JP3977795B2 - ダイバーシチアンテナ装置およびダイバーシチアンテナ制御方法 - Google Patents

ダイバーシチアンテナ装置およびダイバーシチアンテナ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のアンテナの中から所望のアンテナを選択して無線信号を受信するダイバーシチアンテナ装置およびダイバーシチアンテナ制御方法に関し、特に、時間変動が緩やかな伝搬環境での多素子アンテナダイバーシチ技術に関する。
従来の無線LAN通信方式(例えばIEEE802.11)におけるフレーム受信処理では、2素子のダイバーシチを想定して、データの前に付加されるプリアンブルの長さが設定されている(例えば、非特許文献1参照)。
IEEE Std 802.11a-1999
しかしながら、従来は、ダイバーシチブランチをN(Nは3以上の整数)にした場合に、2ブランチ用に充てられているプリアンブルの期間でNブランチからの選択を行うので、適切なブランチ選択ができず、結果として受信特性が劣化するという問題があった。
あるいは、ブランチ数を増やした分だけブランチ選択に要するプリアンブルの期間が長くなるので、同期処理等、他の処理に充てられるプリアンブルの期間が短くなり、結果として受信特性が劣化するという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、短時間で多ブランチの選択を適切に行うことが可能なアンテナダイバーシチ装置およびアンテナダイバーシチ方法を提供することにある。
本発明の一態様によれば、無線信号を受信するN(Nは3以上の整数)本のアンテナと、前記N本のアンテナの優先度を記憶する優先度記憶手段と、前記優先度に基づいて、前記N本のアンテナのうちの2つのアンテナを選択する第1アンテナ選択手段と、受信強度に基づいて、前記選択された2つのアンテナのうちのいずれかを選択する第2アンテナ選択手段と、前記第2アンテナ選択手段の選択結果に基づいて、前記優先度記憶手段に記憶される前記N本のアンテナの優先度を更新する優先度更新手段と、無線信号のフレームを最初から最後まで正常に受信したか否かを判断する受信判断手段と、を備え、前記優先度更新手段は、前記受信判断手段により無線信号のフレームが最初から最後まで正常に受信されたと判断された場合に前記N本のアンテナの優先度を更新し、前記フレームの少なくとも一部が受信されなかったと判断された場合は前記N本のアンテナの優先度の更新を行わないことを特徴とするダイバーシチアンテナ装置が提供される。
本発明によれば、第1アンテナ選択手段で選択した2つのアンテナのうち一方を第2アンテナ選択手段で選択し、その選択結果に基づいて複数のアンテナの優先度を更新するため、第2アンテナ選択手段で選択する対象となる2つのアンテナを必要に応じて切り替えることで、2つのアンテナの種々の組み合わせを選択対象とすることができ、最適なアンテナを選択することができる。
以下、本発明に係るダイバーシチアンテナ装置およびダイバーシチアンテナ制御方法の一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第1の実施形態の概略構成を示すブロック図である。図1には、無線信号を受信する受信装置の構成しか図示されていないが、無線信号を送信する送信装置が設けられていてもよい。また、図1は、4つのアンテナでダイバーシチを行う例を示すが、3本以上であれば、アンテナの数には特に制限はない。
図1のダイバーシチアンテナ装置は、ブランチ数N=4の複数のアンテナA1〜A4と、複数のアンテナA1〜A4の優先度を記憶する優先度記憶部1と、優先度に基づいて複数のアンテナA1〜A4の中から2つのアンテナを選択する第1のアンテナ選択部2と、選択された2つのアンテナのうちのいずれかを選択する第2のアンテナ選択部3と、第2のアンテナ選択部3の選択結果に基づいて優先度記憶部1に記憶される複数のアンテナA1〜A4の優先度を更新する優先度算出部4と、第1および第2のアンテナ選択部2,3の選択結果に基づいて複数のアンテナA1〜A4を切り替えるスイッチ5とを備えている。複数のアンテナA1〜A4で受信された無線信号のいずれかがスイッチ5で選択された後、復調部6に送られて復調される。
図2は優先度記憶部1に記憶される内容の一例を示す図である。図示のように、アンテナごとに優先度を示す値(ステート)が記憶されている。ステートが大きいほど、優先度が高いことを示しており、アンテナA3が最も優先度が高く、次がアンテナA1、次がアンテナA4で、アンテナA2が最も優先度が低いことを示している。
図3は第1のアンテナ選択部2の内部構成の一例を示すブロック図である。図3の第1のアンテナ選択部2は、第1および第2優先度のアンテナを選択する第1第2優先度アンテナ選択部11と、第1第2優先度アンテナ選択部11で選択されたアンテナのうち一方を待受けアンテナとして設定する待受けアンテナ設定部12と、第1第2優先度アンテナ選択部11で選択されたアンテナのうち他方を切替えアンテナとして設定する切替えアンテナ設定部13とを有する。
図4は図3の第1第2優先度アンテナ選択部11の内部構成の一例を示すブロック図である。図4の第1第2優先度アンテナ選択部11は、第1優先度のアンテナを選択する第1優先度アンテナ選択部14と、第2優先度のアンテナを選択する第2優先度アンテナ選択部15とを有する。待受けアンテナ設定部12は、第1優先度アンテナ選択部14で選択した第1優先度のアンテナを待受けアンテナとして設定する。切替えアンテナ設定部13は、第2優先度アンテナ選択部15で選択した第2優先度のアンテナを切替えアンテナとして設定する。
図5は図1に示した第2のアンテナ選択部3の内部構成の一例を示すブロック図である。図5の第2のアンテナ選択部3は、待受けアンテナの受信強度を測定する待受けアンテナ受信強度測定部21と、切替えアンテナの受信強度を測定する切替えアンテナ受信強度測定部22と、復調部6で復調可能な受信強度の上限を記憶する受信強度上限記憶部23と、受信強度の上限に基づいて待受けアンテナと切替えアンテナのいずれかを選択する待受け切替えアンテナ選択部24とを有する。待受け切替えアンテナ選択部24は、待受けアンテナと切替えアンテナのうち受信強度の上限を超えず、かつ受信強度が強い方のアンテナを選択する。
図6は図1のダイバーシチアンテナ装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。第1のアンテナ選択部2は、優先度記憶部1の優先度(ステート)を読み込み(ステップS1)、第1優先度のアンテナ(図2の例ではアンテナA3)を待受けアンテナAntAとして選択し、第2優先度のアンテナ(図2の例ではアンテナA1)を切替えアンテナAntBとして選択する(ステップS2)。
続いて、スイッチ5により待受けアンテナAntAを選択してフレーム待受けの状態になる。その後、フレームエッジを検出すると(ステップS3)、第2のアンテナ選択部3は、待受けアンテナAntAの受信強度PwrAを測定する(ステップS4)。
続いて、スイッチ5により切替えアンテナAntBを選択して(ステップS5)、第2のアンテナ選択部3208にて、切替えアンテナAntBの受信強度PwrBを測定する(ステップS6)。続いて、PwrA,PwrBに基づいて、待受けアンテナAntAと切替えアンテナAntBのうち受信強度上限を超えず、かつ、受信強度が強い方のアンテナを選択する(ステップS7)。
待受けアンテナAntAを選択した場合、優先度算出部4は、第1優先度のアンテナ以外の少なくとも1つのアンテナの優先度の内容を更新する(ステップS8,S9)。例えば、第1優先度のアンテナ(図2の例ではアンテナA3)の優先度を変更せず、第2優先度のアンテナ(図2の例ではアンテナA1)の優先度を一番低くし、それ以外のアンテナ(アンテナA2,A4)の優先度を各々1段階ずつ高くする。
一方、切替えアンテナAntBを選択した場合、優先度算出部4は、少なくとも第2優先度のアンテナの優先度を第1優先度または第2優先度にする。例えば、第1優先度のアンテナ(図2の例ではアンテナA3)の優先度を一番低くし、それ以外のアンテナ(アンテナA1,A2,A4)の優先度を各々1段階ずつ高くする(ステップS8,S10)。
図7は図6のステップS9の処理内容をより詳しく示すフローチャートである。図示のように、待受けアンテナAntAを選択した場合には、優先度の値を示すステートSiを3で割った余り(Si%3)に1を加える処理を行う(ステップS15)。この処理により、第2優先度のアンテナの優先度が最低になり、それ以外のアンテナの優先度は1段階ずつ高くなる。
図8は図6のステップS10の処理内容をより詳しく示すフローチャートである。図示のように、切替えアンテナAntBを選択した場合には、優先度の値を示すステートSiを4で割った余り(Si%4)に1を加える処理を行う(ステップS16)。この処理により、第1優先度のアンテナの優先度が最低になり、それ以外のアンテナの優先度は1段階ずつ高くなる。
図9はアンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図である。例えば、アンテナA1〜A4の初期ステートが(4,3,2,1)の場合、待受けアンテナはアンテナA1で、切替えアンテナはアンテナA2になる。第2のアンテナ選択部3がアンテナA1を選択したとすると、最終ステートは(4,1,3,2)になる。また、アンテナA1〜A4の初期ステートが(4,1,3,2)の場合、待受けアンテナはアンテナA1で、切替えアンテナはアンテナA3になる。第2のアンテナ選択部3がアンテナA3を選択したとすると、最終ステートは(1,2,4,3)になる。また、アンテナA1〜A4の初期ステートが(1,2,4,3)の場合、待受けアンテナはアンテナA3で、切替えアンテナはアンテナA4になる。第2のアンテナ選択部3がアンテナA3を選択したとすると、最終ステートは(2,3,4,1)になる。また、アンテナA1〜A4の初期ステートが(2,3,4,1)の場合、待受けアンテナはアンテナA3で、切替えアンテナはアンテナA2になる。第2のアンテナ選択部3がアンテナA2を選択したとすると、最終ステートは(3,4,1,2)になる。
このように、第1の実施形態では、アンテナA1〜A4に優先度を付け、その優先度に基づいて第1のアンテナ選択部2で2つのアンテナを選択した後、この選択した2つのうちの一つを第2のアンテナ選択部3で選択するため、第1および第2のアンテナ選択部2,3での選択内容により種々のアンテナを選択でき、アンテナが3素子以上あっても、その中から最適なアンテナを選択することができる。
また、初期状態では第1優先度のアンテナを待受けアンテナとして設定するため、フレームエッジ検出の成功率を向上できる。
また、第2のアンテナ選択部3は、受信強度が所定の上限を超えないようなアンテナを選択するため、通信装置間の距離が非常に近い場合でも、無線機の受信信号が飽和するおそれがなく、S/N比を向上できる。
また、第2のアンテナ選択部3が第1優先度のアンテナを選択した場合、このアンテナ以外のアンテナの優先度を更新するため、常に第1優先度のアンテナは第2のアンテナ選択部3に供給され、このアンテナが選択される可能性が高くなるため、伝播環境が大きく変動しない限り、受信成功確率を上げることができる。
さらに、第2のアンテナ選択部3が第2優先度のアンテナを選択した場合、このアンテナの優先度を第1優先度にするため、次のフレーム受信時にこのアンテナが第2のアンテナ選択部3で選択される可能性が高くなり、伝播環境が大きく変動しない限り、受信成功確率を上げることができる。
(第2の実施形態)
図10は本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第2の実施形態の概略構成を示すブロック図である。
この第2の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、第1の実施形態の図1と異なる部分についてのみ説明する。図10のダイバーシチアンテナ装置は、図1の構成に加えて、無線信号のフレームを最初から最後まで正常に受信したことを検出する受信完了検出部7を備えている。優先度算出部4は、無線信号のフレームが最初から最後まで正常に受信されたことが受信完了検出部7で検出された場合のみ、各アンテナA1〜A4の優先度を更新して、優先度記憶部1に記憶する。
図11は図10のダイバーシチアンテナ装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートは、図6にステップS21の処理を新たに追加したものであり、図6と異なる部分についてのみ説明する。
このステップS21では、フレームを最初から最後まで受信したか否かを判定する。受信できなかった場合はステップS1に戻り、受信できた場合は、待受けアンテナが選択された場合にはステップS8,S9の処理を行い、切替えアンテナが選択された場合にはステップS8,S10の処理を行う。
図12はアンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図である。図12の1〜4行の組み合わせはフレームを最初から最後まで受信できた場合を示し、残りの2行の組み合わせはフレームを受信できなかった場合を示している。フレームを受信できなかった場合は、最終ステートは初期ステートと同じになる。
このように、第2の実施形態では、無線信号のフレームを最初から最後まで受信できた場合のみ、優先度の更新を行うため、通信相手以外の信号(干渉波)が優先度に悪影響を与えるおそれを回避できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第2の実施形態の変形例であり、フレームの最初から最後までの少なくとも一部を受信できなかった場合に、優先度の更新を行うものである。
ダイバーシチアンテナ装置の第3の実施形態は、図10と同様のブロック構成を有するが、優先度算出部4の動作が異なっている。第3の実施形態の優先度算出部4は、フレームの最初から最後までの少なくとも一部が受信できなかったことを受信完了検出部7が検出した場合には、第1優先度のアンテナ以外の少なくとも一つのアンテナの優先度を更新する。例えば、第1優先度のアンテナの優先度は変更せず、第2優先度のアンテナの優先度を最低にし、それ以外のアンテナの優先度を1段階ずつ高くする。
図13は第3の実施形態の処理動作の一例を示すフローチャートである。図13のフローチャートは、第2の実施形態で説明した図11にステップS22を追加したものである。ステップS21でフレームの最初から最後までの少なくとも一部が受信できなかったと判断された場合、第1優先度のアンテナ以外のアンテナの優先度を更新した後(ステップS22)、ステップS1に戻る。
図14はアンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図である。上から5および6つ目の組み合わせはフレームを最初から最後まで受信できなかった場合を示している。この場合、ステップS22にて、第1優先度のアンテナ以外のアンテナの優先度が更新される。
このように、第3の実施形態では、フレームの最初から最後までの少なくとも一部が受信できなかった場合、第1優先度のアンテナ以外のアンテナの優先度を変更するため、それ以降に第2のアンテナ選択部3で選択を行う際の2つのアンテナの組み合わせが変化し、フレームの最初から最後までの少なくとも一部を受信できない状態が長い間継続する事態を回避できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、カウンタを新たに追加するものである。
図15は本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第4の実施形態の概略構成を示すブロック図である。
この第2の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、第1の実施形態の図1と異なる部分についてのみ説明する。図15のダイバーシチアンテナ装置は、図1の構成に加えて、第1優先度のアンテナを選択するたびにカウントアップし、第2優先度のアンテナを選択するたびにカウントダウンするカウンタ8を備えている。
優先度算出部4は、カウンタ8の値が所定値以下になった場合のみ、アンテナの優先度を更新する。より具体的には、優先度算出部4は、カウンタ8の値が所定値より大きければ、優先度を変更せず、カウンタ8の値が所定値以下になると、第1優先度のアンテナの優先度を最低にし、それ以外のアンテナの優先度をそれぞれ一段階ずつ高くする。
図16に示すように、優先度算出部4が優先度を更新するたびに、カウンタ8の値も更新される。図16の例では、第1優先度のアンテナがアンテナA3で、カウンタ8の値が1を示している。
図17は第4の実施形態の処理動作の一例を示すフローチャートである。図17では、図11と同じ処理には同一のステップ番号を付している。ステップS21でフレームを最初から最後まで受信したと判定されると、第1優先度のアンテナ以外のアンテナの優先度(ステートSi)を更新する(ステップS31)。次に、第1優先度のアンテナの優先度を更新するとともに、カウンタ8をカウントアップまたはカウントダウンする(ステップS32)。
図18は図17のステップS31の詳細動作の一例を示すフローチャートである。まず、第2のアンテナ選択部3が待受けアンテナAntAを選択したか否かを判定し(ステップS41)、YESの場合には、第2優先度のアンテナの優先度を最低にし、その他のアンテナの優先度を1段階ずつ高くする(ステップS42)。
一方、ステップS41がNOの場合には、カウンタ8の値がゼロか否かを判定する(ステップS43)。カウンタ8の値がゼロであれば、第1優先度のアンテナ以外のアンテナの優先度を1段階ずつ高くする(ステップS44)。
図19は図17のステップS32の処理動作の一例を示すフローチャートである。まず、第2のアンテナ選択部3が待受けアンテナAntAを選択したか否かを判定し(ステップS51)、YESの場合には、カウンタ8の値をカウントアップする(ステップS52)。
ステップS51がNOの場合には、カウンタ8の値がゼロか否かを判定し(ステップS53)、ゼロでなければカウンタ8の値をカウントダウンする(ステップS54)。ステップS53でゼロと判定されると、アンテナの優先度を最低(Si=1)にする(ステップS55)。
図20はアンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図である。図20において、1行目の初期ステートの組み合わせ(4,3,2,1)は、カウンタ8の値がゼロであり、第2のアンテナ選択部3がアンテナA1を選択したとすると、最終ステートは(4,1,3,2)になり、カウンタ8の値は1にカウントアップする。また、2行目の初期ステートの組み合わせ(4,1,3,2)は、カウンタ8の値が1であり、第2のアンテナ選択部3がアンテナA3を選択したとすると、最終ステートは(4,1,3,2)になり、カウンタ8の値はゼロになる。また、3行目の初期ステートの組み合わせ(4,1,3,2)は、カウンタ8の値がゼロであり、第2のアンテナ選択部3がアンテナA3を選択したとすると、最終ステートは(1,2,4,3)になり、カウンタ8の値はゼロになる。また、4行目の初期ステートの組み合わせ(1,2,4,3)は、カウンタ8の値がゼロであり、第2のアンテナ選択部3がアンテナA3を選択したとすると、最終ステートは(2,3,4,1)になり、カウンタ8の値は1になる。
このように、第4の実施形態では、カウンタ8を設けて、第1および第2優先度のアンテナを選択した回数を計測するようにしたため、干渉やシャドウイング等で一時的に伝搬環境が変わってもアンテナの選択結果が優先度に反映されなくなり、干渉やシャドウイング等が優先度に悪影響を与えるのを回避できる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、第3および第4の実施形態を組み合わせたものである。
図21は第5の実施形態の処理手順の一例を示すフローチャートである。図21のフローチャートでは、フレームの最初から最後までの少なくとも一部を受信できなかった場合には、第1優先度のアンテナ以外のアンテナの優先度を変更する(ステップS22)。すなわち、第1優先度のアンテナの優先度は変更せず、第2優先度のアンテナを変更して、再度、フレームを最初から最後まで受信できるかどうかを調べる。一方、フレームを最初から最後まで受信できた場合には、各アンテナA1〜A4の優先度を更新するとともに、カウンタ8の値も更新する(ステップS31,S32)。
ステップS22は、上述した図7と同様の処理を行う。すなわち、第2優先度のアンテナの優先度を最低にし、それ以外のアンテナの優先度を1段階ずつ高くする。
図22はアンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図である。図22の5および6行目の初期ステートの組み合わせがフレームの最初から最後までの少なくとも一部を受信できなかった場合を示している。この場合、第1優先度のアンテナの優先度は変わらず、第2優先度のアンテナの優先度が変わる。
このように、第5の実施形態では、フレームの最初から最後までの少なくとも一部を受信できなかった場合に、第1優先度のアンテナ以外のアンテナの優先度を変更することにより、第2のアンテナ選択部3で選択する対象となる2つのアンテナの組み合わせが変わり、フレームの最初から最後まで受信できない状態が継続するのを回避できる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態は、無線信号を送信した無線通信装置を検出するものである。
図23は本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第6の実施形態の概略構成を示すブロック図である。
この第2の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、第1の実施形態の図1と異なる部分についてのみ説明する。図23のダイバーシチアンテナ装置は、図1の構成に加えて、特定の無線通信装置からの無線信号を受信したことを検出する送信元検出部9を備えている。優先度算出部4は、送信元検出部9が特定の無線通信装置からの無線信号を受信したことを検出した場合のみ、優先度を更新して、新たな優先度を優先度記憶部1に記憶する。
図24は第6の実施形態の処理動作の一例を示すフローチャートである。第2のアンテナ選択部3が待受けアンテナAntAか切替えアンテナAntBのいずれかを選択した後(ステップS7)、送信元検出部9が特定の無線通信装置からの無線信号を受信したことを検出したか否かを判定する(ステップS61)。特定の無線通信装置からの無線信号の受信を検出しなかった場合はステップS1に戻り、特定の無線通信装置からの無線信号の受信を検出した場合には、第2のアンテナ選択部3が待受けアンテナを選択したか否かを判定して(ステップS8)、優先度の更新処理を行う(ステップS9,S10)。
このように、第6の実施形態では、特定の無線通信装置からの無線信号を受信した場合のみ、アンテナの優先度を更新するため、特定の無線通信装置からの無線信号以外の無線信号(例えば、干渉波)により誤ってアンテナの優先度を更新するおそれがなくなる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態は、4素子からなるアンテナを有する制御部を2組設け、これら2組の制御部で受信された無線信号を合成して復調するものである。
図25は本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第7の実施形態の概略構成を示すブロック図である。図25のダイバーシチアンテナ装置は、第1のアンテナ選択部2と、第2のアンテナ選択部3と、優先度算出部4と、をそれぞれ有する2組の制御部31,32を備えている。各制御部31,32には、スイッチ33,34を介して、4素子からなるアンテナ35,36がそれぞれ接続されている。この他、図25のダイバーシチアンテナ装置は、各アンテナの受信信号を合成する合成部37を備えており、この合成部37の合成出力が復調部6に送られる。
図26は合成部37の内部構成の一例を示すブロック図である。図26の合成部37は、2つのアンテナの受信信号の位相差を検出して重み係数を設定する重み係数設定部38と、2つのアンテナの受信信号の一方に対して重み係数で重み付けする重み付け部39と、重み付けされた受信信号と他のアンテナの受信信号とを加算する加算器40とを有する。
このように、第7の実施形態では、それぞれ多素子からなる複数のアンテナ35,36それぞれについて各アンテナ素子の優先度を設定して、最適なアンテナ素子で無線信号を受信し、これら複数のアンテナ35,36での受信信号を合成して復調するようにしたため、一部のアンテナでの受信感度が一時的に悪くなったり、干渉を受けたりしても、その影響を受けにくくなる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第1の実施形態の概略構成を示すブロック図。 優先度記憶部1に記憶される内容の一例を示す図。 優先度記憶部1の内部構成の一例を示すブロック図。 図3の第1第2優先度アンテナ選択部11の内部構成の一例を示すブロック図。 図1に示した第2のアンテナ選択部3の内部構成の一例を示すブロック図。 図1のダイバーシチアンテナ装置の処理動作の一例を示すフローチャート。 図6のステップS9の処理内容をより詳しく示すフローチャート。 図6のステップS10の処理内容をより詳しく示すフローチャート。 アンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図。 本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第2の実施形態の概略構成を示すブロック図。 図10のダイバーシチアンテナ装置の処理動作の一例を示すフローチャート。 アンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図。 第3の実施形態の処理動作の一例を示すフローチャート。 アンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図。 本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第4の実施形態の概略構成を示すブロック図。 ステートとカウンタの値との関係を説明する図。 第4の実施形態の処理動作の一例を示すフローチャート。 図17のステップS31の詳細動作の一例を示すフローチャート。 図17のステップS32の処理動作の一例を示すフローチャート。 アンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図。 第5の実施形態の処理手順の一例を示すフローチャート。 アンテナA1〜A4の初期ステートに応じて最終ステートが変化する様子を示す図。 本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第6の実施形態の概略構成を示すブロック図。 第6の実施形態の処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明に係るダイバーシチアンテナ装置の第7の実施形態の概略構成を示すブロック図。 合成部37の内部構成の一例を示すブロック図。
符号の説明
1 優先度記憶部
2 第1のアンテナ選択部
3 第2のアンテナ選択部
4 優先度算出部
5 スイッチ
6 復調部
7 受信完了検出部
8 カウンタ
9 送信元検出部
11 第1第2優先度アンテナ選択部
12 待受けアンテナ設定部
13 切替えアンテナ設定部
14 第1優先度アンテナ選択部
15 第2優先度アンテナ選択部
21 待受けアンテナ受信強度測定部
22 切替えアンテナ受信強度測定部
23 受信強度上限記憶部
24 待受け切替えアンテナ選択部
31,32 制御部
33,34 スイッチ
35,36 アンテナ

Claims (6)

  1. 無線信号を受信するN(Nは3以上の整数)本のアンテナと、
    前記N本のアンテナの優先度を記憶する優先度記憶手段と、
    前記優先度に基づいて、前記N本のアンテナのうちの2つのアンテナを選択する第1アンテナ選択手段と、
    受信強度に基づいて、前記選択された2つのアンテナのうちのいずれかを選択する第2アンテナ選択手段と、
    前記第2アンテナ選択手段の選択結果に基づいて、前記優先度記憶手段に記憶される前記N本のアンテナの優先度を更新する優先度更新手段と、
    無線信号のフレームを最初から最後まで正常に受信したか否かを判断する受信判断手段と、を備え、
    前記優先度更新手段は、前記受信判断手段により無線信号のフレームが最初から最後まで正常に受信されたと判断された場合に前記N本のアンテナの優先度を更新し、前記フレームの少なくとも一部が受信されなかったと判断された場合は前記N本のアンテナの優先度の更新を行わないことを特徴とするダイバーシチアンテナ装置。
  2. 前記第2アンテナ選択手段が第1優先度のアンテナを選択した場合にカウントアップし、2番目に優先度が高いアンテナを選択した場合にカウントダウンする計測手段を備え、
    前記優先度更新手段は、前記カウンタの計測値が所定値以下になった場合のみ、前記N本のアンテナの優先度を更新することを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチアンテナ装置。
  3. 前記優先度更新手段は、前記カウンタの計測値が所定値以下になると、第1優先度のアンテナの優先度を最低にし、その他のアンテナの優先度を1段階ずつ高くすることを特徴とする請求項2に記載のダイバーシチアンテナ装置。
  4. 特定の無線通信装置からの無線信号を受信したことを検出する送信元検出手段を備え、
    前記優先度更新手段は、前記送信元検出手段により前記特定の無線通信装置からの無線信号の受信が検出された場合のみ、前記N本のアンテナの優先度を更新することを特徴とする請求項1及至3のいずれかに記載のダイバーシチアンテナ装置。
  5. それぞれがN本のアンテナを有し、対応するN本のアンテナのうちの一つを選択して無線信号を受信する複数の制御装置と、
    前記複数の制御装置で受信された無線信号を合成する合成手段と、を備え、
    前記複数の制御装置はそれぞれ、
    対応するN本のアンテナの優先度を記憶する優先度記憶手段と、
    前記優先度に基づいて、前記N本のアンテナのうちの2つのアンテナを選択する第1アンテナ選択手段と、
    受信強度に基づいて、前記選択された2つのアンテナのうちのいずれかを選択する第2アンテナ選択手段と、
    前記第2アンテナ選択手段の選択結果に基づいて、前記優先度記憶手段に記憶される前記N本のアンテナの優先度を更新する優先度更新手段と、
    無線信号のフレームを最初から最後まで正常に受信したか否かを判断する受信判断手段と、を有し、
    前記優先度更新手段は、前記受信判断手段により無線信号のフレームが最初から最後まで正常に受信されたと判断された場合に前記N本のアンテナの優先度を更新し、前記フレームの少なくとも一部が受信されなかったと判断された場合は前記N本のアンテナの優先度の更新を行わないことを特徴とするダイバーシチアンテナ装置。
  6. 無線信号を受信するN本のアンテナの優先度を記憶し、
    前記優先度に基づいて、前記N本のアンテナのうちの2つのアンテナを選択するステップと、
    受信強度に基づいて、前記選択された2つのアンテナのうちのいずれかを選択するステップと、
    前記選択された2つのアンテナのうちのいずれか一つの選択結果に基づいて、前記N本のアンテナの優先度を更新するステップと、
    無線信号のフレームを最初から最後まで正常に受信したか否かを判断するステップと、を備え、
    前記優先度を更新するステップは、前記受信したか否かを判断するステップにより無線信号のフレームが最初から最後まで正常に受信されたと判断された場合に前記N本のアンテナの優先度を更新し、前記フレームの少なくとも一部が受信されなかったと判断された場合は前記N本のアンテナの優先度の更新を行わないことを特徴とするダイバーシチアンテナ制御方法。
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