JP3979756B2 - 電磁加熱方法とその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、電磁加熱方法とその装置に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、暖房家具、暖房建具、保温食器、保温装飾品等として有用な電磁加熱方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来より、木材は、天然木材あるいは加工木質材として、加工が容易であるばかりでなく、感触、臭いなどが独特であり、人間の生活に非常に密着し、椅子、机、タンスなどの家具、床、壁、天井のなどの建具、皿、器などの食器、おきものなどの装飾品の材料として、古くから用いられてきている。
【0003】
このように木材の生活密着性の強さゆえに、人間の生活の上で欠かすことのできないあらゆる用途の部材として利用されることが多く、その中には、例えば暖房器具の部材等としての加熱部材として利用されることも多い。
【0004】
しかしながら、木材を、長時間にわたり一定の温度に保つ必要性のある加熱部材として利用することは、それほど容易なことではない。一般的に、木材を暖房器具や加熱器具の一部に用いる場合には、木材の外部に熱源を設けてこの熱源により木材を外部から暖めることが必要であることから、その結果、温度分布のムラが生じたり、非効率的な温度上昇を余儀なくされていた。
【0005】
したがって、木材を直接的に加熱する加熱部材に用いることは、あまり一般的ではなく、床暖房などのごく限られた分野にしか応用されていない。
このような現状をふまえて、木材を直接的に加熱する方法とその装置の検討がなされてきてはいるものの、これまでのところ、木材を直接的に効率よく加熱する方法とそのための装置は実現されていないと言ってよい。
【0006】
そこで、この出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、木材を直接的に効率よく加熱することのできる、新しい木材の加熱方法とその装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、前記の課題を解決するものとして、第1には、磁性物質が木材の一方の面に塗布されそれぞれ一体化された一対の磁性木材の間に、励磁コイルまたは励磁導電路を配置し、磁性物質が塗布されている面同士を接着して一体となっている一体型発熱ボードを形成し、励磁コイルまたは励磁導電路に励磁電流を流し、電磁加熱することを特徴とする電磁加熱方法を提供する。
【0008】
また、この出願の発明においては、第2には、励磁コイルまたは励磁導電路は、その巻き方もしくは導電路の配設が、ソレノイド状、または、スパイラル状である前記の電磁加熱方法を提供し、第3には、励磁電流の周波数を10kHz以上とする前記の電磁加熱方法を提供する。
【0009】
そして、この出願の発明は、第4には、電磁加熱装置であって、加熱部と交流電源部とを有し、加熱部は、磁性物質が一方の面に塗布されそれぞれ一体化された一対の磁性木材の間に、励磁コイルまたは励磁導電路を配置し、磁性物質が塗布されている面同士を接着して一体となっている一体型発熱ボードにより形成され、励磁コイルまたは励磁導電路に交流電源部より励磁電流が送られることで加熱部が発熱することを特徴とする電熱加熱装置を提供する。また、第5には、磁性物質は、その全部または一部として磁性粒子を含むものであって、磁性粒子の大きさは75μm以下である電熱加熱装置を、第6には、磁性物質は、フェライト系、金属系、またはアモルファス系の磁性体である電熱加熱装置を、第7には、励磁コイルまたは励磁導電路は、その巻き方もしくは導電路の配設が、ソレノイド状、またはスパイラル状で配置されている電熱加熱装置を、第8には、励磁電流の周波数は10kHz以上である電熱加熱装置を提供する。
【0010】
さらにこの出願の発明は、第11には、前記の電熱加熱装置であって、暖房家具、暖房建具、調理器具、保温食器、保温装飾品、または医療・健康器具である電熱加熱装置を提供する。
【0011】
また第12には、20分後の上昇温度が25℃以上である電熱加熱装置も提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
この出願の発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
【0013】
なによりも、この出願の発明は、磁性物質と励磁コイルまたは励磁導電路とを木材に配置させ、励磁コイルまたは励磁導電路により電磁加熱して木材を昇温させることに大きな特徴がある。
【0014】
例えば図1の試験装置に例示したように、この発明の電磁加熱方法は、磁性物質を含む磁性木材(1)に、励磁コイル(2)、または平面部や溝部に導電性塗料を塗布ないしは埋設して、あるいは導電性フィルム条の配置により励磁導電路を形成したボード(3)を当接配置し、励磁コイル(2)または励磁導電路に励磁電流(4)を流して電磁加熱する。
【0015】
このとき、木材への磁性物質の一体化方法としては、木材内部に磁性物質を注入してもよいし、木材表面にパウダー状の磁性物質を圧着してもよいし、木材表面に液体状の磁性物質を塗布してもよい。そしてこれらの手段は組合わされてもよい。木材内部に磁性物質を注入する場合、および木材表面にパウダー状の磁性物質を圧着する場合の方が、木材表面に液体状の磁性物質を塗布するよりも、温度上昇の点では効率がよい。ただ、作業上の観点からすると、木材表面に液体状の磁性物質を塗布する方が容易である。
【0016】
また、励磁コイルまたは励磁導電路の配置方法としては、図1のように、磁性物質を一体化した磁性木材(1)と当接するように励磁コイルまたは励磁導電路のボード(2)を配置してもよいし、あるいは磁性木材(1)の内部に励磁コイルまたは励磁導電路を埋設するようにしてもよい。いずれの場合であっても、コイルの巻き方あるいは導電路の配置が、スパイラル状であっても、または、ソレノイド状であってもよい。スパイラル状とは、回転半径が異なる状態を示し、回転半径が減少しても、または、回転半径が増加してもよい。ソレノイド状とは、回転半径が、同じ状態を示している。
【0017】
発熱ボードとしての高い発熱効率と磁界の外部への漏洩を抑えるためには、磁性木材と励磁コイル(励磁コイル)または励磁導電路固定ボードとを密着させて両者の間の空隙をなくした一体型発熱ボードがより好ましい形態として例示される。
【0018】
さらに、この発明においては、磁性物質は、磁性粒子をその全部または一部として含むものであってもよい。磁性粒子の場合にはその粒子サイズが75μm以下であって、その材質が、フェライト、たとえばMn−Znフェライト、センダスト、鉄、等々のフェライト系、金属系、あるいはアモルファス系の各種の磁性体、もしくはそれらの磁性流体であると、さらに効率よく温度上昇を生じることができる。
【0019】
励磁コイルまたは励磁導電路に流す励磁電流の周波数は、励磁電流が生じる程度のものであれば、特に限定するものではないが、10kHz以上であると、さらに効率よく温度上昇を生じることができる。
【0020】
そして、この発明においては、木材を効率的な加熱部材として用いることができ、例えば、従来から存在する暖房床だけでなく、暖房や保温が可能な椅子、机、タンスなどの暖房保温家具、床、壁、天井などの暖房保温建具、皿、器などの暖房保温食器、おきものなどの暖房保温装飾品等の実現をも可能とする。
【0021】
以下実施例を示し、さらにこの説明について詳しく説明する。
【0022】
【実施例】
実施例1
木材への磁性物質の配置方法の異なる3種類の磁性木材を用いて、表面温度の時間変化を測定した。その3種類の磁性木材としては、ア)水ベース磁性流体W−35を内部に注入した注入型磁性木材、イ)2500BのMn−Znフェライトのパウダーを圧着により表面に押しつけたパウダー型磁性木材、ウ)2500BのMn−Znフェライト液体を表面に塗布したコーティング型磁性木材の3種類を用いた。
【0023】
この磁性木材の大きさは、縦9cm、横9cm、厚さ3cmの板状のものであり、その内部には励磁コイルとして、エナメルコートした直径0.35mmの銅線を、高さ10mmのピッチで3周巻き付け、その励磁コイルの銅線の巻き方としては、ソレノイド状とした。
【0024】
実験室の温度は、25.5±0.5℃、温度45〜55%であり、励磁電流は、周波数が1MHzで電流を2Aの交流電流とした。
この発明の木材の加熱方法と比較検討するために、磁性物質が混入されていない比較板材として、大きさが同じのファイバーボード、パーティクルボードおよび杉板をも用いた。
【0025】
そして、各板材の中心上方50cmの位置には、サーモグラフを配置させ、板材表面の温度を測定した。
その結果は、図2に例示した通りである。図中の黒四角印の注入型磁性木材と黒丸印のコーティング型磁性木材は、実験開始後80分後には、上昇温度がともに45℃となり、また黒三角印のパウダー型磁性木材も、実験開始後50分後には、上昇温度が30℃となった。
【0026】
一方、磁性物質が混入されていない板材として、□印の杉板は、実験開始後80分が経過しても、上昇温度は25℃であり、○印のファイバーボードと△印のパーティクルボードに関しては、非常に温度上昇が低く、実験開始後80分が経過しても、高々18℃しか温度上昇が得られなかった。
実施例2
次に、実施例1で用いたコーティング型磁性木材について、その励磁コイルの巻き方の違いに対する温度上昇について検討を行った。
【0027】
励磁コイルの巻き方について、比較検討するために、その巻き方として、ソレノイド状、中間状、および、スパイラル状の3種類の異なるものを用いた。ここで、中間状とは、木材の上部に向かって、その銅線の回転半径が、スパイラル状と、ソレノイド状の中間的なものをさす。この実施例では、スパイラル状として、木材の上部に向かって、その銅線の回転半径が減少するものを用いた。
【0028】
比較のために、磁性物質が混入されていないファイバーボードについても、前記のソレノイド状、中間状、および、スパイラル状の3種類のものを用いて、同様に温度の時間変化を測定した。
【0029】
ソレノイド状、中間状、および、スパイラル状のコーティング型磁性部材における、各種実験条件は実施例1と同様の条件である。
その結果は、図3に例示した通りであり、黒丸印のソレノイド状磁性木材は、実験開始50分後には、温度上昇が43℃となり黒三角印のスパイラル状磁性木材は、実験開始50分後には、温度上昇が40℃となり、黒四角印の中間状は、実験開始50分後には、28℃となった。
【0030】
一方、磁性物質が混入されていないファイバーボードについては、○印のソレノイド状ファイバーボードは、実験開始50分後でも、温度上昇が16℃しかなく、△印のスパイラル状ファイバーボード、および、□印の中間状ファイバーボードでは、実験開始50分後でも、温度上昇が10℃でしかなかった。
実施例3
次に、磁性物質の異なる3種類の磁性木材を用いて、実施例1と同様の実験条件で、温度上昇と時間との関係を検討した。
【0031】
その磁性物質には、粒子サイズがすべて75μm以下である、Mn−Znフェライト2500B、センダスト、および、鉄KIP300Aパウダーからなる。これらの各種磁性物質の性質は、表1に示した通りである。この表1において、各種磁性物質は内径10mm、外径20mmのリング状のものに加工して、その周囲を銅線により20回巻いた励磁コイルによりテストを行った。このときの最大磁場は、500A/mであり、励磁電流の周波数は1MHzであった。
【0032】
【表1】
【0033】
この磁性物質の異なる3種類の磁性木材における、温度と時間との関係は、図4の通りであり、黒丸印のセンダストは実験開始60分後には、温度上昇が50℃となり、黒三角印のMn−Znフェライト2500Bは、実験開始60分後には、温度上昇が43℃となり、黒四角印の鉄KIP300Aパウダーは、実験開始60分後に黒四角印は、温度上昇が33℃にも達した。
実施例4
次に、実施例1と同様の実験条件で、励磁電流の周波数を変えて、その周波数と温度との関係を検討した。実施例1で用いた、注入型磁性木材とコーティング型磁性木材に対して、コイルの巻き方をソレノイド状とし、5種類の励磁電流の周波数を用いて、実験開始後90分後の温度上昇を調べた。
【0034】
その結果は、図5に示した通りであり、励磁電流の周波数が高いほど、温度上昇も大きかった。例えば、励磁電流の周波数が106 Hzの場合には、黒四角印の塗布型磁性木材では、上昇温度が50℃をこえ、黒丸印の含浸型磁性木材でも、温度上昇が45℃にも及んだ。
実施例5
図6、図7および図8には、磁性木材と発熱ボードの作製例をその手順とともに示した。
【0035】
図9には、得られた磁性木材の磁気特性を複素透磁率の周波数特性として示した。
また、測定条件が次の表2
【0036】
【表2】
【0037】
における発熱ボードの発熱性能を測定し、図10と表3の結果を得た。
【0038】
【表3】
【0039】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、この出願の発明により、木材を直接的に効率よく加熱する、木材の加熱方法とその装置を提供することを可能とし、例えば、従来から存在する暖房床だけでなく、暖房や保温が可能な椅子、机、タンスなどの暖房保温家具、床、壁、天井のなどの暖房保温建具、皿、器などの暖房保温食器、おきものなどの暖房保温装飾品等の実現をも可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)はこの発明の試験装置を例示した上面図と正面図である。
【図2】この発明の実施例であって、磁性物質の配置方法が異なる磁性木材をパラメータとして、時間と木材表面温度上昇との関係を示した関係図である。
【図3】この発明の実施例であって、異なる励磁コイル巻き方をパラメータとして、時間と木材表面温度上昇との関係を示した関係図である。
【図4】この発明の実施例であって、異なる磁性材料をパラメータとして、時間と木材表面温度上昇との関係を示した関係図である。
【図5】この発明の実施例であって、励磁電流の周波数と木材表面温度上昇との関係を示した関係図である。
【図6】含浸型磁性木材とその発熱ボードの作製例を示した工程図である。
【図7】粉体型磁性木材とその発熱ボードの作製例を示した工程図である。
【図8】塗布型磁性木材とその発熱ボードの作製例を示した工程図である。
【図9】磁性木材の磁気特性を例示した図である。
【図10】発熱ボードの発熱特性を例示した図である。
【符合の説明】
1 磁性木材
2 励磁コイル
3 励磁コイルボード
4 励磁電流
Claims (10)
- 磁性物質が木材の一方の面に塗布されそれぞれ一体化された一対の磁性木材の間に、励磁コイルまたは励磁導電路を配置し、磁性物質が塗布されている面同士を接着して一体となっている一体型発熱ボードを形成し、励磁コイルまたは励磁導電路に励磁電流を流し、電磁加熱することを特徴とする電磁加熱方法。
- 励磁コイルまたは励磁導電路は、その巻き方もしくは導電路の配設が、ソレノイド状、または、スパイラル状である請求項1の電磁加熱方法。
- 励磁電流の周波数を10kHz以上とする請求項1または2の電磁加熱方法。
- 電磁加熱装置であって、加熱部と交流電源部とを有し、加熱部は、磁性物質が一方の面に塗布されそれぞれ一体化された一対の磁性木材の間に、励磁コイルまたは励磁導電路を配置し、磁性物質が塗布されている面同士を接着して一体となっている一体型発熱ボードにより形成され、励磁コイルまたは励磁導電路に交流電源部より励磁電流が送られることで加熱部が発熱することを特徴とする電熱加熱装置。
- 磁性物質は、その全部または一部として磁性粒子を含むものであって、磁性粒子の大きさは75μm以下である請求項4の木材電熱加熱装置。
- 磁性物質は、フェライト系、金属系、またはアモルファス系の磁性体である請求項4または5の電熱加熱装置。
- 励磁コイルまたは励磁導電路は、その巻き方もしくは導電路の配設が、ソレノイド状、またはスパイラル状で配置されている請求項4ないし6のいずれかの電熱加熱装置。
- 励磁電流の周波数は10kHz以上である請求項4ないし7のいずれかの電熱加熱装置。
- 請求項4ないし8のいずれかの電熱加熱装置であって、暖房家具、暖房建具、調理器具、保温食器、保温装飾品、または医療・健康器具である電熱加熱装置。
- 20分後の上昇温度が25℃以上である請求項4ないし9のいずれかの電熱加熱装置。
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