテルで架橋されている、請求項に記載の方法。
  5. 前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーがアクリラート/アクリル酸C10−30アルキルの架橋ポリマーから選択される、請求項に記載の方法。
  6. 前記アルコキシル化された脂肪アルコールがポリエチレングリコールエーテルから選択される、請求項に記載の方法。
  7. 前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーが、リエチレングリコールエーテルとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルを含む少なくとも一のモノマーと、なくとも一のカルボン酸基を有する少なくとも一のモノマーから誘導されるコポリマーから選択される、請求項に記載の方法。
  8. 前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーが、アクリル酸とポリエチレングリコールエーテルから誘導されるエステルと、メタクリル酸とポリエチレングリコールエーテルから誘導されるエステルから選択される少なくとも一のエステルを含む少なくとも一の単位をさらに含有している、請求項に記載の方法。
  9. 前記ポリエチレングリコールエーテルが、ノンデカノール、アラキジルアルコール、ヘンエイコサノール、ベヘニルアルコール、トリコサノール、トリアコンタノール、及びヘントリアコンタノールから選択される少なくとも一のアルコールのポリエチレングリコールエーテルから選択される、請求項に記載の方法。
  10. 前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーがアクリラート/ベヘネス-25メタクリラートのコポリマーから選択される、請求項に記載の方法。
  11. 前記少なくとも一の非固形組成物が、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーとは異なり、前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーとも異なるアニオン性ポリマー、非イオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、両性ポリマー、無機増粘剤、有機増粘剤 、酸化防止剤、安定剤、酸化剤、噴霧剤、金属イオン封鎖剤、エモリエント、湿潤剤、香料、酸性化剤、塩基性化剤、キレート剤、保湿剤、ビタミン類、必須脂肪酸、タンパク質、タンパク質誘導体、防腐剤、及び不透明化剤から選択される少なくとも一のアジュバントをさらに含有している、請求項に記載の方法。
  12. 前記少なくとも一の非固形組成物が、水性エマルション、懸濁液、分散液、エアゾールフォーム、クリーム、ローション、溶液、ペースト、ゲル、スプレー、又は水性アルコールローションの形態である、請求項に記載の方法。
  13. (i)アクリル酸及びメタクリル酸から選択されるカルボン酸と脂肪アルコールとから誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーを含有し、ここで該少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーの前記脂肪アルコールはC ないしC 36 脂肪アルコールから選択され;
    (ii)アクリル酸及びメタクリル酸から選択されるカルボン酸とアルコキシル化脂肪アルコールとから誘導される少なくとも一のエステルと、少なくとも一のカルボン酸基を有する、少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーを含有する少なくとも一の安定化するための組成物を含み、
    前記アルコキシル化された脂肪アルコールの脂肪鎖が18を超える炭素原子を有しており、
    前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマー及び前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーが、少なくとも一の非固形組成物に8週間相分離を示さない安定性を付与するために有効な合計量で存在し
    ここで、前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーが、組成物の全重量に対して0.01重量%〜2.5重量%の範囲の量であり、前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーが、組成物の全重量に対して0.01重量%〜5.00重量%の範囲の量である、非固形組成物。
  14. 前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーが10-C30アクリル酸アルキルから選択される少なくとも一のモノマー、及び少なくとも一のカルボン酸基を有する少なくとも一のモノマーから誘導されるコポリマーから選択される、請求項13に記載の組成物。
  15. 前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーが、アクリル酸から誘導されるエステル及びメタクリル酸から誘導されるエステルから選択される少なくとも一のエステルを含む少なくとも一の単位をさらに含有している、請求項14に記載の組成物。
  16. 前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーが、ペンタエリトリトールのアリルエーテル及びスクロースのアリルエーテルから選択される少なくとも一のアリルエーテルで架橋されている、請求項15に記載の組成物。
  17. 前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーがアクリラート/アクリル酸C10−30アルキルの架橋ポリマーから選択される、請求項13に記載の組成物。
  18. 前記アルコキシル化された脂肪アルコールがポリエチレングリコールエーテルから選択される、請求項13に記載の組成物。
  19. 前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーが、リエチレングリコールエーテルとカルボン酸から誘導される少なくとも一のエステルを含む少なくとも一のモノマー、及びなくとも一のカルボン酸基を有する少なくとも一のモノマーから誘導されるコポリマーから選択される、請求項13に記載の組成物。
  20. 前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーが、アクリル酸とポリエチレングリコールエーテルから誘導されるエステルと、メタクリル酸とポリエチレングリコールエーテルから誘導されるエステルから選択される少なくとも一のエステルを含む少なくとも一の単位をさらに含有している、請求項19に記載の組成物。
  21. 前記ポリエチレングリコールエーテルが、ノンデカノール、アラキジルアルコール、ヘンエイコサノール、ベヘニルアルコール、トリコサノール、トリアコンタノール、及びヘントリアコンタノールから選択される少なくとも一のアルコールのポリエチレングリコールエーテルから選択される、請求項19に記載の組成物。
  22. 前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーがアクリラート/ベヘネス-25メタクリラートのコポリマーから選択される、請求項13に記載の組成物。
  23. アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、前記少なくとも一の第一アニオン性会合性ポリマーとは異なり、前記少なくとも一の第二アニオン性会合性ポリマーとも異なるアニオン性ポリマー、非イオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、両性ポリマー、無機増粘剤、有機増粘剤 、酸化防止剤、安定剤、酸化剤、噴霧剤、金属イオン封鎖剤、エモリエント、湿潤剤、香料、酸性化剤、塩基性化剤、キレート剤、保湿剤、ビタミン類、必須脂肪酸、タンパク質、タンパク質誘導体、防腐剤、及び不透明化剤から選択される少なくとも一のアジュバントをさらに含有している、請求項13に記載の組成物。
  24. 前記少なくとも一の非固形組成物が、水性エマルション、懸濁液、分散液、エアゾールフォーム、クリーム、ローション、溶液、ペースト、ゲル、スプレー、又は水性アルコールローションの形態である、請求項13に記載の組成物。
  25. 前記少なくとも一の非固形組成物が、マスカラ、眉毛用組成物、唇用組成物、アイライナー、アイシャドウ、ほほ紅、ファンデーション、コンシーラー、爪用組成物、保湿組成物、毛髪をメークアップするための組成物、毛髪のスタイリング用組成物、シャンプー、コンディショナー、毛髪の染料、毛髪の脱色用組成物、毛髪の弛緩用組成物、又は毛髪のパーマネントウエーブ用組成物の形態である、請求項13に記載の組成物。
JP2002565556A 2001-02-16 2002-02-15 少なくとも二種のアニオン性会合性ポリマーを含有する安定化組成物、非固形組成物を安定化するためのその用途、及び少なくとも一の安定化組成物を含有する組成物 Expired - Lifetime JP3981011B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26890901P 2001-02-16 2001-02-16
US09/809,007 US6774175B2 (en) 2001-02-16 2001-03-16 Stabilizing compositions comprising at least two anionic associative polymers, their use for stabilization of non-solid compositions, and compositions comprising at least one stabilizing composition
PCT/US2002/004327 WO2002065996A2 (en) 2001-02-16 2002-02-15 Stabilizing compositions comprising at least two anionic associative polymers, their use for stabilization of non-solid compositions, and compositions comprising at least one stabilizing composition

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007081948A Division JP2007169667A (ja) 2001-02-16 2007-03-27 非固形組成物を安定化するための組成物
JP2007081947A Division JP2007182455A (ja) 2001-02-16 2007-03-27 ケラチン物質のメークアップ、手入れ、トリートメント方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004532290A JP2004532290A (ja) 2004-10-21
JP3981011B2 true JP3981011B2 (ja) 2007-09-26

Family

ID=26953402

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002565556A Expired - Lifetime JP3981011B2 (ja) 2001-02-16 2002-02-15 少なくとも二種のアニオン性会合性ポリマーを含有する安定化組成物、非固形組成物を安定化するためのその用途、及び少なくとも一の安定化組成物を含有する組成物
JP2007081947A Pending JP2007182455A (ja) 2001-02-16 2007-03-27 ケラチン物質のメークアップ、手入れ、トリートメント方法
JP2007081948A Withdrawn JP2007169667A (ja) 2001-02-16 2007-03-27 非固形組成物を安定化するための組成物

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007081947A Pending JP2007182455A (ja) 2001-02-16 2007-03-27 ケラチン物質のメークアップ、手入れ、トリートメント方法
JP2007081948A Withdrawn JP2007169667A (ja) 2001-02-16 2007-03-27 非固形組成物を安定化するための組成物

Country Status (9)

Country Link
US (2) US6774175B2 (ja)
EP (1) EP1361848A2 (ja)
JP (3) JP3981011B2 (ja)
CN (1) CN1245946C (ja)
AR (1) AR032700A1 (ja)
AU (1) AU2002240362A1 (ja)
BR (1) BR0207365A (ja)
MX (1) MXPA03007322A (ja)
WO (1) WO2002065996A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182455A (ja) * 2001-02-16 2007-07-19 L'oreal Sa ケラチン物質のメークアップ、手入れ、トリートメント方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7070769B2 (en) * 2001-02-16 2006-07-04 L'oreal Compositions comprising at least two anionic associative polymers and their use for stabilization of an oxidizing solution
US7153496B2 (en) 2002-01-18 2006-12-26 Noveon Ip Holdings Corp. Hair setting compositions, polymers and methods
DE60303752T2 (de) 2002-09-30 2006-09-21 Rohm And Haas Co. Verdickungsmittel für wässerige Systeme mit einem hohen Gehalt an grenzflächenaktiven Mitteln
KR101096868B1 (ko) * 2004-10-26 2011-12-22 가부시키가이샤 시세이도 피부 외용제
DE102005014423A1 (de) * 2005-03-24 2006-09-28 Beiersdorf Ag Pflegesystem aus PVP- und Acrylatpolymeren
WO2006109731A1 (ja) 2005-04-08 2006-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 高周波増幅器、および送受信システム
DE102007050371A1 (de) * 2007-10-17 2009-04-23 Beiersdorf Ag Haarbehandlungsmittel VII
EP2248510A1 (en) * 2009-05-07 2010-11-10 Rohm and Haas Company Thickened aqueous composition
FR2983715B1 (fr) * 2011-12-07 2015-02-20 Oreal Composition cosmetique de revetement des fibres keratiniques
US9216303B2 (en) 2011-12-23 2015-12-22 Mary Kay Inc. Mascara formulation
CN102670417B (zh) * 2012-05-24 2013-08-28 中山市天图精细化工有限公司 一种个人护理用去角质泡沫气雾剂产品
FR2996758B1 (fr) * 2012-10-15 2015-01-16 Oreal Composition cosmetique de revetement des fibres keratiniques
JP6530237B2 (ja) * 2015-05-22 2019-06-12 株式会社マンダム 整髪剤組成物
US20180311131A1 (en) * 2017-04-28 2018-11-01 L'oreal Essentially anhydrous hair-treatment compositions comprising a polyurethane latex polymer and bis-urea derivative

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4806345C1 (en) 1985-11-21 2001-02-06 Johnson & Son Inc C Cross-linked cationic polymers for use in personal care products
US4776855A (en) 1986-03-19 1988-10-11 Clairol Inc. Hair dyeing process and composition
USRE33786E (en) 1986-03-19 1992-01-07 Clairol, Inc. Hair dyeing process and composition
US5322689A (en) * 1992-03-10 1994-06-21 The Procter & Gamble Company Topical aromatic releasing compositions
US5393305A (en) 1993-08-26 1995-02-28 Bristol-Myers Squibb Company Two-part aqueous composition for coloring hair, which forms a gel on mixing of the two parts
US5376146A (en) 1993-08-26 1994-12-27 Bristol-Myers Squibb Company Two-part aqueous composition for coloring hair, which forms a gel on mixing of the two parts
JP3439067B2 (ja) 1997-04-28 2003-08-25 ヘンケルライオンコスメティックス株式会社 安定に可溶化した尿酸と、水溶性高分子物質とを含有する水性化粧料組成物および水性化粧料組成物における尿酸の安定可溶化方法
JPH11263721A (ja) * 1998-03-13 1999-09-28 Shiseido Co Ltd 水中油型ゴマージュ化粧料
JP2000119122A (ja) * 1998-10-06 2000-04-25 Seiwa Kasei:Kk 化粧料
US6287546B1 (en) 1998-10-09 2001-09-11 Colgate-Palmolive Company Shampoos with stabilizers
JP3091444B2 (ja) * 1998-11-27 2000-09-25 花王株式会社 毛髪化粧料
FR2788974B1 (fr) * 1999-01-29 2001-03-30 Oreal Composition anhydre de decoloration des fibres keratiniques comprenant l'association de polymeres amphiphiles anioniques et/ou non ioniques comportant au moins une chaine grasse et de polymeres substantifs cationiques ou amphoteres
JP4107762B2 (ja) * 1999-04-28 2008-06-25 ホーユー株式会社 染毛料組成物
US6774175B2 (en) * 2001-02-16 2004-08-10 L'oreal S.A. Stabilizing compositions comprising at least two anionic associative polymers, their use for stabilization of non-solid compositions, and compositions comprising at least one stabilizing composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182455A (ja) * 2001-02-16 2007-07-19 L'oreal Sa ケラチン物質のメークアップ、手入れ、トリートメント方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004532290A (ja) 2004-10-21
WO2002065996A2 (en) 2002-08-29
JP2007182455A (ja) 2007-07-19
JP2007169667A (ja) 2007-07-05
US20020156178A1 (en) 2002-10-24
US20040198895A1 (en) 2004-10-07
CN1245946C (zh) 2006-03-22
EP1361848A2 (en) 2003-11-19
US6953826B2 (en) 2005-10-11
AU2002240362A1 (en) 2002-09-04
BR0207365A (pt) 2004-02-10
US6774175B2 (en) 2004-08-10
AR032700A1 (es) 2003-11-19
WO2002065996A3 (en) 2003-02-13
MXPA03007322A (es) 2005-02-14
CN1491101A (zh) 2004-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007169667A (ja) 非固形組成物を安定化するための組成物
RU2152780C2 (ru) Загуститель и/или желирующий компонент косметических и/или дерматологических композиций, косметическая или дерматологическая композиция, способ нетерапевтического косметического воздействия на кожу, волосы, ресницы, брови, ногти или слизистые оболочки
EP1647257B1 (fr) Composition cosmétique de soin ou de maquillage, résistante à l'eau et facilement démaquillable, comprenant au moins un latex ou un pseudo-latex
CA2323945C (fr) Compositions cosmetiques contenant un copolymere vinyl dimethicone/dimethicone et un agent conditionneur et leurs utilisations
EP1674076A2 (fr) Composition cosmétique pour le maquillage résistante à l'eau et facilement démaquillable
EP0858795A1 (fr) Utilisation de polymères présentant une température critique du type LCST ou du type UCST dans et pour la fabrication de formulations cosmétiques ou dermatologique, compositions les contenant
JP3976728B2 (ja) 少なくとも二種のアニオン性会合性ポリマーを含有する組成物と酸化溶液の安定化のためのその用途
FR2761599A1 (fr) Compositions cosmetiques contenant un polymere cationique de faible masse moleculaire et leurs utilisations
JP2013506656A (ja) 剤形安定性を改善させたo/w型化粧料組成物
WO2018018488A1 (en) A hair styling composition containing rose hip oil and use thereof
JP2015516442A (ja) 輝きをもたらす組成物及び使用方法
EP1064915A1 (fr) Compositions cosmétiques contenant un polymère amphotère et un agent conditionneur et leurs utilisations
JP2001058918A (ja) 化粧品に使用される架橋又は分枝状の両性コポリマー及びそれを使用した組成物
US11065192B2 (en) Mascara compositions including vinylpyrrolidone homopolymer and an acrylic film-forming polymer
WO2020167734A1 (en) Dry powder compositions for treating hair or skin, method of using the same
EP1047401B1 (fr) Compositions cosmetiques contenant un tensioactif ester d'alkylpolyglycoside anionique et un agent conditionneur liquide insoluble dans l'eau et leurs utilisations
WO2017190035A1 (en) Fragrance primer compositions and methods
FR2785800A1 (fr) Compositions cosmetiques contenant un tensioactif d'alkylpolyglycoside anionique, une gomme de galactomannane et leurs utilisations
JP2004168664A (ja) 水中油型乳化化粧料
TW201936168A (zh) 毛髮調理組合物
WO2018227517A1 (en) A hair styling composition containing cymbidium grandiflorum flower extract
JP2005239628A (ja) 毛髪化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060523

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20060926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070214

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 3